JP2000200277A - 情報検索装置、方法、および記録媒体 - Google Patents

情報検索装置、方法、および記録媒体

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JP2000200277A JP37720598A JP37720598A JP2000200277A JP 2000200277 A JP2000200277 A JP 2000200277A JP 37720598 A JP37720598 A JP 37720598A JP 37720598 A JP37720598 A JP 37720598A JP 2000200277 A JP2000200277 A JP 2000200277A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンクとは無関係に、ポインティングデバイ
スによってページ中のどの部分からでもキーとなるデー
タを生成し、これに関連する資源のリンク一覧を表示し
て、それにアクセスできるようにする。 【構成】 ポインティングデバイスを用いた範囲指定操
作によって指定されたデータを、このデータの検索先に
検索させるべく引き渡し、その検索結果を受け取ってポ
インティングデバイスにより選択可能なリンクとして表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キーと成るデー
タの検索先への引き渡し方と、検索先からの検索結果の
表示の仕方に特徴を有し、特に表示画面上に表示されて
いるデータのどの部分を取っても検索対象とすることが
できる、情報検索装置、方法、および記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【関連する技術】いわゆるウインドウシステムを具えた
パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムや
アプリケーションプログラムでは、マウスなどのポイン
ティングデバイスによる各種操作が行なえるように成っ
ている。例えばマウスで文字列を選択した後ドラッグし
たり、ボタンアイコンやリンクをマウスボタンでクリッ
クするなどの操作が可能である。
【0003】例えばWWW(World Wide Web)のブラウザ
は、WWW上のハイパーテキストを表示することができ
るが、このハイパーテキストに埋め込まれたURL(Uni
formResource Locator)表記のリンク部分に対してマウ
スボタンでクリックする操作を行なうことにより、リン
ク先の文書、静止画や動画、音声、アプリケーションな
どの資源にアクセスすることができる。文書については
ハイパーテキスト以外にもいわゆるプラグインソフトの
追加で表示可能となるフォーマットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記は
ページ作者の意図により張られたリンク箇所を辿るもの
であり、リンク先の指定はページ作者の完全な管理下に
あるという性質を備えている。これは即ちこのページの
中から知りたいとする語句が出て来た場合でも、その語
句にリンクが張られていなければ先へ進むことができ
ず、リンク箇所以外の部分からは他の資源に至ることが
できないということを意味する。このページはページ作
者の意図に縛られ、このページを見る側の自由には全く
ならないのである。次々に辿るリンクは参照箇所の連鎖
でしかない。1965年に提唱されたハイパーテキスト
はその後、このような文献参照のためだけの方向に発展
してしまった。仮に、ページ中の任意の箇所から容易に
新たなリンクを得ることができるのであれば、ページ作
者により付された強制リンクを動作不能にしてしまうこ
とも吝かでない。なおテキストエディタに於いては、そ
もそもリンクすらないため、表示された文書のいかなる
部分からも直接的に他の資源に至ることはできない。
【0005】そこで、このリンク箇所以外の資源に至る
ためには、例えばインターネット上の検索サイトを利用
したり、CD−ROM上の辞書などを検索しなくてはな
らない。前者では先ず検索サイトに接続し、文字入力ボ
ックスに何等かのキーワードを書き込み、検索実行ボタ
ンを押すという操作が要求される。またこの検索作業を
補助するソフトウェアもあり、その文字入力ボックスに
キーワードを書き込んだり、マウスでエディタやブラウ
ザ上のページから文字列を範囲指定した後、文字入力ボ
ックスへコピーアンドペーストするなどして引き渡すよ
うにしている。また後者では、先ず辞書ソフトを立ち上
げ、作その文字入力ボックスにキーワードを書き込み、
検索実行ボタンを押すという操を行なわなくてはならな
い。
【0006】このような操作は煩雑であるが、何の疑い
もないまま踏襲されてきており、これまでこの点のユー
ザーインターフェースの改良が行なわれたこともなかっ
た。特にエディタやブラウザ上のページから任意の語句
を選択し、それをキーワードとしたリンク一覧を得るこ
とが出来ない不自由があった。これは単にテキストのみ
の問題ではなく、静止画、動画、音声などのいわゆるマ
ルチメディアデータについての問題でもある。
【0007】そこでこの発明は、ページ中のリンクのな
い部分に対してもキーとなるデータから関連する資源に
アクセスでき、しかもその操作性が良好であるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び効果】(手段1および
手段2:手段の番号は各々請求項の番号に対応、以下同
様)この発明の情報検索装置および方法は、ポインティ
ングデバイスを用いた範囲指定操作によって指定された
データを、このデータの検索先に検索させるべく引き渡
し、その検索結果を受け取って、ポインティングデバイ
スにより選択可能なリンクとして表示するようにしてい
る。従って、キーとなるデータを検索先へ引き渡すの
に、ポインティングデバイスで範囲指定するという簡単
な操作だけでよいことになる。また検索先からの検索結
果はリンクとして表示されるため、このリンクをポイン
ティングデバイスにより選択するという簡単な操作だけ
で、次の資源にアクセスできる。このようにページ中の
リンクのない部分であってもキーとなるデータから関連
する資源に、ポインティングデバイスの操作だけで円滑
にアクセスできるようになる。なお操作対象には何が表
示されるか一定していないが、この発明ではこのような
操作対象に対して自由意志で範囲指定操作が為される点
に特徴を有する。
【0009】(手段3)次に、この発明の情報検索プロ
グラムを記録した記録媒体は、ポインティングデバイス
を用いた範囲指定操作によって指定されたデータを、こ
のデータの検索先に検索させるべく引き渡し、その検索
結果を受け取って、ポインティングデバイスにより選択
可能なリンクとして表示するようにしたプログラムを記
録している。従ってこのプログラムに基づく情報検索
は、キーとなるデータをポインティングデバイスで範囲
指定操作するだけで済むから、操作が簡単である。また
検索結果のリンクについても、ポインティングデバイス
による選択という簡単な操作で関連する資源に至ること
ができる。即ち、ページ中のリンクのない部分であって
も、ポインティングデバイスの操作だけでキーとなるデ
ータから関連する資源にアクセスすることができる。な
お、後述する手段24乃至手段26では、常識に反し
て、ハイパーリンクそのものを動作不能とする処理を行
なっている。これぞ正しく非線形リンクの極致である。
【0010】(キーとなるデータの説明)操作対象がテ
キストであればデータは文字列であり、キーとなるデー
タは検索用のキーワードである。また画像であればビッ
トマップデータであり、音声であればそれを視覚化した
波形グラフなどである。動画の場合は、動作を止めて切
り出した静止画や、プログレッシブな波形グラフなどと
すればよい。またHTML(Hyper Text Markup Languag
e)文書がブラウザで表示されると、テキストと画像がレ
イアウトされたものと成っているが、テキスト部分では
文字列を範囲指定することができるし、画像部分では画
像を範囲指定することができる。なお、キーとなるデー
タの検索実行は検索先、即ち検索エンジンなどによって
為されるが、データの検索先はローカルにあってもまた
インターネットやLANなどのネットワーク上に置かれ
ていてもよい。ブラウザで表示するHTML文書即ち操
作対象には何が表示されるか一定していないが、何が表
示されようともその中からキーワードを自由に選択で
き、検索先に引き渡すことができる。
【0011】(検索結果の表示の説明)検索先からの検
索結果を受け取ると、その結果をポインティングデバイ
スにより選択可能なリンクとして表示する。リンクは、
ポインティングデバイスによりクリック操作が可能なボ
タンで表示したり、HTML文書のハイパーテキスト形
式のリンク一覧などとして表示する。また画像の一覧で
はリンク付けされたサムネイル画像の並びとして表示す
るようにしてもよい。なお、検索結果についてはこのヒ
ストリー表示を行ない得るように処理してもよい。
【0012】いずれにせよこの発明によれば、関連技術
で説明したような、入力ボックスに何等かのキーワード
を書き込んで検索ボタンを押す、という操作が不要と成
り、ポインティングデバイスで範囲指定して検索先へ引
き渡すという簡単な操作だけでよく成る。また検索先か
らの検索結果はリンクとして表示される。このようであ
るから、今見ているページ上の全てのデータをキーとす
ることができ、ページ作者の意図により張られたリンク
箇所を辿るのみでなく、ユーザーの自由意志でページ上
の全てのデータについて、そのリンク先を求めることが
できる。或いは他者によって付されたリンクを無視する
ことができる。この発明が思考の非線形性に適ったもの
であることを理解しさえすれば、強制リンクを受け身で
辿ることにより生ずる迷路に迷い込んだような感覚が、
この発明では原理的に起こらないことが分かる。
【0013】なおこの発明のプログラムを記録した記録
媒体に於いて、このプログラムは、OSが基本機能とし
て備えているものとして、モービルコード(ネットワー
クローダブルオブジェクト)、アプリケーションプログ
ラム、アプリケーションプログラムへ組み込むプラグイ
ンソフト、アプリケーションプログラムとポインティン
グデバイスドライバとの組み合わせなどとして実現可能
である。WWWのブラウザがこの機能を備えると、上記
一連の操作すべてがひとつのブラウザ上で可能になる。
テキストエディタの場合は、操作対象はテキストである
が、検索結果の表示にはWWWのブラウザを利用すれば
よい。或いはローカルリソースについては編集すること
が可能なブラウザというものにしてもよい。これであれ
ば、この発明の機能を備えたエディタやワードプロセッ
サとしても利用可能と成る。なおOS(Operating Syste
m)が基本機能としてこの発明を実装した場合、既にOS
とWWWブラウザとの一体化が完了した製品により情報
の在所が問われないシームレスな環境が実現しているこ
ともあり、優れた情報ツールと成り得る。
【0014】(手段4)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、予め、このデータの検索先に関する
データを備えたプログラムを記録している。検索先に関
するデータとは検索先アドレスなど検索先を指定するた
めに必要なもののことである。従って、範囲指定された
データの引き渡しを行なうプログラムと検索先に関する
データとを、CD−ROMなどの記録媒体に一緒に記録
して販売することができる。また検索先に関するデータ
を含むモービルコードとして提供することができる。な
おこの発明のプログラムコード中に検索先に関する情報
を入れておくことも可能である。
【0015】(手段5)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、このデータの検索先に関するデータ
を備えておらず、後から取得するようにしている。従っ
て、範囲指定されたデータの引き渡しを行なうプログラ
ムと、検索先に関するデータとを別売りすることができ
る。即ち、検索先に関するデータのみ、別のCD−RO
Mなどの記録媒体から読み込むようにしてもよい。また
ネットワーク経由で読み込むようにしてもよく、検索先
とのコネクションを確立した時にそこをデフォルト検索
先としたり、後述するように検索先のメニューが表示可
能なものでは、メニューにこの検索先を登録するように
すればよい。この場合、検索先とのコネクションが切断
