JP2000204599A - 建設機械の操作レバ―装置 - Google Patents

建設機械の操作レバ―装置

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JP2000204599A
JP2000204599A JP11008111A JP811199A JP2000204599A JP 2000204599 A JP2000204599 A JP 2000204599A JP 11008111 A JP11008111 A JP 11008111A JP 811199 A JP811199 A JP 811199A JP 2000204599 A JP2000204599 A JP 2000204599A
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lever
operation lever
operator
cross
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JP11008111A
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Makoto Hasegawa
眞 長谷川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーを傾転操作するのではなく、十字
型スイッチの押圧操作によって作業装置のアクチュエー
タを作動制御し、オペレータの疲労感を軽減できるよう
にする。 【解決手段】 操作レバー33の下端側をレバースタン
ド32に固定し、上端側をレバースタンド32から斜め
上向きに突出させる。操作レバー33の把持部33Aの
端面側には十字型スイッチ35を設け、オペレータの親
指等で十字型スイッチ35の前スイッチ部、後スイッチ
部、左スイッチ部または右スイッチ部を選択的に押圧操
作することにより、作業装置のシリンダを作動制御す
る。また、十字型スイッチ35から離間して把持部33
Aの前面側には揺動式の走行用スイッチ40を設け、走
行用スイッチ40で車両の走行制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に設けられ、建設機械の作動を制御する
のに好適に用いられる建設機械の操作レバー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に設けられ
た上部旋回体と、前記上部旋回体に設けられたブーム、
アーム及びバケット等の作業装置とから大略構成されて
いる。そして、上部旋回体の運転室内には下部走行体の
走行操作、上部旋回体の旋回操作及び作業装置の回動操
作等を行うための操作レバー装置が装備されている。
【0003】そこで、この種の従来技術による操作レバ
ー装置が設けられた建設機械としての油圧ショベルを、
図9ないし図11を参照して説明する。
【0004】図において、1は下部走行体、2は該下部
走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、前記
上部旋回体2は旋回フレーム3を有し、前記旋回フレー
ム3上には運転室4、建屋カバー5及びカウンタウェイ
ト6等が設けられている。
【0005】そして、上部旋回体2の運転室4は図10
に示す如く床板4A等を有するキャブボックスとして形
成されている。また、旋回フレーム3上には旋回用アク
チュエータとしての旋回モータ及び減速機(いずれも図
示せず)等が設けられ、上部旋回体2はこの旋回モータ
により減速機を介して旋回駆動されるものである。
【0006】7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置を示し、該作業装置7は、旋回フレー
ム3の前部側に俯仰動可能に連結されたブーム8と、該
ブーム8の先端側に俯仰動可能に連結されたアーム9
と、該アーム9の先端側に回動可能に連結されたバケッ
ト10とから大略構成されている。そして、ブーム8、
アーム9及びバケット10は、それぞれ作業用のアクチ
ュエータとしてのブームシリンダ11、アームシリンダ
12及びバケットシリンダ13により駆動されるもので
ある。
【0007】次に、図10を参照して運転室4内の構成
について述べるに、14は運転室4の床板4A上に設け
られた運転席、15は運転席14の左,右両側に位置し
て床板4A上に設けられた操作レバー装置(左側のみ図
示)を示し、該操作レバー装置15は、床板4A上に立
設され、操作レバー装置15の外殻をなすレバースタン
ド16と、後述の操作レバー17等とにより構成されて
いる。
【0008】17はレバースタンド16等を介して運転
室4内に傾転可能に設けられた操作レバーで、該操作レ
バー17は基端側がレバースタンド16側に傾転可能に
連結され、先端側はレバースタンド16から斜め上向き
