JP2000209562A - 課金装置、情報伝送システム、課金方法、及び記憶媒体 - Google Patents

課金装置、情報伝送システム、課金方法、及び記憶媒体

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JP2000209562A
JP2000209562A JP11005459A JP545999A JP2000209562A JP 2000209562 A JP2000209562 A JP 2000209562A JP 11005459 A JP11005459 A JP 11005459A JP 545999 A JP545999 A JP 545999A JP 2000209562 A JP2000209562 A JP 2000209562A
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Takaaki Fukui
貴明 福井
Takahiro Kurosawa
貴弘 黒澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス対象の情報がストリーム型データで
あっても、クライアント側に対するサービスの提供を効
率的に且つ安全に行うことが可能な、情報伝送システム
を提供する。 【解決手段】 クライアント130がチケット購買要求
を課金サーバ120へ送信することで、サービス提供サ
ーバ110にて生成されたチケットが、課金サーバ12
0を介してクライアント130へ送信される。クライア
ント110は、そのチケットを用いて、サービス提供サ
ーバ110へサービスを要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、映像や音
声等のストリーム情報のサービスを、ネットワークを介
してクライアント側に対して提供する際に、該クライア
ント側が受けるサービスに対して課金を行うための技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、インターネット等のネ
ットワークを介して、映像や音声等のメディアデータの
サービスを、そのネットワーク上に接続された複数のク
ライアント側に対して提供する情報伝送システムが開発
されている。具体的には、”RealAudio”や”
Rea1Video”、”VDOLive”等が挙げら
れる。また、ネットワーク上の撮像装置に対して、クラ
イアント側からズームやパン・チルトといったカメラ操
作を行うことが可能なシステムとしては、キヤノン株式
会社の”WebView”等が挙げられる。
【0003】ところで、上述のような情報伝送システム
において、サービス要求のあったクライアント側に対し
て送信する映像や静止画、MIDIデータ等のディジタ
ルコンテンツに対して課金を行う場合、次のような課金
方法が用いられるのが一般的である。先ず、予めクライ
アント側からクレジットカード番号等の決済手段を、サ
ービスを提供する側(以下、「コンテンツサーバ側」と
言う)に通知しておく。そして、コンテンツサーバ側
は、クライアント側の決済手段を確認した後、ユーザ名
やパスワード等の秘密情報をクライアント側ヘ通知す
る。これにより、クライアント側は、ディジタルコンテ
ンツを受信することが可能となる。
【0004】しかしながら、上記の課金方法では、クラ
イアント側がクレジットカード番号等のプライベートな
情報をコンテンツサーバ側に通知しなければならない不
安と、クライアント側がユーザ登録を行わなければなら
ない手間があるため、普及しにくいという問題があっ
た。また、サービスを提供する側であるコンテンツサー
バ側は、銀行引き落としやクレジット決済を行うのに手
数料がかかるため、少額な決済を行う場合にはある程度
の金額にならなければ銀行引き落としができないという
問題や、少額の決済を確認するために人件費を割くこと
ができにくいという問題があり、したがって、少額な決
済をオンラインで行うことは困難であった。
【0005】そこで、上述のような問題を解決するた
め、近年では、匿名性を保持し且つ自動化された少額決
済を可能とする課金システムや電子マネー方式が登場し
てきた。これにより、コンテンツサーバ側が少額なサー
ビスを提供する場合には、コンテンツサーバ側で決済業
務を行わずに、決済業務を代行する課金システム(以
下、「課金サーバ」と言う)を利用した情報伝送システ
ムを構築する手法が主流になると予想される。これらの
特徴を持つ課金システムとしては、BitCash社
の”BitCash”や、CyberCash杜の”C
yberCash”、”CyberCoin”等が挙げ
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、”Bi
tCash”等の従来の課金サーバを利用した情報伝送
システムでは、課金サーバ側でクライアント側の認証を
行うことができる場合もあるが、多くの場合、サービス
を提供する側であるコンテンツサーバ側には、クライア
ント側の情報が送信されないため、コンテンツサーバ側
でクライアント側の認証を行うのが困難であった。この
ため、コンテンツサーバ側では、セキュリティ対策を厳
重にする必要があった。
【0007】また、上記の従来の課金サーバで実際に取
り引きされているデータとしては、静止画像やソフトの
ダウンロード等の比較的データの小さな蓄積型データが
多く、このようなデータのサービスをクライアント側か
ら要求された場合には、該データを課金サーバを介して
クライアント側に送信するのが一般的であるが、サービ
スの対象となるデータが、映像等のストリーム型データ
であった場合、課金サーバを経由したデータ伝送を行う
と、課金サーバのネットワーク的な負荷が大きいという
問題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、サービス対象の情報がストリー
ム型データであっても、クライアント側に対するサービ
スの提供を効率的に且つ安全に行うことが可能な、課金
装置、情報伝送システム、課金方法、及びそれを実施す
るための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納
