JP2000200234A - 2次元コ―ドハンディスキャナを用いたインタ―ネットの情報照会システム - Google Patents

2次元コ―ドハンディスキャナを用いたインタ―ネットの情報照会システム

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JP2000200234A
JP2000200234A JP10377253A JP37725398A JP2000200234A JP 2000200234 A JP2000200234 A JP 2000200234A JP 10377253 A JP10377253 A JP 10377253A JP 37725398 A JP37725398 A JP 37725398A JP 2000200234 A JP2000200234 A JP 2000200234A
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JP10377253A
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Masanori Wakamoto
昌紀 若本
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PASUKARU KK
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PASUKARU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホームページアドレスが簡単入力できるように
する。 【解決手段】画像読取部21と、読取指令ボタン23と
を備えたハンディスキャナ2と、ハンディスキャナ2に
よって読取走査された2次元コードを解読して、文字コ
ードに変換する2次元コード解読ソフトS1と、インタ
ーネットブラウザS2とを予めインストールした表示画
面12を有した通信端末装置1とを組み合わせて構成さ
れ、2次元コード解読ソフトS1とインターネットブラ
ウザS2とを起動させた状態で、ハンディスキャナ2の
読取指令ボタン23を操作し、2次元コードを読取走査
させたときには、2次元コード解読ソフトS1によって
解読し、文字コードに変換されたホームページアドレス
を、インターネットブラウザS2に入力させることによ
って、通信端末装置1の表示画面12に、ホームページ
アドレスによって特定されたホームページを呼出表示さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元コードハン
ディスキャナを用いることにより、簡単にインターネッ
トの情報照会ができるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットは、一般家庭にま
で普及しており、WWW(World WideWeb)により、世
界中の情報が検索できるようになっている。各家庭のパ
ソコンなどから、WWWブラウザ(閲覧ソフト)を用い
れば、簡単に、指定したWWWサーバ(Webサーバ)
に登録されたホームページ(Webページ)を見ること
ができる。
【0003】また、インターネットにおいて、電子メー
ルサービスは、送信側がファクシミリなどと同様に相手
が不在でも送信ができる一方、受信側は、都合がよいと
きにメッセージ内容を見ることができるので、多くの人
に気軽に利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、イン
ターネットをアクセスし、ホームページを閲覧しようと
したときに、そのアドレス(URL(Uniform Resource
Locator))を予め登録していない場合、その入力が面
倒であるという問題があった。すなわち、ホームページ
のアドレスは、通常、30文字を超える文字数で構成さ
れているものが多く、これを入力するためには、アドレ
スが記載された商品やカタログなどを見ながら操作する
必要があるため、面倒であり、また、入力ミスも多くな
ることから、簡単かつ正確な操作によるホームページの
アクセスができないことがあった。一方、電子メールの
アドレスにも同様のことが言え、簡単操作によって入力
できることが望まれていた。
【0005】また、上記したように、ホームページアド
レスや電子メールアドレスは、比較的文字数が多いの
で、これらを商品自体や商品のカタログ、パンフレット
などに記載した場合、大きいスペースが必要になり、見
栄えも悪くなるという問題があった。本発明は、このよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、ホームページア
ドレス、電子メールアドレスが簡単入力できるととも
に、ホームページアドレス、電子メールアドレスを小さ
いスペースに表示できるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1及び請求項2では、2次元コード