に突出した把持部17Aとなっている。そして、運転席
14に着席したオペレータは左,右両側に位置する各操
作レバー17の把持部17Aを把持し、各操作レバー1
7を前,後(図11中の矢示A,A′方向)または左,
右(矢示B,B′方向)に傾転操作する。
【0009】この場合、オペレータが左側の操作レバー
17を前,後に傾転操作したときには、例えば作業装置
7のブームシリンダ11が伸縮動作され、左側の操作レ
バー17を左,右に傾転操作したときには、作業装置7
のアームシリンダ12が伸縮動作される。また、オペレ
ータが右側の操作レバー17を前,後に傾転操作したと
きには、前記旋回モータが正逆回転され、右側の操作レ
バー17を左,右に傾転操作したときには、作業装置7
のバケットシリンダ13が伸縮動作されるものである。
【0010】18はレバースタンド16と操作レバー1
7との間に設けられた筒状カバーを示し、該筒状カバー
18は弾性樹脂材料により蛇腹状ブーツとして形成さ
れ、操作レバー17が図11中の矢示A,A′方向、矢
示B,B′方向へと任意に傾転操作されるのを補償して
いる。そして、筒状カバー18はシール機能を有し、レ
バースタンド16と操作レバー17との間に外部の塵埃
や雨水等が侵入するのを防止するものである。
【0011】19は運転室4の床板4A上に設けられた
フットレスト、20は運転席14の前側に位置して運転
室4の床板4A上に設けられた走行用レバーで、オペレ
ータは該走行用レバー20を前,後に傾転操作すること
により油圧ショベル(車両)を前進,後進させる構成と
なっている。
【0012】即ち、油圧ショベルの下部走行体1には、
図9に示す如く走行モータ21等の走行用アクチュエー
タにより回転駆動される駆動輪22が設けられ、運転室
4内のオペレータが走行用レバー20を傾転操作するこ
とにより、走行モータ21が駆動輪22と共に回転駆動
される。そして、該駆動輪22の回転は遊動輪23との
間で履帯24へと伝えられ、該履帯24の回転駆動によ
り車両は路上走行するものである。
【0013】このように構成される従来技術の油圧ショ
ベルでは、運転室4内のオペレータが操作レバー装置1
5の操作レバー17を前,後(図11中の矢示A,A′
方向)または左,右(矢示B,B′方向)に傾転操作す
ることにより、作業装置7のブーム8、アーム9を俯仰
動させると共に、バケット10を回動させて土砂等の掘
削作業を行う。
【0014】また、運転室4内のオペレータが走行用レ
バー20を前,後に傾転操作したときには、下部走行体
1に設けた走行モータ21が油圧源からの圧油により回
転駆動され、走行モータ21の回転は駆動輪22と遊動
輪23との間で履帯24へと伝えられ、これにより車両
は前進または後進される。
【0015】そして、走行用レバー20を中立位置に復
帰させたときには、走行モータ21の回転が停止するこ
とにより、車両の走行を停止させることができる。ま
た、作業用の操作レバー17についても、中立位置に復
帰させることにより作業装置7の作動は停止されるもの
である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、運転室4内の運転席14に着席したオペレ
ータが左,右の操作レバー17を把持し、この状態で操
作レバー17を前,後または左,右へと、図11中の矢
示A,A′方向または矢示B,B′方向に大きく傾転操
作することによって、作業装置7のブーム8、アーム9
等を作動させる構成としている。
【0017】これにより、オペレータにとっては操作レ
バー17の傾転操作時に、肩を支点として腕全体を前,
後、左,右へと大きく振るような動作が要求されるの
で、長時間に亘る掘削作業時等にはオペレータの負担が
増大し、腕が疲れ易くなるという問題がある。
【0018】このため、現場サイドではオペレータから
の要求として、掘削作業時等の疲労を軽減できるように
腕をあまり動かす必要のない操作レバー装置が求められ
ているのが実状である。この場合、操作レバーの傾転操
作量(ストローク)を小さくすることによって、腕の動
きを小さくすることは可能であるが、傾転操作量を小さ
くするだけでは必ずしもオペレータの負担を軽減できな
い。
【0019】一方、特開平8−104240号公報に記
載の他の従来技術では、操作レバーの先端側に複数の押
しボタンスイッチを設ける構成とした操作レバー装置が
提案されている。しかし、この場合には、操作レバーに
複数の押しボタンスイッチを単に設けたものに過ぎず、
オペレータの操作性を必ずしも有効に向上し得るもので
はない。
【0020】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、操作レバーを傾転操作
するのではなく、十字型スイッチの押圧操作によって作
業装置のアクチュエータを作動制御でき、オペレータの
操作性を向上できると共に、疲労感や負担を軽減できる
ようにした建設機械の操作レバー装置を提供することに
