JP2000207237A - 二重化コンピュ―タのハ―ドウェア構成チェックシステムおよびハ―ドウェア構成チェック方法 - Google Patents

二重化コンピュ―タのハ―ドウェア構成チェックシステムおよびハ―ドウェア構成チェック方法

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JP2000207237A
JP2000207237A JP11006978A JP697899A JP2000207237A JP 2000207237 A JP2000207237 A JP 2000207237A JP 11006978 A JP11006978 A JP 11006978A JP 697899 A JP697899 A JP 697899A JP 2000207237 A JP2000207237 A JP 2000207237A
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Yoshimasa Takahashi
慶征 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性を高めた二重化コンピュータのハード
ウェア構成チェックシステムおよびハードウェア構成チ
ェック方法を得る。 【解決手段】 所定の一のコンピュータAが起動時にコ
ンピュータAの実際のハードウェア構成情報を収集し現
用系構成情報記憶部が現用系構成情報12を記憶する。
また、他のコンピュータBが起動時にコンピュータBの
実際のハードウェア構成情報を収集し記憶した予備系構
成情報22と現用系構成情報12とを構成情報比較回路
11が比較する。この比較照合により、二重化コンピュ
ータの現用系コンピュータAが正しく動作するハードウ
ェア構成であるかの確認ができる。故に、現用系コンピ
ュータAのハードウェア構成定義を内蔵し、運用前にチ
ェックすることにより、新規設置および障害修復による
再組み込みにおいて、ハードウェア構成のミスを発見す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重化コンピュー
タのハードウェア構成チェックシステムおよびハードウ
ェア構成チェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二重化コンピュータのハードウェ
ア構成チェックシステムおよびハードウェア構成チェッ
ク方法は一般に、二重化コンピュータシステムにおい
て、システムの切換動作の切換時間のロスおよび切換操
作のミスを無くすことを目的として用いられている。
【0003】例えば、特開平3−266134号公報に
は、各コンピュータが有する装置情報ファイルとコマン
ド情報ファイルにより、切換時間のロスと切換操作のミ
スを防止する技術が開示されている。
【0004】図3は、従来の切換時間のロスと切換操作
のミスを防止するシステムのブロック図を示している。
このシステム稼働時において、各コンピュータで有して
いる装置情報ファイル54、55とコマンド情報ファイ
ル54a、55aから、現用系ホストコンピュータ51
は現用系周辺装置の組み込みを行い、予備系ホストコン
ピュータ52は予備系周辺装置の組み込みを行う。
【0005】装置情報ファイル54は、メモリ上に常駐
しており、オペレータのマニュアル操作による周辺装置
の切り離し組み込みに対しての状態監視を行っている。
それに対応して、装置情報ファイル54、55を変更す
る。そして、CPU間通信によるヘルスチェックおよび
WDTタイマによる障害検出時には、予備系ホストコン
ピュータ52は、装置情報ファイル55およびコマンド
情報ファイル55aより現用系周辺装置の組み込みを行
う。これにより、切換時間のロスや操作ミスが防止され
る。
【0006】本発明と技術内容の類似する先行技術とし
て、特開平6−95904号公報の「二重化構成制御シ
ステムの切り替え処理方式」では、予備系の制御装置の
プリント板の交換等の保守処理を、電源を投入したまま
で実行できるように構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、以下の問題を伴う。第1の問題点は、ソフ
トウェアにより切換時間ロスや切換操作ミスの防止を行
っており、ハードウェア構成の正当性を意識していな
い。
【0008】その理由は、装置情報ファイルとコマンド
情報ファイルの変更により周辺装置の構成変化に対応し
ているが、オペレータのマニュアル操作による周辺装置
の切り離しおよび組み込みを行っている。この構成によ
れば、実際のハードウェア構成と装置情報ファイルの違
いを、オペレータ自身が意識しなければならない。よっ
て、二重化コンピュータでは、双方のコンピュータのハ
ードウェア構成が一致していなければならない部分と、
一致していてはならない部分があることを、オペレータ
が全て把握する必要がある。
