JP2000201873A - カ―ペット掃除機 - Google Patents

カ―ペット掃除機

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JP2000201873A
JP2000201873A JP3070A JP2000003070A JP2000201873A JP 2000201873 A JP2000201873 A JP 2000201873A JP 3070 A JP3070 A JP 3070A JP 2000003070 A JP2000003070 A JP 2000003070A JP 2000201873 A JP2000201873 A JP 2000201873A
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valve
cleaner
carpet
housing
cleaning fluid
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Terry L Zahuranec
エル ザフェラネック テリー
David J Boll
ジェイ ボウル デビット
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Royal Appliance Manufacturing Co
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Royal Appliance Manufacturing Co
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L11/00Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L11/34Machines for treating carpets in position by liquid, foam, or vapour, e.g. by steam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L11/00Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L11/40Parts or details of machines not provided for in groups A47L11/02 - A47L11/38, or not restricted to one of these groups, e.g. handles, arrangements of switches, skirts, buffers, levers
    • A47L11/4013Contaminants collecting devices, i.e. hoppers, tanks or the like
    • A47L11/4016Contaminants collecting devices, i.e. hoppers, tanks or the like specially adapted for collecting fluids

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床と棚の上などの遠隔部とに、簡単にクリー
ニング流体を供給できるようにする。 【解決手段】 掃除機は、床にクリーニング流体を散布
する掃除機ハウジングに設けられている散布管74と、
棚の上などの遠隔部にクリーニング流体を散布する付属
用具に設けられている遠隔分配器438と、散布管74
と遠隔分配器438とへのクリーニング流体の選択的供
給を制御するための弁アッセンブリ340とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット掃除機
及び床掃除機に関し、特に、クリーング流体を使用し
て、床、家具、階段等の床上面等を洗浄するもの関す
る。
【0002】
【従来の技術】床面に洗浄液を散布し、その後で汚れた
液体を表面から回収する種類のカーペット掃除機は産業
用、および家庭用の据付け品の双方のカーペット敷およ
びフローリングの床の洗浄に広く使用されている。一般
に、真空ポンプのような真空源が掃除機のベース部分に
取付けられ、これが床面の近傍のノズルに真空を供給す
る。クリーニング液供給タンクから床散布器にクリーニ
ング液を給送するために、トリガまたはその他の作動機
構が作動される。家具や階段の洗浄のような床上の洗浄
用には、遠隔洗浄液散布器および吸引ノズルを有する付
属用具が掃除機に連結される場合が多い。クリーニング
液と真空の供給が床に取付けられた吸引ノズルから付属
品に再送されるように、上記の付属用具を供給タンクと
真空源とに容易に連結できることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカーペット掃除
機では、複雑な一連の連結を行う必要がある場合が多
い。従来のカーペット掃除機は、このプロセスで幾つか
の弁を使用しており、掃除機のコストと、掃除機に占め
るスペースが増大する。
【0004】従って、届き難い領域にアクセスするため
に遠隔付属用具を連結し易く、付属用具と床に選択的に
洗浄液を供給できるような新規かつ改良形のカーペット
掃除機を提供することが望ましいと考えられてきた。
【0005】本発明は、前述の、およびその他の問題点
を解消し、同時により良好で有利な結果が得られる新規
かつ改良形のカーペット掃除機及び床掃除機を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によるカ
ーペット掃除機は、掃除機ハウジングを含んでいる。掃
除機ハウジングにはクリーニング流体を貯蔵し、かつ供
給するための供給タンクが取付けられている。掃除機に
は散布器が取付けられ、これは洗浄される床面に洗浄液
を選択的に散布するために供給タンクと連通されてい
る。洗浄用付属用具は、遠隔面にクリーニング流体を選
択的に散布するために供給タンクと選択的に連通される
クリーニング流体供給ホースを含んでいる。弁アセンブ
リが掃除機ハウジングに取付けられ、供給タンクおよび
散布器と流体連通され、かつ散布器および付属用具の少
なくとも一方に選択的にクリーニング流体を給送するた
めに洗浄用付属用具のクリーニング流体供給ホースと選
択的に連通される。
【0007】この発明のより限定された側面では、弁ア
センブリは室を有する弁ハウジングを含んでいる。供給
タンクと流体連通する吸込口と、散布器およびクリーニ
ング流体供給ホースと流体連通する、間隔を隔てた第1
と第2の吐出口とはそれぞれ室の壁に形成されている。
第1と第2の吐出口は弁ハウジング内に配設されてお
り、散布器および付属用具のクリーニング流体供給ホー
スのそれぞれへのクリーニング流体の給送を制御するた
めに第1と第2の吐出口を選択的に密閉する。
【0008】この発明の更に限定された側面では、弁ア
センブリは、更に、第1ポペットが第1弁座と係合する
密閉位置に第1ポペットを位置させ、第2ポペットが第
2弁座と係合して第1と第2の吐出弁をそれぞれ閉鎖す
る密閉位置に第2ポペットを位置させる圧縮ばねを含ん
でいる。トリガ作動式の作動棒のようなアクチュエータ
は、第1ポペットを密閉位置と、吸込口と第1吐出口と
の間に流路が形成される開放位置との間で並進移動させ
るために第1ポペットと選択的に係合する。第2ポペッ
トは、好適には第2吐出口と流体連通するバルブステム
通路内に慴動可能に受容されたバルブステムを含んでお
り、バルブステムは第2吐出口と流体連通する中ぐりお
よびアパーチャを設けている。バルブステムは選択的に
第1位置で第2吐出口を密閉し、第2位置で室と吐出口
とを流体連通させる。
【0009】この発明の別の、より限定された側面で
は、付属用具のクリーニング流体供給ホースと流体連通
する継手アセンブリは、クリーニング流体供給ホースと
第2吐出口とを選択的に連結、離脱する。継手アセンブ
リはクリーニング流体供給ホースと第2吐出口とが連結
されると第2吐出弁を開放するように構成されている。
【0010】別の限定された側面では、クリーニング流
体供給ポンプは加圧された状態でクリーニング流体を付
属用具へと選択的に供給する。クリーニング流体供給ポ
ンプは付属用具のクリーニング流体供給ホースと弁アセ
ンブリとの間に、または供給タンクと弁アセンブリとの
間に流体連結されている。ポンプは回収タンクの吸込ス
ロット上に選択的に取付け、取り外しするように構成さ
れたポンプ・ハウジング内に格納されている。吸込口は
吸引ノズル口と、回収タンクの上方に取付けられるポン
プ・ハウジングとの間の液体流路を密閉する壁を含んで
いる。
【0011】別の限定された側面では、掃除機はクリー
ニング流体を加圧された状態で選択的に付属用具と散布
器の一方に供給するための、供給タンクと弁アセンブリ
との間に流体連結されているクリーニング流体ポンプを
含んでいる。
【0012】本発明の他の態様によるカーペット掃除機
は、掃除機ハウジングと、掃除機ハウジングに取付けら
れ、クリーニング流体を溜めるためのクリーニング流体
供給タンクと、掃除機ハウジングに取付けられ、クリー
ニング流体を洗浄される床面に散布するための散布管と
を含んでいる。第1流体管路が掃除機ハウジング上に配
置され、散布管を供給タンクと連通させる。弁アセンブ
リが掃除機ハウジングに取付けられ、散布管へのクリー
