JP2000203684A - 太陽電池付パネル部材の輸送架台 - Google Patents

太陽電池付パネル部材の輸送架台

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JP2000203684A
JP2000203684A JP11002070A JP207099A JP2000203684A JP 2000203684 A JP2000203684 A JP 2000203684A JP 11002070 A JP11002070 A JP 11002070A JP 207099 A JP207099 A JP 207099A JP 2000203684 A JP2000203684 A JP 2000203684A
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Japan
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solar cell
panel
solar cells
panel member
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JP11002070A
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English (en)
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Masatoshi Kono
正俊 河野
Jun Araki
純 新木
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦横の大きさおよび形状の異なる複数の太陽
電池付屋根パネル等を太陽電池を損傷せずに積層して、
保管または運搬できる太陽電池付パネル部材の輸送架台
を提供する。 【解決手段】 複数枚の太陽電池付パネル部材10,1
10を積層して保管または輸送する太陽電池付パネル部
材の輸送架台14であって、ほぼ方形状のベース15
と、太陽電池付パネル部材10,110を下方から支持
する長尺状の架台17と、各架台17にそれぞれ設けら
れ、太陽電池付パネル部材10,110を下段の太陽電
池付パネル部材10,110から離間させると共に、少
くとも太陽電池付パネル部材10,110の一側縁外方
位置にてベース15へ立設される継ぎ足し可能な保持柱
片16とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、ユニット
建物に用いられる屋根パネル等、太陽電池付パネル部材
の輸送架台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の屋根パネルの輸送架台と
しては、図32に示す実公昭63−26337号公報等
に記載されている様な支持フレーム1が知られている。
【0003】このような支持フレーム1では、四隅にチ
ャンネル材で形成された保持柱片2…が立設され、これ
らの保持柱片2…は、長手方向(A方向)に延設される
長尺状の縦梁3,3両端部に接続されると共に、交差方
向(B方向)に延設される短尺状の横梁4,4両端部が
接続されて、平面形状をほぼ長方形形状としている。
【0004】このうち、横梁4,4上には、屋根パネル
10の裏面側に設けられる補強桟11,11を係合して
支持する位置決め体5…が複数形成されている。
【0005】また、前記縦梁5,5の内側には、スリッ
ト状の保持部6,6が、各々対向して形成されている。
【0006】この保持部6,6には、各屋根パネル1
0,10間に介在されるスペーサ7,7の端部が、スラ
イド自在に挿入される。このスペーサ7上にも、前記位
置決め体5とほぼ同様の位置決め体5が、一体に形成さ
れている。
【0007】このように構成された従来のものでは、ユ
ニット建物の屋根パネル10,10或いは床パネル等の
太陽電池付パネル部材が、前記スペーサ7,7と交互に
積層されて、これらの屋根パネルの面部12,12同士
が相対する状態で複数段重ねられて保管、輸送等が行わ
れる。
【0008】なお、他のこの種の屋根パネルの輸送架台
としては、実公昭63−26338号公報等に記載され
ているものが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものでは、スペーサ7位置が、前記保持柱片
2,2に形成された保持部6,6位置に限定されてしま
うので、積層できる屋根パネル10の長手方向(A方
向)および、交差方向(B方向)の長さおよび幅がほぼ
同一で、しかも、ほぼ同一形状である長方形状に限定さ
れてしまう。
【0010】特に、交差方向へ突設されるケラバ部材等
を有する屋根パネル10では、幅が保持柱片2,2間に
収まらず、積層できない虞があった。
【0011】また、フレーム13,13の上に直接前記
スペーサ7を積み重ねているので、上方に載置される屋
根パネル10…の過重を下方の屋根パネル10のフレー
ム13,13が受けてしまう。このため、フレーム13
の耐過重範囲内に、積層できる屋根パネル10の数量が
限定されてしまうといった問題もあった。
【0012】更に、屋根パネル10が太陽電池付きであ
る場合に、太陽電池は荷重に弱いため、太陽電池を破損
してしまうことになる。
【0013】そこで、この発明は、縦横の大きさおよび
