JP2000209400A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000209400A
JP2000209400A JP11006797A JP679799A JP2000209400A JP 2000209400 A JP2000209400 A JP 2000209400A JP 11006797 A JP11006797 A JP 11006797A JP 679799 A JP679799 A JP 679799A JP 2000209400 A JP2000209400 A JP 2000209400A
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JP11006797A
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Keisuke Igarashi
桂祐 五十嵐
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置コストの上昇を招くことなく、原稿の両
面を読み取るときの搬送時間の短縮を図れること。 【解決手段】 画像読取装置1は、搬送ローラ5,6,
7からなりかつ原稿Gを1回反転させる搬送経路2と、
原稿Gを1回反転させる前の位置R1と1回反転させた
後の位置R2で原稿Gからの反射光を受光して光電変換
する撮像ユニット13と、位置R1で原稿Gの表面を照
明する照明ランプ9と、位置R2で原稿Gの裏面を照明
する照明ランプ10とを有する。原稿Gの表面を読み取
るときは撮像ユニット13を標準位置P1にセットし、
照明ランプ9を点灯し、照明ランプ10を消灯する。原
稿Gの裏面を読み取るときは撮像ユニット13を位置R
1とR2の間の直線距離だけ光軸方向に移動し、照明ラ
ンプ9を消灯し、照明ランプ10を点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やスキャナ
などに用いられる画像読取装置に関し、より詳細には、
原稿の両面を短時間で読み取ることができる画像読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置として、自動原稿搬
送装置(ADF)を備えたスキャナや、ADFを備えた
複写機の読取部のように、原稿を自動的に搬送し、原稿
の画像を光学的に読み取る装置がある。
【0003】図7は、従来の画像読取装置(ADFを備
えたデジタル複写機の読取部)の構成を示す説明図であ
る。この画像読取装置200は、自動的に原稿を搬送す
るADF101と原稿を光学的に読み取る画像読取部1
00とから構成されており、ADF101には、原稿を
載置するための原稿トレイ111と、原稿トレイ111
に載置された原稿を画像読取位置(後述するコンタクト
ガラス102上)まで搬送する原稿給紙機構112およ
び搬送ベルト113と、画像読取位置にある原稿を反転
させて排紙または再度画像読取位置に搬送するための搬
送ローラ114および分離爪115とから構成される。
【0004】また、画像読取部100は、ADF101
により搬送された原稿を画像読取位置で保持するコンタ
クトガラス102と、原稿に光を照射する照明ランプ1
03と、原稿からの反射光を導く第1ミラー104、第
2ミラー105、第3ミラー106およびレンズ107
と、レンズ107で集光された反射光像を光電変換して
デジタル信号を出力するCCDセンサ108と、CCD
センサ108で光電変換したデジタル信号に種々の画像
処理(例えば、2値化、多値化、階調処理、変倍処理、
編集処理など)を実施する画像処理部109とから構成
される。
【0005】以上の構成において、原稿の両面を読み取
る場合の動作について説明する。原稿の両面を読み取る
場合は、操作者が原稿をADF101上の原稿トレイ1
11にセットすると、原稿給紙機構112および搬送ベ
ルト113によって原稿がコンタクトガラス102上の
画像読取位置に搬送される。コンタクトガラス102上
の画像読取位置に搬送された原稿は、照明ランプ103
