JP2000205972A - 回転体の温度測定装置 - Google Patents

回転体の温度測定装置

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JP2000205972A
JP2000205972A JP11004505A JP450599A JP2000205972A JP 2000205972 A JP2000205972 A JP 2000205972A JP 11004505 A JP11004505 A JP 11004505A JP 450599 A JP450599 A JP 450599A JP 2000205972 A JP2000205972 A JP 2000205972A
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rotating body
primary coil
rotary transformer
secondary coil
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Masayuki Nashiki
政行 梨木
Koji Sato
光司 佐藤
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Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で小型で堅牢かつ安価な構成により回転
体の任意部位の温度を正確に測定する。 【解決手段】 工作機械等の固定部1に1次コイル11
を配置し、主軸等の回転体2に2次コイル12を配置
し、これらのコイル11,12で回転トランス13を構
成する。1次コイル11をAC電源9及び電流計16に
接続し、サーミスタ等の抵抗器15を回転体2の軸受3
の近傍に配置し、この抵抗器15に2次コイル12を導
線14を介して接続する。抵抗器15の温度と温度抵抗
値とは略比例関係にあるので、1次コイル11を流れる
電流を電流計16で検出し、その出力を温度算出手段1
7により温度に変換して、回転体2の軸受近傍部位の温
度を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸や
電動機のロータ等、各種の回転体の温度を測定する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触式の温度測定装置として、従来、
回転体の温度をサーミスタ等の抵抗体で測定し、電流の
変化をトランスミッタでFM信号に変換して送信し、外
部のアンテナで受信する方式(テレメータ方式)が知ら
れている。また、導電性材料からなる回転体をコイル及
び抵抗の組み合わせとみなし、温度変化による回転体の
抵抗変化を、固定部側のコイルの電流変化に基づいて検
出する装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の従来
装置によると、回転体にトランスミッタや電源回路を内
蔵するため、構造が複雑で高価となり、大きな設置スペ
ースが必要で、工作機械等の過酷な環境下では耐久性に
不安が残る等の問題があった。また、後者の従来装置の
場合は、回転体全体の抵抗変化を検出しているため、回
転体の任意の部位における温度を測定することが困難で
あった。
【0004】そこで、本発明の課題は、簡単で小型で堅
牢かつ安価な構成により回転体の任意部位の温度を正確
に測定できる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、固定部に回転可能に支持
された回転体の温度を測定する装置であって、固定部に
配置された1次コイルと回転体に配置された2次コイル
とを備えた回転トランスと、1次コイルに接続された電
源と、1次コイルを流れる電流を検出する電流検出手段
と、2次コイルに接続して被測定部近傍の回転体に配置
された特定の温度特性を有する抵抗器と、電流検出手段
の出力に基づき回転体の温度を算出する温度算出手段と
から構成したことを特徴とする。
【0006】図1は上記温度測定装置の原理的な構成を
示すものである。固定部1に回転体2が軸受3を介して
回転可能に支持されている。固定部1には1次コイル1
1が配置され、回転体2には2次コイル12が配置され
ている。1次コイル11は2次コイル12を細隙を介し
て取り巻くように設けられ、これら2つのコイル11,
12によって回転トランス13が構成されている。1次
コイル11には電源9が接続され、2次コイル12には
導線14を介してサーミスタ等の抵抗器15が接続され
ている。抵抗器15は回転体2の被測定部、例えば軸受
3の近傍に配置されている。電源9としては、定電圧・
定周波数のAC電源が使用可能である。この場合、抵抗
器15の温度と温度抵抗値とは略比例関係にあるので、
1次コイル11を流れる電流を電流計16等の電流検出
手段で検出し、その出力を温度算出手段17により温度
に変換して、回転体2の被測定部の温度つまり軸受3の
近傍部位の温度を算出する。
【0007】ここで、温度算出手段17は、被測定部の
温度と電流計16の指示値との関係を、測定又は理論解
析あるいは自動調整等の方法により予め把握し、計算式