形状の異なる複数の太陽電池付屋根パネル等を積層し
て、保管または運搬できる太陽電池付パネル部材の輸送
架台を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、複数枚の太
陽電池付パネル部材を積層して保管または輸送する太陽
電池付パネル部材の輸送架台であって、ほぼ方形状のベ
ースと、該ベースに架設された状態で前記太陽電池付パ
ネル部材を下方から支持する長尺状の架台と、各架台に
それぞれ設けられ、太陽電池付パネル部材を下段の太陽
電池付パネル部材から離間させると共に、少くとも前記
太陽電池付パネル部材の一側縁外方位置にてベースへ立
設される継ぎ足し可能な保持柱片とを備えたことを特徴
としている。
【0015】このように構成された請求項1記載のもの
では、ほぼ方形状のベースの前記太陽電池付パネル部材
の一側縁外方に立設された保持柱片に一体に設けられた
長尺状の架台が、前記太陽電池付パネル部材を下段の太
陽電池付パネル部材から離間させた状態で下方から支持
する。
【0016】このため、複数の太陽電池付パネル部材を
積層しても、上方に載置された太陽電池付パネル部材の
荷重が、該保持柱片から前記ベースに伝達される。
【0017】従って、従来のように太陽電池付パネル部
材の耐過重範囲内に、積層できる太陽電池付パネル部材
の数量が限定されることがない。また、太陽電池を損傷
せずにを太陽電池付パネル部材積層することができる。
【0018】また、請求項2に記載されたものでは、前
記架台には、前記太陽電池付パネル部材の梁位置に合わ
せて延設方向へ沿って移動可能なブラケットが設けられ
ている請求項1記載の太陽電池付パネル部材の輸送架台
を特徴としている。
【0019】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記架台に設けられたブラケットが、前記太陽電
池付パネル部材の梁位置に合わせて延設方向へ沿って移
動するので、前記梁位置が異なる太陽電池付パネル部材
であっても、同一保持柱片および架台で対応できる。
【0020】このため、汎用性が高い。
【0021】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記架台の一端側における太陽電池を避けた位置に、下
段の太陽電池付パネル部材上面に載置される脚部材が設
けられている請求項1または2記載の太陽電池付パネル
部材の輸送架台を特徴としている。
【0022】このように構成された請求項3記載のもの
では、架台の少なくとも一端に設けられた脚部材が、下
段の太陽電池付パネル部材上面の太陽電池を避けた位置
に載置されるので、一端側の荷重が下方の太陽電池付パ
ネル部材によって支持される。このため、該一端側に前
記保持柱片を設ける必要がないので、太陽電池付パネル
部材を一端部側に延設した形状のものであっても、干渉
することがない。
【0023】また、請求項4に記載されたものでは、前
記脚部には、該下段の太陽電池付パネル部材の吊り下げ
フック部材と係合する位置決め用切り欠き部が形成され
ている請求項3記載の太陽電池付パネル部材の輸送架台
を特徴としいる。
【0024】このように構成された請求項4記載のもの
では、位置決め用切り欠き部を該下段の太陽電池付パネ
ル部材の吊り下げフック部材と係合させることにより、
前記脚部の位置決めが完了するこのため、更に作業性が
良好である。
【0025】そして、請求項5に記載されたものでは、
前記脚部材には、フック部材配設凹部と係合する位置決
め係合凸部が形成されている請求項3記載の太陽電池付
パネル部材の輸送架台を特徴としている。
【0026】このように構成された請求項5記載のもの
では、フック部材配設凹部を用いて位置決めが行われる
ので、別途位置決め用部材を太陽電池付パネル部材側に
設ける必要がなく、更に、作業効率が良好である。
【0027】請求項6に記載されたものでは、前記各保
持柱片とほぼ同一高さを有し、保持柱片に継ぎ足し可能
な段飛ばし柱片を備えたことを特徴としている。
【0028】このように構成された請求項6記載のもの
では、例えば、短い太陽電池付パネル部材の上方に長い
太陽電池付パネル部材を載置する際に、保持柱片の間に
段飛ばし柱片を介在させると、該段飛ばし柱片は、前記
各保持柱片とほぼ同一高さを有しているので、該段飛ば
し柱片が、太陽電池付パネル部材を支持していなくて
も、該段飛ばし柱片の上方に装着される保持柱片は、上
方で長い太陽電池付パネル部材をほぼ水平に保持して支
持できる。
【0029】このため、施工現場における屋根パネル等
の装着順に、積層して、保管または搬送することができ
るので、施工作業性を向上させることができる。
【0030】請求項7に記載されたものでは、太陽電池
付パネル部材の一側縁に沿って隣接配置される保持柱片
間を連結可能な流れ方向架台を備えたことを特徴として
いる。
【0031】このように構成された請求項7記載のもの
では、太陽電池付屋根パネルの上に、小型の太陽電池付
屋根パネルを積層する場合に、流れ方向架台を、保持柱
片間に連結させてベースの一側端縁に沿わせて装着する
ことにより、小型の太陽電池付屋根パネルの桁材位置に
合わせることができるので、桁材位置および相対間隔が
異なる小型の太陽電池付屋根パネルであっても対応させ
ることができる。このため、汎用性が高い。
【0032】請求項8に記載されたものでは、ベースと
