JP2000195001A - フレキシブル磁気ディスクを用いた磁気記録再生装置および多層フレキシブル磁気ディスク記録媒体 - Google Patents

フレキシブル磁気ディスクを用いた磁気記録再生装置および多層フレキシブル磁気ディスク記録媒体

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JP2000195001A
JP2000195001A JP10367809A JP36780998A JP2000195001A JP 2000195001 A JP2000195001 A JP 2000195001A JP 10367809 A JP10367809 A JP 10367809A JP 36780998 A JP36780998 A JP 36780998A JP 2000195001 A JP2000195001 A JP 2000195001A
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Noriaki Masuda
憲明 益田
Hidenori Maruyama
英紀 丸山
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Nobuhiro Umebayashi
信弘 梅林
Teruhisa Miyata
照久 宮田
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Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格で、アクセス性能がよく、かつ、外部
から侵入する塵埃に強い、信頼性の高い大容量データ記
録装置を実現すること。 【解決手段】 フレキシブル磁気ディスクをその回転軸
方向に所定間隔をとって複数枚配置して、磁気ヘッドを
もつ1対の支持アームによって、複数枚のうちの任意の
1枚のフレキシブル磁気ディスクを記録・再生可能なよ
うに、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル磁気
ディスクを用いた磁気記録再生装置および多層フレキシ
ブル磁気ディスク記録媒体に係り、特に、高速のデータ
転送レートが必要でない、JPEG、MPEG、DV信
号等の静止画、動画映像のファイル装置(データストレ
ージ装置)に用いて好適である、フロッピーディスク
(フレキシブル磁気ディスク)をその回転軸方向に複数
枚配設してなる多層フレキシブル磁気ディスク記録媒
体、および、それを用いる、大容量・低価格でかつラン
ダムアクセスが可能な磁気記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、ハードディスクドライブ装置(以
後、HDDと称す)は、パソコン、ワークステーション
等のデータ格納用のストレージ装置として広く使用され
ている。また、近年取り扱うデータ量の増加に伴い、H
DDの容量も年々増加の傾向にあり、高速アクセスと共
にデータの高転送レートも要求されている。公知のよう
に、HDDは大容量を実現するために、ハード材からな
るディスクを複数枚積層して構成され、各ディスク面に
はそれぞれ専用の磁気ヘッドが設けられいる。このよう
に各ディスク面に専用の磁気ヘッドを設ける所以は、厳
密なヘッドフライングハイトを極小かつ安定に確保する
ためであり、磁気ヘッドの移動は、アルミ基板もしくは
ガラス基板の超平滑な表面を、平面的に移動する動きの
みに制限されている。ところで、HDDにおいては、デ
ィスク表面にゴミが付着すると、ディスクとヘッドとの
間の微小隙間にゴミが入り込んで、ヘッドクラッシュが
発生する虞があるため、耐久信頼性確保のために極端に
塵埃を排除した装置とする必要がある。例えば、特許第
2780176号の特許掲載公報には、HDDの外部塵
埃に対する信頼性マージン確保のために、厳密なヘッド
フライングハイトの確保ができるヘッド構造について記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したHDDは、デ
ィスク媒体自体が、精度確保の点から高価であることに
加えて、フライングハイトを厳重に管理するため、各デ
ィスク面にそれぞれ専用の磁気ヘッドを必要とする。こ
のため、HDDは、大容量を実現しかつ高速の転送速度
をもつものとなっているも、反面、価格が高いものとな
る、外部からの塵埃に対してデータ破壊の可能性があ
る、外部から伝達される振動によりヘッドとディスク間
のフライングハイトがばらつき、ヘッドクラッシュ発生
の可能性があるという、問題があった。
【0004】一方、大容量データファイル装置として
は、HDDの他に、テープ媒体を用いた磁気記録装置が
ある。このテープ媒体を用いた磁気記録装置は、単位情
報量でのメディア価格は安価であり、かつ信頼性も高い
が、反面、ランダムアクセスが行えず、また、データア
