JP2000207266A - レプリカシステムおよびレプリカ方法 - Google Patents

レプリカシステムおよびレプリカ方法

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JP2000207266A
JP2000207266A JP11006115A JP611599A JP2000207266A JP 2000207266 A JP2000207266 A JP 2000207266A JP 11006115 A JP11006115 A JP 11006115A JP 611599 A JP611599 A JP 611599A JP 2000207266 A JP2000207266 A JP 2000207266A
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replica
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computer
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Mitsuyoshi Yamatari
光義 山足
Koichi Yamada
耕一 山田
Noriko Ichikawa
範子 市川
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレプリカシステムでは、レプリカプロ
グラム内に読み込み対象となるデータベースおよび書き
込み対象となるデータベースを特定していたので、異な
るデータベースからのデータの読み込み・書き込みはで
きなかった。また、1つのレプリカシステムに種類の異
なるデータベースプログラムを有するデータベース管理
システムとのインタフェースを持たせることもできなか
った。 【解決手段】 データベース管理システムにコマンドを
投入して、データベースへのデータの読み込みおよび書
き込みを行なうインタフェース手段と、それを管理する
管理手段とを設け、インタフェース手段間でのデータの
送受信を共通フォーマットで行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異なるデータベ
ース、ファイル間でのレプリカを可能にするレプリカシ
ステムおよびレプリカ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在は、コンピュータの分散化が進み、
各部門に小型の部門コンピュータを配置して使用し、例
えば一日の始まりにホストコンピュータ上に存在するマ
スタデータベースやマスタファイルから部門コンピュー
タのデータベースやファイルに必要となるデータをコピ
ーし、一日の業務が終了したのちにホストコンピュータ
に修正データをコピーして、ホストコンピュータ上のマ
スタデータベースやマスタファイルの更新などが行なわ
れている。
【0003】また、持ち運び自由なモバイルコンピュー
タ技術が発達したため、客先や自宅等のオフィス外での
仕事にコンピュータを使用することができるようになっ
た。この場合、例えば、営業員が一日の始めにホストコ
ンピュータのマスタデータベースやマスタファイルから
必要となる情報をモバイルコンピュータのデータベース
やファイルにコピーし、営業活動を終えた一日の終わり
に、売り上げデータや経費データをホストコンピュータ
に送信し、ホストコンピュータのマスタデータベースや
マスタファイルを変更する等の方法が、通信費用やアク
セス時間を考慮した場合に最も効率のよい方法となる。
【0004】このように、複数のデータベースや複数フ
ァイル間でデータをコピーしあうことで行なうデータの
授受方式および、この方式を使用したシステムを、一般
にレプリカ方式とか、レプリカシステムなどと呼んでい
る。
【0005】図20は、従来のレプリカシステムの構成
を示す図である。図20において、レプリカシステムは
ホストコンピュータ1001と、モバイルコンピュータ
等の分散コンピュータ1002とから構成されている。
なお、ホストコンピュータ1001と分散コンピュータ
1002とは、LANやインターネット等の通信媒体を
通じて接続されている。
【0006】ホストコンピュータ1001は、マスタデ
ータベース(以下、「マスタDB」と称す)A1003と
マスタDBB1004を有し、さらに各マスタDBを管
理するデータベース管理システム(Data Base
Management System:以下、「DBM
S」と称す)であるDBMSA1005およびDBMS
B1006を有している。なお、DBMSA1005お
よびDBMSB1006は、同じ種類のデータベースプ
ログラムを使用していても、異なる種類のデータベース
プログラムを使用していてもよい。
【0007】また、分散コンピュータ1002は、マス
タDBA1003から必要なデータをコピーしたコピー
データベース(以下、「コピーDB」と称す)C1007
とコピーDBD1008を有し、さらに各コピーDBを
管理するデータベース管理システムであるDBMSC1
009およびDBMSD1010を有している。なお、
DBMSC1009とDBMSD1010は、同じ種類
のデータベースプログラムを使用しており、かつ、ホス
トコンピュータ側のDBMSA1005が使用するデー
タベースプログラムとも同じである。
【0008】1011は、データベースレプリカプログ
ラムであり、ホストコンピュータ1001のマスタDB
と分散コンピュータ1002のコピーDBとの対応関係
があらかじめ設定されており、使用者の要求に応じて、
データベース間でのデータのコピー制御を行なってい
る。なお、データベースレプリカプログラム1011
は、ホストコンピュータ1001上に存在している。
【0009】以下に、データベースレプリカプログラム
1011の具体的な動作について説明する。使用者よ
り、マスタDBA1003からコピーDBC1007へ
のデータのコピー要求があった場合、マスタDBA10
03からDBMSA1005を介してデータを読み込
み、このデータをDBMSC1009を介してコピーD
BC1007に書き込んでいる。逆に、使用者より、コ
ピーDBC1007からマスタDBA1003への更新
データのコピー要求があった場合には、コピーDBC1
007からDBMSC1009を介して更新データを読
み込み、このデータをDBMSA1005を介してマス
タDBA1003に書き込んでいる。
【0010】同様に、マスタDBA1003とコピーD
BD1008との間でも、データのコピー等が行なわれ
る。但し、コピーDBD1008の更新データをマスタ
DBB1004にコピーさせることは、両者を管理する
DBMSのデータベースプログラムの種類が異なる場合
にはできず、また、データベースプログラムの種類が同
じであっても、この対応関係がデータベースレプリカプ
ログラム1011上に存在しない場合にはできない。
【0011】また、ホストコンピュータ1001は、マ
スタファイル1012とファイルレプリカプログラム1
013を有しており、分散コンピュータ1002はマス
タファイル1012に対応するコピーファイル1014
を有している。
【0012】ファイルレプリカプログラム1013は、
ホストコンピュータ1001のマスタファイル1012
と分散コンピュータ1002のコピーファイル1014
との対応関係があらかじめ設定されており、使用者の要
求に応じて、ファイル間でのデータのコピー制御を行な
っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】データベースプログラ
ムとしては、世の中に幾つものものが出回ってきてお
り、また、その用途によっても使い分けがなされるよう
になってきている。例えば、ホストコンピュータなどの
多くの人に同時に使用されるコンピュータでは、例え
ば、IBM社のDB2やオラクル社のオラクル8等のよ
うに、一度に多くのタスクを平行して処理できるデータ
ベースプログラムを使用するデータベース管理システム
が適している。また、モバイルコンピュータ等の個人向
けコンピュータでは、タスクがシーケンシャルに発生す
るので、オラクル社のオラクルライトやマイクロソフト
社のアクセス等のように、負荷のあまりかからないデー
タベースプログラムを使用したデータベース管理システ
ムが適している。
【0014】しかし、従来のレプリカシステムでは、デ
ータベースレプリカプログラムは、特定のデータベース
プログラムに対応して作成されていたので、他の種類の
データベースプログラムを使用したデータベース管理シ
ステムとはインタフェースを持つことができなかった。
このために、マスタDBとコピーDBを同じデータベー
スプログラムを使用したデータベース管理システムで管
理しなければならず、負荷に応じた柔軟なシステム構築
ができなかった。
【0015】また、データベース同士およびファイル同
士のレプリカをするレプリカシステムを構築する場合に
は、データベースレプリカプログラムとファイルレプリ
カプログラムの二種類のプログラムが必要となり、負荷
が増大するという問題があった。
【0016】さらに、データベースレプリカプログラム
に、コピーで必要となる全てのデータ、例えばコピーD
BおよびマスタDBのテーブルのデータ等を持たせなけ
ればならず、構成が複雑となるという問題があった。特
に、コピーDBやコピーファイルのデータフォーマット
の追加・変換するたびにデータベースレプリカプログラ
ム全体を修正しなければならず、修正処理が非常に煩雑
になる。
【0017】また、ユーザが文字コード変換などの付加
機能を追加しようとしても、データベースレプリカプロ
グラム全体を修正するという困難な作業が必要となり、
実質的に追加を行なうことは不可能である。
【0018】この発明は上述の問題を解決するためにな
