JP2000191468A - ヘアスプレイ組成物 - Google Patents

ヘアスプレイ組成物

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JP2000191468A
JP2000191468A JP10377201A JP37720198A JP2000191468A JP 2000191468 A JP2000191468 A JP 2000191468A JP 10377201 A JP10377201 A JP 10377201A JP 37720198 A JP37720198 A JP 37720198A JP 2000191468 A JP2000191468 A JP 2000191468A
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alkyl
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polyaspartic acid
monomer
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Masaya Yasuno
昌也 保野
Akio Yonetani
明雄 米谷
Akio Maekawa
明男 前川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪にしっとり感とツヤの持続性を与え、か
つ毛髪がべたつかないヘアスプレイ組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアスパラギン酸誘導体と多価アルコ
ールから選ばれる1種又は2種以上をことを特徴とす
る、毛髪にツヤとしっとり感を長時間付与でき、かつべ
たつかないヘアスプレイ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪にしっとり感と
ツヤの持続性を与え、かつ毛髪がべたつかないヘアスプ
レイ組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来毛髪にしっとり感とツヤを与えるため
に、シリコーン誘導体等を配合したヘアスプレイ組成物
が用いられてきた。シリコーン誘導体を配合すると毛髪
にしっとり感とツヤを与えるがその持続性は満足できる
ものではない。又、セット用ポリマーを用いる方法もあ
るが、この場合皮膜によるツヤは得られるが、しっとり
感は得られず、セット用ポリマー由来ゴワツキ感を生じ
てしまうなどの問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな事情に鑑み、しっとり感とツヤの持続性を有し、塗
布後のベタツキ感を与えない優れたヘアスプレイ組成物
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上のよ
うな問題点を解決すべく鋭意検討し、ポリアスパラギン
酸誘導体と多価アルコールから選ばれる1種又は2種以
上を組合せることで、毛髪にツヤとしっとり感を長時間
付与でき、かつべたつかないヘアスプレイ組成物を得ら
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いるポリアスパラギン
酸誘導体は、重量平均分子量5,000〜500,00
0の高分子であって、下式Aに示すモノマー単位5〜9
5重量%、及び下式B(式B−1、式B−1あるいは式
B−3のいずれか)に示すモノマー単位5〜80重量%
からなる。さらに、この範囲の構成比をもつ高分子のモ
ノマーの総量に対して、下式Cに示すモノマー及び/又
は下式Dに示すモノマーをそれぞれ3〜40重量%含有
させてもよい。 式A(以下、モノマーAと称す。):
【0006】
【化7】
【0007】[式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子
又は炭素数1〜24のアルキル基、アルキルエーテル
基。アルキルアルコ−ル基の何れかを示す。] 式B(式B−1、B−2あるいは式B−3のいずれか)
(以下、モノマーBと称す。):
【0008】
【化8】
【0009】
【化9】
【0010】
【化10】
【0011】[式B中、R3は、それぞれ水素原子又は
炭素数1〜6のアルキル基、R4、R5、R6、R7及びR
8は炭素数1〜24のアルキル基の何れかを示す。Xは
塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜4の硫酸アルキル残基
を示す。] 式C(以下、モノマーCと称す。):
【0012】
【化11】
【0013】
【化12】
【0014】[式中、R9は、それぞれ水素原子又は炭
素数1〜6のアルキル基、R10、R11、R12は炭素数1
〜24のアルキル基の何れかを示す。]
【0015】又、本発明では、式A 、式B −1、式B
2、式B −3、式D で示されるモノマ−は、それぞれ下
式の式A1、式B1−1、式B1−2、式B1−3、および
式D1で示されるものをも含むものとする。
【0016】
【化13】
【0017】
【化14】
【0018】
【化15】
【0019】
【化16】
【0020】
【化17】
【0021】これらポリアスパラギン酸誘導体は、欧州
特許0767191号に記載されている公知の製法によ
り得られたポリコハク酸イミドを出発物質として温度が
0℃〜150℃の溶媒中でイミド環を開化しジアミンや
両性構造を有するアミン類を結合させることにより製造
することができる。これらのポリアスパラギン酸誘導体
は一般的にはエタノール又はエタノール/水混合液など
に希釈されて使用される。
【0022】本発明に用いるポリアスパラギン酸誘導体
中のモノマーAの比率は5〜95重量%が好ましく、そ
の比率が5重量%に満たなければ、感触が硬くなりヘア
スプレイの使用感が損なわれ、95重量%を超えると高
分子にベタツキ感が出てくる。また、モノマーBの比率
は、5〜80重量%が好ましく、その比率が5重量%に
満たなければ、高分子の洗い落ち性が悪くなり、また8
0重量%を超えるとセットの保持力が弱くなる。
【0023】さらに、本発明に用いるポリアスパラギン
酸誘導体では、モノマーA及びモノマーBからなる構成
に、モノマーC及び/またはモノマーDを構成モノマー
として加えることができる。
【0024】本発明では、これらポリアスパラギン酸誘
導体の1種または2種以上をヘアスプレイ組成物全量に
対して、固形分として0.1〜10重量%配合でき、特
に0.5〜6重量%配合するのが好ましい。その配合量
が0.1重量%未満であると仕上がり感への自然な風合
いの付与効果が十分得られない。また、配合量が10重
量%を超えるとべたつき感が強くなりすぎる。
【0025】本発明に用いられる多価アルコールはエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリ
コールアルキルエーテル、1,3−BG、グリセリン、
ポリグリセリン、ジグセリンにPOE付加物が結合した
ような誘導体から選ばれ、特にポリエチレングリコール
が好ましい。
【0026】これら多価アルコールは1種あるいは2種
以上を用いてもよく、化粧料全量に対して0.001〜
3.0重量%配合でき、特に好ましくは0.05〜1.