した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明では例えば、課金サーバでクライアントが対価を
払うと、その情報が課金サーバからサービス提供サーバ
(撮像装置にて得られた映像や音声を提供するカメラサ
ーバ等のコンテンツサーバ)に送信され、その情報を基
にコンテンツサーバ側では、チケット(接続用チケッ
ト)が発行され、課金サーバを介しクライアントヘ送信
される。クライアントは、この接続用チケットでサービ
ス提供サーバに接続を行う。これにより、クライアント
が要求したサービス(映像や音声等の情報)が、課金サ
ーバを経由することはない。また、接続用チケットに対
して、クライアントが接続可能な時間情報(映像や音声
を視聴できる時間等)、チケット番号、及びクライアン
トを識別するためのパスワード等を埋め込むことによ
り、クライアントの匿名性を維持した状態で、クライア
ント認証を行うことができる。
【0010】すなわち、第1の発明は、クライアントか
らのサービス要求に基づいて、サーバが該クライアント
に提供したサービスに対して課金を行う課金装置であっ
て、上記クライアントに関する所定情報を記憶する記憶
手段と、上記クライアントからの、上記サーバへサービ
ス要求を送信する際に用いるチケットの購買要求を受け
付ける購買要求受付手段と、上記購買要求受付手段にて
受け付けられた要求の正当性を、上記記憶手段の情報に
基づいて判定する判定手段と、上記判定手段での判定結
果に基づいて、上記チケットの発行を上記サーバに要求
するチケット要求手段と、上記判定手段での判定結果に
基づいて、上記クライアントが受けるサービスに対する
課金を行う課金手段と、上記チケット要求手段での要求
により上記サーバから返送されてきたチケットを、上記
クライアントに送信する送信手段とを備えることを特徴
とする。
【0011】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記サービスは、上記サーバにて取得された音声情報、
映像情報、及び該映像を得る際の撮影動作制御権の少な
くとも何れかを含むことを特徴とする。
【0012】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記チケットの情報は、上記サーバにて生成された上記
クライアントを識別するための情報、上記クライアント
が上記サーバからサービスを受けることが可能な時間情
報、及び上記サーバにて生成された電子署名情報の少な
くとも何れかを含むことを特徴とする。
【0013】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記チケットの情報は、上記サーバにて所定の暗号化方
式で暗号化された情報であることを特徴とする。
【0014】第5の発明は、任意のクライアントから要
求されたサービスに対応する情報を、該クライアントへ
送信するサービス提供サーバと、上記クライアントに提
供されたサービスに対して課金を行う課金サーバとが、
上記クライアントと共に同一ネットワーク上に接続され
てなる情報伝送システムであって、上記課金サーバは、
請求項1〜4の何れかに記載の課金装置の機能を有する
ことを特徴とする。
【0015】第6の発明は、任意のクライアントから要
求されたサービスに対応する情報を、該クライアントへ
送信するサービス提供サーバと、上記クライアントが上
記サービス提供サーバから受けたサービスに対して課金
を行う課金サーバとが、上記クライアントと共に同一ネ
ットワーク上に接続されてなる情報伝送システムであっ
て、上記クライアントは、上記サービス提供サーバへサ
ービス要求を送信する際に用いるチケットの購買要求を
上記課金サーバへ送信する手段と、該チケット購買要求
により上記課金サーバから返送されてきたチケットを用
いて上記サービス提供サーバへサービス要求を送信する
手段とを含み、上記課金サーバは、上記クライアントに
関する情報を記憶する手段と、該記憶情報に基づいて上
記クライアントからのチケット購買要求の正当性を判定
する手段と、該判定結果に基づいてチケットの発行要求
を上記サービス提供サーバへ送信する手段と、上記判定
結果に基づいて上記クライアントが受けるサービスに対
する決済処理を行う手段と、上記チケット発行要求によ
り上記サービス提供サーバから返送されてきたチケット
を上記クライアントへ送信する手段とを含み、上記サー
ビス提供サーバは、上記課金サーバからのチケット発行
要求に基づいてチケットを生成する手段と、該チケット
の情報を記憶する手段と、該チケットを上記課金サーバ
へ送信する手段と、上記クライアントからのサービス要
求を受け付ける手段と、上記サービス要求の正当性を上
記記憶情報から判定する手段と、該判定結果に基づいて
上記サービス要求に基づいた情報を上記クライアントへ
送信する手段とを含むことを特徴とする。
【0016】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記サービスは、音声情報、映像情報、及び該映像を得
る際の撮影動作制御権の少なくとも何れかを含み、上記
サービス提供サーバは、上記サービス要求元のクライア
ントが、上記サービスを受ける権利を有するか否かを判
定する手段を含むことを特徴とする。
【0017】第8の発明は、上記第6の発明において、
上記サービス提供サーバでの上記チケットを生成する手
段は、上記クライアントを識別するための情報、及び上
記クライアントがサービスを受けることが可能な時間情
報の少なくとも何れかの情報を含めたチケットを生成す
ることを特徴とする。
【0018】第9の発明は、上記第6の発明において、
上記サービス提供サーバにおいて、上記チケットを生成
する手段は、所定の暗号化方式によってチケットを生成
し、上記サービス要求を受け付ける手段は、該サービス
要求に用いられた上記チケットを復号化し、上記サービ
ス要求の正当性を判定する手段は、その判定を、上記復
号化されたチケットにより行うことを特徴とする。
【0019】第10の発明は、上記第6の発明におい
て、上記サービス提供サーバにおいて、上記チケットを
生成する手段は、所定の電子署名を含むチケットを生成