保持柱片との間に斜めの固定ブラケットを取付け可能と
したことを特徴としている。
【0033】このように構成された請求項8記載のもの
では、ベースと保持柱片との間に斜めの固定ブラケット
を取付け可能とすることにより、継ぎ足された保持柱片
の倒れ止めを行わせることができる。これにより、太陽
電池付屋根パネルに対する支持強度を簡単に向上するこ
とができる。
【0034】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図面を参照しつつ説明する。
【0035】図1ないし図20は、この発明の実施の形
態1を示すものである。なお、前記従来例と同一ないし
均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0036】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、上面に太陽電池10dが取付けられた太
陽電池付屋根パネル10等の太陽電池付パネル部材を、
複数枚積層して保管または、輸送する輸送架台14が設
けられる。
【0037】この輸送架台14は、金属製のほぼ方形状
をしたベース15と、このベース15の上面15aにお
ける前記太陽電池付屋根パネル10の一側縁外方位置に
着脱自在に立設される継ぎ足し可能な保持柱片16と、
この保持柱片16に一体に形成されて、前記太陽電池付
屋根パネル10をベース15から離間させた状態で下方
から支持する最も下方の長尺状の架台117、および、
太陽電池付屋根パネル10を下段の太陽電池付屋根パネ
ル10から離間させた状態で下方から支持する同様の長
尺状の架台17、とを主に有している。
【0038】このうち、前記ベース15の上面15aの
B方向の両側部には、太陽電池付屋根パネル10下面の
流れ梁10a,10aを支持する最も下方の架台117
の位置を各太陽電池付屋根パネル10の長手方向(A方
向)の寸法の違いに応じて変更可能なように、前記保持
柱片16を装着する係合凸部15bがA方向へ所定間隔
を置いて一体に立設されている。
【0039】この係合凸部15bの側面には、図2に示
すように、L字状ピン19を挿入する挿入孔15cが各
々形成されている。
【0040】前記保持柱片16は、1枚の太陽電池付屋
根パネル10に応じた高さ寸法を有し鉛直方向へ継ぎ足
し可能とされている。この保持柱片16の下面16a側
には、前記係合凸部15bへ上方から係合される係合凹
部16bが形成されている。
【0041】また、この保持柱片16の側面には、前記
L字状ピン19を挿通する挿通孔16cが、前記係合凹
部16bを係合凸部15bに係合させた状態で、前記挿
入孔15c生成位置と一致するように各々形成されてい
る。
【0042】そして、この保持柱片16には、段部16
dが設けられている。この段部16dの上部には、上方
に位置する他の保持柱片16の係合凹部16bを係合さ
せる係合突起部16eが一体に形成されている。
【0043】前記架台17,117には、図3または、
図5に示すように架台本体17aの側面部にその延設方
向へ沿って、前記流れ梁10a,10aの間隔に対応す
る所定の間隔をおいて、L字状ピン19を挿入する挿通
孔17b…が複数形成されている。
【0044】そして、架台本体17aには、その延設方
向へ沿って、前記太陽電池付屋根パネル10の流れ梁1
0aの位置に合わせて移動可能なブラケット20が設け
られている。
【0045】このブラケット20には、断面ほぼコ字状
の前記架台本体17aに沿って摺動可能な摺接部20a
が形成されている。この摺接部20aの側面には、前記
挿通孔17bと一致する高さに、L字状ピン19を挿入
する挿通孔20cが形成されている。
【0046】この摺接部20aの上部には、上方が解放
された断面ほぼコ字状の梁受け部20bが設けられてい
る。この梁受け部20bには、ほぼJ字状の係止部材2
0dが設けられている。
【0047】また、各架台17,117の他端部には、
上方が解放された断面ほぼコ字状の固定梁受け部21が
各々一体に設けられている。
【0048】このうち、図3、図4に示す、最も下方に
位置する架台117の架台本体17aの他端部には、係
合脚部23が一体に形成されている。この係合脚部23
には、前記係合凸部15bに係合する係合凹部23aが
下面側に形成されている。
【0049】また、図5、図6、図8〜図10に示すよ
うに、前記架台17他端の柱状部17d下方には、下段
の太陽電池付屋根パネル10上面の太陽電池10dを避
けた位置に載置される脚部としての脚部材22が設けら
れている。
【0050】そして、下段の太陽電池付屋根パネル10
の上面のフック部材配設凹部24aには、クレーン吊り
下げ時にクレーンフックを係止するフック部材24が螺
着されており、前記脚部材22には、フック部材24と
係合する位置決め用切り欠き部22aが形成されてい
る。
【0051】加えて、これらの鉛直方向へ継ぎ足される
保持柱片16,16間には、必要に応じて図11または
図12に示すような段飛ばし柱片25を介在させること
ができる。この段飛ばし柱片25は、前記保持柱片16
の高さaとほぼ同一高さbを有するように構成されてい
る。
【0052】また、この段飛ばし柱片25は、前記保持
柱片16とほぼ同様に、下面16aに、係合凹部16b
が形成されると共に、側面に挿通孔16cおよび、段部
16dが形成されていて、ブラケット20を有する架台
