JP2000201126A - 多重化オ―ディオデ―タ復号装置及び受信装置 - Google Patents

多重化オ―ディオデ―タ復号装置及び受信装置

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JP2000201126A
JP2000201126A JP11306416A JP30641699A JP2000201126A JP 2000201126 A JP2000201126 A JP 2000201126A JP 11306416 A JP11306416 A JP 11306416A JP 30641699 A JP30641699 A JP 30641699A JP 2000201126 A JP2000201126 A JP 2000201126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オーディオデコーダの集積化が容易であり、処
理対象のフォーマット数が増えた場合や仕様変更を行う
場合にも柔軟性の高い多重化オーディオデータ復号装置
を提供することにある。 【解決手段】外部ROM60には、複数の圧縮符号化方
式にそれぞれ対応する複数のデコード処理コードを蓄積
されている。制御手段50は、ユーザによるデータ系列
の指定変更に伴う圧縮符号化方式の変更があると、外部
ROM60から内部RAM25に変更後の圧縮符号化方
式に対応するデコード処理コードを転送する。DSP2
2は、内部RAM25に転送されたデコード処理コード
を用いて、復号処理を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮フォーマット
で符号化された音声・音響(オーディオ)信号を復号す
る多重化オーディオデータ復号装置に係り、特に、多チ
ャンネルが多重化されたディジタル放送の受信装置とし
て用いるに好適な多重化オーディオデータ復号装置及び
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオ信号の圧縮方式と
して標準的に用いられるものには、MPEG(Moving P
icture Experts Group) Audioや、ATSC(Un
ited States Advanced Television Systems Committe
e)において採用されたAC−3と呼ばれる方式などが
知られている。これらの方式は、いずれも、時間軸上の
情報を周波数軸上のデータに変換し、周波数帯域に分け
てマスキング効果等の心理聴覚特性を利用、あるいはオ
ーディオチャネル間の相関を利用して情報圧縮する技術
に基づいている。
【0003】これらの方式を用いて圧縮されたオーディ
オビットストリームを復号(デコード)する方法として
は、DSP(Digital Signal Processor)を基調とした
ものが、例えば、AC−3フォーマット対応のオーディ
オデコーダとして、”DesignAnd Implementation of AC
-3 Coders、Vol.41, No.3、 August 1995”に記載さ
れている。DSPは、一般のマイクロコントローラと同
様に、ソフトウエアプログラムコードを逐次解釈して内
蔵レジスタのデータを加工し、結果をメモリに蓄える形
式なので、ハードウエアによる実現形式に比較して、複
数フォーマットのデコードアルゴリズムを各々デコード
処理コードとして持つことができ、また変更に対する柔
軟度もあるため、コストと使い勝手の両面で有利である
と考えられている。さらに、高速の乗算器などの専用ハ
ードウエアや複数本のデータバスを具備してデータの流
れを円滑にするなどの工夫を施すことにより、計算速度
向上を図っていることに特徴がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にDSPを基調と
するオーディオデコーダは、デコード処理手順をプログ
ラムコードとして内蔵ROMに記憶されている。これ
は、プログラムコードが読出し専用であり、アクセスサ
イクルでの損失を避ける(通常のDSPは1命令/1サ
イクル)為にも、DSPに直結する必要があるからであ
る。
【0005】一方、オーディオデコーダをディジタル放
送受信機の一部としてとらえた場合、そのサービスの内
容や放送衛星,通信衛星,地上波や有線ケーブルなどサ
ービス供給側の通信路事情により圧縮率や音質に対する
条件は多様であり、それぞれ最適な符号化フォーマット
が選択されているので、受信側で複数のフォーマットに
対応させる必要がある。
【0006】ここで、1つのDSPチップで複数種類の
圧縮符号化フォーマットに対応させるためには、各フォ
ーマット毎にプログラムコードを内蔵ROMとして確保
する必要がある。また、プログラムコードのみならずフ
ォーマット毎に専用の定数テーブルも内蔵ROMとして
必要となる。従って、回路規模の点で、DSPを含むオ
ーディオデコーダを集積化することが困難であるという
問題があった。また、処理対象のフォーマット数が増え
た場合や仕様変更を行う場合には、オーディオデコーダ
の内蔵ROMは、容易に変更できないので柔軟性が低下
するという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、オーディオデコーダの集