クセス速度がディスク装置に比べて遅いなどの問題があ
る。
【0005】ところで、今後デジタル放送に移行して、
これが普及するなどすると、大容量のストレージと共
に、ファイル検索、アクセスに対して俊敏であり、か
つ、安価で、塵埃に対しても信頼性の高い装置の実現が
求められると考えられる。その1例として、例えば、フ
ァイル検索にはディスク装置を用い、大容量のファイル
にはテープ装置を用いるハイブリッドな記録再生機器の
実現が求められると考えられる。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、主として家庭用の記憶再生装
置などに用いて好適である、大容量で、また、データフ
ァイル管理やアクセス性に優れ、かつ、大幅なコストダ
ウンが可能な磁気記録再生装置、および、それに用いる
磁気ディスク記録媒体を提供することにある。さらに、
本発明の目的とするところは、塵埃に対しての信頼性も
高い、磁気記録再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、弾性材で構成された1対の支持アーム
と、該1対の支持アームの先端下部および先端上部にそ
れぞれ取り付けられた対をなす磁気ヘッドと、該1対の
磁気ヘッドに挾持されるフレキシブル磁気ディスクを回
転駆動するディスク回転駆動手段と、上記磁気ヘッドが
上記フレキシブル磁気ディスクのトラックを横切る方向
に上記1対の支持アームを駆動するアーム水平駆動手段
とを、具備したフレキシブル磁気ディスクを用いる磁気
記録再生装置において、上記フレキシブル磁気ディスク
をその回転軸方向に所定間隔をとって複数枚配置すると
共に、上記1対の支持アームを上記フレキシブル磁気デ
ィスクの回転軸方向に沿って上下駆動するアーム垂直駆
動手段と、上記磁気ヘッドの垂直方向位置(上記フレキ
シブル磁気ディスクの回転軸方向に沿った位置)を検出
するヘッド垂直方向位置検出手段と、上記アーム水平駆
動手段によって上記1対の支持アームが水平駆動されて
上記磁気ヘッドが上記フレキシブル磁気ディスクから離
間した際に、上記1対の支持アームの間に入り込んで上
記1対の磁気ヘッドを離間させるセパレータ手段とを設
け、上記磁気ヘッドをもつ上記1対の支持アームによっ
て、複数枚のうちの任意の1枚の上記フレキシブル磁気
ディスクを記録・再生可能とするように、構成される。
【0008】また、本発明は、前記目的を達成するた
め、複数枚のフレキシブル磁気ディスクを同一の回転軸
に所定の間隔をおいて取り付けてなる多層フレキシブル
磁気ディスク記録媒体において、上記フレキシブル磁気
ディスクは、1対の支持アームの先端にそれぞれ取り付
けた1対の磁気ヘッドに挾持された状態で記録・再生可
能とされ、かつ、上記各フレキシブル磁気ディスクの両
面には、上記1対の磁気ヘッドによって両面を同時に再
生した際に、それぞれの再生出力レベルを比較するため
の基準信号が、それぞれ予め書き込まれた、構成とされ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1〜図9は本発明の第1実施形
態による磁気記録再生装置に係り、図1は磁気記録再生
装置の一部切断した要部側面図、図2は磁気記録再生装
置の要部平面図、図3は上側のサスペンションアームを
示す斜視図である。
【0010】図1〜図3において、1はシャーシ、2は
シャーシ1に取り付けられたスピンドルモータ、3は、
スピンドルモータ2によって回転駆動される回転軸(こ
こでは、スピンドルモータ2の出力軸に一体に取り付け
られた回転軸であるが、スピンドルモータ2の出力軸そ
のものであってもよい)、4は、回転軸3と一体化回転
するように取り付けられた複数枚(ここでは4枚)のフ
レキシブル磁気ディスク(フロッピーディスク;以下、
単にディスク4と称する)、5は、回転軸3に嵌挿さ
れ、各ディスク4を所定の高さに位置決めするためのス
ペーサ、6は、回転軸3に締結され、各ディスク4を回
転軸3と一体化させるための固定部材である。
【0011】また、7はシャーシ1に立設・固定された
固定軸、8は、固定軸7に上下動可能であるように挿通
された支持ベース部材、9は、同じく固定軸7に上下動
可能であるように挿通され、その内輪が支持ベース部材
8に固定された玉軸受け、10は、玉軸受け9の外輪と
一体化され、固定軸7を中心として回転可能であると共
に、固定軸7に沿って上下動可能なアーム支持部材、1
1A、11Bは、その基端部をアーム支持部材10に固
定された弾性材からなる1対のサスペンションアーム
(支持アーム)、12A、12Bは、1対の支持アーム
11A、11Bの先端下部および先端上部にそれぞれ取
り付けられた対をなすヘッドスライダで、各ヘッドスラ
イダ12A、12Bには対をなす磁気ヘッドがそれぞれ
設けられている。
【0012】また、13は支持ベース部材8に取り付け
られた磁気ヨーク、14は磁気ヨーク13に取り付けら
