JP2000210515A - 焼却炉排ガスの集塵装置及び集塵方法 - Google Patents

焼却炉排ガスの集塵装置及び集塵方法

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JP2000210515A
JP2000210515A JP11016787A JP1678799A JP2000210515A JP 2000210515 A JP2000210515 A JP 2000210515A JP 11016787 A JP11016787 A JP 11016787A JP 1678799 A JP1678799 A JP 1678799A JP 2000210515 A JP2000210515 A JP 2000210515A
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裕之 岡原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックフィルタを用いつつ、基材へのダ
ストの侵入を効果的に防止でき、圧力損失を低く維持で
きる焼却炉排ガスの集塵装置及び集塵方法を提供する。 【解決手段】 セラミックフィルタを備えた焼却炉排ガ
スの集塵装置に、上記セラミックフィルタを加熱するた
めの加熱装置及び焼却炉排ガスに添加剤を噴霧するため
の添加剤噴霧装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、焼却炉排ガスか
らダストを除くための集塵装置及び集塵方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 ゴミを焼却した際に発生するダスト中
に含まれるダイオキシン類が人体に深刻な影響を与える
ことから、近年、焼却炉排ガスの集塵を効果的に行うこ
との必要性が高まっている。又、焼却炉排ガスには、H
Cl、SOx、NOx、重金属類等も含まれており、これ
らも人体に悪影響を与えることから、焼却炉排ガスから
はこれら有害物質も除去することが必要である。
【0003】 このような状況下、焼却炉排ガスからの
集塵には、従来からバグフィルタが用いられてきた。バ
グフィルタを用いた集塵は、通常、バグフィルタの上流
において添加剤を噴霧することにより、焼却炉排ガスか
ら有害物質を除去するとともに、場合によっては、水分
の結露により圧力損失が上昇するのを回避すべく、バグ
フィルタを加熱した状態で行うこともある。又、バグフ
ィルタによる集塵においては、濾布にダストが侵入する
と圧力損失が上昇するため、そのような事態が生じた場
合には、再加熱、強制逆洗等により濾布中のダストを除
いている。
【0004】 一方、高温ガスからの製品の回収等を目
的として、セラミックフィルタが化学、電力、鉄鋼、自
動車関連産業等多岐に渡る分野において用いられてい
る。かかるセラミックフィルタは、多孔質の基材の表面
に濾過面または濾過層を形成したもので、濾過面積を大
きくしてコンパクト性等を向上させる観点より、例え
ば、図2及び図3に示すように、複数のセルを備えた構
成とすることが有効である。
【0005】 図2の積層型セラミックフィルタでは、
高温ガス中のダストは、上流側Bの複数のセル孔から入
り、複数のセル1の上下面に形成された多孔質の隔壁2
を通って側面側の下流側Cの穴8より抜けていく際に、
隔壁2の表面に捕捉される。
【0006】 又、多数のセルを細孔を備えた隔壁にて
仕切った図3に示すハニカムフィルタは、ハニカムの多
数のセル1の端部を上流側Bと下流側Cとを逆に1マス
ごとに封じた構造を有し、上流側Bの複数のセル孔から
入った高温ガスは、複数のセル孔の上下左右面に形成さ
れた多孔質の隔壁2を通って下流側Cの穴より抜けてい
くが、その際に、高温ガス中のダストは隔壁2表面に捕
捉される。ハニカムフィルタにおいては、積層型フィル
タとは異なり、ダストを捕捉する隔壁を上下左右の4面
に形成できるため、積層型フィルタよりも濾過面積を大
きくすることができる。又、積層型フィルタは張り合わ
せで製造する必要があるが、ハニカムフィルタは1本成
形で製造でき、製造コストの点でも有利である。
【0007】 かかるセラミックフィルタは耐熱性を有
し、又、同程度の濾過性能の場合バグフィルタに比べ小
型であるため、焼却炉排ガスの集塵に用いれば、集塵装
置自体をコンパクトにできるとともに、高温での使用が
可能となり、排気エネルギーの有効活用等が可能とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、セラ
ミックフィルタを用いて焼却炉排ガスの集塵を行う場