積化が容易であり、処理対象のフォーマット数が増えた
場合や仕様変更を行う場合にも柔軟性の高い多重化オー
ディオデータ復号装置及び受信装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、圧縮符号化されたオーディオデー
タ系列がパケット化され、複数の系列が多重化されてな
るパケット群が入力し、ユーザが指定する1つのオーデ
ィオデータ系列を選択して復号する多重化オーディオデ
ータ復号装置において、上記パケット群から各パケット
が有する属性情報により、ユーザが指定する1つのオー
ディオデータ系列を抽出し、さらに、上記オーディオデ
ータ系列が有するヘッダ情報からこのオーディオデータ
系列が圧縮されるのに用いられた圧縮符号化方式を抽出
するデマルチプレクサと、抽出された上記圧縮符号化方
式に対応するデコード処理コードに従って逐次的に復号
し、オーディオ信号サンプル列に変換するディジタル信
号プロセッサと、上記デコード処理コードを蓄積する第
1のメモリと、複数の圧縮符号化方式にそれぞれ対応す
る複数のデコード処理コードを蓄積する読出し専用メモ
リと、ユーザによるデータ系列の指定変更に伴う圧縮符
号化方式の変更あるいは同一データ系列内での圧縮符号
化方式の変更を検知し、上記読出し専用メモリから上記
第1のメモリへ変更後の圧縮符号化方式に対応するデコ
ード処理コードを転送する制御手段とを備え、上記ディ
ジタル信号プロセッサは、上記第1のメモリに転送され
たデコード処理コードを用いて、復号処理を開始するよ
うにしたものである。
【0009】かかる構成により、複数種類のデコード処
理コードは、読出し専用メモリに格納されているため、
処理対象のフォーマット数が増えた場合や仕様変更を行
う場合にも読出し専用メモリの変更により、容易に対応
でき、柔軟性を向上し得るものとなる。
【0010】(2)上記目的を達成するために、本発明
は、圧縮符号化されたビデオデータ系列とそれに付随す
るオーディオデータ系列がパケット化され、複数の系列
が多重化されてなるパケット群が入力し、ユーザが指定
する1組のビデオデータ系列とそれに付随するオーディ
オデータ系列を選択して、オーディオデータ系列を復号
する多重化オーディオデータ復号装置において、上記パ
ケット群から各パケットが有する属性情報により、ユー
ザが指定する1つのオーディオデータ系列を抽出し、さ
らに、上記オーディオデータ系列が有するヘッダ情報か
らこのオーディオデータ系列が圧縮されるのに用いられ
た圧縮符号化方式を抽出するデマルチプレクサと、抽出
された上記圧縮符号化方式に対応するデコード処理コー
ドに従って逐次的に復号し、オーディオ信号サンプル列
に変換するディジタル信号プロセッサと、上記デコード
処理コードを蓄積する第1のメモリと、複数の圧縮符号
化方式にそれぞれ対応する複数のデコード処理コードを
蓄積する読出し専用メモリと、上記圧縮符号化されたビ
デオデータ系列を復号するビデオデコーダと、上記ディ
ジタル信号プロセッサおよび上記ビデオデコーダが復号
処理用のワーク領域として用いる第2のメモリと、上記
第2のメモリに、上記読出し専用メモリから上記複数の
デコード処理コードを予め転送するとともに、ユーザに
よるデータ系列の指定変更に伴う圧縮符号化方式の変更
あるいは同一データ系列内での圧縮符号化方式の変更を
検知し、上記第2のメモリから上記第1のメモリへ変更
後の圧縮符号化方式に対応するデコード処理コードを転
送する制御手段とを備え、上記ディジタル信号プロセッ
サは、上記第1のメモリに転送されたデコード処理コー
ドを用いて、復号処理を開始するようにしたものであ
る。
【0011】かかる構成により、複数種類のデコード処
理コードは、読出し専用メモリに格納されているため、
処理対象のフォーマット数が増えた場合や仕様変更を行
う場合にも読出し専用メモリの変更により、容易に対応
でき、柔軟性を向上し得るものとなる。
【0012】(3)上記(1)若しくは(2)におい
て、好ましくは、上記読出し専用メモリから上記第1の
メモリ若しくは第2のメモリに変更後の圧縮符号化方式
に対応するデコード処理コードを転送した後に、ディジ
タル信号プロセッサは、転送エラーの有無を判別する処
理を行うようにしたものである。
【0013】(4)上記(3)において、好ましくは、
上記ディジタル信号プロセッサが行う転送エラーの有無
を判別する処理は、デコード処理コードに特定のオーデ
ィオデータ系列を復号し、対応する期待値との比較によ
って行うようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて、本発
明の一実施形態による多重化オーディオデータ復号装置
の構成及び動作について説明する。
【0015】最初に、図1を用いて、本実施形態による
多重化オーディオデータ復号装置の全体構成について説
明する。
【0016】本実施形態による多重化オーディオデータ
復号装置は、デマルチプレクサ10と、オーディオデコ
ーダ20と、ディジタル/アナログ変換器(DAC)3
0と、ユーザインターフェース(I/F)40と、外部
CPU50と、外部ROM60とから構成されている。
デマルチプレクサ10と、オーディオデコーダ20と、
ユーザインターフェース(I/F)40と、外部CPU