し、上記サービス要求の正当性を判定する手段は、その
判定を、上記サービス要求に用いられた上記チケット中
の電子署名によって行うことを特徴とする。
【0020】第11の発明は、クライアントがサービス
提供サーバへサービス要求を送信することで、クライア
ントがサービス提供サーバから受けるサービスに対する
課金を、課金サーバにて行うための課金方法であって、
上記クライアントが、上記サービス提供サーバへサービ
ス要求を送信する際に用いるチケットの購買要求を上記
課金サーバへ送信するステップと、上記課金サーバが、
予め記憶した上記クライアントに関する情報に基づい
て、上記クライアントからのチケット購買要求の正当性
を判定し、該判定結果に基づいて、チケットの発行要求
を上記サービス提供サーバへ送信すると共に、上記クラ
イアントが受けるサービスに対する決済処理を行うステ
ップと、上記サービス提供サーバが、上記課金サーバか
らのチケット発行要求に基づいて、チケットを生成し
て、該チケットの情報を記憶すると共に、該チケットを
上記課金サーバへ送信するステップと、上記課金サーバ
が、上記チケット発行要求により、上記サービス提供サ
ーバから返送されてきたチケットを上記クライアントへ
送信するステップと、上記クライアントが、上記チケッ
ト購買要求により、上記課金サーバから返送されてきた
チケットを用いて上記サービス提供サーバへサービス要
求を送信するステップと、上記サービス提供サーバが、
上記クライアントからのサービス要求を受け付けけ、上
記サービス要求の正当性を上記チケットの記憶情報から
判定し、該判定結果に基づいて、上記サービス要求に基
づいた情報を上記クライアントへ送信するステップとを
含むことを特徴とする。
【0021】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記サービスは、音声情報、映像情報、及び該映像
を得る際の撮影動作制御権の少なくとも何れかを含み、
上記サービス提供サーバが、上記サービス要求元のクラ
イアントが上記サービスを受ける権利を有するか否かを
判定するステップを含むことを特徴とする。
【0022】第13の発明は、上記第11の発明におい
て、上記サービス提供サーバが、上記チケットを、上記
クライアントを識別するための情報、及び上記クライア
ントがサービスを受けることが可能な時間情報の少なく
とも何れかの情報を含めて生成するステップを含むこと
を特徴とする。
【0023】第14の発明は、上記第11の発明におい
て、上記サービス提供サーバが、所定の暗号化方式によ
って上記チケットを生成し、上記クライアントからのサ
ービス要求を受信した場合には、該サービス要求に用い
られた上記チケットを復号化し、該サービス要求の正当
性を、上記復号化されたチケットにより行うステップを
含むことを特徴とする。
【0024】第15の発明は、上記第11の発明におい
て、上記サービス提供サーバが、所定の電子署名を含む
上記チケットを生成し、上記クライアントからのサービ
ス要求を受信した場合には、該サービス要求に用いられ
た上記チケットの正当性を、上記チケット中の電子署名
によって行うステップを含むことを特徴とする。
【0025】第16の発明は、請求項11〜15の何れ
かに記載の課金方法を、コンピュータが読み出し可能に
格納した記憶媒体であることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0027】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すような情報伝送システム100に適用され
る。この情報伝送システム100は、料金を支払ったク
ライアント側のみが映像のサービスを受けることが可能
なシステムであり、上記図1に示すように、映像のサー
ビスを提供するカメラサーバ110と、映像のサービス
を要求するクライアント130と、クライアント130
が要求したサービスに対して課金処理を行う課金サーバ
120とが、インターネット等のコンピュータネットワ
ーク上にそれぞれ接続され相互通信可能なように構成さ
れている。尚、上記図1では、説明の簡単のためにそれ
ぞれが1つのカメラサーバ110及びクライアント13
0を示しているが、それぞれが複数存在するものとして
もよい。
【0028】カメラサーバ110は、課金サーバ120
からのチケット発行要求に基づいた後述するチケットの
発行を行うと共に、クライアント130からの映像のサ
ービス要求に基づいた映像を取得してその映像をクライ
アント130に対して送信する。このため、カメラサー
バ110は、被写体を撮影して得た映像情報をディジタ
ル化するカメラ装置111と、カメラ装置111で得ら
れた映像情報を取得する映像取得部113と、映像取得
部113で得られた映像情報をネットワークを介してク
ライアント130に対して送信する映像送信部114
と、発行したチケットの情報を蓄積するための接続チケ
ット登録用のデータベース(DB)115と、課金サー
バ120から送信されるチケット発行依頼を受け付ける
チケット発行依頼受付部116と、チケット発行依頼受
付部116で受け付けられたチケット発行依頼に基づい
てチケットの発行を行うと共に、そのチケット情報を接
続チケット登録用DB115に蓄積(登録)するチケッ
ト発行部117と、チケット発行部117で発行された
チケットを課金サーバ120に対して送信するチケット
送信部118と、クライアント130からの後述する接
続用チケットを用いた映像のサービス要求を受け付ける
映像要求受付部119と、映像要求受付部119で受け
付けられたサービス要求を接続チケット登録用DB11
5のチケット情報を元に確認するチケット判定部112
とを含んでなる。尚、カメラ装置111は、撮影して得
られた映像情報をディジタル化する機構を内蔵した一体
型カメラ装置であってもよいし、上記のディジタル化す
る機構を別ボードの形態で備えるものであってもよい。
【0029】課金サーバ120は、クライアント130
からのチケット購買要求により、それに基づいた情報を
カメラサーバ110に対して送信し、そのカメラサーバ
110から返信されるチケットを接続用チケットとして
クライアント130に対して送信する。このため、課金