本体17aを一体に設けていない構成以外は、前記保持
柱片16とほぼ同様の構成を有している。
【0053】更に、この実施の形態1では、図13に示
すような流れ方向架台26が設けられている。この流れ
方向架台26は、図中B方向へ延びる長尺状を呈して側
面部に所定の間隔をおいて複数のボルト穴26c…を形
成された架台本体26aを有している。この架台本体2
6aの両端部には、前記保持柱片16の係合突起部16
eへ挿通可能な挿通開口26b,26bが設けられてい
ると共に、この架台本体26aにはその延設方向へ移動
可能なブラケット27が設けられている。
【0054】このブラケット27には、断面ほぼコ字状
の摺接部27aが形成されている。この摺接部27aの
側面には、前記ボルト穴26cと一致する高さに、ボル
ト28を挿通する挿通穴27bが形成されている。
【0055】また、この摺接部27aの上部には、係合
突起部27cが形成されると共に、この係合突起部27
cの側面部には、前記L字状ピン19が挿通される挿通
穴27dが設けられている。
【0056】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0057】この実施の形態1では、図1に示すよう
に、前記ベース15の上面に形成された係合凸部15a
に、最も下方に配設される架台117,117の両端部
に設けられた係合凹部16bおよび23aを上方から係
合させる。この実施の形態1では、A方向の寸法が最も
長いケラバ10b付きの太陽電池付屋根パネル10を最
も下方に載置する場合を示しているため、前記架台11
7,117は、最両外側位置の係合凸部15a,15a
に係合させるようにする。
【0058】太陽電池付屋根パネル10のA方向の寸法
およびケラバ10bを設けているか否かにより、係合凹
部16bおよび23aを係合させる係合凸部15b,1
5bは、内側位置に向けて順次変更される。
【0059】係合後、図2に示すように前記L字状ピン
19が、挿通孔16cと挿入孔15cとの間に挿通され
て、脱落が防止される。
【0060】そして、前記ケラバ10b付き太陽電池付
屋根パネル10の下面側に設けられた流れ梁10a,1
0aが、梁受け部20bおよび固定梁受け部21に係合
されるように、前記ケラバ10b付きの太陽電池付屋根
パネル10が、これらの架台117,117上に載置さ
れる。
【0061】更に、図14に示すように、この太陽電池
付屋根パネル10上に、前記保持柱片16および脚部2
2を両端にそれぞれ有する図5、図6に示すような架台
17,17を載置する。この際、前記保持柱片16下端
は、前記係合凸部15bに配設された保持柱片16の係
合突起部16eに係合される。
【0062】また、前記梁受け部20bは、図17に示
すように、この架台17,17上に載置される太陽電池
付屋根パネル10の流れ梁10a,10aのB方向の寸
法に合わせて、適宜、前記架台本体17aの延設方向へ
沿って、摺接部20aを摺接移動させる。そして、流れ
梁10a,10aの間隔とほぼ同様の間隔を前記固定梁
受け部21との間で形成する位置にて、前記挿通孔20
cおよび挿通孔17b間に、L字状ピン19を挿通して
固定する。
【0063】このように、前記架台17に設けられたブ
ラケット20が、前記太陽電池付屋根パネル10の流れ
梁10a位置に合わせて架台本体17aの延設方向へ沿
って移動するので、前記流れ梁10a,10aの位置お
よび相対間隔が異なる太陽電池付屋根パネル10であっ
ても、同一保持柱片16および架台17で対応できる。
【0064】また、図15に示すように太陽電池付屋根
パネル10の上に、小型の太陽電池付屋根パネル110
を積層する場合、まず、前記流れ方向架台26の挿通開
口26b,26bを、前記係合突起部16e,16eへ
挿通して、架台本体26aを前記ベース15の一側端縁
に沿わせて装着する。
【0065】そして、ブラケット27に形成された摺接
部27aを架台本体17a延設方向へ沿って摺接移動さ
せる。次に、前記一方の径合突起部16eとの間で太陽
電池付屋根パネル110の桁部材等のフレーム間隔とほ
ぼ同様の間隔を形成する位置にて、前記挿通孔27bお
よびボルト穴26c間に、ボルト28を挿通して締結固
定する。
【0066】このように、前記流れ方向架台26に設け
られたブラケット27が、前記小型の太陽電池付屋根パ
ネル110の桁材位置に合わせて移動するので、前記フ
レームなどの桁材位置および相対間隔が異なる小型の太
陽電池付屋根パネル110であっても対応できる。この
ため、汎用性が高い。
【0067】また、前記架台17の少なくとも一端に設
けられた脚部材22,22が、下段の太陽電池付屋根パ
ネル10上面に載置されるので、一端側の荷重が下方の
太陽電池付屋根パネル10によって支持される。このた
め、この一端側に前記保持柱片16を設ける必要がなく
なるので、例えば、図10に示すように、太陽電池付屋
根パネル111の一端部側に、桁ケラバ111bを延設
することにより、ベース15の側縁部15dから突出し
た形状のものであっても、柱体等に干渉することがな
い。従って、積載する太陽電池付パネル部材の形状を限
定する条件が更に緩和され、更に、多彩な形状の太陽電
池付屋根パネルまたは床パネル等が、積載可能である。
【0068】そして、図8および図9に示すように、前
記位置決め用切り欠き部22aに、前記フック部材24
を挿入すると共に、該フック部材24をほぼ90度回転