【0009】第2の問題点は、ソフトウェアが動作して
いないと、装置情報ファイルおよびコマンド情報ファイ
ルも動作しないことにある。
【0010】その理由は、ソフトウェアで動作する装置
情報ファイルとコマンド情報ファイルにより、周辺装置
の組み込みを行っている。よって、装置情報ファイルと
コマンド情報ファイルの変更には、ハードウェアが正し
く動作する上でソフトウェアが動作し、ファイル変更し
ている。
【0011】本発明は、信頼性を高めた二重化コンピュ
ータのハードウェア構成チェックシステムおよびハード
ウェア構成チェック方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の二重化コンピュータのハード
ウェア構成チェックシステムは、所定の一のコンピュー
タAが起動時にコンピュータAの実際のハードウェア構
成情報を収集し現用系構成情報を記憶する現用系構成情
報記憶部と、他のコンピュータBが起動時にコンピュー
タBの実際のハードウェア構成情報を収集し記憶した予
備系構成情報と現用系構成情報とを比較する構成情報比
較回路と、を有して構成されたことを特徴としている。
【0013】また、上記の構成情報比較回路は、現用系
構成情報設定値と現用系構成情報比較回路と予備系構成
情報設定値と予備系構成情報比較回路とから構成され、
現用系構成情報設定値は、二重化構成されたコンピュー
タAが正しく動作するハードウェア構成の情報を定義し
格納された構成情報とするとよい。
【0014】さらに、上記の現用系構成情報比較回路
は、コンピュータAが起動時に収集する現用系構成情報
と現用系構成情報設定値とを比較することにより、二重
化構成されたコンピュータAの不正なハードウェア構成
を検出した場合に、アラーム信号を出力する回路である
とするとよい。
【0015】なお、上記の予備系構成情報設定値は、二
重化構成されたコンピュータAが正しく動作するハード
ウェア構成の情報を定義した構成情報であり、予備系構
成情報比較回路は、コンピュータBが起動時に収集する
予備系構成情報と予備系構成情報設定値とを比較するこ
とにより、二重化構成されたコンピュータの不正なハー
ドウェア構成を検出した場合に、アラーム信号を出力す
る回路であるとするとよい。
【0016】請求項7記載の発明の二重化コンピュータ
のハードウェア構成チェック方法は、所定の一のコンピ
ュータAが起動時にコンピュータAの実際のハードウェ
ア構成情報を収集し現用系構成情報を記憶する現用系構
成情報記憶工程と、他のコンピュータBが起動時にコン
ピュータBの実際のハードウェア構成情報を収集し記憶
した予備系構成情報と現用系構成情報とを比較する構成
情報比較工程と、を有して構成されたことを特徴として
いる。
【0017】また、上記の構成情報比較工程は、現用系
構成情報設定値と現用系構成情報比較工程と予備系構成
情報設定値と予備系構成情報比較工程とから構成され、
現用系構成情報設定値は、二重化構成されたコンピュー
タAが正しく動作するハードウェア構成の情報を定義し
格納された構成情報であるとするとよい。
【0018】さらに、上記の現用系構成情報比較工程
は、コンピュータAが起動時に収集する現用系構成情報
と、現用系構成情報設定値とを比較することにより、二
重化構成されたコンピュータAの不正なハードウェア構
成を検出した場合に、アラーム信号を出力する工程であ
ることとするとよい。
【0019】なお、上記の予備系構成情報設定値は、二
重化構成されたコンピュータAが正しく動作するハード
ウェア構成の情報を定義した構成情報であり、予備系構
成情報比較工程は、コンピュータBが起動時に収集する
予備系構成情報と予備系構成情報設定値とを比較するこ
とにより、二重化構成されたコンピュータの不正なハー
ドウェア構成を検出した場合に、アラーム信号を出力す
る工程とするとよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による二重化コンピュータのハードウェア構成チェック
システムおよびハードウェア構成チェック方法の実施の
形態を詳細に説明する。図1および図2を参照すると、
本発明の二重化コンピュータのハードウェア構成チェッ
クシステムおよびハードウェア構成チェック方法の一実
施形態が示されている。図1が一の実施形態のブロック
構成例、図2が他の実施形態のブロック構成例を、それ
ぞれ示している。
【0021】図1を参照すると、コンピュータAは、コ
ンピュータAが起動時にコンピュータAの実際のハード
ウェア構成情報を収集する現用系構成情報12と、構成
情報比較回路11とを有している。
【0022】構成情報比較回路11は、現用系構成情報
設定値13aと、現用系構成情報比較回路14と、予備
系構成情報設定値13bと、予備系構成情報比較回路1
5とから構成される。
【0023】現用系構成情報設定値13aは、二重化構