れたマグネット、15は、マグネット14と所定隙間を
おいて対向するように、アーム支持部材10に取り付け
られたコイル、16は、ディスク4の外周近傍に位置
し、かつ、1対の支持アーム11A、11Bの中間高さ
位置に位置するように、支持ベース部材8に取り付けら
れたセパレータである(図2)。
【0013】また、17はシャーシ1に取り付けられた
モータホルダ、18はモータホルダに取り付けられたモ
ータ(図2)、19はモータ18の出力軸に固定された
駆動ギア、20は駆動ギア19と噛み合う中継ギア、2
1は、支持ベース部材8に一体に設けられ、中継ギア2
0と噛み合うラックである。
【0014】なお、図2において、22はスケール、2
3は、スケール22と対向するように支持ベース部材8
に取り付けられたスケール検知手段であり、このスケー
ル22とスケール検知手段23とによって、支持ベース
部材8の垂直方向位置(回転軸3に沿った高さ方向位
置)、すなわち、サスペンションアームに取り付けた磁
気ヘッドの垂直方向位置(高さ方向位置)を検出するヘ
ッド垂直方向位置検出手段が構成されている。
【0015】図1に示すように、各ディスク4は、回転
軸3の軸方向に所定ピッチPC をもって等間隔に配設さ
れており、最下部のディスク4の高さ方向位置、およ
び、各ディスク4の間隔は、スペーサ5によって正確に
規定されるようになっている。この各ディスク4は、ス
ピンドルモータ2の回転によって総べてのディスクが一
体となって回転する。
【0016】弾性金属薄板等よりなるサスペンションア
ーム11A、11Bは、その基端部をアーム支持部材1
0に固着された片持梁となっており、上側のサスペンシ
ョンアーム11Aの先端下部に取り付けられたヘッドス
ライダ12Aと、下側のサスペンションアーム11Bの
先端上部に取り付けられたヘッドスライダ12Bとは、
サスペンションアーム11A、11Bの弾性力によっ
て、互いに密着する方向に付勢されている。図3は、上
側のサスペンションアーム11Aとヘッドスライダ12
Aとを示す斜視図で、対をなすヘッドスライダ12A、
12Bによってディスク4を挾持した状態では、ヘッド
スライダ12A(およびヘッドスライダ12B)に設け
た磁気ヘッドは、ディスク4に所定の圧着力で押し付け
られるようになっている。なお、図3において、24は
磁気ヘッドに結線された信号線であり、矢印Cはディス
ク4の回転方向を示している。
【0017】図4は、ヘッドスライダ12A(または1
2B)のディスク摺動面側を示す図で、同図に示すよう
に、ヘッドスライダのディスク摺動面側には磁気ヘッド
25が取り付けられている。そして、対をなすヘッドス
ライダ12A、12Bの各磁気ヘッド25は、その磁気
ギャップ25a同士が、ディスク4の表裏において略同
位置で対向するようになっている。
【0018】前記した磁気ヨーク13、マグネット1
4、コイル15は、アーム支持部材10やサスペンショ
ンアーム11A、11Bを水平方向に回転駆動するため
の、水平運動駆動手段(すなわち、アーム水平駆動手
段)となっており、固定側のマグネット14に対向した
コイル15へ所定の駆動電流を流すことにより、アーム
支持部材10(サスペンションアーム11A、11B)
が、図2の矢印AまたはB方向に回転するようになって
いる。そして、これによって、ヘッドスライダ12A、
12Bの各磁気ヘッド25が、ディスク4上のトラック
を横切る方向(概略ディスク半径方向)へ移送され、所
望のトラック位置へ位置付けられるようになっている。
【0019】また、サスペンションアーム11A、11
Bを矢印B方向に回転させて、図5に示すように、サス
ペンションアーム11A、11Bのヘッドスライダ12
A、12Bが、ディスク面から外れる位置まで回転させ
ると、ディスク4の外周近傍に位置する前記セパレータ
16の先端のくさび部16a(図6のセパレータ16の
要部拡大図を参照)が、サスペンションアーム11A、
11Bの間に入り込んで、これによって、サスペンショ
ンアーム11A、11Bの弾性に抗して、ヘッドスライ
ダ12A、12Bが強制的に離間されるようになってい
る。そして、サスペンションアーム11A、11Bの間
にくさび部16aが完全に入り込んだ状態では、ディス
ク4と、サスペンションアーム11A、11Bおよびヘ
ッドスライダ12A、12Bとは、平面的にオーバーラ
ップしないようになっている。
【0020】なお、上述した水平運動駆動手段(アーム
水平駆動手段)は、駆動源としてモータを用いた構成で
あっても差し支えないことは、言うまでもない。
【0021】前記したモータ18、駆動ギア19、中継
ギア20、ラック21は、支持ベース部材8および支持
ベース部材8上の部材を、垂直方向に駆動(回転軸3お
よび固定軸7と平行に上下駆動)するための、垂直運動
駆動手段(すなわち、アーム垂直駆動手段)となってお
り、モータ18を所定方向に回転させることによって、