ある。
【0021】また、本発明の他の目的は、操作レバーに
設けた十字型スイッチと走行用スイッチとにより、作業
装置の作動制御と車両の走行制御とをオペレータの指先
操作で簡単に行うことができ、全体をコンパクトに形成
して組立時の作業性等を向上できるようにした建設機械
の操作レバー装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、作業装置を有する建設機械
の運転室内に固定して設けられ、先端側がオペレータ用
の把持部となった操作レバーと、前記作業装置を構成す
る複数のアクチュエータを作動するために該操作レバー
の把持部側に十字形状をなして設けられ、オペレータの
指先で選択的に押圧操作される前スイッチ部、後スイッ
チ部、左スイッチ部及び右スイッチ部からなる十字型ス
イッチと、該十字型スイッチの前スイッチ部、後スイッ
チ部、左スイッチ部及び右スイッチ部に対応して前記操
作レバー内に設けられ、該前スイッチ部、後スイッチ
部、左スイッチ部及び右スイッチ部の押圧操作に従って
互いに独立した検出信号を出力する複数の操作検出手段
とからなる構成を採用している。
【0023】このように構成することにより、オペレー
タは操作レバーの把持部を把持した状態で、十字型スイ
ッチの前スイッチ部または後スイッチ部を選択的に押圧
操作したときに、これに対応した検出信号を操作検出手
段から出力でき、作業装置に設けた複数のアクチュエー
タのうち一のアクチュエータを、操作検出手段からの信
号によって作動させることができる。また、他のアクチ
ュエータを作動させるときには、十字型スイッチの左ス
イッチ部または右スイッチ部を選択的に押圧操作すれば
よく、作業用アクチュエータの作動制御をオペレータの
指先操作で円滑に行うことができる。
【0024】また、請求項2の発明では、運転室の床板
上には運転席の左,右両側に位置してレバースタンドを
設け、操作レバーは、基端側が該各レバースタンドに固
定され先端側がレバースタンドから斜め上向きに突出し
た固定レバーとして構成し、十字型スイッチは該各固定
レバーの突出側端面に配設する構成としている。
【0025】これにより、オペレータは各レバースタン
ドから斜め上向きに突出した各固定レバーを把持した状
態で、その突出側端面に設けた十字型スイッチを指先で
簡単に押圧操作することができる。
【0026】また、請求項3の発明では、操作検出手段
は、操作レバー内に前,後、左,右に離間して設けられ
押圧操作力に対応した検出信号を出力する合計4個の圧
力センサからなり、該各圧力センサと前スイッチ部、後
スイッチ部、左スイッチ部及び右スイッチ部との間に
は、該各スイッチ部の押圧操作力を各圧力センサに伝え
る伝達ロッドをそれぞれ設ける構成としている。
【0027】これにより、オペレータが十字型スイッチ
の前スイッチ部、後スイッチ部、左スイッチ部または右
スイッチ部を指先で押圧操作したときには、この押圧操
作力に対応した検出信号を圧力センサから出力でき、作
業用アクチュエータを押圧操作力に比例した速度で作動
制御することができる。
【0028】また、請求項4の発明では、操作レバーの
把持部側には十字型スイッチとは異なる位置に走行用ス
イッチを設け、該走行用スイッチはオペレータの指先で
押圧操作されることにより、建設機械の走行用アクチュ
エータを作動させる構成としている。
【0029】これにより、操作レバーの把持部に作業用
の十字型スイッチと走行用スイッチとを併設でき、運転
室内には走行専用レバー等を特別に設ける必要がなくな
る。そして、オペレータは走行用スイッチを指先で押圧
操作することにより、車両の走行制御を安定して行うこ
とができる。
【0030】さらに、請求項5の発明では、走行用スイ
ッチは操作レバーの把持部前面側に設けられた揺動式ス
イッチからなり、該揺動式スイッチは揺動方向の一側に
押圧操作されたときに走行用アクチュエータを前進方向
に作動させ、揺動方向の他側に押圧操作されたときには
走行用アクチュエータを後進方向に作動させる構成とし
ている。
【0031】この場合には、オペレータが操作レバーの
把持部前面側で揺動式スイッチを一側または他側に押圧
操作することにより、車両を前進または後進させること
ができ、オペレータは例えば人指し指と中指とを用いて
車両の走行制御を円滑に行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械の操作レバー装置を、油圧ショベルに適用した
場合を例に挙げて図1ないし図8を参照して説明する。
なお、実施の形態では前述した従来技術と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0033】図中、31は運転席14の左,右両側に位
置して床板4A上に設けられた操作レバー装置(左側の
み図示)で、該操作レバー装置31は、床板4A上に立