50と、外部ROM60とは、データバスDBにより接
続されており、コマンドやデータの入出力が可能となっ
ている。
【0017】デマルチプレクサ10は、複数のプログラ
ム(番組)が多重されたMPEGトランスポートストリ
ーム(TS)から、ユーザが指定したプログラムに対応
するデータを抽出して、オーディオデコーダ20に出力
する。
【0018】ここで、図2を用いて、MPEGトランス
ポートストリーム(TS)の階層構造について説明す
る。なお、ここでは、オーディオデータを例にして説明
する。
【0019】図2(a)は、デマルチプレクサ10の入
力となるMPEG TSを示しており、188バイト固
定長のTSパケットから成る。
【0020】TSパケットは、図2(b)に示すよう
に、ヘッダであるパケットID(PID)及びTS_h
と、データ部分であるペイロードから構成されている。
PIDは、プログラム番号とそのデータの内容を選択す
れば、一意的に決まるものである。従って、例えば、外
部CPU50からデマルチプレクサ10に対して、プロ
グラム#jのオーディオデータと指定することで、デマ
ルチプレクサ10はそれに対応するTSパケットのみを
抽出し、処理の対象とすることができる。
【0021】TSパケットのデータ部分(ペイロード)
は、図2(c)に示すPES(Packetized Elementary
Stream)パケットの一部である。換言すると、複数のT
Sパケットのペイロードが集まって、PESパケットを
構成する。
【0022】PESパケットは、図2(d)に示すよう
に、PESヘッダと、データ部分であるペイロードから
構成される。PESヘッダ(PES_h)には、ストリ
ームIDや、表示タイムスタンプ(PTS:Presentati
on Time Stamp)や、PES_hが含まれる。ストリー
ムIDは、PESの内容に関する記述であって、オーデ
ィオの場合はストリームIDに符号化フォーマットが対
応している。PESは、ペイロードにオーディオアクセ
スユニットを複数持つことができ、PTSは、ヘッダ後
の最初のオーディオアクセスユニットが表示されるべき
時刻を示している。ペイロードには、データ部分である
オーディオアクセスユニットが含まれている。
【0023】オーディオアクセスユニットは、図2
(e)に示すように、各種パラメータを含むオーディオ
ヘッダ(Audio_h)と、データ部分である1オー
ディオフレーム分の符号化音声データから構成されてい
る。ヘッダのパラメータとしては、サンプリング周波数
や、ビットレートや、フレーム長等が含まれている。オ
ーディオアクセスユニットが連続したものが、オーディ
オエレメンタリストリーム(ES)である。デマルチプ
レクサ10の出力は、図2(e)に示したオーディオア
クセスユニットの連続であるところのオーディオエレメ
ンタリストリーム(ES)である。
【0024】次に、図1に戻り、オーディオデコーダ2
0の構成について説明する。
【0025】オーディオデコーダ20は、フレーム同期
回路21と、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)
22と、PCM出力インターフェース(I/F)回路2
3と、インターフェース(I/F)回路24と、内蔵R
AM25とから構成されている。
【0026】フレーム同期回路21は、デマルチプレク
サ10から入力したオーディオエレメンタリストリーム
(ES)から、処理の単位となるオーディオアクセスユ
ニットの区切り,すなわち、符号化された所定のサンプ
ル数からなるオーディオフレームのデータの区切りを、
周期的に現れるビットパターンから判別する。
【0027】DSP22は、オーディオアクセスユニッ
トのヘッダ情報から適宜必要なデータを抽出し、符号化
データをデコードする。デコード処理は内蔵RAM25
に予め書込まれたデコード処理プログラムコードに従
い、内蔵RAM25内を中間データの保管あるいは入出
力データのバッファとして用いながら行う。
【0028】内蔵RAM25には、複数種のデコード処
理プログラムコードが予め書込まれているが、デコード
処理プログラムコードの書き込みは、インターフェース
(I/F)24を介して、外部CPU50によって行わ
れる。
【0029】DSP22によってデコードされた結果
は、PCM(Pulse Code Modulation)オーディオデー
タであり、PCM出力インタフェース回路23から時系
列サンプルデータとしてディジタル/アナログ変換器
(DAC)30へ送られ、アナログオーディオ信号とし
て出力される。
【0030】外部CPU50は、オーディオデコーダ2
0およびデマルチプレクサ10を含む多重化オーディオ
データ復号装置のシステム制御するものであり、制御手
順は外部ROM60内のCPU命令コード領域60Aに
格納されている。
【0031】外部ROM60は、CPU命令コード領域
60Aの他に、複数のデコード処理コード#1,#2,
…,#Nを格納するデコード処理コード領域60B1,
60B2,…,60BNを有している。
【0032】ユーザインタフェース(I/F)回路40
は、ユーザのチャンネル変更に基づくプログラム変更
や、メディア変更等の指令を受け、外部CPU50にそ
の指令を送る。外部CPU10は、符号化フォーマット