支持ベース部材8や支持ベース部材8上の部材(サスペ
ンションアーム11A、11B、セパレータ16等)
が、図1の矢印DまたはE方向に移送されるようになっ
ている。
【0022】ここで、上述のアーム垂直駆動手段による
上下移動量を制御するために、前記スケール22と前記
スケール検知手段23とからなる前記したヘッド垂直方
向位置検出手段が設けられており、これにより、対をな
す磁気ヘッド25、25の中間位置の絶対高さの検出が
可能となっている。スケール22は、磁気式でもよい
し、光学的な縞でもよく、この場合には、スケール検知
手段23には、ホール素子等の磁気的検出手段や、光学
的検知手段が採用される。なお、ヘッド垂直方向位置検
出手段は、前記モータ18の回転を検出するエンコーダ
を採用しても、差し支えない。
【0023】次に、本実施形態の動作を説明する。1対
の磁気ヘッド25がディスク4を挾持した状態(磁気ヘ
ッド25がディスク4面にロードされた状態)では、図
2に示すように、スピンドルモータ2によってディスク
4を矢印C方向に回転させつつ、前記したアーム水平駆
動手段によって、サスペンションアーム11A、11B
を矢印AまたはB方向に移送することより、磁気ヘッド
25を所望のトラック上に位置付け、ディスク4面に記
録またはディスク4面からの再生が行われる。
【0024】また、或るディスク4を1対の磁気ヘッド
25が挾持した状態から、他の所望のディスク4の記録
または再生を行う際には、まず、図5に示すように、前
記アーム水平駆動手段によって、サスペンションアーム
11A、11Bを矢印B方向に回転させて、サスペンシ
ョンアーム11A、11Bのヘッドスライダ12A、1
2Bをディスク面から外れる位置まで回転させ(磁気ヘ
ッド25がディスク4面に対してアンロードとなる位置
まで回転させ)、これによって、セパレータ16のくさ
び部16aをサスペンションアーム11A、11Bの間
に入り込ませて、前記したようにサスペンションアーム
11A、11Bの弾性に抗して、ヘッドスライダ12
A、12Bを強制的に離間させる。
【0025】次に、前記アーム垂直駆動手段によって、
支持ベース部材8を固定軸7に対して上または下方向
(図1の矢印DまたはE方向)にスライドさせ、これに
よって、1対のサスペンションアーム11A、11Bの
中間位置(1対のヘッドスライダ12A、12Bの中間
位置)が、所望するディスク4の高さ位置と等しい位置
となるまで高さ方向に移送する。
【0026】続いて、前記アーム水平駆動手段によっ
て、セパレータ16が挾まった状態にあるサスペンショ
ンアーム11A、11Bを矢印A方向に回転させて、サ
スペンションアーム11A、11Bをセパレータ16か
ら離間させると共に、ヘッドスライダ12A、12B同
士が衝合する前に(サスペンションアームの弾性力によ
ってヘッドスライダ12A、12B同士が閉じ切る前
に)、ヘッドスライダ12A、12Bを所望するディス
ク4面とオーバーラップする位置まで移送する。そし
て、サスペンションアーム11A、11Bがセパレータ
16から完全に離間した位置に至ると、サスペンション
アーム11A、11Bの弾性力によって、ヘッドスライ
ダ12A、12Bがディスク4を挾持して、磁気ヘッド
25がディスク4面にロードされた状態となり、これに
よって、所望の選択されたディスク4を記録または再生
可能な状態に移行することになる。
【0027】図7は、磁気ヘッド25がアンロード状態
からロード状態へ移行する様子を示したものである。図
7の(a)は、図5の状態に対応する要部側面図であ
り、図7の(b)は、図2の状態に対応する要部側面図
である。
【0028】図7の(a)に示したヘッドアンロード状
態においては、1対のサスペンションアーム11A、1
1Bの間に、セパレータ16のくさび部16aが入り込
んでおり、これにより、サスペンションアーム11A、
11Bは弾性変形して、ヘッドスライダ12A、12B
は強制的に離間させられている。
【0029】この状態から、サスペンションアーム11
A、11Bを前記したA方向に回動させると、サスペン
ションアーム11A、11Bがセパレータ16のくさび
部16aから離れて、サスペンションアーム11A、1
1Bの弾性力によってヘッドスライダ12A、12B同
士が衝合する前に、ヘッドスライダ12A、12Bがデ
ィスク4を挾持し、図7の(b)に示すヘッドロード状
態に移行する。
【0030】かような動作を行うことにより、任意のデ
ィスク4を選択する際に、ヘッドスライダとディスクと
が衝突することなく、安定にヘッドロード状態に移行す
ることができる。
【0031】次に、本実施形態の磁気記録再生装置の制
御系について説明する。図8は、本実施形態の制御系を
簡略化して示す図である。
【0032】図8において、31はシステム全体の統括
制御を司るシステム制御部、32は前記1対の磁気ヘッ
ド25と接続された記録・再生制御回路、33は、シス
テム制御部31の制御のもとに、記録・再生制御回路3