させることにより、脚部材22を下段の太陽電池付屋根
パネル10の吊り下げフック部材24に係合させれば、
前記脚部材22の位置決めが完了する。このため、更に
作業性が良好である。
【0069】更に、図7に示すように、前記ブラケット
20などの固定に利用されたL字状ピン19により、太
陽電池付屋根パネル10の流れ梁10aに固着される桁
部材10cを係止することができる。このため、更に、
上方に載置される太陽電池付屋根パネル110の位置決
め精度を向上させて、安定させることができる。
【0070】こうして、前記ほぼ方形状のベース15に
おける前記太陽電池付屋根パネル10の一側縁外方に立
設された保持柱片16に一体に設けられた長尺状の架台
17が、前記太陽電池付屋根パネル110を下段の太陽
電池付屋根パネル10から離間させた状態で下方から支
持する。
【0071】このため、複数の太陽電池付屋根パネル1
0または110を積層しても、上方に載置された太陽電
池付屋根パネル10等の荷重が、これらの保持柱片1
6,16から前記ベース15へ伝達される。
【0072】従って、積層できる太陽電池付屋根パネル
の数量が、従来のように太陽電池付屋根パネル10のフ
レーム等の耐過重範囲内に限定されることがない。
【0073】また、例えば、図16に示すように、短い
太陽電池付屋根パネル110の上方に長い太陽電池付屋
根パネル110を載置する際には、継ぎ足される保持柱
片16,16間に段飛ばし柱片25,25が介在され
る。
【0074】この段飛ばし柱片25は、前記保持柱片1
6の高さaとほぼ同一高さbを有しているので、この段
飛ばし柱片25が、太陽電池付屋根パネル110を架台
を介して支持していなくても、段飛ばし柱片25の上方
に装着される保持柱片16は、架台本体17a,梁受け
部20bおよび固定梁受けブラケット21を介して上方
の長い太陽電池付屋根パネル10をほぼ水平に保持して
支持できる。
【0075】このため、施工現場における装着順に、太
陽電池付屋根パネル10,110,10等を上から積層
して、保管または搬送することができるので、施工作業
性を向上させることができる。
【0076】そして、前記架台17の少なくとも一端に
設けられた脚部材22が、下段の太陽電池付屋根パネル
10または110の上面に載置されるので、一端側の荷
重が下方の太陽電池付屋根パネル10等によって支持さ
れる。このため、一端側に前記保持柱片16を設ける必
要がないので、例えば、太陽電池付屋根パネル111の
一端部側が図18に示すように、桁ケラバ111bを設
けられて延設された形状のものであっても、保持柱片1
6等の輸送架台14を構成する部品と干渉することがな
い。
【0077】従って、ベース15の外側縁部15dから
外側に突出してしまうような太陽電池付屋根パネル11
1などの変形パネル部材であっても、積載することがで
きる。
【0078】例えば、図19に示すように、段飛ばし柱
片25を用いることにより、A方向(流れ方向)にケラ
バ10bの付いた太陽電池付屋根パネル10とケラバ1
0bの向きが反対側となるように小型の太陽電池付屋根
パネル110を積層すると共に、更に、前記ケラバ10
bの付いた太陽電池付屋根パネル10と同じ方向へ向け
て、ケラバ10bの付いた太陽電池付屋根パネル10を
積層するようにすることができる。
【0079】また、図20に示すように、移動可能なブ
ラケット20を設けることにより、B方向(幅方向)の
寸法の異なる太陽電池付屋根パネル10,110を、積
み重ねる順序に拘わらず積層できる。
【0080】更に、図10に示すような脚部材22を用
いることにより、ケラバ10bが外側方へ突設してしま
う大幅太陽電池付屋根パネル10であっても、バランス
良く、小型の前記太陽電池付屋根パネル110上に積層
できる。
【0081】このため、荷下ろしの順序や、組立て方向
に合わせて、予め、工場内等でこの輸送架台14を用い
て積層し、保管および搬送を行うことにより、施工現場
において円滑に荷下ろしを行える。
【0082】また、図9に示すように、前記位置決め用
切り欠き部22aが、下段の太陽電池付屋根パネル10
の吊り下げフック部材24と係合されることにより、前
記脚部材22の位置決めが完了する。荷下ろしを行う際
には、このフック部材24を再び90度回転させること
により、容易に離脱させることができると共に、このフ
ック部材24を用いて直ちに、クレーンロープ等を係止
して吊り下げることができる。
【0083】このため、所定の面積を有する太陽電池付
屋根パネル10等、太陽電池付パネル部材の吊り下げ時
に不必要な組み替え、方向転換等を減少させて、狭い空
間でも容易に施工でき、更に作業性が良好である。
【0084】
【実施の形態2】図21は、この発明の実施の形態2の
太陽電池付屋根パネルの輸送架台を示すものである。
【0085】なお、前記実施の形態1と同一ないし均等
な部分については同一符号を付して説明する。この実施
の形態2の架台217では、前記脚部材22にフック部
材配設凹部24aと係合する位置決め係合凸部としての
ゴム製車輪29が、この脚部材22に複数形成された軸
配設孔30に中心軸29aを転動自在となるように枢着
されている。
【0086】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0087】この実施の形態2の輸送架台では、ゴム製