変更を検知すると、外部ROM60内のコード領域60
B1,60B2,…,60BNに格納されている適当な
デコード処理コード#1,#2,…,#Nを、オーディ
オデコーダ20内の内部RAM52に転送する。
【0033】転送処理は、インターフェース(I/F)
24を介して行われ、バッファリングやアドレス変換も
なされる。
【0034】ここで、図3を用いて、本実施形態による
多重化オーディオデータ復号装置に用いる内部RAM回
路25のメモリ配置について説明する。図3は、内部R
AM25内の領域分割を模式的に表している。
【0035】内部RAM回路25は、デコード処理コー
ド領域25a,ワーク領域25b,レジスタ領域等25
cから構成されている。図1に示した外部ROM60の
デコード処理コード領域60B1,60B2,…,60
BNに格納されているデコード処理コード#1,#2,
…,#Nの内、外部CPU50によって転送されてきた
デコード処理コードは、デコード処理コード領域25a
に格納される。ワーク領域25bおよびレジスタ領域2
5cは、DSP22がデコード処理を行う際に用いる領
域である。各領域25a,25b,25cの境界は符号
化フォーマットにより可変であり、例えば、処理コード
が短いフォーマットの場合にはワーク領域25bを広く
設定することができる。
【0036】DSP22は、転送されたデータのエラー
チェックを行い、到来したオーディオESに対して、内
部RAM25のデコード処理コード領域25aに格納さ
れているデコード処理コードを用いて、デコード処理を
行う。
【0037】次に、図4及び図5を用いて、本実施形態
による多重化オーディオデータ復号装置におけるプログ
ラム切替処理について説明する。
【0038】図4は、本実施形態によるプログラム切替
処理をアルゴリズム主体として表しており、図5は、本
実施形態によるプログラム切替処理を構成ブロック間の
信号授受を主体として表している。なお、図4及び図5
において、同一符号は同一の処理ステップを示してい
る。
【0039】ステップS1において、プログラム切替処
理が開始される。例えば、利用者が、リモコン等を用い
てプログラムの切替を行うと、プログラム切替指令は、
図1に示したユーザI/F40を介して、外部CPU5
0に転送され、外部CPU50によるプログラム切替処
理が開始される。なお、以下の説明では、利用者が、プ
ログラム#kを選択したものとする。
【0040】次に、ステップS2において、外部CPU
50は、プログラム番号#kに相当するプログラムマッ
プテーブル(PMT)のパケットID(PID)を、デ
マルチプレクサ10に送る。PMTは、デマルチプレク
サ10に格納されている。
【0041】次に、ステップS3において、デマルチプ
レクサ10は、所望(本例ではオーディオ)のパケット
のPIDをフィルタリングする。ここで、得られたPM
Tには、プログラム番号#kに属するビデオ,オーディ
オおよび付帯データを含むトランスポートストリーム
(TS)パケットのPIDがその属性とともに書かれて
おり、デマルチプレクサ10は、このPIDをフィルタ
リングする。
【0042】次に、ステップS4において、デマルチプ
レクサ10は、付帯データの中に含まれている時間軸の
基準を示すPCR(Program Clock Reference)を運ぶ
パケットから、基準時刻を取り出し、この基準時刻を設
定する。
【0043】次に、ステップS5において、デマルチプ
レクサ10は、オーディオのPES(Packetized Eleme
ntary Stream)パケットのヘッダ部分からストリーム
(Stream)IDを取得して、外部CPU50及びオーデ
ィオデコーダ20に送る。
【0044】次に、ステップS6において、外部CPU
50は、プログラム切替後のオーディオ符号化フォーマ
ットを知り、現在のフォーマットからの変更の有無を判
定し、変更がなければステップS9にジャンプするが、
変更が有る場合にはステップS7に進む。
【0045】そして、変更がある場合には、ステップS
7において、外部CPU50は、プログラム切替後のオ
ーディオ符号化フォーマットに対応するデコード処理コ
ードを外部ROM60のデコード処理コード領域60B
1,…,60BNから読み出して、オーディオデコーダ
20に転送する。転送されたデコード処理コードは、内
部RAM25のデコード処理コード領域25aに格納さ
れる。
【0046】次に、ステップS8において、オーディオ
デコーダ20のDSP22は、転送されたデコード処理
コードの転送エラーを確認するために、エラーチェック
を行う。エラーチェックの方法としては、例えば、CR
C(Cyclic Redundancy Check)コードあるいはテスト
データを実際にデコードさせて期待値との比較をするな
どの方法を用いる。エラーがある場合には、オーディオ
デコーダ20は、外部CPU50に対して再送要求を行
い、再送されたデコード処理コードの再度チェックを行
う。
【0047】エラーチェックが完了すると、ステップS
9において、DSP22は、チェック完了信号を、外部
CPU50に返し、外部CPU50はデマルチプレクサ
10にこれを伝達する。
【0048】一方、デマルチプレクサ10は、ステップ
S3,S4に引き続いて、ステップS5において、PE