により照明されて、その反射光が第1ミラー104、第
2ミラー105、第3ミラー106を介してレンズ10
7によりCCDセンサ109上に結像される。CCDセ
ンサ109は、レンズ107からの光により結像された
反射光像を光電変換してデジタル信号を出力して画像処
理部109へ出力し、画像処理部109にてデジタル信
号に対して種々の画像処理が施される。
【0006】一方、原稿は片面の読み取りが終了する
と、搬送ベルト113によって搬送ローラ114へ搬送
され、分離爪115の向きにより反転されて再びコンタ
クトガラス102上の画像読取位置に搬送される。ここ
で原稿の裏面の画像が読み取られる。その後、原稿は搬
送ベルト113によって搬送ローラ114へ搬送され、
分離爪115の向きによって機外へ排紙される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読取装置によれば、原稿の両面を読み取る場合、原
稿表面読み取り終了から裏面を読み取り終了後排紙され
るまでの搬送経路が重複しているため、搬送時間が両面
原稿を読み取る全時間に占める割合が大きく、両面画像
を読み取るときに時間がかかるという問題点があった。
【0008】一方、表面を読み取るCCDセンサおよび
裏面を読み取るCCDセンサをそれぞれ配置することに
より、搬送時間を短縮することが可能だが、CCDセン
サ自体のコストが高いため、装置全体のコストが高くな
ってしまうという問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あって、装置コストの上昇を招くことなく、原稿の両面
を読み取るときの搬送時間の短縮を図れる画像読取装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決しようとするための手段】以上の目的を達
成するために、請求項1に係る画像読取装置は、原稿の
裏表を反転させる反転部を有した搬送経路に沿って原稿
を搬送する原稿搬送手段と、前記搬送経路上の反転部の
位置に対して上流側に位置する第1の読取位置において
原稿に光を照射する第1の光源と、前記搬送経路上の反
転部の位置に対して下流側に位置する第2の読取位置に
おいて原稿に光を照射する第2の光源と、前記第1の光
源から原稿に照射された光の反射光および前記第2の光
源から原稿に照射された光の反射光を受光し、電気的信
号に変換する光電変換手段と、前記第1の読取位置から
前記光電変換手段までの反射光の光路長と前記第2の読
取位置から前記光電変換手段までの反射光の光路長とが
同一になるように前記光電変換手段を反射光の光軸に沿
って移動させる移動手段と、を備えたものである。
【0011】すなわち、請求項1の画像読取装置では、
光電変換手段により第1の読取位置を通過する原稿の表
面を読み取り、原稿搬送手段の反転部で原稿を1回反転
させ、光電変換手段により第2の読取位置を通過する原
稿の裏面を読み取るときに、移動手段が、第1の読取位
置から光電変換手段までの反射光の光路長と第2の読取
位置から光電変換手段までの反射光の光路長とが同一に
なるように光電変換手段を反射光の光軸に沿って移動さ
せる。この結果、原稿を1回反転させると共に光電変換
手段を位相させるだけで原稿の両面を読み取ることがで
き、搬送経路の短縮によって搬送時間が短縮されること
になる。
【0012】また、請求項2に係る画像読取装置は、請
求項1に記載の画像読取装置において、さらに、原稿が
前記第1の読取位置を通過したか否かを判定する通過判
定手段と、前記通過判定手段の判定結果に基づいて、前
記第1の光源および第2の光源の点灯切替制御を行う光
源切替手段と、を備え、前記移動手段が、前記通過判定
手段の判定結果に基づいて、前記光電変換手段を反射光
の光軸に沿って移動させるものである。
【0013】すなわち、請求項2の画像読取装置では、
通過判定手段によって原稿が第1の読取位置を通過した
か否かを判定し、通過した場合に、光源切替手段が第1
の光源を消灯すると共に第2の光源を点灯する点灯切替
制御を行う。また、通過した場合に、移動手段が光電変
換手段を反射光の光軸に沿って移動させる。したがっ
