JP2000186976A - 光学レンズの偏芯測定方法、及び偏芯測定装置 - Google Patents

光学レンズの偏芯測定方法、及び偏芯測定装置

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JP2000186976A JP10376348A JP37634898A JP2000186976A JP 2000186976 A JP2000186976 A JP 2000186976A JP 10376348 A JP10376348 A JP 10376348A JP 37634898 A JP37634898 A JP 37634898A JP 2000186976 A JP2000186976 A JP 2000186976A
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研二 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学レンズの偏芯測定方法、及び偏芯測定装置
において測定者の技能に左右されず、芯取り加工後、及
び2枚以上のレンズの貼り合わせ(接合)加工後の偏芯
測定を高精度、且つ簡易で安価に達成すること。 【解決手段】光学レンズの外径の中心である外径軸とレ
ンズの2つの面の曲率中心を結ぶ光軸とのずれの検査に
おいて、レンズの外周面に接する2箇所に位置決めスト
ッパーを有するとともに、前記レンズの球面形状部ある
いは非球面形状部のどちらか一面に円周状の線または面
で当接する第1の治具と、レンズの他の外周面に接しな
がら、レンズを第1の治具の位置決めストッパー側と円
周状の線または面に押し付け、且つ、回転させる第2の
治具を設けたこと特徴とする光学レンズの偏芯測定方
法、及び偏芯測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学レンズの偏心
測定方法、及び偏心測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ等の精密光学機器用のレンズは、
被写体像を結像するために複数のレンズを光軸上に配置
し、各レンズを鏡筒内の光軸上に収容する。各レンズを
光軸合わせして光軸上に芯を一致させるため、個々のレ
ンズには外周面を加工して芯出しを行う芯取り加工が施
される。
【0003】レンズの芯取り装置では、被加工レンズレ
ンズの光軸(光学中心軸)と該装置のベル軸の回転軸と
の偏芯量を測定して芯取り加工を行う。従来の代表例と
しては特開平07-164294 号公報にある芯取り装置をあげ
ることができる。
【0004】図7 は従来の芯取り装置の構成を示す図で
ある。加工対象のワークレンズは上下のベル軸にクラン
プされて軸回転モーターによって回転駆動される。ワー
クレンズの偏芯量は光学偏芯測定機によって検出され、
該検出結果に基づいて砥石がレンズの回転に応じて駆動
され、芯取りが行われる。
【0005】生産性を重視する場合には芯取り装置上で
は毎回偏芯量を測定せず、芯取り加工後のレンズの偏芯
量を測定し、工程内の品質を保証することがある。偏芯
測定方法としては社団法人日本オプトメカトロニクス協
会光学素子による「加工技術’90」の芯取及び検査の項
目に、光学方式として透過方式・反射方式等の開示がな
されている。
【0006】一方、レンズの表面反射による光量損失防
止及びフレアー、ゴーストを防ぐ手段として、2枚以上
のレンズを貼り合わせる(接合)加工がある。この工程
においても貼り合わせたレンズの合成偏芯量を測定し、
工程内の品質を保証する必要がある。貼り合わせたレン
ズの偏芯測定方法としては光学的方式としてオートコリ
メーション方式・透過方式・反射方式・レーザー方式等
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、主たる目的は光学レンズの偏
芯測定方法、及び偏芯測定装置において測定者の技能に
左右されず、芯取り加工後、及び2 枚以上のレンズの貼
り合わせ(接合)加工後の偏芯測定を高精度、且つ簡易
で安価に達成することを目的としている。
【0008】また、本発明の別の目的は芯取り加工後、
及び2 枚以上のレンズの貼り合わせ(接合)加工後の品
質保証のために高能率で測定できる光学レンズの偏芯測
定方法、及び偏芯測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光学レンズの偏
芯測定方法、及び偏芯測定装置は上述した課題を解決す
るために、光学レンズの外径の中心である外径軸とレン
ズの2 つの面の曲率中心を結ぶ光軸とのずれの検査にお
いて、2 つの治具を用意して前記レンズを回転させ、偏
芯量を測定することを特徴としている。
【0010】第1 の治具はレンズの外周面に接する2 箇
所に位置決めストッパーを有するとともに、前記レンズ
の球面形状部あるいは非球面形状部のどちらか一面に円
周状の線または面で当接するメカニカルな基準位置設定
の役目を行う。一方、第2 の治具はレンズの他の外周面
に接しながら、レンズを第1 の治具の位置決めストッパ
ー側と円周状の線または面に押し付け、且つ、回転させ
る役目をする。第2 の治具は前記第1 の治具の円周状の
線または面に前記レンズを傾斜する方向に押し付けるこ
とを特徴としており、更にレンズに当接する部分の材質
にゴム部材を使用したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図6 は本発明の実施形態1 の偏芯
測定装置の構成のシステム全体図を示すものである。図
6 は光学レンズのレンズ外径の中心である外径軸とレン
ズの2 つの面の曲率中心を結ぶ光軸とのずれを検査する