されたものであり、第一の目的は、負荷が少なく、複数
種類のデータベースプログラムで構築したデータベース
管理システムに対応でき、かつ、ファイルにも対応でき
るレプリカシステムを提供することである。
【0019】第二の目的は、コピーDBやコピーファイ
ルのデータフォーマットの追加・変更や、文字コード変
換などの付加機能追加を容易に行なうことができるレプ
リカシステムを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるレプリ
カシステムでは、レプリカ命令を受信し、レプリカ命令
より第一のデータ記憶手段からの読み込み対象、および
第二のデータ記憶手段への書き込み対象を割り出すレプ
リカ管理手段と、第一のデータ管理手段にコマンドを投
入することにより、第一のデータ記憶手段から読み込み
対象のデータを読み込み、データのデータ形式をシステ
ム内で決められた標準データ形式に変換する第一のイン
タフェース手段と、第一のインタフェース手段から標準
データ形式のデータを取得し、データのデータ形式を書
き込み対象のデータ形式に変換した後、第二のデータ管
理手段にコマンドを投入して、第二のデータ記憶手段に
変換後のデータを書き込む第二のインタフェース手段と
を有するものとした。
【0021】さらに、第一のデータ記憶手段および第二
のデータ記憶手段の少なくとも一方はデータベースであ
るものとした。
【0022】さらに、第一のデータ記憶手段および第二
のデータ記憶手段の少なくとも一方はデータファイルで
あるものとした。
【0023】さらに、レプリカ管理手段は、読み込み対
象および書き込み対象の情報を有するレプリカパターン
データが記憶されたレプリカパターン記憶手段を有して
いるものとした。
【0024】さらに、レプリカパターンデータは、コー
ド変換情報を有しているものとした。
【0025】さらに、レプリカ命令が記憶されたレプリ
カ命令記憶手段を有し、レプリカ管理手段はレプリカ命
令記憶手段からレプリカ命令を読み込むものとした。
【0026】さらに、第一のインタフェース手段および
第二のインタフェース手段はインタフェースドライバを
有し、インタフェースドライバは入れ替え可能であるも
のとした。
【0027】さらに、レプリカ管理手段は、第一のイン
タフェース手段とデータの送受信を行なう第一のレプリ
カ分散管理手段と、第二のインタフェース手段とデータ
の送受信を行なう第二のレプリカ分散管理手段とを有し
ているものとした。
【0028】さらに、第一のインタフェース手段および
第一のレプリカ分散管理手段は第一の計算機上に位置
し、第二のインタフェース手段および第二のレプリカ分
散管理手段は第二の計算機上に位置し、第一の計算機と
第二の計算機は通信媒体を介して接続可能であるものと
した。
【0029】さらに、第一の計算機は、通信を管理する
第一の通信インタフェース手段を有し、第二の計算機
は、通信を管理する第二の通信インタフェース手段を有
しており、第一の通信インタフェース手段は第一のレプ
リカ分散管理手段からの命令に従い第二の通信インタフ
ェース手段に接続し、第二の通信インタフェース手段は
第二のレプリカ分散管理手段からの命令に従い第一の通
信インタフェース手段に接続するものとした。
【0030】さらに、第一の計算機は、第二の計算機と
の通信で使用する通信情報が記憶された第一の通信情報
記憶手段を有し、第二の計算機は、前記第一の計算機と
の通信で使用する通信情報が記憶された第二の通信情報
記憶手段を有しているものとした。
【0031】さらに、通信情報は通信アドレスであると
した。
【0032】また、この発明にかかるレプリカ方法は、
レプリカ命令を受けるステップと、レプリカ命令より第
一のデータ記憶手段からの読み込み対象、および第二の
データ記憶手段への書き込み対象を割り出すステップ
と、第一のデータ管理手段にコマンドを投入して第一の
データ記憶手段から読み込み対象のデータを読み出すス
テップと、データのデータ形式をシステム内で決められ
た標準データ形式に変換するステップと、標準データ形
式のデータを書き込み対象のデータ形式に変換するステ
ップと、第二のデータ管理手段にコマンドを投入して第
二のデータ記憶手段にデータを書き込むステップとを有
しているものとした。
【0033】また、この発明にかかるレプリカ方法は、
レプリカ命令を受けるステップと、レプリカ命令より第
一のデータ記憶手段からの読み込み対象、および第二の
データ記憶手段への書き込み対象を割り出すステップ
と、第一のデータ管理手段にコマンドを投入して第一の
データ記憶手段から読み込み対象のデータを読み出すス
テップと、読み込みたデータのデータ形式をシステム内
で決められた標準データ形式に変換するステップと、第
一の計算機と第二の計算機を通信媒体を介して接続する
ステップと、標準データ形式のデータを第一の計算機か
ら送信するステップと、標準データ形式のデータを第二
の計算機が受信するステップと、受信したデータを、書
き込み対象のデータ形式に変換するステップと、第二の
データ管理手段にコマンドを投入して第二のデータ記憶
手段にデータを書き込むステップとを有するものとし
た。
【0034】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示すレプリカシステムの構成図であ
る。図1において、レプリカシステムはホストコンピュ
ータ1と、モバイルコンピュータ等の分散コンピュータ
2a、2cおよび2dとから構成されている。なお、ホ
ストコンピュータ1と分散コンピュータ2a、2cおよ
び2dとは、LANやインターネット等の通信媒体を通
じて接続可能である。
【0035】ホストコンピュータ1は、マスタデータベ
ース(以下、「マスタDB」と称す)A3aとマスタDB
A3aを管理するデータベース管理システム(Data
Base Management System:以
下、「DBMS」と称す)であるDBMSA4a、および
マスタDBB3bとこれを管理するDBMSB4bとを
有している。
【0036】また、分散コンピュータ2aは、マスタD
BA3aから必要なデータをコピーしたコピーデータベ
ース(以下、「コピーDB」と称す)C5aと、コピーD
BC5aを管理するデータベース管理システムであるD
BMSC6a、およびマスタDBB3aから必要なデー
タをコピーしたコピーDBD5bと、コピーDBD5b
を管理するデータベース管理システムであるDBMSD
6bとを有している。
【0037】さらに、分散コンピュータ2cは、マスタ
DBA3aから必要なデータをコピーしたコピーDBE
5cと、コピーDBE5cを管理するデータベース管理
システムであるDBMSE6cとを有し、分散コンピュ
ータ2dは、マスタDBA3aから必要なデータをコピ
ーしたデータファイルであるコピーファイルA5dとデ
ータ管理プログラム8とを有している。なお、データ管
理プログラム8は、通常はオペーレーティングシステム
内に組み込まれている。
【0038】なお、DBMSA4aとDBMSC6a、
DBMSB4bとDBMSD6b、およびDBMSA4
aとDBMSE6cは、同じデータベースプログラムを
使用したデータベース管理システムであっても、異なる
データベースプログラムを使用したしたデータベース管
理システムであってもよい。
【0039】また、データベースおよびデータファイル
はデータ記憶手段に相当し、データベースおよびデータ
ファイルを管理するデータベース管理システムおよびデ
ータ管理プログラムはデータ管理手段に相当する。
【0040】7は、ホストコンピュータ1のマスタDB
A3aおよびマスタDBB3bと分散コンピュータ2a
のコピーDBC5a、コピーDBC5b、分散コンピュ
ータ2cのコピーDBE5c、および分散コンピュータ
3dのコピーファイルA5dとのデータのフォーマット
変換や、データの読み込み・書き込みの制御を行なって
いるレプリカコントロール部であり、DBMSA4aと
のインタフェースを有するインタフェース手段であるD
BMSA用パブリシャインタフェース部71a、DBM
SB4bとのインタフェースを有するインタフェース手
段であるDBMSB用パブリッシャインタフェース部7
1b、および、DBMSC6aとのインタフェースを有
するインタフェース手段であるDBMSC用ディスクリ
プタインタフェース部73a、DBMSD6bとのイン
タフェースを有するインタフェース手段であるDBMS
D用ディスクリプタインタフェース部73b、DBMS
E6cとのインタフェースを有するインタフェース手段
であるDBMSE用ディスクリプタインタフェース部7
3c、データ管理プログラム8とのインタフェースを有
するインタフェース手段であるファイルA用ディスクリ
プタインタフェース部73d、およびレプリカ管理手段
であるレプリカマネージャ74とから構成されている。
【0041】なお、DBMSA用パブリシャインターフ
ェース部71a、DBMSB用パブリシャインターフェ
ース部71b、DBMSC用ディスクリプタインタフェ
ース部73a、DBMSD用ディスクリプタインタフェ
ース部73b、DBMSE用ディスクリプタインタフェ
ース部73c、およびファイルA用ディスクリプタイン
タフェース部73dは一以上のオブジェクトから構成さ
れており、それぞれ、インタフェースドライバ、すなは
ち、DBMSA用パブリシャドライバ72a、DBMS
B用パブリシャドライバ72b、DBMSC用ディスク
リプタドライバ72c、DBMSD用ディスクリプタド
ライバ72d、DBMSE用ディスクリプタドライバ7
2e、ファイルA用ディスクリプタドライバ72fを有
している。ここで、パブリッシャおよびディスクリプタ
とは、マスタ側に関連する動作およびコピー側に関連す
る動作を行なうものとして、相互に命名されている。
【0042】また、レプリカマネージャ74は、各パブ
リシャインタフェース部および各ディスクリプタインタ