又はアルゴリズム・マップ等の形式で格納し、その関係
に基づいて電流値より被測定部の温度を算出する。例え
ば、1次コイル11に流れる電流を一定にし、温度変化
に伴う電圧変化を測定してもよい。電流又は電圧等の複
数の電気量が刻々と変化する場合でも、それが既知ある
いは検出可能であれば、本発明の装置によって温度測定
が可能である。検出する電気量は、電流、電圧、又は電
源周波数のうちの1つに限定されず、複数であってもよ
い。電気量以外に、例えば、回転体の回転数を検出して
もよい。温度算出手段、電流検出手段及び電源の実施手
段は特に限定されず、専用のハードウエアを用いてもよ
く、工作機械等の場合に、数値制御装置に装備された機
能を利用してもよい。
【0008】1次コイル11及び2次コイル12として
は、例えば、図8に示す円環構造のものを使用できる。
1次コイル11は内周側が開いた凹部に1次巻線18が
巻き付けられ、2次コイル12は外周側が開いた凹部に
2次巻線19が巻き付けられ、各巻線18,19に流れ
る電流により回転トランス13に磁気回路が形成され
る。回転体2の回転に伴い2次巻線19に遠心力が働く
が、2次コイル12の開口部に突起12aを設けること
で、2次巻線19の飛び出しを防止することができる。
また、2次巻線19を樹脂でモールドしてもよい。な
お、1次コイル11及び2次コイル12の構造は、図示
例に限定されず、個体差がなく、回転時の遠心力に耐
え、回転速度によって電気特性が変化しにくい等の要件
を考慮して任意に変更することができる。
【0009】図2及び図3は上記のように構成された温
度測定装置の作用を示すものである。1次コイル11に
電源電圧V1が印加されると、2次コイル12には1次
コイル11が発生する磁束により誘導電流I2が流れ
る。この状態で、回転体2の温度tが変化すると、抵抗
器15の電気抵抗Rsが変化し、2次コイル12に流れ
る電流I2も変化する。AC電源9の電圧V1及び周波
数が一定に保持されている場合、1次コイル11を流れ
る電流I1は2次コイル12の電流I2と一定の関係を
保って変化する。このため、回転体2の温度tと1次コ
イル11の電流I1との関係を測定等の方法で予め把握
しておけば、1次コイル11の電流I1を電流計16で
検出することによって、回転体2の温度tを温度算出手
段17で算出することができる。
【0010】以下に、温度tの算出方法を回転トランス
3の損失を無視できる理想的かつ簡単なモデル(図2参
照)について説明する。 1次コイル11の巻線数:N1 2次コイル12の巻線数:N2 1次コイル11の起電力:E1 2次コイル12の起電力:E2 1次コイル11の電流:I1 2次コイル12の電流:I2 とすれば、 E1・N2=E2・N1 1式 I1・N1=I2・N2 2式 の関係が成立する。
【0011】さらに、図示例の回路は、 V1=E1 3式 Rs・I2=E2 4式 であるので、 1式より E2=E1・N2/N1 5式 2式より I2=I1・N1/N2 6式 そして、5式、6式及び3式より4式は I1=V1・(N2/N1)2/Rs 7式 となる。
【0012】ここで、抵抗器15の温度特性が Rs=Rs0(1+αt) 8式 Rs0:抵抗の初期値 α:抵抗の温度係数 であるとすると、7式及び8式より (1+αt)Rs0=V1/I1・(N2/N1)2 9式 であるので、tについて9式を変形すれば、 t={V1/I1/Rs0/(N2/N1) 2−1}/α 10式 となる。このうち、V1、Rs0、N2、N1、αの値
は既知であるから、1次コイル11の電流I1を検出す
れば回転体2の温度tを算出することができる。
【0013】しかしながら、実際には、1次コイル11
の巻線18及び2次コイル12の巻線19もそれぞれ内
部抵抗R1,R2(図3参照)を持ち、その値は温度に
よって変化する。R1,R2がRs0に比較して小さ
く、R1,R2による測定誤差が要求される測定精度に
対し、充分小さい場合はR1,R2の存在を無視して考
えてもかまわない。測定誤差を向上させるためにR1,
R2を考慮する場合、例えば、図2のモデルと同様に計
算すれば、 I1={(N1/N2)2R1−(R2+R)}-1(N
2/N1)2V1 11式 である。いま、R1及びR2の温度特性を R1=R10(1+α1t) 12式 R10:抵抗の基準値 α1:温度係数 R2=R20(1+α2t) 13式 R20:抵抗の基準値 α2:温度係数 とすると、11式、12式及び13式より、 I1=[(N1/N2)2R10(1+α1t)−{R20(1+α2t) +R0(1+αt)}]-1(N2/N1)2V1 14式 となる。
【0014】ここで、R10、α1、R20、α2を被測定
部と回転トランスの温度差等も考慮して実験又は解析等
により予め把握しておけば、巻線18,19の抵抗変化
に起因する温度tの測定誤差を補正することができる。
例えば、14式は I1=[{(N1/N2)2R10−R20−Rs0}+{(N1/N2)2α1 −R20α2−Rs0α}t]-1(N2/N1)2V1 15式 となり、さらには、 t=[(N2/N1)2V1/I1−{(N1/N2)2R10−R20−Rs0}] x{(N1/N2)2α1−R20α2−Rs0α}-1 16式 であるから、R10、α1、R20、α2が既知であれば、