成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義し格納された構成情報である。
【0024】現用系構成情報比較回路14は、コンピュ
ータAが起動時に収集する現用系構成情報12と、現用
系構成情報設定値13aとを比較することにより、二重
化構成されたコンピュータAの不正なハードウェア構成
を検出した場合に、アラーム信号16を出力する回路で
ある。
【0025】予備系構成情報設定値13bは、二重化構
成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義した構成情報である。
【0026】予備系構成情報比較回路15は、コンピュ
ータBが起動時に収集する予備系構成情報22と、予備
系構成情報設定値13bとを比較することにより、二重
化構成されたコンピュータの不正なハードウェア構成を
検出した場合に、アラーム信号17を出力する回路であ
る。
【0027】コンピュータBは、コンピュータBが起動
時にコンピュータBの実際のハードウェア構成情報を収
集する予備系構成情報22と、構成情報比較回路21と
を有している。
【0028】構成情報比較回路21は、予備系構成情報
設定値23aと、予備系構成情報比較回路24と、現用
系構成情報設定値23bと、現用系構成情報比較回路2
5とから構成される。
【0029】予備系構成情報設定値23aは、二重化構
成されたコンピュータBが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義し格納された構成情報である。
【0030】予備系構成情報比較回路24は、コンピュ
ータBが起動時に収集する予備系構成情報22と、予備
系構成情報設定値23aとを比較することにより、二重
化構成されたコンピュータBの不正なハードウェア構成
を検出した場合に、アラーム信号26を出力する回路で
ある。
【0031】現用系構成情報設定値23bは、二重化構
成されたコンピュータBが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義し格納された構成情報である。
【0032】現用系構成情報比較回路25は、コンピュ
ータAが起動時に収集する現用系構成情報12と、現用
系構成情報設定値23bとを比較することにより、二重
化構成されたコンピュータBの不正なハードウェア構成
を検出した場合に、アラーム信号27を出力する回路で
ある。
【0033】(動作の説明)次に、図1を参照して本実
施形態の動作について詳細に説明する。図1において、
コンピュータAの起動を行うと、まず現用系構成情報1
2をコンピュータAのハードウェア構成をサーチして得
る。現用系構成情報比較回路14は、二重化構成された
コンピュータAが正しく動作するハードウェア構成を定
義した現用系構成情報設定値13aと現用系構成情報1
2を照合し、コンピュータAのハードウェア構成が定義
値と一致しているかチェックし、結果をアラーム信号1
6として出力する。
【0034】次に、コンピュータBの起動時に、コンピ
ュータAの予備系構成情報比較回路15は、コンピュー
タBのハードウェア構成をサーチし得てある予備系構成
情報22を取り出し、コンピュータAに内蔵している二
重化構成されたコンピュータBが正しく動作するハード
ウェア構成の情報を定義した予備系構成情報設定値13
bと照合比較し、コンピュータAのハードウェア構成定
義値と一致しているかチェックし、結果をアラーム信号
17として出力する。
【0035】同様に、コンピュータBの起動を行うと、
まず予備系構成情報22をコンピュータBのハードウェ
ア構成をサーチして得る。予備系構成情報比較回路24
は、二重化構成されたコンピュータBが正しく動作する
ハードウェア構成を定義した予備系構成情報設定値23
aと予備系構成情報22を照合し、コンピュータBのハ
ードウェア構成が定義値と一致しているかチェックし、
結果をアラーム信号26として出力する。
【0036】次にコンピュータAの起動時に、コンピュ
ータBの現用系構成情報比較回路25は、コンピュータ
Aのハードウェア構成をサーチし得てある現用系構成情
報12を取り出し、コンピュータBに内蔵している二重
化構成されたコンピュータAが正しく動作するハードウ
ェア構成の情報を定義した現用系構成情報設定値23b
と照合比較し、コンピュータBのハードウェア構成定義
値と一致しているかチェックし、結果をアラーム信号2
7として出力する。
【0037】予備系構成情報比較回路15および現用系
構成情報比較回路25は、それぞれ他系コンピュータ構
成の状態を内蔵タイマーにより定期的に収集比較動作を
行っている。
【0038】以上の動作により、アラーム信号が出力さ
れ、現用系コンピュータが故障した場合、正しく予備系
コンピュータへの切換を行う。
【0039】尚、コンピュータAが故障修復して再起動
されると、上記動作をコンピュータBを運用稼働しなが
らコンピュータAで実行する。これによりコンピュータ