フェース部への命令制御や管理を行なっており、レプリ
カのパターンであるレプリカパターンデータをあらかじ
め記憶したレプリカパターン記憶手段であるレプリカ定
義表740を有している。
【0043】図2は、レプリカ定義表740に定義され
たレプリカパターンデータのデータ形式を記載したもの
である。図中、7401は、定義されたレプリカのパタ
ーンを示す番号である。7402は、マスタ側を示す欄
であり、パブリッシャドライバ名欄7403a、テーブ
ル/ファイル名欄7404a、対象データ名欄7405
aを有している。
【0044】パブリッシャドライバ名欄7403aに
は、レプリカ処理でのマスタDBおよびマスタファイル
に対応するパブリッシャドライバ名が登録されている。
テーブル/ファイル名欄7404aには、レプリカ処理
での対象となるマスタDB側のテーブル名、またはマス
タファイル名が登録されている。
【0045】なお、テーブル名や、そのテーブルのデー
タ形式の情報の一覧はDBMSが有しており、テーブル
名を指定してDBMSにコマンドを発行することによ
り、データベースからのデータの読み込みや、データベ
ースへのデータの書き込み等の一連のデータ操作をする
ことができる。対象データ名欄7405aは、テーブル
/ファイル名欄7404aに入力されたテーブルやファ
イルが有するデータのうち、レプリカの対象とするデー
タ名が登録されている。
【0046】7406は、コピー側を示す欄であり、マ
スタ側を示す欄7402と同じように、ディスクリプタ
ドライバ名欄7403b、テーブル/ファイル名欄74
04b、対象データ名欄7405bの各欄を有してい
る。
【0047】7407は、レプリカ処理において、管理
者が特別に設定するオプションを登録する欄であり、コ
ード変換欄7408と対象キー欄7409とがある。コ
ード変換欄7408には、マスタDBの対象データ中に
存在する特殊データのコードの変換等のコード変換情報
が登録されており、例えば、ユーザ外字コードがマスタ
DBを管理するDBMSとユーザDBを管理するDBM
Sで異なっている場合に、双方のコードの対応付けを登
録している。また、対象キー欄7409には、対象デー
タのうちのレプリカの対象とするデータのキーを登録し
ている。なお、オプション欄には、この他にも管理者が
任意に欄を設定できる。
【0048】次に、マスタDBから必要となるデータを
コピーDBにコピーさせる方法および、コピーDBから
更新されたデータをマスタDBにコピーさせる方法につ
いて、マスタDBA3aとコピーDBC5aでの場合を
例にして説明する。
【0049】具体的には、図2のレプリカ定義表に登録
されたパターン番号1に従うものとする。図3は、マス
タDBA3aから必要となるデータをコピーDBC5a
にコピーさせる場合のレプリカシステムの動作を示す動
作フロー図、図4は、DBMSA用パブリシャインタフ
ェース部71aでの動作フロー図、図5は、DBMSC
用ディスクリプタインタフェース部73aでの動作フロ
ー図である。
【0050】なお、レプリカ処理を実施する前に、ホス
トコンピュータ1と分散コンピュータ2aとは、通信回
線で接続されている必要がある。これは、例えば、分散
コンピュータ2a上で通信ドライバを起動させてホスト
コンピュータ1に電話し、ホストコンピュータ1の通信
ドライバとセッションを確立させる等の方法による。ま
た、当然に、DBMSC用ディスクリプタインタフェー
ス部73aとDBMSC6aとのデータ転送では、それ
ぞれの通信ドライバを経由して行なわれることが前提で
ある。
【0051】まず、レプリカマネージャ73は、パター
ン番号1にてマスタ側からコピー側にデータのコピーを
実行しろというレプリカ命令を受信する(ステップ
1)。この場合、命令は分散コンピュータから営業員等
が入力してもよく、また、ホストコンピュータ1で、操
作員がコンソール等から入力してもよい。レプリカマネ
ージャ74では、この命令を受信し、レプリカ定義表7
40に登録されたレプリカパターンデータの指定に基づ
いて、書き込みおよび読み込みとなる対象を割り出す
(ステップS2)。ここで、対象とはテーブル/ファイ
ル名や対象データのことである。次に、パブリッシャド
ライバ名欄7403aに登録されたドライバ名に対応し
たDBMSA用パブリシャインタフェース部71aにデ
ータ読み込み要求を送る(ステップS3)。
【0052】なお、このデータ読み込み要求には、レプ
リカパターンデータのマスタ欄7402のデータおよび
オプション欄7407のデータが付加されている。DB
MSA用パブリシャインタフェース部71aでは、DB
MSA用パブリシャドライバ72aが動作して読み込み
処理を行なう(ステップS4)。
【0053】読み込み処理ステップS4の動作詳細につ
いて、図4の動作フロー図に基づいて説明する。DBM
SA用パブリシャドライバ72aは、システムの起動と
同時に起動し、要求待ち状態となっている(ステップS
100)。レプリカマネージャ74から要求を受けた場
合には、まず、その要求が読み込み要求か否かを判断す
る(ステップS101)。
【0054】ここで、読み込み要求であると判断される
から、DBMSA4aにマスタDBA3aからデータを
読み込むステートメントを発行する。具体的には、テー
ブル名欄7404aに登録されたTBLA1のテーブル
で、そのテーブルのうち対象データ欄7405aに登録
されたCODE・HINMEI・KOSU・NEDAN
のデータで、かつ、CODEに指定された対象キー欄7
409に登録された値が1・5・12・20・25であ
るから、CODEが1・5・12・20・25であるデ
ータのみを読み込むステートメントを作成し発行するこ
とになる(ステップS102)。
【0055】DBMSA4aでは、ステートメントに従
って、マスタDBA3aからデータを読み込み、DBM
SA用パブリッシャインタフェース部71aに送る。D
BMSA用パブリシャドライバ72aは、このデータを
受け(ステップS103)、システム内で決定された標
準データ形式への変換と特殊データのコード変換を行な
う(ステップS104)。
【0056】ここで、標準データ形式に変換するとは、
すべてバイト形式に変換することである。まず、テーブ
ル名欄7404aに登録されたTBLA1のテーブル名
を指定して、DBMSA4aにTBLA1のデータフー
マットを読み出すコマンドを発行する。これにより、T
BLA1のデータフォーマットが判明するので、例え
ば、読み込んだデータがパック形式やゾーン形式であっ
たと判明したならば、バイト形式に変換する。
【0057】また、特殊データのコード変換とは、コー
ド欄7408に登録されたコード変換を行なうことであ
り、パターン番号1では具体的には、HINMEIのデ
ータ中にX’5050’があった場合には、これをX’
4A4A’に変換している。変換されたデータは、その
後、レプリカマネージャ74に送られる(ステップS1
05)。
【0058】レプリカマネージャ74では、DBMSA
用パブリシャインタフェース部71aから、標準データ
形式のデータを受け(ステップS5)、DBMSC用デ
ィスクリプタインタフェース部73cに、標準データ形
式のデータとともにデータ書き込みを要求する(ステッ
プS6)。DBMSC用ディスクリプタインタフェース
部73aでは、DBMSC用ディスクリプタドライバ7
2cが書き込み処理を実施する(ステップS7)。
【0059】書き込み処理ステップS7の動作詳細につ
いて、図5の動作フロー図に基づいて説明する。DBM
SC用ディスクリプタドライバ72cは、システムの起
動と同時に起動し、要求待ち状態となっている(ステッ
プS200)。レプリカマネージャ74から要求を受け
た場合には、まず、その要求が読み込み要求か否かを判
断する(ステップS201)。ここで、書き込み要求で
あると判断されるから、まず、受け取った標準データ形
式のデータをコピーDBC5aのデータフォーマットに
変換する。
【0060】具体的には、テーブル名欄7404bに登
録されたTBLB1のテーブル名を指定して、DBMS
C6aにTBLB1のデータフーマットを読み出すコマ
ンドを発行する。TBLB1のデータフォーマットが判
明すると、次に、レプリカマネージャ74から送られた
標準データ形式の各データ、すなはちバイト形式のCO
DE・HINMEI・KOSU・NEDANのデータを
TBLB1のデータ形式に変換する(ステップS20
6)。この後、このデータを書き出すステートメントを
作成しDBMSC6aに発行する(ステップS20
7)。
【0061】DBMSC6aでは、ステートメントに従
って、コピーDBC5aにデータを書き込み、リターン
コードをDBMSC用ディスクリプタインタフェース部
73aに送る。DBMSC用ディスクリプタドライバ7
2cは、このリターンコードを受け(ステップS20
8)、レプリカマネージャ74に完了を通知する(ステ
ップS209)。
【0062】レプリカマネージャ74は、この完了通知
を受け、使用者への終了報告などの一連の完了処理を実
施する(ステップS8)。
【0063】次に、コピーDBC5aから更新されたデ
ータをマスタDBA3に反映させる動作を説明する。こ
の場合も、図2に記載されたパターン番号1に従うもの
とする。図6は、コピーDBから修正されたデータを読
み込み、マスタDBに書き込む場合のレプリカマネージ
ャの動作を示す動作シーケンス図である。
【0064】まず、レプリカマネージャ74では、パタ
ーン番号1にしたがって、コピー側からマスタ側へ更新
データをコピーせよというレプリカ命令を受信し(ステ
ップ10)、レプリカ定義表740からレプリカパター
ンデータを読み込み、読み込み及び書き込みの対象を決
定する(ステップS11)。
【0065】その後、ディスクリプタドライバ名欄74
03bに登録されたドライバ名に対応したDBMSC用
ディスクリプタインタフェース部73aにデータの読み