て、光源の点灯切替および光電変換手段の移動を適切な
タイミングで行える。
【0014】また、請求項3に係る画像読取装置は、請
求項1または2に記載の画像読取装置において、さら
に、少なくとも前記光電変換手段で読み取る原稿読取幅
と同一の幅を有し、かつ、前記第1の読取位置に配設さ
れた透明度が可変な透明度可変部材と、前記透明度可変
部材の透明度を制御する透明度制御手段と、を備え、前
記透明度制御手段が、原稿の位置が前記第1の読取位置
の場合、前記透明度可変部材の透明度を低い状態に制御
し、原稿の位置が前記第2の読取位置の場合、前記透明
度可変部材の透明度を高い状態に制御するものである。
【0015】すなわち、請求項3の画像読取装置では、
原稿の表面を読み取るときの透明度可変部材の透明度が
低いので光源からの光が原稿や透明度可変部材を透過し
なくなり、光強度不足により表面画像が暗くなることを
防止できる。
【0016】また、請求項4に係る画像読取装置は、請
求項3に記載の画像読取装置においとて、さらに、前記
第2の読取位置で読み取った画像に対して、前記透明度
可変部材の最大透過率に基づいて画像濃度補正を行う濃
度補正手段を備えたものである。
【0017】すなわち、請求項4の画像読取装置では、
原稿の裏面を読み取るときに原稿からの反射光は透明度
可変部材を介して光電変換手段により受光されるので、
透明度可変部材の透明度により光強度が低下し、表面画
像と比較して僅かながら裏面画像が暗くなってしまう
が、透明度可変部材の最大透過率に基づいて画像濃度補
正を行うことにより、この光強度の低下分を補正し、表
面画像と裏面画像とを同一の画質で読み取ることができ
る。
【0018】また、請求項5に係る画像読取装置は、原
稿の裏表を反転させる反転部を有した搬送経路に沿って
原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記搬送経路上の反転
部の位置に対して上流側に位置する第1の読取位置にお
いて原稿に光を照射する第1の光源と、前記搬送経路上
の反転部の位置に対して下流側に位置する第2の読取位
置において原稿に光を照射する第2の光源と、前記第1
の光源から原稿に照射された光の反射光および前記第2
の光源から原稿に照射された光の反射光を受光し、電気
的信号に変換する光電変換手段と、前記第1の光源から
原稿に照射された光の反射光および前記第2の光源から
原稿に照射された光の反射光を前記光電変換手段に導く
反射ミラーと、前記第1の読取位置から前記光電変換手
段までの反射光の光路長と前記第2の読取位置から前記
光電変換手段までの反射光の光路長とが同一になるよう
に前記反射ミラーを反射光の光軸に沿って移動させる移
動手段と、を備えたものである。
【0019】すなわち、請求項5の画像読取装置では、
光電変換手段により第1の読取位置を通過する原稿の表
面を読み取り、原稿搬送手段の反転部で原稿を1回反転
させ、光電変換手段により第2の読取位置を通過する原
稿の裏面を読み取るときに、移動手段が、第1の読取位
置から光電変換手段までの反射光の光路長と第2の読取
位置から光電変換手段までの反射光の光路長とが同一に
なるように反射ミラーを反射光の光軸に沿って移動させ
る。この結果、原稿を1回反転させると共に光電変換手
段を位相させるだけで原稿の両面を読み取ることがで
き、搬送経路の短縮によって搬送時間が短縮されること
になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像読取装置につ
いて、〔実施の形態1〕〜〔実施の形態3〕の順で、添
付の図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態
により本発明が限定されるものではない。
【0021】〔実施の形態1〕図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像読取装置の構成図である。この画像読
取装置1では、原稿Gは、原稿挿入口3から挿入され、
搬送ローラ5、6、7からなる搬送経路2に沿って搬送
され、位置R1(第1の読取位置)で表面画像が読み取