された時点で、メニューから検索先を削除するような処
理を行なうようにすることもできる。なお、検索先に関
するデータは、指定範囲のデータを検索先へ渡すまでに
取得されていればよい。
【0016】(手段6)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、手段3または手段4または手段5の
プログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインティン
グデバイスを用いた範囲指定操作によりデータを指定
し、このデータに対してコピー操作を行なうことにより
このデータの検索先に引き渡す処理を行なうようにした
プログラムを記録している。従って、普段から使い慣れ
ているコピー操作によりデータを検索先へ引き渡すこと
ができる。なお、指定範囲内のデータをコピーするには
プルダウンメニューの編集からコピーコマンドを実行す
る。またマウスを例に上げると、マウスに左右のボタン
があり且つ右ボタンによりポップアップメニューが表示
可能なものでは、ポップアップメニューからコピーコマ
ンドを実行するという手順をとる。上記一連の操作を、
全て右ボタンに割り付ける設定も可能であり、ボタンの
設定については任意設計事項である。またコピーコマン
ドで指定範囲内のデータを検索先へ引き渡す処理を行な
う場合、クリップボードを経由するのが一般的な用法で
あるが、クリップボードへ行くものを横取りするように
してもよい。コピーコマンド以外にカットコマンドも利
用可能な場合があるが、この発明ではコピー操作に含む
ものとする。
【0017】(手段7)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた範
囲指定操作によってデータを指定した時、範囲指定操作
の最後に起こるスイッチを離す操作により、指定範囲内
のデータを、このデータの検索先に引き渡す処理を行な
うようにしたプログラムを記録している。従って、範囲
指定操作を行なうだけのごく簡単な操作で、指定範囲内
のデータを検索先へ引き渡すことができる。なお、範囲
指定操作が終わると指定範囲内のデータは直ちに検索先
へ引き渡されてしまうため、誤りのない範囲指定操作が
要求されるが、慎重に範囲指定操作を行なえばよいだけ
のことであり、これさえ慣れの問題である。
【0018】(手段8)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた範
囲指定操作を行なった後、予め定めた時間が経過した
ら、指定範囲内のデータをこのデータの検索先に引き渡
す処理を行なうようにしたプログラムを記録している。
従って、範囲指定操作を行なった後、予め定めた時間だ
け待機すれば指定範囲内のデータを検索先へ引き渡すこ
とができるため、操作性が良好である。なお、予め定め
た時間としては、例えば1秒間を設定するようにする。
またこの時間内にポインティングデバイスをクリックす
るなどの別の操作が行なわれたら、指定範囲内のデータ
を検索先へ引き渡す処理を中止するという設定にすれば
よい。
【0019】(手段9)更にこの発明のプログラムを記
録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた範
囲指定操作を行なった後、キーボードの所定のキーを押
す操作により、指定範囲内のデータを、このデータの検
索先へ引き渡す処理を行なうようにしたプログラムを記
録している。従って範囲指定操作を行ない、所定のキー
を押すだけのごく簡単な操作で、指定範囲内のデータを
検索先へ引き渡すことができる。なお、所定のキーとし
ては、例えばスペースキーを上げることができる。コン
トロールキーと他のキーとを組み合わせてもよい。ここ
ではキーボードを備えていることが前提である。
【0020】(手段10)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスによるク
リック操作が行なわれた時の座標が、このクリック操作
に先立つポインティングデバイスによる範囲指定操作で
指定された範囲内にあるか否かを判定し、指定範囲内に
あることが判定された場合に、指定範囲内のデータをこ
のデータの検索先へ引き渡すようにしたプログラムを記
録している。従ってこのプログラムに基づくデータの引
き渡しは、指定範囲内のデータをその上でクリック操作
するだけで済むから、操作が簡単である。上述した関連
技術では、指定範囲外ではもちろんのこと指定範囲内で
あっても、クリック操作が行なわれるとその範囲指定は
解除されることになっていた。なお手段7とは異なり、
クリック操作が行なわれるまでは、何度でも範囲指定操
作をやり直すことができる特徴を有する。
【0021】また例えばこのプログラムをWWWブラウ
ザに組み込む場合、WWWブラウザ上でマウスのonC
lickイベントが解釈可能であれば、指定範囲内のデ
ータをクリップボード経由で取り込み、続いてこの指定
範囲内でonClickイベントが発生したら、指定範
囲内のデータをクリップボード経由で取り込み、先に取
り込んだものと比較して同一のデータであれば、キーと
成るデータとして検索先へ引き渡すようにしてもよい。
即ち、指定範囲の判断をWWWブラウザのオブジェクト
に任せるようにする。アプリケーションレベルでは他に
も同様の機能を種々実現することができる。
【0022】(ポインティングデバイスの説明)なおク
リックという操作は、マウスに設けられたボタンなどの
スイッチを押して離したり、タッチパネルの表面を指先
やペンで触れてから離す操作のことである。タッチパネ
ルの場合でもスイッチをON,OFFしていることに変
わりはない。指定範囲内のデータが引き渡されるタイミ
ングは、ポインティングデバイスのスイッチを押した時
またはこの後の離した時などと決めればよい。マウスイ
ベントでは、ボタンが押されたことをマウスダウンとい
い、離されたことをマウスアップなどといっている。マ
ウスではボタンが1つのものから3つのもの、クリック
可能なホイールが付いたものまで様々あるが、その何れ
を利用するようにしてもよい。2ボタンのマウスでは、
左ボタンにこの発明に於けるクリック操作を割り当てる
と最も効果的である。人差し指を使うこの操作がいちば
ん多く使用されており、また扱いやすいからである。上
述した関連技術のスイッチに割り当てられた役割との互
換性を保つ意味では、クリック可能なホイールを利用し
てもよい。またポインティングデバイスのカーソルが前
記指定範囲内にある時に、カーソル形状を矢形状などの
ポインタに変えるようにしたことを特徴とするものとし
てもよい。なお上記ではポインティングデバイスとし
て、マウスとタッチパネルを取り上げたが、これらに限
定されるものではない。一例としてペンタブレットやラ
イトペンやトラックボール、また視線入力装置やデジタ
イザを上げることができる。
【0023】(手段11)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、1以上の検索先の指定を行なうこ
とができるようにしたプログラムを記録している。従っ
て登録されている検索先の中から任意の1或いは複数を
検索先とする指定ができる。例えばWWWブラウザであ
れば、ダイアログボックス、プルダウンメニュー、ドロ
ップダウンメニュー、ボタン、或いはポップアップメニ
ューなどで選択可能にすればよい。デフォルト指定など
も可能にすると都合がよい。なお、複数の検索先を指定
した場合で、検索結果を受け取って表示するための処理
として、検索先ごとにページを変える、フォルダで仕分
けする、同一ページでフレーム分けする、同一ページで
連結表示する、などとすればよい。
【0024】(手段12)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作によってデータを指定した時、範囲指定操
作の最後に起こるスイッチを離す操作により、このデー
タの検索先をポインティングデバイスによって選択可能
なメニューとして表示するようにしたプログラムを記録
している。従って、どのような経路で得た検索先に関す
るデータであっても次のようなことが実現可能である。
即ちメニューから検索先を目で見ながら選択することが
できるので、検索先の確認が容易である。なお、このメ
ニューについては、検索先の選択頻度に応じて並び替え
をしたり、前回の指定先を先頭の位置に配置替えするよ
うにしてもよい。上記検索先をどのような経路で得るか
については、手段4と手段5とで説明した通りである。
【0025】(手段13)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作の最後で、そのまま予め定めた時間が経過
するまでスイッチを押す操作を継続することによって、
このデータの検索先をポインティングデバイスにより選
択可能なメニューとして表示するようにしたプログラム
を記録している。従って、そのままメニューを選択して
スイッチを離す操作を行なうだけでよく、メニューから
検索先を目で見ながら選択することができるので、検索
先の確認が容易である。なお、予め定めた時間以内にス
イッチを離す操作を行なった場合には、例えば手段7の
ようにこのまま所定の検索先に引き渡すようにすればよ
い。予め検索先のデフォルト設定をしておくのである。
【0026】(手段14)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作によりデータを指定した後、ポインティン
グデバイスのスイッチを押す操作によって、このデータ
の検索先をポインティングデバイスにより選択可能なメ
ニューとして表示するようにしたプログラムを記録して
いる。従って、どのような経路で得た検索先に関するデ
ータであっても、次のようなことが実現可能である。即
ちメニューから検索先を目で見ながら選択することがで
きるので、検索先の確認が容易である。なおボタンを押
した時にメニューを表示し、押した状態のままメニュー
上の希望する検索先のところへカーソルを移動させ、そ
こでボタンを離した時にデータが引き渡されるようにす
る。或いは最初のクリック操作でメニューを表示し、メ
ニュー上の希望する検索先のところへカーソルを移動さ
せ、そこで次のクリック操作を行なうことによりデータ
が引き渡されるようにしてもよい。この場合もスイッチ
を押すという操作が入っている。また、メニューはスイ
ッチが押された箇所の近くに表示されると都合がよい。
【0027】この他、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作によりデータを指定した後、この指定範囲
内でスイッチを押す操作を行なうことにより、このデー
タの検索先をポインティングデバイスにより選択可能な
メニューとして表示するようにしたプログラムを記録し
た記録媒体としてもよい。指定範囲は、複数の座標で表
わすことができるから、その各々の座標とクリック操作
が行なわれた時の座標との位置関係を調べることによ
り、範囲内にあるか否かが分かる。従って、範囲指定し
た後、その上でクリック操作をするという視覚的に分か
りやすい操作で、指定範囲内のデータは検索先へ渡され
るので、操作性が良い。
【0028】またこの他、ポインティングデバイスを用
いた範囲指定操作によってデータを指定した後、予め定
めた時間以上スイッチを押す操作を継続することによっ
て、検索先を、ポインティングデバイスにより選択可能
なメニューとして表示するようにしたプログラムを記録
した記録媒体としてもよい。この場合、指定範囲内でク
リック操作を行なうとデフォルトの引き渡し先にデータ
を渡すように設定しておけば良い。従ってどのような経
路で得た引き渡し先に関するデータであっても次のよう
なことが可能である。即ちデフォルトの引き渡し先で良
ければそのままクリック操作をし、デフォルトではない
引き渡し先を選択したい場合には予め定めた時間以上ス
イッチを押し続ける操作を継続すればよいため、選択に
幅が出てきて使い勝手が良好である。なおスイッチを押
す位置を、指定範囲内に限定しても、しなくてもよい。
【0029】(手段15)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、検索先にデータを引き渡すのに先
立って、指定範囲内のデータが属するカテゴリーを調
べ、該当するカテゴリーに対応する検索先を選択し、こ
の検索先にデータを引き渡すようにしたプログラムを記
録している。カテゴリーを調べるに当たっては、ローカ
ルに記憶したインデックスを検索するか、ネットワーク
上に置いたインデックスを検索するなどすればよい。従