ニング流体の給送を制御するために第1流体管路と連通
している。床上面にクリーニング流体を散布するために
洗浄用付属用具が選択的に弁アセンブリに連結される。
弁アセンブリと連通させるために第2流体管路が洗浄用
付属用具に連結される。弁アセンブリは洗浄用付属用具
へのクリーニング流体の給送を制御する。洗浄用付属用
具に給送されるクリーニング流体を加圧するためのポン
プが第1流体管路と第2流体管路の少なくとも一方と連
通される。ポンプは掃除機ハウジングと洗浄用付属用具
の一方に取付けられる。
【0013】この発明のより限定された側面では、弁ア
センブリは、室と吸込口とを有する弁ハウジングと、各
々が室の壁に形成され、互いに間隔を隔てた第1吐出口
と第2吐出口とを備えている。第1と第2のポペット弁
が、第1と第2の吐出口を選択的に閉鎖するために配置
されている。ばねのようなバイアス部材は第1と第2の
ポペット弁を閉鎖位置へと位置させる。作動棒のような
開放部材は第1ポペット弁を閉鎖位置から開放位置へと
偏倚させる。迅速連結継手が第2流体管路と弁アセンブ
リとの間に選択的に連結される。第2ポペット弁は、急
速連結継手が連結されると、閉鎖位置と開放位置との間
で並進移動する。
【0014】本発明の更に他の態様による床掃除機は、
ベース・ハウジングと、第1と第2の吐出口の少なくと
も一方を通して選択的に液体を給送するための弁アセン
ブリとを含んでいる。弁アセンブリは、第1位置で第1
吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第1吐出口を開放
して第1吐出口から液体を給送する第1吐出弁と、第1
位置で第2吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第2吐
出口を開放して第2吐出口から液体を給送する第2吐出
弁とを含んでいる。第1散布器は液体を床面に散布する
ためにハウジングに取付けられている。第1散布装置は
第1吐出口と流体連通する。取付け用具は弁アセンブリ
に選択的に連結可能である。取付け用具は遠隔面にクリ
ーニング流体を散布するための第2散布器を含んでい
る。第2散布器は、用具が弁アセンブリに連結されると
第2吐出口と流体連通する。
【0015】
【発明の効果】本発明の1つの利点は、散布器と付属用
具の一方に選択的にクリーニング流体を給送するため
に、供給タンクと、散布器と、洗浄用付属用具とに流体
連通するカーペット掃除機の弁アセンブリを備えたこと
にある。この結果、カーペットや床と、棚の上などの遠
隔部とに、簡単にクリーニング流体を供給できる。
【0016】この発明の別の利点は、弁アセンブリの第
1と第2の吐出弁を閉鎖位置に位置されることによっ
て、散布器と付属用具のそれぞれへのクリーニング流体
の流れを阻止するためのばねのようなバイアス部材を備
えたことにある。
【0017】この発明の更に別の利点は、第1吐出弁を
開放するための作動棒のようなアクチュエータを備えた
ことにある。
【0018】この発明の更に別の利点は、継手アセンブ
リが第2吐出弁に連結されると第2吐出弁を開放する、
付属用具のクリーニング流体供給ホースの急速連結継手
のような継手アセンブリを備えたことにある。
【0019】この発明の更に別の利点は、カーペット掃
除機のベース・ハウジングに取付けられた付属用具また
は散布器に加圧されたクリーニング流体を選択的に供給
するためのクリーニング流体供給ポンプを備えたことに
ある。
【0020】この発明の更に別の利点は、洗浄用付属用
具の吸引ホースを選択的に受容する一端と、回収タンク
吸込スロットに挿入するように構成された他端とを有す
る吸込管を有するポンプ用ハウジングを備えたことにあ
る。ハウジングの壁は、ハウジングが回収タンクに取付
けられると、ノズルと回収タンクとの間の液体流路を閉
鎖する。
【0021】この発明の更に別の利益と利点は、以下の
詳細な説明を読めば当業者には明らかであろう。なお、
本発明は、カーペット掃除機であるが、カーペットの掃
除のみならず、板床等の掃除にも適用できる。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照するが、この説
明は本発明の好適な実施態様を例示するためだけのもの
であって、これに限定するためにものではない。図1及
び図2は、一実施形態としての直立のカーペット掃除機
を示す。この掃除機は、ベースハウジング10を有する
ベースアセンブリAを含む。方向付けハンドルアセンブ
リ12は、クリーニングされるべき床の表面の上方でベ
ースアセンブリAを操作するために、ベースハウジング
10に枢軸回動可能に連結される。クリーニング溶液供
給タンクすなわちリザーバ14は、クリーニング溶液を
床の表面に供給するため、あるいは、遠隔クリーニング
のためにオプジョンとしての手持ち付属用具16(図
3)に供給するために、ハンドルアセンブリ12に取り
外し可能に支持されている。回収タンク及びノズルアセ
ンブリ18は、ベースハウジング10に取り外し可能に
支持されている。モータ・ファンアセンブリ20(図
4)のような真空源は、真空を引くために回収タンクア
センブリの後方でベースハウジング10に支持される。
【0023】図4〜図7を参照すると、ベースハウジン
グ10は、一体的にモールドされた下側ハウジング部2
2と、上側ハウジング部24とを含んでいる。この上側
ハウジング部24は、前部フード26、モータカバー2
8、及び、モータカバー28の後方部分の上に横たわる
後部化粧カバー30を含んでいる。モータカバー28と
下側ハウジング部22とは、ボルト、ネジ、あるいは他
の適当な固定部材により互いに連結され、モータ及びフ
ァンアセンブリ20を格納している。より具体的には、
図5及び図7に示されるように、ポスト34,35,3
6は、下側ハウジング部22に形成され、ポスト37,
38は、化粧カバー30に形成されている。下部ハウジ
ング部22のポスト34,35、及び化粧カバー30の
ポスト37,38は、二つの部分22,30を互いに連
結するために位置合わせされ、且つネジを受容してい
る。モータカバー28は、下側ハウジング部22と化粧
カバー30との間に取り付けられている。前部フード2
6は、部分的に、モータカバー28及び化粧カバー30
の上まで伸びており、さらに、ベースアセンブリAのた
めの化粧ハウジングシェルの一部分を提供するために、
下側ハウジング部22の対向する垂直側壁40,42に
隣接して配置されるべく前方に伸びている。この前部フ
ード26は、ネジ44あるいは他の適当な固定手段によ
り下側ハウジング部22及びモータカバー28に取り付
けられている。図5に示されるように、二つのネジ44
は、ポスト36とフロントフード26に横方向に間隔を
空けて配置された孔46、モータカバー28の対応する
ネジ孔48、下側ハウジング部22のポスト36に、捻
じ込まれる。下側ハウジング部22とモータカバー28
は、連係して、吸引モータ・ファンアセンブリ20を収
容するためのチャンバ50を形成する。チャンバ50
は、好ましくは、ベースハウジング10の軸中心線に沿
って配置される。
【0024】横方向に互いの位置をズラした車輪54,
54は、下側ハウジング部22の後方端56でジャーナ
ル軸受で受けられている。クリーニングされるべき床の
表面を掻き回すための回転可能なブラシロール60は、
下側ハウジング部22の前端部62の近傍の、下側ハウ
ジング部22の下側表面によって形成された空洞64内
に、取り付けられている。このブラシロール60は、モ
ータ駆動のベルト66により回転可能である。このベル
ト用のモータ68は、図6に最も明瞭に示されるよう
に、モータ・ファンアセンブリ20の下方に形成された
一体化された窪み、すなわち、ポケット70内において
下側ハウジング部22によって支持されている。図4及
び図5に示されるように、垂れ落し管あるいは散布管7
4のようなクリーニング溶液分配器は、下側ハウジング
部22のブラシロール60の上部に取り付けられ、クリ
ーニング溶液をブラシロール60を介して床に散布す
る。
【0025】図5及び図6に示すように、モータ及びフ
ァンアセンブリ用のチャンバ50は、二つの相互に連結
された隔室に区画されている、すなわち、モータ・ファ
ンアセンブリ20のモータ80が収納される後部モータ
隔室76、及び吸引ファン82が収納される前部ファン
隔室78に区画されている。下側ハウジング部22の後
部の上表面には、後部モータ隔室76の下側部分84、
及び前部ファン隔室78の下側部分86がそれぞれ一体
成形されている。モータカバー28は、後部モータ隔室
76の上側部分、及び前部ファン隔室78の上側部分を
形成する。
【0026】垂直に伸延する吸込室88は、ファン隔室
78の前方で、下側ハウジング部22の前部と一体成形
され、中央開口89を介してファン隔室78と連通して
いる。モータカバー28の前方部分は、吸込室88の上
部90を形成し、そこを通って作動空気が吸込ファン8
2に引き込まれる。吸込室88に入った空気は、吸込フ
ァン82の吸込口92を通過する。ファン隔室78は、
吸込室88に入った全ての空気が吸込ファン82の吸込
口92に流入するように、ファン82の吸込口92に隣
接した環状リング94内で窪みが付けられている。ルー
バ式のプレート96(図5)は、モータ・ファンアッセ
ンブリ20とブラシロールモータ68に隣接して、下側
ハウジング部22の下方に着脱可能に取り付けられてい
る。
【0027】前部フード26は、ベースアセンブリAの
構成部品のための化粧カバーの一部分を提供するため
