JP2000200468A - デ―タ再生装置及びデ―タ再生方法 - Google Patents

デ―タ再生装置及びデ―タ再生方法

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JP2000200468A
JP2000200468A JP11001138A JP113899A JP2000200468A JP 2000200468 A JP2000200468 A JP 2000200468A JP 11001138 A JP11001138 A JP 11001138A JP 113899 A JP113899 A JP 113899A JP 2000200468 A JP2000200468 A JP 2000200468A
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JP11001138A
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Takeshi Sato
壮 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドレスデータの検出精度に優れたデータ再生
装置を提供すること。 【解決手段】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
つ第1のデータと同一の第2のデータが記録された第2
の領域を有する情報記録媒体からデータを読取る読取手
段(102)と、第1の領域から読取られた第1の読取
データ、及び第2の領域から読取られた第2の読取デー
タを比較する比較手段(110a)と、これら第1及び
第2の読取データが一致しない場合、これら第1及び第
2の読取データの一部を入れ替えて入れ替えデータを生
成する生成手段(110b)と、誤り検出符号により入
れ替えデータから誤りが検出されなければ、この入れ替
えデータを第1又は第2の領域の読取結果として出力す
る出力手段(122)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクなど
の情報記録媒体からデータを再生するデータ再生装置及
びデータ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の情報記録媒体であるDV
D(Digital Video Disk)が注目を集めている。DVD
(光ディスク)には、再生専用のDVD−ROM、及び
書き換え可能なDVD−RAMなどがある。後者、つま
り、DVD−RAMには、レコーディング領域(相変化
記録領域)及びヘッダ領域(エンボス記録領域)が設け
られている。レコーディング領域は、相変化記録により
ユーザデータの記録を担う。ヘッダ領域には、予め、ヘ
ッダデータがエンボス記録されている。さらに詳しく言
うと、ヘッダ領域には、データの信頼性向上のために、
同一のヘッデータが2回ずつ記録されている(合計4個
のヘッダデータが記録されている)。
【0003】また、ヘッダデータには、アドレスデータ
(PID:Physical Identification Data)、及び誤り
検出符号(IED:ID Error Detection Code)が含ま
れている。誤り検出符号は、読取られたアドレスデータ
に誤りが含まれていないか否かを検出するための符号で
ある。仮に、誤り検出符号により、アドレスデータの誤
りが検出された場合には、誤り訂正符号(ECC:Erro
r Correction Code)により誤り訂正が行われ、正しい
アドレスデータが得られるようになっている。
【0004】レコーディング領域に対するデータの記
録、及びレコーディング領域に記録されたデータの再生
は、ヘッダ領域に記録されたヘッダデータに基づき行わ
れる。つまり、光ディスクに対するデータの記録、及び
光ディスクに記録されたデータの再生を行う上で、ヘッ
ダデータ(アドレスデータ)の正確な再生は極めて重要
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レコーディング領域に
対するデータの記録、及びレコーディング領域に記録さ
れたデータの再生は、ヘッダ領域に記録されたヘッダデ
ータに基づき行われる。つまり、光ディスクに対するデ
ータの記録、及び光ディスクに記録されたデータの再生
を行う上で、アドレスデータの正確な再生は極めて重要
である。従来は、アドレスデータの正確な再生に、エラ
ー検出符号によるエラー検出、及びエラー訂正符号によ
るエラー訂正という手法が用いられていた。
【0006】しかし、これだけでは十分とは言えない。
また、エラー検出、エラー訂正という2重処理により、
アドレスデータの再生時間が比較的長くなるという問題
もあった。
【0007】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、アドレスデータの検出精度
に優れたデータ再生装置及びデータ再生方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明のデータ再生装置及びデータ
再生方法は、以下のように構成されている。
【0009】この発明は、誤り訂正符号が付与された第
1のデータが記録された第1の領域、及び誤り訂正符号
が付与され且つ前記第1のデータと同一の第2のデータ
が記録された第2の領域を有する情報記録媒体からデー
タを再生するデータ再生装置において、前記情報記録媒
体からデータを読取る読取手段と、前記読取手段により
前記第1の領域から読取られた第1の読取データ、及び
前記第2の領域から読取られた第2の読取データを比較
する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記
第1及び第2の読取データが一致しない場合、前記第1
及び第2の読取データを構成するデータのうち、不一致
の要因となったデータを入れ替えて、入れ替えデータを
生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前
記入れ替えデータから、前記読取手段により読取られた
前記誤り検出符号により誤りが検出されなければ、前記
入れ替えデータを前記第1又は第2の領域の読取結果と
して出力する出力手段とを備えている。
【0010】この発明のデータ再生方法は、誤り訂正符
号が付与された第1のデータが記録された第1の領域、
及び誤り訂正符号が付与され且つ前記第1のデータと同
一の第2のデータが記録された第2の領域を有する情報
記録媒体からデータを読取る第1のステップと、前記第
1のステップにより前記第1の領域から読取られた第1
の読取データ、及び前記第2の領域から読取られた第2
の読取データを比較する第2のステップと、前記第2の
ステップによる比較の結果、前記第1及び第2の読取デ
ータが一致しない場合、前記第1及び第2の読取データ
を構成するデータのうち、不一致の要因となったデータ
を入れ替えて、入れ替えデータを生成する第3のステッ
プと、前記第3のステップにより生成された前記入れ替
えデータから、前記第1のステップにより読取られた前
記誤り検出符号により誤りが検出されなければ、前記入
れ替えデータを前記第1又は第2の領域の読取結果とし
て出力する第4のステップとを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】最初に、図1〜図7を参照して、この発明
に係る光ディスク装置(データ再生装置)に適用される
情報記録媒体(光ディスク)の概要(ゾーン構造)を説
明する。
【0013】図1は、光ディスク上のリードインエリ
ア、データエリア、及びリードアウトエリアなどの配置
を示す図である。
【0014】図1に示すように、光ディスク1には、内