やはり、1次コイル11の電流I1を検出すれば回転体
2の温度tを算出することができる。
【0015】一方、請求項2にかかる発明は、固定部に
回転可能に支持された回転体の温度を測定する装置であ
って、固定部側に配置された1次コイルと回転体側に配
置された2次コイルとを備えた第1回転トランスと、固
定部側に配置された1次コイルと回転体側に配置された
2次コイルとを備えた第2回転トランスと、第1及び第
2回転トランスの1次コイルに接続された電源と、第1
回転トランスの1次コイルを流れる電流を検出する第1
電流検出手段と、第2回転トランスの1次コイルを流れ
る電流を検出する第2電流検出手段と、第1回転トラン
スの2次コイルに接続して被測定部近傍の回転体側に配
置された特定の温度特性を有する第1抵抗器と、第2回
転トランスの2次コイルに接続して被測定部近傍の回転
体側に配置された既知の温度特性を有する第2抵抗器
と、第1及び第2電流検出手段の出力に基づき第1回転
トランスの温度特性を補正して回転体の温度を算出する
温度算出手段とから構成したことを特徴とする。
【0016】すなわち、この温度測定装置は、図4に示
すように、測定用の第1回転トランス13に加えて基準
用の第2回転トランス23を設けたものである。第1回
転トランス13は図1の装置と同様に構成されている
(図面に同一符号を付した)。そして、この第1回転ト
ランス13と隣接する位置に第2回転トランス23が設
けられている。第2回転トランス23は固定部1に配置
された1次コイル21と回転体2に配置された2次コイ
ル22とから構成されている。2次コイル22は導線2
4を介してサーミスタ等の基準用の第2抵抗器25に接
続されている。第2抵抗器25は既知の温度特性を有す
るもので、軸受3の近傍において第1抵抗器15に隣接
するように配置されている。
【0017】図5において、例えば、第2抵抗器25が
いかなる温度に対してもRrが一定の抵抗値、例えばR
0を保ち得るならば、第2回転トランス23の1次コ
イル21を流れる電流I21は、 I21=[{(N1/N2)2R10−R20−Rs0}+{(N1/N2)2α1 −R20α2}t]-1(N2/N1)2V1 17式 と表わされる。この電流I21を基準にして測定用の第
1回転トランス13の特性を補正する場合、まず、 1/I1−1/I2=R0αt(N1/N2)2/V1 18式 を求める。そして、18式をtについて変形し、 t=(1/I1−1/I2)(N2/N1)2V1/αR0 19式 とする。この19式にはトランスの温度係数α1,α2
現れないので、トランスの温度係数に関係なく、回転体
2の温度を正確に測定することができる。
【0018】また、第2抵抗器25の抵抗値は必ずしも
Rs0でなくてもよい。例えば、第2抵抗器25の温度
特性が Rr=Rr0(1+αrt) 20式 で表わされるなら、19式の代わりに、 t={(1/I1−1/I2)(N2/N1)2V1−(Rs0−Rr0)} /(Rs0α−Rr0αr) 21式 を用いることができる。この場合も、トランスの温度係
数に関係なく、回転体2の温度を正確に測定することが
できる。従って、この方法によれば、トランスの温度特
性が不明確な場合に有用である。
【0019】なお、電流の検出値から温度を算出する方
法は上記方法に限定されない。また、1つのコアに2系
統の巻線を巻き付けることで、2つの回転トランスを一
体的に構成することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を工作機械に実施し
た2つの形態を図面に基づいて説明する。図6は請求項
1の発明による温度測定装置を備えた工作機械を示すも
のであり、図7は請求項2の発明による温度測定装置を
備えた工作機械を示すものである。各図において、図1
及び図4と同一の符号は同一又は相当する部材を示す。
【0021】図6及び図7に示す工作機械においては、
回転体としての主軸2が固定部であるハウジング1の内
部に複数のアンギュラ軸受3を介して回転可能に支持さ
れ、固定子31及び回転子32からなるビルトインモー
タによって駆動される。主軸2の下端には工具33が挿
入され、工具33のプルスタッド34はコレット35を
介し引上軸36に連結され、引上軸36は皿ばね37に
より工具引き込み方向に付勢されている。
【0022】図6に示す工作機械の温度測定装置は工具
33側における軸受3の内輪温度を測定するものであっ
て、その軸受3の近傍に1つの回転トランス13を備え
ている。回転トランス13はハウジング1に配置された
1次コイル11と、主軸2に配置された2次コイル12
とからなり、1次コイル11はAC電源9及び電流計1
6に接続され、2次コイル12は導線14を介して抵抗
器15に接続されている。抵抗器15は特定の温度特性
を有するサーミスタ等からなり、被測定部である軸受3
の近傍において主軸2上に設けられている。
【0023】この温度測定装置によれば、電流計16が
一次コイル11を流れる電流を検出し、その検出値に基
づいて温度算出手段17が軸受3の内輪温度を算出する
ことで、主軸2の軸受部分の温度を測定することができ
る。測定された温度は数値制御装置38に入力され、例
えば、軸受3の異常検出、主軸2の熱変位補正、又は冷
