JP2000194505A - タッチ操作入力装置 - Google Patents

タッチ操作入力装置

Info

Publication number
JP2000194505A
JP2000194505A JP37000098A JP37000098A JP2000194505A JP 2000194505 A JP2000194505 A JP 2000194505A JP 37000098 A JP37000098 A JP 37000098A JP 37000098 A JP37000098 A JP 37000098A JP 2000194505 A JP2000194505 A JP 2000194505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch
slide shutter
touch operation
display
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37000098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Unno
浩己 海野
Masahiro Takita
政広 滝田
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP37000098A priority Critical patent/JP2000194505A/ja
Publication of JP2000194505A publication Critical patent/JP2000194505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチ操作入力装置のタッチ面上に異物等が
侵入することなく、且つ、消費電力の低減を達成するこ
とができるタッチ操作入力装置の提供を目的とする。 【解決手段】 タッチトレーサ14の入力パッド上を保
護するスライドシャッタ17を開閉自在に設けると伴に
スライドシャッタの開閉状態を検出するリミットスイッ
チ58を設け、スライドシャッタ17の開閉に応じてL
ED44及びフォトトランジスタの作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作面をタッチす
ることによって、タッチ操作情報を入力するタッチ操作
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両においては、タッ
チ操作機能付きのディスプレイ装置を備えたものが増え
ている。この種のディスプレイ装置の一例としては、表
示画面に対するタッチ位置を光センサにより検出するよ
うに構成されている。
【0003】具体的には、表示画面の縦方向及び横方向
に対応して複数の並列光軸を形成するように投光素子と
受光素子とを配置し、表示画面を指でタッチすることに
より投光素子から受光素子に至る光軸が遮断されること
に基づいてタッチ範囲の中心位置を検出してその座標デ
ータを出力するように構成されている。
【0004】また、タッチ操作入力装置としてディスプ
レイ部とタッチ操作部を分けて、タッチ操作部を操作し
易い場所に配置するものもあり、このタッチ操作入力装
置の構成は、上述のような構成となっている。このよう
なタッチ操作入力装置は、タッチ操作部を車両において
操作し易い場所に配置することにより、利便的な操作を
提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タッチ操作入力装置では、タッチ操作部の検出方式がL
EDとフォトトランジスタを使ったものであるため、タ
ッチ操作部の操作面上に異物等が侵入した場合、指がそ
の部分にタッチしているものと誤検出してしまう虞があ
る。また、車内のタッチ操作入力装置を操作する時間
は、運転する時間に比べて非常に少ないことから、タッ
チ操作入力装置を操作していないときには、電源をオフ
にすることが望ましい。
【0006】本発明は、上記の事実を考慮して成された
もので、タッチ操作入力装置のタッチ面上に異物等が侵
入することなく、且つ、消費電力の低減を達成すること
ができるタッチ操作入力装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の操作機能項目を表示する表示部と、表示部と
は別に設けられ、タッチ操作することによって前記複数
の機能項目を選択入力するタッチパネルを備えたタッチ
操作部と、前記タッチパネルを保護し、前記タッチパネ
ル上を開放自在に開閉する保護手段と、を備えることを
特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、表示部に
複数の操作機能項目を表示し、タッチ操作部のタッチパ
ネルをタッチ操作することによって、表示部に表示され
た複数の操作機能項目を選択入力する。また、タッチ操
作部におけるタッチ操作を行うタッチパネル上を開放自
在に開閉し、タッチパネルを保護する保護手段が設けら
れている。タッチ操作部を使用しない場合に保護手段を
閉状態とすることにより、タッチ操作部への異物等の侵
入を防止することができる。例えば、光センサなどによ
ってタッチ操作を検出している場合には、異物によるタ