込み要求を送る(ステップS11)。
【0066】なお、このデータ読み込み要求には、レプ
リカ定義表740のコピー欄7402のデータおよびオ
プション欄7407のデータが付加されている。DBM
SC用ディスクリプタインタフェース部73aでは、D
BMSC用ディスクリプタドライバ72cが動作して、
読み込み処理を行なう(ステップS13)。
【0067】DBMSC用ディスクリプタインタフェー
ス部73aでの読み込み処理ステップS13の動作詳細
について、図5の動作フロー図に基づいて説明する。D
BMSC用ディスクリプタドライバ72cは、システム
の起動と同時に起動し、要求待ち状態となっている(ス
テップS200)。レプリカマネージャ74から要求を
受けた場合には、まず、その要求が読み込み要求か否か
を判断する(ステップS201)。
【0068】ここで、読み込み要求であると判断される
から、DBMSC6aにコピーDBC5aから更新され
たデータを読み込むステートメントを発行する(ステッ
プS202)。なお、読み込むデータの選択は、レプリ
カ定義表の登録とDBMSCが管理する更新時間で判断
する。具体的には、テーブル名欄7404bに登録され
たTBLB1のテーブルで、そのテーブルのうち対象デ
ータ欄7405bに登録されたCODE・HINMEI
・KOSU・NEDANのデータで、かつ対象キー欄7
409に登録されたCODEの値が1・5・12・20
・25のデータで、かつ、マスタDBA3aからコピー
DBC5aへのコピー処理がなされた以降のデータ更新
日時を持つデータのみ読み込みの対象となる。なお、デ
ータ更新日時は、DBMSC6aが管理している。
【0069】DBMSC6aでは、ステートメントに従
って、コピーDBC5aからデータを読み込み、DBM
SC用ディスクリプタインタフェース部73aに送る。
DBMSC用ディスクリプタドライバ72cは、このデ
ータを受け(ステップS203)、標準データ形式への
変換と特殊データのコード変換を行なった(ステップS
204)後に、レプリカマネージャ74に送る(ステッ
プS205)。
【0070】レプリカマネージャ74では、DBMSC
用ディスクリプタインタフェース部73aから、標準デ
ータ形式のデータを受け(ステップS14)、DBMS
A用パブリシャインタフェース部71aに、標準データ
形式のデータとともデータ書き込み要求をする(ステッ
プS15)。DBMSA用パブリシャインタフェース部
71aでは、DBMSA用ドライバ72aが書き込み処
理を実施する(ステップS16)。
【0071】書き込み処理ステップS16の動作詳細に
ついて、図4の動作フロー図に基づいて説明する。DB
MSA用パブリシャドライバ72aは、システムの起動
と同時に起動し、要求待ち状態となっている(ステップ
S100)。レプリカマネージャ74から要求を受けた
場合には、まず、その要求が読み込み要求か否かを判断
する(ステップS101)。ここで、書き込み要求であ
ると判断されるから、まず、受け取った標準データ形式
のデータをマスタDBA3aのデータフォーマットに変
換する。具体的には、テーブル欄7404aに登録され
たTBLA1のテーブル名を指定して、DBMSA6a
にTBLA1のデータフォーマットを読み出すコマンド
を発行する。その後、レプリカマネージャ74から送ら
れた標準データ形式のCODE・HINMEI・KOS
U・NEDANのバイト形式のデータを、マスタDB3
a上のTBLA1のデータ形式に変換(ステップS10
6)した後、このデータを書き込むステートメントを作
成してDBMSA4aに発行する(ステップS10
7)。
【0072】DBMSA4aでは、ステートメントに従
って、マスタDBA3aにデータを書き込み、リターン
コードをDBMSA用パブリシャインタフェース部71
aに送る。DBMSA用パブリシャドライバ72aは、
このリターンコードを受け(ステップS108)、レプ
リカマネージャ74に完了を通知する(ステップS10
9)。
【0073】レプリカマネージャ74は、この完了通知
を受け、使用者への終了報告などの一連の完了処理を実
施する(ステップS17)。
【0074】このようなレプリカシステムでは、マスタ
DBやコピーDBの数が増えたり、変更されたりした場
合にも、その追加・変更されたデータベースを管理する
データベース管理システムのプログラムが何であろう
と、対応するDBMS用ディスクリプタインタフェース
部を追加・変更等し、レプリカ定義表にレプリカのパタ
ーンを登録するだけでレプリカの実行が可能であり、レ
プリカマネージャや他のDBMS用ディスクリプタイン
タフェース部およびDBMS用パブリッシャインタフェ
ース部の変更は必要がなく、修正が簡単である。
【0075】また、使用者は、マスタDBおよびコピー
DBを管理するデータベース管理システムで使用されて
いるデータベースプログラムの種類を意識することなく
レプリカ処理の形式を決定することができる。
【0076】さらにまた、使用者が、特別な文字を使用
している場合にも、この文字コード変換内容をレプルカ
定義表に事前に登録するだけで、簡単にレプリカ時の文
字コード変換を行なうことができる。
【0077】なお、マスタDBA3aとコピーファイル
A5dとでレプリカ処理を行なう場合、例えば、図2の
レプリカ定義表に登録されたパターン番号2に従う場合
には、ファイルA用ディスクリプタインタフェース部7
3d側でのファイルA用ディスクリプタドライバ72f
の処理が多少異なることになる。
【0078】ファイルA用ディスクリプタインタフェー
ス部73d内にあるファイルA用ディスクリプタドライ
バ72fは、内部にファイルA5dのデータフォーマッ
トを有している必要がある。まず、レプリカマネージャ
74からデータの読み込み要求を受けた場合には、ファ
イル名を指定して読み込み命令を作成した後、分散コン
ピュータ2dにこの読み込み命令を発行する。この読み
込み命令を、分散コンピュータ2dのオペレーティング
システム内に組み込まれたデータ管理プログラム8が受
け取り、コピーファイルAから指定されたデータを読み
込むことになる。
【0079】これにより、コピーファイルA5dからデ
ータの読み込みができるので、ファイルA用ディスクリ
プタドライバ72fでは、内部に有するコピーファイル
A5dのデータフォーマットとレプリカ定義表740に
登録された情報に基づいて必要となるデータを選択し、
標準データ形式へ変換した後に、レプリカマネージャ7
4に送ることになる。
【0080】逆に、レプリカマネージャ74からデータ
とともに書き込み要求を受けた場合には、データをコピ
ーファイルA用のデータフォーマットに変換した後に、
ファイル名を指定して分散コンピュータ2dにデータの
書き込み命令を発行し、分散コンピュータ2dのデータ
管理プログラム8がコピーファイルA5dへのデータの
書き込みを実施する。
【0081】なお、マスタファイルを使用してレプリカ
処理を行なう場合にも、マスタファイル側パブリッシャ
ドライバは、ファイルA用ディスクリプタドライバ72
fと同様の処理機能を有していればよい。
【0082】このようにすることで、マスタDBとコピ
ーファイルとのデータのコピーおよび、マスタファイル
とコピーDBとのデータのコピー、マスターファイルと
コピーファイルとのデータのコピーを同一システムで実
現することができる。
【0083】また、各ディスクリプタインターフェース
部をホストコンピュータではなく、各分散コンピュータ
上に配置させるようにしてもよい。
【0084】これにより、コピーDBおよびコピーファ
イルの変更が発生した場合には、このコピーDBおよび
コピーファイルを有する分散コンピュータの修正のみで
対応でき、ホストコンピュータ側の修正は必要ないの
で、修正時間が短縮でき、修正の手間も削減される。
【0085】また、データベースのテーブルフォーマッ
トの情報を、各ドライバ内に持たせたてもよく、さらに
また、データベースのテーブルフォーマットの情報やフ
ァイルのテーブルフォーマットの情報をレプリカ定義表
に持たせたりしても当然によい。
【0086】この場合には、ディスクリプタドライバお
よびパブリッシャドライバが、各データベース管理シス
テムにコマンドを発行して各テーブルのフォーマットを
調べるという作業が軽減される。
【0087】また、この実施の形態1では、標準データ
形式としてすべてのデータをバイト形式に変換している
が、特にバイト形式である必要はなく、レプリカマネー
ジャを通して、パブリッシャインタフェース部とディス
クリプタインタフェース部でやり取りされるデータのフ
ォーマットが、どのパブリッシャインタフェース部とど
のディスクリプタインタフェース部とでデータの転送が
行なわれているかに関係なく同じであればよい。
【0088】さらにまた、この実施の形態1では、ホス
トDB等はホストコンピュータ上に、コピーDB等は分
散コンピュータ上に配置させたが、ホストDB等とコピ
ーDB等が存在するシステムであれば、この両者が同じ
コンピュータ上に配置されているものであってもよい。
【0089】実施の形態2.図7は、この発明の実施の
形態2におけるレプリカシステムを示す構成図であり、
図1の実施の形態1におけるレプリカシステムにおい
て、レプリカコントロール部7にレプリカ実行表を設け
たものである。
【0090】図7において、75はレプリカ命令記憶手
段であるレプリカ実行表である。レプリカ実行表とは、
マスタDBからコピーDBへのコピーや、コピーDBか
ら更新データのマスタDBへのコピーなどのレプリカ命
令をデータとして予め登録しておくために使用されるも
のである。
【0091】図8は、レプリカ実行表に登録されたデー
タを表形式で記載したものである。図中、301は実行
順番番号欄である。302は、マスタ側からコピー側へ
のコピーか、コピー側からマスタ側へのコピーかを登録