2の出力を適宜に処理して、再生データを図示せぬ出力
系回路などに出力し、また、図示せぬ入力系回路などか
らの入力データを適宜に処理して、記録データとして記
録・再生制御回路32に出力する信号処理回路、34
は、ディスク4の両面にそれぞれ予め記録された基準信
号を1対の磁気ヘッド25が再生した際のそれぞれの再
生出力レベルを、所定の基準値と比較し、比較結果をシ
ステム制御部31に出力する再生出力比較回路である。
【0033】また、35は、前記したアーム水平駆動手
段を含み、システム制御部31からの指令に基づいて、
自身の図示せぬドライバ回路によって前記コイル15へ
駆動電流を供給して、サスペンションアーム11A、1
1Bを水平方向に駆動する第1の駆動手段、36は、前
記したアーム垂直駆動手段を含み、システム制御部31
からの指令に基づいて、自身の図示せぬドライバ回路に
よって前記モータ18へ駆動電流を供給して、サスペン
ションアーム11A、11Bやセパレータ16(支持ベ
ース部材8)を垂直方向に駆動する第2の駆動手段であ
る。
【0034】また、37は、計測したヘッド高さ位置の
情報をシステム制御部31へ出力する前記したヘッド垂
直方向位置検出手段、38は、システム制御部31から
の指令に基づき、前記スピンドルモータ2を回転駆動す
るスピンドルモータ制御回路である。
【0035】図8に示す構成において、1対の磁気ヘッ
ド25が所期のロード状態にある際に記録を行う場合
は、システム制御部31の制御のもとに、スピンドルモ
ータ制御回路38によってスピンドルモータ2を回転駆
動してディスク4を所定の回転数で回転させると共に、
第1の駆動手段35によってサスペンションアーム11
A、11Bを概略ディスク半径方向に移送しつつ、信号
処理回路33で処理した記録データを、記録・再生制御
回路32を経由して磁気ヘッド25に出力して、ディス
ク4面に記録を行う。なお、記録・再生制御回路32に
は、図示せぬ記録アンプがあり、最適記録電流にてディ
スク4にデータを記録するようになっている。また、1
対の磁気ヘッド25が所期のロード状態にある際に再生
を行う場合は、同様に、システム制御部31の制御のも
とに、ディスク4を所定の回転数で回転させると共に、
サスペンションアーム11A、11Bを概略ディスク半
径方向に移送しつつ、磁気ヘッド25でピックアップし
た信号を、記録・再生制御回路32の図示せぬ再生アン
プで増幅して、これを信号処理回路33で適宜に処理し
て出力する。なお、上記のようにディスク4にデータを
記録・再生する際には、片面づつ書き込み、読み出しを
行ってもよいし、両面にて同時書き込み、読み出しを行
ってもよい。
【0036】また、或るディスク4に対し磁気ヘッド2
5がロード状態にある際に、他の所望のディスク4への
記録または再生を行う場合には、システム制御部31の
指令に基づいて、まず、第1の駆動手段35が、サスペ
ンションアーム11A、11Bを前記した矢印B方向に
回転させて、磁気ヘッド25(ヘッドスライダ12A、
12B)をアンロード位置に移行させると共に、サスペ
ンションアーム11A、11Bの間にセパレータ16の
くさび部16aを入り込ませて、ヘッドスライダ12
A、12Bを強制的に離間させる。
【0037】次に、システム制御部31の指令に基づい
て、第2の駆動手段36が、前記した支持ベース部材8
および支持ベース部材8上の部材(サスペンションアー
ム11A、11B、セパレータ16、アーム水平駆動手
段)を垂直方向に駆動して、両サスペンションアーム1
1A、11Bの中間位置を、所望するディスク4の高さ
位置に位置付ける。この際、ヘッド垂直方向位置検出手
段37の検出結果によって、システム制御部31は支持
ベース部材8の位置を認知して、指令値まで支持ベース
部材8を垂直方向に移動させる。
【0038】続いて、システム制御部31の指令に基づ
いて、第1の駆動手段35が、サスペンションアーム1
1A、11Bを前記した矢印A方向に回転させて、サス
ペンションアーム11A、11Bをセパレータ16から
離脱させると共に、ヘッドスライダ12A、12B(1
対の磁気ヘッド25)が所望するディスク4を挾持した
ヘッドロード状態に移行させる。
【0039】この初期のヘッドロード状態において、シ
ステム制御部31は、各部に指令を与えて、ディスク4
の両面の所定位置にそれぞれ予め記録されている基準信
号を再生するように制御する。そして、1対の磁気ヘッ
ド25がそれぞれピックアップした信号を、記録・再生
制御回路32で処理した後、再生出力比較回路34にお
いて、各磁気ヘッド25からの信号の再生出力レベル
が、予め設定された基準レベル(目標レベル)を超えて
いるか否かを判定し、この判定結果がシステム制御部3
1へ出力される。システム制御部31は、この判定結果
に基づいて、一方の磁気ヘッド25による再生出力レベ
ルが基準レベルに達していない場合には、この再生出力