ハンディスキャナを用いたインターネットの情報照会シ
ステムを提案する。請求項1のシステムは、画像読取部
と、読取指令ボタンとを備えたハンディスキャナと、ハ
ンディスキャナによって読取走査された2次元コードを
解読して、文字コードに変換する2次元コード解読ソフ
トと、インターネットブラウザとを予めインストールし
た表示画面を有したパソコン、ウェブテレビなどの通信
端末装置とを組み合わせて構成される。
【0007】ここに、2次元コードとは、バーコードの
ような1次元コードではなく、水平(横方向)と垂直
(縦方向)とに情報を持つコードであり、これには、バ
ーコードを積み重ねた形のスタック型コードと、マス目
を塗りつぶしたような形のマトリックス型コードがあ
る。更に、請求項1では、通信端末装置において、2次
元コード解読ソフトとインターネットブラウザとを起動
させた状態で、ハンディスキャナの読取指令ボタンを操
作し、2次元コードを読取走査させたときには、2次元
コード解読ソフトによって解読し、文字コードに変換さ
れたホームページアドレスを、インターネットブラウザ
に入力させることによって、通信端末装置の表示画面
に、ホームページアドレスによって特定されたホームペ
ージを呼出表示させる構成としている。
【0008】ここにホームページとは、WWWサーバに
登録され、インターネットブラウザ(WWWブラウザ)
を使って見ることができる、各企業などが宣伝公告など
のために開設している画面をいう。請求項2に記載のシ
ステムは、画像読取部と、読取指令ボタンとを備えたハ
ンディスキャナと、ハンディスキャナによって読取走査
された2次元コードを解読して、文字コードに変換する
2次元コード解読ソフトと、インターネットブラウザ
と、電子メールソフトとを予めインストールした表示画
面を有したパソコン、ウェブテレビなどの通信端末装置
とを組み合わせて構成される。
【0009】通信端末装置において、2次元コード解読
ソフトとインターネットブラウザと電子メールソフトと
を起動させた状態で、ハンディスキャナの読取指令ボタ
ンを操作し、2次元コードを読取走査させたときには、
2次元コード解読ソフトによって解読し、文字コードに
変換されたホームページアドレス、電子メールアドレス
を入力させることによって、通信端末装置の表示画面
に、ホームページアドレスによって特定されたホームペ
ージを呼出表示させるとともに、電子メールアドレスに
よって特定されたメールアドレスにアクセスする構成と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、インターネット
の情報照会システムの構成の一例を示した図である。こ
こでは、通信ネットワークとしてインターネットN2を
使用し、通信端末装置1においてホームページの閲覧が
できるようになっている。したがって、通信端末装置1
は、パソコンや、WebTVのサービスが利用できるウ
ェブテレビなど、インターネットN2にアクセスできる
装置で構成されており、インターネットN2には、WW
Wサーバ3が設けられている。
【0011】通信端末装置1では、インターネットブラ
ウザ(WWWブラウザ)を用い、インターネットN2を
接続すれば、各サーバ3に登録され、各企業などが宣伝
公告などのために開設しているホームページ(Webペ
ージ)が閲覧できる。なお、図中、WWWサーバ3にお
いて、30はサーバコンピュータ、31はホームページ
などを登録している記憶部を示している。
【0012】ここでは、通信端末装置1は、ISDNや
電話網などの公衆網N1を介して、契約したいずれかの
プロバイダP(#1〜#n)を通じて、インターネット
N2にアクセスできるようになっている。また、通信端
末装置1は、インターネットN2の電子メールサービス
が利用できるようになっているため、各プロバイダPの
サーバは、WWWサーバの機能とメールサーバの機能を
有している。
【0013】本発明では、通信端末装置1は、ハンディ
スキャナ2を用いて、インターネットN2の情報照会が
できるようになっている。通信端末装置1は、CPUな
どで構成される信号処理部10と、モデムなどを備える
とともに、インターネットN2を接続し、電子メールを
伝送するため、TCP/IP、SMTP、POPなどの
通信プロトコルを実行する通信制御部11と、液晶ディ
スプレイやCRTなどで表示画面を構成する表示部12
と、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイ
スなどで構成される操作部13と、RAMやROM、ハ
ードディスクなどで構成される記憶部14と、ハンディ
スキャナ2を接続し、RS−232C等のシリアルイン
タフェースを制御するインタフェース部15とを備え
る。
【0014】一方、ハンディスキャナ2は、CPUなど
で構成される信号処理部20と、CCDなどで構成され
る画像読取部21と、画像読取部21で読み取った画像
を、白と黒の2値の画像データ、あるいは多階調の濃淡