した操作欄である。303は、レプリカ定義表740内
のパターン番号を記載した操作パターン欄である。
【0092】次に、レプリカ実行表を使用した動作の流
れについて、図9のフロー図を参照にして説明する。ま
ず、レプリカ実行表75に基づく処理を起動する(ステ
ップS401)。この起動は、管理者がコンソールより
コマンド入力することで行なったり、予め定めた時間に
起動させるようにしてもよい。次に、カウンタnの初期
処理を実施後(ステップS402)、カウンタnに1を
加え(ステップS403)、レプリカ実行表75からn
番目のレコードを読み込む(ステップS404)。その
後、レコードが存在するかを判断し(ステップS40
5)、レコードが存在する場合には、そのレプリカ命令
を実行する。例えば、図8の実行番号1のデータが読み
込まれた場合には、操作欄がコピー--->マスタであ
り、操作パターンが1であるから、図6に示したコピー
DBからマスタDBへのコピー処理を実行することにな
る(ステップS406)。その後に、ステップS403
に戻り以降のステップを実施する。なお、ステップS4
05で読み込まれたデータがないと判断された場合に
は、処理を終了する。
【0093】このように、必要となるレプリカ命令を予
め登録することにより、動作のつど手動でレプリカ命令
を入力するのに比較して、管理者の操作の労力を大幅に
削減できる。特に、定型処理においては、一度レプリカ
実行表に書き込めばあとは何度でも使用できるので、有
効である。
【0094】なお、この実施の形態2では、レプリカに
実行順番を予め登録しておくことにしたが、レプリカを
実行する時間を登録するようにしてもよい。この場合、
レプリカマネージャに、レプリカ実行表に登録された実
行時間を監視し、実行時間になった時に、レプリカ命令
を実施する機能を持たせることにより、無人状態でのレ
プリカ処理を行なうことができ、さらに有効である。
【0095】実施の形態3.図10は、この発明の実施
の形態3のレプリカシステムを示す構成図であり、図7
のレプリカシステムにおいて、ディスクリプタドライバ
およびパブリッシャドライバを必要な時にディスクから
読み込み、動作させるようにしたものである。
【0096】パブリッシャインタフェース部およびディ
スクリプタインタフェース部は、一以上のオブジェクト
で形成されており、その内部で動作するパブリッシャド
ライバおよびディスクリプタドライバにより制御され
る。従って、レプリカマネージャとのインターフェース
およびデータベース管理システムとのインタフェースを
有する共通部分のみをオブジェクトとして作成し、レプ
リカマネージャからの要求を受ける毎に必要となるパブ
リッシャドライバおよびディスクリプタドライバをロー
ドし、組み合わせて動作させる構成にすることが可能で
ある。
【0097】図10において、76は、ディスクリプタ
インタフェース部である。77は、パブリッシャインタ
ーフェース部である。
【0098】78は、ディスクリプタドライバ記憶ディ
スクであり、分散コンピュータのコピーDBやコピーフ
ァイルを管理するディスクリプタドライバ、具体的に
は、DBMSC用ディスクリプタドライバ72c、DB
MSD用ディスクリプタドライバ72d、DBMSE用
ディスクリプタドライバ72e、ファイルA用ディスク
リプタドライバ72fを記憶している。また、79は、
パブリッシャドライバ記憶ディスクであり、ホストコン
ピュータのマスタDBやマスタファイルを管理するパブ
リッシャドライバ、具体的には、DBMSA用パブリッ
シャドライバ72aおよびDBMSB用パブリッシャド
ライバ72bを記憶している。
【0099】731は、レプリカマネージャ73内に存
在するレプリカ分散管理手段であるレプリカディスクリ
プタマネージャ、732は、レプリカマネージャ73内
に存在するレプリカ分散管理手段であるレプリカパブリ
ッシャマネージャであり、それぞれディスクリプタイン
ターフェース部75およびパブリッシャインターフェー
ス部76を管理している。
【0100】次に、図8のレプリカ実行表に記載された
実行順番1の要求、すなはち操作パターン1に従ってコ
ピーDBからマスタDBへの更新データのコピー処理が
なされる場合の動作について、図11の動作フロー図に
従って説明する。
【0101】まず、レプリカパブリッシャマネージャ7
32は、レプリカ実行表75に登録されたレコードを読
み込み、内容を判断する(ステップS501)。この内
容は、レプリカ定義表740のパターン番号1に基づく
マスタ側からコピー側へのコピー処理であるから、レプ
リカ定義表740のパターン番号1のレプリカパターン
データを読み込み、書き込み対象及び読み込み対象を決
定する(ステップS502)。
【0102】次に、レプリカパブリッシャマネージャ7
32はコピーDBA5aからの更新データの読み込みを
レプリカディスクリプタマネージャ731に指示する。
レプリカディスクリプタマネージャ731は、レプリカ
パターンデータから必要とするディスクリプタドライバ
を判断し、ディスクリプタドライバ記憶ディスク78よ
り、コピーDBC5aを管理するDBMSC6a用のド
ライバであるDBMSC用ディスクリプタドライバ72
cをディスクリプタインタフェース部76にロードする
(ステップS503)。
【0103】その後、レプリカディスクリプタマネージ
ャ731は、ディスクリプタインタフェース部75にデ
ータ読み込み要求を出し(ステップS504)、図6の
動作シーケンスと同様にステップS13が実行され、コ
ピーDB5aの更新データをレプリカディスクリプタマ
ネージャ731が受け取る(ステップS505)。
【0104】レプリカディスクリプタマネージャ731
は、受け取ったデータをレプリカパブリッシャマネージ
ャ732に渡す。レプリカパブリッシャマネージャ73
2は、レプリカパターンデータから必要とするパブリッ
シャドライバを判断し、パブリッシャドライバ記憶ディ
スク79より、マスタDBA3aを管理するDBMSA
4a用のドライバであるDBMSA用パブリッシャドラ
イバ72aをパブリッシャインタフェース部77にロー
ドする(ステップS506)。その後、レプリカパブリ
ッシャマネージャ732は、パブリッシャインタフェー
ス部77にデータ書き込み命令を出し(ステップS50
7)、図6の動作シーケンスと同様にステップS16、
S17が実行され、更新データがマスタDB3aに反映
されることになる。
【0105】なお、コピーDBD5b、コピーDBE5
c、コピーファイルA5dへのデータの書き込みやデー
タの読み込みを行なう場合には、ディスクリプタマネー
ジャインタフェース部76に各DBMSやファイルに対
応したディスクリプタドライバをロードすればよく、マ
スタDBB3bへのデータの書き込みやデータの読み込
みを行なう場合には、パブリッシャインタフェース部7
7にDBMSB用パブリッシャドライバ72bをロード
すればよい。
【0106】このようにすると、マスタDBおよびコピ
ーDBを管理するDBMSとのインタフェースや、マス
タファイルおよびコピーファイルとのインターフェース
を行なうためのインタフェース部は一つでよく、個々に
インタフェース部を持たせる場合に比較して、安価に、
また構成を簡単にしてレプリカシステムを構築できる。
特に、マスタとコピーとの間でのデータのコピー処理が
頻繁に発生せず、平行して複数の処理を実施する必要が
ない場合には、有用である。
【0107】実施の形態4.図12は、この発明の実施
の形態4にかかるレプリカシステムを示す構成図であ
り、実施の形態3のレプリカシステムにおいて、レプリ
カマネージャの一部を分散コンピュータ上に配置させた
ものである。
【0108】図12において、731aは、分散コンピ
ュータ2a上に存在しているレプリカディスクリプタマ
ネージャ、731cは、分散コンピュータ2c上に存在
しているレプリカディスクリプタマネージャ、731d
は、分散コンピュータ2dに存在しているレプリカディ
スクリプタマネージャである。732aは、ホストコン
ピュータ1上に存在しているレプリカバブリッシャマネ
ージャである。76a、76cおよび76dは、それぞ
れ分散コンピュータ2a、分散コンピュータ2cおよび
分散コンピュータ2d上に配置されたディスクリプタイ
ンタフェース部である。
【0109】また、レプリカパブリッシャマネージャ7
32aは、レプリカ定義表740aを、レプリカディス
クリプタマネージャ731aは、レプリカ定義表740
bを、レプリカディスクリプタマネージャ731cは、
レプリカ定義表740cを、レプリカディスクリプタマ
ネージャ731dは、レプリカ定義表740dをそれぞ
れ有している。
【0110】なお、レプリカ定義表740b、レプリカ
定義表740cおよびレプリカ定義表740dに登録さ
れたパターンは、それぞれに存在するDBやファイルに
関連するもののみである。すなはち、レプリカパブリッ
シャマネージャ732aが有するレプリカ定義表740
aのうち、コピー欄のテーブル/ファイル名欄に登録さ
れたテーブルおよびファイルが所有されているもののみ
である。
【0111】78a、78cおよび78dは、それぞれ
分散コンピュータ2a、分散コンピュータ2cおよび分
散コンピュータ2d上に存在するディスクリプタドライ
バ記憶ディスクである。なお、ディスクリプタドライバ
記憶ディスク78aでは、DBMSC6aおよびDBM
SD6bとのデータのやりとりを行なうDBMSC用デ
ィスクリプタドライバ72cおよびDBMSD用ディス
クリプタドライバ72dの2つのドライバを記憶してお
り、ディスクリプタドライバ記憶ディスク78cでは、
DBMSE6cとのデータのやりとりを行なうDBMS
E用ディスクリプタドライバ72eのみ記憶しており、
ディスクリプタドライバ記憶ディスク78dでは、コピ
ーファイルA5dとのデータのやりとりを行なうコピー