られ、位置R2(第2の読取位置)で裏面画像が読み取
られ、排出トレイ4に排出される。なお、原稿は、搬送
ローラ6、7により1回反転する。なお、図中の矢印A
は、原稿Gの搬送方向を示している。
【0022】原稿位置検出センサ11は、搬送ローラ
6、7によって搬送された原稿Gの先端の位置を検出す
る。照明ランプ9は、位置R1においてコンタクトガラ
ス12上を通過する原稿Gを照明する。照明ランプ10
は、位置R2において原稿Gを照明する。
【0023】原稿Gからの反射光は、ミラー14によっ
て撮像ユニット13に誘導される。ここで、撮像ユニッ
ト13は、原稿Gからの反射光を結像するためのレンズ
15と、そのレンズ15からの光により結像された反射
光像を光電変換してデジタル信号を出力するCCDセン
サ16とからなる。画像処理ボード20は、CCDセン
サ16からのデジタル信号に対して種々の画像処理(例
えば、2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集処理
など)を実施する。
【0024】撮像ユニット13は、原稿Gの表面を読み
取るときは標準位置P1にセットされている。図2に示
すように、撮像ユニット13は、原稿Gの裏面を読み取
るときは移動位置P2まで移動させられる。なお、標準
位置P1と移動位置P2との距離Dは、位置R1と位置
R2との直線距離に等しい。
【0025】図3に示すように、撮像ユニット13は、
表面に歯車が形成されている基板23に固定されてお
り、本発明の移動手段に相当するギア22およびモータ
18によって、反射光の光軸に沿って移動可能に構成さ
れている。
【0026】なお、上記説明した各部は外ケース21に
収納されている。なお、図示しないが、外ケース21に
は、コピーの枚数や、片面/両面読み取りを指示するた
めのボタンを有する操作パネルが設けられている。
【0027】図4は、上記画像読取装置1のブロック図
である。この図に示すように、画像読取装置1におい
て、画像処理ボード20では、CCDセンサ16で受光
したアナログ信号をデジタル信号に変換して転送するS
BU(Sensor Board Unit )40と、ビデオ信号を制御
するビデオ信号制御部41と、取得した画像に対して種
々な画像処理を実施する画像処理部42と、画像データ
などのデータを記録するRAM43と、プログラムなど
を記録するROM44と、原稿位置検出センサ11と、
搬送モータ51およびユニットモータ52を制御するモ
ータドライバ45と、照明ランプ9、10の点灯消灯を
制御する照明ランプ制御回路46と、画像処理ボード2
0全体の動作を制御するCPU47と、インターフェー
ス48とがバス49により接続されている。また、画像
処理ボード20には操作パネル50からの情報が供給さ
れる。この情報に基づいて画像処理ボード20は画像に
対して種々な画像処理を実施する。なお、RAM43に
画像データを記憶するときはデータを圧縮して記憶し、
RAM43からインターフェース48に画像データを出
力するときはデータを展開することによりRAM43の
記憶容量を低減する。
【0028】つぎに、図1および図2を用いて画像読取
装置1の動作を説明する。原稿の両面を読み取る場合
は、操作者が外ケース21上の操作パネル50のボタン
を操作して両面読み取りを指示すると共に原稿Gを原稿
挿入口3にセットする。つぎに、操作者が、操作パネル
50のボタンを操作して原稿の読取開始を指示すると、
照明ランプ制御回路46が照明ランプ9を点灯して(同
時に照明ランプ10のを消灯を確認)、搬送モータ51
の駆動によって搬送ローラ5が回転し、原稿Gが矢印A
で示す搬送方向に搬送される。このとき、撮像ユニット
13は、基準位置P1にセットされている。
【0029】図1に示すように、原稿Gが位置R1に到
達すると、照明ランプ9によって原稿Gの表面に光が照
明され、原稿Gの表面からの反射光がミラー14を介し
て撮像ユニット13のCCDセンサ16に導かれ、原稿
Gの表面画像の読み取りが開始される。その後、原稿G
の後端が位置R1を通過すると原稿Gの表面画像の読み
