JP2000193948A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000193948A
JP2000193948A JP10376485A JP37648598A JP2000193948A JP 2000193948 A JP2000193948 A JP 2000193948A JP 10376485 A JP10376485 A JP 10376485A JP 37648598 A JP37648598 A JP 37648598A JP 2000193948 A JP2000193948 A JP 2000193948A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
foreign matter
display panel
display area
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Pending
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JP10376485A
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English (en)
Inventor
Junya Fukuda
順也 福田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示モジュールを分解することなく、簡
単に異物を液晶表示パネルの表示領域外に除去でき、異
物による表示不良を防ぐようにする。 【解決手段】 情報を表示する表示領域Aを有する透過
型の液晶表示パネル3がケース2内に収納された液晶表
示モジュール1と、静電気が帯電され、この静電気によ
り液晶表示パネル3を介してその背面側の異物Gを吸着
して移動させる除去部材10とを備えた。従って、除去
部材10を液晶表示パネル3の前面側に近づけると、こ
の除去部材10の静電気により液晶表示パネル3を介し
てその背面側の異物Gが吸着され、この状態で除去部材
10を液晶表示パネル3の表示領域A外に移動させる
と、異物Gも同様に表示領域A外に移動する。このた
め、液晶表示モジュール1を分解しなくても、簡単に異
物Gを液晶表示パネル3の表示領域Aの外部に除去で
き、異物Gによる表示不良を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異物除去可能な
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示モジュールは、情報を表
示する透過型の液晶表示パネルがケース内に収納され、
この状態で液晶表示パネルの表示領域がケースの前面に
設けられた表示用開口部に対応して外部に露呈し、かつ
この液晶表示パネルの背面側にバックライトユニットが
配置され、このバックライトユニットで液晶表示パネル
の背面を照明することにより、液晶表示パネルの表示領
域に表示された情報をケースの表示用開口部を通して見
ることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな液晶表示モジュールでは、ケース内に液晶表示パネ
ルおよびバックライトユニットを組み付けるときに、液
晶表示パネルとバックライトユニットとの間に大気中の
ゴミなどの異物が侵入し、この異物によって液晶表示パ
ネルに表示欠陥が生じ、表示不良が発生するという問題
がある。なお、異物による表示不良が生じた場合には、
液晶表示モジュールを分解してブロアーによりゴミなど
の異物を吹き飛ばして除去した後、再び組み立ててなけ
ればならず、その作業が面倒であるという問題がある。
また、吹き飛ばした異物がその極性のために他の電子機
器モジュールに付着しやすいという問題があった。
【0004】この発明の課題は、液晶表示モジュールを
分解することなく、簡単にゴミなどの異物を液晶表示パ
ネルの表示領域外に除去でき、異物による表示不良を防
ぐことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、液晶表示装
置において、表示領域を有する液晶表示パネルおよび異
物を固定する固定手段がケース内に収納されることを特
徴とする。この発明によれば、製造プロセス中にケース
内に入ってしまった異物を固定手段が捕獲するために、
従来のように液晶表示モジュールを分解しなくても、簡
単に異物を液晶表示パネルの表示領域外に除去すること
ができ、これにより異物による表示不良を防ぐことがで
きる。また、一方の極性に帯電された異物であれば、異
物の極性と逆または同じ極性の静電気が帯電された除去
部材を用い、これを液晶表示パネルの前面側に近づけ、
この除去部材の静電気により液晶表示パネルを介してそ
の背面側の異物が吸着または反発され、この状態で除去
部材を液晶表示パネルの前面に沿って表示領域外に移動
させることにより、この除去部材の移動に伴って異物も
同様に表示領域外に移動させて固定手段に捕獲させても
よい。
【0006】この場合、請求項2に記載のごとく、ケー
ス内には、固定手段を収納する異物収納部が液晶表示パ
ネルの表示領域外に位置して設けられていれば、異物を
ケース内の異物収納部に収納でき、かつこの異物収納部