ファイルA用ディスクリプタドライバ72fのみ記憶し
ている。
【0112】このようにすることで、ホストコンピュー
タ上の負荷の分散をはかりことができ、ホスト上でのプ
ログラム等の動作が遅延することを防止できる。
【0113】実施の形態5.図13は、この発明の実施
の形態5におけるレプリカシステムを示す構成図であ
り、図12のレプリカシステムにおいて、ホストコンピ
ュータと分散コンピュータとの通信接続・切断制御をレ
プリカコントロール部で実施可能にしたものである。
【0114】図13において、733は、ホストコンピ
ュータ1の通信インタフェース手段であるパブリッシャ
通信インタフェース部である。734aは、分散コンピ
ュータ2a上の通信インタフェース手段であるディスク
リプタ通信インタフェース部、734cは、分散コンピ
ュータ2c上の通信インタフェース手段であるディスク
リプタ通信インタフェース部、734dは、分散コンピ
ュータ2d上の通信インタフェース手段であるディスク
リプタ通信インタフェース部である。
【0115】735aは、ホストコンピュータ上の通信
情報記憶手段である通信記憶ディスクであり、各ディス
クリプタドライバとそれが存在するディスクリプタ通信
インタフェース部との対応等の通信情報が記憶されてい
る。735b、735cおよび735dは、ともに分散
コンピュータ2a、分散コンピュータ2cおよび分散コ
ンピュータ2d上の通信情報記憶手段である通信記憶デ
ィスクであり、各パブリッシャドライバとそれが存在す
るパブリッシャ通信インタフェース部との対応等の通信
情報が記憶されている。
【0116】図14は、通信記憶ディスク735aに記
憶された通信情報の概念図である。図14において、4
01は、ディスクリプタドライバの名前欄、402はそ
れに対応するディスクリプタ通信ドライバの通信アドレ
ス欄、403は認証欄、404はオプション欄である。
【0117】ここで、通信アドレスとは、例えば電話回
線で接続する場合には各インタフェース部に割り付けら
れた電話番号が相当し、LANに接続する場合には、各
インタフェース部に割り付けられたIPアドレス等が相
当する。また、認証とは、回線を通過するためのパスワ
ード等である。
【0118】オプション欄404には、圧縮選択欄40
4aと暗号化選択欄404bがあり、この欄がマークさ
れている場合には、圧縮処理や暗号化処理が行なわれ
る。
【0119】なお、ここでは、ディスクリプタ通信イン
タフェース部734aのアドレスをA、ディスクリプタ
通信インタフェース部734cのアドレスをC、ディス
クリプタ通信インタフェース部734dのアドレスをD
としている。
【0120】また、同様に、図15は、通信記憶ディス
ク735bに記憶された通信情報を示す図、図16は、
通信記憶ディスク735cに記憶された通信情報を示す
図、図17は、通信記憶ディスク735dに記憶された
通信情報を示す図である。なお、図15、図16、図1
7では、パブリッシャ通信インタフェース部733のア
ドレスをMとしている。
【0121】次に、このレプリカシステムにおいて、分
散コンピュータ2aのコピーDBC5aの更新データを
マスタDBA3aにコピーさせる場合の流れを図18お
よび図19の動作フローに基づいて説明する。なお、コ
ピー命令をする場合には、例えばレプリカ実行表に基づ
いてレプリカパブリッシャマネージャ732aが受ける
場合と、分散コンピュータ所有の営業員等がキーボード
操作によりディスクリプタマネージャ731aが受ける
場合があり、図18が前者の場合の動作を、図19が後
者の場合の動作を示す。
【0122】まず、図18を用いて、レプリカパブリッ
シャマネージャがコピー要求を受信する場合について説
明する。まず、図11のステップS501およびS50
2が行なわれる。次に、レプリカパブリッシャマネージ
ャ732aは、レプリカパターンデータに記載されたデ
ィスクリプタドライバをキーとして通信記憶ディスク7
35aを検索し、対応するアドレス等の情報を検出す
る。その後、この情報をパブリシャ通信インターフェー
ス部733に送り、アドレス先との接続を要求する。パ
ブリッシャ通信インタフェース部733は、このアドレ
スを使用して分散コンピュータ2aのディスクリプタ通
信インタフェース部734aと接続を確立する(ステッ
プS601)。なお、接続では、認証確認処理もあり、
認証欄403の認証AAが使用されることになる。
【0123】レプリカパブリッシャマネージャ732a
は、パブリッシャ通信インタフェース部733から接続
された旨の通信を得たのち、パブリッシャ通信インタフ
ェース部733にレプリカパターンデータと読み込み要
求を送り、パブリッシャ通信インタフェース部733で
は、暗号にエンコードしてから送信する(ステップS6
02)。この読み込み要求とレプリカパターンデータ
は、ディスクリプタ通信インタフェース部734aによ
り受信されてデコードされ、その後にレプリカディスク
リプタマネージャ731aが受け取る(ステップS60
3)。
【0124】レプリカパターンデータおよび読み込み要
求を正常に受信した場合には、レプリカディスクリプタ
マネージャ731aは接続を切断するようにディスクリ
プタ通信インタフェース部734aに要求し、通信を切
断する(ステップS604)。
【0125】その後、分散コンピュータ2a側では、図
11のステップS502、S503S13、S505が
行なわれ、レプリカディスクリプタマネージャ731a
が更新データを受け取ることになる。
【0126】レプリカディスクリプタマネージャ731
aは、レプリカパターンデータに記載されたパブリッシ
ャドライバをキーとして通信記憶ディスク735bを検
索し、対応するアドレス等の情報を検出する。その後、
この情報をディスクリプタ通信インターフェース部73
4aに送り、通信アドレス先との接続を要求する。ディ
スクリプタ通信インタフェース部734aは、この通信
アドレスを使用してホストコンピュータ1のパブリッシ
ャ通信インタフェース部733と接続を確立する(ステ
ップS605)。レプリカディスクリプタマネージャ7
31aは、ディスクリプタ通信インタフェース部734
aから接続された旨の通信を得たのち、ディスクリプタ
通信インタフェース部734aに更新データを送り、こ
の更新データはディスクリプタ通信インタフェース部7
34aでエンコードされ暗号化された後、送信される
(ステップS606)。パブリッシャ通信インタフェー
ス部733では、このデータを受信し、デコードした後
に、レプリカパブリッシャマネージャ732aが受け取
る(ステップS607)。なお、更新データを正常に受
け取った場合には、レプリカパブリッシャマネージャ7
32aは接続を切断するようにパブリッシャ通信インタ
フェース部733に要求し、通信を切断する(ステップ
S608)。
【0127】その後、ホストコンピュータ1側では、図
11のステップS506、S507S16が行なわれ、
更新データがマスタDBA3aに反映されることにな
る。また、ステップS17で、正常終了されたことがコ
ンソール等に表示される。
【0128】次に、図19を用いて、レプリカディスク
リプタマネージャが要求を受信する場合について説明す
る。まず、レプリカディスクリプタマネージャ731a
は、キーボート等からの入力によりコピーからマスタD
BA3aへコピーさせるパターン番号を指定したレプリ
カ命令を受け取る(ステップS701)。その後、図1
1のステップS502、S503、S504、S13、
S505が行なわれ、レプリカディスクリプタマネージ
ャ731aが更新データを受け取ることになる。
【0129】レプリカディスクリプタマネージャ731
aは、レプリカパターンデータに記載されたパブリッシ
ャドライバをキーとして通信記憶ディスク735bを検
索し、対応するアドレス等の情報を検出する。その後、
この情報をディスクリプタ通信インターフェース部73
4aに送り、アドレス先との接続を要求する。ディスク
リプタ通信インタフェース部734aは、このアドレス
を使用してホストコンピュータ1のパブリッシャ通信イ
ンタフェース部733と接続を確立する(ステップS7
02)。
【0130】レプリカディスクリプタマネージャ731
aは、ディスクリプタ通信インタフェース部734aか
ら接続された旨の通信を得たのち、ディスクリプタ通信
インタフェース部734aに更新データとレプリカパタ
ーンデータを送り、これはディスクリプタ通信インタフ
ェース部734aでエンコードされて暗号化された後に
送信される(ステップS703)。この更新データとレ
プリカパターンデータを、パブリッシャ通信インタフェ
ース部733が受信し、更新データとレプリカパターン
データをデコードした後に、レプリカパブリッシャマネ
ージャ732aが受け取ることになる(ステップS70
4)。
【0131】なお、更新データとレプリカパターンデー
タを正常に受け取った場合には、レプリカパブリッシャ
マネージャ732aは接続を切断するようにパブリッシ
ャ通信インタフェース部733に要求し、通信を切断す
る(ステップS705)。
【0132】その後、ホストコンピュータ1側では、図
11のステップS506、S507、S16が行なわ
れ、マスタDBA3aに更新データが反映され、ステッ
プS17で、レプリカパブリッシャドライバ732aは
完了通知を受ける。
【0133】レプリカパブリッシャマネージャ732a
は、レプリカパターンデータに記載されたディスクリプ
タドライバをキーとして通信記憶ディスク735aを検
索し、対応するアドレス等の情報を検出する。その後、
この情報をパブリシャ通信インターフェース部733に
送り、アドレス先との接続を要求する。パブリッシャ通
信インタフェース部733は、このアドレスを使用して
分散コンピュータ2aのディスクリプタ通信インタフェ
ース部734aと接続を確立する(ステップS70
6)。