レベルが基準レベルに達する方向に、第2の駆動手段3
6を微駆動して、ヘッドスライダ12A、12B(1対
の磁気ヘッド25)の高さ位置が適正位置となるよう
に、1対の磁気ヘッド25の高さ方向位置を微調整させ
る。これによって、1対の磁気ヘッド25の再生出力レ
ベルが、共に基準レベルを超えた所期のヘッドロード状
態を得ることができる。
【0040】上記したように、再生出力比較回路34の
出力に基づいて、磁気ヘッド25の高さ位置を微調整す
る所以は、ヘッド垂直方向位置検出手段37による検出
精度だけでは、安定したヘッドコンタクトが確保しにく
いことや、片面の磁気ヘッドに過剰な圧着力が発生した
場合には、ディスク表面の傷付きなどの信頼性の低下を
生ずる虞があるからである。なお、磁気ヘッド25の高
さ位置の微調整は、初期のヘッドロード時において行っ
ているが、場合によっては、記録・再生時の適宜タイミ
ングに随時行うようにしてもよい。
【0041】図9は、上述したディスク替えの動作処理
フローを示す図である。ディスク替えの指令が到来する
と、ステップST1において、サスペンションアーム1
1A、11Bを前記したB方向に回転させて、ヘッドス
ライダ12A、12B(磁気ヘッド25)をディスク4
から離脱させ、次のステップST2で、サスペンション
アーム11A、11Bなどを垂直方向に所定量駆動し、
次のステップST3で、サスペンションアーム11A、
11Bを前記したA方向に回転させて、ヘッドスライダ
12A、12B(磁気ヘッド25)をディスク4に圧着
させる。続いて、ステップST4において、ディスク4
の両面から基準信号を再生して、次のステップST5に
おいて、1対の磁気ヘッド25からの信号の再生出力レ
ベルが、予め設定された基準レベル(目標レベル)をそ
れぞれ超えているか否かを判定する。そして、ステップ
ST5でNOなら、ステップST6において、サスペン
ションアーム11A、11B(磁気ヘッド25)の垂直
方向位置の微調整を行って、ステップST5へ戻り、ス
テップST5でYESなら、ステップST7へ進んで記
録・再生を行う。
【0042】以上のように、本実施形態によれば、安価
なディスクと最小の磁気ヘッド数によって、低価格で大
容量のデータストレージを実現できる。また、磁気ヘッ
ドの高さを可変としても、ヘッド、ディスク間の安定な
コンタクトが得られる。
【0043】次に、本発明の第2実施形態を、図10お
よび図11を用いて説明する。図10は、本発明の第2
実施形態に係る磁気記録再生装置の要部構成を示す側面
図であり、図11は、本発明の第2実施形態に係る磁気
記録再生装置で用いる、多層ディスク装置(多層フレキ
シブル磁気ディスク記録媒体)の垂直方向(高さ方向)
の寸法関係を示す図である。
【0044】本実施形態が先の第1実施形態と異なるの
は、図10に示すように、サスペンションアーム11
A、11Bの先端におけるヘッドスライダ12A、12
Bの取り付け面と反対側に、クリーニング部材40A、
40Bを取り付けた点と、各ディスク4の間隔を所定の
ものに設定した点とにあり、その他は第1実施形態と同
様である。
【0045】本実施形態においては、1対の磁気ヘッド
25がディスク4を挾持している際には、クリーニング
部材40A、40Bは、隣接する上または下のディスク
と離間し、また、1対のサスペンションアーム11A、
11Bが隣接する2枚のディスク4、4の間に位置した
際には、クリーニング部材40A、40Bは、この2枚
のディスク4に所定の圧接力で当接するよう、各ディス
ク4の間隔を設定してある。したがって、図10に示す
ように、1対のサスペンションアーム11A、11Bが
隣接する2枚のディスク4、4の間に位置した状態で、
ディスク4を回転させつつ、クリーニング部材40A、
40Bを概略ディスク半径方向に移送することによっ
て、ディスク表面に付着したドロップアウトの原因とな
る磁性粉、塵埃等の異物を、除去および/または吸着で
きるようになる。なお、クリーニングは、再生時にエラ
ーが大であるとき等に行ってもよいが、データ記録前に
定期的に行うようにしてもよい。
【0046】図11において、X1 、X2 、X3 は、基
準値S0 をS0 =0としたときの、基準値S0 からの、
各ディスク間の中間高さ位置を示しており、ディスクク
リーニング時には、1対の磁気ヘッド25、25の中間
位置がX1 、X2 、X3 の何れかに位置する。また、L
0 、L1 、L2 、L3 は、各ディスクの基準値S0 から
の高さ位置を示しており、複数のディスク4は、基準値
0 からピッチL0 をもって等間隔に配設されている。
データの記録・再生時には、1対の磁気ヘッド25の中
間位置は、L0 、L1 、L2 、L3 と同一高さである
が、クリーニングモード時には、X1 、X2 、X3 の高
さ位置に設定される。
【0047】かような本実施形態によれば、前記した第
1実施形態の効果に加えて、磁気記録再生装置自身が、