周側から順に、リードインエリアA1、データエリアA
2、及びリードアウトエリアA3が設けられている。リ
ードインエリアA1には、エンボスデータゾーン、ミラ
ーゾーン(無記録ゾーン)、及びリライタブルデータゾ
ーンが設けられている。データエリアA2には、リライ
タブルデータゾーンが設けられており、このリライタブ
ルデータゾーンには、ゾーン0〜ゾーン23が設けられ
ている。リードアウトエリアA3には、リライタブルデ
ータゾーンが設けられている。
【0015】リードインエリアA1のエンボスデータゾ
ーンには、光ディスク1の製造時に、リファレンスシグ
ナルやコントロールデータがエンボス記録される。リー
ドインエリアA1のリライタブルデータゾーンには、デ
ィスクの種類を識別するための識別データなどが記録さ
れている。リードアウトエリアA3のリライタブルデー
タゾーンには、リードインエリアA1のリライタブルデ
ータゾーンに記録されたデータと同じデータが記録され
る。
【0016】データエリアA2に設けられたリライタブ
ルデータゾーンのゾーン1は、1888トラックにより
構成されており、各トラックは18セクタにより構成さ
れている。データエリアA2に設けられたリライタブル
データゾーンのゾーン2は、1888トラックにより構
成されており、各トラックは19セクタにより構成され
ている。つまり、光ディスク1の内周側のゾーンから順
に、1トラックあたりのセクタ数が増加するようになっ
ている。
【0017】続いて、図2を参照して、光ディスク上の
トラックの構成について説明する。図2は、光ディスク
上のあるゾーンにおけるいくつかのトラックを拡大した
様子を示す図である。
【0018】先に説明したように、各ゾーンは複数のト
ラックで構成されており、各トラックは複数のセクタに
より構成されている。図2の斜線部は、グルーブ状にな
っている状態を示し、全て深さは一定であるものとす
る。光ディスクにはスパイラル状のトラックが設けられ
ているが、このスパイラル状のトラックは、1周毎にラ
ンドトラックとグルーブトラックとが入れ替われるシン
グルスパイラル方式によるものである。ランドトラック
にはランドセクタが配置され、グルーブトラックにはグ
ルーブセクタが配置される。また、図2から分かるよう
に、ランドトラックとグルーブトラックの切り替わりに
伴い、ヘッダフィールドの配置が切り替わるようになっ
ている。
【0019】また、光ディスクの製造工程において、グ
ルーブトラック形成のために照射される光ビームには、
186チャネルビット周期の正弦波振動に相当する変調
が加えられている。従って、形成されるトラック(グル
ーブトラック及びランドトラック)は、図2に示すよう
に、ウォブル状のトラックとなる。
【0020】続いて、図3を参照して、セクタフォーマ
ットについて説明する。
【0021】図3に示すように、1セクタは、およそ2
697バイトで構成されている。このセクタには、8−
16変調により変調されたデータが記録される。8−1
6変調は、8ビットの入力符号系列を、16ビットの出
力符号系列に変調する変調方式である。また、入力符号
系列は入力ビットと呼ばれ、出力符号系列はチャネルビ
ットと呼ばれる。因みに、1バイトは16チャネルビッ
トと同じ意味である。
【0022】ここで、1セクタの内訳について説明す
る。1セクタは、128バイトのヘッダフィールドH
F、2バイトのミラーフィールドMF、2567バイト
のレコーディングフィールドRFで構成される。
【0023】ヘッダフィールドHFには、光ディスクの
製造工程においてヘッダデータがエンボス記録される。
このヘッダフィールドHFには、ヘッダデータの検出精
度を向上させるためにヘッダデータが4重書きされてい
る。つまり、このヘッダフィールドHFには、ヘッダ1
フィールド、ヘッダ2フィールド、ヘッダ3フィール
ド、及びヘッダ4フィールドが含まれる。ヘッダ1フィ
ールド及びヘッダ3フィールドは46バイトで構成され
ている。ヘッダ2フィールド及びヘッダ3フィールドは
18バイトで構成されている。
【0024】ヘッダ1フィールドには、36バイトのV
FO(Variable Frequency Oscillator)1、3バイト
のAM(Address Mark)、4バイトのPID(Physical
ID)1、2バイトのIED(ID Error Detection Cod
e)1、1バイトのPA(Post Ambles)1が含まれてい
る。
【0025】ヘッダ2フィールドには、8バイトのVF
O2、3バイトのAM、4バイトのPID2、2バイト
のIED2、1バイトのPA2が含まれている。
【0026】ヘッダ3フィールドには、36バイトのV
FO1、3バイトのAM、4バイトのPID3、2バイ
トのIED3、1バイトのPA1が含まれている。
【0027】ヘッダ4フィールドには、8バイトのVF
O2、3バイトのAM、4バイトのPID4、2バイト
のIED4、1バイトのPA2が含まれている。
【0028】PID1、PID2、PID3、及びPI
D4には、セクタインフォメーション及びセクターナン
バーが含まれている。VFO1及びVFO2には、PL
L(Phase Locked Loop)の引き込みを行うための連続
的な繰返しパターン(100010001000…)が
含まれている。AMには、PIDの位置を示すためのラ
ンレングス制限に違反する特殊なパターン(アドレスマ
ーク)が記録されている。IED1、IED2、IED
3、及びIED4には、PIDのエラーを検出するため
のエラー検出符号が含まれている。PAには、復調に必
要なステート情報が含まれており、ヘッダフィールドH
Fがスペースで終了するよう極性調整の役割も持つ。ミ
ラーフィールドMFは、鏡面のフィールドである。
【0029】レコーディングフィールドRFは、主に、
ユーザデータの記録を担うフィールドである。レコーデ
ィングフィールドには、(10+J/16)バイトのギ
ャップフィールド、(20+K)バイトのガード1フィ
ールド、35バイトのVFO3フィールド、3バイトの
PS(pre-synchronous code)フィールド、2418バ
イトのデータフィールド(ユーザデータフィールド)、
1バイトのポストアンブルPA3フィールド、(55−
K)バイトのガード2フィールド、および(25−J/
16)バイトのバッファフィールドが含まれている。因
みに、Jは0〜15、Kは0〜7の整数でランダムな値
をとる。これにより、データ書始めの位置がランダムに
シフトされる。その結果、オーバーライトによる記録膜
の劣化を低減できる。
【0030】ギャップフィールドには、何も記録されて
いない。ガード1フィールドは、相変化記録膜特有の繰
返しオーバーライトの始端劣化を吸収するための捨て領
域である。VFO3フィールドは、PLLロック用のフ
ィールドであるとともに、同一パターンの中に同期コー
ドを挿入し、バイト境界の同期をとる役割も果たす。P
Sフィールドは、同期コードが記録されるフィールドで
ある。
【0031】データフィールドは、データID、データ
IDエラー検出符号(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、エラー訂正符号(Error Collection
Code )、エラー検出符号(Error Detection Code)、
2048バイトのユーザデータ等が記録されるフィール
ドである。データIDは、各セクタの4バイト(32チ
ャネルビット)構成のセクタID1〜ID16である。
データIDエラー訂正符号は、データID用の2バイト
(16ビット)構成のエラー訂正符号である。
【0032】ポストアンブルPA3フィールドは、復調
に必要なステート情報を含んでおり、前のデータフィー
ルドの最終バイトの終結を示すフィールドである。ガー