【0134】レプリカパブリッシャマネージャ732a
は、パブリッシャ通信インタフェース部733から接続
された旨の通信を得たのち、パブリッシャ通信インタフ
ェース部733に完了通知を送り、この完了通知はパブ
リッシャ通信インタフェース部733でエンコードされ
て暗号化された後に送信される(ステップS707)。
この完了通知は、ディスクリプタ通信インタフェース部
734aで受信され、デコードされたのちにレプリカデ
ィスクリプタマネージャ731aが受け取ることになる
(ステップS708)。なお、完了通知が正常に受信し
た場合には、レプリカディスクリプタマネージャ731
aは接続を切断するようにディスクリプタ通信インタフ
ェース部734aに要求し、通信を切断する(ステップ
S709)。
【0135】その後、分散コンピュータ2a側では、完
了処理としてレプリカディスクリプタマネージャ731
aが完了通知をディスプレイ等に表示させることによ
り、正常終了を使用者に通知する(ステップS71
0)。
【0136】なお、ここではコピーDBの更新データを
マスタDBにコピーさせる流れについて説明したが、マ
スタDBのデータをコピーDBにコピーする場合にも同
様な処理が行なわれ、データの送信やコマンドの送信の
時のみ、ホストコンピュータのパブリッシャ通信インタ
フェース部と分散コンピュータのディスクリプタインタ
フェース部が通信の接続を確立する。
【0137】このように、レプリカパブリッシャマネー
ジャとレプリカディスクリプタマネージャとがデータや
コマンドのやり取りをする場合にのみ、両者を接続させ
るようにしたので、余分な時間、例えばマスタDBへの
データの書き込み・読み込みやコピーDBへのデータの
書き込み・読み込み時には接続を確立させておく必要が
なく通信費用が安価となる。
【0138】また、ホストコンピュータと分散コンピュ
ータとの接続をレプリカ処理の中で自動で実施するよう
にしたので、使用者がレプリカ処理前に手動で接続処理
を実施する手間がなくなり、また、接続処理の方法を知
らなくても、使用者はレプリカ処理を実施できる。
【0139】また、暗号化や圧縮等の設定を、レプリカ
処理毎に設定することができるので、重要度やニーズ、
回線使用料、相手側通信ドライバの機能等を考慮し、各
レプリカ処理に対応したきめ細かいデータ転送を行なう
ことができる。
【0140】なお、この実施の形態5では、パブリッシ
ャ通信インタフェース部およびディスクリプタ通信イン
タフェース部に通信ドライバを配置させたが、これをデ
ィスク等に持たせて、接続の度に必要となる通信ドライ
バを読み出すようにしてもよい。但し、この場合は、通
信記憶ディスクで接続先の各アドレス毎に必要となる通
信ドライバ名を設定し、また、通信ドライバを記憶させ
ておく必要がある。
【0141】これにより、通信インタフェース部にあら
かじめ複数の通信ドライバを埋め込ませておく必要がな
く、構成を簡単にすることができる。
【0142】
【発明の効果】この発明にかかるレプリカシステムで
は、レプリカ命令を受信し、レプリカ命令より第一のデ
ータ記憶手段からの読み込み対象、および第二のデータ
記憶手段への書き込み対象を割り出すレプリカ管理手段
と、第一のデータ管理手段にコマンドを投入することに
より、第一のデータ記憶手段から読み込み対象のデータ
を読み込み、データのデータ形式をシステム内で決めら
れた標準データ形式に変換する第一のインタフェース手
段と、第一のインタフェース手段から標準データ形式の
データを取得し、データのデータ形式を書き込み対象の
データ形式に変換した後、第二のデータ管理手段にコマ
ンドを投入して、第二のデータ記憶手段に変換後のデー
タを書き込む第二のインタフェース手段とを有するもの
とした。
【0143】さらに、第一のデータ記憶手段および第二
のデータ記憶手段のすくなくとも一方はデータベースで
あるものとした。
【0144】これにより、データ記憶手段等の追加・変
更が容易になり、色々なデータ管理手段に対応できる。
【0145】さらに、第一のデータ記憶手段および第二
のデータ記憶手段はデータファイルであるものとした。
【0146】これにより、データベースとファイルの間
でのレプリカが可能になる。
【0147】さらに、レプリカ管理手段は、読み込み対
象および書き込み対象の情報を有するレプリカパターン
データが記憶されたレプリカパターン記憶手段を有して
いるものとした。
【0148】さらに、レプリカパターンデータは、コー
ド変換情報を有しているものとした。
【0149】これにより、コード変換も簡単に行なうこ
とができる。
【0150】さらに、レプリカ命令が記憶されたレプリ
カ命令記憶手段を有し、レプリカ管理手段はレプリカ命
令記憶手段からレプリカ命令を読み込むものとした。
【0151】これにより、レプリカ操作を簡単にするこ
とができる。
【0152】さらに、第一のインタフェース手段および
第二のインタフェース手段はインタフェースドライバを
有し、インタフェースドライバは入れ替え可能であるも
のとした。
【0153】これにより、一つのインタフェース手段で
多数の種類のデータ管理手段とインタフェースとインタ
フェースをとることができる。
【0154】さらに、レプリカ管理手段は、第一のイン
タフェース手段とデータの送受信を行なう第一のレプリ
カ分散管理手段と、第二のインタフェース手段とデータ
の送受信を行なう第二のレプリカ分散管理手段とを有し
ているものとした。
【0155】これにより、負荷を分散することができ
る。
【0156】さらに、第一のインタフェース手段および
第一のレプリカ分散管理手段は第一の計算機上に位置
し、第二のインタフェース手段および第二のレプリカ分
散管理手段は第二の計算機上に位置し、第一の計算機と
第二の計算機は通信媒体を介して接続可能であるものと
した。
【0157】さらに、第一の計算機は、通信を管理する
第一の通信インタフェース手段を有し、第二の計算機
は、通信を管理する第二の通信インタフェース手段を有
しており、第一の通信インタフェース手段は第一のレプ
リカ分散管理手段からの命令に従い第二の通信インタフ
ェース手段に接続し、第二の通信インタフェース手段は
第二のレプリカ分散管理手段からの命令に従い第一の通
信インタフェース手段に接続するものとした。
【0158】さらに、第一の計算機は、第二の計算機と
の通信で使用する通信情報が記憶された第一の通信情報
記憶手段を有し、第二の計算機は、前記第一の計算機と
の通信で使用する通信情報が記憶された第二の通信情報
記憶手段を有しているものとした。
【0159】さらに、通信情報は通信アドレスであると
した。
【0160】これにより、必要な場合にのみ計算機間を
接続することが可能となり、回線費用等を安価にするこ
とができる。
【0161】また、この発明にかかるレプリカ方法は、
レプリカ命令を受けるステップと、レプリカ命令より第
一のデータ記憶手段からの読み込み対象、および第二の
データ記憶手段への書き込み対象を割り出すステップ
と、第一のデータ管理手段にコマンドを投入して第一の
データ記憶手段から読み込み対象のデータを読み出すス
テップと、データのデータ形式をシステム内で決められ
た標準データ形式に変換するステップと、標準データ形
式のデータを書き込み対象のデータ形式に変換するステ
ップと、第二のデータ管理手段にコマンドを投入して第
二のデータ記憶手段にデータを書き込むステップとを有
しているものとした。
【0162】これにより、データ記憶手段等の追加・変
更が容易になり、色々なデータ管理手段に対応できる。
【0163】また、この発明にかかるレプリカ方法は、
レプリカ命令を受けるステップと、レプリカ命令より第
一のデータ記憶手段からの読み込み対象、および第二の
データ記憶手段への書き込み対象を割り出すステップ
と、第一のデータ管理手段にコマンドを投入して第一の
データ記憶手段から読み込み対象のデータを読み出すス
テップと、読み込みたデータのデータ形式をシステム内
で決められた標準データ形式に変換するステップと、第
一の計算機と第二の計算機を通信媒体を介して接続する
ステップと、標準データ形式のデータを第一の計算機か
ら送信するステップと、標準データ形式のデータを第二
の計算機が受信するステップと、受信したデータを、書
き込み対象のデータ形式に変換するステップと、第二の
データ管理手段にコマンドを投入して第二のデータ記憶
手段にデータを書き込むステップとを有するものとし
た。
【0164】これにより、データの送信時のみ計算機間
を接続することが可能となり、回線費用等を安価にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるレプリカシ
ステムの構成図である。
【図2】 レプリカ定義表に定義されたレプリカパター
ンデータの形式を記載したものである。
【図3】 マスタDBから必要となるデータをコピーD
Bにコピーさせる場合のレプリカシステムの動作を示す
動作フロー図である。
【図4】 パブリシャインタフェース部での動作フロー
図である。
【図5】 ディスクリプタインタフェース部73aでの
動作フロー図である。
【図6】 コピーDBから修正されたデータを抽出し、
マスタDBに反映させるさせる場合のレプリカシステム
の動作を示す動作フロー図である。
【図7】 発明の実施の形態2におけるレプリカシステ
ムを示す構成図である。
【図8】 レプリカ実行表に登録されたデータを表形式
で記載したものである。
【図9】 レプリカ実行表を使用したレプリカ動作フロ
ー図である。
【図10】 発明の実施の形態3におけるレプリカシス
テムを示す構成図である。
【図11】 コピーDBからマスタDBへの更新データ
のコピー処理を示す動作フロー図である。
【図12】 発明の実施の形態4におけるレプリカシス
テムを示す構成図である。
【図13】 発明の実施の形態5におけるレプリカシス
テムを示す構成図である。