って、自動的に検索先を指定してデータを引き渡してく
れるので、検索先を指定する手間が省ける。なお、指定
範囲内のデータが属するカテゴリーを調べた結果、複数
の検索先へ引き渡すような場合には、これを自動的に行
なっても、或いはユーザーに検索先を選択させるべく、
ポインティングデバイスにより選択可能なメニューとし
て表示するようにしてもよい。メニューの表示に当たっ
ては、検索先毎の表示・非表示や、表示する場合の配置
を最適化するようにすればよい。更には、個々の検索先
についても、検索ディレクトリのパス部を予め選択する
ことができる。検索先にはデータと共にカテゴリー情報
を引き渡してもよく、検索先ではこのカテゴリーのみを
検索すればよいから、無駄がなくより高速に検索され
る。従って検索結果を受け取ってリンク表示するまでの
時間が短縮されると共に、リンクを厳選できることを意
味する。
【0030】なお検索先のメニューを表示する場合、先
ずカテゴリーのメニューを表示し、ポインティングデバ
イスで選択されたカテゴリーに付き、更に検索先のメニ
ューを表示するというように、メニューを階層化させて
もよい。またWWWブラウザであって、今見ているペー
ジにタグなどでカテゴリー指定が隠されている場合、そ
のカテゴリーを読み取って検索先の選択に利用するよう
にしてもよい。また、検索先をCD−ROMとした場
合、そのCD−ROM内で情報がカテゴリー別に記録さ
れていればよいし、CD−ROMの内容をローカルの記
憶装置にインストールするのであれば、カテゴリー毎に
自動的に仕分けするようにすればよい。
【0031】何れにせよ、このような判断をエージェン
ト技術を利用して行なうようにすれば、検索先に対する
より複雑な前処理が可能と成る。前処理だけでなく、検
索先にキーとなるデータを引き渡す処理に付いてもエー
ジェント技術は有効であり、操作表示系と記憶系との間
で活動する情報処理系に、これまで一般的な遠隔手順呼
び出し(Remote Procedure Call)だけではなくて、遠隔
プログラミング(RemoteProgramming)方式を利用するこ
とができる。なおエージェントが、ユーザープロフィー
ル即ちユーザーの好みを登録できるものであれば、メニ
ューを表示せずとも自動的にメニューを選択してくれ
る。
【0032】(手段16)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスによりク
リック操作が可能なスイッチを表示画面上に表示し、こ
のスイッチがON状態の場合に、キーとなるデータを編
集するための編集ボックスを表示するようにしたプログ
ラムを記録している。従って、ポインティングデバイス
による範囲指定操作により指定されたデータを、このデ
ータの検索先に検索させるべく引き渡すだけでなく、必
要に応じて、編集ボックスを表示させ、この編集ボック
スの中でキーとなるデータを編集し、編集データを検索
先に検索させるべく引き渡すことができるように成る。
例えばWWWブラウザで今見ているページにある用語に
文字列を追加したいというような場合にはこの編集ボッ
クスを利用する。また例えば検索先でサポートしている
ブーリアン検索書式に対応すべく、キーとなるデータの
下ごしらえのためにこの編集ボックスを利用する。或い
はそもそもこのページにはない用語を思い付いたような
場合には、このこの編集ボックスを利用するしかない。
即ち、編集という概念に入力を含んでもよい。なおスイ
ッチは、ボタンとして表示してもメニューとして表示す
るようにしてもよい。編集後は、そこでリターンキーを
押すなり、検索ボタンを表示しておきこれを押すなりし
て検索先へ引き渡すようにすればよい。編集ボックス
は、編集対象が文字列ならば文字入力ボックスであり、
画像であればピクチャーボックスであり、音声であれば
音声を視覚化した波形グラフの編集画面である。なおス
イッチは、表示画面上に住まわせたエージェントキャラ
クターなどであってもよい。上述のキーとなるデータの
下ごしらえの処理をエージェントに任せるようにしても
よい。なお編集ボックスは表示画面上にフローティング
表示させたり、WWWブラウザのツールボックス横など
に表示させればよい。或いは編集ボックスを常時表示さ
せておくような処理を行なうようにしてもよい。
【0033】(手段17)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作後、指定範囲内のデータを表示すると共に
そのデータを編集可能とした編集ボックスを表示するよ
うにしたプログラムを記録している。従って、範囲指定
操作が終了すると編集ボックスが表示され、その編集ボ
ックス内には自動的に指定範囲のデータが入力されてい
る状態となるため、これがキーとなるデータとして適切
なものであればそのまま検索先に検索させるべく引き渡
せばよいし、不満足であれば任意に編集してから検索先
へ引き渡すことができるように成る。
【0034】(手段18)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、手段16または手段17のプログ
ラムを記録した記録媒体に於いて、編集ボックスは、デ
ータの検索先を、ポインティングデバイスによって選択
可能なメニューとして表示するようにしたプログラムを
記録している。従って、編集後のデータを引き渡す検索
先を、ポインティングデバイスにより、編集ボックスに
設けたメニューから選択できるように成る。メニューは
ボタンの並びとして表示してもよいし、ダイアログボッ
クスのラジオボタンやドロップダウンメニューなどとし
て表示してもよい。なお検索結果の表示に当たり、編集
ボックスを検索結果の絞り込み検索のために表示するよ
うにしてもよい。
【0035】(手段19)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
クリック操作が可能なスイッチを表示画面上に表示し
て、ポインティングデバイスを用いた範囲指定操作によ
りデータを指定した後、このスイッチを押す操作を行な
うことにより、指定範囲内のデータをこの検索先に引き
渡すようにしたプログラムを記録している。従って範囲
指定操作を行なった後、このスイッチを押すだけのごく
簡単な操作で、指定範囲内のデータを検索先へ引き渡す
ことができる。なおこのスイッチは、例えばWWWブラ
ウザであれば、このスイッチをツールバー横に設てもW
WWブラウザから離れた表示画面上の任意箇所にフロー
ティング表示させるなどしてもよい。何れにせよ表示画
面上に表示されていればよい。またこのスイッチを複数
表示し、その各々に異なるデータの検索先を割り当てる
ようにしてもよい。
【0036】(手段20)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
クリック操作が可能な、データの検索先を示すスイッチ
を、表示画面上に表示し、予めこのスイッチをON状態
にしてある場合に、この検索先にデータを引き渡す処理
を行なうようにしたプログラムを記録している。従っ
て、範囲指定したデータを引き渡す検索先を、このスイ
ッチを用いて予め決定しておくことができる。なお複数
の検索先を同時に選択することができるようにしてもよ
い。
【0037】(手段21)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
範囲指定操作によりデータを指定した後、この範囲指定
部分を所定の位置にドラッグアンドドロップする操作に
よって、指定範囲内のデータをこのデータの検索先に引
き渡す処理を行なうようにしたプログラムを記録してい
る。従って範囲指定部分を所定の位置にドラッグアンド
ドロップするという操作をはっきりとした意志を以て行
なうことに成る。なお例えばWWWブラウザであれば、
入力ボックスをツールバー横に設け、これを所定位置と
することができる。またここで編集可能にしてもよい。
或いは画面の右端に設定したゾーンまで範囲指定部分を
ドラッグアンドドロップするという操作により、検索先
に引き渡すように設定してもよい。
【0038】(手段22)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスを用いた
クリック操作の後、予め定めた時間内にポインティング
デバイスを用いた範囲指定操作が開始したか否かを監視
し、その時間内に範囲指定操作が開始した場合には、範
囲指定操作に続く前記一連の処理を行なうようにしたプ
ログラムを記録している。従って、予め定めた時間内に
という制限があるものの、範囲指定操作に先立って行な
われるポインティングデバイスによるクリック操作が、
検索先へのデータの引き渡しと検索結果のリンク表示と
を可能にするためのスイッチであるということに成る。
このスイッチがON状態になっていない場合というの
は、この発明の一連の処理がOFFの状態であることを
意味し、ポインティングデバイスの振舞いを含め、関連
技術との並存を実現することができる。
【0039】(手段23)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスでクリッ
ク操作が可能なスイッチを表示画面上に表示し、このス
イッチがON状態の場合に、範囲指定操作に続く前記一
連の処理を行なうようにしたプログラムを記録してい
る。従って、表示画面上に表示されたスイッチをON状
態にすることにより、検索先へのデータの引き渡しと検
索結果のリンク表示とが可能に成る。なお例えばWWW
ブラウザであれば、プルダウンメニューにこの発明のモ
ードをON,OFFするためのメニューを追加してもよ
く、これもまたスイッチであるものとする。
【0040】(手段24)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、ポインティングデバイスによる範
囲指定操作を行なう際に、前記操作対象のハイパーリン
クを動作不能とする処理を行なうようにしたプログラム
を記録している。ハイパーテキストに於けるリンクとい
うものは実に範囲指定しづらいものである。例えばリン
ク内の文字列をコピーすべく範囲指定してみれば容易に
体験できる。これはリンクというものがそもそもクリッ
クされることを目的としたものであるためである。この
発明は、ページ作者の意図により張られたリンク箇所を
辿るものではなく、リンクに左右されることなくユーザ
ーが任意にキーと成るデータを選択して、検索に回すこ
とができるようにするものである。従って、ハイパーリ
ンクを動作不能とすることによって、ハイパーリンク上
のデータをキーに指定することが容易と成る。なお、ハ
イパーリンクを動作不能とするには、例えば、HTML
書式のアンカータグ<A HREF="スキーム名://ドメイン名
/パス名/"></A>を削除して画面を再描画する、アンカー
タグをコメントアウトして再描画する、下線タグ<U></U
>に置き換えて再描画する、WWWブラウザのプログラ
ムでハイパーリンクが押されても無視する、などとすれ
ばよい。またハイパーリンクを動作不能とする処理モー
ドに移行させるためには、ポインティングデバイスを用
いたクリック操作が可能なボタンを表示する、予め定め
られた時間以上ポインティングデバイスのスイッチをハ
イパーリンク上で押し続ける、メニューからハイパーリ
ンク動作不能モードを選ぶ、などとすればよい。なおハ
イパーリンクを動作不能とする処理は、範囲指定操作と
それに続くデータの検索先への引き渡しが終わった時点
で、1回毎に解除するように設定することもできる。
【0041】(手段25)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、手段24に於いて、ポインティン
グデバイスでクリック操作が可能なスイッチを表示画面
上に表示し、このスイッチがON状態の場合に、前記操
作対象のハイパーリンクを動作不能とする処理を行なう
ようにしたプログラムを記録している。従ってスイッチ
をON状態にするという分かりやすい操作で、ハイパー
リンクを動作不能とすることができる。スイッチはボタ
ンが好ましいが、ダイアログボックスに於けるラジオボ
タンなどでもよい。前者では、これをWWWブラウザに
設けることで、このブラウザがこの発明に係るものであ
ることが一目で分かる。操作対象のハイパーリンクが動
作不能であることが、見て取れるような表示を行なうよ
うにしてもよい。
【0042】(手段26)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、手段24に於いて、表示画面上に
前記操作対象のハイパーリンクを動作不能とするメニュ