ディスククリーニングを行うので、塵埃に対する信頼性
を向上させることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価なディスクと最小の磁気ヘッド数によって構築可能
な、低価格で大容量のデータストレージ装置、および、
これに用いる記録媒体を実現できる。また、ヘッド高さ
を可変としても、ヘッド、ディスク間の安定なコンタク
トが得られる。さらに、装置自身が、ディスククリーニ
ングを行うので、外部から侵入する塵埃に強い、信頼性
の高い装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ヘッドロード状態の一部切断した要部側面図で
ある。
【図2】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ヘッドロード状態の要部平面図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、上側のサスペンションアームを示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ヘッドスライダのディスク摺動面側を示す平面
図である。
【図5】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ヘッドアンロード状態の要部平面図である。
【図6】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、セパーレータを示す斜視図である。
【図7】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ヘッドがアンロード状態からロード状態へ移行
する際の様子を示す説明図である。
【図8】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、制御系の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の1実施形態に係る磁気記録再生装置に
おける、ディスク替えの動作処理フローを示すフローチ
ャート図である。
【図10】本発明の2実施形態に係る磁気記録再生装置
における、ディスククリーニング時の要部側面図であ
る。
【図11】本発明の2実施形態に係る磁気記録再生装置
において用いる、多層ディスク装置(多層フレキシブル
磁気ディスク記録媒体)の垂直方向(高さ方向)の寸法
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 スピンドルモータ 3 回転軸 4 ディスク(フレキシブル磁気ディスク) 5 スペーサ 6 固定部材 7 固定軸 8 支持ベース部材 9 玉軸受け 10 アーム支持部材 11A、11B サスペンションアーム 12A、12B ヘッドスライダ 13 磁気ヨーク 14 マグネット 15 コイル 16 セパレータ 16a くさび部 17 モータホルダー 18 モータ 19 駆動ギヤ 20 中継ギヤ 21 ラック 22 スケール 23 スケール検知手段 24 信号線 25 磁気ヘッド 25a 磁気ギャップ 31 システム制御部 32 記録・再生制御回路 33 信号処理回路 34 再生出力比較回路 35 第1の駆動手段 36 第2の駆動手段 37 ヘッド垂直方向位置検出手段 38 スピンドルモータ制御回路 40A、40B クリーニング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 英紀 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 武田 秀和 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 梅林 信弘 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 宮田 照久 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5D091 AA09 CC04 GG15 GG27 HH04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材で構成された1対の支持アーム
    と、該1対の支持アームの先端下部および先端上部にそ
    れぞれ取り付けられた対をなす磁気ヘッドと、該1対の
    磁気ヘッドに挾持されるフレキシブル磁気ディスクを回
    転駆動するディスク回転駆動手段と、上記磁気ヘッドが
    上記フレキシブル磁気ディスクのトラックを横切る方向
    に上記1対の支持アームを駆動するアーム水平駆動手段
    とを、具備した磁気記録再生装置であって、 上記フレキシブル磁気ディスクをその回転軸方向に所定
    間隔をとって複数枚配置すると共に、上記1対の支持ア