【図14】 通信記憶ディスクに記憶された対応表の概
念図である。
【図15】 通信記憶ディスクに記憶された対応表の概
念図である。
【図16】 通信記憶ディスクに記憶された対応表の概
念図である。
【図17】 通信記憶ディスクに記憶された対応表の概
念図である。
【図18】 分散コンピュータのコピーDBの更新デー
タをマスタDBにコピーさせる動作フロー図である。
【図19】 分散コンピュータのコピーDBの更新デー
タをマスタDBにコピーさせる動作フロー図である。
【図20】 従来のレプリカシステムを示す構成図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1 ホストコンピュータ、 2 分散コンピュータ、 3 マスターデータベース(データ記憶手段)、 4 データベース管理システム(データ管理手段) 5 コピーデータベース(データ記憶手段)、 6 データベース管理システム(データ管理手段)、 7 レプリカコントロール部、 8 データ管理プログラム(データ管理手段)、 71 パブリッシャインタフェース部(インタフェース
手段)、 72 インタフェースドライバ(インタフェースドライ
バ)、 73 ディスクリプタインタフェース部(インタフェー
ス手段)、 74 レプリカマネージャ(レプリカ管理手段)、 75 レプリカ実行表(レプリカ命令記憶手段)、 76 ディスクリプタインタフェース部(インタフェー
ス部)、 77 パブリッシャインタフェース部(インタフェース
部)、 78 ディスクリプタドライバ記憶ディスク、 79 パブリッシャドライバ記憶ディスク、 731 レプリカディスクリプタマネージャ(レプリカ
分散管理手段)、 732 レプリカパブリッシャドライバ(レプリカ分散
管理手段)、 733 パブリッシャ通信インタフェース部(通信イン
タフェース手段)、 734 ディスクリプタ通信インタフェース部(通信イ
ンタフェース手段)、 735 通信記憶ディスク、 740 レプリカ定義表(レプリカパターン記憶手段)
フロントページの続き (72)発明者 市川 範子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK04 KK07 KK24 5B082 GA02 GB06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のデータ記憶手段と、前記第一のデ
    ータ記憶手段を管理する第一のデータ管理手段と、第二
    のデータ記憶手段と、前記第二のデータ記憶手段を管理
    する第二のデータ管理手段とを有し、前記第一のデータ
    記憶手段と前記第二のデータ記憶手段との間で、データ
    のレプリカを行なうレプリカシステムにおいて、レプリ
    カ命令を受信し、前記レプリカ命令より前記第一のデー
    タ記憶手段からの読み込み対象、および前記第二のデー
    タ記憶手段への書き込み対象を割り出すレプリカ管理手
    段と、前記第一のデータ管理手段にコマンドを投入する
    ことにより、前記第一のデータ記憶手段から前記読み込
    み対象のデータを読み込み、該データのデータ形式をシ
    ステム内で決められた標準データ形式に変換する第一の
    インタフェース手段と、前記第一のインタフェース手段
    から標準データ形式のデータを取得し、該データのデー
    タ形式を前記書き込み対象のデータ形式に変換した後、
    前記第二のデータ管理手段にコマンドを投入して、前記
    第二のデータ記憶手段に変換後のデータを書き込む第二
    のインタフェース手段とを有することを特徴とするレプ
    リカシステム。
  2. 【請求項2】 第一のデータ記憶手段および第二のデー
    タ記憶手段の少なくともとも一方はデータベースである
    ことを特徴とする請求項1記載のレプリカシステム。
  3. 【請求項3】 第一のデータ記憶手段および第二のデー
    タ記憶手段の少なくとも一方はデータファイルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のレプリカシステム。
  4. 【請求項4】 レプリカ管理手段は、読み込み対象およ
    び書き込み対象の情報を有するレプリカパターンデータ
    が記憶されたレプリカパターン記憶手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のレプリカシステム。
  5. 【請求項5】 レプリカパターンデータは、コード変換
    情報を有していることを特徴とする請求項4に記載のレ
    プリカシステム。
  6. 【請求項6】 レプリカ命令が記憶されたレプリカ命令
    記憶手段を有し、レプリカ管理手段は前記レプリカ命令
    記憶手段からレプリカ命令を読み込みていることを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレプリ
    カシステム。
  7. 【請求項7】 第一のインタフェース手段および第二の
    インタフェース手段はインタフェースドライバを有し、
    前記インタフェースドライバは入れ替え可能であること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    レプリカシステム。
  8. 【請求項8】 レプリカ管理手段は、第一のインタフェ
    ース手段とデータの送受信を行なう第一のレプリカ分散
    管理手段と、第二のインタフェース手段とデータの送受
    信を行なう第二のレプリカ分散管理手段とを有している
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記
    載のレプリカシステム。
  9. 【請求項9】 第一のインタフェース手段および第一の
    レプリカ分散管理手段は第一の計算機上に位置し、第二
    のインタフェース手段および第二のレプリカ分散管理手
    段は第二の計算機上に位置し、前記第一の計算機と前記
    第二の計算機は通信媒体を介して接続可能であることを
    特徴とする請求項8に記載のレプリカシステム。
  10. 【請求項10】 第一の計算機は、通信を管理する第一
    の通信インタフェース手段を有し、第二の計算機は、通
    信を管理する第二の通信インタフェース手段を有してお
    り、前記第一の通信インタフェース手段は第一のレプリ
    カ分散管理手段からの命令に従い前記第二の通信インタ
    フェース手段に接続し、前記第二の通信インタフェース
    手段は第二のレプリカ分散管理手段からの命令に従い前
    記第一の通信インタフェース手段に接続することを特徴
    とする請求項9に記載のレプリカシステム。
  11. 【請求項11】 第一の計算機は、第二の計算機との通
    信で使用する通信情報が記憶された第一の通信情報記憶
    手段を有し、第二の計算機は、前記第一の計算機との通
    信で使用する通信情報が記憶された第二の通信情報記憶
    手段を有していることを特徴とする請求項10に記載の
    レプリカシステム。
  12. 【請求項12】 通信情報は通信アドレスであることを
    特徴とする請求項11に記載のレプリカシステム。
  13. 【請求項13】 第一のデータ管理手段により管理され
    る第一のデータ記憶手段と、第二のデータ管理手段によ
    り管理される第二のデータ記憶手段とのレプリカ方法で
    あって、レプリカ命令を受けるステップと、前記レプリ
    カ命令より前記第一のデータ記憶手段からの読み込み対
    象、および前記第二のデータ記憶手段への書き込み対象
    を割り出すステップと、前記第一のデータ管理手段にコ
    マンドを投入して前記第一のデータ記憶手段から読み込
    み対象のデータを読み出すステップと、前記データのデ
    ータ形式をシステム内で決められた標準データ形式に変
    換するステップと、前記標準データ形式のデータを前記
    書き込み対象のデータ形式に変換するステップと、前記
    第二のデータ管理手段にコマンドを投入して前記第二の
    データ記憶手段にデータを書き込むステップとを有する
    ことを特徴とするレプリカ方法。
  14. 【請求項14】 第一のデータ管理手段が存在する第一
    の計算機上に位置し、第一のデータ管理手段により管理
    される第一のデータ記憶手段と、第二のデータ管理手段
    が存在する第二の計算機上に位置し、第二のデータ管理
    手段により管理される第二のデータ記憶手段とのレプリ
    カ方法であって、レプリカ命令を受けるステップと、前
    記レプリカ命令より前記第一のデータ記憶手段からの読
    み込み対象、および前記第二のデータ記憶手段への書き
    込み対象を割り出すステップと、前記第一のデータ管理
    手段にコマンドを投入して前記第一のデータ記憶手段か
    ら読み込み対象のデータを読み出すステップと、読み出
    したデータのデータ形式をシステム内で決められた標準
    データ形式に変換するステップと、前記第一の計算機と
    前記第二の計算機を通信媒体を介して接続するステップ
    と、前記標準データ形式のデータを前記第一の計算機か
    ら送信するステップと、前記標準データ形式のデータを
    前記第二の計算機が受信するステップと、受信した前記
    データを、前記書き込み対象のデータ形式に変換するス
    テップと、前記第二のデータ管理手段にコマンドを投入
    して前記第二のデータ記憶手段にデータを書き込むステ
    ップとを有することを特徴とするレプリカ方法。
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