ッチ操作部の誤検出を防ぐことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記保護手段の
開閉を検出する検出手段を更に有し、前記検出手段の検
出信号に基づいて前記タッチ操作部の作動を制御するこ
とを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、保護手段
の開閉を検出する検出手段によって、保護手段の開閉状
態の検出を行い、検出手段によって検出された検出結果
に基づいてタッチ操作部の作動を制御することにより、
タッチ操作部を使用しない時の消費電力を低減すること
ができる。例えば、光センサなどによって、タッチ操作
部の操作位置を検出している場合には、保護手段の開閉
をリミットスイッチ等の検出手段により検出を行い、リ
ミットスイッチ等の検出手段の検出信号に基づいて光セ
ンサの作動を制御する。このようにすることによって、
タッチ操作部未使用時の光センサの消費電力を低減する
ことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記タッチ操作
部の作動の制御は、前記タッチ操作部に設けられたタッ
チ操作位置を検出するLEDとフォトトランジスタのオ
ンオフ制御であることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、保護手段
の開閉を検出する検出手段によって、保護手段の開閉状
態の検出を行い、検出手段によって検出された検出結果
に基づいてタッチ操作部に設けられたタッチ操作位置を
検出するLEDとフォトトランジスタのオンオフを制御
する。
【0013】保護手段が閉状態であるときに、LEDと
フォトトランジスタをオフし、保護手段が開状態である
ときに、LEDとフォトトランジスタをオンとする制御
をすることによって、タッチ操作入力装置の消費電力を
低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は車両
用のディスプレイシステムに本発明を適用したものであ
る。
【0015】図1は車両用のディスプレイシステム10
の全体構成を示している。この車両用のディスプレイシ
ステム10は、エアコン、オーディオ、ナビゲーション
システム等の自動車に付帯する付帯装備の操作を行うも
のであり、ディスプレイ12及びタッチ操作入力装置1
4(以下、タッチトレーサと称す)とによって主に構成
されている。
【0016】ディスプレイ12は、運転者及び同乗者が
容易に視認することができるインストパネルの中央部に
配置され、エアコン、オーディオの操作状況やナビゲー
ションシステムの案内地図画面等を表示するものであ
り、タッチトレーサ14からの操作入力情報に応じて所
定の画面を表示するようになっている。
【0017】タッチトレーサ14は、運転者が容易に操
作することができる場所、例えば、運転席ドアの肘掛部
やセンターコンソール等に配置され、タッチ操作入力に
よってエアコン、オーディオ、ナビゲーションシステム
等の付帯装備の操作を行うものである。
【0018】タッチトレーサ14は、図2のタッチトレ
ーサ正面図に示すように、タッチトレーサ14の中央部
に入力パッド16が配置され、入力パッド16の上面を
保護するためにスライドシャッタ17が配置されてお
り、入力パッド16の周囲となる位置には、各種のモー
ドを選択する選択ボタンが配置されている。これらの選
択ボタンとしては、現在地ボタン18、目的地ボタン2
0、メニューボタン22、エアコンボタン24、オーデ
ィオボタン26、画質ボタン28が設けられており、こ
れらのモード選択ボタンを押圧操作することにより、選
択されたモードに対応する画面がディスプレイ12に表
示される。
【0019】タッチ操作を入力するための入力パッド1
6は、図3に示すように円弧状の指ガイド溝30が、縦
2本、横1本それぞれ交差するように形成されており、
運転者が入力パッドを見ることなく入力パッドの操作位
置を触手で認識することができる。また、指ガイド溝3
0が円弧状の溝となっていることにより、指を縦方向及
び横方向にスライドする場合に指を容易にガイドするこ
とができ操作時の操作ブレを防止することができる。な
お、指ガイド溝30の位置は、ディスプレイ12に表示
されるボタン表示部の位置に対応して設けられており、
運転者又は同乗者がブラインド操作により任意のボタン
を選択することが可能である。
【0020】さらに、図4に示すようにディスプレイ1
2に表示される画面上(図4は、メニュー画面72を示
す)には、入力パッド16に形成された指ガイド溝30
が画面上に表現され、入力パッド16とディスプレイ1
2画面との位置関係を容易に認識することができる。ま
た、ディスプレイ12を見ながら指ガイド溝30が形成
された入力パッド16をタッチ操作することによって、
指定されたディスプレイ12画面上の項目が色反転する
ようになっている。すなわち、入力パッド16の操作位
置を確認することなくブラインド操作が可能であり、デ
ィスプレイ12画面のみを見ることによって容易に操作
を行うことができる。
【0021】次に、図5及び図6を参照してタッチトレ
ーサ14の内部構造について説明する。図5は、タッチ
トレーサ14の一部を破断にして示す正面図であり、図