取りが終了する。これにより、原稿Gの表面画像を得る
ことができる。
【0030】原稿Gの表面画像の読み取りが終了する
と、図2に示すように、撮像ユニット13を移動位置P
2に移動する。一方、原稿Gは、搬送ローラ5、6、7
により搬送されて1回反転する。原稿位置検出センサ1
1により原稿Gの先端の位置が検出されると、照明ラン
プ制御回路46は照明ランプ9を消灯し、照明ランプ1
0を点灯する。原稿Gが位置R2に到達すると、原稿G
の裏面が照明ランプ10によって照明され、原稿Gの裏
面からの反射光がコンタクトガラス12およびミラー1
4を介して撮像ユニット13のCCDセンサ16に導か
れ、原稿Gの裏面画像の読み取りが開始される。
【0031】その後、原稿Gの後端が位置R2を通過す
ると原稿Gの裏面画像の読み取りが終了する。これによ
り、原稿Gの裏面画像を得ることができる。原稿Gの両
面の読み取りが終了すると、原稿Gは搬送ローラ5によ
り搬送されて排出トレイ4に排出する。そして、撮像ユ
ニット13は基準位置P1に復帰(移動)する。
【0032】前述したように、原稿Gの表面を読み取る
ときの位置はR1であり、原稿Gの裏面を読み取るとき
の位置はR2である。ここで、位置R1とR2との直線
距離をDとする。表面を読み取るときの撮像ユニット1
3の位置P1と同じ位置から裏面を読み取ると、光路長
が距離Dだけ長くなるため、裏面画像の画質が劣化して
しまう。このため、撮像ユニット13を位置P1から反
射光の光軸方向に距離Dだけ位置R2に近い位置P2に
移動することにより、表面を読み取るときの光路長と裏
面を読み取るときの光路長とを等しくして、裏面画像の
画質の劣化を防止している。
【0033】このように、実施の形態1の画像読取装置
1では、撮像ユニット13により位置R1で原稿Gの表
面を読み取り、その撮像ユニット13を反射光の光軸に
沿って距離Dだけ移動し、原稿Gを搬送ローラ6、7に
より1回反転させ、撮像ユニット13により位置R2で
原稿Gの裏面を読み取るため、搬送経路を重複する必要
がなくなり、搬送時間の短縮が可能となって作業の効率
が向上する。
【0034】〔実施の形態2〕図5は、本発明の実施の
形態2に係る画像読取装置の構成図である。この画像読
取装置30では、実施の形態1の上記画像読取装置1の
コンタクトガラス12の変わりに透明度可変部材32を
設け、その透明度可変部材32の透明度を低いまたは高
い透明度に制御する透明度制御部(図示省略)を有す
る。これ以外の構成は上記画像読取装置1と同様である
ためその説明を省略する。なお、透明度可変部材32の
長さは、少なくとも原稿Gの搬送方向と直交する方向に
おいて原稿Gの長さと同じ長さかそれより長いものとす
る。
【0035】つぎに、図5および図6を用いて画像読取
装置30の動作を説明する。原稿の両面を読み取る場合
は、操作者が外ケース21上の操作パネル50のボタン
を操作して両面読み取りを指示すると共に原稿Gを原稿
挿入口3にセットする。続いて、操作者が操作パネル5
0のボタンを操作して原稿の読取開始を指示すると、透
明度制御部が透明度可変部材32の透明度を低く設定
し、照明ランプ制御回路46が照明ランプ9を点灯して
(同時に照明ランプ10の消灯を確認)、搬送モータ5
1が駆動して原稿Gが搬送される。このとき、撮像ユニ
ット13は、基準位置P1にセットされている。
【0036】図5に示すように、原稿Gが位置R1に到
達すると、照明ランプ9は原稿Gの表面を照明し、原稿
Gの表面からの反射光はミラー14を介して撮像ユニッ
ト13のCCDセンサ16に照射され、原稿Gの表面画
像の読み取りが開始される。その後、原稿Gの後端が位
置R1を通過すると、原稿Gの表面画像の読み取りは終
了する。これにより、原稿Gの表面画像を得ることがで
きる。なお、位置R1において原稿Gの裏側に配置され
た部材がコンタクトガラスのように透明な部材である場
合、原稿Gの紙質(厚さ)によって照明ランプ9からの
光が原稿Gおよび透明な部材を透過して、反射光の光強
度が不足して、表画像が暗くなってしまう虞がある。と
ころが、実施の形態2では、透明度可変部材32の透明