設され、操作レバー装置31の外殻をなすレバースタン
ド32と、後述の操作レバー33、圧力センサ37及び
コントローラ41等とにより構成されている。
【0034】33は各レバースタンド32から斜め上向
きに突出した左,右の操作レバー(一方のみ図示)で、
該各操作レバー33は下端側がレバースタンド32に固
定され、傾転操作が不能な固定レバーとして各レバース
タンド32に設けられているものである。
【0035】そして、各操作レバー33の突出端側は図
2に示す如く把持部33Aとなり、オペレータは左,右
の把持部33Aを両手で把持することにより、図1に示
すように運転席14上での着席姿勢(操作姿勢)を安定
させることができる。また、操作レバー33の突出側端
面には、図2に示す如く後述の十字型スイッチ35が設
けられ、前面側には後述の走行用スイッチ40が設けら
れている。
【0036】34はレバースタンド32と操作レバー3
3との間に設けられた筒状カバーを示し、該筒状カバー
34は剛性材料等により円錐台または四角錐台状をなす
筒体として形成され、操作レバー33の基端側を保護し
補強する機能を有している。また、筒状カバー34の
上,下両端側にはシール材等が設けられ、これらのシー
ル材はレバースタンド32と操作レバー33との間に外
部の塵埃や雨水等が侵入するのを防止するものである。
【0037】35は操作レバー33の把持部33A側に
設けられた作業用の十字型スイッチで、該十字型スイッ
チ35は操作レバー33の突出側となる把持部33Aの
端面側に図2ないし図5に示す如く配設されている。そ
して、十字型スイッチ35は図3に示す如く十字形状を
なし、オペレータの親指等で選択的に押圧操作される前
スイッチ部35A、後スイッチ部35B、左スイッチ部
35C及び右スイッチ部35Dにより構成されている。
【0038】ここで、十字型スイッチ35は、前スイッ
チ部35Aが運転室4の前側に向けて配向され、後スイ
ッチ部35Bは運転室4の後側に向けて配向されてい
る。また、左スイッチ部35Cは運転室4の左側に向け
て配向され、右スイッチ部35Dは運転室4の右側に向
けて配向されている。
【0039】そして、十字型スイッチ35の中心側に
は、図5に示すように操作レバー33との間にボールジ
ョイント等からなる自在継手36が設けられている。こ
れにより、十字型スイッチ35の前スイッチ部35A、
後スイッチ部35B、左スイッチ部35C及び右スイッ
チ部35Dは、自在継手36を中心にして前,後、左,
右へと下向きに押圧操作されるものである。
【0040】37A,37B,37C,37Dは操作レ
バー33内に設けられた操作検出手段を構成する圧力セ
ンサ(全体として圧力センサ37という)で、該圧力セ
ンサ37のうち前,後の圧力センサ37A,37Bは、
図5に示す如く操作レバー33内で前,後に離間し、十
字型スイッチ35の前スイッチ部35A、後スイッチ部
35Bと対応する位置に配設されている。また、左,右
の圧力センサ37C,37Dは操作レバー33内で左,
右に離間し、十字型スイッチ35の左スイッチ部35
C、右スイッチ部35Dと対応する位置に配設されてい
る。
【0041】ここで、圧力センサ37A〜37Dは、例
えばダイヤフラム式の圧力センサからなり、ダイヤフラ
ムの変位をストレインゲージ、圧電素子等で検出するも
のである。また、圧力センサ37A〜37D内には前記
ダイヤフラムとの間に弾性部材(図示せず)が配設さ
れ、この弾性部材は後述の伝達ロッド38をダイヤフラ
ムと共に常時上向きに付勢しているものである。
【0042】そして、オペレータが前スイッチ部35
A、後スイッチ部35B、左スイッチ部35Cまたは右
スイッチ部35Dを押圧操作したときには、圧力センサ
37A〜37Dのダイヤフラムに対し各伝達ロッド38
を通じて押圧操作力が伝えられる。このとき、圧力セン
サ37A〜37Dは、それぞれのダイヤフラムが押圧操
作力に対応して変位することにより、図7に例示する特
性線の如く前記押圧操作力に比例した検出信号を後述の
コントローラ41に互いに独立して出力するものであ
る。
【0043】38,38,…は十字型スイッチ35と各
圧力センサ37との間に位置して操作レバー33内に設
けられた伝達ロッドで、該各伝達ロッド38は、操作レ
バー33内に設けた筒状のスリーブ39内に摺動可能に
挿嵌され、該各スリーブ39により上,下動可能に支持
されている。また、各伝達ロッド38は圧力センサ37
内に設けた前記弾性部材により常時上向きに付勢され、
十字型スイッチ35を中立位置に自動復帰させるもので
ある。
【0044】40は操作レバー33の把持部33A側に
設けられた走行用スイッチで、該走行用スイッチ40は
図2、図4に示す如く十字型スイッチ35から離間して
把持部33Aの前面側に配設された揺動式スイッチによ
り構成されている。そして、走行用スイッチ40は、図
4に示すように上側の後進用スイッチ部40Aと、下側