に、下側ハウジング部22及びモータカバー28の前方
端にわたって取り付けられている。前部フード26と下
側ハウジング部22は、連係して、回収タンク・ノズル
アセンブリ18を収容するためのソケットすなわち凹部
100(図5)を形成している。この凹部100は、下
側ハウジング部22により形成される対向する二つの側
壁40,42、凹部100とファン隔室78への吸込室
88との間に形成される後壁106、および4つの壁4
0,42,106,108の下端部から延びるベース1
10で形成されている。
【0028】図4及び図5を引き続き参照し、さらに、
図8〜図11も参照すると、回収タンク及びノズルアッ
センブリ18は回収タンク120を備える。この回収タ
ンク120は、受け部122と上部124とを含み、こ
れらの部分122,124は、接着、音波溶接または他
の従来の手段で互いに封止されて、回収された汚れたク
リーニング溶液を収集する内室126を形成する。
【0029】上部124の外部前方領域と受け部122
は、接合されると、窪んだゾーン128を形成する。回
収タンク120とノズルアッセンブリ18が凹部100
内に位置決めされると、窪んだゾーン128は、窪んだ
ゾーン128の下端部における多孔縁部130が床面に
隣接して位置決めされるように、下側ハウジング部22
とブラシロール空洞64との前方へ延びている(図4及
び図8)。着脱自在のノズルカバー134は、窪んだゾ
ーン128と連係して、ノズルカバー134の幅方向に
延びる細長い入口スロットすなわちノズル140と、流
路138の上端部における出口142とを有する吸引ノ
ズル流路138を形成する。具体的に、ノズルカバー1
34は、ノズルカバー134の上端部と下端部との近傍
に設けられるネジ、ボルトまたは他の適切な留め具によ
り回収タンク120へ着脱自在に接続される。ノズルカ
バー134は、あるいは、接着剤または音波溶接により
回収タンク120へ接着してもよい。
【0030】図8に示されるように、2本のネジ146
は、ノズルカバー134の上端部を回収タンク120の
上部分124へ装着し、4本の同様なねじ148は、ノ
ズルカバー134の下端部を受け部122の下部縁部1
30へ装着する。ノズルカバー134の周辺縁部15
0,150’は、窪んだゾーン128の隣接する周辺縁
部154,154’と封止的に係合する。ガスケット1
58,158’のような一対の封止部材は、ノズルカバ
ー134と窪んだゾーン128のそれぞれの周辺縁部間
に配設されて、気密シールを形成するのに役立つ。ある
いは、ノズルカバー134の周辺縁部は、窪んだゾーン
134の対応する周辺縁部へ接着剤で封止される。ノズ
ルカバー134と窪んだゾーン128は、従来の熱可塑
性樹脂のような透明材料から形成されるので、作業者
は、流路138が汚れとクリーニング溶液を有効に吸引
していることを点検でき、またブラシロール60が回転
していることを確認できる。
【0031】掃除される床面からの汚れ及びクリーニン
グ溶液は、ノズル入口スロット140を通して吸引流路
138中に引き込まれる。図10に示されるように、流
路138は、ノズルカバー134の上端部に隣接する出
口室160内で広くなる。回収タンク上部124と一体
で成形される回収タンク入口スロット170は、回収タ
ンク内室126中に垂直に延びる。入口スロット170
の上端部に、開口部すなわちスロット吸込口172が形
成される。このスロット吸込口172は、ノズル出口室
160と直接連通する。この入口スロット170は、隣
接する出口室160と吸引流路138の出口142とに
直交して配向される垂直に延びる平面状後壁174、お
よびスロット下部出口176を有する。
【0032】回収タンク入口スロット170は、空気と
流体の分離器として機能する。汚れ、クリーニング溶液
および作動空気は、スロット吸込口172を通して回収
タンク120へ入る。入口スロット170の後壁174
は、図4の矢印Bにより示されるように、回収されたク
リーニング溶液と作動空気の方向をほぼ90°下方へ曲
げて回収タンク120に流入させ、そこにおいて、回収
された溶液と汚れが内室126に収集される。回収され
た溶液の後壁174との接触は、クリーニング溶液を作
動空気から分離するのに役立つ。それは、液体が内室1
26の出口へ向けて直接移行するのも防止する。入口ス
ロット170の前壁178は、後壁174とほぼ平行に
延びるが、長さが短いので、作動空気は、内室126内
に蓄積された汚れたクリーニング溶液内に入り込むこと
なく回収タンク120に流入できる。この際、作動空気
は、スロット下部出口176でさらに90°曲がらなけ
ればならず、一方、作動空気中に残留するクリーニング
溶液は、ほとんど曲がること無く降下して、内室126
内に蓄積されたクリーニング溶液に落ちる。
【0033】スロット吸込口172の上端部182は、
着脱自在の吸込スロットカバー184により掃除中に閉
じられるので、ノズル流路138に入る全ての空気と回
収された溶液が回収タンク内室126へ流入させられ
る。吸込スロットカバー184は、図4及び図8に示す
ように、水平上端部186、及び、上端部の下面から垂
直に延びる、開口部上端部182を通して嵌められるよ
うに形状が定められている側壁188を備える。環状ガ
スケットのような封止部材190は、側壁188の周り
に受容されて開口部上端部182の周りの吸込スロット
カバー184を封止するのが好ましい。オプションとし
て屈曲自在の標識タグ(図示されない)が吸込スロット
カバー184と回収タンク120の外面とを連結するの
で、このカバー184は、床の掃除中に誤って紛失しな
い。
【0034】排出開口部200は、図8及び図10に示
すように、収集された汚れたクリーニング溶液と汚れを
内室126から液出しするために、回収タンク120の
上部124に形成される。上述したように入口スロット
170の後壁174は、液体が回収タンク120の排出
開口部200へ直接流れるのを防止する。掃除機の作動
中に排出開口部200は着脱自在の中空蓋204により
封止される。蓋204は、蓋の外部を形成する上壁20
6、および下壁208を備える。上壁206と下壁20
8は、互いに接着されて内部排出室210を形成する。
ガスケット212のような封止部材は、排出開口部20
0の周りの下壁208の下面を封止する。下壁208
は、蓋204が所定位置にあるときに排出開口部200
の上方に配設される排出室入口214と、入口室90の
垂直に延びる上部部分90(図4及び図5)の上方へ配
設される排出室出口216を有し、その排出室出口21
6は、モータカバー28により形成され、また、それを
通して、排出室210がファン82と連通する。作動空
気は、モータファン20により、回収タンク120から
上方へ吸引され、排出室入口214を通して排出室21
0に引き込まれ、蓋上壁206によりほぼ180°曲げ
られて送出される。作動空気は、その後、下方へ移行し
排出室出口216を通して吸込室88のモータカバー上
部部分90中に流入する。蓋204が回収タンク120
上で封止すると、下壁208は、前部フード26の上端
部を部分的に覆う。図5に示されるように、前部フード
26は、吸込室88のモータカバー上部部分90への空
気アクセス開口部220を形成する。
【0035】回収タンク120、蓋204及びモータフ
ァンアッセンブリ20の位置決めにより、回収タンク1
20のかなり大きい容量を維持しながら、低い形状の掃
除機ベースアッセンブリAが形成される。これによりベ
ースアッセンブリAは、椅子、寝台および他の家庭用家
具または掃除妨害物の下で車輪走行できる。
【0036】図4、図8及び図10を続けて参照する
と、蓋204に、フロート保持ケージアッセンブリ22
4が固定される。フロート保持ケージアッセンブリ22
4は、回収タンク120からの液出しを容易にし、且つ
フロート保持ケージアッセンブリ224の清浄化のため
に蓋204と共に回収タンク120から着脱自在であ
る。具体的には、フロート保持ケージアッセンブリ22
4は、フロート保持ケージ226を備える。保持ケージ
226は、下壁入口214の周りの下壁208に形成さ
れる対応する開口部230にスロット挿入する幾つかの
突起先端部228により蓋の下壁208へ装着される。
フロート232がフロート保持ケージ226内に受容さ
れる。フロート232は、回収タンク120内に回収さ
れた溶液が所定のレベルに達して浮き上がると、排出室
入口214を閉じて、回収タンク内室126を通る作動
空気の流れを抑止する。作動空気から汚れの粒子を濾過
するフィルタキャップ236がフロート保持ケージ22
6の周りに、オプションとして受容される(図4参
照)。フィルタキャップ236は、フィルタが汚れで閉
塞するのを防止するために容易に洗浄または交換が可能
であるプラスチックまたは発泡体のような多孔材料から
形成されるのが好ましい。したがって、作動空気は、回
収タンク120から排出室210に入る前に、矢印C示
されるようにフィルタキャップ236とフロート保持ケ
ージ226を通過する。
【0037】図4を特に参照すると、下側ハウジング部
22は、ファン隔室78のベースにおいて排気室238
を形成する。作動空気は、図5に示されるようにプレー
ト96に形成される出口スロット240を通る床面の方
向に、排気室238を通してファン隔室78から出る。
【0038】ベースハウジング10の後端部に形成され
るルーバ242(図6及び図7に示される)は、ファン
モータ80を冷却する冷却空気を引き込む空気入口を形