6は、タッチトレーサ14の一部を破断にして示す横断
面図である。
【0022】タッチトレーサ14は、アウターケーシン
グA32及びアウターケーシングB34によって外枠が
構成され、タッチトレーサ14の底面となるアウターケ
ーシングB34にプリント配線基板36が配置され、そ
の上方にプリント配線基板38が配置されている。プリ
ント配線基板36の中央部にはタッチ用スイッチ40が
搭載されていると共に、圧縮コイルバネ42が配設され
ており、圧縮コイルバネ42は、タッチ用スイッチ40
を中心に挿入するように配設され、入力パッド16を図
6矢印M方向に向かって付勢している。タッチ用スイッ
チ40は、入力パッド16でタッチ操作された位置に対
して、位置を決定するためのスイッチであり、入力パッ
ド16上の所望の位置をタッチした後に入力パッド16
毎押圧操作することにより、タッチ用スイッチ40のス
イッチがオンされる。
【0023】また、圧縮コイルバネ42の付勢に対し
て、アウターケーシングB34には入力パッド16の外
周を抑止するために略T字形状34aに成形された部材
が設けられており、このアウターケーシングB34の入
力パッド16を抑止する略T字形状34aは、入力パッ
ド16の任意の位置を押圧操作してタッチ用スイッチ4
0をオンする場合は、入力パッド16の支点として作用
するものである。
【0024】また、タッチトレーサ14には、可撓性の
スライドシャッタ17が設けられ(図2も参照)、使用
していない時の異物等の侵入を防ぐことができる。スラ
イドシャッタ17は、アウターケーシングA32に形成
されたスライドシャッタ17ガイド用のガイド溝32a
に沿って両端をガイドされ、入力パッド16上を開閉自
在に配置されている。
【0025】タッチトレーサ14には、スライドシャッ
タ17を内部へガイドするためのガイド部材52が配置
され、スライドシャッタ17開状態の際には、スライド
シャッタ17を装入するようになっている。また、アウ
ターケーシングB34にガイド部材によってガイドされ
たスライドシャッタ17をプリント配線基盤36の方向
へガイドするためのガイド部34bが形成されている。
さらに、プリント配線基盤36にスライドシャッタ17
の開閉状態を検出するリミットスイッチ58が配置され
ており、スライドシャッタ17は、ガイド部材52及び
アウターケーシングB34に形成されたガイド部34b
によってリミットスイッチ58へと案内されるため、リ
ミットスイッチ58は、スライドシャッタ17の開閉状
態を検出することができる。
【0026】また、プリント配線基板38上には光セン
サユニットが搭載されている。この光センサユニット
は、複数のLED44とフォトトランジスタ46とを並
列光軸を形成するように対向配列すると共に、LED4
4及びフォトトランジスタ46はプリント配線基板38
の電気回路に接続さている。また、これらのLED44
及びフォトトランジスタ46は、それぞれ隣接するLE
D44又はフォトトランジスタ46とを遮光する遮光部
材48で覆われて構成されており、対向配列されたLE
D44とフォトトランジスタ46に必要とされる光以外
をこの遮光部材48で遮光するようになっている。
【0027】光センサユニットは、上述のスライドシャ
ッタ17開閉状態を検出するリミットスイッチ58に電
気的に接続されており、スライドシャッタ17開状態検
出信号によって光センサユニットが作動するように構成
されている。このように、スライドシャッタ17の開閉
状態を検出し、光センサユニットの作動を制御すること
によって消費電力の低減を図ることができる。
【0028】また、プリント配線基板38上には複数の
操作用スイッチ50が搭載されており、上述した各種の
モードを選択する選択ボタン18〜28に対する操作に
応じて対応する操作用スイッチ50がオンするようにな
っている。
【0029】図7は、LED44及びフォトトランジス
タ46の配列状態を示している。図7において、図示縦
方向光軸(以下、Xラインと称する)として15本が設
定されていると共に、図示横方向光軸(以下、Yライン
と称する)として11本が設定されている。この場合、
XラインとYラインとのそれぞれにおいてLED44と
フォトトランジスタ46とは交互に並列配置されてい
る。また、並列配置されたLED44及びフォトトラン
ジスタ46において、フォトトランジスタ46は隣接す
るLED44よりも後方に配設されており、これにより
Xライン及びYラインの光軸ピッチを低寸法化すること
ができる。
【0030】図8は、ディスプレイシステム10の電気
的構成を示すブロック図である。ディスプレイシステム
10は、タッチトレーサ14に配置されたLED44、
フォトトランジスタ46、タッチ用スイッチ40、操作
用スイッチ50がCPU60に接続されており、更にC
PU60にはエアコン、オーディオ、ナビゲーションシ
ステム等の付帯装備を制御する制御部62、ディスプレ
イ12に接続されている。また、上述したように、リミ
ットスイッチ58が、LED44及びフォトトランジス
タ46に接続されている。
【0031】リミットスイッチ58は、スライドシャッ
タ17の開閉状態を検出し、開状態を検出した場合に
は、LED44及びフォトトランジスタ46を作動させ
る。
【0032】CPU60は、Xライン及びYラインに配