サーバ120は、課金用の秘密情報等を蓄積するための
データベース(DB)121と、クライアント130か
らのチケットの購買要求(詳細は後述するが、買う商品
やサービス内容や課金情報等の情報を含む要求)を受け
付ける購買受付部122と、購買受付部122で受け付
けられた購買要求の正当性を課金情報DB121の情報
を基に判定する課金情報判定部123と、課金情報判定
部123の判定結果に基づいてカメラサーバ110ヘチ
ケットの発行依頼を要求するチケット発行依頼送信部1
24と、カメラサーバ110で発行されたチケットを受
信するチケット受信部125と、チケット受信部125
で受信されたチケットを接続用チケットとしてクライア
ント130に対して送信するチケット送信部126とを
含んでなる。
【0030】クライアント130は、課金サーバ120
にチケットの購入を要求するチケット購入要求部131
と、課金サーバ120からの接続用チケットを受信する
チケット受信部132と、チケット受信部132で受信
された接続用チケットを用いて映像のサービスをカメラ
サーバ110ヘ要求する映像要求部133と、カメラサ
ーバ110からの映像を受信すると共に画面表示等する
映像受信部134を含んでなる。
【0031】上述のような映像伝送システム100の全
体の動作は、図2に示すフローチャートに従った動作と
なる。
【0032】ステップS201:クライアント130
は、課金サーバ120に対して、チケットの購買要求
(カメラサーバ110で得られた映像の視聴のための要
求)を行う。このときの要求情報には、後述する課金情
報(以下、「決済情報」とも言う)と、希望する映像の
情報(カメラサーバ名や映像ストリーム名等)、及びそ
のカメラサーバとの希望する接続時間の情報等を含む。
【0033】ステップS202:課金サーバ120は、
クライアント130からの要求の決済情報が正当なもの
であった場合に、カメラサーバ110に対してチケット
発行の要求を行う。
【0034】ステップS203:カメラサーバ110
は、課金サーバ120からの要求により、チケットを発
行して、それを接続チケット登録用DB115へ登録す
ると共に、課金サーバ120へ返送する。課金サーバ1
20は、カメラサーバ110から返送されてきたチケッ
トを接続用チケットとしてクライアント130に対して
送信する。
【0035】ステップS204:クライアント130
は、課金サーバ120からの接続用チケットを用いて、
カメラサーバ110に対する映像のサービスを要求(接
続要求)する。
【0036】ステップS205:カメラサーバ110
は、クライアント130からの要求により、それに用い
られた接続用チケットの内容を、接続チケット登録用D
B115へ先に登録したチケットの内容で確認し、正し
い要求であった場合に、その要求に従った映像を取得し
て、それをクライアント130に対して送信する。
【0037】ステップS206:クライアント130
は、カメラサーバ110からの映像を受信して、それを
画面表示等する。
【0038】ここで、図3は、クライアント130に着
目した場合の動作を示したものであり、図4は、課金サ
ーバ120に着目した場合の動作を示したものであり、
図5(a)及び(b)は、カメラサーバ110に着目し
た場合の動作を示したものである。以下、それぞれの動
作について具体的に説明する。
【0039】(1)クライアント130における処理
(上記図3参照) ステップS301:チケット購買要求部131は、課金
サーバ120に対して、チケット購買の要求(視聴要
求)を行う。この要求には、決済情報、カメラサーバ名
や映像ストリーム名、及び接続時間が含まれる。ここ
で、決済情報とは、電子マネーやプリペイドカード方式
のカード情報等であり、オンライン少額決済を行うサイ
トが指定する情報(暗号やパスワード等)を指す。具体
的には例えば、図6に示すような情報である。 ステップS302:クライアント130は、ステップS
301でのチケット購買の要求後、チケット受信部13
2での課金サーバ120からのチケット受信待ち状態に
入る。 ステップS303〜ステップS305:チケット受信部
132が課金サーバ120からの接続用チケットを受信
すると(ステップS303)、映像要求部133は、そ
の接続用チケットの情報を用いて、カメラサーバ110
に対して映像のサービスを要求する(ステップS30
4)。その後、クライアント130は、映像受信部13
4でのカメラサーバ110からの映像の受信待ち状態に
入る。 ステップS306:映像受信部134は、カメ
ラサーバ110からの映像を受信すると、それを画面表
示等する。
【0040】(2)課金サーバ120における処理(上
記図4参照) ステップS401:購買受付部122は、クライアント
130からのチケット購買要求(上記図3:ステップS
301参照)を受け付ける。 ステップS402:課金情報判定部123は、購買受付
部122で受け付けられた要求に含まれる決済情報(課
金情報)を、課金情報DB121に蓄積されている情報
を用いて確認する。 ステップS403:そして、課金情報判定部123は、
ステップS402での確認の結果、クライアント130
からの要求が正当なものであるか否かを判別する。この
判別の結果、正しい要求であった場合にのみ次のステッ
プS404からの処理に進み、そうでない場合には該要
求を無視する。 ステップS404〜ステップS406:クライアント1
30からの要求(決済情報)が正しい場合、課金情報判
定部123は、実際に決済処理を行って(ステップS4
04)、カメラサーバ110に対してチケットの発行を
要求する(ステップS405)。この要求には、クライ
アント130からの要求に含まれるカメラサーバ名や映
像ストリーム名、及び接続時間等の情報も含む。その
後、課金サーバ120は、チケット受信部125でのカ
メラサーバ110からのチケット受信待ち状態に入る
(ステップS406)。 ステップS407:チケット受信部125がカメラサー
バ110からのチケットを受信すると、チケット送信部
126は、そのチケットを接続用チケットとしてクライ
アント130に対して送信する。
【0041】(3−1)カメラサーバ110におけるチ
ケット発行処理(上記図5(a)参照) ステップS501:チケット発行依頼部116は、課金