ーを表示し、このメニューが選択された場合に、操作対
象のハイパーリンクを動作不能とする処理を行なうよう
にしたプログラムを記録している。従って、プルダウン
メニュー、ドロップダウンメニュー、ポップアップメニ
ューなどとして実現でき、操作性がよい。
【0043】この他、リンク上や表示画面上でポインテ
ィングデバイスのボタンを予め定めた時間以上押し続け
ることにより、操作対象のハイパーリンクを動作不能と
する処理を行なうようにしてもよい。
【0044】(手段27)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、検索処理プログラムを備えてお
り、ポインティングデバイスを用いた範囲指定操作によ
り指定されたデータの検索処理を行なうようにしたプロ
グラムを記録している。即ち、操作表示系と記憶系との
間で活動する情報処理系を備えている。従って、好みの
検索処理プログラムを自前で用意することができる。な
お検索対象となるデータベースは外部のものを利用す
る。
【0045】例えばインターネット上のWWWサイトか
ら取得したファイルをキャッシュに納め、検索処理プロ
グラムがこれを検索するなどである。またインデックス
作成を行なうようにしたり、ユーザープロフィールを登
録させるようにしてもよい。この他、検索処理プロセス
に付いては、エージェント技術の遠隔プログラミング(R
emote Programming)方式などを利用することによって、
より高度な検索を行なうことが可能であり、更に探索と
呼ぶに相応しい動作を行わせることもできる。またキー
となるデータについて、例えばテキストであれば、単語
だけでなく自然な文章を意味解釈して検索させるように
してもよい。キーワードなどが不適切な場合、それを指
摘したり自律的に修正するようにしてもよい。
【0046】(手段28)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、手段27に於いて、データベース
を備えていることを特徴とする。即ち、ポインティング
デバイスとデータベースとを備えたコンピュータに、キ
ーとなるデータを用いてデータベースを検索しその結果
を受け取って表示するための処理を行なわせるためのプ
ログラム、を記録した記録媒体であって、ポインティン
グデバイスを用いた範囲指定操作によって指定されたデ
ータをキーとしてデータベースを検索する処理と、その
検索結果を受け取り、ポインティングデバイスにより選
択可能なリンクとして表示する表示処理と、をコンピュ
ータに行なわせるためのプログラムを記録している。検
索先はローカルの検索処理プログラムであり、検索対象
と成るのはローカルの記憶装置に形成されたデータベー
スである。従って、ローカルに自分の興味あるデータベ
ースを作成しておけばよいし、データベースを形成した
CD−ROMをCD−ROMドライブに装着しておくな
どすればよい。また検索処理プロセスはインデックスを
取り込んだり、インバーテッドファイルを自ら生成する
などしてもよい。なおデータベースは、キーフィールド
などの論理的な定義情報をデータベースの中に持つ場合
があるが、データの集合のみをデータベースとしてもよ
いことは言うまでもない。
【0047】なお特にインターネットでは、アクセス可
能な資源の爆発的な増大という事態に至っており、様々
な検索エンジンが利用できるようになってきたが、よく
使われるキーワードでは、検索結果が数万件にも及ぶこ
とがある。これらリンク先を一つ一つ見て行くのは至難
の技であり、本当に必要なのはその中のごくごく僅かな
リンク先のみであることが多い。そうであれば自分の好
みのまたは自分に必要なデータベースをローカルに所有
し、そこを検索対象としてもよいはずである。CD−R
OMとして販売されているものを購入してもよいであろ
う。これによりローカルの記憶装置には自己或いはグル
ープにとり本当に必要なもののみを所有することが出来
るから、検索結果についての知的オーバーヘッドが防げ
る。
【0048】また教育の現場にあっては、インターネッ
ト上に存在する好ましくないと思われるサイトに接続す
ることをよしとしない場合が多い。そのような場合、教
育に必要なデジタルライブラリをすべてローカルに構築
しておくことも一手である。手段28はこのような目的
に最適な解と成る。更にこの発明によれば、後に説明す
る「目次だけの書籍」を実現することができ、この書籍
の内容は所定の枠内に於いて変幻自在なものとなり得
る。
【0049】なお手段28の発明のプログラムを記録し
た記録媒体は、予め、データベースを備えたプログラム
を記録しているものとしても、後からデータベースを取
得するものとしてもよい。前者では範囲指定されたデー
タの引き渡しを行なうプログラムとデータベースとを、
CD−ROMなどの記録媒体に一緒に記録して販売する
ことができる。後者ではデータベースが記録された別売
のCD−ROMとしたり、データベースをネットワーク
経由で販売することができる。
【0050】(手段29)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、手段28に於いて、データベース
に蓄積するデータの収集処理を行なうようにしたプログ
ラムを記録している。従って、自らデータの収集処理を
行なって、厳選された資源のみをローカルのデータベー
スに蓄積して行く。定期的に欠かさず見に行くようなW
WWサイトなどはサイト側の許可さえあれば自動収集処
理を行ってしまうことが好ましい。なお、データの収集
処理には、PULL(Information Pull)型で行なう場合
や、PUSH(Information Push)型で行なう場合があ
る。例えば契約サイトから更新ファイルをPUSHして
もらうようにするのである。更にはエージェント言語を
用いて移動エージェントを構築し、他のエージェントと
の間で分散協調を行なうようにしてもよい。ユーザープ
ロフィール情報を利用して協調することも可能である。
なお、前記データ収集処理にはインデキシング処理を含
めるようにしてもよい。
【0051】(手段30)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、指定範囲内のデータをそのデータ
の検索先に引き渡す処理に先だって、指定範囲内のデー
タを他言語に翻訳する処理を行なうようにしたプログラ
ムを記録している。従って自国言語で書かれているペー
ジから、ポインティングデバイスを用いた範囲指定操作
により指定されたデータを、他言語に翻訳して検索先へ
渡すようにすれば、検索結果としてのリンク集に他言語
のページを集めることができる。この先は必要に応じて
再び自国言語に翻訳などすればよい。なお、指定範囲内
のデータを他言語に翻訳するに先立って、言語の種類を
選択し得るようにしてもよい。
【0052】(手段31)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、検索先から処理状況を受けること
ができる場合、その処理状況を受けて表示するようにし
たプログラムを記録している。従って検索先での検索処
理に待たされるような場合でも、処理状況を知ることが
できるので、精神的に楽である。なお、処理状況の表示
には、例えば指定範囲の近くにプログレスバーをポップ
アップさせるなどする。
【0053】(手段32)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、検索結果が0件であるという検索
結果を受けた場合、データ引き渡し時の表示画面を描き
替えることなく、検索結果が0件であることを表示する
処理を行なうようにしたプログラムを記録している。従
って、検索結果が0件であるにもかかわらず、わざわざ
その表示のためにデータ引き渡し時の表示画面を描き替
えてしまい、再度データ引き渡し時の表示画面に戻る操
作をするというような余計な動作を省くことができる。
また画面が不必要に切り替わらないため、表示画面を見
ていても楽である。なお検索結果の0件表示は、表示窓
をポップアップさせるようにしても、WWWブラウザに
専用の表示窓を設けるようにしてもよい。また後者の場
合、検索結果の表示窓を0件に限らず索出件数の表示に
用いてもよい。
【0054】(手段33)更にこの発明のプログラムを
記録した記録媒体は、このプログラムから検索結果を受
け、データ引き渡し時の表示画面を描き替えることな
く、検索結果をポインティングデバイスにより選択可能
なリンクとして、別窓に表示するようにしたプログラム
を記録している。従って別窓に表示されたリンク集をポ
インティングデバイスにより選択するまでは、データ引
き渡し時の表示画面をそのまま残すことができ、リンク
先と見比べて考えることができる。なお、別窓としては
表示窓をポップアップさせるようにしても、WWWブラ
ウザを立ち上げるようにしてもよい。また別窓としてW
WWブラウザを立ち上げた場合、リンク先の表示をこの
別窓としてのWWWブラウザ側で行なってもよい。
【0055】(手段34)次にこの発明の検索先登録プ
ログラムを記録した記録媒体は、ポインティングデバイ
スを用いた範囲指定操作によって指定されたデータを、
このデータの検索先に引き渡す処理と、その検索結果を
受け取ってポインティングデバイスにより選択可能なリ
ンクとして表示する表示処理と、をコンピュータに行な
わせるためのプログラムに、特定の検索先に関するデー
タを登録する処理を行なうプログラムを記録している。
従ってこのプログラムに基づく検索先の登録は、必要に
応じて後から検索先に関するデータを登録して行くこと
ができる。なおこの登録は、ユーザー自身が検索先登録
ソフトウェアによって行なう場合、CD−ROM事典な
どのインストーラが行なう場合、ローカルのソフトウェ
アとネットワーク経由でダウンロードしたモービルコー
ドとの協調により行なわれる場合などがある。なお特定
の検索先に関するデータとは、検索先のアドレスのこと
であるが、この他にもカテゴリーに関するメニューなど
を含む場合がある。また登録は一時的なものと永続的な
ものとがあり、またここでの登録には登録と指定との二
つの概念があり、登録は将来検索先の選択ができるよう
にするためのものであり、指定は今特定のアドレスに接
続させようとするためのものである。
【0056】(手段35)次に、この発明の情報検索プ
ログラムを記録した記録媒体は、ポインティングデバイ
スを用いた範囲指定操作によって指定されたデータを、
このデータの検索先に検索させるべく引き渡し、その検
索結果を受け取って、ポインティングデバイスにより選
択可能なリンクとして表示するようにしたプログラム
を、コンピュータネットワーク経由で配信し得る状態で
記録している。従ってこの記録媒体からこのプログラム
自体をクライアントへ配信することが出来る。なお、こ
の記録媒体からこのプログラム自体をクライアントへ配
信する場合、プログラムを圧縮して記録媒体に記録して
おくようにしてもよい。
【0057】(記録媒体の説明)プログラムを記録した
記録媒体とは、CD−ROM、ハードディスク、フレキ
シブルディスク、ROM、RAM、メモリカード、紙テ
ープやパンチカード等を含む概念である。またコンピュ
ータで直接実行可能な状態でプログラムを記録した記録
媒体以外にも、例えばCD−ROMからハードディスク
等の他の記録媒体へインストールすることによって実行
可能と成るプログラムを記録した記録媒体や、データを
エンコードしたり、暗号化したり、圧縮したプログラム
を記録した記録媒体等のことも含む。上記でRAMを含
んでいるのは、ネットワーク経由で受信したプログラム
がRAM上に展開されることがあるからである。
【0058】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明の一実施形態による情報検索装置の全体構成を示し
たものである。入力装置1は、範囲指定とクリック操作
とを行なうためのポインティングデバイスである。表示
装置11は、入力装置1の操作対象であるHTML文書
と入力装置1のカーソルとを表示するためのものであ
る。
【0059】表示装置11上に表示された文章を、入力
装置1を操作してそのカーソルによりまず範囲指定す
る。この指定範囲は文字列を反転させて表示される。範
囲指定がうまく行かない場合は、操作者は範囲指定をや
り直すことができる。次に処理装置10は、範囲指定さ
れた文字列を取り込みこれをキーワードとして、送受信
装置12を介して、検索先であるネットワークに接続さ
れた他のコンピュータへ引き渡す。そして処理装置10
は検索結果を前記検索先から受け取り、表示装置11上