Sヘッダから表示タイムスタンプ(PTS)を取得す
る。
【0049】次に、ステップS11において、デマルチ
プレクサ10は、PTSが指示するオーディオアクセス
ユニットの先頭の時間に基づいて、デコード時刻を設定
する。
【0050】次に、ステップS12において、デマルチ
プレクサ10は、内部のシステムタイムコード(ST
C)を用いて、設定されたデコード時刻(PTS時刻)
になるのを監視し、PTS時刻が到来するまで、デマル
チプレクサ10は、内部のバッファに入力するストリー
ムを蓄積して、ストリームを止める。
【0051】さらに、PTS時刻になった時点で、ステ
ップS13において、デマルチプレクサ10は、オーデ
ィオデコーダ20のステップS9の処理で送られてくる
転送エラーのチェック完了を確認する。
【0052】チェックが完了していなければ、次のPT
Sとオーディオアクセスユニットの組に関してステップ
S11に戻り、PTS時刻待ちを行う。
【0053】それに対して、チェックが完了していれ
ば、ステップS14において、デマルチプレクサ10
は、オーディオエレメンタリストリーム(ES)を、オ
ーディオデコーダ20に供給する。
【0054】次に、ステップS15において、オーディ
オデコーダ20のフレーム同期回路21は、入力したオ
ーディオESに対して、フレーム(アクセスユニット)
同期処理を行う。
【0055】次に、ステップS16において、DSP2
2は、内部RAM回路25に格納されているデコード処
理コードを用いて、デコード処理を開始する。
【0056】以上説明したように、本実施形態において
は、オーディオデコーダの外部に接続された外部ROM
に、複数種類の符号化フォーマットに対するデコード処
理コードを格納するようにしている。そして、入力され
るオーディオストリームの符号化フォーマットに応じ
て、外部ROMに格納された符号化フォーマットに対応
する1種類のデコード処理コードを読み出して、オーデ
ィオデコーダの内部RAMのコード領域に格納するよう
にしている。DSPは、内部RAMに格納されたデコー
ド処理コードを用いて、デコード処理を行うようにして
いる。ここで、外部ROMは、容量が十分大きく取れる
ので、対応フォーマットを増やした場合にもコスト増大
を招くことがないものである。
【0057】また、処理対象フォーマットの追加および
仕様変更に対しても、DSPを含むオーディオデコーダ
を変更することなく、外部ROMの変更により容易に対
応することができる。
【0058】なお、外部ROMの変更方法としては、新
しいデコード処理コードの書き込まれている外部ROM
のチップに交換することにより行うことができる。ま
た、別の方法としては、外部ROMとして、書換可能な
フラッシュROMを使用する場合には、新しいデコード
処理コードをフラッシュROMに書き込むことにより行
える。なお、この際、新しいデコード処理コードは、デ
ィスク等の記憶媒体から読み出すようにしてもよく、ま
た、ネットワークからダウンロードするようにしてもよ
いものである。
【0059】ここで、以上説明した本実施形態における
多重化オーディオデータ復号装置を応用した例を図10
に示す。
【0060】図10は、多重化オーディオデータ復号装
置を組み込んだ放送を受信するための受信装置であり、
100は放送信号を受ける外部アンテナ、110は受け
た放送信号の選局を行うチューナ、120は、選局され
た放送信号に対し、誤り訂正などの処理を行い、デマル
チプレクサ10に出力する誤り訂正(FEC)回路、1
30はDAC30のアナログオーディオ信号を出力する
スピーカである。
【0061】以上のように、符号化フォーマットが変更
される放送の受信装置として、本発明を適用することが
できる次に、図6〜図9を用いて、本発明の他の実施形
態による多重化オーディオデータ復号装置の構成及び動
作について説明する。
【0062】最初に、図6を用いて、本実施形態による
多重化オーディオデータ復号装置の全体構成について説
明する。なお、図1と同一符号は、同一部分を示してい
る。
【0063】本実施形態による多重化オーディオデータ
復号装置は、図1に示した多重化オーディオデータ復号
装置の構成に加えて、ビデオデコーダ70と、A/Vデ
コードメモリ80と、デジタルアナログ変換器35を備
えている。
【0064】デマルチプレクサ10の出力は、オーディ
オデコーダ20とともに、ビデオデコーダ70に入力す
る。オーディオデコーダ20及びビデオデコーダ70
は、共通のA/Vデコードメモリ80に時分割でアクセ
スすることが可能な構成になっている。A/Vデコード
メモリ80は、大容量(メガバイト単位)の外部のメモ
リチップとして実現されるため、ビデオデコード用に必
要な容量を除いてもオーディオデコードに割り当てる容
量は十分に有している。
【0065】ここで、図7を用いて、本実施形態による
多重化オーディオデータ復号装置に用いるA/Vデコー
ドメモリ80の内部のアロケーションについて説明す
る。
【0066】A/Vデコードメモリ80には、ビデオデ
コードに必要なストリームバッファ領域80aおよびフ
レームバッファ等のワーク領域80bが設けられ、さら
に、放送受信機としてインタフェース実現のためのグラ
フィック表示用バッファ80cが設けられている。