ド2フィールドは、相変化記録媒体特有の繰り返し記録
時の終端劣化がデータフィールドにまで及ばないように
するために設けられたフィールドである。バッファフィ
ールドは、データフィールドが次のヘッダフィールドに
かからないように、光ディスク1を回転するモータの回
転変動などを吸収するために設けられたフィールドであ
る。
【0033】続いて、PID1、PID2、PID3、
及びPID4について具体的に説明する。これらPID
には、8ビットのセクタインフォメーションと、24ビ
ットのセクタナンバーが含まれている。セクタナンバー
には、セクタのアドレスデータが記録される。因みに、
PID1に記録されたアドレスデータと、PID2に記
録されたアドレスデータとは、同一のデータである。ま
た、PID3に記録されたアドレスデータと、PID4
に記録されたアドレスデータとは、同一のデータであ
る。セクタインフォメーションには、2ビットのリザー
ブ、2ビットのPIDナンバー、3ビットのセクタタイ
プ、1ビットのレイヤーナンバーなどの情報が含まれ
る。リザーブは、無記録領域であるが、PIDに対する
エラー訂正符号(ECC:Error Correction Code)を
記録するようにしてもよい。PIDナンバーには、PI
Dナンバーが記録される。例えば、ヘッダ1フィールド
中におけるPIDナンバーにはPID1を示す“0
0”、ヘッダ2フィールド中におけるPIDナンバーに
はPID2を示す“01”、ヘッダ3フィールド中にお
けるPIDナンバーにはPID3を示す“10”、ヘッ
ダ4フィールド中におけるPIDナンバーにはPID4
を示す“11”が記録される。
【0034】セクタタイプには、読み出し専用セクタ
(Read only sector)であることを示す“000”、リ
ザーブセクタ(Reserved)であることを示す“00
1”、“010”、又は“011”、ランド又はグルー
ブトラックの書き換え可能な先頭セクタ(Rewritable f
irst sector)であることを示す“100”、ランド又
はグルーブトラックの書き換え可能な最終セクタ(Rewr
itable last sector)であることを示す“101”、ラ
ンド又はグルーブトラックの書き換え可能な最終セクタ
の一つ手前のセクタ(Rewritable before last secto
r)であることを示す“110”、ランド又はグルーブ
トラックの書き換え可能なその他のセクタ(Rewritable
other sector)であることを示す“111”が記録さ
れる。
【0035】レイヤーナンバーには、レイヤー1又は0
を示す“1”又は“0”が記録される。
【0036】続いて、図4を参照して、グルーブセクタ
とグルーブセクタ、及びランドセクタとランドセクタと
の間に設けられたヘッダフィールドについて説明する。
【0037】図4に示すように、光ディスクの外周側か
ら内周側に向けて、グルーブセクタG11、ランドセク
タL21、及びグルーブセクタG31が配置されてい
る。同様に、光ディスクの外周側から内周側に向けて、
グルーブセクタG12、ランドセクタL22、及びグル
ーブセクタG32が配置されている。
【0038】各グルーブセクタはグルーブトラックに配
置されており、各ランドセクタはランドトラックに配置
されている。これらトラックは、光ディスクの中心を中
心とした不連続なスパイラル状のものであり、略ディス
ク1周ごとにランドトラックとグルーブトラックが交互
に繰り返されるようになっている。つまり、ランドトラ
ックとランドトラックの間に挟まれるようにグルーブト
ラックが形成されている(言い換えれば、グルーブトラ
ックとグルーブトラックの間に挟まれるようにランドト
ラックが形成されている)。さらに、これらトラックに
は、所定のウォブルが施されている。
【0039】因みに、レーザの入射面は、グルーブやエ
ンボスピットが形成される反対側の面となるため、レー
ザ側から見ると、凸の部分がグルーブ又はエンボスピッ
ト、凹の部分がランドとなる。また、トラックの間隔
は、0.595μmであり、トラックピッチは1.19
μmである。
【0040】ヘッダフィールドHFには、複数のピット
が設けられている。ヘッダ1フィールドH12−1及び
2フィールドH12−2を構成するピットの中心は、グ
ルーブセクタG12の外側のランドセクタとグルーブセ
クタG12(又はグルーブセクタG11の外側のランド
セクタとグルーブセクタG11)の接線の延長線上の位
置に存在する。ヘッダ3フィールドH22−3及びヘッ
ダ4フィールドH22−4を構成するピットの中心は、
グルーブセクタG12とランドセクタL22(又はグル
ーブセクタG11とランドセクタL21)の接線の延長
線上に存在する。ヘッダ1フィールドH32−1及びヘ
ッダ2フィールドH32−2を構成するピットの中心
は、ランドセクタL22とグルーブセクタG32(又は
ランドセクタL21とグルーブセクタG31)の接線の
延長線上に存在する。ヘッダ3フィールドH42−3及
びヘッダ4フィールドH42−4を構成するピットの中
心は、グルーブセクタG32とこのグルーブセクタG3
2の内側のランドセクタ(又はグルーブセクタG31と
このグルーブセクタG31の内側のランドセクタ)の接
線の延長線上に存在する。
【0041】また、レコーディングフィールドに記録さ
れるデータは、トラックの中心に沿って記録される。
【0042】ヘッダ1フィールドH12−1及びヘッダ
2フィールドH12−2には、グルーブセクタG12の
記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス記
録されている。ヘッダ3フィールドH22−3及びヘッ
ダ4フィールドH22−4には、ランドセクタL22の
記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス記
録されている。ヘッダ1フィールドH32−1及びヘッ
ダ2フィールドH32−2には、グルーブセクタG32
の記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス
記録されている。ヘッダ3フィールドH42−3及びヘ
ッダ4フィールドH42−4には、グルーブセクタG3
2の内側のランドセクタの記録再生処理に必要とされる
ヘッダデータがエンボス記録されている。
【0043】なお、図4中のNは、1トラック(1周)
あたりのセクタ数を示し、このNの値は17〜40の間
の整数となる。
【0044】続いて、図5を参照して、グルーブセクタ
とランドセクタの間、つまりグルーブトラックとランド
トラックの変わり目に設けられたヘッダフィールドにつ
いて説明する。
【0045】図5に示すように、光ディスクの外周側か
ら内周側に向けて、グルーブセクタG3n、ランドセク
タL4n、グルーブセクタG5n、及びランドセクタL
6nが配置されている。同様に、光ディスクの外周側か
ら内周側に向けて、ランドセクタL20、グルーブセク
タG30、ランドセクタL40、及びグルーブセクタG
50が配置されている。
【0046】各グルーブセクタはグルーブトラックに配
置されており、各ランドセクタはランドトラックに配置
されている。これらトラックは、光ディスクの中心を中
心とした不連続なスパイラル状のものであり、略ディス
ク1周ごとにランドトラックとグルーブトラックが交互
に繰り返されるようになっている。つまり、ランドトラ
ックとランドトラックの間に挟まれるようにグルーブト
ラックが形成されている(言い換えれば、グルーブトラ
ックとグルーブトラックの間に挟まれるようにランドト
ラックが形成されている)。さらに、これらトラックに
は、所定のウォブルが施されている。
【0047】因みに、レーザの入射面は、グルーブやエ
ンボスピットが形成される反対側の面となるため、レー