置されたLED44を点灯させ、LED44から投光さ
れた光を受光するフォトトランジスタ46の信号を検出
し、フォトトランジスタ46から出力される信号を基に
入力パッド16を指でタッチした位置座標を算出する。
なお、指でタッチした位置座標は、Xライン、Yライン
それぞれの遮光されたラインの中心位置座標を算出し
て、この算出された中心位置座標を入力パッド16上の
タッチ位置としている。
【0033】また、CPU60は、上述の算出された指
でタッチした位置座標をディスプレイ12の表示に対応
した位置座標に変換してディスプレイ12へ出力する。
ディスプレイ12は、CPU60から出力された位置座
標情報を基に指でタッチしている画面上の位置を画面に
表示する。この画面上の位置表示は、選択項目が色反転
することによって表示されるようになっている。なお、
この画面表示は矢印等による表示でもよい。
【0034】入力パッドで選択項目が決定された状態で
タッチ用スイッチ40が押圧操作されるとCPU60に
タッチ用スイッチ40の信号が出力され、CPU60
は、ディスプレイ12の選択された項目の表示するため
の信号を制御部62へ出力する。制御部62では、選択
された項目に従った画面に切り替えるための情報を デ
ィスプレイに出力することによってディスプレイ12に
表示された画面が選択された項目の画面へと切り替わ
る。また、タッチトレーサ14の操作用スイッチ50が
押圧操作されると押圧操作されたモードを選択する選択
ボタン18〜28に対応する画面がディスプレイ12画
面上に表示されるよう制御部によって制御される。
【0035】次に、タッチトレーサ操作時の作用につい
て、図11のフローチャートに沿って図9及び図10を
参照して説明する。
【0036】ステップ100で、イグニッションがオン
されると、ステップ102に移り、図10に示すような
ナビゲーションシステムの地図画面70が表示される。
続いて、ステップ104へ移行し、モード選択スイッチ
18〜28が押されたか判定される。ステップ104で
モード選択スイッチ18〜28の何れかが押された場合
には、ステップ106へ移行する。ステップ106で
は、押されたモード選択スイッチ18〜28に対応する
画面が表示される。例えば、メニューボタン22が押さ
れた場合には、図4に示すようなメニュー画面72が表
示される。
【0037】ステップ104でモード選択スイッチ18
〜28の何れか押されなかった場合は、地図画面70が
表示されたまま、又、モード選択スイッチ18〜28の
何れか押された場合は、対応する図9に示す画面に切り
替わりステップ108へと移行する。
【0038】ステップ108では、スライドシャッタ1
7の開閉状態を検出するリミットスイッチ58がスライ
ドシャッタ17の開状態を検出したか判定される。ステ
ップ108でスライドシャッタ17の開状態が検出され
なかった場合は、ステップ104へと戻り、スライドシ
ャッタ17の開状態が検出されるまで、上述のステップ
104〜ステップ108が繰り返される。
【0039】ステップ108でスライドシャッタ17の
開状態が検出されるとステップ110へ移り、タッチト
レーサの光センサユニットであるLED44及びフォト
トランジスタ46が作動し、入力パッド16上の指操作
位置検出スタンバイ状態となり、ステップ112へ移行
する。
【0040】ステップ112では、フォトトランジスタ
46に入射される光が遮光検出されたか否か判定され
る。すなわち、指で入力パッド16が操作されているか
否か判定される。ステップ112で、否定判定されると
ステップ104へ戻り、ステップ112の判定が肯定さ
れるまで、上述のステップ104〜ステップ112が繰
り返される。
【0041】ステップ112で、肯定判定されるとステ
ップ114へ移行し、CPU60によって入力パッド1
6上の指位置座標が算出され、ステップ116へと移行
する。なお、指位置座標は上述したXラインYラインの
対向配列されたLED44及びフォトトランジスタ46
間が指で遮られた中心位置座標がCPU60によって算
出される。
【0042】ステップ116では、算出された指位置座
標に基づいてディスプレイ12上の該当する選択項目が
色反転表示される。続いて、ステップ118へと移行
し、タッチ用スイッチ40が押されたか判定される。ス
テップ118で否定判定されるとステップ104へと戻
り、ステップ118で肯定判定されるまで、上述のステ
ップ104〜118が繰り返される。
【0043】ステップ118で肯定判定されると、ステ
ップ120へ移行してステップ114及びステップ11
6で算出された指位置座標に基づいて選択され画面上で
色反転された項目に応じた画面表示及びその項目に従っ
た制御が制御部62によって実行される。続いて、ステ
ップ104へと戻り上述のステップ104〜120の処
理が繰り返し行われる。
【0044】上述したように、タッチトレーサ14を使
用しない場合は、スライドシャッタ17を閉めることに
より、異物等の侵入を防ぐことができると共に閉めてい
る状態では、光センサユニット作動しないようにしてい
るため消費電力の低減を図ることができる。
【0045】なお、上記の実施の形態では、スライドシ
ャッタ17の開閉状態検出用リミットスイッチ58は、
プリント配線基盤36に配置したが、これに限定される