内に収納された異物を固定手段により固定でき、このた
め異物収納部内から異物が勝手に飛び出すことがないの
で、異物の飛び出しによる表示不良の再発を防ぐことが
できる。また、請求項3に記載のごとく、ケース内にお
ける液晶表示パネルの背面側にバックライトユニットが
配置されていれば、異物によるバックライトユニットの
照明むらを防ぐことができ、これにより液晶表示パネル
の表示不良を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の液晶表示装置の一実施形態について説明する。
図1は液晶表示モジュールの正面図、図2はその要部の
X−X拡大断面図である。この液晶表示モジュール1
は、図2に示すように、ケース2内に液晶表示パネル3
とバックライトユニット4とを備えた構成になってい
る。ケース2は上ケース5と下ケース6とからなり、上
ケース5には表示用開口部5aが設けられている。
【0008】液晶表示パネル3は、図2に示すように、
上下一対の透明な基板3a、3b間に液晶がシール材
(いずれも図示せず)によって封入され、図1および図
2に示すように、その周縁部を除く中央部分が情報を表
示する表示領域Aに形成され、周縁部が非表示領域Bに
形成された構成になっている。この場合、基板3a、3
b間に封入された液晶は、高分子分散型のもの、あるい
はツイストネマテック(TN)型のものなどであり、T
N型の場合には、上側の基板3aの上面および下側の基
板3bの外面にそれぞれ偏光板(図示せず)が設けら
れ、内面にはそれぞれ電極(図示せず)が設けられてい
る。また、液晶表示パネル3には、TAB(Tape Autom
ated Bonding)方式により駆動用の半導体チップ7aを
フィルム基板7bに搭載した基板ユニット7が電気的に
接続されている。この液晶表示パネル3は、下ケース6
上に配置され、その上方が上ケース5で覆われて表示領
域Aが上ケース5の表示用開口部5aにほぼ対応して外
部に露呈した状態でケース2内に収納されている。
【0009】バックライトユニット4は、液晶表示パネ
ル3の下面側を照明するものであり、図2に示すよう
に、導光板8とこの導光板8の側方に設けられた光源部
(図示せず)とを備え、液晶表示パネル3の下面側に位
置する下ケース6のユニット収納凹部6a内に配置され
ている。光源部は、導光板8の一端部に対応して設けら
れた蛍光管などの光源と、この光源からの光を導光板8
の一端面に向けて反射するリフレクタとからなってい
る。導光板8は、液晶表示パネル3に対応する平板状に
形成された白色アクリル板であり、その一端面から光源
部の光が入射し、この入射した光を導いて液晶表示パネ
ル3の背面に向けてほぼ均一に出射することにより、液
晶表示パネル3の下面を照明するように構成されてい
る。なお、バックライトユニット4は、液晶表示パネル
3の下面との間に所定の隙間Sをもって、下ケース6の
ユニット収納凹部6a内に配置されている。
【0010】この液晶表示モジュール1の異物除去装置
は、図3および図4に示すように、液晶表示パネル3と
バックライトユニット4の導光板8との間に侵入したゴ
ミなどの異物Gを液晶表示パネル3の表示領域Aの外部
に移動させて除去する除去部材10を備えている。異物
Gは一方の極性の静電気が帯電しており、除去部材10
は、エボナイト棒などの異物Gの静電気の極性と反対の
極性の静電気が帯電されたペン型のものであり、上ケー
ス5の表示用の開口部5aから露呈した液晶表示パネル
3の上面に近づけることにより、その静電気で液晶表示
パネル3を介して異物Gを吸着し、この吸着した異物G
を除去部材10と共に移動させるように構成されてい
る。
【0011】また、下ケース6には、図2〜図5に示す
ように、異物Gを収納する異物収納凹部11がバックラ
イトユニット4の導光板8の外周部、つまり液晶表示パ
ネル3の表示領域Aの外部全周に位置して設けられてい
る。この異物収納凹部11内には、図5に示すように、
収納された異物Gを接着して固定する接着部材12が設
けられている。この接着部材12は、導光板8の周縁の
うち光源部が設けられていない周縁に配置され、クッシ
ョンゴムの表面に粘着剤を塗布したものであり、この粘
着剤によりゴミなどの異物Gを接着して固定するように
構成されている。なお、クッションゴムは、液晶表示パ
ネル3を緩衝する機能を兼ね備えたものであることが望
ましい。
【0012】このような液晶表示モジュール1では、製
造プロセス中に、液晶表示パネル3の表示領域A内にお
ける液晶表示パネル3の下面とバックライトユニット4
の導光板8の上面との間にゴミなどの異物Gが侵入する
と、この異物Gによって表示不良が発生するが、このと
きには、静電気が帯電された除去部材10を上ケース5
の表示用開口部5aから露呈した液晶表示パネル3の前
面側に近づけ、この除去部材10の静電気により液晶表
示パネル3を介してその背面側の異物Gを吸着し、この
状態で除去部材10を液晶表示パネル3の前面に沿って
表示領域Aの外部に移動させることにより、この除去部
材10の移動に伴って異物Gも同様に表示領域Aの外部
に移動させることができる。これにより、従来のように
液晶表示モジュール1を分解しなくても、簡単に異物G
を液晶表示パネル3の表示領域Aの外部に除去すること
ができ、異物Gによるバックライトユニット4の照明む
らを防ぎ、これにより液晶表示パネル3の表示不良を防