成する。モータ80の後部に接続される冷却ファン24
6は、モータ80により回転されて空気をファンモータ
80の周りに循環するのが好ましい。空気の排出はルー
バ248を通してなされる。
【0039】図4、図9及び図11を参照すると、回収
タンク120は、回収タンク120がベースハウジング
10へロック可能である第1の機能位置またはロック位
置(図9及び図11)と、回収タンク120がベースハ
ウジング10から取外し可能であり、かつ蓋204が回
収タンク120にロックされる第2の機能位置または搬
送位置(図12)と、回収タンク120から液を排出す
るために蓋204を回収タンク120から取外し可能な
第3の使用位置または排出位置(図13)との間で、移
動自在である担持ハンドル250を備える。具体的に
は、担持ハンドル250(図8、図9)は、2つの横方
向に離間した端部、すなわち脚部254と脚部254’
との間に形成されるU形の中央部分252を備える。脚
部254,254’は、回収タンク120の上部部分1
24へ回動自在に連結されている。
【0040】ハンドル250は、図11に示すように、
ロック位置において、ベースアッセンブリAのほっそり
したスタイルで低い形状を維持するように回収タンク1
20と蓋204の上壁に隣接した状態である。脚部25
4,254’は、ロック位置において一般に水平であ
る。ハンドル250の中央部分252は、図4、図11
及び図9に示されるように、後方へ延びる係合タブ25
6を備える。ラッチ部材258は、蓋204の後方の化
粧カバー30から上方へ延びるように、後部化粧カバー
30の垂直に延びるスロット260において受容され
る。具体的には、ラッチ部材258は、2つの横方向に
離間する旋回点262においてスロット260のベース
へ下端部で回動自在に接続される。ラッチ部材258の
後方でスロット260に受容されるV形押圧部材266
は、ラッチ部材258を前方位置へ押圧する。ラッチ部
材258には突起先端部268が形成され、その先端部
268は、ラッチ部材258が前方位置にあるときに担
持ハンドル250上のタブ216と係合して、回収タン
ク120をベースハウジング10へ係止する。タブ21
6を係合から解除するために、ラッチ部材258が後方
へ回動されるので、回収タンク担持ハンドル250は搬
送位置まで前方へ回動できる。
【0041】蓋204は、図12に示すように、搬送位
置において、回収タンク120の移送中に回収されたク
リーニング溶液の漏れを避けるために、回収タンク12
0上の所定位置に保持される。具体的には、それぞれが
対応する担持ハンドル脚部254,254’上にある2
つのフック270(図8)は、担持ハンドル250が搬
送位置にあるときに蓋上端壁206上の突起部272と
係合する。フック270の突起部272との係合により
蓋204の取り外しが抑制される。回収タンク120を
液出しするために、担持ハンドル250は排出位置まで
前方へさらに回動されて、突起部272をフック270
との係合から解除する。ついで蓋204を回収タンク1
20から取り外すことができる。
【0042】下側ハウジング部22の前端部に取り付け
られる1つ以上の突起先端部274(図6参照)が、ノ
ズル入口スロット140下部縁部130と係合するの
で、回収タンク・ノズルアッセンブリ18は、図11、
図12及び図13に示されるように、取り外し中に、突
起先端部274を中心として回動する。回収タンク・ノ
ズルアッセンブリ18は、回動中に前方へ動かされて、
そのアセンブリ18自体が突起先端部274から離脱す
る。
【0043】図14〜図16を参照すると、方向付けハ
ンドルアッセンブリ12は、その上端部において握り部
282を形成する上部ハンドル部280、及び下部ハン
ドル部分すなわち本体外殻部284を備える。クリーニ
ング溶液供給タンク14を支承するクリーニング溶液貯
留タンク支承棚部286が、本体外殻部284の下端部
に隣接する所から前方水平に延びる。本体外殻部284
は、クリーニング溶液供給タンク14の後部を受容する
ように形状が定められている。方向付けハンドルアッセ
ンブリ12は、本体外殻部284の上端部により形成さ
れる装着柱状部288上に、上部ハンドル部280を下
方へ入れ子式に滑らして、上部ハンドル部280を下部
本体外殻部284へ固定装着することにより完成され
る。上部ハンドル部280は、ねじ290、ピンまたは
他の適切な留め具により装着柱状部284へ固定され
る。
【0044】供給タンク14は、図15に示され、また
図26に詳細に示されるように、タンク14の上端部へ
取り付けられる担持ハンドル292を備える。そのハン
ドル292は、タンクを移送するために作業者の手の指
を受容できるよう下向きのスロット293を備える。供
給タンク14を方向付けハンドルアッセンブリ12上の
所定位置に掛け金するために、供給タンク担持ハンドル
292上の挟持部294が、上部ハンドル部280の外
側へ延びる下端部298上に配設される弾性的に屈曲自
在の掛け金296と係合される。押圧部材299がその
掛け金296を係合位置へ押圧する。タンクを解放する
ために作業者は、掛け金296を上方へ押して、係合解
除される位置まで掛け金296を動かし、ついでタンク
14をハンドルアッセンブリから引き出す。
【0045】かくして、本体外殻部284とベースハウ
ジング10は、共に、回収タンク・ノズルアッセンブリ
18、供給タンク14、ブラシロールモータ68、およ
びモータ・ファンアッセンブリ20などを備える掃除機
の主構成部材を支承する掃除機ハウジング300(図
1)を構成する。
【0046】図2に示されるように、方向付けハンドル
アッセンブリ12は、直立位置と使用位置(仮想線で示
される)との間で移動できるようにベースハウジング1
0へ回動自在に接続される。具体的には、ベースアッセ
ンブリAの後部は、下部ハンドル部284上の間隔を隔
てた回動部材304(図16)を回転受容するために、
横方向に離間し一体成形されたトラニオン302(図5
及び図7)を有する。図1から明らかなように、回収タ
ンク・ノズルアッセンブリ18は、方向付けハンドルア
ッセンブリ12の直立位置においてもベースアセンブリ
Aから着脱自在であるので、回収タンク120からの液
出しが容易になる。言い換えれば、タンク・ノズルアッ
センブリ18は、その担持ハンドル250により垂直に
持ち上げ可能であるので、クリーニング溶液タンク14
と方向付けハンドルアッセンブリ12を離すことができ
る。
【0047】図15に示されるように、クリーニング溶
液供給タンク14の上端部近くには充填開口310が設
けられ、その開口310を通してタンクが従来のように
クリーニング溶液で充填される。キャップ312が充填
開口310を閉じる。そのキャップ312は、タンク1
4内で適切な量の濃縮されたクリーニング流体を水と混
合するために都合のよい計測カップとして機能する倒立
カップ314を備える。クリーニング流体がタンク14
中に注入され、ついでカップが倒立されて充填開口31
0を封止する。
【0048】図15に示すように、クリーニング溶液供
給タンク14のベースにおいてクリーニング溶液出口3
16が設けられている。図17に示すように、逆止弁3
18が、タンク14の移送中にその出口316を閉じ
る。貯留タンク弁作動部材320は、タンク14が支承
棚部286(図15)上に着座すると、逆止弁318を
開く。ゴムのような弾性のある屈曲自在の材料から形成
されるグロメット322は、逆止弁318をクリーニン
グ溶液タンク出口316に対して封止するように、かつ
弁作動部材320の周りを封止するように機能する。具
体的に、グロメット322は、出口316内で着座する
円筒形部分324、および円筒形部分324から下方外
側へ延びるスカート部分326を備えて、弁作動部材3
20の対応する表面330に対して封止する環状の封止
面328を形成する。
【0049】図15を参照すると、出口316は、弁ア
ッセンブリすなわち組み合わせポート弁340に流体的
に接続される。弁アッセンブリ340は、床掃除用の垂
れ落し管あるいは散布管74へ、または階段や室内装飾
用品のような遠隔表面部掃除用の付属品用具16(図
3)へ、クリーニング溶液を送液する。弁アッセンブリ
340は、図15に示されるように、図13に示される
ように、クリーニング溶液供給タンク14の真下または
それへ隣接して本体外殻部284により支承されるのが
好ましいが、ベースアッセンブリAにおけるような弁ア
ッセンブリ用の他の位置も考えられる。
【0050】図20に概略示される第1の実施例におい
てホース342が、クリーニング溶液供給タンク14と
弁アッセンブリ340の入口ポート344との間に接続
される。クリーニング溶液は、供給タンク14から弁ア
ッセンブリ340へ自然流下する。図21に概略示され
かつ後で詳細に検討される第2の実施例において、クリ
ーニング溶液は、ポンプ520で加圧されて弁アッセン
ブリ522へ送られる。両方の実施例において、弁アッ
センブリ340,522は構造的に同一であり、異なる
ものは、弁アッセンブリへ連結される掃除機の構成部材
だけである。
【0051】図18〜20を参照すると、第1の実施例
の弁アッセンブリ340は、内部チャンバ348を有す
る弁ハウジング346を備える。ハウジングチャンバ
は、中に入口ポートが開放する円筒形本体部350を備
える。弁アッセンブリ340には、第1と第2の弁部材
すなわちそれぞれ排出弁352と354が備えられ、そ
れらの弁352,354は、垂れ落し管/散布管74へ