を表現する多値の画像データに変換する画像処理部22
と、読取指令ボタン23と、LEDなどで構成される動
作ランプ24と、通信端末装置1との間で、RS−23
2C等のシリアル伝送を制御するインタフェース部25
とを備える。
【0015】通信端末装置1には、予め、ハンディスキ
ャナ2によって読取走査された2次元コードを解読し
て、文字コードに変換する2次元コード解読ソフトS1
と、インターネットブラウザS2とをインストールして
おり、記憶部14に記憶している。通信端末装置1は、
2次元コード解読ソフトS1とインターネットブラウザ
S2とを起動させた状態で、ハンディスキャナ2の読取
指令ボタン23を操作し、2次元コードを読取走査させ
たときには、その2次元コードを2次元コード解読ソフ
トS1によって解読し、文字コードのホームページアド
レスに変換する。そのホームページアドレスを、インタ
ーネットブラウザS2に入力させることによって、表示
部12に、ホームページアドレスによって特定されたホ
ームページを呼出表示させる。
【0016】詳しくは、ハンドスキャナ2において、読
取指令ボタン23を操作すると、画像読取部21が2次
元コードを読み取り、画像処理部22において画像デー
タに変換して、インタフェース部25からRS−232
Cケーブルなどを通じて送出する。このとき、2次元コ
ードの読み取りが正常であれば、動作ランプ24は点灯
し、動作音出力部(不図示)から「ピッ」といった音を
出力するが、正常に読み取りができなかったときには、
動作ランプ24を点滅させて、動作音出力部からは音を
出力しないようにする。そうすれば、操作者に読み取り
が正常にできているのかどうかが分かりやすい。
【0017】通信端末装置1は、インタフェース部15
を通じて画像データを受けると、2次元コード解読ソフ
トS1が、この画像データを解読し、文字データに変換
する。ここで変換された文字データは、ホームページア
ドレスであるので、これをインターネットブラウザS2
に入力し、インターネットN2にアクセスする。する
と、そのアドレスによって指定されるホームページが閲
覧できる。
【0018】このホームページアドレスには、通常、U
RL(Uniform Resource Locator)が用いられる。UR
Lは、スキーム名(転送プロトコル名)、ホスト名、フ
ァイル名で構成される文字列であり、インターネット上
のリソースを識別できるため、ホームページのアドレス
として用いられる。例えば、このアドレスは、「http:/
/abc.defghij.co.jp/xxxx.html」といった文字列で表さ
れる。この例の場合、その文字数は30文字を超えてい
ることから、本発明システムを用いて、ハンドスキャナ
2で2次元コード読み取るだけで自動入力できるように
なれば、インターネットN2へのアクセスが簡単にな
る。また、下位層の更に長い文字列のアドレスのホーム
ページも簡単にアクセスできるので、商品情報などを掲
載しているページをピンポイントで開くことができる。
【0019】次に、上記した通信端末装置1の動作を、
図2にフローチャート(100〜106)に示す。ここ
では、インターネットブラウザS2を起動すると(10
0)、2次元コード解読ソフトS1が起動するようにな
っており(101)、ハンドスキャナ2から2次元コー
ドの画像データが入力されると(102)、2次元コー
ド解読ソフトS1が、入力された2次元コードを解読
し、ホームページアドレスに変換する(103)。その
ホームページアドレスは、自動的にブラウザS2のアド
レス入力欄に入力されるので(104)、そのアドレス
を基にホームページをアクセスし閲覧することができる
(105,106)。
【0020】次に、ハンドスキャナ2によって読み取る
2次元コードについて説明する。2次元コードとは、バ
ーコードのような1次元コードではなく、水平(横方
向)と垂直(縦方向)とに情報を持つコードであり、こ
れには、バーコードを積み重ねた形のスタック型コード
と、マス目を塗りつぶしたような形のマトリックス型コ
ードがある。
【0021】図3には、2次元コードの例として、マト
リックス型コードの1つであるCPコード(Computer P
urpose Code)(日本IDテック株式会社の登録商標)
の例を示している。ここに示した2次元コードCDは、
セルと呼ばれるマス目が、12(1〜12行)×12
(A〜L列)の144個ある構成になっている。このコ
ードCDには、X軸基線a(Xリファレンスライン)及
びY軸基線b(Yリファレンスライン)と、X軸基線a
とY軸基線bの各々に一定間隔で付加されたタイミング
マークc,d(ティックマーク)と、X軸基線aとY軸
基線bの交点の対角位置に、3つのセルからなる補助マ
ークe(コーナーマーク)とを備えている。
【0022】X軸基線a(12行の12個のセル)及び
Y軸基線b(A列の12個のセル)と、一定間隔(ここ
では1セルおき)に付加されたタイミングマークc,d
によって、データが格納される各行(1〜10行)と各