Bの故障時に、正しくコンピュータAへ切換が行える。
【0040】上記実施形態の二重化コンピュータのハー
ドウェア構成チェックシステムおよびハードウェア構成
チェック方法では、二重化コンピュータの運用に先だっ
て、それぞれのコンピュータのハードウェア構成が正し
い二重化構成であるかチェックする。このことにより、
二重化構成のハードウェア構成ミスを事前に発見し、運
用中の障害発生による系切換動作を正しく行う。
【0041】図1において、現用系構成情報比較回路1
4は、コンピュータAが起動時に収集する現用系構成情
報12と二重化構成されたコンピュータが正しく動作す
るハードウェア構成の情報を定義した現用系構成情報設
定値13aを比較することにより、二重化構成されたコ
ンピュータの不正なハードウェア構成を検出した場合
に、アラーム信号16を出力する。このアラーム信号1
6により、コンピュータAは、二重化構成のコンピュー
タとして不正なハードウェア構成があることを判断する
ことができる。
【0042】さらに、コンピュータBが起動時に収集す
る予備系構成情報22と、二重化構成されたコンピュー
タが正しく動作するハードウェア構成の情報を定義した
予備系構成情報設定値13bとを比較する。このことに
より、二重化構成されたコンピュータの不正なハードウ
ェア構成を検出した場合に、アラーム信号17を出力す
る。このアラーム信号17により、コンピュータAのハ
ードウェア構成とコンピュータBのハードウェア構成の
間に、二重化コンピュータとして不正なハードウエア構
成があることを判断することができる。
【0043】同様に、予備系構成情報比較回路24は、
コンピュータBが起動時に収集する予備系構成情報22
と、二重化構成されたコンピュータが正しく動作するハ
ードウェア構成の情報を定義した予備系構成情報設定値
23aとを比較する。このことにより、二重化構成され
たコンピュータの不正なハードウェア構成を検出した場
合に、アラーム信号26を出力する。このアラーム信号
26により、コンピュータBは、二重化構成のコンピュ
ータとして不正なハードウェア構成があることを判断す
ることができる。
【0044】さらに、コンピュータAが起動時に収集す
る現用系構成情報12と二重化構成されたコンピュータ
が正しく動作するハードウェア構成の情報を定義した現
用系構成情報設定値23bを比較する。このことによ
り、二重化構成されたコンピュータの不正なハードウェ
ア構成を検出した場合に、アラーム信号27を出力す
る。このアラーム信号27により、コンピュータAのハ
ードウェア構成とコンピュータBのハードウェア構成の
間に、二重化コンピュータとして正しく動作しないハー
ドウエア構成があることを判断することができる。
【0045】(他の実施形態)次に、本発明の他の実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。図2を参
照すると、コンピュータAとコンピュータBの間に、コ
ンピュータが起動時に収集する構成情報を他コンピュー
タに分配する構成情報収集分配器40が設けられてい
る。
【0046】コンピュータの構成情報の判定を行うに
は、2台のコンピュータ同士を接続し、構成情報をそれ
ぞれのコンピュータが得る必要がある。そのため、従来
の多重化コンピュータおよびクラスタコンピュータの場
合は、全てのコンピュータを接続することが出来ず、各
コンピュータが構成情報を得ることができないという問
題がある。本実施形態では、構成情報収集分配器40で
ハードウェア構成情報をコンピュータ3(41)より収
集し、コンピュータn(42)に分配することができ
る。
【0047】この実施形態は、コンピュータのハードウ
ェア構成情報を収集して分配することにより、多重化コ
ンピュータおよびクラスタコンピュータに利用できると
いう新たな効果を有する。
【0048】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
二重化コンピュータのハードウェア構成チェックシステ
ムおよびハードウェア構成チェック方法は、二重化コン
ピュータの現用系コンピュータが正しく動作するハード
ウェア構成定義と、実際の現用系コンピュータのハード
ウェア構成情報を照合する。このため、二重化コンピュ
ータの現用系コンピュータが正しく動作するハードウェ
ア構成であるかの確認ができる。故に、現用系コンピュ
ータのハードウェア構成定義を内蔵し、運用前にチェッ
クすることにより、新規設置および障害修復による再組
み込みにおいて、ハードウェア構成のミスを発見するこ
とが可能となる。
【0050】さらに、二重化コンピュータの予備系コン
ピュータが正しく動作するハードウェア構成定義と、実
際の予備系コンピュータのハードウェア構成情報とを照
合する。このため、二重化コンピュータの現用系コンピ
ュータおよび予備系コンピュータが正しく動作するハー
ドウェア構成であるか確認できる。よって、事前に予備