合、セラミックフィルタはバグフィルタとは異なり、一
旦、基材中にダストが入り込むと、そのダストを除く手
段がなく、圧力損失が高くなるため、基材へのダストの
侵入を厳重に防止する必要がある。
【0009】 そのため、焼却炉排ガスより有害物質を
除去する目的で、フィルタの上流において添加剤を噴霧
することにより、同時にセラミックフィルタの濾過面に
付着させて二次粒子とし、ダストのサイズを大きくする
ことにより、基材にダストが侵入するのを防止してい
る。しかし、これでは、フィルタ内に水分が存在する場
合、水分により二次粒子が一次粒子となり、ダストが基
材内に侵入するという問題があった。
【0010】 本発明はかかる状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、セラミックフィル
タを用いつつ、基材へのダストの侵入を効果的に防止で
き、圧力損失を低く維持できる焼却炉排ガスの集塵装置
及び集塵方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 即ち、本発明によれ
ば、セラミックフィルタを備えた焼却炉排ガスの集塵装
置であって、上記セラミックフィルタを加熱するための
加熱装置及び焼却炉排ガスに添加剤を噴霧するための添
加剤噴霧装置を有する焼却炉排ガスの集塵装置が提供さ
れる。本発明において、上記加熱装置は、焼却炉排ガス
の集塵に先だって、セラミックフィルタの加熱を開始
し、上記添加剤噴霧装置が焼却炉排ガスの集塵に先だっ
て、焼却炉排ガスへの添加剤の噴霧を開始してもよい。
又、セラミックフィルタは、多数の細孔を有する基材、
及び上記基材を被覆し、基材の細孔よりも孔径が小さな
細孔を備え、かつ上記基材よりも先に未処理ガスと接触
するように配置された濾過層を有してもよい。
【0012】 又、本発明の焼却炉排ガスの集塵装置に
おいて、上記添加剤は消石灰であることが好ましい。
又、加熱装置は、80℃以上の温風を循環させることに
よりセラミックフィルタを加熱するものであることが好
ましい。
【0013】 又、本発明の焼却炉排ガスの集塵装置に
おいて、セラミックフィルタは複数のセルから構成され
ることが好ましく、ハニカムフィルタであってもよい。
さらに、本発明の焼却炉排ガスの集塵装置は、逆洗装置
を備えていてもよい。又、本発明の焼却炉排ガスの集塵
装置において、上記添加剤は、脱塩剤、脱硝剤、脱硫
剤、脱ダイオキシン類剤及び脱重金属類剤から成る群よ
り選択した1又は2以上の反応剤並びに剥離剤から成る
ものであってもよい。
【0014】 又、本発明によれば、セラミックフィル
タを用いた焼却炉排ガスの集塵方法であって、上記セラ
ミックフィルタを加熱し、かつ焼却炉排ガスに添加剤を
噴霧する焼却炉排ガスの集塵方法が提供される。本発明
においては、焼却炉排ガスの集塵に先だって、セラミッ
クフィルタの加熱を開始し、焼却炉排ガスの集塵に先だ
って、焼却炉排ガスへの添加剤の噴霧を開始してもよ
い。又、セラミックフィルタは、多数の細孔を有する基
材、及び基材を被覆し、基材の細孔よりも孔径が小さな
細孔を備え、かつ基材よりも先に未処理ガスと接触する
ように配置された濾過層を有してもよい。
【0015】 又、本発明の焼却炉排ガスの集塵方法に
おいては、添加剤として消石灰を用いることが好まし
い。又、80℃以上の温風を循環させることによりセラ
ミックフィルタを加熱することが好ましい。
【0016】 又、本発明の焼却炉排ガスの集塵方法に
おいては、複数のセルから構成されるセラミックフィル
タを用いることが好ましく、ハニカムフィルタを用いて
もよい。さらに、本発明の焼却炉排ガスの集塵方法にお
いては、逆洗により、濾過層に捕捉されたダストを除去
してもよい。又、本発明の焼却炉排ガスの集塵方法にお
いて、上記添加剤は、脱塩剤、脱硝剤、脱硫剤、脱ダイ
オキシン類剤及び脱重金属類剤から成る群より選択した
1又は2以上の反応剤並びに剥離剤から成るものであっ
てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】 本発明においては、焼却炉排ガ
スの集塵装置は、加熱装置及び添加剤噴霧装置を備え、
集塵に際し、セラミックフィルタが加熱されるととも
に、焼却炉排ガスに添加剤が噴霧される。
【0018】 本発明では、集塵の際に、焼却炉排ガス
に添加剤を噴霧することにより排ガスから有害物質の除
去を行うとともに、濾過面に形成された二次粒子の層を
設け、ダストが基材内部に侵入することなく、効率良く
濾過面に捕捉されるようにしている。しかし、造粒され
た層でも、フィルタ内に水分が存在すると、二次粒子が