にポインティングデバイスにより選択可能なリンクとし
て検索結果を表示する。而して検索結果のリンクが入力
装置1によりクリックされると、処理装置10はそのリ
ンクに対応する文書をリンク先より取り寄せて、表示装
置11上に表示する。
【0060】図1の処理装置10を、CPU2を用いて
実現した場合のハードウェア構成を図4に示す。なお処
理装置10はCPUを用いることなくハードウェアロジ
ックによって構成してもよい。
【0061】CPU2には、メモリ20、記憶装置であ
るハードディスク21、入力装置であるマウス1、表示
装置であるディスプレイ11、CD−ROMドライブ2
2が接続されている。ハードディスク21には、オペレ
ーティングシステムOS3、データ引き渡しプログラム
30、及び検索結果表示プログラム31が記憶されてい
る。このデータ引き渡しプログラム30及び検索結果表
示プログラム31は、CD−ROMドライブ22を介し
てCD−ROM23からインストールされたものであ
る。この他ハードディスク21には、ワールドワイドウ
ェブのブラウザ4などが記憶されている。なおここでは
マウス1は、2ボタンマウスである。またこの実施形態
の上方検索装置15は、図7のようにインターネットに
接続されている。
【0062】図5に、ディスプレイ11に表示されたブ
ラウザ4を示す。また図6に、範囲指定された文字列5
1とマウスポインタ5とを示す。また図9に、この実施
形態に於ける文字列51の引き渡し処理をフローチャー
トにて示す。操作者はマウス1を操作してブラウザ4上
に表示された文書を範囲指定する(ステップS1)。こ
こでは表示された文書50の一部、「任意の文字列をマ
ウスで範囲指定し」を範囲指定している。この指定範囲
の文字列51は反転表示される。
【0063】次に、操作者はマウス1を操作して、マウ
スカーソル5をプルダウンメニュー41からコピーコマ
ンド40を選択する(ステップS2)。すると文字列5
1が図7で示されているようにインターネットに接続さ
れた検索サーバ9に引き渡される(ステップS3)。
【0064】次に図10で、この実施形態に於ける検索
結果の表示処理をフローチャートで示す。検索サーバ9
から送信されて来た検索結果を受け取り(ステップS
4)、ブラウザ4にハイパーテキストで表示する(ステ
ップS5)。図8はブラウザ4上に表示された検索結果
のページ52であり、リンク53が示されている。この
リンク53をマウス1でクリックすればリンク先のペー
ジを参照できる。なお、検索サーバ9から送信されて来
る検索結果がHTML文であれば、ブラウザ4に表示処
理を任せるようにする。
【0065】なお、翻訳ソフトなどでは、不明な単語や
フレーズをコピーすることによって翻訳し、翻訳結果を
表示しているが、これはWWWのようなリンク一覧を提
供してくれなかった。また更にその結果のページから他
サイトへジャンプするなどということも不可能であっ
た。他方で、インターネット上に置かれた検索サイトで
は、検索結果をハイパーテキストで表示してはいたが、
文字入力ボックスにキーワードを書き込み、検索実行ボ
タンを押すという操作が要求されている。これに対して
この実施形態では、マウス1でキーワードとしたい文字
列を範囲指定し、コピーコマンドを実行するだけで、検
索結果としてのリンク一覧が得られるのである。
【0066】なお、上述した実施形態では、操作対象と
して文字列を扱っているが、画像や音声を視覚化した波
形グラフなどを操作対象とすることが可能である。また
図4でマウス1と共にキーボードが表わされているが、
範囲指定操作に於けるマウスドラッグについては、キー
ボードの矢印キーで代用させる設定とすることができる
からである。
【0067】(第2の実施形態)図11(b)で示すよ
うに記録媒体としてのCD−ROM23は、データ引き
渡しプログラム30や検索結果表示プログラム31と共
に、予め、検索先データ32を記録している。そしてデ
ータ引き渡しプログラム30、検索結果表示プログラム
31、検索先データ32はCD−ROMドライブ22を
介してハードディスク21にインストールされる(図1
1(a))。
【0068】(第3の実施形態)記録媒体としてのCD
−ROM23には、データ引き渡しプログラム30及び
検索結果表示プログラム31が記録されており、これ等
をハードディスク21にインストールした後、検索先デ
ータ32については別個に導入するようにする。図12
は、モデム25を利用してインターネット接続し、検索
先データをダウンロードする状況を示したものである。
【0069】(第4の実施形態)次に図13はこの実施
形態に於ける指定範囲内データの引き渡し処理をフロー
チャートで示したものである。操作者はマウス1を操作
してブラウザ4上に表示された文書を範囲指定する(ス
テップS6)。この範囲指定操作の最後でマウスアップ
イベントが発生するので(ステップS7)、このイベン
トを利用して指定範囲内データを検索先へ引き渡す(ス
テップS8)。
【0070】(第4の実施形態)次に図14は、指定範
囲内データの引き渡し処理をフローチャートで示したも
のである。操作者はマウス1を操作して任意の文字また
は文字列を範囲指定する(ステップS9)。この範囲指
定操作の終わりに発生するマウスアップイベントから所
定の時間が経過したか否かが監視されており(ステップ
S11)、所定の時間が経過しない内に、マウス1のク
リック操作を行なってしまうと(ステップS10)、こ
の範囲指定は解除される(ステップS13)。しかしな
がら所定の時間が経過した後も、マウス1のクリック操
作が行なわれていないならば、範囲内のデータを検索先
へ引き渡す(ステップS12)。
【0071】(第5の実施形態)次に図15のフローチ
ャートでは、キーボードを用いたデータの引き渡し処理
を説明している。マウス1による文字列範囲指定(ステ
ップS14)の後、キーボードの所定のキーが押された
ら(ステップS15)、範囲内のデータを検索先へ引き
渡す(ステップS16)。
【0072】(第6の実施形態)この実施形態の説明に
は、図16乃至図22を用いる。図17で示すように、
ハードディスク21にはオペレーティングシステムOS
3、データ引き渡しプログラム30、検索結果表示プロ
グラム31、マウスプログラム33が記憶されている。
このマウスプログラム33は、図18で示すようにCD
−ROMドライブ22を介してCD−ROM23からイ
ンストールされたものである。
【0073】図19に、ディスプレイ11に表示された
ブラウザ4とクリップボード42とを示す。また図20
に、範囲指定された文字列51とマウスポインタ5を示
す。また図22にマウスプログラム33をフローチャー
トにて示す。操作者はマウスを操作してブラウザ4上に
表示された文書を範囲指定する(ステップS17)。こ
の指定範囲の文字列51は反転表示される。図21で指
定範囲はA,B,C,Dの座標を有する矩形範囲である
ものとして表わされている。
【0074】次に、操作者はマウス1を操作して、マウ
スカーソルを指定範囲の文字列51の上に移動させる。
ここではマウスカーソルの形状が矢形状のポインタ5に
変化させているが、この点についての説明は省く。そし
て反転表示された文字列51上で、即ち指定範囲内で、
マウス1の左ボタンを用いてのクリック操作を行なう
(ステップS18)。
【0075】ステップS18に於けるマウスアップイベ
ントによって、このクリック位置が指定範囲内に重なっ
ているか否かの判断を行なう(ステップS19)。ここ
ではマウスカーソル(ポインタ)5は指定範囲の文字列
51の上にあるから、判断は真であり指定範囲の文字列
51がデータ引き渡しプログラム30へ引き渡される
(ステップS20)。この状態は、図19のクリップボ
ード42に、コピーされたデータ54が表示されること
でモニターできるようにしている。なお、マウスカーソ
ル5が指定範囲の文字列51の上にあることを、図21
の座標Iで示している。
【0076】なお操作者が、マウスカーソルを指定範囲
の文字列51の上に移動させることなく文字列51以外
の場所でクリック操作を行なった場合には、ステップS
19に於ける判断は偽であるから、前記範囲指定は解除
される(ステップS21)。このことを図21の座標J
で示す。
【0077】マウスプログラム33による処理過程を、
マウスイベントの観点から見て行くと、次のようであ
る。入出力制御部16は、マウス1に対してカーソルの
移動やクリックの操作が行なわれた時に、この操作を判
定してイベントと呼ばれる情報レコードを作成してイベ
ントキュー17へ送る。イベントキュー17は、マウス
1の操作毎に発生する複数のイベントをその発生順に記
憶する。処理判定部18は、イベントキュー17からイ
ベントを古い順に取り出し、そのイベントの内容を解読
し、マウス1の操作に対応する処理の判定を行なう。そ
の判定結果は処理命令と呼ばれる情報レコードに加工さ
れ、処理実行部19に渡される。処理実行部19では、
処理命令に対応する処理ルーチンを呼び出して実行す
る。また処理実行部19は、入出力制御部16に対して
指定範囲などの画像情報を送信する。入出力制御部16
は、この画像情報を出力信号に変換して、ディスプレイ
11に表示する。
【0078】以上のように、指定範囲は複数の座標で表
わすことができるから、その各々の座標とクリック操作
が行なわれた時の座標との位置関係を調べることによっ
て、範囲内にあるか否かが分かる。従って、範囲指定し
た後、その上でクリック操作をするだけで、指定範囲内
の文字列51がデータ引き渡しプログラム30へ引き渡
され、更にデータ引き渡しプログラム30が指定範囲内
の文字列51を検索先へ引き渡すのである。そして検索
結果は、検索結果表示プログラム33がリンク表示する
のである。
【0079】(第7の実施形態)図23は、第7の実施
形態による範囲指定領域を示す図である。A,B,C,
Dの座標を有する矩形範囲51を範囲指定による指定範
囲とした場合、距離PXだけ左右方向へかつPYだけ上
下方向へ指定範囲を自動的に広げるようにした。この結
果E,F,G,Hの座標を有する矩形範囲が、拡大され
た新たな指定範囲となっている。
【0080】本来であればJ点でのクリック操作では、
A,B,C,Dの座標を有する矩形範囲内のデータを引
き渡し先へ渡すことはできず、I点のように矩形範囲内
でのクリック操作が要求されるのであるが、この実施形
態によればJ点即ち拡大範囲52内でのクリック操作で
も、データの引き渡しが可能になる。
【0081】(第8の実施形態)図24(a)は、範囲
指定操作に於けるマウスアップ座標Kでの範囲指定され
た文字列51とマウスポインタ5とを示す図であり、図
8(b)は、その後自動的に指定範囲内の座標Lにマウ
スポインタ5が移動された状態を示す図である。座標K
と座標Lとの距離はQXであり、左から右方向へ範囲指
定操作した場合、X座標のマイナス方向にQXだけ移動
されるように設定してある。この逆の場合は、X座標の
プラス方向にQXだけ移動されるように設定すればよ
い。
【0082】これにより、マウスのクリック操作に先立
ち、マウスポインタ5を指定範囲内へ移動させる操作が
不要となり、範囲指定操作後ただちにクリック操作を行
なって、データを引き渡すことが可能となる。なおここ
ではマウスカーソルは、範囲指定操作後は、矢形状のポ
インタに変化するように設定した例としている。またY
方向に関しては、指定範囲の高さを取って、その中間位
置にマウスポインタ5を移動させるような補正をするこ
ともできる。
【0083】(第9の実施形態)図25はハードディス
ク21を示す図である。データ引き渡しプログラム30
は検索先設定部34を備えている。これにより指定範囲
内でクリック操作が行なわれた際に、予めデフォルトの
検索先を設定したり、直接検索先を選択指定することが
できる。
【0084】図26(a)は、検索先の選択指定のため
のドロップダウンメニュー6を示したものである。選択
肢中で、仮称ワトソンは検索エージェントプログラム、
百科辞典は、CD−ROMドライブ22上にセットされ
た辞書CD−ROMであり、英英辞書はハードディスク
21内にインストールされたものであり、またサーチエ
ンジンはインターネット上の検索システムであると設定
された例を図示した。ハードディスク21内にサーチエ
ンジンをインストールした場合は、このサーチエンジン
に対し、自己のディレクトリを検索するように指定する
ためのメニューを表示させるようにしてもよい。このよ
うな場合のために検索先の追加メニューを設けた。なお
サーチエンジンのインストールについては、後述する実
施形態で述べる。
【0085】また図16(b)は、検索先のデフォルト