車輪29がフック部材配設凹部24aに係合するので、
フック部材配設凹部24a用いて位置決めが行われる。
【0088】このため、別途位置決め用部材を太陽電池
付屋根パネル10側に設ける必要がなく、この点におい
て、作業効率が良好である。
【0089】他の構成および作用については、前記実施
の形態1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
【0090】
【実施の形態3】図22〜図31は、この発明の実施の
形態3の太陽電池付屋根パネルの輸送架台を示すもので
ある。
【0091】なお、前記各実施の形態と同一ないし均等
な部分については同一符号を付して説明する。この実施
の形態3では、ベース15を枠状ではなく盤状としてい
る。また、ベース15の係合凸部15bと保持柱片16
との間、或いは、保持柱片16間の固定にL字状ピン1
9の代りにボルト40とタッププレート41またはナッ
ト42を用いている。そして、図26〜図29に示すよ
うに、桁ケラバ111bの付いた太陽電池付屋根パネル
111などに形成された木棧43の部分に架台17の脚
部材22を係止させるようにしている。更に、太陽電池
付屋根パネル10,110,111の積載完了後に、図
30に示すように、ベース15の係合凸部15bと上段
の保持柱片16との間に斜めの固定ブラケット44をボ
ルト45やナット46などを用いて取付けるようにして
いる。
【0092】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
【0093】この実施の形態では、図22、図23に示
すように、ベース15の係合凸部15bに最下部の保持
柱片16を係合し、係合凸部15bと保持柱片16との
間をボルト40とタッププレート41で固定する。その
後、最下部の架台117により屋根パネル10を支持さ
せる。
【0094】次に、図24、図25に示すように、最下
部の保持柱片16の上に保持柱片16を係合し、係合凸
部15bと保持柱片16との間をボルト40とナット4
2で固定する。その後、架台17により桁ケラバ111
bの付いた太陽電池付屋根パネル111を支持させる。
【0095】次に、図26、図27に示すように、保持
柱片16の上に保持柱片16を係合し、係合凸部15b
と保持柱片16との間をボルト40とナット42で固定
する。この際、架太陽電池付屋根パネル111には木棧
43が形成されているので、この木棧43の部分を利用
して、脚部材22を係止および位置決めさせるようにす
る。その後、架台17により太陽電池付屋根パネル10
を支持させる。
【0096】以上の積載を適宜行い、最後に、図28、
図29に示すように、ブラケット20の設けられていな
い架台17を取付けて、太陽電池付屋根パネル10の上
部を保護させ、更に、図30に示すように、ベース15
の係合凸部15bと上段(図では下から3段目となって
いる)の保持柱片16との間に斜めの固定ブラケット4
4をボルト45とナット46を用いて取付ける。
【0097】このように、この実施の形態3のものでは
ベース15を枠状ではなく盤状のものとしているが、こ
のように、ベース15を盤状とすることにより、枠状の
ものに比べてベース15の強度向上を図ることができ
る。
【0098】また、ベース15の係合凸部15bと保持
柱片16との間、或いは、保持柱片16間の固定にボル
ト40とタッププレート41またはナット42を用いる
ことにより、締結部材の汎用化および低価格化を図るこ
とができる。
【0099】そして、図26〜図29に示すように、桁
ケラバ111bの付いた太陽電池付屋根パネル111な
どに形成された木棧43の部分を利用して、脚部材22
を係止および位置決めさせるようにする。
【0100】このため、別途位置決め用部材を太陽電池
付屋根パネル111側に設ける必要がなく、この点にお
いて、作業効率が良好である。
【0101】更に、太陽電池付屋根パネル10,11
0,111の積載完了後に、図30に示すように、ベー
ス15の係合凸部15bと上段の保持柱片16との間に
斜めの固定ブラケット44をボルト45とナット46を
用いて取付けることにより、継ぎ足された保持柱片16
の倒れ止めを行わせることができる。これにより、太陽
電池付屋根パネル10,110,111に対する支持強
度を簡単に向上することができる。
【0102】他の構成および作用については、前記実施
の形態1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
【0103】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0104】例えば、前記実施の形態1では、変形した
屋根パネルを用いて説明してきたが、特にこれに限ら
ず、例えば、壁部材や床部材等の他のパネル部材に太陽
電池を取付けたものを積層するために、前記輸送架台1
4を用いてもよい。
【0105】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、ほぼ方形状のベースの前記
太陽電池付パネル部材の一側縁外方に立設された保持柱
片に一体に設けられた長尺状の架台が、前記太陽電池付
パネル部材を下段の太陽電池付パネル部材から離間させ
た状態で下方から支持する。
【0106】このため、複数の太陽電池付パネル部材を
積層しても、上方に載置された太陽電池付パネル部材の