【0067】また、A/Vデコードメモリ80には、オ
ーディオデコーダ20がアクセス可能なオーディオデコ
ード用ワーク領域80dを備えている。オーディオデコ
ード用ワーク領域80dには、対応する全ての符号化フ
ォーマットに対するデコード処理プログラムコードを保
管するデコード処理コード領域80d1,…,80dN
が割り当てられている。
【0068】デコード処理コード領域80d1,…,8
0dNには、図6に示した外部ROM60のデコード処
理コード領域60B1,…,60BNに格納されている
デコード処理コード#1,…,#Nが転送された上で、
格納される。
【0069】ここで、図8に示すフローチャートを用い
て、本実施形態によるデコード処理コードの格納処理に
ついて説明する。
【0070】ステップS21において、外部CPU50
は、外部ROM60のデコード処理コード領域60B
1,…,60BNに格納されているデコード処理コード
#1,…,#Nを、オーディオデコーダ20のインター
フェース(I/F)回路を介して、A/Vデコードメモ
リ80に転送する。
【0071】次に、ステップS22において、オーディ
オデコーダ20のDSP22は、A/Vデコードメモリ
80に格納されたデコード処理コードの転送エラーのチ
ェックをする。転送エラーのチェックは、N個のフォー
マットを纏めたCRCチェックにより行う。
【0072】次に、図9を用いて、本実施形態による多
重化オーディオデータ復号装置におけるプログラム切替
処理について説明する。
【0073】図9は、本実施形態によるプログラム切替
処理をアルゴリズム主体として表している。なお、図4
及び図5と同一符号は、同一の処理ステップを示してい
る。
【0074】本実施形態におけるプログラム切替処理
は、図4のフローチャートに示したプログラム切替処理
におけるステップS7に代えてステップS7’とすると
ともに、図4におけるステップS8,S9,S13が削
除されたものであるため、その相違点について説明す
る。
【0075】ステップS6における判定で、外部CPU
50が、プログラム切替後のオーディオ符号化フォーマ
ットが現在のフォーマットからの変更がある場合には、
ステップS7’において、DSP22は、A/Vデコー
ドメモリ80のデコード処理コード領域80d1,…,
80dNから切替後のデコード処理コードを、内部メモ
リ25に転送する。
【0076】一般に、A/Vデコードメモリ80は、ビ
デオデコード処理に耐え得る伝送帯域幅を有するので、
1種類のデコード処理コードを転送するのに要する時間
は、外部ROM11からの転送時に比べて十分短くする
ことができる。
【0077】また、転送の信頼性は、デコード時のアク
セスにおいて確認されているため、再度の転送エラーチ
ェックは不要となる。
【0078】以上説明したように、本実施形態において
は、オーディオデコーダの外部に接続されたA/Vデコ
ードメモリに、外部ROMから複数種類の符号化フォー
マットに対するデコード処理コードを格納するようにし
ている。そして、入力されるオーディオストリームの符
号化フォーマットに応じて、A/Vデコードメモリに格
納された符号化フォーマットに応じた1種類のデコード
処理コードを読み出して、オーディオデコーダの内部R
AMのコード領域に格納するようにしている。
【0079】DSPは、内部RAMに格納されたデコー
ド処理コードを用いて、デコード処理を行うようにして
いる。ここで、A/Vデコードメモリは、容量が十分大
きく取れるので、対応フォーマットを増やした場合にも
コスト増大を招くことがないものである。
【0080】また、処理対象フォーマットの追加および
仕様変更に対しても、DSPを含むオーディオデコーダ
を変更することなく、外部ROMの変更により容易に対
応することができる。
【0081】さらに、1種類のデコード処理コードを転
送するのに要する時間を短縮することができる。
【0082】また、転送の信頼性は、デコード時のアク
セスにおいて確認されているため、再度の転送エラーチ
ェックは不要となる。
【0083】ここで、以上説明した本実施形態における
多重化オーディオデータ復号装置を応用した例を図11
ないし13に示す。
【0084】図11は、多重化オーディオデータ復号装
置を組み込んだ放送を受信するための受信装置であり、
100は放送信号を受ける外部アンテナ、110は受け
た放送信号の選局を行うチューナ、120は、選局され
た放送信号に対し、誤り訂正などの処理を行い、デマル
チプレクサ10に出力する誤り訂正(FEC)回路、1
30はDAC30のアナログオーディオ信号を出力する
スピーカ、140はDAC35のアナログビデオ信号を
出力するモニタである。
【0085】以上のように、符号化フォーマットが変更
される放送の受信装置として、本発明を適用することが
できる。
【0086】また、図12は、多重化オーディオデータ
復号装置を組み込んだ放送を受信して記録再生する記録
再生装置内臓受信装置であり、150は放送信号を記録
/再生するための記録装置であり、再生された信号をデ
マルチプレクサ10に出力する。なお、図11の外部ア
ンテナ100、チューナ110、誤り訂正回路120は
省略している。
【0087】以上のように、符号化フォーマットが変更
される放送を受信して記録再生するための記録再生装置