列(C〜L列)に構成される各セル(補助マークeを除
く)の位置を特定することができる。また、補助マーク
eを検出することによって、2次元コードCDが、印刷
されているものではなく、シール等によって貼付けられ
るものである場合でも、上下、左右などが異なる方向に
なったり、コードCDの全体が変形しても、正しく認識
できるようになっている。
【0023】複数のセルの各々は、複数の画素(例えば
4画素や9画素など)で構成されており、黒画素が所定
数以上であると黒セル、所定数未満であると白セルであ
ると判断され、各セルがビット情報(2進データ)を構
成している。このビット情報によって、アルファベッ
ト、数字、漢字、カナに限られず、世界中の様々な言語
が表現できる。例えば、4つのセル(4ビット)で16
進数を表現し、16セル(16ビット=2バイト)でJ
IS漢字コードを表現する場合であれば、コード「30
6C」で漢字「一」を、コード「4673」で漢字
「二」を、コード「3B30」で漢字「三」を示すこと
になる。
【0024】なお、ビット情報には、各ユーザが任意に
設定するユーザデータ以外に、コードCDの全体に対
し、所定の割合でエラー訂正用のデータを含ませること
ができる。これによれば、コードCDにノイズが混入し
たり、破壊したりしても、自動的にデータ(ユーザデー
タ)を復元することができる。また、ユーザデータの量
が変化しても、エラー訂正用のデータの割合を変化させ
ればよいので、2次元コードCDの全体の大きさを一定
に保つこともできる。
【0025】本発明システムでは、ホームページアドレ
スを2次元コードで表現するので、30文字以上あるよ
うなアドレスであっても、小さいサイズで表現できる。
したがって、商品自体や商品のカタログ、パンフレット
などの小さいスペースにホームページアドレスを記載で
きる。次に、2次元コードハンディスキャナを用いたイ
ンターネットの情報照会システムの別の構成について説
明する。
【0026】図4に示した通信端末装置1Aは、図1の
通信端末装置1と同様の構成であるが、インタフェース
部15に代えて、IrDAなどの規格により赤外線通信
を行うための赤外線入力部16を設けており、一方、ハ
ンディスキャナ2Aは、図1のハンディスキャナ2のイ
ンターフェース部25に代えて、赤外線出力部26を設
けている。これによって、通信端末装置1Aとハンディ
スキャナ2Aの間を、ケーブルで接続する必要がなくな
る。
【0027】通信端末装置1Aには、予め、2次元コー
ド解読ソフトS1と、インターネットブラウザS2以外
に、電子メールソフトS3をインストールしており、記
憶部14に記憶している。通信端末装置1Aは、2次元
コード解読ソフトS1とインターネットブラウザS2と
電子メールソフトS3とを起動させた状態で、ハンディ
スキャナ2Aの読取指令ボタン23を操作し、2次元コ
ードを読取走査させたときには、この2次元コードを2
次元コード解読ソフトS1によって解読し、文字コード
のホームページアドレス、電子メールアドレスに変換す
る。そして、ホームページアドレス、電子メールアドレ
スを入力させることによって、表示部12に、ホームペ
ージアドレスによって特定されたホームページを呼出表
示させるとともに、電子メールアドレスによって特定さ
れたメールアドレスにアクセスする。
【0028】詳しくは、ハンドスキャナ2Aにおいて、
読取指令ボタン23を操作すると、画像読取部21が2
次元コードを読み取り、画像処理部22において画像デ
ータに変換して、赤外線出力部26から赤外線によって
出力する。通信端末装置1Aは、赤外線入力部16を通
じて画像データを受けると、2次元コード解読ソフトS
1が、この画像データを解読し、文字データに変換す
る。ここで変換された文字データが、ホームページアド
レスである場合、これをインターネットブラウザS2に
入力し、インターネットN2にアクセスする。すると、
そのアドレスのホームページが閲覧できる。
【0029】また、通信端末装置1Aが受け、2次元コ
ード解読ソフトS1が解読して変換した文字データが、
電子メールアドレスである場合は、これを電子メールソ
フトS3に入力し、インターネットN2を介して、電子
メールが送信できるようにする。電子メールアドレス
は、ユーザ名(メールアカウント)、アットマーク
「@」、サーバ名、組織名、国名などで構成される文字
列であり、例えば、「[email protected]」といった形
式で表される。この例では、その文字数は20文字近い
ので、本発明システムを用いて、ハンドスキャナ2で2
次元コード読み取るだけで自動入力できるようになれ
ば、電子メールの送信が簡単になる。
【0030】図5には、通信端末装置1Aの動作をフロ
ーチャート(200〜206)で示している。ホームペ
ージの閲覧は、図2に示した動作と同じであるので、図
5では、電子メール送信時の動作のみを示す。ここで
は、電子メールソフトS3を起動すると(200)、2