サーバ120からのチケット発行の要求(上記図4:ス
テップS405参照)を受け付ける。 ステップS502:チケット発行部117は、チケット
発行依頼部116で受け付けられた要求に基づいて、チ
ケットを発行し、それを接続チケット登録用DB115
へ登録する。このチケット上の情報としては、課金サー
バ120からのチケット発行の要求に含まれるカメラサ
ーバ名や映像ストリーム名、及び接続時間等を含むと共
に、チケット番号、チケット発行時間、パスワード等の
秘密情報も含む。具体的には例えば、図7に示すような
情報とする。 ステップS503:チケット送信部118は、チケット
発行部117で発行されたチケットを接続用チケットと
して、課金サーバ120に対して送信する。
【0042】(3−2)カメラサーバ110における映
像提供処理(上記図5(b)参照) ステップS504:映像要求受付部119は、クライア
ント130からの映像のサービス要求(上記図3:ステ
ップS304参照)を受け付ける。 ステップS505:チケット判定部112は、映像要求
受付部119で受け付けられた要求に使用されている接
続用チケットの記載事項の正当性の判定を、接続チケッ
ト登録用DB115に登録されている情報を参照するこ
とで行う。ここで判定を行う事項としては、例えば、カ
メラサーバ名及び映像ストリーム名、現時刻が接続可能
時間内か否か、チケット番号、パスワードが正しいか否
かについての事項とする。 ステップS506:ステップS505での判定の結果、
上記の要求に用いられた接続用チケットが正当なもので
あった場合に次のステップS507の処理を実行し、そ
うでない場合には該要求を無視する。 ステップS507:クライアント130からの要求が正
当なものであった場合、映像送信部114は、映像取得
部113で取得された映像を、クライアント130に対
して送信する。
【0043】尚、カメラサーバ110は、ステップS5
01〜S503を繰り返し処理するスレッド(上記図5
(a)の処理)と、ステップS504〜S507を繰り
返し処理するスレッド(上記図5(b)の処理)との2
つのスレッドから構成された処理を実行するようになさ
れており、これらは接続チケット登録用DB115を仲
介して協調動作するようになされている。
【0044】上述のように、本実施の形態では、カメラ
サーバ110がサービス要求のあったクライアント13
0に対して該サービスを提供する場合、サービスを受け
るための接続用チケットをカメラサーバ110が発行
し、その接続用チケットを用いてクライアント130が
カメラサーバ110に対してサービス要求(映像のダウ
ンロード等)し、その接続用チケットのサービスに対し
て課金サーバ130で課金を行うように構成した。これ
により、サービス対象のデータが映像ストリームのよう
なストリーム情報であっても、該データを課金サーバ1
30を介さずに、すなわち課金サーバ130にネットワ
ーク的な負荷をかけることなく、クライアント130が
受けるサービスに対して課金を行うことができる。ま
た、課金サーバ130とは別に、カメラサーバ110
(サービスの提供側)で認証機構を持つことにより、す
なわち接続用チケットをカメラサーバ110で発行し、
その認証情報をカメラサーバ110で管理するように構
成したことにより、クライアント130のカード番号等
のプライベートな情報を、カメラサーバ110に知られ
ることなく、課金を行うことができる。これは、クライ
アント130の匿名性をカメラサーバ110に対して保
つことができるだけでなく、カメラサーバ110にとっ
ても、セキュリティ対策を厳重にする手間も省け、運用
が非常に容易になるという長所も存在する。
【0045】尚、上述の実施の形態では、独自の課金サ
ーバ120を設ける構成としたが、課金サーバ120
を、例えば、同等の機能を有する既存の課金インフラス
トラクチャ(BitCash杜の”BitCash”
や、サイバーキャッシュ社の”CyberCas
h”、”CyberCoin”等)で代用してもかまわ
ない。
【0046】また、カメラサーバ110、クライアント
130、及び課金サーバ120間の通信にて、SSL等
の暗号化を行うようにすることで、セキュリティレベル
をさらに上げることも可能である。
【0047】また、カメラサーバ110にてチケットを
発行する際(上記図5(a):ステップS502参
照)、該チケットにパスワードを書き込むようにした
が、このパスワードとしては、例えば、固定のパスワー
ドでもよいし、一接続毎に作成されるワンタイムパスワ
ードでもよい。ワンタイムパスワードの場合には、上記
ステップS502での処理中に、パスワード作成処理を
追加する。一方、セキュリティのレベルがそれほど求め
られない場合には、パスワードを用いないようにしても
よい。
【0048】また、カメラサーバ110にてチケットを
発行する際(上記図5(a):ステップS502参
照)、例えば、チケット自体の電子署名を該チケットに
付け加えるようにしてもよい。これにより、送信先のク
ライアント130やその他のチケットを不正に入手した
者による改竄の有無の確認が行えるため、安全性をより
高めることが可能となる。この場合、上記ステップS5
02の処理中に、電子署名を作成する処理と電子署名を
チケットに書き込む処理を追加すると共に、上記図5
(b)のステップS505の処理中においても、チケッ
ト内の電子署名確認処理を追加する。
【0049】また、課金サーバ120にてチケット発行
要求依頼を行う際(上記図4:ステップS405参
照)、例えば、そのデータ自体に電子署名を付け加える
ようにしてもよい。これにより、第三者による不正なチ
ケット発行依頼要求の防止や、改竄を防止することが可
能となり、課金サーバ120とカメラーサーバ110間
のセキュリティをより高めることが可能となる。この場
合、予め課金サーバ120側において、課金サーバ12
0の公開鍵(非対称鍵暗号方式の公開鍵等)を生成して
おき、その公開鍵をカメラサーバ110に登録してお
く。また、上記ステップS405の処理中に、電子署名
を作成及び送信する処理を追加すると共に、上記図5
(a)のステップS501の処理中においても、電子署
名の確認を行う処理を追加する。