0重量%である。配合量が0.001重量%に満たない
と、しっとり感とツヤの持続性が認められず、3.0重
量%を越えて配合してもそれ以上の効果の向上が認めら
れなかった。
【0027】本発明のヘアスプレイ組成物における、噴
射剤としては液化石油ガス、ジメチルエーテルなどか
ら、1種又は2種以上を選んで用いることができ、その
配合原液と噴射剤の比率は、原液(重量%)/噴射剤
(重量%)で30/70〜80/20が好ましい。ま
た、噴射剤として窒素、炭酸ガスなどの圧縮ガスを用い
る場合のそれは99/1〜99.5/0.5が好まし
い。
【0028】本発明のヘアスプレイ組成物には、上記必
須成分の他に、その他の公知成分を効果を損なわない範
囲で添加することができる。例えば、ノニオン性界面活
性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤界面活性剤としては、ノニオン性界面活
性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤があげられる。ノニオン性界面活性剤と
して、ポリオキシエチレンセチルエーテル等のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、モノオレイン酸ポリオキ
シエチレングリコール等のポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、モノラウリン酸ソルビタン、モノステアリン酸
ポリオキシエチレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリ
オキシエチレンソルビット、モノオレイン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン等
の脂肪酸エステル、及びその他ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタ
ノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、ジメ
チルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキ
サン共重合体などが例示できる。アルキル4級アンモニ
ウム塩型カチオン性界面活性剤として、塩化セチルトリ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウ
ム、塩化ステアリルトリメチルアンモウニム、塩化ラウ
リルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルア
ンモニウム等が例示できる。
【0029】アニオン性界面活性剤としてラウリル硫酸
トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアル
キル硫酸塩。ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンココイルエ
ーテル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル
硫酸塩。N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウ
ム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム、
N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のアシ
ルグルタミン酸塩。ラウロイルザルコシンナトリウム、
ラウロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルアミノ
酸塩。ポリオキシエチレンココイルスルホコハク酸ナト
リウム、ポリオキシエチレンステアリルアミドスルホコ
ハク酸トリエタノールアミン等のスルホコハク酸塩。ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナト
リウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
リン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエー
テルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリル
エーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリ
ン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポ
リオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等
のアルキルエーテルリン酸塩、パルミチン酸ナトリウ
ム、ミリスチン酸ナトリウム等の脂肪酸塩等を用いるこ
とができる。
【0030】両性界面活性剤として、ラウリルジメチル
アミノ酢酸ベタイン等のN,N−ジメチル−N−アルキ
ル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−
アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミ
ノアルキレンアンモニウムベタイン、N,N,N−トリ
アルキル−N−スルホアルキレンアンモニウムベタイ
