JP2000193551A - 流体漏洩位置標定装置 - Google Patents

流体漏洩位置標定装置

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JP2000193551A
JP2000193551A JP10372567A JP37256798A JP2000193551A JP 2000193551 A JP2000193551 A JP 2000193551A JP 10372567 A JP10372567 A JP 10372567A JP 37256798 A JP37256798 A JP 37256798A JP 2000193551 A JP2000193551 A JP 2000193551A
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Shigeto Nishimoto
重人 西本
Keiichi Tsuji
啓一 辻
Takuichi Imanaka
拓一 今中
Tsutomu Kairiku
力 海陸
Masayuki Kon
正行 今
Satoshi Takagi
聡 高木
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Osaka Gas Co Ltd
Non Destructive Inspection Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
Non Destructive Inspection Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズによる漏洩音開始時刻の認識誤差を低
減し、流体漏洩位置をより正確に標定することが可能
で、より簡易な構成により低コストで作成できる流体漏
洩位置標定装置を提供すること。 【解決手段】 管路等の流体収納体100に音響センサ
10a,10bを少なくとも2箇所取り付け、これら音
響センサによりそれぞれ検出された各チャンネルCH
1,CH2の受信信号における間欠的漏洩音の開始時刻
の差により漏洩位置Xを標定する。少なくとも1つのチ
ャンネルCH1で受信信号がしきい値を越えたトリガ時
刻の近傍において、各チャンネルにおける受信信号がし
きい値を一定時間以上連続して越える場合に、当該連続
の最初の時刻を各チャンネルの前記開始時刻とする。ト
リガ時刻からプリトリガ時間遡った時刻から一定のサン
プリング時間分だけ各受信信号をサンプリングし、当該
サンプリングされた各チャンネルの受信信号を用いて前
記開始時刻をそれぞれ求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス管、水道管そ
の他の管路等やガスタンク等の流体収納体における気
体、液体等の流体が漏洩する位置を標定する流体漏洩位
置標定装置に関する。さらに詳しくは、流体収納体に音
響センサを少なくとも2箇所取り付け、これら複数箇所
の音響センサによりそれぞれ検出された各チャンネルの
受信信号における間欠的漏洩音の開始時刻の差により漏
洩位置を標定する流体漏洩位置標定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の如き流体漏洩位置標定装置
にあっては、例えば特開平9−43087号にみられる
ように、あるしきい値を設定し、このしきい値を受信信
号が越えた時点をもって漏洩音の発生時刻としていた。
また、2チャンネルの音響センサにおける漏洩音の発生
時刻をそれぞれ定めるに当たり、プリトリガ機能を有す
るA/Dコンバータ等のハードウエアを設けていた。
【0003】しかし、上述の流体漏洩位置標定装置によ
れば、しきい値を越えるノイズが混入した場合には、ノ
イズの発生時を漏洩音の開始時刻と誤認する恐れがあっ
た。特に、漏洩音の信号が急激に立ち上がらずに徐々に
立ち上がる場合には、未だ漏洩音が発生していないのに
ノイズを漏洩音と誤認し易く、漏洩音発生時刻に誤差を
生じるという問題があった。
【0004】また、信号の発生時点を決定するためにプ
リトリガ機能を必要とする場合が多い。プリトリガ機能
は常時信号を記憶する要請に応じて通常A/Dボード等
のハードウエアで実現されるが、この場合、ハードウエ