系コンピュータのハードウェア構成を収集しチェックし
ておくことにより、現用系コンピュータの障害発生時に
正しく切換えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重化コンピュータのハードウェア構
成チェックシステムの一実施形態を示すブロック構成図
である。
【図2】二重化コンピュータのハードウェア構成チェッ
クシステムの他の実施形態を示すブロック構成図であ
る。
【図3】従来の切換時間のロスと切換操作のミスを防止
するシステムの構成例を示すブロックである。
【符号の説明】
12 現用系構成情報 11 構成情報比較回路 13a、23b 現用系構成情報設定値 14、25 現用系構成情報比較回路 13b、23a 予備系構成情報設定値 15、24 予備系構成情報比較回路 16、17 アラーム信号 22 予備系構成情報 21 構成情報比較回路 A、B コンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月27日(2000.3.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の二重化コンピュータのハード
ウェア構成チェックシステムは、起動時に実際のハード
ウェア構成情報を収集する構成情報部Aおよび構成情報
比較回路Aを有する現用系のコンピュータAと、起動時
に実際のハードウェア構成情報を収集する構成情報部B
および構成情報比較回路Bを有する予備系のコンピュー
タBと、構成情報部Aと構成情報比較回路B、および構
成情報部Bと構成情報比較回路Aとが、襷がけ状に接続
されて構成され、コンピュータAまたはコンピュータB
の起動時に、一方のコンピュータが他方のコンピュータ
の運用前に異常発生のチェックを可能にしたことを特徴
としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項7記載の発明の二重化コンピュータ
のハードウェア構成チェック方法は、現用系のコンピュ
ータAの起動時に実行される実際のハードウェア構成情
報を収集する構成情報収集工程Aおよび構成情報を比較
する構成情報比較工程Aと、予備系のコンピュータBの
起動時に実行される実際のハードウェア構成情報を収集
する構成情報収集工程Bおよび構成情報を比較する構成
情報比較工程Bとを有し、構成情報収集工程Aと構成情
報比較工程B、および構成情報工程Bと構成情報比較工
程Aとが相互に関連付けられて実行され、コンピュータ
AまたはコンピュータBの何れか一方のコンピュータ
が、起動時に収集された他方のコンピュータの構成情報
に基づき、運用前に他方のコンピュータの異常発生のチ
ェックを可能に構成されたことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】予備系構成情報設定値13bは、二重化構
成されたコンピュータが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義した構成情報である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】現用系構成情報設定値23bは、二重化構
成されたコンピュータが正しく動作するハードウェア
構成の情報を定義し格納された構成情報である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】次に、コンピュータBの起動時に、コンピ
ュータAの予備系構成情報比較回路15は、コンピュー
タBのハードウェア構成をサーチし得てある予備系構
成情報22を取り出し、コンピュータAに内蔵している
二重化構成されたコンピュータBが正しく動作するハー
ドウェア構成の情報を定義した予備系構成情報設定値1
3bと照合比較し、コンピュータのハードウェア構成
定義値と一致しているかチェックし、結果をアラーム信
号17として出力する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次にコンピュータAの起動時に、コンピュ
ータBの現用系構成情報比較回路25は、コンピュータ
Aのハードウェア構成をサーチし得てある現用系構成
情報12を取り出し、コンピュータBに内蔵している二
重化構成されたコンピュータAが正しく動作するハード
ウェア構成の情報を定義した現用系構成情報設定値23
bと照合比較し、コンピュータのハードウェア構成定
義値と一致しているかチェックし、結果をアラーム信号
27として出力する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の一のコンピュータAが起動時にコ
    ンピュータAの実際のハードウェア構成情報を収集し現
    用系構成情報を記憶する現用系構成情報記憶部と、 他のコンピュータBが起動時にコンピュータBの実際の