の前進用スイッチ部40Bとからなり、オペレータは例
えば人指し指と中指とを用いて後進用スイッチ部40A
と前進用スイッチ部40Bとを選択的に押圧操作するこ
とにより、車両を後進または前進させる走行操作を行う
構成となっている。
【0045】この場合、走行用スイッチ40側にも、十
字型スイッチ35とほぼ同様に圧力センサ及び伝達ロッ
ド(いずれも図示せず)等が設けられ、オペレータが走
行用スイッチ40の後進用スイッチ部40Aまたは前進
用スイッチ部40Bを押圧操作したときには、これらの
圧力センサからコントローラ41に向けて押圧操作力に
対応した検出信号が出力されるものである。
【0046】41はマイクロコンピュータ等によって構
成された信号出力手段としてのコントローラで、該コン
トローラ41は、図6に示すように入力側が圧力センサ
37A〜37D等に接続され、出力側が後述する方向制
御弁46のソレノイド部46A,46Bと方向制御弁4
7のソレノイド部47A,47B等とに接続されてい
る。
【0047】そして、コントローラ41は、図8に例示
する特性線のように圧力センサ37A〜37Dからの検
出信号に対応した制御信号を方向制御弁46,47(ソ
レノイド部46A,46B,47A,47B)に出力
し、これらの方向制御弁46,47の切換制御を後述の
如く行うものである。
【0048】42はタンク43と共に油圧源を構成する
油圧ポンプで、該油圧ポンプ42は図9に例示した建屋
カバー5内に設けられ、ディーゼルエンジン等の原動機
(図示せず)で回転駆動されることにより、高圧の圧油
を吐出するものである。
【0049】44A,44Bはブームシリンダ11を油
圧ポンプ42、タンク43に接続したブーム用の主管
路、45A,45Bはアームシリンダ12を油圧ポンプ
42、タンク43に接続したアーム用の主管路を示して
いる。
【0050】46はブームシリンダ11の作動を制御す
る電磁比例式の方向制御弁で、該方向制御弁46はブー
ムシリンダ11と油圧ポンプ42、タンク43との間に
位置して主管路44A,44Bの途中に設けられ、中立
位置(イ)にある間はブームシリンダ11を停止状態に
保持する。
【0051】ここで、方向制御弁46は左,右のソレノ
イド部46A,46Bを有し、コントローラ41からの
制御信号によりソレノイド部46Aが励磁されたとき
に、中立位置(イ)から切換位置(ロ)に切換えられ
る。また、ソレノイド46Bが励磁されたときには、方
向制御弁47が中立位置(イ)から切換位置(ハ)に切
換えられる。これによって、ブームシリンダ11は油圧
ポンプ42からの圧油で伸縮動作し、図9に例示したブ
ーム8を上,下に俯仰動させるものである。
【0052】47はアームシリンダ12の作動を制御す
る電磁比例式の方向制御弁を示し、該方向制御弁47は
主管路45A,45Bの途中に設けられ、中立位置
(イ)にある間はアームシリンダ12を停止状態に保持
する。そして、方向制御弁47はコントローラ41から
の制御信号によりソレノイド部47Aが励磁されると、
中立位置(イ)から切換位置(ロ)に切換えられ、ソレ
ノイド部47Bが励磁されたときには中立位置(イ)か
ら切換位置(ハ)に切換えられ、これによって、アーム
シリンダ12を伸,縮させるものである。
【0053】なお、図6中では省略しているが、図9に
例示した作業装置7のバケットシリンダ13、下部走行
体1側の走行モータ21及び旋回モータ(図示せず)等
にも油圧ポンプ42からの圧油がそれぞれの方向制御弁
(図示せず)を介して給排されるものである。
【0054】本実施の形態による油圧ショベルの操作レ
バー装置31は上述の如き構成を有するもので、次にそ
の作動について説明する。
【0055】まず、運転室4内の運転席14に着席した
オペレータは、両腕で左,右の操作レバー33を把持
し、この状態で上端側の十字型スイッチ35を、例えば
親指で押圧操作することにより図9に示す作業装置7を
作動制御することができる。
【0056】即ち、オペレータが左側の操作レバー33
に設けた十字型スイッチ35の前スイッチ部35Aを押
圧操作したときには、図7に例示した特性線のように押
圧操作力に対応した検出信号が圧力センサ37Aからコ
ントローラ41に向けて出力される。
【0057】そして、コントローラ41は、図8に例示
した特性線のように検出信号(押圧操作力)にほぼ比例
した電流値の制御信号を方向制御弁46のソレノイド部
46Aに出力し、方向制御弁46を中立位置(イ)から
切換位置(ロ)側へと制御信号の電流値に対応したスト
ローク量をもって切換制御する。
【0058】この結果、ブームシリンダ11のボトム側
油室には、油圧ポンプ42からの圧油が方向制御弁46
のストローク量に応じた流量をもって供給され、ブーム
シリンダ11は圧油の流量に対応した速度でロッドを伸
長させ、ブーム8を上向きに仰動させるものである。そ
して、オペレータが前スイッチ部35Aの押圧操作を解