アが複雑化すると共にコスト高を招かざるを得なかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の実状に鑑
みて、本発明は、ノイズによる漏洩音開始時刻の認識誤
差を低減し、流体漏洩位置をより正確に標定することの
可能な流体漏洩位置標定装置を提供することを目的とす
る。
【0006】また、本発明の他の目的は、より簡易な構
成により低コストで流体漏洩位置標定装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る流体漏洩位置標定装置の特徴は、管路
等の流体収納体に音響センサを少なくとも2箇所取り付
け、これら複数箇所の音響センサによりそれぞれ検出さ
れた各チャンネルの受信信号における間欠的漏洩音の開
始時刻の差により漏洩位置を標定する流体漏洩位置標定
装置であって、少なくとも1つのチャンネルで前記受信
信号がしきい値を越えたトリガ時刻の近傍において、各
チャンネルにおける受信信号がしきい値を一定時間以上
連続して越える場合に当該連続の最初の時刻を各チャン
ネルの前記開始時刻とすることにある。
【0008】ガス等の間欠的漏洩音は、突発的なノイズ
信号に比較して充分長い時間連続して発生する。本発明
の特徴によれば、「受信信号がしきい値を一定時間以上
連続して越える場合に当該連続の最初の時刻を各チャン
ネルの前記開始時刻」としている。したがって、ガス等
の間欠的漏洩音の発生前にしきい値を越える突発的ノイ
ズが発生しても、これを間欠的漏洩音の開始時刻と誤認
することがない。特に、漏洩音の信号が急激に立ち上が
らずに徐々に立ち上がる場合には、従来では小さなノイ
ズが加わるだけでしきい値に達し、ノイズを漏洩音と誤
認し易かったのであるが、本発明によれば、かかる場合
でもノイズの影響を小さく抑えることでより高制度に間
欠的漏洩音の開始時刻を認識できるようになった。
【0009】上述のサンプリングに当たっては、前記ト
リガ時刻からプリトリガ時間遡った時刻から一定のサン
プリング時間分だけ前記各受信信号をサンプリングし、
当該サンプリングされた各チャンネルの受信信号を用い
て前記開始時刻をそれぞれ求めるとよい。
【0010】ところで、発明者らの実験によれば、プリ
トリガにより信号の発生時点を決定するに当たり、常時
信号を記憶しなくても、2箇所異常の音響センサにより
同一の間欠的漏洩音を受信できることが判明した。した
がって、本発明において、前記受信信号の原波形はパー
ソナルコンピュータのメモリー又はハードディスク等の
記憶手段に間欠的に記憶することができる。すなわち、
ソフトウエアによりプリトリガを構成することができ
る。
【0011】検出精度を向上させるには、最も大きな前
記受信信号を受信したチャンネルにより前記トリガ時刻
を定めることが望ましい。
【0012】また、前記トリガ時刻を定めるためのしき
い値が、前記開始時刻を定めるためのしきい値よりも大
とするとよい。ノイズに反応することに伴う不要な間欠
的漏洩音の開始時刻識別処理を行う必要がなくなるから
である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る
流体漏洩位置標定装置1の概要を示し、この流体漏洩位
置標定装置1はCH1,CH2にそれぞれ対応する一対
の音響センサ10a,10bと変換ユニット20とパー
ソナルコンピュータ30とを備えている。音響センサ1
0a,10bはそれぞれ流体収納体の一例であるガス管
100の表面に対し、距離Dをもって隔てられらた状態
で取り付けられている。ガス管100の内部を流通する
ガスの漏洩位置101が音響センサ10a及び10bの
取付位置の中間部に配置されている。
【0014】音響センサ10a,10bにより受信され
た音響信号は、プリアンプ11a,11bにより増幅さ
れ、変換ユニット20のCH1及びCH2にそれぞれ入
力される。バッファアンプ21a,21bに入力された
受信信号は、フィルタ22a,22bによりそれぞれノ
イズ成分が除去され、さらにアンプ23a,23bによ
りその減衰分が増幅され、A/Dコンバータ24を介し
てパーソナルコンピュータ30に対しデジタル信号とし
て入力される。
【0015】パーソナルコンピュータ30は、中央演算
処理装置31,メモリ32及びハードディスク33が、
データバス及びアドレスバス等よりなるバス35に接続