ザ側から見ると、凸の部分がグルーブ又はエンボスピッ
ト、凹の部分がランドとなる。また、トラックの間隔
は、0.595μmであり、トラックピッチは1.19
μmである。
【0048】ヘッダフィールドHFには、複数のピット
が設けられている。ヘッダ1フィールドH30−1及び
ヘッダ2フィールドH30−2を構成するピットの中心
は、ランドセクタL20とグルーブセクタG30(又は
グルーブセクタG3nとランドセクタL4n)の接線の
延長線上に存在する。ヘッダ3フィールドH40−3及
びヘッダ4フィールドH40−4を構成するピットの中
心は、グルーブセクタG30とランドセクタL40(又
はランドセクタL4nとグルーブセクタG5n)の接線
の延長線上に存在する。ヘッダ1フィールドH50−1
及びヘッダ2フィールドH50−2を構成するピットの
中心は、ランドセクタL40とグルーブセクタG50
(又はグルーブセクタG5nとランドセクタL6n)の
接線の延長線上に存在する。ヘッダ3フィールドH60
−3及びヘッダ4フィールドH60−4を構成するピッ
トの中心は、グルーブセクタG50とこのグルーブセク
タG50の内側のランドセクタ(又はランドセクタL6
nとこのランドセクタL6nの内側のグルーブセクタ)
の接線の延長線上に存在する。
【0049】また、レコーディングフィールドに記録さ
れるデータは、トラックの中心に沿って記録される。
【0050】ヘッダ1フィールドH30−1及びヘッダ
2フィールドH30−2には、グルーブセクタG30の
記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス記
録されている。ヘッダ3フィールドH40−3及びヘッ
ダ4フィールドH40−4には、ランドセクタL40の
記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス記
録されている。ヘッダ1フィールドH50−1及びヘッ
ダ2フィールドH50−2には、グルーブセクタG50
の記録再生処理に必要とされるヘッダデータがエンボス
記録されている。ヘッダ3フィールドH60−3及びヘ
ッダ4フィールドH60−4には、グルーブセクタG5
0の内側のランドセクタの記録再生処理に必要とされる
ヘッダデータがエンボス記録されている。
【0051】なお、図5中のNは、1トラック(1周)
あたりのセクタ数を示し、このNの値は17〜40の間
の整数となる。
【0052】上記したようにグルーブトラックとランド
トラックとが1周毎に切り替わる方式は、シングルスパ
イラル方式と呼ばれている。また、グルーブトラックと
ランドトラックとの切り替わりに位置するセクタは、フ
ァーストセクタと呼ばれている。上記説明した図5は、
ファーストセクタのヘッダフィールドを示したものであ
る。
【0053】続いて、図6を参照して、光ディスク装置
(データ再生装置)の概略構成を説明する。
【0054】図6に示す光ディスク装置は、図1〜図5
で説明した光ディスク1に対してデータを記録したり、
光ディスク1に記録されたデータを再生したりすること
ができる。
【0055】光ディスク1に記録されたデータを再生す
る場合、まず、スピンドルモータ駆動回路115により
スピンドルモータ104が駆動され、回転テーブル12
1が回転させられる。このとき、対物レンズアクチュエ
ータ駆動回路118、フォーカス・トラッキングエラー
検出回路117、及び送りモータ駆動回路116によ
り、光学ヘッド移動機構(送りモータ)103が制御さ
れる。この制御により光学ヘッド102が光ディスク1
に対向する最適な位置へ移動させられるとともに、半導
体レーザ駆動回路105の制御により光学ヘッド102
に設けられた半導体レーザ102aから再生用のレーザ
光が照射される。
【0056】また、光学ヘッド102には、半導体レー
ザ102aの他に、4分割光検出器102bが設けられ
ている。この4分割光検出器102bは、図7に示すよ
うに、光ディスク1に対して照射されたレーザ光の反射
光を4分割に分割して検出し、4つの分割検出信号(信
号A、B、C、D)を出力する。4分割光検出器102
bから出力される分割検出信号は、和信号・差信号生成
回路113に入力される。和信号・差信号生成回路11
3は、分割検出信号を増幅して、下記に示す主信号(和
信号)、フォーカスエラー信号、及びトラッキングエラ
ー信号(差信号、プッシュプル信号)を生成する。因み
に、主信号は、DVD−ROMの再生に用いられる信号
である。トラッキングエラー信号は、DVD−RAMの
ヘッダフィールドの再生に用いられる信号である。 ・主信号(和信号)=A+B+C+D ・フォーカスエラー信号=(A+C)−(B+D) ・トラッキングエラー信号(差信号)=(A+B)−
(C+D) フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号は、
フォーカス・トラックエラー検出回路117へ供給され
る。主信号は、2値化回路112で2値化され、PLL
(Phase Locked Loop)回路111で位相同期が取られ
る。この同期が取られたデータは、復調回路110で復
調される。ディスク1には、8/16変調されたデータ
が記録されているため、この8/16変調されたデータ
が、復調回路110で復調される。なお、復調回路11
0に設けられたデータ比較部110a及び入れ替えデー
タ生成部110bの機能については後に説明する。エラ
ー検出・訂正回路109は、復調回路110で復調され
た復調データに含まれるエラー検出符号を用いて、復調
データからエラーを検出する。さらに、エラー検出・訂
正回路109は、復調回路110で復調された復調デー
タに含まれるエラー訂正符号を用いて、復調データに含
まれるエラーを訂正する。エラー検出・訂正回路109
で処理を受けた復調データは、一時的に、半導体メモリ
119に格納される。記録/再生/消去制御波形発生回
路106は、各種制御信号を発生し、半導体メモリ11
9に格納されたデータが、入出力インターフェース部1
22から再生信号として出力される。
【0057】なお、和信号・差信号生成回路113、2
値化回路112、PLL回路111、復調回路110、
及びエラー検出・訂正回路109を含めて、データ再生
部130と称する。
【0058】光ディスク1に対してデータを記録する場
合、データ入出力インターフェース122に記録信号が
入力されると、この記録信号は、ECCエンコーディン
グ回路108により、エラー訂正符号付きのデータにエ
ンコードされる。エンコードされたデータは、変調回路
107で変調される。変調方式は、例えば8/16変調
である。変調されたデータは、記録/再生/消去制御波
形発生回路106に入力される。このとき、記録/再生
/消去制御波形発生回路106では、記録用の制御波形
が発生させられる。また、スピンドルモータ駆動回路1
15によりスピンドルモータ104が駆動され、回転テ
ーブル121により光ディスク1が回転される。このと
き、対物レンズアクチュエータ駆動回路118、フォー
カス・トラックエラー検出回路117、送りモータ駆動
回路116により光学ヘッド移動機構(送りモータ)1
03が制御される。この制御により光学ヘッド102が
光ディスク1に対向する最適な位置へ移動させられると
ともに、半導体レーザ駆動回路105の制御により光学
ヘッド102に設けられた半導体レーザ102aから記
録用のレーザ光が照射される。また、制御部120から
各回路に対してタイミング制御信号が供給され、記録時
の各種タイミングが制御される。
【0059】続いて、図9を参照して、この発明のポイ
ントであるヘッダデータ(PID)の再生プロセスにつ
いて説明する。図9は、ヘッダデータの再生プロセスを
示すフローチャートである。
【0060】光学ヘッド102により光ディスク1から