除したときには、コントローラ41からの制御信号は電
流値がほぼ零となり、方向制御弁46は中立位置(イ)
に復帰することによりブームシリンダ11の伸長動作を
停止させる。
【0059】また、オペレータが十字型スイッチ35の
後スイッチ部35Bを押圧操作したときには、この押圧
操作力に対応した検出信号が圧力センサ37Bからコン
トローラ41に向けて出力される。そして、コントロー
ラ41は検出信号(押圧操作力)にほぼ比例した電流値
の制御信号を方向制御弁46のソレノイド部46Bに出
力し、方向制御弁46を中立位置(イ)から切換位置
(ハ)側へと制御信号の電流値に対応したストローク量
をもって切換制御する。
【0060】この結果、ブームシリンダ11のロッド側
油室には、油圧ポンプ42からの圧油が方向制御弁46
のストローク量に応じた流量をもって供給され、ブーム
シリンダ11は圧油の流量に対応した速度でロッドを縮
小させ、ブーム8を下向きに俯動させるものである。そ
して、後スイッチ部35Bへの押圧操作を解除すること
により、ブームシリンダ11の縮小動作も停止される。
【0061】一方、オペレータが十字型スイッチ35の
左スイッチ部35Cを押圧操作したときには、圧力セン
サ37Cからコントローラ41に検出信号が出力され、
コントローラ41はアーム用の方向制御弁47を中立位
置(イ)から切換位置(ロ)に切換制御する。これによ
り、ブームシリンダ11が伸長方向に駆動され、図9に
示すアーム9を下向きに俯動させる。
【0062】また、オペレータが十字型スイッチ35の
右スイッチ部35Dを押圧操作したときには、圧力セン
サ37Dからコントローラ41に検出信号が出力され、
コントローラ41はアーム用の方向制御弁47を中立位
置(イ)から切換位置(ハ)に切換制御する。これによ
り、ブームシリンダ11が縮小方向に駆動され、アーム
9を上向きに仰動させる。
【0063】次に、オペレータが右側の操作レバー33
に設けた十字型スイッチ35の前スイッチ部35Aまた
は後スイッチ部35Bを押圧操作したときには、旋回モ
ータが正逆回転され、左スイッチ部35Cまたは右スイ
ッチ部35Dを押圧操作したときには、作業装置7のバ
ケットシリンダ13が伸縮動作されるものである。
【0064】さらに、車両の走行時には、オペレータが
走行用スイッチ40の前進用スイッチ部40Bまたは後
進用スイッチ部40Aを選択的に押圧操作することによ
り、油圧ポンプ42からの圧油が、図9に示す下部走行
体1の走行モータ21に給排され、車両を前進または後
進させることができる。
【0065】かくして、このように構成される本実施の
形態では、運転室4の床板4A上に設けたレバースタン
ド32に操作レバー33の下端側を固定して設け、操作
レバー33の把持部33A側に位置する突出側端面には
作業用の十字型スイッチ35を設けると共に、把持部3
3Aの前面側には走行用スイッチ40を設ける構成とし
たから、下記のような作用効果を得ることができる。
【0066】即ち、オペレータは操作レバー33の把持
部33Aを把持した状態で、十字型スイッチ35の前ス
イッチ部35A、後スイッチ部35B、左スイッチ部3
5Cまたは右スイッチ部35Dを、例えば親指等で押圧
操作するだけで作業装置7のブーム8、アーム9、バケ
ット10を作動制御できると共に、上部旋回体2の旋回
操作も簡単に行うことができる。
【0067】また、オペレータが十字型スイッチ35の
前スイッチ部35A、後スイッチ部35B、左スイッチ
部35Cまたは右スイッチ部35Dを指先で押圧操作し
たときには、この押圧操作力に対応した検出信号を圧力
センサ37A〜37Dからコントローラ41に出力で
き、ブームシリンダ11、アームシリンダ12またはバ
ケットシリンダ13等の作業用アクチュエータを押圧操
作力に比例した速度で作動制御することができる。
【0068】また、操作レバー33の把持部33A側に
は作業用の十字型スイッチ35と走行用スイッチ40と
を併設しているから、図10に例示した従来技術のよう
に運転室4内に走行用レバー20等を特別に設ける必要
がなくなり、運転室4内の限られた空間を広く活用で
き、運転室4内の居住性を向上させることができる。
【0069】さらに、オペレータは走行用スイッチ40
の後進用スイッチ部40Aと前進用スイッチ部40Bと
を、例えば人指し指と中指とを用いて選択的に押圧操作
するだけで車両を後進または前進させることができ、車
両の走行制御を円滑に行うことができる。そして、この
場合にも押圧操作力に対応した速度で車両の走行制御を
実施でき、車両を安定して走行制御することができる。
【0070】従って、本実施の形態によれば、運転室4
内に設けた操作レバー33を傾転操作するのではなく、
先端側の十字型スイッチ35を指先で押圧操作すること
によって、作業装置7のブームシリンダ11、アームシ
リンダ12等を簡単に作動制御でき、オペレータの操作
性を向上させることができる。