または付属品用具16へそれぞれクリーニング溶液を送
るように選択的に開く。第1と第2の弁部材352,3
54は、円筒形本体部350の第1と第2の端部356
と358へそれぞれ配設される。
【0052】第1の弁部材352は、垂れ落し管/散布
管74へ流体接続され、また弁ハウジング346により
形成され、且つ本体部350の第1の端部356から軸
方向に延びる円筒形の第1の弁ボア360、および円筒
形の第1の弁軸すなわちポペット362を備える。第1
のポペット362は、第1の弁部材352を封止するた
めにハウジングチャンバ348内に位置決めされる。具
体的には、第1のポペット362は、第1の開放内部端
部364が弁アッセンブリの本体部分中に延びるよう
に、また第2の密閉外部端部366が第1の弁ボア36
0の末端部368から突き出して、弁ハウジング346
を越えて延びるように弁ボア360に摺動的に受容され
る。O-リングのような第1の円周方向シール372
は、弁ボア360の末端部368に隣接する第1のポペ
ット362の外面に設けられる円周方向溝374内に位
置決めされる。シール372は、第1の弁ボアに対して
第1のポペット362を封止して、第1のポペット36
2と掃除機から封止される第1の弁ボア360との間に
環状空間376を形成する。
【0053】第1の円周方向フランジ380は、第1の
ポペット362の内端部364から弁本体の本体部分3
50中に半径方向に延びる。第1の弁ボア360は、環
状の第1の弁座382が本体部分の第1の端部356と
第1の内腔360との間の段付き部分により形成される
ように、円筒形本体部分350よりも狭い。第1と第2
の端部386と388をそれぞれ有する圧縮バネ384
は、チャンバの本体部分350内で軸方向に配設され
る。バネの第1の端部386は、第1のポペット362
の内端部364と係合して、第1のフランジ380を第
1の弁座382へ向けて押圧する。O-リングのような
第2の円周方向シール390は、第1のフランジ380
と第1の弁座382との間で第1のポペット362上に
位置決めされる。通常の閉止位置においてバネ384の
圧力は、第1のフランジ380と第1の弁座382との
間で第2のシール390を圧縮して、第1の弁ボア36
0と第1のポペット362との間の環状空間376から
弁アッセンブリの本体部分350を封止する。
【0054】ハウジング346は、第1と第2のシール
372と390との間で環状空間376中に開放する第
1の排出ポート400を形成する。第1の排出ポート4
00は、図20に概略示されるホース402により垂れ
落し管/散布管74へ流体接続される。図6に示される
ように、ホース402は、ベースハウジング10の片側
に沿って設けられる導通路404により支承される。ベ
ースAの電気構成部材から掃除機の流体ラインを分離す
るために、後部化粧カバー30の壁406がモータカバ
ー28上に着座して(図5)、ホース402のような流
体ラインと、ファンモータ80用電気配線、ブラシロー
ルモータ68およびベースアッセンブリの他の電気構成
部材との間に隔壁を形成する。
【0055】第1の弁部材352を開き、クリーニング
溶液を本体部350から第1の排出ポート400を通し
て送出させるために、第1のポペット362は、弁作動
部材410により本体部分へ向けて内側へ押される。好
ましい作動部材は、一般に垂直に延びる作動ロッドすな
わち押しロッド410であり、第1のポペット362の
密閉した外端部に隣接して設けられる先細の下端部41
2で位置決めされる。ロッド410の下端部412は、
カム作用する表面414を形成する。作動ロッド410
が下方へ押されると、カム作用表面414は、ポペット
362の外端部と係合して、圧縮バネ384により生成
される押圧力に抗して第1のポペット362を内側へ押
す。それによりフランジ380は、弁座382から離脱
され、チャンバ348と第1の排出ポート400との間
に通路が形成され、図18に示されるように、その通路
を通してクリーニング溶液が自然流下する。
【0056】図18は、第1の排出ポート400を入口
ポート344に対向して垂直に設けられるのを示すが、
入口ポートと第1の排出ポートが他の方向で弁ハウジン
グから同様に延びることができるのも明かである。図1
5と16に示されるように、入口ポート344と第1の
排出ポート400は前方へかつ互いに平行に延びる。
【0057】図14〜図16を再度参照すると、作動ロ
ッド410は、上部部分416と下部部分418から構
成される。ロッドの上部部分は、方向付けハンドルアッ
センブリの上部部分280内に受容され、下端部におい
て起動部材422へ回動自在に接続される。起動部材4
22は、回動点424においてハンドル握り部282へ
回動自在に接続される。起動部位422をハンドル握り
部282へ向けて押し付けることにより、作動ロッド4
10の上部部分416は下方へ動かされる。作動ロッド
410の下部部分418は、2つの平行に離間した壁4
28と430により定められる、本体外殻部の中央導通
路426内に受容される。作動ロッド410の上部部分
416の下端部432は、起動部材422が握られる
と、ロッド410の下部部分418を下方へ押すように
位置決めされる。作動ロッド410の下部部分418
は、起動部材422への圧力が解放されると、作動ロッ
ド419を上方へ押圧する圧縮バネ434を備える。
【0058】図3、図19及び図20を参照すると、付
属品用具16は、クリーニング溶液を遠隔分布器438
へ送液する溶液供給ホース484を備える。弁アッセン
ブリの第2の弁部材354は、その用具が使用されると
きに付属品用具供給ホース484へ流体接続される。第
2の弁部材354は、本体部分の第2の端部358から
軸方向に延びて外端部において第2の排出ポート442
を形成する円筒形ボア440を形成する。第2の弁部材
354を選択的に閉じる第2の円筒形弁軸すなわちポペ
ット444が、ハウジング346内で受容される。具体
的には、ボア440は、第2の弁軸444を摺動的に受
容する。第2のポペット444の内部の密閉端部446
が、弁アッセンブリの本体部分350中に延びる。ポペ
ット444には、図19に最も良く示されるように、第
2の密閉内端部446から開放外端部450へ第2の弁
軸に沿って軸方向に延びる円筒形内部通路448、およ
び少なくとも1つの側面開口部452を形成する。2つ
の円形側面開口部が、第2の弁軸の対向側に形成される
のが好ましい。第2の弁座454が、本体部分350と
弁ボア440との間に段付き部分により形成される。第
2の環状フランジ456が、内端部446に隣接する第
2の弁軸444から半径方向に延びる。O-リングのよ
うな第3の圧縮シール458が、フランジ456と第2
の弁座454との間で第2のポペット444の周りに位
置決めされる。圧縮バネ384の第2の端部388は、
フランジ456が第2の弁座454へシール458を押
圧する常時閉位置へ第2の弁軸444とフランジ456
を押圧するので、弁ボア440が本体部分350から封
止される。
【0059】急速連結継ぎ手アッセンブリ460が、第
2の弁部材354を付属品用具供給ホース484へ離脱
自在に接続する。具体的には、付属品用具ホース484
は、雄型急速継ぎ手接続部材464へ流体接続される。
第2の弁部材354へ隣接するハウジング346の外部
が、図19に最も良く示されるように、雄型接続部材4
64と急速に連結する対応する雌型接続部材466を形
成する。雄型と雌型の接続部材464,466の1つの
好ましい実施例がそこに示されるが、他の適切な接続部
材も意図されることは明かである。図示される実施例に
おいて雌型接続部材466は、雄型接続部材464の対
応する円周方向縁部470を受容する円周方向溝468
を備える。O-リング472が、雄型と雌型の接続部材
間に液密シールを形成する。
【0060】雄型接続部材464は、溶液供給ホースへ
連結する末端部おいてボア476とあご部478を形成
する弁軸作動部材474を備える。クリーニング溶液を
第2の排出ポート442から送出するために雄型カップ
リング464が、雌型カップリング466上で動かされ
る。これにより弁軸作動部材474が第2の排出ポート
442に入り、第2の弁ボア440を貫通して、弁軸4
44の密閉端部446を本体部分350中に押し入れ
る。弁軸の開口部452は、本体部分に入り、本体部
分、弁軸および弁軸作動部材ボア476を通して付属品
ホース484への流体路を形成する。
【0061】両方の弁軸362、444を密閉位置まで
押圧する単一の圧縮バネ384を参照して弁アッセンブ
リ340が説明されてきたが、代わりに、それぞれが弁
軸用である一対の圧縮バネを設けてもよい。単一の圧縮
バネ384は、クリーニング溶液を両方の遠隔表面と床
面とに必要に応じて供給するように両方の弁部材を同時
に開放できるに足る弾力性を有する。
【0062】図3、図20、図22及び図23を参照す
ると、上述の第1の実施例においてホース342が、ク
リーニング溶液タンク14用の弁作動部材320と弁ア
ッセンブリ入口ポート344との間に直接接続されるの
で、クリーニング溶液は、タンク14から弁アッセンブ
リへ自然流下する。電気モータ駆動式蠕動ポンプのよう
な、クリーニング溶液を付属品分布器438へポンプ送
液するクリーニング溶液供給ポンプ480が、弁アッセ
ンブリ340と付属品用具ホース436との間に連結さ
れる。具体的には、ポンプホース484が、雄型急速連
結カップリング接続部材464のあご部478へ、一端