荷重が、該保持柱片から前記ベースに伝達される。
【0107】従って、従来のように太陽電池付パネル部
材の耐過重範囲内に、積層できる太陽電池付パネル部材
の数量が限定されることがない。また、太陽電池を損傷
せずにを太陽電池付パネル部材積層することができる。
【0108】また、請求項2に記載されたものでは、前
記架台に設けられたブラケットが、前記太陽電池付パネ
ル部材の梁位置に合わせて延設方向へ沿って移動するの
で、前記梁位置が異なる太陽電池付パネル部材であって
も、同一保持柱片および架台で対応できる。
【0109】このため、汎用性が高い。
【0110】そして、請求項3に記載されたものでは、
架台の少なくとも一端に設けられた脚部材が、下段の太
陽電池付パネル部材上面の太陽電池を避けた位置に載置
されるので、一端側の荷重が下方の太陽電池付パネル部
材によって支持される。このため、該一端側に前記保持
柱片を設ける必要がないので、太陽電池付パネル部材を
一端部側に延設した形状のものであっても、干渉するこ
とがない。
【0111】また、請求項4に記載されたものでは、位
置決め用切り欠き部を該下段の太陽電池付パネル部材の
吊り下げフック部材と係合させることにより、前記脚部
の位置決めが完了するこのため、更に作業性が良好であ
る。
【0112】そして、請求項5に記載されたものでは、
フック部材配設凹部を用いて位置決めが行われるので、
別途位置決め用部材を太陽電池付パネル部材側に設ける
必要がなく、更に、作業効率が良好である。
【0113】また、請求項6に記載されたものでは、例
えば、短い太陽電池付パネル部材の上方に長い太陽電池
付パネル部材を載置する際に、保持柱片の間に段飛ばし
柱片を介在させると、該段飛ばし柱片は、前記各保持柱
片とほぼ同一高さを有しているので、該段飛ばし柱片
が、太陽電池付パネル部材を支持していなくても、該段
飛ばし柱片の上方に装着される保持柱片は、上方で長い
太陽電池付パネル部材をほぼ水平に保持して支持でき
る。
【0114】このため、施工現場における太陽電池付屋
根パネル等の装着順に、積層して、保管または搬送する
ことができるので、施工作業性を向上させることができ
る。
【0115】また、請求項7に記載されたものでは、太
陽電池付屋根パネルの上に、小型の太陽電池付屋根パネ
ルを積層する場合に、流れ方向架台を、保持柱片間に連
結させてベースの一側端縁に沿わせて装着することによ
り、小型の太陽電池付屋根パネルの桁材位置に合わせる
ことができるので、桁材位置および相対間隔が異なる小
型の太陽電池付屋根パネルであっても対応させることが
できる。このため、汎用性が高い。
【0116】そして、請求項8に記載されたものでは、
ベースと保持柱片との間に斜めの固定ブラケットを取付
け可能とすることにより、継ぎ足された保持柱片の倒れ
止めを行わせることができる。これにより、太陽電池付
屋根パネルに対する支持強度を簡単に向上することがで
きる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部材
の輸送架台を示し、ベース部材の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部材
の輸送架台で、保持柱片周辺の拡大斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1の架台の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の架台の上面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の架台の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態1の架台の上面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部材
の輸送架台で、保持柱片周辺の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部材
の輸送架台で、脚部の係合する様子を説明する上面図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部材
の輸送架台で、脚部の係合した様子を説明する上面図で
ある。
【図10】本発明の実施の形態1の脚部の一例を示す斜
視図である。
【図11】本発明の実施の形態1の段飛ばし柱片の構成
を説明する正面図である。
【図12】本発明の実施の形態1の段飛ばし柱片の構成
を説明する正面図である。
【図13】本発明の実施の形態1の流れ方向架台の構成
を説明する斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台を示し、ベース部材に屋根パネルを一枚載
置した様子を説明する斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台を示し、ベース部材に二枚目の屋根パネル
を載置する様子を説明する斜視図である。
【図16】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台を示し、ベース部材に三枚目の屋根パネル
を載置する様子を説明する斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態1の屋根パネルを取り付