ぐことができる。
【0013】また、この液晶表示モジュール1では、除
去部材10が異物Gを表示領域Aの外部に移動させた
上、表示用開口部5aの縁部を乗り越して上ケース5上
を移動することにより、吸着した異物Gを下ケース6の
異物収納凹部11内に移動させて収納することができ、
しかも収納された異物Gは異物収納凹部11内に設けら
れた接着部材12に接着して固定されるので、異物収納
凹部11内から異物Gが勝手に飛び出すことがなく、異
物Gの飛び出しによる表示不良の再発を防ぐことができ
る。
【0014】なお、上記実施形態では、除去部材10に
帯電された静電気により液晶表示パネル3を介してその
下面にゴミなどの異物Gを吸着させて移動させるように
した場合について述べたが、これに限らず、例えば除去
部材10に帯電された静電気を異物Gの静電気の極性と
同じ極性に設定し、この静電気により液晶表示パネル3
を介してその下面の異物Gを反発させて移動させるよう
にしても良いことは言うまでもない。また、異物Gは必
ずしも一方の極性に帯電される必要はなく、除去部材1
0での移動の変わりに液晶表示パネルをケースごと振る
ことにより接着部材12に接着させても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ケース内に異物を収納する異物収納部が液晶表示パ
ネルの表示領域外に位置して設けられ、この異物収納部
内にその異物を固定する固定手段が設けられているの
で、除去部材によって表示領域外に移動した異物をケー
ス内の異物収納部に収納でき、かつこの異物収納部内に
収納された異物を固定手段により接着して固定でき、こ
のため異物収納部内から異物が勝手に飛び出すことがな
く、異物の飛び出しによる表示不良の再発を防ぐことが
できる。また例えば、静電気が帯電された除去部材を用
い、これを液晶表示パネルの前面側に近づけると、この
除去部材の静電気により液晶表示パネルを介してその背
面側の異物が吸着または反発され、この状態で除去部材
を液晶表示パネルの前面に沿って表示領域外に移動させ
ることにより、この除去部材の移動に伴って異物も同様
に表示領域外に移動するので、従来のように液晶表示モ
ジュールを分解しなくても、簡単に異物を液晶表示パネ
ルの表示領域外に除去することができ、これにより異物
による表示不良を防ぐことができる。また、ケース内に
おける液晶表示パネルの背面側にバックライトユニット
が配置されていれば、除去部材によって異物を表示領域
外に除去することにより、異物によるバックライトユニ
ットの照明むらを防ぐことができ、これにより液晶表示
パネルの表示不良を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の液晶表示装置の一実施形態における
液晶表示モジュールの正面図。
【図2】図1の要部のX−X線に沿った拡大断面図。
【図3】図2において液晶表示パネルとバックライトユ
ニットとの間に侵入したゴミなどの異物を除去部材の静
電気により吸着した状態を示した要部の拡大断面図。
【図4】図3の状態で除去部材と共に異物を移動させた
状態を示した拡大断面図。
【図5】図4の状態で異物が下ケースの異物収納凹部に
収納されて接着部材に接着固定された状態を示した拡大
断面図。
【符号の説明】
1 液晶表示モジュール 2 ケース 3 液晶表示パネル 4 バックライトユニット 10 除去部材 11 異物収納凹部 12 接着部材 A 表示領域 B 非表示領域 G 異物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示領域を有する液晶表示パネルおよび異
    物を固定する固定手段がケース内に収納されることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記ケース内には、前記固定手段を収納す
    る異物収納部が前記液晶表示パネルの前記表示領域外に
    位置して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記ケース内における前記液晶表示パネル
    の背面側には、バックライトユニットが配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装
    置。
JP10376485A 1998-12-25 1998-12-25 液晶表示装置 Pending JP2000193948A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064333A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sharp Corp 外装パネル
JP2010217913A (ja) * 2000-11-22 2010-09-30 Si Han Kim 折り畳み式マルチディスプレイ装置

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JP2010217913A (ja) * 2000-11-22 2010-09-30 Si Han Kim 折り畳み式マルチディスプレイ装置
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