一次粒子となり、基材内部に入りやすくなることから、
これを防止するために、セラミックフィルタを加熱し
て、水分を蒸発させることとしている。
【0019】 本発明において、セラミックフィルタの
加熱は集塵装置全体をヒーター等で加熱することにより
行うこともできるが、温風を循環させることにより加熱
することが好ましい。又、循環させる温風の温度は80
℃以上であることが好ましく、100℃以上であること
がより好ましく、150℃以上であることがさらに好ま
しい。温風の温度が80℃未満では、セラミックフィル
タ内部の水分を蒸発させるほどにフィルタを加熱するこ
とは困難だからである。
【0020】 又、本発明において、添加剤としては脱
塩剤、脱硝剤、脱硫剤、脱ダイオキシン類剤及び脱重金
属類剤から成る群より選択した1又は2以上の反応剤を
混合したものを使用することができ、具体的には、脱塩
剤、脱硫剤としては消石灰、炭酸カルシウム、ドロマイ
ト等、脱硝剤としてはアンモニア等、脱ダイオキシン類
剤、脱重金属類剤としては活性炭等、剥離剤としては珪
藻土等が好適に用いられる。又、1種の反応剤で剥離剤
及び有害物質除去剤を兼ねるものを用いることが、コス
ト、作業性の観点から好ましく、具体的には消石灰を用
いることが好ましい。
【0021】 添加剤の性状に特に制限はなく、液体、
粉体、気体、スラリー状等のものが用いられるが、排ガ
ス中のHCl、SOxとの反応性及び水分の残留による
圧力上昇を防止する観点、さらに濾過面への二次粒子層
の形成のしやすさから、粉末であることが好ましい。
【0022】 セラミックフィルタの加熱及び添加剤の
噴霧は、集塵に先だって行うことが、二次粒子層を濾過
面にいち早く形成し、ダストが基材内に侵入するのを防
止する観点より好ましい。
【0023】 集塵に先だって行われる濾過面への二次
粒子層の形成は、具体的には、焼却炉ガスを導入するこ
となく、噴霧装置より上流に開口を設け、空気を導入し
て噴霧装置を作動させることにより行われる。又、二次
粒子層の形成は、濾過面の表面に、1mm以下の厚さの
二次粒子層を形成するように行われる。1mmを超える
場合は、濾過層のセルが閉塞して圧力損失が高くなるか
らである。
【0024】 本発明において、濾過面に捕捉されたダ
ストは、逆洗により効果的に除去することができる。
【0025】 尚、本発明において、セラミックフィル
タは、集塵効率の点より、複数のセルを備えたものであ
ることが好ましい。具体的には、ハニカムフィルタを含
むセラミックフィルタで、複数のセルを有するものが好
ましい。尚、本発明において、ハニカムフィルタとは、
図3に示すように、隔壁2により仕切られた多数のセル
1を有するフィルタをいう。又、ハニカム構造を有さな
いセラミックフィルタとは、図2に示すような積層型フ
ィルタをいう。
【0026】 又、本発明において、セラミックフィル
タは、図4に示すように、多数の細孔を有する基材6、
及び上記基材6を被覆し、上記基材6の細孔よりも孔径
が小さな細孔を有する濾過層7から成るものであっても
よく、濾過層7が基材6よりも先に未処理ガスと接触す
るように配置して使用することにより、ダストは濾過層
7の細孔内に捕捉され、被処理ガスは、基材6の細孔を
通って排出される。基材6の細孔を濾過層7の細孔より
も小さくするのは、圧力損失を低くするためである。
又、上記のセラミックフィルタは、濾過層が単一の層か
ら成るもののみならず、濾過層が細孔径や材質の異なる
二層以上の層から構成されたものであってもよい。
【0027】 本発明の集塵装置又は集塵方法にて焼却
炉排ガスの集塵を行うことにより、セラミックフィルタ
を用いつつ、基材へのダストの侵入を効果的に防止で
き、圧力損失を低く維持できる。又、同程度の濾過性能
の場合、セラミックフィルタはバグフィルタに比べ小型
であるため、焼却炉排ガスの集塵に用いれば、集塵装置
自体をコンパクトにできるとともに、高温での使用が可
能となり、排気エネルギーの有効活用等が可能となる。
【0028】
【実施例】 以下、本発明を図示の実施例を用いてさら
に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限られ
るものではない。
【0029】(実施例1) 端面が1辺150mmの正
方形状、長さが500mmであるハニカムフィルタを4
本備えた集塵装置を用いて焼却炉排ガスの集塵を6時間
連続して行い、その間の圧力損失及びハニカムフィルタ
内の温度を測定した。
【0030】 集塵装置は、図1に示すように、加熱装
置及びハニカムフィルタの上流に添加剤噴霧装置を備え
たものを使用した。又、集塵に先だって、ハニカムフィ