    ームを上記フレキシブル磁気ディスクの回転軸方向に沿
    って上下駆動するアーム垂直駆動手段と、上記磁気ヘッ
    ドの垂直方向位置(上記フレキシブル磁気ディスクの回
    転軸方向に沿った位置)を検出するヘッド垂直方向位置
    検出手段と、上記アーム水平駆動手段によって上記1対
    の支持アームが水平駆動されて上記磁気ヘッドが上記フ
    レキシブル磁気ディスクから離間した際に、上記1対の
    支持アームの間に入り込んで上記1対の磁気ヘッドを離
    間させるセパレータ手段とを設け、 上記磁気ヘッドをもつ上記1対の支持アームによって、
    複数枚のうちの任意の1枚の上記フレキシブル磁気ディ
    スクを記録・再生可能としたことを特徴とするフレキシ
    ブル磁気ディスクを用いた磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記フレキシブル磁気ディスクの両面にそれぞれ記録さ
    れている基準信号を、前記1対の磁気ヘッドによって同
    時に再生した際のそれぞれの再生出力レベルを比較する
    再生出力比較手段をもち、 磁気記録再生装置のシステム制御手段は、前記1対の磁
    気ヘッドの再生出力レベルがそれぞれ所定値を超えるよ
    うに、前記アーム垂直駆動手段を必要に応じて駆動して
    前記1対の支持アームの垂直方向位置を微調整すること
    を特徴とするフレキシブル磁気ディスクを用いた磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 前記再生出力比較手段による比較処理は、少なくとも前
    記1対の磁気ヘッドがアンロード状態からロード状態に
    移行した際に行われることを特徴とするフレキシブル磁
    気ディスクを用いた磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 前記1対の支持アームの先端における前記磁気ヘッドの
    取り付け面と反対側にそれぞれクリーニング部材を配置
    し、 前記1対の磁気ヘッドが前記フレキシブル磁気ディスク
    を挾持している際には、上記クリーニング部材は他の前
    記フレキシブル磁気ディスクと離間し、前記1対の支持
    アームが隣接する2枚の前記フレキシブル磁気ディスク
    の間に位置した際には、上記クリーニング部材はこの2
    枚の前記フレキシブル磁気ディスクに当接するようにさ
    れたことを特徴とするフレキシブル磁気ディスクを用い
    た磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数枚のフレキシブル磁気ディスクを同
    一の回転軸に所定の間隔をおいて取り付けてなる多層フ
    レキシブル磁気ディスク記録媒体であって、 上記フレキシブル磁気ディスクは、1対の支持アームの
    先端にそれぞれ取り付けた1対の磁気ヘッドに挾持され
    た状態で記録・再生可能とされ、かつ、上記各フレキシ
    ブル磁気ディスクの両面には、上記1対の磁気ヘッドに
    よって両面を同時に再生した際に、それぞれの再生出力
    レベルを比較するための基準信号が、予めそれぞれ書き
    込まれていることを特徴とする多層フレキシブル磁気デ
    ィスク記録媒体。
JP10367809A 1998-12-24 1998-12-24 フレキシブル磁気ディスクを用いた磁気記録再生装置および多層フレキシブル磁気ディスク記録媒体 Withdrawn JP2000195001A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8233359B2 (en) 2006-11-09 2012-07-31 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium, magnetic recording/reproducing apparatus, and magnetic recording/reproducing method
CN103761978A (zh) * 2014-02-11 2014-04-30 韩松峰 硬盘磁头分隔器

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US8233359B2 (en) 2006-11-09 2012-07-31 Sharp Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium, magnetic recording/reproducing apparatus, and magnetic recording/reproducing method
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