けるブラケットの移動を説明する正面図である。
【図18】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台に桁ケラバ付き屋根パネルを積層した様子
を説明する正面図である。
【図19】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台に変形屋根パネルを積層した一例を示す説
明図である。
【図20】本発明の実施の形態1の太陽電池付パネル部
材の輸送架台に変形屋根パネルを積層した一例を示す説
明図である。
【図21】本発明の実施の形態2の脚部の構成を示す斜
視図である。
【図22】本発明の実施の形態3の組み立て手順を説明
する斜視図である。
【図23】図22の部分拡大図である。
【図24】本発明の実施の形態3の図22に続く組み立
て手順を説明する斜視図である。
【図25】図24の部分拡大図である。
【図26】本発明の実施の形態3の図24に続く組み立
て手順を説明する斜視図である。
【図27】図26の部分拡大図である。
【図28】本発明の実施の形態3の組み立て手順の最後
を説明する斜視図である。
【図29】図28の部分拡大図である。
【図30】固定ブラケットを取付ける状態を示す側面図
である。
【図31】本発明の実施の形態3の太陽電池付パネル部
材の輸送架台に変形屋根パネルを積層した一例を示す説
明図である。
【図32】従来の太陽電池付パネル部材の輸送架台を説
明する斜視図である。
【符号の説明】
10,110,111 太陽電池付屋根パネル(太陽
電池付パネル部材) 10d 太陽電池 14 輸送架台 15 ベース 16 保持柱片 16e 係合突起部 17,117,217 架台 17a 架台本体 20 ブラケット 21 固定梁受け部 22 脚部材(脚部) 22a 位置決め用切り欠き部 24 フック部材 24a フック部材配設凹部 25 段飛ばし柱片 26 流れ方向架台 29 ゴム製車輪(係合突部) 44 固定ブラケット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の太陽電池付パネル部材を積層して
    保管または輸送する太陽電池付パネル部材の輸送架台で
    あって、 ほぼ方形状のベースと、 該ベースに架設された状態で前記太陽電池付パネル部材
    を下方から支持する長尺状の架台と、 各架台にそれぞれ設けられ、太陽電池付パネル部材を下
    段の太陽電池付パネル部材から離間させると共に、少く
    とも前記太陽電池付パネル部材の一側縁外方位置にてベ
    ースへ立設される継ぎ足し可能な保持柱片とを備えたこ
    とを特徴とする太陽電池付パネル部材の輸送架台。
  2. 【請求項2】前記架台には、前記太陽電池付パネル部材
    の梁位置に合わせて延設方向へ沿って移動可能なブラケ
    ットが設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    太陽電池付パネル部材の輸送架台。
  3. 【請求項3】前記架台の一端側における太陽電池を避け
    た位置に、下段の太陽電池付パネル部材上面に載置され
    る脚部材が設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の太陽電池付パネル部材の輸送架台。
  4. 【請求項4】前記脚部には、該下段の太陽電池付パネル
    部材の吊り下げフック部材と係合する位置決め用切り欠
    き部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の
    太陽電池付パネル部材の輸送架台。
  5. 【請求項5】前記脚部材には、フック部材配設凹部と係
    合する位置決め係合凸部が形成されていることを特徴と
    する請求項3記載の太陽電池付パネル部材の輸送架台。
  6. 【請求項6】前記各保持柱片とほぼ同一高さを有し、保
    持柱片に継ぎ足し可能な段飛ばし柱片を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし5記載の太陽電池付パネル部材
    の輸送架台。
  7. 【請求項7】太陽電池付パネル部材の一側縁に沿って隣
    接配置される保持柱片間を連結可能な流れ方向架台を備
    えたことを特徴とする請求項1ないし6記載の太陽電池
    付パネル部材の輸送架台。
  8. 【請求項8】ベースと保持柱片との間に斜めの固定ブラ
    ケットを取付け可能としたことを特徴とする請求項1な
    いし7記載の太陽電池付パネル部材の輸送架台。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006032978A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Haeberlein-Lehr Ulla 輸送の際水平に積重ねられる光起電力モジュールを確実に保管するモジュール方式の差込みシステム。
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KR101188523B1 (ko) 2011-01-17 2012-10-10 유상채 태양전지 패널 적층용 파렛트
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