【0050】(第2の実施の形態)本実施の形態では、
上記図1の情報伝送システム100において、映像受信
権、音声受信権、及びカメラ制御権等のサービスをも提
供し、これに対して課金を行う。
【0051】例えば、情報伝送システム100は、キヤ
ノン株式会社の”WebView”のように、クライア
ント130からカメラ制御コマンドがカメラサーバ11
0ヘ送られ、カメラ装置111のズーム、パン、及びチ
ルト等の操作が可能となる機能と、音声を取り込む機能
とを有する。また、カメラサーバ110が提供するサー
ビスとしては、映像受信権、音声受信権、及びカメラ制
御権の3つとする。
【0052】上述のような、情報伝送システム100
が、サービス内容や機能が複数あるシステムの場合、接
続用チケットにこれらのサービス及び機能毎に異なる属
性値を持たせる。具体的には、映像受信権と音声受信権
を選択した場合の属性値を”A”、映像受信権とカメラ
制御権を選択した場合の属性値を”B”、映像受信権と
音声受信権とカメラ制御権の全てを選択した場合の属性
値を”C”とする。尚、接続用チケットに持たせる情報
としては、サービスの組み合わせを示す、”A”、”
B”、及び”C”等の属性値に限らず、サービスの組み
合わせを直接接続用チケットに持たせるようにしてもよ
い。例えば「サービス内容:カメラ制御のみ」、「サー
ビス内容:音声+カメラ制御」などのような情報を、直
接接続用チケットに書き込む。
【0053】このため、上記図5(a)及び(b)に示
したカメラサーバ110での処理において、ステップS
502の処理中に、上記属性値を接続チケットに書き込
む処理を追加する。また、ステップS505の中に、映
像送信時でチケット確認を行う際に属性値も合わせて確
認する処理を追加する。さらに、ステップS507の処
理中に、属性値によって配信するサービスを決定する処
理を追加する。このとき、予め定められた所定の属性値
を有するチケットの送信元(クライアント)を優先する
ようにしてもよい。
【0054】また、クライアント130が課金サーバ1
20に対してチケット購買要求を発行する際に、希望す
るサービスを選択してもらい、この選択情報がカメラサ
ーバ110ヘチケット発行要求と共に伝えられること
で、上記のサービスの区別がなされる。
【0055】上述のように、本実施の形態では、接続用
チケットに属性や優先権を持たせ、それを基にカメラサ
ーバ110にてクライアント130のサービス内容の区
別を行うようにした。これにより、上述した第1の実施
の形態での効果に加えて、サービスの差別化を図ること
が可能となる、という効果も得ることができる。
【0056】尚、本発明の目的は、上述した各実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。 この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態の
機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログ
ラムコードを供給するための記憶媒体としては、RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、各実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって各実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって各実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、クライ
アントがサービス提供サーバからサービス(撮像装置で
得られた映像や音声等を提供するサービス)を受ける際
には、先ず、クライアントが課金サーバにチケット購買
を要求する。課金サーバは、予めデータベース等に記憶
しているクライアントの情報(クライアントのクレジッ
ト番号等の課金用秘密情報)を参照して、チケット購買
要求を送信したクライアントを確認し、正しいクライア
ントであったならば、決済処理を行うと共に、チケット
発行の要求をサービス提供サーバへ送信する。サービス
提供サーバは、課金サーバからのチケット発行要求に基
づいて、チケット(接続用チケット)を生成し、それを
課金サーバへ返送すると共に、その情報をデータベース
等に記憶する。課金サーバは、サービス提供サーバから
返送されてきたチケットをクライアントへ送信する。し
たがって、クライアントは、課金サーバから返送されて
きたチケットを用いて、サービス提供サーバと接続して
サービス要求を送信する。これを受けたサービス提供サ
ーバは、クライアントがサービス要求の際に使用したチ
ケットの正当性を、先にデータベース等に記憶した情報
を参照することで確認し、正しいことを確認した場合
に、クライアントへサービスを提供する。このように構
成したことにより、サービス提供サーバが提供するサー
ビスが、動画や音声等のストリーム情報であっても、該
情報が課金サーバを介さずに、すなわち課金サーバにネ
ットワーク的な負荷をかけることなく、クライアントが
受けるサービスに対して課金を行うことができる。
【0058】また、課金サーバとは別に、サービス提供
サーバ側で認証機構を持つことにより、すなわちチケッ
ト発行をサービス提供サーバ側で発行し、その認証情報
をサービス提供サーバ側で管理することにより、クライ
アントのクレジットカード番号等のプライベートな情報
(課金用秘密情報)を、サービス提供サーバ側に知られ
ることなく、クライアントが受けるサービスに対して課
金を行うことができる。これは、クライアントの匿名性
をサービス提供サーバ側に対して保つことができるだけ
でなく、サービス提供サーバ側にとってもセキュリティ
対策を厳重にする手間も省け、運用が非常に容易になる
という長所も存在する。
【0059】さらに、サービス提供サーバが提供するサ
ービスが、複数のサービスである場合、例えば、映像情
報、音声情報、及び撮影動作制御権(サービス提供サー
バが撮像装置をネットワークでつながれた遠隔地から操
作することを可能とする機構を有する場合等の、該撮像
装置の制御権)というようなサービスである場合、チケ
ットに対して、それら複数のサービスの組み合わせ又は