ヘッダデータが読取られる(ST10。そして、この読
取られたヘッダデータから、PID(PID1、PID
2)検出が行われる(ST12)。図3に示すように、
ヘッダデータには、AM(Address Mark)に続けてPI
Dが配置されるようになっている。そして、このAM
は、ランレングス制限に違反する特殊なデータ(AMに
しか現れないデータ)であり、この特殊なデータを検知
してPIDが検出されるようになっている。先に獲得さ
れるPID1のデータはメモリに格納され、PID2が
獲得されるタイミングで、両者が比較される(ST1
4)。このとき比較されるのは、PID1に含まれるア
ドレスデータと、PID2に含まれるアドレスデータで
ある。また、このアドレスデータの比較は、データ比較
部110aにより行われる。
【0061】データ比較部110aによる比較の結果、
PID1のアドレスデータと、PID2のアドレスデー
タとが一致すれば(ST16、YES)、PID1(又
はPID2)に続けて再生されたエラー検出符号(IE
D1又はIED2)を用いて、エラー検出・訂正回路1
09により、PID1(又はPID2)に対してエラー
検出処理が行われる(ST18)。さらに、エラー検出
・訂正回路109により、エラー訂正符号(ECC)を
用いて、PID1(又はPID2)に対してエラー訂正
処理が行われる(ST20)。そして、データ入出力イ
ンターフェース122から、PID1(又はPID2)
に含まれるアドレスデータが読取結果として出力される
(ST22)。
【0062】データ比較部110aによる比較の結果、
PID1のアドレスデータと、PID2のアドレスデー
タとが一致しない場合(ST16、NO)、アドレスデ
ータを構成するデータのうち、不一致の要因となったデ
ータが入れ替えられ、入れ替えデータが生成される(S
T24)。この入れ替えデータの生成は、入れ替えデー
タ生成部110bにより行われる。
【0063】ここで、図10を参照して、入れ替えデー
タ生成の一例について説明する。例えば、PID1に含
まれるアドレスデータ1が「030012」であり、P
ID2に含まれるアドレスデータ2が「031001」
であったとする。アドレスデータの比較は、バイト単位
で行われる。このケースでは、下位1バイト目と、下位
2バイト目が不一致の要因のデータに該当することが判
明する。このようなケースでは、入れ替えデータ1とし
て、例えば、「030001」が生成される(ST2
4)。そして、PID1(又はPID2)に続けて再生
されたエラー検出符号(IED1又はIED2)を用い
て、エラー検出・訂正回路109により、エラー検出が
行われる(ST26)。このときエラーが検出されると
(ST28、NO)、入れ替えデータ2として、例え
ば、「031012」が生成される(ST24)。そし
て、PID1(又はPID2)に続けて再生されたエラ
ー検出符号(IED1又はIED2)を用いて、エラー
検出・訂正回路109により、エラー検出が行われる
(ST26)。このときもエラーが検出されると、ヘッ
ダ再生エラーとなる。エラーが検出されなければ(ST
28、YES)、エラー訂正符号(ECC)を用いて、
エラー検出・訂正回路109により、PID1(又はP
ID2)に対してエラー訂正処理が行われる(ST2
0)。そして、データ入出力インターフェース部122
から、入れ替えデータが読取結果として出力される(S
T22)。
【0064】一般的に、アドレスデータの再生誤差は、
数ビット程度であることが多い。つまり、上記説明した
ように、PID1に含まれるアドレスデータ、及びPI
D2に含まれるアドレスデータを構成するデータのう
ち、つまり、データの入れ替え処理という比較的簡単な
処理で、アドレスデータの再生精度を向上させることが
できる。
【0065】また、ここまで、PID1に含まれるアド
レスデータ、及びPID2に含まれるアドレスデータを
対象とした実施例を説明したが、PID3に含まれるア
ドレスデータ、及びPID4に含まれるアドレスデータ
を対象としてもよい。
【0066】続いて、上記説明した実施例の変形例1に
ついて説明する。この変形例1は、異なるスライスレベ
ル(2値化レベル)で同一のデータを再生する点がポイ
ントである。例えば、図11に示すように、PID1に
含まれるアドレスデータを第1及び第2のスライスレベ
ルで再生(2値化)し、二つの再生結果を比較する。或
いは、PID1に含まれるアドレスデータを第1のスラ
イスレベルで再生(2値化)し、PID2に含まれるア
ドレスデータ(PID1に含まれるアドレスデータと本
体同一のデータ)を第2のスライスレベルで再生し(2
値化)、二つの再生結果を比較する。第1のスライスレ
ベルは第2のスライスレベルより高く、2値化回路11
2がこれらスライスレベル信号を適宜選択して2値化処
理を行う。2値化回路112による2値化処理の結果に
基づき、PLL回路111及び復調回路110が再生処
理を行う。そして、データ比較部110aにより再生結
果が比較される。
【0067】データ比較部110aによる比較の結果、
第1のスライスレベルにより2値化され再生されたアド
レスデータと、第2のスライスレベルにより2値化され
再生されたアドレスデータとが一致すれば、PID1
(又はPID2)に続けて再生されたエラー検出符号
(IED1又はIED2)を用いて、エラー検出・訂正
回路109により、PID1(又はPID2)に対して
エラー検出処理が行われる。さらに、エラー検出・訂正
回路109により、エラー訂正符号(ECC)を用い
て、PID1(又はPID2)に対してエラー訂正処理
が行われる。そして、データ入出力インターフェース1
22から、PID1(又はPID2)に含まれるアドレ
スデータが読取結果として出力される。
【0068】データ比較部110aによる比較の結果、
第1のスライスレベルにより2値化され再生されたアド
レスデータと、第2のスライスレベルにより2値化され
再生されたアドレスデータとが一致しない場合、アドレ
スデータを構成するデータのうち、不一致の要因となっ
たデータが入れ替えられ、例えば、入れ替えデータ1が
生成される。この入れ替えデータ1の生成は、入れ替え
データ生成部110bにより行われる。入れ替えデータ
1の生成は、既に、説明した通りである。そして、PI
D1(又はPID2)に続けて再生されたエラー検出符
号(IED1又はIED2)を用いて、エラー検出・訂
正回路109により、エラー検出が行われる。このとき
エラーが検出されると、例えば、入れ替えデータ2が生
成される。そして、PID1(又はPID2)に続けて
再生されたエラー検出符号(IED1又はIED2)を
用いて、エラー検出・訂正回路109により、エラー検
出が行われる。このときもエラーが検出されると、ヘッ
ダ再生エラーとなる。エラーが検出されなければ、エラ
ー訂正符号(ECC)を用いて、エラー検出・訂正回路
109により、PID1(又はPID2)に対してエラ
ー訂正処理が行われる。そして、データ入出力インター
フェース部122から、入れ替えデータが読取結果とし
て出力される。
【0069】また、変形例1では、PID1に含まれる
アドレスデータ、及びPID2に含まれるアドレスデー
タを対象としたケースについて説明したが、PID3に
含まれるアドレスデータ、及びPID4に含まれるアド
レスデータを対象としてもよい。さらに、変形例1で
は、二つの異なるスライスレベルを利用するケースにつ
いて説明したが、3つ以上の異なるスライスレベルを利
用するようにしてもよい。
【0070】続いて、上記説明した実施例の変形例2に
ついて説明する。この変形例2は、異なるサンプリング
周波数で同一のデータを再生する点がポイントである。
この変形例2では、データ再生部130の代わりに、デ
ータ再生部230が適用されるものとする。データ再生