度が低く設定されているため、照明ランプ9からの光は
原稿Gと透明度可変部材32によって充分に反射され、
反射光の光強度不足によって表画像が暗くなってしまう
ことを回避できる。
【0037】原稿Gの表面画像の読み取りが終了する
と、図6に示すように、撮像ユニット13を移動位置P
2に移動する。一方、原稿Gは、搬送ローラ5、6、7
により搬送されて1回反転する。原稿位置検出センサ1
1により原稿Gの先端の位置が検出されると、透明度制
御部は透明度可変部材32の透明度を高く設定し、照明
ランプ制御回路46は照明ランプ9を消灯し、照明ラン
プ10を点灯する。
【0038】続いて、原稿Gが位置R2に到達すると、
照明ランプ10によって原稿Gの裏面が照明され、原稿
Gの裏面からの反射光が透明度可変部材32およびミラ
ー14を介して撮像ユニット13のCCDセンサ16に
照射され、原稿Gの裏面画像の読み取りが開始される。
その後、原稿Gの後端が位置R2を通過すると原稿Gの
裏面画像の読み取りが終了する。これにより、原稿Gの
裏面画像を得ることができる。原稿Gの両面の読み取り
が終了すると、原稿Gは搬送ローラ5により搬送されて
排出トレイ4に排出する。そして、撮像ユニット13は
基準位置P1に復帰(移動)する。
【0039】前述したように、裏面の画像を読み取ると
きは、透明度可変部材32の透明度が高いため、ほとん
どの反射光は透明度可変部材32を透過する。なお、詳
細な説明は省略するが、読み取った裏面画像に対して透
明度可変部材32の最大透過率の逆数を乗算して濃度補
正を行うことにより、透明度可変部材32の透明度によ
る裏面画像の劣化を防止することにより、画質の劣化を
回避することができる。
【0040】このように、実施の形態2の画像読取装置
30では、位置R1で原稿Gの表面を読み取るときに透
明度可変部材32の透明度を低く設定し、位置R2で原
稿Gの裏面を読み取るときに透明度可変部材32の透明
度を高く設定し、裏面画像に対して透明度可変部材32
に基づく濃度補正を行うため、表面画像や裏面画像の画
質の劣化を招来することなく、かつ、装置コストの上昇
を招くことなく、原稿の両面を読み取るときの搬送時間
の短縮を図ることができる。
【0041】〔実施の形態3〕図7は、本発明の実施の
形態3に係る画像読取装置の構成図である。この画像読
取装置40では、実施の形態1および実施の形態2にお
いて撮像ユニット13を反射光の光軸に沿って距離Dだ
け移動させることによって位置R1および位置R2のそ
れぞれの光路長を同一としたことに代えて、反射光をC
CDセンサ16(光電変換手段)に導くミラー14を反
射光の光軸に沿って距離Dだけ移動させるものである。
なお、基本的な構成および動作は実施の形態1と同様に
つき、ここでは異なる部分のみを詳細に説明する。
【0042】図7に示すように、実施の形態3の画像読
取装置40では、実施の形態1のコンタクトガラス12
(または実施の形態2の透明度可変部材32)が配置さ
れた位置に代えて、42で示す位置にコンタクトガラス
(または透明度可変部材)が配置されている。また、照
明ランプ10、原稿位置検出センサ11および位置R2
(第2の読取位置)を、コンタクトガラス42の下方に
移動しており、これらの移動に伴って近傍の搬送ローラ
5を搬送経路の上流側へ移動して配置した構成である。
【0043】また、図示を省略するが、位置R1(第1
の読取位置)からCCDセンサ16までの反射光の光路
長と位置R2(第2の読取位置)からCCDセンサ16
までの反射光の光路長とが同一になるようにミラー14
を反射光の光軸に沿って移動させる移動手段を有してい
る。例えば、この移動手段としては、一般的な複写機に
おいて使用されるキャリッジ機構を用いることが可能で
ある。
【0044】以上の構成において、図7および図8を参
照してその動作を説明する。原稿Gの表面を読み取る場
合、ミラー14は、図7に示すように基準位置P1に停
止している。この状態で照明ランプ9から位置R1の原
稿Gに照射された光の反射光がミラー14を介してCC
Dセンサ16に導かれ、原稿Gの表面の画像が読み取ら
れる。
【0045】次に、原稿Gの裏面を読み取る場合、ミラ