次元コード解読ソフトS1が起動するようになっており
(201)、ハンドスキャナ2Aから2次元コードの画
像データが入力されると(202)、2次元コード解読
ソフトS1が、入力された2次元コードを解読し、電子
メールアドレスに変換する(203)。その電子メール
アドレスは、自動的に電子メールソフトS3が処理する
アドレス入力欄に入力されるので(204)、電子メー
ルとして送信するメッセージを作成すれば(205)、
そのアドレスに対して電子メールが送信できる(20
6)。
【0031】なお、電子メールとして送信するメッセー
ジは、ハンディスキャナ2Aが読み取った2次元コード
に含まれているものであってもよい。したがって、2次
元コードとして、電子メールアドレス以外に、バーコー
ドのJANシンボルのように、商品メーカコード、商品
アイテムコードなどの商品管理コードを含ませておけ
ば、電子メールの受信側において、商品管理(在庫管
理、発注管理)などができるようになる。また、2次元
コードには、特定のカタログ、雑誌、パンフレットなど
の整理番号などを含ませておくようにしてもよい。
【0032】このように、2次元コードは、ホームペー
ジアドレスや電子メールアドレス以外のデータを含ませ
ても、小さいサイズで構成できるので(図3参照)、商
品などの小さいスペースに、これらを記載することがで
きる。次に、ハンディスキャナの例を図6に一部切り欠
き外観図で示す。このスキャナはペン型になっており、
スキャニングペンと呼ばれるものである。
【0033】スキャニングペンSPでは、検出部21a
とCCDカメラ部21bで画像読取部を構成し、クリッ
クボタン23aが読取指令ボタンに相当するようになっ
ている。図中、cvは本体カバーを、cは通信端末装置
1と接続されるケーブルを示す。なお、スキャニングペ
ンSPは、通信端末装置1とはケーブル接続されるもの
には限定されず、図4に示したように赤外線通信をする
ものであってもよい。
【0034】このスキャニングペンSPでは、クリック
ボタン23aを操作すれば、起動信号を送出することに
よって、通信端末装置1の2次元コード解読ソフトS
1、インターネットブラウザS2、電子メールソフトS
3を起動させることができる。この場合、クリックボタ
ン23aを操作すると、まず、起動信号を通信端末装置
1に送出し、クリックボタン23aの操作を維持したま
ま、検出部21aを2次元コードに当てれば、2次元コ
ードをCCDカメラ部21bで読み取り、ケーブルcを
通じて送出する。
【0035】また、このスキャニングペンSPでは、内
蔵したメモリに、電子メールアドレスを記憶しておくこ
とができる。この構成におけるスキャニングペンSPの
動作を図7にフローチャート(300〜303)で示
す。クリックボタン23aを操作し、それを維持すれば
(300)、起動信号を送出した後(301)、送信先
アドレスを変換している2次元コードを読み取って(3
02)、この2次元コードと、記憶されている電子メー
ルアドレス(発信元アドレス)を、通信端末装置1に対
して送出する。
【0036】図8には、図7のように動作するスキャニ
ングペンSPを接続した通信端末装置1の動作をフロー
チャート(310〜316)で示している。したがっ
て、ここでは、電子メールの送信時についてのみを示し
ている。通信端末装置1は、スキャニングペンSPから
起動信号を受信すると(310)、電子メールソフトS
3と2次元コード解読ソフトS1を起動する(311,
312)。そして、スキャニングペンSPから2次元コ
ードと発信元アドレスが入力されると(313)、2次
元コード解読ソフトS1によって、入力された2次元コ
ードを送信先アドレスに変換し(314)、電子メール
ソフトS3に対して、送信先アドレスと発信元アドレス
とを自動入力してから(315)、電子メールを送信す
る(316)。
【0037】このようにして、電子メールを送信すれ
ば、送信先では、資料などを電子メールで、スキャニン
グペンSPに記憶されている電子メールアドレスに対し
て返信する。これによって、通信端末装置1に自己のア
ドレスが登録されていなかったり、スキャニングペンS
Pのみを持ち歩き、このペンSPを他の通信端末装置に
接続して使用しても、自己のアドレスに電子メールの返
信を要求することが出来る。
【0038】返信されてきた電子メールは、通常の電子
メールソフトS3を用いた場合の操作以外に、スキャニ
ングペンSPのクリックボタン23bの操作により、通
信端末装置1において受信することもできる。また、返
信されてきた電子メールは、常用している他の電子メー
ルアドレスに転送するようにしてもよい。なお、スキャ
ニングペンSPへの電子メールアドレスの登録は、通信
端末装置1から、そのアドレスを送出したり、ペンSP
のスイッチ操作等で登録モードとした後、2次元コード
を読み取ることによって行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の2次元コードハンディスキャナ