され、I/Oコントローラ34により入出力を制御され
ている。加えて、バス35には、操作用のマウス36及
びキーボード37が接続され、パーソナルコンピュータ
30による処理結果はモニター38に表示される。
【0016】図2は都市ガス供給用のガス管であるSG
P管に欠陥を設け都市ガスを漏洩させた場合に生じる間
欠的音響ノイズを示すものである。同図は、音響センサ
10a,10bによりそれぞれ受信された信号の原波形
を示す。また、図3及び図4に、図2のピークS1a,
S2aの一部にそれぞれ対応する検波後の受信信号の波
形をそれぞれ示す。図3,4の波形はそれぞれ後述する
平均化処理が行われていないが、後述するように平均化
処理が行われている場合には、さらに突発的なバックグ
ラウンドノイズが減少することとなる。
【0017】図2〜4に示すように、CH1,CH2の
受信信号強度は、それぞれ時間tの関数であるから、こ
れら各チャンネルの受信信号をP1(t),P2(t)
と表現する。パーソナルコンピュータ30は、一定の微
小時間間隔(サンプリングレート)をもって受信信号を
デジタル化し、メモリ32、ハードディスク33等に対
して記憶(サンプリング)する。サンプリングレートを
1/333000とすると、第i番目のサンプリング時
刻tは次の様に表現される。 t=i・1/333000 ―(1)
【0018】また、以下の説明では、特記のない限り、
上記関数は次の関係に従ってデジタル化に伴い変換され
た上でパーソナルコンピュータ30内において処理され
ているものとする。 D1(i)←P1(t) ―(2) D2(i)←P2(t) ―(3)
【0019】図2の例では、CH1,CH2において信
号S1a,S1b,S2a,S2bがそれぞれ約10μ
sec毎に発生している。順次発生している信号のいず
れかを解析できれば足りるので、メモリ32、ハードデ
ィスク33等に対する信号P1(t),P2(t)の記
憶は間欠的で足り、例えば500μsec毎に一定のサ
ンプリング時間Ls=50μsec程度のサンプリング
を行えば十分である。
【0020】次に、メモリ32等に蓄積されたP1
(t),P2(t)信号を用い、これらの信号の少なく
とも一方がしきい値Ps(トリガレベル)を越えるトリ
ガ時刻T0を求める。また、トリガ時刻T0からプリト
リガ時間Lpだけ遡った基準時刻Tsから一定のサンプ
リング時間Lsの間、CH1,CH2のそれぞれにおい
て信号のサンプリングを再度行う。すなわち、本発明で
はソフトウエアでプリトリガを構成している。そして、
次式に従い、各チャンネルの信号を複数回平均化処理し
て、突発的ノイズを除去する。DB1(i),DB2
(i)はそれぞれ平均化された信号を意味する。 DB1(i)=(DB1(i)+D1(i))/2 ―(4) DB2(i)=(DB2(i)+D2(i))/2 ―(5)
【0021】次に、平均化処理のなされたサンプリング
信号DB1(i),DB2(i)が、それぞれしきい値
Pa,Pbを越える時刻を求める。 DB1(i)>Pa ―(6) DB2(i)>Pb ―(7)
【0022】上記式(6)を連続して満たす時間をCT
1、上記式(7)を連続して満たす時間をCT2、一定
の基準時間をLcとする。 CT1>Lc ―(8) CT2>Lc ―(9)
【0023】上記式(8)を満たす場合において、上記
式(6)を連続して満たし出した最初の時刻をT1とす
る。また、上記式(9)を満たす場合において、上記式
(7)を連続して満たし出した最初の時刻をT2とす
る。図3において、点A1はしきい値Paを越えるが上
記式(8)を満たさず、点A2が最初の時刻T1に相当
する。なお、この図3の例から当例と異なり漏洩音の信
号が急激に立ち上がらずに徐々に立ち上がる場合には、
小さなノイズでも点A1のような状況になる確率が高く
なるが、本発明によればこのようなノイズを漏洩音と誤
認する虞は少ない。
【0024】そして、上述の如く求められた最初の時刻
T1,T2の差を求める。 dT=T1−T2 ―(10)
【0025】さらに、あらかじめ求めた両センサ10
a,10bどうしの距離Dを用い、CH1の音響センサ
10aから漏洩位置101までの距離Xを求める。な
お、Cはガス管100上の音速であり、一例をあげれば
SGP配管の場合、2500μ/sec程度である。 X=(D−dT・C)/2 ―(11)
【0026】この式(11)により、漏洩位置101の