ものではなく、スライドシャッタ17の開閉状態を検出
できる場所であればよい。また、リミットスイッチ58
に限定されるものでもなく、光センサ等によってスライ
ドシャッタ17の開閉状態を検出するようにしてもよ
い。
【0046】また、スライドシャッタ17閉時には、光
センサユニットを不作動にすることにより、消費電力の
低減行うようにしたが、消費電力低減するためには、対
象となる操作画面のマトリックス数に応じて発光素子の
オン状態にする数を変えるようにしてもよい。例えば、
タッチトレーサ非使用時には、半分の光センサユニット
(受発光素子)をオフ状態とし、残り半分の光センサユ
ニットで指を検出した場合に、全ての光センサユニット
を作動状態とするようにしてもよい。さらに、スライド
シャッタ17の開閉ではなく、タッチトレーサ14自体
をアームレストやインストパネル等からせり出す構造と
してもよい。
【0047】また、ディスプレイ開閉式の構成のものに
ついては、ディスプレイ開閉に応じて受発光素子を作動
するようにすれば、同様の効果を得ることができる。
【0048】また、本実施の形態では、スライドシャッ
タ17の開閉を手動で行う構成としたがこれに限るもの
ではなく、ボタンを操作することによって自動で開閉す
る構成としてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ッチ操作入力装置のタッチ面上に異物等が侵入すること
なく、且つ、消費電力の低減を達成することができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるディスプレイシス
テムの構成を示す斜視図である。
【図2】タッチトレーサの正面図である。
【図3】入力パッドの正面図及び断面図である。
【図4】ディスプレイに表示されたメニュー画面を表す
図である。
【図5】タッチトレーサを破断して示す正面図である。
【図6】タッチトレーサを破断して示す横断面図であ
る。
【図7】LEDとフォトトランジスタの配置関係を示す
図である。
【図8】本実施の形態に係わるディスプレイシステムの
電気的構成を示すブロック図である。
【図9】タッチトレーサへの操作に応じたディスプレイ
表示画面を表す図である。
【図10】ディスプレイに表示された地図画面を示す図
である。
【図11】タッチトレーサ操作時の作用を示すフローチ
ャートである。
【0061】
【符号の説明】
10 ディスプレイシステム 12 ディスプレイ 14 タッチトレーサ 16 入力パッド 17 スライドシャッタ 58 リミットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國松 嘉昌 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AC02 5B068 AA03 AA22 AA32 BB19 BC04 BE06 CD01 5B087 AA03 CC11 CC26 DE03 9A001 BB06 DZ13 HH35 JJ11 JJ77 KK31 KK54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作機能項目を表示する表示部
    と、 表示部とは別に設けられ、タッチ操作することによって
    前記複数の機能項目を選択入力するタッチパネルを備え
    たタッチ操作部と、 前記タッチパネルを保護し、前記タッチパネル上を開放
    自在に開閉する保護手段と、を備えることを特徴とする
    タッチ操作入力装置。
  2. 【請求項2】 前記保護手段の開閉を検出する検出手段
    を更に有し、前記検出手段の検出信号に基づいて前記タ
    ッチ操作部の作動を制御することを特徴とする請求項1
    に記載のタッチ操作入力装置。
  3. 【請求項3】 前記タッチ操作部の作動の制御は、前記
    タッチ操作部に設けられたタッチ操作位置を検出するL
    EDとフォトトランジスタのオンオフ制御であることを
    特徴とする請求項2に記載のタッチ操作入力装置。
JP37000098A 1998-12-25 1998-12-25 タッチ操作入力装置 Pending JP2000194505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37000098A JP2000194505A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 タッチ操作入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37000098A JP2000194505A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 タッチ操作入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000194505A true JP2000194505A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18495829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37000098A Pending JP2000194505A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 タッチ操作入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000194505A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089092A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置