を用いたインターネットの情報照会システムでは、ハン
ディスキャナによって2次元コードを読取走査するだけ
で、通信端末装置において、自動的に、ホームページア
ドレスを入力し、そのアドレスのホームページを呼出表
示させるので、従来のように、わざわざ長い文字列を入
力する必要がなくなり、簡単にホームページが閲覧でき
る。
【0040】また、ホームページアドレスを2次元コー
ドで表現しているので、商品自体や商品のカタログなど
の小さいスペースにホームページアドレスを記載するこ
とができ、見た目の煩雑さもない。請求項2に記載の2
次元コードハンディスキャナを用いたインターネットの
情報照会システムでは、ハンディスキャナによって2次
元コードを読取走査するだけで、通信端末装置におい
て、自動的に、ホームページアドレスを入力し、そのア
ドレスのホームページを呼出表示させ、電子メールアド
レスを入力し、そのアドレスにアクセスできるので、従
来のように、わざわざ長い文字列を入力する必要がなく
なり、簡単にホームページが閲覧できるとともに、電子
メールが利用できる。
【0041】また、ホームページアドレスや電子メール
アドレスを2次元コードで表現しているので、商品自体
や商品のカタログなどの小さいスペースにホームページ
アドレスや電子メールアドレスを記載することができ、
見た目の煩雑さもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターネットの情報照会システムの
構成の例を示す図である。
【図2】図1のシステムにおける通信端末装置の動作を
示したフローチャートである。
【図3】2次元コードの例を示す図である。
【図4】本発明のインターネットの情報照会システムの
別の構成の例を示す図である。
【図5】図4のシステムにおける通信端末装置の動作を
示したフローチャートである。
【図6】スキャニングペン(ハンディスキャナ)の一部
切り欠き外観図である。
【図7】図6のスキャニングペンの動作を示したフロー
チャートである。
【図8】図6のスキャニングペンを用いた場合の通信端
末装置の動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1,1A 通信端末装置 12 表示部 S1 2次元コード解読ソフト S2 インターネットブラウザ S3 電子メールソフト 2,2A ハンディスキャナ 21 画像読取部 23 読取指令ボタン N2 インターネット CD 2次元コード SP スキャニングペン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取部と、読取指令ボタンとを備えた
    ハンディスキャナと、 上記ハンディスキャナによって読取走査された2次元コ
    ードを解読して、文字コードに変換する2次元コード解
    読ソフトと、インターネットブラウザとを予めインスト
    ールした表示画面を有したパソコン、ウェブテレビなど
    の通信端末装置とを組み合わせて構成され、 上記2次元コード解読ソフトとインターネットブラウザ
    とを起動させた状態で、上記ハンディスキャナの読取指
    令ボタンを操作し、2次元コードを読取走査させたとき
    には、上記2次元コード解読ソフトによって解読し、文
    字コードに変換されたホームページアドレスを、上記イ
    ンターネットブラウザに入力させることによって、通信
    端末装置の表示画面に、ホームページアドレスによって
    特定されたホームページを呼出表示させる構成としてい
    る2次元コードハンディスキャナを用いたインターネッ
    トの情報照会システム。
  2. 【請求項2】画像読取部と、読取指令ボタンとを備えた
    ハンディスキャナと、 上記ハンディスキャナによって読取走査された2次元コ
    ードを解読して、文字コードに変換する2次元コード解
    読ソフトと、インターネットブラウザと、電子メールソ
    フトとを予めインストールした表示画面を有したパソコ
    ン、ウェブテレビなどの通信端末装置とを組み合わせて
    構成され、 上記2次元コード解読ソフトとインターネットブラウザ
    と電子メールソフトとを起動させた状態で、上記ハンデ
    ィスキャナの読取指令ボタンを操作し、2次元コードを
    読取走査させたときには、上記2次元コード解読ソフト
    によって解読し、文字コードに変換されたホームページ
    アドレス、電子メールアドレスを入力させることによっ
    て、通信端末装置の表示画面に、ホームページアドレス
    によって特定されたホームページを呼出表示させるとと
    もに、電子メールアドレスによって特定されたメールア
    ドレスにアクセスする構成としている2次元コードハン
    ディスキャナを用いたインターネットの情報照会システ
    ム。
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