設定を行なうためのダイアログボックス60を示す図で
ある。指定範囲内でクリック操作が行なわれた際には、
指定範囲内のデータは、ラジオボタンでチェックされた
サーチエンジンと、百科辞典との複数の検索先に渡され
ることになる。
【0086】(第10の実施形態)図27では、マウス
による範囲指定後、この指定範囲内でマウスの左ボタン
を押す操作を行なった場合、押した箇所の近くに検索先
を、マウスにより選択可能なメニューとして表示するよ
うにしたプログラムをフローチャートにて示している。
マウスで範囲指定操作を行なった後(ステップS2
2)、この指定範囲内でマウスの左ボタンによりクリッ
ク操作を行なうと(ステップS23)、クリック位置が
指定範囲内に重なっているか否かの判断を行なって(ス
テップS24)、重なっている場合は検索先のポップア
ップメニュー61をマウスポインタの近くに表示し(ス
テップS25)、マウスポインタにより検索先の選択が
行なわれたら(ステップS26)、指定範囲内のデータ
を引き渡す(ステップS27)が、ステップS24によ
る判断の結果、クリック位置が指定範囲内に重なってい
ない場合には、範囲指定を解除する(ステップS2
8)。図28は、ステップS25で、指定範囲の文字列
51の検索先のポップアップメニュー61を表示した例
を示す。このポップアップメニュー61には、引き渡し
先として図書館が表示されているが、これは自己のハー
ドディスク21の教材などを集めたディレクトリのひと
つである。
【0087】(第11の実施形態)この実施形態は第1
0の実施形態とは異なり、マウスによる範囲指定後、こ
の指定範囲内にマウスカーソルを置いた場合に、カーソ
ルの近くに検索先をマウスによって選択可能なメニュー
として表示するようにしたものである。図29は、この
プログラムの一部分をフローチャートにて示したもので
ある。マウスで範囲指定操作を行ない(ステップS2
9)、この指定範囲内へマウスカーソルを移動させる
(ステップS30)。この後は図22のステップS19
以降の処理に引き継がれる。即ち次のステップでは、マ
ウスカーソルの位置が、指定範囲に重なっているか否か
を判定する。
【0088】(第12の実施形態)この実施形態は第1
0の実施形態とは異なり、マウスによる範囲指定後、こ
の指定範囲内で予め定めた時間以上、マウスの左ボタン
を押す操作を継続した場合に、押した箇所の近くに検索
先を、マウスにより選択可能なメニューとして表示する
ようにしたものである。図30は、このプログラムをフ
ローチャートで示したものである。マウスによって範囲
指定操作を行ない(ステップS31)、この指定範囲内
でマウスの左ボタンによりマウスダウン操作を行なった
時(ステップS32)、まずクリック位置が指定範囲内
に重なっているか否かの判断を行なう(ステップS3
3)。もし重なっていない場合は、ステップS40へ進
んで範囲指定の解除を行なう。もし重なっている場合に
は、次にこのマウスダウン操作が決められた時間内であ
ったか否か、の判断を行なう(ステップS34)。即
ち、マウスダウン操作からマウスアップ操作までの時間
を計測して判断する。ここでマウスダウン操作からマウ
スアップ操作まで(クリック操作)が決められた時間内
であった場合、そのままデフォルトの引き渡し先へ指定
範囲内のデータを渡して(ステップS35)、範囲指定
を解除する(ステップS40)。しかし決められた時間
を越えた場合、検索先のポップアップメニュー61をマ
ウスポインタ5の近くに表示し(ステップS36)、マ
ウスポインタで検索先の選択が行なわれたら(ステップ
S37)、この検索先をデフォルトの検索先として記憶
し(ステップS38)、指定範囲内のデータを引き渡し
(ステップS39)、範囲指定を解除する(ステップS
40)。
【0089】ステップS35では、クリック操作が決め
られた時間内であった場合に、そのままデフォルトの検
索先へデータを渡している。このようによく利用する検
索先をデフォルトとしておくのは便利である。このため
ステップS38の処理を行なっているのである。
【0090】(第13の実施形態)検索先のポップアッ
プメニュー61を表示するのに、第13の実施形態のよ
うな手段も実現されている。即ち、範囲指定の最後に起
こるマウスアップイベントにより、指定範囲内のデータ
の検索先を、ポップアップメニュー61として表示する
(図31を参照)。
【0091】(第14の実施形態)同様に図32では、
範囲指定のためのドラッグ操作を終えた所で、所定時間
だけマウスアップイベントを発生させることなく一切の
マウス操作を停止すると、この後に発生させたマウスア
ップイベントによってポップアップメニュー61を表示
する。マウスアップイベントを所定時間以内に起こした
場合は、デフォルトの検索先指定とする。
【0092】(第15の実施形態)同様に図32では、
範囲指定が終わった後に、1回クリックを行なった場
合、ポップアップメニュー61を表示するようにした。
第13乃至第14の実施形態では、ポップアップメニュ
ー61を表示させる操作が楽である。
【0093】(第16の実施形態)図34のカテゴリー
決定部36は、検索先にデータを引き渡すのに先立っ
て、指定範囲内のデータが属するカテゴリーを調べ、該
当するカテゴリーに対応する検索先を選択し、この検索
先にデータを引き渡すようにしている。カテゴリーを調
べるに当たっては、ローカルのハードディスク21に記
憶したインデックスを検索するか、ネットワーク上に置
いたインデックスを検索するなどすればよいのである。
【0094】(第17の実施形態)次に図35のブラウ
ザ4は、URL入力フィールドの右横に、タイピングに
よるキーワード入力のためのスイッチボタン7を具えて
いる。このスイッチボタン7をマウスでクリックする
と、ディスプレイ11にキーワード編集ボックス70を
表示する。このキーワード編集ボックス70は、キーワ
ードを入力するためのテキストフィールド71と、入力
し終わったキーワードを検索先へ引き渡すための検索ボ
タン72とを具えている。
【0095】(第18の実施形態)次に、図36のキー
ワード編集ボックス73は、ブラウザ4に表示された文
書50の上で範囲指定すると、指定範囲の文字列51を
テキストフィールド71に取り込んだ状態で現われる。
この実施形態では、「マウス」を範囲指定したものの、
「マウスの左ボタン」に関する検索を行ないたく、テキ
ストフィールド71内で編集している。
【0096】(第19の実施形態)このようなキーワー
ド編集ボックス70,73で検索先を指定できれば、更
に便利である。このため検索ボタン72の左横に、複数
の検索先を含んだドロップダウンメニュー64を設けた
(図37を参照)。この他ファイルを作成した日時を指
定することや、絵や音声などのカテゴリーを指定するこ
となどを可能にしてもよい。
【0097】(第20の実施形態)次に図38のブラウ
ザ4は、URL入力フィールドの右横に、検索ボタン7
4を設けた。文字列51を範囲指定した後この検索ボタ
ン74を押すことにより、文字列51が検索先へ引き渡
される。
【0098】(第21の実施形態)次に図39のブラウ
ザ4は、URL入力フィールドの下側に、検索先の名前
の入った検索先選択ボタン75を複数個設けたものであ
る。文字列51を範囲指定した後、希望する検索先の名
前が入った検索先選択ボタン75を押すことによって、
その検索先へ文字列51が引き渡される。
【0099】(第22の実施形態)図40のブラウザ4
には、URL入力フィールドの右横にドロップフィール
ド76が設けられている。ブラウザ4に表示された文書
50上で範囲指定し、指定範囲の文字列51をドロップ
フィールド76にドラッグアンドドロップすることによ
り、文字列51が検索先へ引き渡される。
【0100】(第23の実施形態)さてこの発明では、
指定範囲のデータを必要な時のみ検索先に検索させるべ
く引き渡すような構成としてもよい。これを図41のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、1回だけマウス
の左ボタンでクリック操作を行なった後(ステップS4
1)、続けて範囲指定の操作が行なわれたならば(ステ
ップS42)、検索先へ引き渡し(ステップS43)、
逆に範囲指定の操作が所定の時間内に行なわれなかった
場合には(ステップS44)、なにもしないで終了す
る。即ち、所定の時間内に範囲指定の操作が行なわれる
のであれば、それに先立つマウスのクリック操作は、こ
の発明をON状態にするためのスイッチである、と見做
すことができる。このスイッチは1回毎にOFF状態に
される。
【0101】(第24の実施形態)これに対して図42
で表わしたブラウザ4では、URL入力フィールドの右
横に設けたON/OFFスイッチ77をON状態にする
ことによって、これ以降、検索先へのデータの引き渡し
と、検索結果のリンク表示とが可能に成る。
【0102】(第25の実施形態)図43のブラウザ4
には、URL入力フィールドの右横にリンク消去スイッ
チ78を設けた。このリンク消去スイッチ78をON状
態にすると、ブラウザ4に表示される文書50のアンカ
ータグがアンダーラインタグに書き換えられて表示され
る。
【0103】(第26の実施形態)リンク消去を行なう
のに、図44(a)ではマウスの右ボタンをクリックし
て表示されるポップアップメニュー62のリンク不能コ
マンド63を、マウスの左ボタンでクリックさせる。こ
れ以降は、図44(b)で表わしたように、マウスの右
ボタンをクリックした時に表示されるポップアップメニ
ュー61は、検索先の選択に関するものである。
【0104】(第27の実施形態)図45で示すよう
に、ハードディスク21にはオペレーティングシステム
OS3、データ引き渡しプログラム30、検索結果表示
プログラム31、更には検索処理プログラム37が記憶
されている。ハードディスク21の一部にキャッシュフ
ァイル28のための領域を確保した。キャッシュファイ
ル28には、ブラウザ4で次々に読み込んだ文書が一時
的に蓄えられている。検索処理プログラム37はこのキ
ャッシュファイル28を検索する。この他検索処理プロ
グラム37にはエージェント技術が利用できる。また自
然文を解釈して適切なキーワードを生成する技術も利用
可能である。
【0105】なお、図2はこの発明の一実施形態による
情報検索装置の全体構成を示したものである。検索装置
13を具えている。処理装置10は、範囲指定された文
字列を取り込みこれをキーワードとして検索装置13へ
送る。検索装置13は送受信装置12を介して他サイト
を検索することができる。処理装置10は検索結果を検
索装置13から受け取り、表示装置11上にポインティ
ングデバイスによって選択可能なリンクとして検索結果
を表示する。
【0106】(第28の実施形態)上述した第27の実
施形態は、検索先となる検索処理プログラム37を具え
ていた。加えて第28の実施形態では検索処理プログラ
ム37が検索の対象とするデータベース38を具えてい
る(図46を参照)。データベース38は、ハードディ
スク21上に構築することができる。CD−ROMを利
用してもよい。検索処理プログラム37では、インデッ
クス検索や全文検索などが行なわれる。
【0107】このデータベース38には、個人ユーザー
やグループが必要とするデータのみ蓄積することが好ま
しい。そうであれば、検索結果として得られるリンク集
には不要なものはなくなるであろう。自分のためだけの
銀河百科事典を構築することも可能である。即ち、増大
の一途を辿るWWWページの錯綜から希望の資料のみを
探し当てるのは最早容易なことではないが、データベー
スを具えて必要なもののみを蓄積して行くのであれば、
このような問題を回避することができるのである。また
このためにWWW巡回ロボットを利用してもよい。これ
については次の実施形態で説明する。
【0108】なお、図3はこの発明の一実施形態による
情報検索装置の全体構成を示したものである。データベ
ースとしての記憶装置14を具えている。上述したよう
に、処理装置10、検索装置13、記憶装置14が連係
する。
【0109】(第29の実施形態)図47で示すよう
に、第28の実施形態の構成に加えて、WWW巡回ロボ
ット39を具えている。単純なものでは、巡回先アドレ
ス設定、巡回階層設定、同一サイトのみの巡回設定、巡
回スケジュール設定などが行なえるように構成する。ま
たエージェント技術を利用して、ユーザープロフィール
登録を行ない得るようにしてもよい。
【0110】(第30の実施形態)さてこの発明では、
指定範囲のキーワードを翻訳してから検索先へ引き渡す
ようにしてもよい。これを図48のフローチャートを用