ー14は、図8に示すように移動位置P2に移動して停
止している。この状態で照明ランプ10から位置R2の
原稿Gに照射された光の反射光がコンタクトガラス42
を透過し、ミラー14を介してCCDセンサ16に導か
れ、原稿Gの裏面の画像が読み取られる。
【0046】なお、ここで基準位置P1と移動位置P2
との間の距離Dは、コンタクトガラス42から位置R2
までの距離と等しい長さである。したがって、CCDセ
ンサ16から位置R1までの光路長とCCDセンサ16
から位置R2までの光路長は同じ長さとなる。
【0047】このように、実施の形態3の画像読取装置
40では、撮像ユニット13により位置R1で原稿Gの
表面を読み取り、その後、ミラー14を反射光の光軸に
沿って距離Dだけ移動し、原稿Gを搬送ローラ6、7に
より1回反転させ、次に撮像ユニット13により位置R
2で原稿Gの裏面を読み取るため、搬送経路を重複する
必要がなくなり、搬送時間の短縮が可能となって作業の
効率が向上する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像読取
装置(請求項1)では、光電変換手段により第1の読取
位置を通過する原稿の表面を読み取り、原稿搬送手段の
反転部で原稿を1回反転させ、光電変換手段により第2
の読取位置を通過する原稿の裏面を読み取るときに、移
動手段が、第1の読取位置から光電変換手段までの反射
光の光路長と第2の読取位置から光電変換手段までの反
射光の光路長とが同一になるように光電変換手段を反射
光の光軸に沿って移動させるため、装置コストの上昇を
招くことなく、原稿の両面を読み取るときの搬送時間の
短縮を図ることができる。
【0049】また、本発明の画像読取装置(請求項2)
では、通過判定手段によって原稿が第1の読取位置を通
過したか否かを判定し、通過した場合に、光源切替手段
が第1の光源を消灯すると共に第2の光源を点灯する点
灯切替制御を行い、また、通過した場合に、移動手段が
光電変換手段を反射光の光軸に沿って移動させるため、
光源の点灯切替および光電変換手段の移動を適切なタイ
ミングで行える。
【0050】また、本発明の画像読取装置(請求項3)
では、原稿の表面を読み取るときの透明度可変部材の透
明度が低いので光源からの光が原稿や透明度可変部材を
透過することがないため、光強度不足により表面画像が
暗くなることを回避し、画質の低下を防止できる。
【0051】また、本発明の画像読取装置(請求項4)
では、透明度可変部材の最大透過率に基づいて、裏面の
画像の画像濃度補正を行うため、光強度の低下分を補正
でき、表面画像と裏面画像とを同一の画質で読み取るこ
とができる。
【0052】また、本発明の画像読取装置(請求項5)
では、光電変換手段により第1の読取位置を通過する原
稿の表面を読み取り、原稿搬送手段の反転部で原稿を1
回反転させ、光電変換手段により第2の読取位置を通過
する原稿の裏面を読み取るときに、移動手段が、第1の
読取位置から光電変換手段までの反射光の光路長と第2
の読取位置から光電変換手段までの反射光の光路長とが
同一になるように反射ミラーを反射光の光軸に沿って移
動させるため、装置コストの上昇を招くことなく、原稿
の両面を読み取るときの搬送時間の短縮を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の構
成図である。
【図2】図1の画像読取装置で原稿の裏面を読み取る場
合の説明図である。
【図3】撮像ユニットの移動機構の説明図である。
【図4】図1の画像読取装置のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像読取装置の構
成図である。
【図6】図5の画像読取装置で原稿の裏面を読み取る場
合の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る画像読取装置の構
成図である。
【図8】図7の画像読取装置で原稿の裏面を読み取る場
合の説明図である。
【図9】従来の画像読取装置(ADFを備えたデジタル