部において接続される。ポンプホース484の他端部
は、ポンプ入口取り付け具486の周りに受容される。
ホース484は、ホースの清浄化ができるように入口取
り付け具へ固定装着するか、または離脱自在にできる。
ポンプの出口取り付け具488は、付属品用具ホース4
84へ接続され、また同様に装着または離脱自在にでき
る。
【0063】特に、図22及び図23を参照すると、ポ
ンプ480は、付属品用具16が使用されるときに、ベ
ースアッセンブリAの上端部へ着脱自在に取り付けられ
る二部分形ポンプハウジング490内に封入されるのが
好ましい。ポンプハウジング490の下部部分492
は、回収タンク・ノズルアッセンブリ18の上端部で受
容されるように形状が決められる。その下部部分492
は、開口部172(図10)を経て回収タンク入口スロ
ット170の上端部182内に受容される垂直に延びる
突き出し部496を有するL形チューブ494を形成す
る。チューブ494の突き出し部496は、突き出し部
496が入口スロット170に挿入されると、ノズル出
口142(図10)を閉じる前壁498を形成する。こ
れによりモータ・ファンアッセンブリ20が作動空気と
クリーニング溶液をノズル流路138を通し吸引するの
が防止される。L形チューブ494の下部部分の上端部
から直交して延びる円筒形部分500が設けられ、その
円筒形部分500は、付属品用具16の真空ホース50
4の一端部へ接続されるチューブ状カップリング502
(図3)を選択的に受容する開口部を形成する。付属品
用具を使用するときに電気ケーブル506がポンプ48
0とベースアッセンブリAとの間に接続されて、電力を
ポンプ480へ供給する。
【0064】ポンプハウジング490の上部部分508
は、2つの開口部、すなわちポンプホース484がポン
プの流体入口取り付け具486へアクセスできる後部開
口部510、および付属品用具ホース436がポンプの
流体出口取り付け具488へアクセスできる前部開口部
512を形成する。ポンプハウジングの上部と下部の部
分は、必要に応じてポンプ480を補修するために、ポ
ンプハウジングを開放できるスナップはめ接続具、ねじ
または他の手段により接続される。代わりに2つの部分
は、接着剤や音波溶接などで互いに永久的に固定するこ
とができる。
【0065】作動に際して掃除機は、図1に示されるよ
うに、方向付けハンドルアッセンブリ12上に、または
他の好都合な位置に設けられる一対のスイッチ512、
514を押して起動される。第1のスイッチ512はブ
ラシロール60用のモータ68を起動する。必要に応じ
て掃除機は、付属品用具が使用されているときのよう
に、ブラシロールの回転無しで作動できる。第2のスイ
ッチ514は、ファンモータ80を起動する。起動され
ると作動空気とクリーニング溶液は、掃除される床面か
ら吸引され、ノズル流路138を通して回収タンク12
0中に流入する。クリーニング溶液は、ハンドル起動部
材422が作動されると、垂れ落し管/散布管74から
自然流下する。回収タンク120が回収されたクリーニ
ング溶液で一定レベルまで充填されると、ファン82の
音の変化またはノズル入口スロット140における吸引
欠如で示されるように、フロート232は排出室210
への入口を閉止する。
【0066】ついで作業者は、回収タンク担持ハンドル
タブ256との係合からラッチ部材258を解放するこ
とにより、回収タンク120をベースハウジング10か
ら係止解除し、また担持ハンドル250を搬送位置まで
動かす。作業者は、回収タンク120を装着されたノズ
ルカバー134と蓋204と共に取り外し、それを流し
または他の流体処分場所まで移送する。担持ハンドル2
50は、搬送位置から排出位置まで動かされ、また蓋2
04および装着されたフロート保持ケージアッセンブリ
224は、回収タンク120から取り外される。ついで
回収タンク120を、担持ハンドル250をじゃまにな
らないように保持しながら、倒立させて液出しする。回
収された汚れと清浄化溶液は、排出開口部200を経て
回収タンクから液出しされる。床掃除工程の最後におい
て、または掃除工程中に過大な汚れがフィルタカップ2
36上に堆積した場合、発泡材カップを水洗して蓄積し
た汚れを除去できる。回収タンク120へ装着されてい
るノズル流路138も、必要に応じて容易に水洗され捕
捉された汚れが除去される。捕捉された汚れが水洗によ
り除去できない場合、ノズルカバー134を回収タンク
120から取り外して一層完全な清浄化を実施できる。
【0067】掃除機を床掃除モードから室内装飾用品や
階段などを掃除する遠隔掃除モードへ変換するのが望ま
しい場合、スイッチ512を切ってブラシロールモータ
68の起動を解除する。入口スロットカバー184(図
4)は、開口部172から取り外され、また、ポンプハ
ウジング490(図22、図23)は、L形ポンプハウ
ジングチューブ494の突き出し部496が回収タンク
入口スロット170中に延びるようにベースアッセンブ
リ上に位置決めされる。電気ケーブル506は、ベース
アッセンブリAへ電気的に接続されて溶液供給ポンプ4
80を起動する。ポンプホース484上の雄型急速連結
カップリング464が弁アッセンブリ340上の雌型連
結カップリング466へ装着されるので、クリーニング
溶液供給タンク14からクリーニング溶液を弁アッセン
ブリ340及びポンプホース484を経てポンプ480
へ、したがって加圧されて付属品用具ホース436まで
送ることができる。用具ホース436の遠隔端部におけ
る起動部材516(図3、図24))を、必要に応じて
作動させて、加圧されたクリーニング溶液を遠隔散布器
438を通して散布できる。付属品用具16の真空ホー
ス502は、チューブ状カップリング502によりL形
チューブ494の円筒形部分500へ連結される。具体
的には、真空ホースは、その遠隔端部において付属品ノ
ズル518へ接続される。ノズル518は、室内装飾用
品や階段などの隅部にアクセスできるように任意の形状
を有することができる。また、ブラシ(図示されない)
を、必要に応じてノズルに隣接して設けることができ
る。汚れとクリーニング溶液は、吸引ファン82により
付属品ノズル518を通して吸引され、ついでL形チュ
ーブ494を通して回収タンク120中に流入する。
【0068】図21、図24及び図25に示される第2
の実施例において、クリーニング溶液は、自然流下では
なく、上述の形式の電気駆動ポンプのような溶液供給ポ
ンプ520により、第1の実施例で述べたものと同形式
の弁アッセンブリ522へポンプ送液される。これによ
り両方の付属品用具524と散布管526は、必要に応
じて加圧されたクリーニング溶液を受容できる。この実
施例において、ポンプ520は、図25に示されるよう
にベースアッセンブリDに設けられるのが好ましい。具
体的には、ベースハウジング530の下部ハウジング部
分528の下面は、ポンプ520を受容する下向きのポ
ケットすなわち受容部532を形成する。
【0069】ファン・モータアッセンブリ534のよう
な真空源が、第1の実施例において述べたようにベース
ハウジングに形成されるチャンバ536内で受容され
る。前と同様にファン部540とモータ部542は、軸
方向に並べられ、チャンバのファンとモータの隔室54
4、546内に受容される。ブラシロールモータ544
は、前と同様に、下側ハウジング部528の下面に形成
される下方へ面する窪みすなわちポケット550内に設
けられる。
【0070】ファン540、ファンモータ542、ブラ
シロールモータ548と溶液供給ポンプ520、および
それらの対応するハウジングチャンバの位置決めと形状
寸法は、これらの構成部材により占められる空間を最小
にし、かつ大容量の回収タンク552を提供するように
設計される。ブラシロールモータ548とポンプ520
は、ファンハウジング隔室544への入口チャンバ55
4へ隣接して、一般にその真下に、ベースハウジング5
30の対向側にあるそれらの対応するポケット内に設け
られるのが好ましい。入口チャンバ554は、ベース壁
556内に半円板状窪みを有し、またブラシロールモー
タ548とポンプの入口チャンバ554の両側への位置
決めは、円板形状部の両側にある開放空間を利用する。
【0071】ベースハウジング530の後端部に形成さ
れるルーバ560は、ファンモータ542を冷却するた
めに冷却空気を吸引する空気入口を形成する。モータ5
40の後部に接続される冷却ファン562は、ファン5
40とクリーニング液ポンプ520の周りに空気を循環
するように回転される。同一の空気源がポンプ520と
ファンモータ542の両方に使用されて、クリーニング
流体がベースハウジングへ吸引される可能性を最小にす
る。ブラシロールモータは、ファンチャンバからの排出
空気により冷却され、すなわちその空気は回収タンク5
52から真空排気される。ポンプとファンモータを通過
した冷却空気は、ベースハウジングの後部において冷却
空気出口564を通してベースハウジングから出る。
【0072】弁アッセンブリ522は、図24に示され
るように方向付けハンドル566上に取り付けてもよい
し、またはベースアッセンブリや掃除機上の他の適切な
位置に設けてもよい。方向付けハンドルに取り付ける場
合、図21に示すように、第1のホース572がクリー
ニング溶液をクリーニング溶液供給タンク574からベ
ースアッセンブリにあるポンプ520へ流す。第2のホ
ース576がクリーニング溶液を方向付けハンドル取り
付け弁アッセンブリ522まで流す。第3のホース57