部230の基本構成は、データ再生部130と同じであ
る。大きくことなる点は、サンプリング回路240を含
む点である。つまり、図8に示すように、データ再生部
230は、和信号・差信号生成回路213、サンプリン
グ回路240、2値化回路212、PLL回路211、
復調回路210、エラー検出・訂正回路209を備えて
いる。また、復調回路210は、データ比較部210a
及び入れ替えデータ生成部210bを備えている。
【0071】例えば、図12に示すように、PID1に
含まれるアドレスデータを第1及び第2のサンプリング
周波数で再生(サンプリング)し、二つの再生結果を比
較する。或いは、PID1に含まれるアドレスデータを
第1のサンプリング周波数で再生(サンプリング)し、
PID2に含まれるアドレスデータ(PID1に含まれ
るアドレスデータと本体同一のデータ)を第2のサンプ
リング周波数で再生(サンプリング)し、二つの再生結
果を比較する。第1のサンプリング周波数は第2のサン
プリング周波数より低周波であり、サンプリング回路2
40がこれらサンプリング周波数を適宜選択してサンプ
リング処理を行う。サンプリング処理の結果に基づき、
2値化回路212が2値化処理を行う。2値化回路21
2による2値化処理の結果に基づき、PLL回路211
及び復調回路210が再生処理を行う。そして、データ
比較部210aにより再生結果が比較される。
【0072】データ比較部210aによる比較の結果、
第1のサンプリング周波数によりサンプリングされ再生
されたアドレスデータと、第2のサンプリング周波数に
よりサンプリングされ再生されたアドレスデータとが一
致すれば、PID1(又はPID2)に続けて再生され
たエラー検出符号(IED1又はIED2)を用いて、
エラー検出・訂正回路209により、PID1(又はP
ID2)に対してエラー検出処理が行われる。さらに、
エラー検出・訂正回路209により、エラー訂正符号
(ECC)を用いて、PID1(又はPID2)に対し
てエラー訂正処理が行われる。そして、データ入出力イ
ンターフェース122から、PID1(又はPID2)
に含まれるアドレスデータが読取結果として出力され
る。
【0073】データ比較部210aによる比較の結果、
第1のサンプリング周波数によりサンプリングされ再生
されたアドレスデータと、第2のサンプリング周波数に
よりサンプリングされ再生されたアドレスデータとが一
致しない場合、アドレスデータを構成するデータのう
ち、不一致の要因となったデータが入れ替えられ、例え
ば、入れ替えデータ1が生成される。この入れ替えデー
タ1の生成は、入れ替えデータ生成部210bにより行
われる。入れ替えデータ1の生成は、既に、説明した通
りである。そして、PID1(又はPID2)に続けて
再生されたエラー検出符号(IED1又はIED2)を
用いて、エラー検出・訂正回路209により、エラー検
出が行われる。このときエラーが検出されると、例え
ば、入れ替えデータ2が生成される。そして、PID1
(又はPID2)に続けて再生されたエラー検出符号
(IED1又はIED2)を用いて、エラー検出・訂正
回路209により、エラー検出が行われる。このときも
エラーが検出されると、ヘッダ再生エラーとなる。エラ
ーが検出されなければ、エラー訂正符号(ECC)を用
いて、エラー検出・訂正回路209により、PID1
(又はPID2)に対してエラー訂正処理が行われる。
そして、データ入出力インターフェース部122から、
入れ替えデータが読取結果として出力される。
【0074】また、変形例2では、PID1に含まれる
アドレスデータ、及びPID2に含まれるアドレスデー
タを対象としたケースについて説明したが、PID3に
含まれるアドレスデータ、及びPID4に含まれるアド
レスデータを対象としてもよい。さらに、変形例2で
は、二つの異なるサンプリング周波数を利用するケース
について説明したが、3つ以上の異なるサンプリング周
波数を利用するようにしてもよい。
【0075】続いて、上記説明した実施例の変形例3に
ついて説明する。この変形例3は、和信号及び差信号で
同一のデータを再生する点がポイントである。例えば、
図13に示すように、PID1に含まれるアドレスデー
タを和信号及び差信号で再生し、二つの再生結果を比較
する。或いは、PID1に含まれるアドレスデータを和
信号(又は差信号)で再生し、PID2に含まれるアド
レスデータ(PID1に含まれるアドレスデータと本体
同一のデータ)を差信号(又は和信号)で再生し、二つ
の再生結果を比較する。和信号・差信号生成回路113
には、図7に示す4分割光検出器102bから出力され
る4つの分割検出信号(信号A、B、C、D)が供給さ
れる。和信号・差信号生成回路113が、和信号及び差
信号を適宜選択して生成する。既に説明したように、和
信号は、A+B+C+Dにより生成される信号である。
差信号は、(A+B)−(C+D)により生成される信
号である。和信号・差信号生成回路113により和信号
が生成されると、この生成された和信号に基づき、2値
化回路112により2値化処理が行われ、PLL回路1
11及び復調回路110により再生処理が行われる。一
方、和信号・差信号生成回路113により差信号が生成
されると、この生成された差信号に基づき、2値化回路
112により2値化処理が行われ、PLL回路111及
び復調回路110により再生処理が行われる。そして、
データ比較部110aにより、両者の再生結果が比較さ
れる。
【0076】データ比較部110aによる比較の結果、
和信号により再生されたアドレスデータと、差信号によ
り再生されたアドレスデータとが一致すれば、PID1
(又はPID2)に続けて再生されたエラー検出符号
(IED1又はIED2)を用いて、エラー検出・訂正
回路109により、PID1(又はPID2)に対して
エラー検出処理が行われる。さらに、エラー検出・訂正
回路109により、エラー訂正符号(ECC)を用い
て、PID1(又はPID2)に対してエラー訂正処理
が行われる。そして、データ入出力インターフェース1
22から、PID1(又はPID2)に含まれるアドレ
スデータが読取結果として出力される。
【0077】データ比較部110aによる比較の結果、
和信号により再生されたアドレスデータと、差信号によ
り再生されたアドレスデータとが一致しない場合、アド
レスデータを構成するデータのうち、不一致の要因とな
ったデータが入れ替えられ、例えば、入れ替えデータ1
が生成される。この入れ替えデータ1の生成は、入れ替
えデータ生成部110bにより行われる。入れ替えデー
タ1の生成は、既に、説明した通りである。そして、P
ID1(又はPID2)に続けて再生されたエラー検出
符号(IED1又はIED2)を用いて、エラー検出・
訂正回路109により、エラー検出が行われる。このと
きエラーが検出されると、例えば、入れ替えデータ2が
生成される。そして、PID1(又はPID2)に続け
て再生されたエラー検出符号(IED1又はIED2)
を用いて、エラー検出・訂正回路109により、エラー
検出が行われる。このときもエラーが検出されると、ヘ
ッダ再生エラーとなる。エラーが検出されなければ、エ
ラー訂正符号(ECC)を用いて、エラー検出・訂正回
路109により、PID1(又はPID2)に対してエ
ラー訂正処理が行われる。そして、データ入出力インタ
ーフェース部122から、入れ替えデータが読取結果と
して出力される。
【0078】また、変形例3では、PID1に含まれる
アドレスデータ、及びPID2に含まれるアドレスデー
タを対象としたケースについて説明したが、PID3に
含まれるアドレスデータ、及びPID4に含まれるアド
レスデータを対象としてもよい。
【0079】以上説明した、実施例、変形例1、変形例
2、及び変形例3では、復調後の3バイトデータを比較
の対象として説明したが、復調前(変調されたデータ)