内臓受信装置として、本発明を適用することもできる。
【0088】また、図13は、多重化オーディオデータ
復号装置を組み込んだ通信装置であり、170はインタ
ーネットなどの外部回線、160は外部回線を受けるモ
デムであり、モデムからの外部情報をデマルチプレクサ
10に出力する。
【0089】以上のように、符号化フォーマットが変更
される通信を受けるための通信装置として、本発明を適
用することもできる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、オーディオデコーダの
集積化が容易であり、処理対象のフォーマット数が増え
た場合や仕様変更を行う場合にも柔軟性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置に入力するMPEGトランスポートストリ
ーム(TS)の階層構造の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置に用いる内部RAM回路のメモリ配置の説
明図である。
【図4】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置におけるプログラム切替処理を説明するフ
ローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置におけるプログラム切替処理の信号授受の
説明図である。
【図6】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置の全体構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置に用いるA/Vデコードメモリ80の内部
のアロケーションの説明図である。
【図8】本発明の一実施形態による多重化オーディオデ
ータ復号装置におけるデコード処理コードの格納処理の
フローチャートである。
【図9】本発明の他の実施形態による多重化オーディオ
データ復号装置におけるプログラム切替処理を説明する
フローチャートである。
【図10】本発明の多重化オーディオデータ復号装置を
組み込んだ放送を受信するための受信装置を示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明の多重化オーディオデータ復号装置を
組み込んだ放送を受信するための受信装置を示すブロッ
ク図である。
【図12】本発明の多重化オーディオデータ復号装置を
組み込んだ放送を受信して記録再生する記録再生装置内
臓受信装置を示すブロック図である。
【図13】本発明の多重化オーディオデータ復号装置を
組み込んだ通信装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…デマルチプレクサ 20…オーディオデコーダ 22…DSP 25…内部RAM 50…外部CPU 60…外部ROM 70…ビデオデコーダ 80…A/Vデコードメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 由紀夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 小畑 信一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 白根 弘晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 山本 英治 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 日 立超エル・エス・アイ・システムズ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮符号化されたオーディオデータ系列が
    パケット化され、複数の系列が多重化されてなるパケッ
    ト群が入力し、ユーザが指定する1つのオーディオデー
    タ系列を選択して復号する多重化オーディオデータ復号
    装置において、 上記パケット群から各パケットが有する属性情報によ
    り、ユーザが指定する1つのオーディオデータ系列を抽
    出し、さらに、上記オーディオデータ系列が有するヘッ
    ダ情報からこのオーディオデータ系列が圧縮されるのに
    用いられた圧縮符号化方式を抽出するデマルチプレクサ
    と、 上記圧縮符号化方式に対応するデコード処理コードを蓄
    積する第1のメモリと、 上記デコード処理コードに従って圧縮されたオーディオ
    データ系列を逐次的に復号するディジタル信号プロセッ
    サと、 複数の圧縮符号化方式にそれぞれ対応する複数のデコー
    ド処理コードを蓄積する読出し専用メモリと、 上記圧縮符号化方式の変更を検知し、上記読出し専用メ
    モリから上記第1のメモリへ変更後の圧縮符号化方式に
    対応するデコード処理コードを転送する制御手段とを備
    え、 上記ディジタル信号プロセッサは、上記第1のメモリに
    転送されたデコード処理コードを用いて、復号処理を開
    始することを特徴とする多重化オーディオデータ復号装
    置。
  2. 【請求項2】圧縮符号化されたビデオデータ系列とそれ
    に付随するオーディオデータ系列がパケット化され、複