位置を標定することが可能となる。なお、式(11)の
符号をも考慮することで、漏洩位置101が両センサ1
0a,10b間に位置しなくても、その位置を標定する
ことができる。
【0027】ここでプリトリガ時間Lp及びサンプリン
グ時間Lsの設定と、センサ間距離Dの関係について説
明する。漏洩位置101が音響センサ10a,10bの
間に位置する場合は、両センサ間距離Dをガス管100
に対する音響信号の音速Cで除することにより、プリト
リガ時間Lpを定める。例えば、両センサ間距離D=1
0mである場合には、10/2500=0.004とな
り、4msec程度プリトリガ時間Lpをとることが望
ましい。また、本実施形態ではCH2の信号がCH1の
信号より先に受信された場合について説明しているが、
CH2の信号がCH1の信号より後に受信される場合も
起こり得る。そこで、データ取り零しの虞を無くすた
め、サンプリング時間Ls(図示せず)は、プリトリガ
時間Lpの2倍に対し一定の基準時間Lcを加えた値と
することが望ましい。一定の基準時間Lcは、少なくと
も突発的な電気ノイズの持続時間より長ければ充分であ
る。発明者らの経験によれば、電気ノイズは一般的に1
00μsec以下である場合が多く、したがって基準時
間Lcを200μsec程度に設定することで、十分に
ノイズの影響を除去できることが判明した。なお、これ
ら基準時間Lc,プリトリガ時間Lp,サンプリング時
間Ls等は、測定対象となる流体収納体の条件や位置に
応じて適宜選考することはもちろん可能である。
【0028】次に、本発明のさらに他の実施形態の可能
性について説明する。上記実施形態では、本発明をガス
配管の漏洩位置標定用に用いたが、ガス以外の流体例え
ば水道水の漏洩などに本発明を適用することも可能であ
る。また、本発明は管に限らず圧力容器などあらゆる流
体収納体に対し適用が可能である。
【0029】上記実施形態では、トリガレベルPsをし
きい値Pa,Pbよりも大きくしたが、これらの双方を
同一の値とすることも可能である。但し、これらを同一
にすれば、ノイズ等によるサンプリングが複数回行われ
る可能性が高まることから、トリガレベルPsをしきい
値Pa,Pbよりも高くすることが処理の迅速化のうえ
からは望ましい。なお、しきい値Pa,Pbは、例えば
バックグラウンドノイズの平均的レベルの一割増し程度
に設定すればよいが、この値に限られるものではない。
図3及び図4の例より明らかなように、音響信号が急激
に立ち上がらずに徐々にレベルを上げるような場合に
は、本願発明は特に誤差の低減に有益である。すなわち
信号レベルが徐々に増大する場合には、突発的バックグ
ラウンドノイズがしきい値Pa,Pbを越える可能性が
高くなるので、本願発明によればこのような場合にも誤
動作が起こらず、より正確に音響信号の発生時刻を決定
することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】このように、上記本発明に係る流体漏洩
位置標定装置の特徴によれば、受信信号がしきい値を一
定時間以上連続して越える場合に当該連続の最初の時刻
とすることで、各チャンネルの前記開始時刻ノイズによ
る漏洩音開始時刻の認識誤差を低減し、流体漏洩位置を
より正確に標定することが可能となった。
【0031】また、本発明の他の特徴によれば、前記受
信信号の原波形はパーソナルコンピュータのメモリー又
はハードディスク等の記憶手段に間欠的に記憶すること
より、簡易な構成により低コストで流体漏洩位置標定装
置を提供することが可能となった。
【0032】加えて、最も大きな受信信号を受信したチ
ャンネルによりトリガ時刻を定めることで、検出精度を
向上させ、ノイズによるトリガ時刻標定の失敗を防ぐこ
とができる。また、トリガ時刻を定めるためのしきい値
を開始時刻を定めるためのしきい値よりも大とすること
で、ノイズに反応することに伴う不要な間欠的漏洩音の
開始時刻識別処理を行う必要がなくなり、漏洩位置標定
をより迅速に行えるようになった。
【0033】なお、特許請求の範囲の項に記入した符号
は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものに
すぎず、これらの記入により本発明は添付図面の構成に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体漏洩位置標定装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】チャンネル1,2それぞれにおける受信信号の
波形を示すグラフである。
【図3】図2における信号S1aのトリガ位置近傍での
波形を示すグラフである。
【図4】図2における信号S2aのトリガ位置近傍での
波形を示すグラフである。
【符号の説明】
1 流体漏洩位置標定装置 10a,10b 音響センサ 11a,11b プリアンプ 20 変換ユニット 21a,21b バッファアンプ 22a,22b フィルタ 23a,23b アンプ 24 A/Dコンバータ 30 パーソナルコンピュータ 31 中央演算処理装置 32 メモリ 33 ハードディスク 34 I/Oコントローラ 35 バス(データーバス、アドレスバス等) 36 マウス 37 キーボード 38 モニター 100 ガス管(流体収納体) 101 漏洩位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 啓一 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内 (72)発明者 今中 拓一 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内 (72)発明者 海陸 力 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 今 正行 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 高木 聡 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 2G067 AA11 BB22 CC02 CC04 DD13 EE02 EE08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路等の流体収納体(100)に音響セ
    ンサ(10a,10b)を少なくとも2箇所取り付け、
    これら複数箇所の音響センサ(10a,10b)により
    それぞれ検出された各チャンネル(CH1,CH2)の
    受信信号における間欠的漏洩音(S1a,S2a)の開
    始時刻(T1,T2)の差(dT)により漏洩位置
    (X)を標定する流体漏洩位置標定装置であって、少な
    くとも1つのチャンネル(CH1)で前記受信信号がし
    きい値(Pt)を越えたトリガ時刻(T0)の近傍にお
    いて、各チャンネル(CH1,CH2)における受信信
    号がしきい値(Pa,Pb)を一定時間(Lc)以上連
    続して越える場合に当該連続の最初の時刻(T1,T
    2)を各チャンネル(CH1,CH2)の前記開始時刻
    とする流体漏洩位置標定装置。
  2. 【請求項2】 前記トリガ時刻(T0)からプリトリガ
    時間(Lp)遡った時刻から一定のサンプリング時間分
    だけ前記各受信信号をサンプリングし、当該サンプリン
    グされた各チャンネル(CH1,CH2)の受信信号を
    用いて前記開始時刻(T1,T2)をそれぞれ求める請
    求項1に記載の流体漏洩位置標定装置。
  3. 【請求項3】 前記受信信号の原波形をパーソナルコン
    ピュータ(30)のメモリー(32)又はハードディス
    ク(33)等の記憶手段に間欠的に記憶する請求項1又
    は2のいずれかに記載の流体漏洩位置標定装置。
  4. 【請求項4】 最も大きな前記受信信号を受信したチャ
    ンネル(CH1)により前記トリガ時刻(T0)を定め
    る請求項1〜3のいずれかに記載の流体漏洩位置標定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記トリガ時刻(T0)を定めるための
    しきい値(Ps)が、前記開始時刻(T1)を定めるた
    めのしきい値(Pa)よりも大である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の流体漏洩位置標定装置。
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