8が弁アッセンブリ522と散布管526を接続する。
ホース、ポンプおよび弁アッセンブリの相対的位置は、
図21において最も明確に示される。
【0073】床掃除モードにおいて散布管526は、加
圧されたクリーニング溶液を掃除される床面へ送液す
る。ポンプ520は、モータ・ファンアッセンブリ53
4へ電気的に接続され、モータ・ファンアッセンブリ5
34が起動されるときは何時でも連続的に作動する。モ
ータ・ファンアッセンブリは、第1の実施例において述
べたように、床ノズル流路588および関連する回収タ
ンク552上で真空吸引する。
【0074】掃除機を遠隔掃除モードへ変換するため
に、付属品用具524の真空ホース594へ接続される
真空ホース出口接続具592が入口開口部598を通し
て回収タンク552の入口スロット600に挿入され
る。その出口接続具592は、入口スロット開口部59
8とノズル出口604を封止して、回収タンク552か
らノズル流路588を遮断するように形状が決められ
る。図24に示されるように真空ホース594は、装着
用具用のクリーニング溶液供給ホース606の一部をそ
の中に担持して、装着用具の操作を容易にする。溶液供
給ホース606は、第1の実施例について述べた雄型と
雌型のカップリング464と466と同様に、弁アッセ
ンブリ522の第2の排出ポート上の対応する雌型カッ
プリングへ雄型カップリングにより連結されて、加圧さ
れた清浄化溶液を装着用具の遠隔端部において散布器器
614へ供給する。モータ・ファンアッセンブリ534
は、回収タンク552へ真空を加え、作動空気と回収さ
れたクリーニングを真空ホースから、入口スロット60
0を通して回収タンク522中に吸引する。
【0075】具体的に上述していない他の点において、
第2の実施例の掃除機は、第1の実施例について述べた
ように作動する。
【0076】本発明は好ましい実施例を参照して説明さ
れてきた。修正および変更は、この明細書を読み理解す
れば他の者に考えられるれることは明かである。そのよ
うな修正と変更が付属請求項またはその同等事項の範囲
内にある限り全てそのような修正と変更を包含しようと
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態としてのカーペッ
ト掃除機の斜視図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態としてのカーペッ
ト掃除機の側面図(方向付けハンドルアッセンブリの直
立位置と使用位置(仮想線で示される)を示す)であ
る。
【図3】本発明に係る第一の実施形態としての床上方掃
除のためのカーペット掃除機付属品用具の側面図であ
る。
【図4】本発明に係る第一の実施形態としてのベースア
ッセンブリの側断面図である。
【図5】本発明に係る第一の実施形態としてのベースア
ッセンブリの分解斜視図である。
【図6】本発明に係る第一の実施形態としてのベースア
ッセンブリの底面図である。
【図7】本発明に係る第一の実施形態としてのベースア
ッセンブリの、一部分を取り外した後部部分の斜視図で
ある。
【図8】本発明に係る第一の実施形態としての回収タン
ク・ノズルアッセンブリの分解斜視図である。
【図9】本発明に係る第一の実施形態としてのカーペッ
ト掃除機(方向付けハンドルアッセンブリを取り外し
た)平面図である。
【図10】本発明に係る第一の実施形態としての回収タ
ンク・ノズルアッセンブリの側断面図である。
【図11】本発明に係る第一の実施形態としてのロック
位置のベースアッセンブリの側面図である。
【図12】本発明に係る第一の実施形態としての搬送位
置のベースアッセンブリの側面図である。
【図13】本発明に係る第一の実施形態としての排出位
置のベースアッセンブリの側面図である。
【図14】本発明に係る第一の実施形態としての方向付
けハンドルアッセンブリの側断面図である。
【図15】本発明に係る第一の実施形態としての方向付
けハンドルアッセンブリおよびクリーニング溶液貯留タ
ンクの分解斜視図である。
【図16】本発明に係る第一の実施形態としての方向付
けハンドルアッセンブリの正面図である。
【図17】本発明に係る第一の実施形態としてのクリー
ニング溶液貯留タンク及び逆止弁の正面断面図である。
【図18】本発明に係る第一の実施形態として弁アッセ
ンブリの側断面図(第1の排出ポートを開放した状態)
である。
【図19】本発明に係る第一の実施形態としての弁アッ
センブリの側断面図(第2の排出ポートを開放した状
態)である。
【図20】本発明に係る第一の実施形態としてのカーペ
ット掃除機の流体制御回路の構成図である。
【図21】本発明に係る第二の実施形態としてのカーペ
ット掃除機の流体制御回路の構成図である。
【図22】本発明に係る第一の実施形態としてのポンプ
ハウジングおよび溶液供給ポンプの側断面図である。
【図23】本発明に係る第一の実施形態としての図20
のポンプハウジングおよびポンプの分解斜視図である。
【図24】本発明に係る第二の実施形態としてカーペッ
ト掃除機及び装着用具の部分切り欠き側面図である。
【図25】本発明に係る第二の実施形態としてベースア
ッセンブリの底面図である。
【図26】本発明に係る第一の実施形態としての溶液貯
留タンク及びハンドルアッセンブリの要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ベースハウジング、12…ハンドルアッセンブ
リ、14…付属用具、20…吸引ファン・モータアッセ
ンブリ、50…チャンバ、76…後方隔室、74…散布
管、78…前方隔室、82…吸引ファン、80…モー
タ、340…弁アッセンブリ、438…遠隔分配器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビット ジェイ ボウル アメリカ合衆国、オハイオ州 44107、レ イクウッド、ブロックリー アヴェニュー 1266

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーペット掃除機であって、 掃除機ハウジングと、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体
    を貯蔵する供給タンクと、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記供給タンクと
    連通して、洗浄される床面に、前記クリーニング流体を
    選択的に散布するための散布器と、 前記供給タンクと選択的に連通して、遠隔面に選択的に
    前記クリーニング流体を散布するためのクリーニング流
    体供給ホースを含む洗浄用付属用具と、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記供給タンク、
    前記散布器と流体連通し、かつ前記洗浄用付属用具のク
    リーニング流体供給ホースと選択的に連通して、該散布
    器と該付属用具の少なくとも一方に選択的に前記クリー
    ニング流体を給送するための弁アセンブリと、 を備えているカーペット掃除機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記弁アセンブリは、 室を含む弁ハウジングと、 前記室の壁に形成され、前記供給タンクと流体連通する
    吸込口と、 前記室の壁に形成され、前記吸込口から間隔を隔て、か
    つ前記散布器と流体連通する第1吐出口と、 前記室の壁に形成され、前記吸込口および前記第1吐出
    口から間隔を隔て、かつ前記付属用具の前記クリーニン
    グ流体供給ホースと流体連通する第2吐出口と、 前記弁ハウジング内に配置され、前記散布器への前記ク
    リーニング流体の給送を制御するために前記第1吐出口
    を選択的に密閉する第1吐出弁と、 前記弁ハウジング内に配置され、前記付属用具の前記ク
    リーニング流体供給ホースへの前記クリーニング流体の
    給送を制御するために第2吐出口を選択的に密閉する第
    2吐出弁と、 を備えていることを特徴とするカーペット掃除機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記第1吐出弁は、第1弁座と、該第1弁座と選択的に
    係合して前記第1吐出口を密閉する第1ポペットを含
    み、 前記第2吐出弁は、第2弁座と、該第2弁座と選択的に
    係合して前記第2吐出口を密閉する第2ポペットを含
    む、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記弁アセンブリは、 前記第1ポペットが前記第1弁座と係合する密閉位置
    に、該第1ポペットを位置させ、前記第2ポペットが前
    記第2弁座と係合する密閉位置に該第2ポペットを位置
    させる圧縮ばねを含んでいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  5. 【請求項5】請求項3及び4のいずれか一項に記載のカ
    ーペット掃除機において、 前記密閉位置と、前記吸込口と前記第1吐出口との間に
    流路が形成される開放位置との間で、前記第1ポペット
    を並進移動させるために、第1ポペットと選択的に係合
    するアクチュエータを含んでいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記アクチュエータは、バーを有し、 掃除機が、前記バーを係合位置に移動させる力を選択的