ルタを加熱装置にて150℃に加熱し、又、ハニカムフ
ィルタの濾過面の表面に、添加剤噴霧装置にて粉末の消
石灰を、2g/m3という条件で噴霧することにより、
厚さ1mm以下の二次粒子層を形成した。さらに、集塵
の際には、添加剤噴霧装置にて、粉末の消石灰を排ガス
に、2g/m3という条件で噴霧し続けるとともに、加
熱装置にて加熱し、ハニカムフィルタを150℃に維持
した。
【0031】 加熱装置は温風を循環させることにより
加熱する方式のものを使用した。各ハニカムフィルタに
は、断面が1辺6mmの正方形である約300本のセル
を有するものを使用した。
【0032】 焼却炉ガスをハニカムフィルタに導入
し、フィルタ前後の圧力損失を測定した。又、ハニカム
フィルタ内の温度を熱電対を用いて測定した。結果を図
6に示す。
【0033】(実施例2) 加熱装置によるハニカムフ
ィルタの加熱温度を80℃とした点を除いては、実施例
1と同様に焼却炉排ガスの集塵を6時間連続して行い、
その間の圧力損失及びハニカムフィルタ内の温度を実施
例1と同様に測定した。結果を図7に示す。
【0034】(比較例1) 集塵に先だってハニカムフ
ィルタの加熱及び添加剤によるプレコートを行わなかっ
た点を除いては実施例1と同様の条件にて、焼却炉排ガ
スの集塵を6時間連続して行い、その間の圧力損失及び
ハニカムフィルタ内の温度を実施例1と同様に測定し
た。即ち、加熱装置による加熱及び添加剤噴霧装置によ
る噴霧は、集塵の開始と同時に始めた。結果を図5に示
す。
【0035】 図6及び図7に示すように、実施例にお
いては、排ガスを導入する時点において既にハニカムフ
ィルタの温度が上昇しており、又、二次粒子層の形成が
なされているため、ダストが基材内部に侵入することが
なく、圧力損失が約150mmAqという低い値を示し
た。
【0036】 一方、図5に示すように、比較例におい
ては、排ガスを導入する時点において未だハニカムフィ
ルタの温度が上昇しておらず、又、二次粒子層の形成が
なされていないため、ダストが基材内部に侵入し、圧力
損失が約300mmAqという高い値を示した。
【0037】
【発明の効果】 本発明の集塵装置又は集塵方法にて焼
却炉排ガスの集塵を行うことにより、セラミックフィル
タを用いつつ、基材へのダストの侵入を効果的に防止で
き、圧力損失を低く維持できる。又、同程度の濾過性能
の場合、セラミックフィルタはバグフィルタに比べ小型
であるため、焼却炉排ガスの集塵に用いれば、集塵装置
自体をコンパクトにできるとともに、高温での使用が可
能となり、排気エネルギーの有効活用等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の焼却炉排ガスの集塵装置の一例を示
す概念図である。
【図2】 積層型フィルタの一例を示す(a)斜視図、
(b)正面図及び(c)側面図である。
【図3】 ハニカムフィルタの一例を示す模式図であ
る。
【図4】 セラミックフィルタの層構造の一例を示す拡
大断面図である。
【図5】 従来の焼却炉排ガスの集塵装置の一例を用い
た場合のハニカムフィルタの温度及び圧力損失を示すグ
ラフである。
【図6】 本発明の焼却炉排ガスの集塵装置の他の例を
用いた場合のハニカムフィルタの温度及び圧力損失を示
すグラフである。
【図7】 本発明の焼却炉排ガスの集塵方法の一例を用
いた場合のハニカムフィルタの温度及び圧力損失を示す
グラフである。
【符号の説明】
1…セル、2…隔壁、3…ハニカムフィルタ、4…セラ
ミックフィルタ、5…集塵装置、6…基材、7…濾過
層、8…穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 46/42 B01D 46/42 C 53/34 53/34 A 53/81 F23J 15/00 A F23J 15/00 B Fターム(参考) 3K070 DA02 DA03 DA05 DA07 DA16 DA32 DA38 DA52 4D002 AA02 AA12 AA19 AA21 AA28 BA03 BA04 BA06 BA14 CA01 DA05 DA06 DA07 DA11 DA16 DA41 DA47 EA02 EA13 4D019 AA01 BA05 BB10 BC09 BD01 BD02 CA01 CB09 4D058 JA32 JA37 JB06 JB29 JB39 MA15 SA20 TA01 TA10 UA01 UA10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックフィルタを備えた焼却炉排ガ
    スの集塵装置であって、 該セラミックフィルタを加熱するための加熱装置及び焼