    数の系列が多重化されてなるパケット群が入力し、ユー
    ザが指定する1組のビデオデータ系列とそれに付随する
    オーディオデータ系列を選択して、オーディオデータ系
    列を復号する多重化オーディオデータ復号装置におい
    て、 上記パケット群から各パケットが有する属性情報によ
    り、ユーザが指定する1つのオーディオデータ系列を抽
    出し、さらに、上記オーディオデータ系列が有するヘッ
    ダ情報からこのオーディオデータ系列が圧縮されるのに
    用いられた圧縮符号化方式を抽出するデマルチプレクサ
    と、 上記圧縮符号化方式に対応するデコード処理コードを蓄
    積する第1のメモリと、 上記デコード処理コードに従って圧縮されたオーディオ
    データ系列を逐次的に復号するディジタル信号プロセッ
    サと、 複数の圧縮符号化方式にそれぞれ対応する複数のデコー
    ド処理コードを蓄積する読出し専用メモリと、 上記圧縮符号化されたビデオデータ系列を復号するビデ
    オデコーダと、 上記ディジタル信号プロセッサおよび上記ビデオデコー
    ダが復号処理用のワーク領域として用いる第2のメモリ
    と、 上記第2のメモリに、上記読出し専用メモリから上記複
    数のデコード処理コードを予め転送するとともに、上記
    圧縮符号化方式の変更を検知し、上記第2のメモリから
    上記第1のメモリへ変更後の圧縮符号化方式に対応する
    デコード処理コードを転送する制御手段とを備え、 上記ディジタル信号プロセッサは、上記第1のメモリに
    転送されたデコード処理コードを用いて、復号処理を開
    始することを特徴とする多重化オーディオデータ復号装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1若しくは2のいずれかに記載の多
    重化オーディオデータ復号装置において、 上記読出し専用メモリから上記第1のメモリ若しくは第
    2のメモリに変更後の圧縮符号化方式に対応するデコー
    ド処理コードを転送した後に、ディジタル信号プロセッ
    サは、転送エラーの有無を判別する処理を行うことを特
    徴とする多重化オーディオデータ復号装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の多重化オーディオデータ
    復号装置において、 上記ディジタル信号プロセッサが行う転送エラーの有無
    を判別する処理は、デコード処理コードに特定のオーデ
    ィオデータ系列を復号し、対応する期待値との比較によ
    って行うことを特徴とする多重化オーディオデータ復号
    装置。
  5. 【請求項5】多重化された複数の圧縮符号化オーディオ
    データ系列から選択された1つの圧縮符号化オーディオ
    データ系列を入力し、該1つの圧縮符号化オーディオデ
    ータ系列の圧縮符号化方式を抽出するデマルチプレクサ
    と、 上記1つの圧縮符号化オーディオデータ系列の圧縮符号
    化方式が変更されている場合に、外部より該圧縮符号化
    方式に対応するデコード処理コードを取得し蓄積する第
    1のメモリと、 上記デコード処理コードに従って上記1つの圧縮符号化
    オーディオデータ系列を逐次的に復号するディジタル信
    号プロセッサを備えたことを特徴とする多重化オーディ
    オデータ復号装置。
  6. 【請求項6】多重化された複数の圧縮符号化オーディオ
    データ系列から、ユーザが指定する1つの圧縮符号化オ
    ーディオデータ系列を選択するデマルチプレクサと、 上記複数の圧縮符号化オーディオデータ系列の複数種類
    の圧縮符号化方式にそれぞれ対応する複数種類のデコー
    ド処理コードを蓄積する読出し専用メモリと、 上記1つの圧縮符号化オーディオデータ系列の圧縮符号
    化方式が変更された場合に、上記読み出し専用メモリの
    対応するデコード処理コードに従って、1つの圧縮符号
    化オーディオデータ系列を逐次的に復号するディジタル
    信号プロセッサを備えたことを特徴とする多重化オーデ
    ィオデータ復号装置。
  7. 【請求項7】多重化された複数の圧縮符号化オーディオ
    データ系列を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信された複数の圧縮符号化オーディオ
    データ系列から、ユーザが指定する1つの圧縮符号化オ
    ーディオデータ系列を選択するデマルチプレクサと、 上記複数の圧縮符号化オーディオデータ系列の複数種類
    の圧縮符号化方式にそれぞれ対応する複数種類のデコー
    ド処理コードを蓄積する読出し専用メモリと、 上記1つの圧縮符号化オーディオデータ系列の圧縮符号
    化方式が変更された場合に、上記読み出し専用メモリの
    対応するデコード処理コードに従って、1つの圧縮符号
    化オーディオデータ系列を逐次的に復号するディジタル
    信号プロセッサを備えたことを特徴とする受信装置。
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