の6バイトデータを比較の対象としてもよい。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、アドレスデータの検
出精度に優れたデータ再生装置及びデータ再生方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク上のリードインエリア、データエリ
ア、及びリードアウトエリアなどの配置を示す図であ
る。
【図2】光ディスク上のあるゾーンにおけるいくつかの
トラックを拡大した様子を示す図である。
【図3】セクタのデータ構造を示す図である。
【図4】グルーブセクタとグルーブセクタ、及びランド
セクタとランドセクタとの間に設けられたヘッダフィー
ルドについて説明する図である。
【図5】グルーブセクタとランドセクタの間、つまりグ
ルーブトラックとランドトラックの変わり目に設けられ
たヘッダフィールドについて説明する図である。
【図6】この発明に係る光ディスク装置の概略構成を説
明する。
【図7】図6に示す4分割光検出器の概略構成を示す図
である。
【図8】図6に示すデータ再生部の別例を示す図であ
る。
【図9】ヘッダデータの再生プロセスを示すフローチャ
ートである。
【図10】入れ替えデータ生成の一例を説明するための
図である。
【図11】異なるスライスレベルで同一のデータを再生
する変形例1を説明するための図である。
【図12】異なるサンプリング周波数で同一のデータを
再生する変形例2を説明するための図である。
【図13】和信号及び差信号で同一データを再生する変
形例3を説明するための図である。
【符号の説明】
1…光ディスク(情報記録媒体) 102…光学ヘッド 102a…半導体レーザ 102b…4分割光検出器 103…光学ヘッド移動機構 104…スピンドルモータ 105…半導体レーザ駆動回路 106…記録/再生/消去制御波形発生回路 107…変調回路 108…ECCエンコーディング回路 109…エラー訂正回路 110…復調回路 110a…データ比較部 110b…入れ替えデータ生成部 111…PLL回路 112…2値化回路 113…和信号・差信号生成回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
    記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
    つ前記第1のデータと同一の第2のデータが記録された
    第2の領域を有する情報記録媒体からデータを再生する
    データ再生装置において、 前記情報記録媒体からデータを読取る読取手段と、 前記読取手段により前記第1の領域から読取られた第1
    の読取データ、及び前記第2の領域から読取られた第2
    の読取データを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2の読
    取データが一致しない場合、前記第1及び第2の読取デ
    ータを構成するデータのうち、不一致の要因となったデ
    ータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する生成手段
    と、 前記生成手段により生成された前記入れ替えデータか
    ら、前記読取手段により読取られた前記誤り検出符号に
    より誤りが検出されなければ、前記入れ替えデータを前
    記第1又は第2の領域の読取結果として出力する出力手
    段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】誤り検出符号が付与された所定のデータが
    記録された所定の領域を有する情報記録媒体からデータ
    を再生するデータ再生装置において、 前記情報記録媒体からデータを読取る読取手段と、 前記読取手段により前記所定の領域から読取られた読取
    データに対応したアナログ信号を第1の2値化レベルで
    2値化して第1のデジタルデータに変換する第1の変換
    手段と、 前記読取手段により前記所定の領域から読取られた読取
    データに対応したアナログ信号を第2の2値化レベルで
    2値化して第2のデジタルデータに変換する第2の変換
    手段と、 前記第1及び第2のデジタルデータを比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータが一致しない場合、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータを構成するデータのうち、不一致の要因と
    なったデータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段により生成された前記入れ替えデータか
    ら、前記読取手段により読取られた前記誤り検出符号に
    より誤りが検出されなければ、前記入れ替えデータを前
    記所定の領域の読取結果として出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  3. 【請求項3】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
    記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
    つ前記第1のデータと同一の第2のデータが記録された
    第2の領域を有する情報記録媒体からデータを再生する
    データ再生装置において、 前記情報記録媒体からデータを読取る読取手段と、 前記読取手段により前記第1の領域から読取られた第1
    の読取データに対応した第1のアナログ信号を第1の2
    値化レベルで2値化して第1のデジタルデータに変換す
    る第1の変換手段と、 前記読取手段により前記第2の領域から読取られた第2
    の読取データに対応した第2のアナログ信号を第2の2
    値化レベルで2値化して第2のデジタルデータに変換す
    る第2の変換手段と、 前記第1及び第2のデジタルデータを比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータが一致しない場合、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータを構成するデータのうち、不一致の要因と
    なったデータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段により生成された前記入れ替えデータか
    ら、前記読取手段により読取られた前記誤り検出符号に
    より誤りが検出されなければ、前記入れ替えデータを前
    記所定の領域の読取結果として出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  4. 【請求項4】誤り検出符号が付与された所定のデータが
    記録された所定の領域を有する情報記録媒体からデータ
    を再生するデータ再生装置において、 前記情報記録媒体からデータを読取る読取手段と、 前記読取手段により前記所定の領域から読取られた読取
    データに対応したアナログ信号を第1のサンプリング周
    波数でサンプリングして第1のデジタルデータに変換す
    る第1の変換手段と、 前記読取手段により前記所定の領域から読取られた読取
    データに対応したアナログ信号を第2のサンプリング周
    波数でサンプリングして第2のデジタルデータに変換す
    る第2の変換手段と、 前記第1及び第2のデジタルデータを比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータが一致しない場合、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータを構成するデータのうち、不一致の要因と
    なったデータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段により生成された前記入れ替えデータか
    ら、前記読取手段により読取られた前記誤り検出符号に
    より誤りが検出されなければ、前記入れ替えデータを前
    記所定の領域の読取結果として出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  5. 【請求項5】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
    記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
    つ前記第1のデータと同一の第2のデータが記録された
    第2の領域を有する情報記録媒体からデータを再生する
    データ再生装置において、 前記情報記録媒体からデータを読取る読取手段と、 前記読取手段により前記第1の領域から読取られた第1
    の読取データに対応した第1のアナログ信号を第1のサ
    ンプリング周波数でサンプリングして第1のデジタルデ
    ータに変換する第1の変換手段と、 前記読取手段により前記第2の領域から読取られた第2
    の読取データに対応した第2のアナログ信号を第2のサ
    ンプリング周波数でサンプリングして第2のデジタルデ
    ータに変換する第2の変換手段と、 前記第1及び第2のデジタルデータを比較する比較手段
    と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータが一致しない場合、前記第1及び第2のデ
    ジタルデータを構成するデータのうち、不一致の要因と
    なったデータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する
    生成手段と、 前記生成手段により生成された前記入れ替えデータか
    ら、前記読取手段により読取られた前記誤り検出符号に
    より誤りが検出されなければ、前記入れ替えデータを前
    記所定の領域の読取結果として出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  6. 【請求項6】誤り検出符号が付与された所定のデータが
    記録された所定の領域を有する情報記録媒体からデータ
    を再生するデータ再生装置において、 前記情報記録媒体に対して光ビームを照射し、この光デ
    ィスクで反射された反射光を分割して検出し、この分割
    検出により出力される複数の分割信号レベルから和信号
    及び差信号を生成する光検知手段と、 前記光検知手段により前記所定の領域に対応して生成さ
    れた和信号に基づき、第1の読取データを生成する第1
    の生成手段と、 前記光検知手段により前記所定の領域に対応して生成さ
    れた差信号に基づき、第2の読取データを生成する第2
    の生成手段と、 前記第1の読取データ及び第2の読取データを比較する
    比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2の読
    取データが一致しない場合、前記第1及び第2の読取デ
    ータを構成するデータのうち、不一致の要因となったデ
    ータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する第3の生
    成手段と、 前記第3の生成手段により生成された前記入れ替えデー
    タから、前記誤り検出符号により誤りが検出されなけれ
    ば、前記入れ替えデータを前記所定の領域の読取結果と
    して出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項7】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
    記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
    つ前記第1のデータと同一の第2のデータが記録された
    第2の領域を有する情報記録媒体からデータを再生する
    データ再生装置において、 前記情報記録媒体に対して光ビームを照射し、この光デ
    ィスクで反射された反射光を分割して検出し、この分割
    検出により出力される複数の分割信号レベルから和信号
    及び差信号を生成する光検知手段と、 前記光検知手段により前記第1の領域に対応して生成さ
    れた和信号に基づき、第1の読取データを生成する第1
    の生成手段と、 前記光検知手段により前記第2の領域に対応して生成さ
    れた差信号に基づき、第2の読取データを生成する第2
    の生成手段と、 前記第1の読取データ及び第2の読取データを比較する
    比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記第1及び第2の読
    取データが一致しない場合、前記第1及び第2の読取デ
    ータを構成するデータのうち、不一致の要因となったデ
    ータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する第3の生
    成手段と、 前記第3の生成手段により生成された前記入れ替えデー
    タから、前記誤り検出符号により誤りが検出されなけれ
    ば、前記入れ替えデータを前記所定の領域の読取結果と
    して出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするデータ再生装置。
  8. 【請求項8】誤り訂正符号が付与された第1のデータが
    記録された第1の領域、及び誤り訂正符号が付与され且
    つ前記第1のデータと同一の第2のデータが記録された
    第2の領域を有する情報記録媒体からデータを読取る第
    1のステップと、 前記第1のステップにより前記第1の領域から読取られ
    た第1の読取データ、及び前記第2の領域から読取られ
    た第2の読取データを比較する第2のステップと、 前記第2のステップによる比較の結果、前記第1及び第
    2の読取データが一致しない場合、前記第1及び第2の
    読取データを構成するデータのうち、不一致の要因とな
    ったデータを入れ替えて、入れ替えデータを生成する第
    3のステップと、 前記第3のステップにより生成された前記入れ替えデー
    タから、前記第1のステップにより読取られた前記誤り
    検出符号により誤りが検出されなければ、前記入れ替え
    データを前記第1又は第2の領域の読取結果として出力
    する第4のステップと、 を備えたことを特徴とするデータ再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050372B2 (en) 2001-09-28 2006-05-23 Teac Corporation Optical disk device configured to reliably reproduce address information
US7411879B2 (en) 2004-07-12 2008-08-12 Teac Corporation Optical disk device

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