複写機の読取部)の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1、30、40 画像読取装置 2 搬送経路 3 原稿挿入口 4 排出トレイ 5、6、7 搬送ローラ 9、10 照明ランプ 11 原稿位置センサ 13 撮像ユニット 14 ミラー 20 画像処理ボード G 原稿 P1 基準位置 P2 移動位置 R1、R2 読取位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の裏表を反転させる反転部を有した
    搬送経路に沿って原稿を搬送する原稿搬送手段と、 前記搬送経路上の反転部の位置に対して上流側に位置す
    る第1の読取位置において原稿に光を照射する第1の光
    源と、 前記搬送経路上の反転部の位置に対して下流側に位置す
    る第2の読取位置において原稿に光を照射する第2の光
    源と、 前記第1の光源から原稿に照射された光の反射光および
    前記第2の光源から原稿に照射された光の反射光を受光
    し、電気的信号に変換する光電変換手段と、 前記第1の読取位置から前記光電変換手段までの反射光
    の光路長と前記第2の読取位置から前記光電変換手段ま
    での反射光の光路長とが同一になるように前記光電変換
    手段を反射光の光軸に沿って移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 さらに、原稿が前記第1の読取位置を通
    過したか否かを判定する通過判定手段と、前記通過判定
    手段の判定結果に基づいて、前記第1の光源および第2
    の光源の点灯切替制御を行う光源切替手段と、を備え、 前記移動手段は、前記通過判定手段の判定結果に基づい
    て、前記光電変換手段を反射光の光軸に沿って移動させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 さらに、少なくとも前記光電変換手段で
    読み取る原稿読取幅と同一の幅を有し、かつ、前記第1
    の読取位置に配設された透明度が可変な透明度可変部材
    と、前記透明度可変部材の透明度を制御する透明度制御
    手段と、を備え、 前記透明度制御手段は、原稿の位置が前記第1の読取位
    置の場合、前記透明度可変部材の透明度を低い状態に制
    御し、原稿の位置が前記第2の読取位置の場合、前記透
    明度可変部材の透明度を高い状態に制御することを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第2の読取位置で読み取っ
    た画像に対して、前記透明度可変部材の最大透過率に基
    づいて画像濃度補正を行う濃度補正手段を備えたことを
    特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿の裏表を反転させる反転部を有した
    搬送経路に沿って原稿を搬送する原稿搬送手段と、 前記搬送経路上の反転部の位置に対して上流側に位置す
    る第1の読取位置において原稿に光を照射する第1の光
    源と、 前記搬送経路上の反転部の位置に対して下流側に位置す
    る第2の読取位置において原稿に光を照射する第2の光
    源と、 前記第1の光源から原稿に照射された光の反射光および
    前記第2の光源から原稿に照射された光の反射光を受光
    し、電気的信号に変換する光電変換手段と、 前記第1の光源から原稿に照射された光の反射光および
    前記第2の光源から原稿に照射された光の反射光を前記
    光電変換手段に導く反射ミラーと、 前記第1の読取位置から前記光電変換手段までの反射光
    の光路長と前記第2の読取位置から前記光電変換手段ま
    での反射光の光路長とが同一になるように前記反射ミラ
    ーを反射光の光軸に沿って移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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