【0071】そして、オペレータは従来技術のように、
腕全体を使ったレバー操作が不要となり、指先の操作の
みで作業装置7の作動制御や車両の走行制御を円滑に実
行でき、掘削作業時等における疲労感や負担感を確実に
軽減することができる。
【0072】また、操作レバー33に設けた作業用の十
字型スイッチ35と走行用スイッチ40とにより、作業
装置7の作動制御と車両の走行制御とをオペレータの指
先操作で簡単に行うことができ、操作レバー装置31全
体をコンパクトに形成して組立時の作業性等を向上でき
る。
【0073】なお、前記実施の形態では、操作検出手段
としてダイヤフラム式の圧力センサ37を用い、ダイヤ
フラムの変位をストレインゲージまたは圧電素子等で検
出する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、例えばダイヤフラムの変位をポテンショメータ、
半導体式センサまたは磁歪式センサ等を用いて検出する
構成としてもよい。
【0074】また、操作検出手段はダイヤフラム式の圧
力センサ(押圧力検出器)に限るものではなく、例えば
ロードセル等からなる押圧力検出器を用いてもよく、要
はオペレータの押圧操作力を比例的に検出できる構成の
ものであればよいものである。
【0075】さらに、前記実施の形態では、建設機械と
して油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限るものではなく、例えば油圧クレーン、ホイール
ローダ等、他の建設機械に用いる操作レバー装置にも適
用できるものである。
【0076】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に記載の発
明によれば、運転室内に操作レバーを固定して設け、該
操作レバーの把持部側には前スイッチ部、後スイッチ
部、左スイッチ部及び右スイッチ部からなる十字型スイ
ッチを設けると共に、十字型スイッチの押圧操作に従っ
て互いに独立した検出信号を出力する複数の操作検出手
段を設ける構成としているから、オペレータは操作レバ
ーの把持部を把持した状態で十字型スイッチの前スイッ
チ部、後スイッチ部、左スイッチ部または右スイッチ部
を選択的に押圧操作することにより、これに対応した検
出信号を操作検出手段から出力でき、この信号を用いて
作業装置に設けた複数のアクチュエータを作動制御する
ことができる。
【0077】従って、オペレータは運転室内で操作レバ
ーを傾転操作するのではなく、先端側の十字型スイッチ
を指先で押圧操作することにより、作業装置の各アクチ
ュエータを簡単に作動制御でき、オペレータの操作性を
向上させることができる。そして、オペレータは従来技
術のように腕全体を使ったレバー操作が不要となり、指
先の操作のみで作業装置の作動制御等を円滑に実行で
き、作業時等における疲労感や負担感を確実に軽減する
ことができる。
【0078】また、請求項2に記載の発明にあっては、
オペレータは各レバースタンドから斜め上向きに突出し
た各固定レバーを把持した状態で、突出側端面に設けた
十字型スイッチを指先で簡単に押圧操作することがで
き、作業装置の作動制御を円滑に行うことができる。
【0079】また、請求項3に記載の発明では、操作レ
バー内に前,後、左,右に離間して設けた合計4個の圧
力センサで操作検出手段を構成し、該各圧力センサと前
スイッチ部、後スイッチ部、左スイッチ部及び右スイッ
チ部との間には、該各スイッチ部の押圧操作力を各圧力
センサに伝える伝達ロッドをそれぞれ設ける構成として
いるから、オペレータが十字型スイッチの前スイッチ
部、後スイッチ部、左スイッチ部または右スイッチ部を
指先で押圧操作したときには、この押圧操作力に対応し
た検出信号を圧力センサから出力でき、作業用アクチュ
エータを押圧操作力に比例した速度で作動制御すること
ができる。
【0080】また、請求項4に記載の発明では、操作レ
バーの把持部側には十字型スイッチとは異なる位置に走
行用スイッチを設ける構成としたから、操作レバーの把
持部に作業用の十字型スイッチと走行用スイッチとを併
設でき、運転室内には走行専用レバー等を特別に設ける
必要がなくなる。このため、運転室内の限られた空間を
広く活用でき、運転室の居住性を向上できると共に、操
作レバー装置全体をコンパクトに形成でき、組立時の作
業性を高めることができる。
【0081】さらに、請求項5に記載の発明では、走行
用スイッチを操作レバーの把持部前面側に設け、該走行
用スイッチを揺動方向の一側に押圧操作したときには走
行用アクチュエータを前進方向に作動させ、揺動方向の
他側に押圧操作したときには走行用アクチュエータを後
進方向に作動させる構成としているから、オペレータが
操作レバーの把持部前面側で走行用スイッチを一側また
は他側に押圧操作することにより、車両を前進または後
進させることができる。そして、オペレータは例えば人