いて説明する。操作者は、マウスによる範囲指定操作の
後(ステップS45)、コピーコマンドを実行すると
(ステップS46)、指定範囲のキーワードの翻訳を行
なってから(ステップS47)、検索先へ引き渡す(ス
テップS48)。従って、例えば日本語で表記された文
書中からキーワードを選び、英語のデータを検索するこ
とが可能になるなどの効果を奏する。
【0111】(第31の実施形態)この実施形態は、デ
ータの検索先から処理状況を受け、それを表示するよう
にしたものである。図49は、処理状況のプログレスバ
ー8が範囲指定された文字列51の近くに一定時間だけ
ポップアップしている状況を示している。WWWの検索
エンジンとのセッションでは、特に有効である。
【0112】(第32の実施形態)この実施形態は、デ
ータの検索先から検索結果の一覧データを受けてブラウ
ザ側で表示するのであるが、検索結果が0件である時の
みわざわざブラウザの表示を書き換えることなく、0件
表示80を範囲指定された文字列51の近くに一定時間
だけポップアップさせるものである(図50を参照)。
なお0件表示80のポップアップ表示は、操作者がマウ
スボタンをクリックするまで表示し続けるように設定す
ることができる。
【0113】(第33の実施形態)この実施形態は、検
索結果の一覧データを受けて、ブラウザに表示するので
はなく、それをポインティングデバイスによって選択可
能なメニュー(リンク集)としてポップアップ表示する
ものである(図51を参照)。なお、この結果表示ポッ
プアップメニュー81から1つを選択すると、このアド
レスのWWWページが、ブラウザにダウンロードされ
て、表示されることになる。
【0114】(第34の実施形態)この実施形態の説明
には図52を用いる。CD−ROM26にはデータベー
ス38と検索先登録プログラム9とが記録されている。
そもそもこのCD−ROM26は、図11のCD−RO
M23とは異なり、この発明の主要部を構成するものを
含んでいない。データベース38をハードディスク21
にインストールするか、CD−ROM26をCD−RO
Mドライブ38に装着してこのまま利用させることにな
る。検索先登録プログラム9のインストーラを起動する
と(ステップS49)、自分自身を検索先に設定する
(ステップS50)。
【0115】(第35の実施形態)また図54で示すよ
うに、この情報検索装置15には、インターネットを介
して検索サーバ9が自分自身を検索先に設定しに来る。
【0116】(第36の実施形態)さて、図55及び図
56によれば、httpサーバ及びftpサーバ90
は、この発明のプログラム92を記憶した記録媒体であ
るハードディスク91を所有している。httpサーバ
90は、この発明のプログラム92をインターネット越
しにダウンロードさせるべく、HTML形式のダウンロ
ードページ56を公開している。符号57はこのプログ
ラム92に至るリンクである。
【0117】(その他の実施形態)更にこの発明のプロ
グラムを記録した記録媒体は、指定範囲内のデータが属
するカテゴリーを調べ、該当するカテゴリーに対応する
検索先を選択し、ポインティングデバイスにより選択可
能なメニューとして表示するようにしたプログラムを記
録したものとしてよい。従って、第1に、カテゴリー別
に検索先を替えることができ、またメニューに於いては
検索先の表示や配置を最適化することができる。検索先
のデフォルト指定が行なえる場合は、そのデフォルト指
定を自動的に変更することもできる。第2に、同じ検索
先についても検索ディレクトリのパス部を予め選択する
ことができる。検索先にはデータと共にカテゴリー情報
を引き渡してもよく、検索先ではこのカテゴリーのみを
検索すればよいから、無駄がなくより高速に検索され
る。これは、検索結果を受け取ってリンク表示するまで
の時間が短縮されると共に、リンクを厳選できることを
意味する。
【0118】更にこの発明のプログラムを記録した記録
媒体は、画像や、音声を視覚化した波形グラフなどを操
作対象とすることが可能である。画像の一部、または全
部を範囲指定して検索先へ引き渡すと、色調、タッチ、
筆癖、年代、カテゴリーなどが同一または類似の画像を
索出する技術があり、これを利用してもよい。音声につ
いても同様である。
【0119】なお、検索結果のリンク一覧も、ポインテ
ィングデバイスによって選択可能なメニューの一種であ
ると見ることができる。また検索結果が0である場合を
既に説明したが、検索結果が1である場合に、これに至
るリンクを表示せずいきなり内容を表示するようにもで
きるが、この場合には検索結果が1であるというだけで
あり、この場合もリンク一覧と称してよい。またこの発
明が外部の検索装置の助けを借りる場合であっても、こ
の発明は結果として検索装置である。
【0120】このようにこの発明によれば、リンクとは
まったく無関係に、ページ中のどの部分からでもキーと
なるデータを生成することができ、かつこのデータに関
連する資源のリンク一覧を表示して、それにアクセスで
きるようになった。またその操作性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報検索装置の全体構成を示す図である。
【図2】情報検索装置の全体構成を示す図である。
【図3】情報検索装置の全体構成を示す図である。
【図4】図1の装置を、CPU2を用いて実現した場合
のハードウェア構成を示す図である。
【図5】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレイ
11を示す図である。
【図6】文字列51とマウスポインタ5とポップアップ
メニュー41を示す図である。
【図7】インターネットを介した処理ブロック間のデー
タ移動を示す図である。
【図8】検索結果表示時のブラウザ4が表示されたディ
スプレイ11を示す図である。
【図9】処理プログラムのフローチャートである。
【図10】処理プログラムのフローチャートである。
【図11】CD−ROM23を示す図である。
【図12】インターネットを介して検索先データを受信
するための、処理ブロックを示す図である。
【図13】処理プログラムのフローチャートである。
【図14】処理プログラムのフローチャートである。
【図15】処理プログラムのフローチャートである。
【図16】図4のCPU2で実現されるデータ処理に於
ける各処理部を示す図である。
【図17】ハードディスク21を示す図である。
【図18】CD−ROM23を示す図である。
【図19】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図20】文字列51とマウスポインタ5とを示す図で
ある。
【図21】範囲指定領域を示す図である。
【図22】処理プログラムのフローチャートである。
【図23】範囲指定領域を示す図である。
【図24】文字列51とマウスポインタ5とを示す図で
ある。
【図25】ハードディスク21を示す図である。
【図26】引き渡し先指定のためのドロップダウンメニ
ュー(a)と、デフォルト設定を行なうためのダイアロ
グボックス(b)とを示す図である。
【図27】処理プログラムのフローチャートである。
【図28】文字列51の引き渡し先のポップアップメニ
ュー61を示す図である。
【図29】処理プログラムのフローチャートである。
【図30】処理プログラムのフローチャートである。
【図31】ポップアップメニュー61の表示タイミング
を示す図である。
【図32】ポップアップメニュー61の表示タイミング
を示す図である。
【図33】ポップアップメニュー61の表示タイミング
を示す図である。
【図34】ハードディスク21を示す図である。
【図35】キーワード編集時のブラウザ4が表示された
ディスプレイ11を示す図。
【図36】キーワード編集時のブラウザ4が表示された
ディスプレイ11を示す図。
【図37】キーワード編集ボックスを示す図である。
【図38】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図39】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図40】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図41】処理プログラムのフローチャートである。
【図42】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図43】検索時のブラウザ4が表示されたディスプレ
イ11を示す図である。
【図44】リンク消去用ポップアップメニュー62を示
す図である。
【図45】ハードディスク21を示す図である。
【図46】ハードディスク21を示す図である。
【図47】ハードディスク21を示す図である。
【図48】処理プログラムのフローチャートである。
【図49】検索先プログラムからの処理状況を、プログ
レスバー8としてポップアップしている状況を示す図で
ある。
【図50】検索先プログラムからの検索結果の0件表示
80をポップアップしている状況を示す図である。
【図51】検索先プログラムからの検索結果から結果表
示ポップアップメニュー81を表示している状況を示す
図である。
【図52】CD−ROM26を示す図である。
【図53】処理プログラムのフローチャートである。
【図54】インターネットを介した処理ブロック間のデ
ータ移動を示す図である。
【図55】ダウンロード時のブラウザ4が表示されたデ
ィスプレイ11を示す図である。
【図56】ダウンロード時のハードディスク91を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力装置 10 処理装置 11 表示装置 12 送受信装置 13 検索装置 14 記憶装置 15 情報検索装置 23 CD−ROM 26 CD−ROM 30 データ引き渡しプログラム 31 検索結果表示プログラム 32 検索先データ 33 マウスプログラム 34 検索先設定部 35 データファイル 36 カテゴリー決定部 37 検索処理プログラム 38 データベース 39 WWW巡回ロボット 61 ポップアップメニュー 78 リンク消去スイッチ 9 検索先登録プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 千里 神奈川県横浜市港北区綱島西2丁目9番5 −803号 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND03 NK02 NK37 PP03 PP13 PP24 PQ02 PQ46 5E501 AB15 AC23 AC33 BA05 CA02 CB07 CB09 DA06 EA05 EA08 EA10 EA12 EB05 EB06 EB13 FA02 FA03 FA05 FA06 FA09 FA13 FA25 FB28

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイス、このポインテ
    ィングデバイスの操作対象を表示するための表示装置、
    前記操作対象に対するポインティングデバイスによる範
    囲指定操作で指定されたデータをその引き渡し先である
    検索装置へ渡し検索結果を検索装置から受け取ると共
    に、検索結果をポインティングデバイスにより選択可能
    なリンクとして前記表示装置に表示する処理装置、を備
    えた情報検索装置。
  2. 【請求項2】 ポインティングデバイスを用いた範囲指
    定操作によって指定されたデータを、このデータの検索
    先に検索させるべく引き渡し、その検索結果を受け取っ
    てポインティングデバイスにより選択可能なリンクとし
    て表示する、情報検索方法。
  3. 【請求項3】 ポインティングデバイスを備えたコンピ
    ュータに、キーとなるデータをこのデータの検索先に検
    索させその結果を受け取って表示するための処理を行な
    わせるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    ポインティングデバイスを用いた範囲指定操作によって
    指定されたデータを、このデータの検索先に引き渡す処
    理と、その検索結果を受け取ってポインティングデバイ
    スにより選択可能なリンクとして表示する表示処理と、
    をコンピュータに行なわせるためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3のプログラムを記録した記録媒
    体に於いて、予め、このデータの検索先に関するデータ