全ての属性をつけることにより、サービスの差別化をは
かることもできる。
【0060】よって、本発明によれば、サービス対象の
情報がストリーム型データであっても、クライアント側
に対するサービスの提供を効率的に且つ安全に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
情報伝送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記情報伝送システムの全体動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】上記情報伝送システムのクライアントの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】上記情報伝送システムの課金サーバの動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】上記情報伝送システムのカメラサーバの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】上記クライアントから上記課金サーバへ送られ
る要求中の課金情報(決済情報)を説明するための図で
ある。
【図7】上記課金サーバからの要求により、上記カメラ
サーバにて発行される接続用チケット上の情報を説明す
るための図である。
【符号の説明】
100 情報伝送システム 110 カメラサーバ 111 カメラ装置 112 チケット判定部 113 映像取得部 114 映像送信部 115 接続チケット登録用データベース 116 チケット発行依頼受付部 117 チケット発行部 118 チケット送信部 119 映像要求受付部 120 課金サーバ 121 課金情報データベース 122 購買受付部 123 課金情報判定部 124 チケット発行依頼送信部 125 チケット受信部 126 チケット送信部 130 クライアント 131 チケット購買要求部 132 チケット受信部 133 映像要求部 134 映像受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA07 JA08 JA33 JB04 JB05 JB15 KA15 KA17 KB12 KB13 KC58 KH30 LB26 5C064 BA01 BB01 BB02 BC01 BC10 BC16 BC20 BD02 BD04 BD07 BD08 BD09 5K030 GA03 GA15 HA06 HB01 HB02 HB08 HB15 HB19 KA02 LD17

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからのサービス要求に基づ
    いて、サーバが該クライアントに提供したサービスに対
    して課金を行う課金装置であって、 上記クライアントに関する所定情報を記憶する記憶手段
    と、 上記クライアントからの、上記サーバへサービス要求を
    送信する際に用いるチケットの購買要求を受け付ける購
    買要求受付手段と、 上記購買要求受付手段にて受け付けられた要求の正当性
    を、上記記憶手段の情報に基づいて判定する判定手段
    と、 上記判定手段での判定結果に基づいて、上記チケットの
    発行を上記サーバに要求するチケット要求手段と、 上記判定手段での判定結果に基づいて、上記クライアン
    トが受けるサービスに対する課金を行う課金手段と、 上記チケット要求手段での要求により上記サーバから返
    送されてきたチケットを、上記クライアントに送信する
    送信手段とを備えることを特徴とする課金装置。
  2. 【請求項2】 上記サービスは、上記サーバにて取得さ
    れた音声情報、映像情報、及び該映像を得る際の撮影動
    作制御権の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請
    求項1記載の課金装置。
  3. 【請求項3】 上記チケットの情報は、上記サーバにて
    生成された上記クライアントを識別するための情報、上
    記クライアントが上記サーバからサービスを受けること
    が可能な時間情報、及び上記サーバにて生成された電子
    署名情報の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請
    求項1記載の課金装置。
  4. 【請求項4】 上記チケットの情報は、上記サーバにて
    所定の暗号化方式で暗号化された情報であることを特徴
    とする請求項1記載の課金装置。
  5. 【請求項5】 任意のクライアントから要求されたサー
    ビスに対応する情報を、該クライアントへ送信するサー
    ビス提供サーバと、 上記クライアントに提供されたサービスに対して課金を
    行う課金サーバとが、上記クライアントと共に同一ネッ
    トワーク上に接続されてなる情報伝送システムであっ
    て、 上記課金サーバは、請求項1〜4の何れかに記載の課金
    装置の機能を有することを特徴とする情報伝送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 任意のクライアントから要求されたサー
    ビスに対応する情報を、該クライアントへ送信するサー
    ビス提供サーバと、 上記クライアントが上記サービス提供サーバから受けた
    サービスに対して課金を行う課金サーバとが、上記クラ
    イアントと共に同一ネットワーク上に接続されてなる情
    報伝送システムであって、 上記クライアントは、上記サービス提供サーバへサービ
    ス要求を送信する際に用いるチケットの購買要求を上記
    課金サーバへ送信する手段と、該チケット購買要求によ
    り上記課金サーバから返送されてきたチケットを用いて
    上記サービス提供サーバへサービス要求を送信する手段
    とを含み、 上記課金サーバは、上記クライアントに関する情報を記
    憶する手段と、該記憶情報に基づいて上記クライアント
    からのチケット購買要求の正当性を判定する手段と、該