ン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエ
チレン硫酸)アンモニウムベタイン、アルキルアミドジ
メチルアミノ酢酸ベタイン等などが例示できる。
【0031】また、ヘアスプレイ組成物用高分子として
は両性樹脂、アニオン樹脂、カチオン樹脂、ノニオン樹
脂等が挙げられる。アニオン性高分子としてアクリル酸
及びメタクリル酸から選ばれる、少なくとも1種を基本
とする単位で構成される重合体(例えば互応化学製のプ
ラスサイズ、大阪有機製のアニセット、三菱化学製のダ
イヤホールドがある)、酢酸ビニル及びクロトン酸を基
本とする単位で構成される重合体(例えばNSC製のレ
ジン28−1310)、アクリル酸及びネオデカン酸ビ
ニルを基本とする単位で構成される重合体(例えばNS
C製のレジン28−2930)、アクリル酸及びアルキ
ルアクリルアミドを基本とする単位で構成される重合体
(例えばNSC製のバーサクリル、BASF製のウルト
ラホールド)、メチルビニルエーテルマレイン酸を基本
とする単位で構成される重合体(例えばISP製のガン
トレッツ)、アクリル酸及びビニルピロリドンを基本と
する単位で構成される重合体(例えばBASF製のルビ
フレックス)などが挙げられる。
【0032】両性高分子としてジアルキルアミノエチル
メタクリレート重合物のモノクロル酢酸両性化物(例え
ば三菱化学製のユカフォーマー)、オクチルアクリルア
ミド/ブチルアミノメチルメタクリレート/アクリル酸
/アクリル酸エステル重合物(例えばNSC製のアンフ
ォマー)などが挙げられる。ノニオン高分子としてビニ
ルピロリドンを基本とする単位で構成される重合体(例
えばBASF製のルビスコール、ISP製のPVP)、
ビニルピロリドン及び酢酸ビニルを基本とする単位で構
成される重合体(例えばBASF製のルビスコール)、
ビニルピロリドン及びジアルキルアミノアルキルメタク
リレートを基本とする単位で構成される重合体(例えば
ISP製のコポリマー)などが挙げられる。カチオン高
分子としてジメチルジアリルアンモニウムクロライド重
合物(例えばCalgon製のマーコート)、ヒドロキ
シエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムク
ロライド重合物(例えばNSC製のセルコート)、ビニ
ルピロリドン四級化ジアルキルアミノアルキル(メタ)
アクリレート重合体(例えばISP製のガフコート)な
どが挙げられる。
【0033】これらのヘアスプレイ高分子のうちイオン
性を有するものは必要に応じてアミノメチルプロパノー
ル、水酸化カリウムのような塩や乳酸、クエン酸のよう
な酸を用いて任意の割合で中和してから使用することが
好ましい。さらに、流動パラフィン、ワセリン、固形パ
ラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマー等の炭化
水素、セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高
級アルコール、イソプロピルミリステート、ステアリル
ステアレート、オレイン酸オクチルドデシル、等のエス
テル、感触向上剤、生薬等の薬剤、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、カチオン化セルロース等のセルロース誘導体、
リン脂質、蛋白質、蛋白分解物及び蛋白質誘導体、ムコ
多糖類、防腐剤、植物抽出液、pH調製剤、香料等を必
要に応じて配合できる
【0034】
【実施例】次に、実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明する。以下の実施例および比較例にお
いて、[%]はいずれも重量%を意味する。また、言う
までもなく本発明はこれら実施例に限られるものではな
い。以下、下記に示すポリアスパラギン酸誘導体を用い
て検討、評価した。ポリアスパラギン酸誘導体のモノマ
ー構成比及び重量平均分子量を示す。
【0035】参考例1 式A:式中( R1=H、R2=(CH211CH3 )、
50重量% 式B(B−1):式中( R3=H、R4=(CH23
5,,R6=CH3 、R7=CH2 )、30重量% 式C:20重量% (重量平均分子量)50,000 20%エタノー
ル溶液である。
【0036】参考例2 (モノマー構成比) 式A:式中( R1=H、R2=CH(C25)(C
24CH3 )、50重量% 式B(B−1):式中( R3=H、R4=(CH24
5,R6=CH3 、R7=(CH22 )、30重量% 式C:20重量% (重量平均分子量)50,000
【0037】参考例3 (モノマー構成比) 式A:式中( R1=H、R2=(CH211CH3 )、
50重量% 式B(B−1):式中( R3=H、R4=(CH22
5,R6=CH3 、R7=CH2 )、10重量% 式D:式中( R9=H、R10=(CH22、R11,R
12=(CH23CH3)、40重量% (重量平均分子量)60,000
【0038】参考例4 (モノマー構成比) 式A:式中( R1=H、R2=(CH28CH=CH
(CH27CH3 )、50重量% 式B(B−1):式中( R3=H、R4=(CH22
5,R6=CH3 、R7=CH2 )、40重量% 式C:10重量% (重量平均分子量)35,000
【0039】参考例5 (モノマー構成比) 式A:( R1=H、R2=(CH28OCH2CH(C2
5)(CH23CH3)、50重量% 式B(B−3):( R3=H、R4=(CH23