    を備えていることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項3のプログラムを記録した記録媒
    体に於いて、このデータの検索先に関するデータを備え
    ておらず、後から取得するようにしたことを特徴とする
    もの。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4または請求項5
    のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインティ
    ングデバイスを用いた範囲指定操作によってデータを指
    定し、このデータに対してコピー操作を行なうことによ
    りこのデータの検索先に引き渡す処理を行なうようにし
    たことを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項3または請求項4または請求項5
    のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインティ
    ングデバイスを用いた範囲指定操作によってデータを指
    定した時、範囲指定操作の最後に起こるスイッチを離す
    操作により、指定範囲内のデータをこのデータの検索先
    に引き渡す処理を行なうようにしたことを特徴とするも
    の。
  8. 【請求項8】 請求項3または請求項4または請求項5
    のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインティ
    ングデバイスを用いた範囲指定操作を行なった後、予め
    定めた時間が経過したら、指定範囲内のデータをこのデ
    ータの検索先に引き渡す処理を行なうようにしたことを
    特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項3または請求項4または請求項5
    のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインティ
    ングデバイスを用いた範囲指定操作を行なった後、キー
    ボードの所定のキーを押す操作によって、指定範囲内の
    データをこのデータの検索先に引き渡す処理を行なうよ
    うにしたことを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスによるクリック操作が行なわれた時の座
    標が、このクリック操作に先立つポインティングデバイ
    スを用いた範囲指定操作で指定された範囲内にあるか否
    かを判定する判定処理と、指定範囲内にある場合に指定
    範囲内のデータをこのデータの検索先に引き渡す処理
    と、を行なうようにしたことを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、1以上の
    検索先の指定を行なうことができるようにしたことを特
    徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いた範囲指定操作によってデータを
    指定した時、範囲指定操作の最後に起こるスイッチを離
    す操作によって、このデータの検索先をポインティング
    デバイスにより選択可能なメニューとして表示するよう
    にしたことを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いた範囲指定操作の最後で、そのま
    ま予め定めた時間が経過するまでスイッチを押す操作を
    継続することによって、このデータの検索先をポインテ
    ィングデバイスにより選択可能なメニューとして表示す
    るようにしたことを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いた範囲指定操作によりデータを指
    定した後、ポインティングデバイスのスイッチを押す操
    作によって、このデータの検索先をポインティングデバ
    イスにより選択可能なメニューとして表示するようにし
    たことを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、指定範囲
    内のデータが属するカテゴリーを調べ、該当するカテゴ
    リーに対応する検索先を選択し、この検索先にデータを
    引き渡すようにしたことを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いたクリック操作が可能なスイッチ
    を表示画面上に表示し、このスイッチがON状態の場合
    に、キーとなるデータを編集するための編集ボックスを
    表示するようにしたことを特徴とするもの。
  17. 【請求項17】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いた範囲指定操作後、指定範囲内の
    データを表示すると共にそのデータを編集可能とした、
    編集ボックスを表示するようにしたことを特徴とするも
    の。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17のプログ
    ラムを記録した記録媒体に於いて、編集ボックスは、デ
    ータの検索先を、ポインティングデバイスによって選択
    可能なメニューとして表示するようにしたことを特徴と
    するもの。
  19. 【請求項19】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いたクリック操作が可能なスイッチ
    を表示画面上に表示し、ポインティングデバイスを用い
    た範囲指定操作によりデータを指定した後、このスイッ
    チを押す操作を行なうことによって、指定範囲内のデー
    タをこの検索先に引き渡す処理を行なうようにしたこと
    を特徴とするもの。
  20. 【請求項20】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いたクリック操作が可能な、データ
    の検索先を示すスイッチを表示画面上に表示し、このス
    イッチがON状態の場合に、この検索先にデータを引き
    渡す処理を行なうようにしたことを特徴とするもの。
  21. 【請求項21】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いた範囲指定操作によりデータを指
    定した後、この範囲指定部分を所定の位置にドラッグア
    ンドドロップする操作によって、指定範囲内のデータを
    このデータの検索先に引き渡す処理を行なうようにした
    ことを特徴とするもの。
  22. 【請求項22】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスを用いたクリック操作の後、予め定めた
    時間内にポインティングデバイスを用いた範囲指定操作
    が開始したか否かを監視し、その時間内に範囲指定操作
    が開始した場合には、範囲指定操作に続く前記一連の処
    理を行なうようにしたことを特徴とするもの。
  23. 【請求項23】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスでクリック操作が可能なスイッチを表示
    画面上に表示し、このスイッチがON状態の場合に、範
    囲指定操作に続く前記一連の処理を行なうようにしたこ
    とを特徴とするもの。
  24. 【請求項24】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、ポインテ
    ィングデバイスによる範囲指定操作を行なう際に、前記
    操作対象のハイパーリンクを動作不能とする処理を行な
    うようにしたことを特徴とするもの。
  25. 【請求項25】 請求項24のプログラムを記録した記
    録媒体に於いて、ポインティングデバイスでクリック操
    作が可能なスイッチを表示画面上に表示し、このスイッ
    チがON状態の場合に、前記操作対象のハイパーリンク
    を動作不能とする処理を行なうようにしたことを特徴と
    するもの。
  26. 【請求項26】 請求項24のプログラムを記録した記
    録媒体に於いて、表示画面上に前記操作対象のハイパー
    リンクを動作不能とするメニューを表示し、このメニュ
    ーが選択された場合に、操作対象のハイパーリンクを動
    作不能とする処理を行なうようにしたことを特徴とする
    もの。
  27. 【請求項27】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、検索処理
    プログラムを備え、ポインティングデバイスを用いた範
    囲指定操作によって指定されたデータの検索処理を行な
    うようにしたことを特徴とするもの。
  28. 【請求項28】 請求項27のプログラムを記録した記
    録媒体に於いて、データベースを備えていることを特徴
    とするもの。
  29. 【請求項29】 請求項28のプログラムを記録した記
    録媒体に於いて、データベースに蓄積するデータの収集
    処理を行なうようにしたことを特徴とするもの。
  30. 【請求項30】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、指定範囲
    内のデータをそのデータの検索先に引き渡す処理に先だ
    って、指定範囲内のデータを他言語に翻訳する処理を行
    なうようにしたことを特徴とするもの。
  31. 【請求項31】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、検索先か
    ら処理状況を受けることができる場合、その処理状況を
    受けて表示するようにしたことを特徴とするもの。
  32. 【請求項32】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、検索結果
    が0件であるという検索結果を受けた場合、データ引き
    渡し時の表示画面を描き替えることなく、検索結果が0
    件であることを表示するようにしたことを特徴とするも
    の。
  33. 【請求項33】 請求項3または請求項4または請求項
    5のプログラムを記録した記録媒体に於いて、このプロ
    グラムから検索結果を受け、データ引き渡し時の表示画
    面を描き替えることなく、検索結果をポインティングデ
    バイスにより選択可能なリンクとして、別窓に表示する
    ようにしたことを特徴とするもの。
  34. 【請求項34】 ポインティングデバイスを備えたコン
    ピュータに、キーとなるデータをこのデータの検索先に
    検索させ、その結果を受け取って表示ための処理を行な
    わせるためのプログラムに、検索先に関するデータを付
    加する処理を行なうためのプログラムを記録した記録媒
    体であって、ポインティングデバイスを用いた範囲指定
    操作によって指定されたデータを、このデータの検索先
    に引き渡す処理と、その検索結果を受け取ってポインテ
    ィングデバイスにより選択可能なリンクとして表示する
    表示処理と、をコンピュータに行なわせるためのプログ
    ラムに、特定の検索先に関するデータを登録する処理を
    行なうプログラムを記録した記録媒体。
  35. 【請求項35】 ポインティングデバイスを備えたコン
    ピュータに、キーとなるデータをこのデータの検索先に
    検索させその結果を受け取って表示するための処理を行
    なわせるためのプログラムを記録した記録媒体であっ
    て、ポインティングデバイスを用いた範囲指定操作によ
    って指定されたデータを、このデータの検索先に引き渡
    す処理と、その検索結果を受け取ってポインティングデ
    バイスにより選択可能なリンクとして表示する表示処理
    と、をコンピュータに行なわせるためのプログラムをコ
    ンピュータネットワーク経由で配信するために記録した
    記録媒体。
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