    判定結果に基づいてチケットの発行要求を上記サービス
    提供サーバへ送信する手段と、上記判定結果に基づいて
    上記クライアントが受けるサービスに対する決済処理を
    行う手段と、上記チケット発行要求により上記サービス
    提供サーバから返送されてきたチケットを上記クライア
    ントへ送信する手段とを含み、 上記サービス提供サーバは、上記課金サーバからのチケ
    ット発行要求に基づいてチケットを生成する手段と、該
    チケットの情報を記憶する手段と、該チケットを上記課
    金サーバへ送信する手段と、上記クライアントからのサ
    ービス要求を受け付ける手段と、上記サービス要求の正
    当性を上記記憶情報から判定する手段と、該判定結果に
    基づいて上記サービス要求に基づいた情報を上記クライ
    アントへ送信する手段とを含むことを特徴とする情報伝
    送システム。
  7. 【請求項7】 上記サービスは、音声情報、映像情報、
    及び該映像を得る際の撮影動作制御権の少なくとも何れ
    かを含み、 上記サービス提供サーバは、上記サービス要求元のクラ
    イアントが、上記サービスを受ける権利を有するか否か
    を判定する手段を含むことを特徴とする請求項6記載の
    情報伝送システム。
  8. 【請求項8】 上記サービス提供サーバでの上記チケッ
    トを生成する手段は、上記クライアントを識別するため
    の情報、及び上記クライアントがサービスを受けること
    が可能な時間情報の少なくとも何れかの情報を含めたチ
    ケットを生成することを特徴とする請求項6記載の情報
    伝送システム。
  9. 【請求項9】 上記サービス提供サーバにおいて、 上記チケットを生成する手段は、所定の暗号化方式によ
    ってチケットを生成し、 上記サービス要求を受け付ける手段は、該サービス要求
    に用いられた上記チケットを復号化し、 上記サービス要求の正当性を判定する手段は、その判定
    を、上記復号化されたチケットにより行うことを特徴と
    する請求項6記載の情報伝送システム。
  10. 【請求項10】 上記サービス提供サーバにおいて、 上記チケットを生成する手段は、所定の電子署名を含む
    チケットを生成し、 上記サービス要求の正当性を判定する手段は、その判定
    を、上記サービス要求に用いられた上記チケット中の電
    子署名によって行うことを特徴とする請求項6記載の情
    報伝送システム。
  11. 【請求項11】 クライアントがサービス提供サーバへ
    サービス要求を送信することで、クライアントがサービ
    ス提供サーバから受けるサービスに対する課金を、課金
    サーバにて行うための課金方法であって、 上記クライアントが、上記サービス提供サーバへサービ
    ス要求を送信する際に用いるチケットの購買要求を上記
    課金サーバへ送信するステップと、 上記課金サーバが、予め記憶した上記クライアントに関
    する情報に基づいて、上記クライアントからのチケット
    購買要求の正当性を判定し、該判定結果に基づいて、チ
    ケットの発行要求を上記サービス提供サーバへ送信する
    と共に、上記クライアントが受けるサービスに対する決
    済処理を行うステップと、 上記サービス提供サーバが、上記課金サーバからのチケ
    ット発行要求に基づいて、チケットを生成して、該チケ
    ットの情報を記憶すると共に、該チケットを上記課金サ
    ーバへ送信するステップと、 上記課金サーバが、上記チケット発行要求により、上記
    サービス提供サーバから返送されてきたチケットを上記
    クライアントへ送信するステップと、 上記クライアントが、上記チケット購買要求により、上
    記課金サーバから返送されてきたチケットを用いて上記
    サービス提供サーバへサービス要求を送信するステップ
    と、 上記サービス提供サーバが、上記クライアントからのサ
    ービス要求を受け付けけ、上記サービス要求の正当性を
    上記チケットの記憶情報から判定し、該判定結果に基づ
    いて、上記サービス要求に基づいた情報を上記クライア
    ントへ送信するステップとを含むことを特徴とする課金
    方法。
  12. 【請求項12】 上記サービスは、音声情報、映像情
    報、及び該映像を得る際の撮影動作制御権の少なくとも
    何れかを含み、 上記サービス提供サーバが、上記サービス要求元のクラ
    イアントが上記サービスを受ける権利を有するか否かを
    判定するステップを含むことを特徴とする請求項11記
    載の課金方法。
  13. 【請求項13】 上記サービス提供サーバが、上記チケ
    ットを、上記クライアントを識別するための情報、及び
    上記クライアントがサービスを受けることが可能な時間
    情報の少なくとも何れかの情報を含めて生成するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項11記載の課金方法。
  14. 【請求項14】 上記サービス提供サーバが、所定の暗
    号化方式によって上記チケットを生成し、上記クライア
    ントからのサービス要求を受信した場合には、該サービ
    ス要求に用いられた上記チケットを復号化し、該サービ
    ス要求の正当性を、上記復号化されたチケットにより行
    うステップを含むことを特徴とする請求項11記載の課
    金方法。
  15. 【請求項15】 上記サービス提供サーバが、所定の電
    子署名を含む上記チケットを生成し、上記クライアント
    からのサービス要求を受信した場合には、該サービス要
    求に用いられた上記チケットの正当性を、上記チケット
    中の電子署名によって行うステップを含むことを特徴と
    する請求項11記載の課金方法。
  16. 【請求項16】 請求項11〜15の何れかに記載の課
    金方法を、コンピュータが読み出し可能に格納したこと
    を特徴とする記憶媒体。
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