    ハードウェア構成情報を収集し記憶した予備系構成情報
    と前記現用系構成情報とを比較する構成情報比較回路
    と、 を有して構成されたことを特徴とする二重化コンピュー
    タのハードウェア構成チェックシステム。
  2. 【請求項2】 前記構成情報比較回路は、 現用系構成情報設定値と、 現用系構成情報比較回路と、 予備系構成情報設定値と、 予備系構成情報比較回路とから構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の二重化コンピュータのハードウェ
    ア構成チェックシステム。
  3. 【請求項3】 前記現用系構成情報設定値は、二重化構
    成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェア
    構成の情報を定義し格納された構成情報であることを特
    徴とする請求項2に記載の二重化コンピュータのハード
    ウェア構成チェックシステム。
  4. 【請求項4】 前記現用系構成情報比較回路は、 コンピュータAが起動時に収集する現用系構成情報と、 現用系構成情報設定値とを比較することにより、二重化
    構成されたコンピュータAの不正なハードウェア構成を
    検出した場合に、アラーム信号を出力する回路であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の二重化コンピュータの
    ハードウェア構成チェックシステム。
  5. 【請求項5】 前記予備系構成情報設定値は、二重化構
    成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェア
    構成の情報を定義した構成情報であることを特徴とする
    請求項2に記載の二重化コンピュータのハードウェア構
    成チェックシステム。
  6. 【請求項6】 前記予備系構成情報比較回路は、 コンピュータBが起動時に収集する予備系構成情報と、 予備系構成情報設定値とを比較することにより、二重化
    構成されたコンピュータの不正なハードウェア構成を検
    出した場合に、アラーム信号を出力する回路であること
    を特徴とする請求項2に記載の二重化コンピュータのハ
    ードウェア構成チェックシステム。
  7. 【請求項7】 所定の一のコンピュータAが起動時にコ
    ンピュータAの実際のハードウェア構成情報を収集し現
    用系構成情報を記憶する現用系構成情報記憶工程と、 他のコンピュータBが起動時にコンピュータBの実際の
    ハードウェア構成情報を収集し記憶した予備系構成情報
    と前記現用系構成情報とを比較する構成情報比較工程
    と、 を有して構成されたことを特徴とする二重化コンピュー
    タのハードウェア構成チェック方法。
  8. 【請求項8】 前記構成情報比較工程は、 現用系構成情報設定値と、 現用系構成情報比較工程と、 予備系構成情報設定値と、 予備系構成情報比較工程とから構成されることを特徴と
    する請求項7に記載の二重化コンピュータのハードウェ
    ア構成チェック方法。
  9. 【請求項9】 前記現用系構成情報設定値は、二重化構
    成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェア
    構成の情報を定義し格納された構成情報であることを特
    徴とする請求項8に記載の二重化コンピュータのハード
    ウェア構成チェック方法。
  10. 【請求項10】 前記現用系構成情報比較工程は、 コンピュータAが起動時に収集する現用系構成情報と、 現用系構成情報設定値とを比較することにより、二重化
    構成されたコンピュータAの不正なハードウェア構成を
    検出した場合に、アラーム信号を出力する工程であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の二重化コンピュータの
    ハードウェア構成チェック方法。
  11. 【請求項11】 前記予備系構成情報設定値は、二重化
    構成されたコンピュータAが正しく動作するハードウェ
    ア構成の情報を定義した構成情報であることを特徴とす
    る請求項8に記載の二重化コンピュータのハードウェア
    構成チェック方法。
  12. 【請求項12】 前記予備系構成情報比較工程は、 コンピュータBが起動時に収集する予備系構成情報と、 予備系構成情報設定値とを比較することにより、二重化
    構成されたコンピュータの不正なハードウェア構成を検
    出した場合に、アラーム信号を出力する工程であること
    を特徴とする請求項8に記載の二重化コンピュータのハ
    ードウェア構成チェック方法。
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