JP2009048622A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Research In Motion Ltd 電子デバイスのための触覚タッチスクリーン
JP2009048625A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Research In Motion Ltd 電子デバイスのための触覚タッチスクリーン
JP2010204978A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 情報処理装置
US8976120B2 (en) 2007-08-13 2015-03-10 Blackberry Limited Tactile touchscreen for electronic device
KR101678091B1 (ko) * 2015-06-02 2016-11-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어 방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089092A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置
JP2009048622A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Research In Motion Ltd 電子デバイスのための触覚タッチスクリーン
JP2009048625A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Research In Motion Ltd 電子デバイスのための触覚タッチスクリーン
US8976120B2 (en) 2007-08-13 2015-03-10 Blackberry Limited Tactile touchscreen for electronic device
JP2010204978A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 情報処理装置
KR101678091B1 (ko) * 2015-06-02 2016-11-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3792920B2 (ja) タッチ操作入力装置
US8102381B2 (en) Display system and method of restricting operation in same
US8050858B2 (en) Multiple visual display device and vehicle-mounted navigation system
JPH1115599A (ja) タッチ操作情報出力装置
JP3382506B2 (ja) ディスプレイ装置
CN103085734A (zh) 具有错误触摸反馈的接近开关
US20090021491A1 (en) Operation input device
KR20150032324A (ko) 조작 인터페이스, 조작 인터페이스의 조작을 용이하게 하는 정보를 디스플레이하기 위한 방법 및 프로그램
EP1059603A2 (en) Touch position determining method
CN103023474A (zh) 用于控制可移动面板的具有锁定控制的接近开关
JP2006209684A (ja) タッチ操作入力装置
JP2004126354A (ja) 車載用表示装置
WO2016143613A1 (ja) ミラー、車載操作装置、および車両
CN107704183A (zh) 车载用操作装置
JP2002293194A (ja) 車載用表示装置
KR101491169B1 (ko) 차량의 탑재기기 조작 장치 및 그 제어 방법
JP2006264615A (ja) 車両用表示装置
JP2000194507A (ja) タッチ操作入力装置
JP2008195141A (ja) 車載機器の操作支援装置、操作支援方法
KR101946746B1 (ko) 차량에서 비-차량 오브젝트의 위치 결정
JP2010036731A (ja) 車両用操作装置
JP2000194505A (ja) タッチ操作入力装置
JP4850995B2 (ja) タッチ操作入力装置
JP6265839B2 (ja) 入力表示装置、電子機器、アイコンの表示方法および表示プログラム
JP4303402B2 (ja) 操作入力装置