却装置(図示略)の制御等に用いられる。また、従来と
は異なり、主軸2にトランスミッタや電源回路を内蔵す
る必要がないため、測定装置を簡単かつ安価に構成で
き、設置スペースも小さくて済み、工作機械の過酷な環
境下でも十分な耐久性を発揮できる。なお、抵抗器15
の取付場所は、軸受3の近傍に限定されず、ビルトイン
モータの回転子32の近傍であってもよく、その他、任
意の被測定部位に抵抗器15を取り付けて実施すること
も可能である。同様に、回転トランス3の取付場所は、
被測定部位や抵抗器15の近傍に限定を受けるものでな
く、設計・実用上取付が容易な位置でかまわない。ま
た、必要に応じて、1つの回転体に複数の抵抗器15、
回転トランス3を設けて実施することも可能である。
【0024】図7に示す温度測定装置の場合は、軸受3
の近傍に測定用の第1回転トランス13と基準用の第2
回転トランス23とが並設されている。各トランス1
3,23の1次コイル11,21及び2次コイル12,
22には、抵抗、電気特性、温度特性等が等しいものを
用いるのが好ましい。基準用の第2抵抗25には、温度
変化に係わらず抵抗値が一定のものが望ましいが、温度
特性が既知のものを使用してもよい。この場合、第2抵
抗器25を測定用の第1抵抗器15に隣接して配置した
方が、補正をより簡単にできる点で好ましい。この温度
測定装置によれば、第2回転トランス23の一次コイル
21を流れる電流値を用いて第1回転トランス13の温
度特性を補正し、軸受3の内輪温度を正確に測定するこ
とができる。
【0025】なお、本発明は工作機械の主軸に限定され
るものではなく、例えば、タービンや電動機やディスク
ブレーキ等におけるロータ温度の測定に用いるなど、各
種回転体の温度測定装置として実施することもできる。
また、前記実施形態とは逆に、回転体が固定部の外側に
設けられた機械において、内側に1次コイルを、外側に
2次コイルを配置するなど、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で、各部の形状や構成を任意に変更して実施するこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の温度測定
装置によれば、簡単で小型で堅牢かつ安価な構成により
回転体の任意部位の温度を正確に測定できるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明による温度測定装置の原理的構
成を示す概略図である。
【図2】図1の測定装置における回転トランスの理想モ
デルを示す回路図である。
【図3】図1の測定装置における回転トランスの実際モ
デルを示す回路図である。
【図4】請求項2の発明による温度測定装置の原理的構
成を示す概略図である。
【図5】図4の測定装置における回転トランスの回路図
である。
【図6】請求項1の発明による温度測定装置の一実施形
態を示す工作機械の要部立面図である。
【図7】請求項2の発明による温度測定装置の一実施形
態を示す工作機械の要部立面図である。
【図8】回転トランスの構造を例示する斜視図である。
【符号の説明】
1・・ハウジング(固定部)、2・・主軸(回転体)、
3・・軸受、9・・AC電源、11,21・・1次コイ
ル、12,22・・2次コイル、13,23・・回転ト
ランス、14,24・・導線、15,25・・抵抗器、
16,26・・電流計、17・・温度算出手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部に回転可能に支持された回転体の
    温度を測定する装置であって、 固定部に配置された1次コイルと回転体に配置された2
    次コイルとを備えた回転トランスと、 1次コイルに接続された電源と、 1次コイルを流れる電流を検出する電流検出手段と、 2次コイルに接続して被測定部近傍の回転体に配置され
    た特定の温度特性を有する抵抗器と、 電流検出手段の出力に基づき回転体の温度を算出する温
    度算出手段とからなる回転体の温度測定装置。
  2. 【請求項2】 固定部に回転可能に支持された回転体の
    温度を測定する装置であって、 固定部に配置された1次コイルと回転体に配置された2
    次コイルとを備えた第1回転トランスと、 固定部に配置された1次コイルと回転体に配置された2
    次コイルとを備えた第2回転トランスと、 第1及び第2回転トランスの1次コイルに接続された電
    源と、 第1回転トランスの1次コイルを流れる電流を検出する
    第1電流検出手段と、 第2回転トランスの1次コイルを流れる電流を検出する
    第2電流検出手段と、 第1回転トランスの2次コイルに接続して被測定部近傍
    の回転体に配置された特定の温度特性を有する第1抵抗
    器と、 第2回転トランスの2次コイルに接続して被測定部近傍
    の回転体に配置された既知の温度特性を有する第2抵抗
    器と、 第1及び第2電流検出手段の出力に基づき第1回転トラ
    ンスの温度特性を補正して回転体の温度を算出する温度
    算出手段とからなる回転体の温度測定装置。
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