5,R6=CH2CH3 、R7=CH3、X=Cl )、
5重量% 式C:10重量% 式D:( R9=H、R10=(CH23、R11,R12
(CH23CH3 )、35重量% (重量平均分子量)100,000
【0040】参考例6 (モノマー構成比) 式A:( R1=H、R2=(CH28CH=CH(CH
27CH3 )、50重量% 式B(B−2):( R3=H、R4=(CH22
5、R6=CH3、R7=CH2、R8=CH2CH3 )、
40重量% 式C:10重量% (重量平均分子量)10,000
【0041】表1の実施例および比較例を調製して、以
下に示す方法でしっとり感とツヤの持続性とベタツキ感
を評価した。評価方法を示す。 (1)しっとり感の評価方法 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、下記の基準で
塗布後室温放置8時間後のしっとり感を専門パネル10
名の手で評価した。 評価基準 ◎:10名中10名がしっとり感を認めた場合 ○:10名中7〜9名がしっとり感を認めた場合 △:10名中3〜6名がしっとり感を認めた場合 ×:10名中2名以下しかしっとり感を認めなかった場合
【0042】(2)ツヤの評価方法 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、下記の基準で
塗布後室温放置8時間後のつやを専門パネル10名の目
視で評価した。 評価基準 ◎:10名中10名がつやがあると認めた場合 ○:10名中7〜9名以上がつやがあると認めた場合 △:10名中3〜6名がつやがあると認めた場合 ×:10名中2名以下しかつやがあると認めなかった場合
【0043】(3)ベタツキ感の評価方法 約2gの試料を約10gの毛束に塗布し、下記の基準で
塗布後室温放置30分後のベタツキ感を専門パネル10
名の手で評価した。 評価基準 ◎:10名中1名もベタツキ感を認めない場合 ○:10名中1〜3名がベタツキ感を認める場合 △:10名中4〜7名がベタツキ感を認める場合 ×:10名中8名以上がベタツキ感を認める場合
【0044】(4)総合評価 以下の基準により、総合評価した。
【0045】
【表1】
【0046】表1に結果を示す。表1から明らかなごと
く、本発明品ではしっとり感とツヤに持続性があり、か
つベタツキを与えないのに対して、比較例ではしっとり
感とツヤに持続性があり、かつベタツキを与えない効果
に満足するものは得られなかった。
【0047】 実施例4 成分 配合量(%) 参考例2のポリアスパラギン酸誘導体 15.00 (20%エタノール溶液) プロピレングリコール 1.00 ポリオキシエチレンラウリルエーテル(9EO) 0.05 エタノール 残部 液化石油ガス 15.00 ジメチルエーテル 25.00 合計 100.00
【0048】 実施例5 成分 配合量(%) 参考例3のポリアスパラギン酸誘導体 15.00 (30%エタノール溶液) ポリエチレングリコール300 5.00 エタノール 残部 液化石油ガス 30.00 合計 100.00
【0049】 実施例6 成分 配合量(%) 参考例4のポリアスパラギン酸誘導体 15.00 (30%エタノール溶液) グリセリン 3.00 ブチレングリコール 2.00 エタノール 残部 ジメチルエーテル 30.00 合計 100.00
【0050】
【発明の効果】本願発明によれば、ポリアスパラギン酸
誘導体と多価アルコール又は高級アルコールを配合する
と毛髪にしっとり感とツヤに持続性を付与し、且つベタ
ツキ感を与えない従来にはなかった優れたヘアスプレイ
組成物が提供できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下式Aに示すモノマー単位5〜95
    重量%、及び下式B(式B−1、式B−2あるいは式B
    −3のうちいずれか)に示すモノマー単位5〜80重量
    %からなる、重量平均分子量5,000〜500,00
    0のポリアスパラギン酸誘導体と(B)多価アルコール
    から選ばれる少なくとも1種以上を配合することを特徴
    とするヘアスプレイ組成物。 式A: 式A: 【化1】 [式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子又は炭素数1
    〜24のアルキル基、アルキルエーテル基、アルキルア
    ルコ−ル基の何れかを示す。] 式B(式B−1、B−2あるいはB−3のうちいずれ
    か): 【化2】 あるいは 【化3】 あるいは 【化4】 [式B中、R3は、それぞれ水素原子又は炭素数1〜6
    のアルキル基、R4、R5、R6、R7及びR8は炭素数1
    〜24のアルキル基の何れかを示す。Xは塩素、臭素、
    ヨウ素、炭素数1〜4の硫酸アルキル残基を示す。]
  2. 【請求項2】 式A、式B(式B−1、式B−2あるい
    は式B−3)のモノマー単位の総量に対して、下式C及
    び/又は下式Dに示すモノマー単位を3〜40重量%含
    有するポリアスパラギン酸誘導体を配合したことを特徴
    とする請求項1に記載のヘアスプレイ組成物。 式C: 【化5】 式D: 【化6】 [式中、R9は、それぞれ水素原子又は炭素数1〜6の
    アルキル基、R10、R11、R12は炭素数1〜24のアル
    キル基の何れかを示す。]
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