指し指と中指とを用いて車両の走行制御を円滑化でき、
親指を用いて作業用の十字型スイッチを円滑に操作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による操作レバー装置が設
けられた油圧ショベルの運転室内を示す構成図である。
【図2】図1中の操作レバーを拡大して示す正面図であ
る。
【図3】操作レバーの突出側端面に設けた十字型スイッ
チを拡大して示す図2中の矢印III方向からみた矢示図
である。
【図4】操作レバーの前面側に設けた走行用スイッチ等
を拡大して示す図2中の矢印IV方向からみた矢示図であ
る。
【図5】操作レバーに設けた十字型スイッチ及び圧力セ
ンサ等を拡大して示す図3中の矢示V−V方向からみた
断面図である。
【図6】ブームシリンダ及びアームシリンダ等の制御回
路図である。
【図7】圧力センサの検出信号と押圧操作力との関係を
示す特性線図である。
【図8】コントローラからの制御信号と圧力センサの検
出信号との関係を示す特性線図である。
【図9】従来技術の油圧ショベルを示す全体図である。
【図10】図9中の運転室を拡大して示す構成図であ
る。
【図11】図10中の操作レバーを拡大して示す正面図
である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 4 運転室 4A 床板 7 作業装置 8 ブーム 9 アーム 10 バケット 11 ブームシリンダ(アクチュエータ) 12 アームシリンダ(アクチュエータ) 13 バケットシリンダ(アクチュエータ) 14 運転席 21 走行モータ(走行用アクチュエータ) 31 操作レバー装置 32 レバースタンド 33 操作レバー(固定レバー) 35 十字型スイッチ 35A 前スイッチ部 35B 後スイッチ部 35C 左スイッチ部 35D 右スイッチ部 37 圧力センサ(操作検出手段) 38 伝達ロッド 40 走行用スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置を有する建設機械の運転室内に
    固定して設けられ、先端側がオペレータ用の把持部とな
    った操作レバーと、 前記作業装置を構成する複数のアクチュエータを作動す
    るために該操作レバーの把持部側に十字形状をなして設
    けられ、オペレータの指先で選択的に押圧操作される前
    スイッチ部、後スイッチ部、左スイッチ部及び右スイッ
    チ部からなる十字型スイッチと、 該十字型スイッチの前スイッチ部、後スイッチ部、左ス
    イッチ部及び右スイッチ部に対応して前記操作レバー内
    に設けられ、該前スイッチ部、後スイッチ部、左スイッ
    チ部及び右スイッチ部の押圧操作に従って互いに独立し
    た検出信号を出力する複数の操作検出手段とから構成し
    てなる建設機械の操作レバー装置。
  2. 【請求項2】 前記運転室の床板上には運転席の左,右
    両側に位置してレバースタンドを設け、前記操作レバー
    は、基端側が該各レバースタンドに固定され先端側が該
    レバースタンドから斜め上向きに突出した固定レバーと
    して構成し、前記十字型スイッチは該各固定レバーの突
    出側端面に配設してなる請求項1に記載の建設機械の操
    作レバー装置。
  3. 【請求項3】 前記操作検出手段は、前記操作レバー内
    に前,後、左,右に離間して設けられ押圧操作力に対応
    した検出信号を出力する合計4個の圧力センサからな
    り、該各圧力センサと前スイッチ部、後スイッチ部、左
    スイッチ部及び右スイッチ部との間には、該各スイッチ
    部の押圧操作力を各圧力センサに伝える伝達ロッドをそ
    れぞれ設けてなる請求項1または2に記載の建設機械の
    操作レバー装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーの把持部側には前記十字
    型スイッチとは異なる位置に走行用スイッチを設け、該
    走行用スイッチはオペレータの指先で押圧操作されるこ
    とにより、建設機械の走行用アクチュエータを作動させ
    る構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機
    械の操作レバー装置。
  5. 【請求項5】 前記走行用スイッチは操作レバーの把持
    部前面側に設けられた揺動式スイッチからなり、該揺動
    式スイッチは揺動方向の一側に押圧操作されたときに前
    記走行用アクチュエータを前進方向に作動させ、揺動方
    向の他側に押圧操作されたときには前記走行用アクチュ
    エータを後進方向に作動させる構成としてなる請求項4
    に記載の建設機械の操作レバー装置。
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