    に該バーに加えるトリガを含んでいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記バーは、前記トリガを離脱位置に位置させるバイア
    スばねを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除
    機。
  8. 【請求項8】請求項3から7のいずれか一項に記載のカ
    ーペット掃除機において、 前記付属用具の前記クリーニング流体供給ホースと流体
    連通する継手アセンブリを更に含んでおり、 前記継手アセンブリは、前記クリーニング流体供給ホー
    スと前記第2吐出口とを選択的に連結、離脱し、該クリ
    ーニング流体供給ホースと該第2吐出口とが連結される
    と、該第2吐出弁を開放するように構成されている、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のカーペット掃除機におい
    て、 前記第2ポペットは、前記第2吐出口と流体連通するバ
    ルブステム通路内に慴動可能に受容されたバルブステム
    を含んでおり、 前記バルブステムは、前記第2吐出口と流体連通する中
    ぐりおよびアパーチャを設けており、該バルブステム
    は、選択的に第1位置で前記第2吐出口を密閉し、第2
    位置で前記室と前記吐出口とを流体連通させる請求項8
    に記載のカーペット掃除機。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれか一項に記載の
    カーペット掃除機において、 加圧された状態で前記クリーニング流体を前記付属用具
    へと選択的に供給するクリーニング流体供給ポンプを含
    んでおり、 前記クリーニング流体供給ポンプは、前記付属用具の前
    記クリーニング流体供給ホースと前記弁アセンブリとの
    間に流体連結されている、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記掃除機ハウジングに取付けられた回収タンクを備
    え、 前記回収タンクは吸込スロットが設けられ、 前記クリーニング流体供給ポンプは、前記吸込スロット
    上に選択的に取付け、取り外しするように構成されたポ
    ンプ・ハウジング内に格納され、 前記ポンプ・ハウジングは、吸込管を設け、 前記吸込スロットは、前記吸込管の第1端を受容するよ
    うに構成されており、 前記吸込管の第2端は、付属用具の吸引ホースを選択的
    に受容するポンプ・ハウジングの開口部と流体連通す
    る、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記ポンプ・ハウジングが前記回収タンク上に取付けら
    れると、前記吸引ノズルの吸込スロットと前記回収タン
    クとの間に流路を閉鎖する壁を含んでいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  13. 【請求項13】請求項1から9のいずれか一項に記載の
    カーペット掃除機において、 前記クリーニング流体を加圧された状態で、選択的に前
    記付属用具と前記散布器の一方に供給するためのクリー
    ニング流体供給ポンプを含んでおり、 前記クリーニング流体供給ポンプは、前記供給タンクと
    前記弁アセンブリとの間に流体連結されている、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  14. 【請求項14】請求項1から13のいずれか一項に記載
    のカーペット掃除機において、 洗浄される床面上で前記掃除機ハウジングを移動させる
    ために、該掃除機ハウジングに取付けられた車輪を含ん
    でいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  15. 【請求項15】請求項1から14のいずれか一項に記載
    のカーペット掃除機において、 前記供給タンクは、流体逃がし弁を含み、 前記流体逃がし弁は、前記供給タンクの壁を密閉し、か
    つ前記供給タンクが前記弁アセンブリと流体連結される
    と、該弁アクチュエータを選択的に密閉するグロメット
    を含んでいる、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  16. 【請求項16】カーペット掃除機であって、 掃除機ハウジングと、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体
    を溜めるための供給タンクと、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、洗浄される床面に
    前記クリーニング流体を散布するための散布管と、 前記掃除機ハウジング上に配置され、前記散布管と前記
    供給タンクとを連通させる第1流体管路と、 前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記第1流体管路
    と連通して、前記散布管への前記クリーニング流体の給
    送を制御する弁アセンブリと、 前記弁アセンブリに選択的に連結され、前記クリーニン
    グ流体を床上面に散布するための洗浄用付属用具と、 前記洗浄用付属用具に連結され、該洗浄用付属用具への
    クリーニング流体の給送を制御する前記弁アセンブリと
    連通するための第2流体管路と、 前記第1流体管路と前記第2流体管路の少なくとも一方
    と連通し、前記掃除機ハウジングと前記洗浄用付属用具
    の一方の上に取付けられ、該洗浄用付属用具に給送され
    るクリーニング流体を加圧するためのポンプと、 を備えているカーペット掃除機。
  17. 【請求項17】請求項16に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記弁アセンブリは、 室を含む弁ハウジングと、 前記室の壁に形成された吸込口と、 前記室の壁に形成され、前記吸込口から間隔を隔てた第
    1吐出口と、 前記室の壁に形成され、前記吸込口および前記第1吐出
    口から間隔を隔てた第2吐出口と、 前記室内に配置され、前記第1吐出口を選択的に閉鎖す
    るための第1ポペット弁と、 前記室内に配置され、前記第2吐出口を選択的に閉鎖す
    るための第2ポペット弁と、 を備えていることを特徴とするカーペット掃除機。
  18. 【請求項18】前記第1と第2のポペット弁を閉鎖位置
    に位置させるためのバイアス部材を備えている、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  19. 【請求項19】請求項18に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記第1ポペット弁を閉鎖位置から開放位置へと位置さ
    せるための開放部材を備えている、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  20. 【請求項20】請求項19に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記開放部材は、作動棒を含む、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  21. 【請求項21】請求項17に記載のカーペット掃除機に
    おいて、 前記第2流体管路と前記弁アセンブリとの間に選択的に
    連結された急速連結継手を含んでおり、 前記急速連結継手が連結されると、前記第2ポペット弁
    は閉鎖位置と開放位置との間で並進移動する、 ことを特徴とするカーペット掃除機。
  22. 【請求項22】床掃除機であって、 ベース・ハウジングと、第1と第2の吐出口の少なくと
    も選択された一方を通してクリーニング流体を選択的に
    供給するための弁アセンブリとを備え、 前記弁アセンブリは、 第1位置で第1吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第
    1吐出口を開放して第1吐出口から液体を給送する第1
    吐出弁と、 第1位置で第2吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第
    2吐出口を開放して第2吐出口から液体を給送する第2
    吐出弁と、 有し、 さらに、ベース・ハウジングに取付けられ、前記第1吐
    出口と流体連通し、前記クリーニング流体を床面に散布
    するための第1散布器と、 前記弁アセンブリに選択的に連結可能であり、該弁アセ
    ンブリに連結されると、前記第2吐出口と流体連通する
    遠隔面にクリーニング流体を散布するための第2散布器
    を含む取付け用具と、 を備えている床掃除機。
  23. 【請求項23】請求項22に記載の床掃除機において、 前記弁アセンブリは、前記第1吐出弁をその第1位置に
    位置させ、第2吐出弁をその第1位置に位置させる圧縮
    ばねを備えている、 ことを特徴とする床掃除機。
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