    却炉排ガスに添加剤を噴霧するための添加剤噴霧装置を
    有することを特徴とする焼却炉排ガスの集塵装置。
  2. 【請求項2】 該加熱装置が、焼却炉排ガスの集塵に先
    だって、該セラミックフィルタの加熱を開始し、該添加
    剤噴霧装置が焼却炉排ガスの集塵に先だって、該焼却炉
    排ガスへの添加剤の噴霧を開始する請求項1に記載の焼
    却炉排ガスの集塵装置。
  3. 【請求項3】 該セラミックフィルタが、多数の細孔を
    有する基材、及び該基材を被覆し、該基材の細孔よりも
    孔径が小さな細孔を備え、かつ該基材よりも先に未処理
    ガスと接触するように配置された濾過層を有する請求項
    1又は2に記載の焼却炉排ガスの集塵装置。
  4. 【請求項4】 該添加剤が消石灰である請求項1、2又
    は3に記載の焼却炉排ガスの集塵装置。
  5. 【請求項5】 該加熱装置が、80℃以上の温風を循環
    させることにより該セラミックフィルタを加熱する請求
    項1、2、3又は4に記載の焼却炉排ガスの集塵装置。
  6. 【請求項6】 該セラミックフィルタが複数のセルから
    構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の焼却炉
    排ガスの集塵装置。
  7. 【請求項7】 該セラミックフィルタがハニカムフィル
    タである請求項6に記載の焼却炉排ガスの集塵装置。
  8. 【請求項8】 逆洗装置を備えた請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載の焼却炉排ガスの集塵装置。
  9. 【請求項9】 該添加剤が、脱塩剤、脱硝剤、脱硫剤、
    脱ダイオキシン類剤及び脱重金属類剤から成る群より選
    択した1又は2以上の反応剤並びに剥離剤から成る請求
    項1〜8のいずれか1項に記載の焼却炉排ガスの集塵装
    置。
  10. 【請求項10】 セラミックフィルタを用いた焼却炉排
    ガスの集塵方法であって、 該セラミックフィルタを加熱し、かつ焼却炉排ガスに添
    加剤を噴霧することを特徴とする焼却炉排ガスの集塵方
    法。
  11. 【請求項11】 焼却炉排ガスの集塵に先だって、該セ
    ラミックフィルタの加熱を開始し、該添加剤噴霧装置が
    焼却炉排ガスの集塵に先だって、該焼却炉排ガスへの添
    加剤の噴霧を開始する請求項10に記載の焼却炉排ガス
    の集塵方法。
  12. 【請求項12】 該セラミックフィルタが、多数の細孔
    を有する基材、及び該基材を被覆し、該基材の細孔より
    も孔径が小さな細孔を備え、かつ該基材よりも先に未処
    理ガスと接触するように配置された濾過層を有する請求
    項10又は11に記載の焼却炉排ガスの集塵方法。
  13. 【請求項13】 該添加剤として消石灰を用いる請求項
    10、11又は12に記載の焼却炉排ガスの集塵方法。
  14. 【請求項14】 80℃以上の温風を循環させることに
    より該セラミックフィルタを加熱する請求項10、1
    1、12又は13に記載の焼却炉排ガスの集塵方法。
  15. 【請求項15】 複数のセルから構成されるセラミック
    フィルタを用いる請求項10〜14のいずれか1項に記
    載の焼却炉排ガスの集塵方法。
  16. 【請求項16】 該セラミックフィルタがハニカムフィ
    ルタである請求項15に記載の焼却炉排ガスの集塵方
    法。
  17. 【請求項17】 逆洗により、該濾過層に捕捉されたダ
    ストを除去する請求項10〜16のいずれか1項に記載
    の焼却炉排ガスの集塵方法。
  18. 【請求項18】 該添加剤が、脱塩剤、脱硝剤、脱硫
    剤、脱ダイオキシン類剤及び脱重金属類剤から成る群よ
    り選択した1又は2以上の反応剤並びに剥離剤から成る
    請求項10〜17のいずれか1項に記載の焼却炉排ガス
    の集塵方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002172304A (ja) * 2000-09-26 2002-06-18 Ngk Insulators Ltd 複層構造ハニカムフィルタ及びその製造方法
KR102296714B1 (ko) * 2020-11-11 2021-09-06 성진세미텍주식회사 질소 산화물 제거장치

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