偏芯測定において、生産性を重視するため、芯取り装置
上で毎回偏芯量を測定せず、芯取り加工後にレンズの偏
芯量を測定可能とする構成を示している。
【0012】図6 の芯取り加工後のレンズの偏芯量を測
定する装置において、1 はレーザーで、2 の顕微鏡対物
レンズはレーザー1 からの光と光軸が合致するように配
備されている。更に該光軸に対し3 のコリメータレンズ
の光軸、及び4 の同心円格子の中心が合致する構成とな
っている。
【0013】同心円格子4 の後方には測定レンズ5 が配
備され、距離L 後方に置かれた拡大レンズ6 によって回
折像がスクリーン7 にm 倍に拡大投影される。
【0014】以上の構成で測定レンズ5 を回転させる
と、スクリーン7 上で同心円格子4 の回折像が回転し、
該回転の変位量を読み取ることによって、測定レンズ5
の偏芯量の測定が可能となる。
【0015】光軸からのずれ角ωは次式によって与えら
れる。
【0016】ω(ずれ角)=d/Lm d は変位量で、前述のようにL は距離、m は倍率を表わ
す。
【0017】次にレンズ保持回転ユニット81について図
1 〜3 を用いて説明する。図1 はレンズ保持回転ユニッ
ト81の平面図、図2 は図1 のB-B 断面図、図3 はレンズ
の外周に接する部分の平面拡大図である。レンズ保持回
転ユニットは偏芯測定装置への取り付けベース81a を有
し、更に取り付けベース81a は中心にレーザー光の通過
を可能とする穴が設けられている。測定レンズ5 はレン
ズ保持回転ユニットの取り付けベース81a に挿入された
後、偏芯測定装置に搭載される。
【0018】図3 はレンズの外周に接する部分の平面拡
大図で、取り付けベース61a に対し垂直方向に伸びる方
向に、寸法の異なる2 つの内径寸法ΦD2a 、ΦD2b を有
する円筒状の部材が配備されている。図3 中のΦD1は測
定レンズ5 の外径を示し、円筒の内径ΦD2a は測定レン
ズ5 の外周に当接する。内径ΦD2a は図1 、3 に示す様
に円周状の形状で、左右対称に2 箇所の欠落部を有する
構成となっており、該欠落長は測定レンズの外径ΦD1未
満である。従って内径ΦD2a と測定レンズの外径ΦD1の
関係は次式で表わされる。
【0019】ΦD2a >ΦD1 一方、内径ΦD2b は測定レンズ5 の球面形状部または非
球面形状部のどちらか一面に円周状の線または面にて当
接する。内径ΦD2a 、ΦD2b 及び測定レンズ5の外径ΦD
1の関係は次式で表わされる。
【0020】ΦD2a >ΦD2b ΦD2b <ΦD1 内径ΦD2a の円周上に左右対称に2 箇所設けられた円周
の欠落部のうち、一方の欠落部にある2 つのエッジ部81
b は測定レンズ5 の位置決めストッパーとなる。
【0021】また、他方の欠落部には測定レンズ5 を押
し付けて回転させる治具81d が配備されている。治具81
d は測定レンズ5 の球面形状部または非球面形状部のど
ちらかの一面に対し円周状に線または面で当接している
第1 の治具に対し、傾斜方向に力が加わる様に配備する
ことを特徴としている。このため治具81d がレンズに当
接する部分の法線はレンズの光軸と傾斜した方向、言い
換えると取り付けベース81a の穴の中心線と傾斜した方
向を向いている。
【0022】回転治具81d が傾斜方向に力を加えるよう
にした状態で、回転治具81d を図1の矢印の方向に押さ
えながら人手で移動させると、測定レンズ5 を回転させ
ることができる。また回転治具81d のレンズ当接部には
通常ゴム部材が使用される。
【0023】即ち、本実施形態の光学レンズの偏心測定
方法、及び偏心測定装置は、光学レンズの外径の中心で
ある外径軸とレンズの2 つの面の曲率中心を結ぶ光軸と
のずれの検査において、レンズの外周面に接する2 箇所
に位置決めストッパーを有するとともに、前記レンズの
球面形状部あるいは非球面形状部のどちらか一面に円周
状の線または面で当接する第1 の治具と、レンズの他の
外周面に接しながら、レンズを第1 の治具の位置決めス
トッパー側と円周状の線または面に押し付け、且つ、回
転させる第2 の治具を設けたことを特徴としている。
【0024】第1 の治具に関する検討を図8に示す。図
8はレンズの外周にレンズの回転部材を配置し、位置決
めストッパーの位置をNO1 からNO7 まで7 箇所設けた条
件下での、種々の位置決めストッパー数及び配置での偏
芯測定結果を示したものである。検討結果より位置決め
ストッパーの数及び配置は、ストッパーをレンズの中心
と回転部材の中心を結ぶ中心線に対し左右対称なレンズ
外周面の2 箇所に配備し、且つ、該2 箇所を前記中心線
に対し直交するレンズの中心線に関して前記回転部材と
反対側に設けると良好な結果が得られることが判明し
た。
【0025】また本発明の光学レンズの偏心測定方法、
及び偏心測定装置では前記第2 の治具が前記第1 の治具
の円周状の線または面に対しレンズを傾斜する方向に押
し付けることを特徴としており、更にレンズに当接する
部分の材質にゴム部材をしようしたことを特徴としてい
る。
【0026】図9は第2 の治具に関する検討結果で、レ
ンズを押し付け回転させるときのレンズの押し付け方に
よる偏芯測定結果を示したものである。レンズを回転さ
せる第2 の治具である回転治具81d を測定レンズ5 の光
軸方向に対し傾斜させて配備した時は安定した測定が行
えるが、該回転治具81d を光軸に対して平行あるいは垂
直に加圧したときには測定が不可となったり、傷が入っ
たりして適切でないことが解る。
【0027】図10 は第2 の治具の材質としてゴム部
材、ローレット加工またはブラスト加工を施した金属部
材、及びローレット加工またはブラスト加工を施したプ
ラスチック部材を用いたときの検討結果を示すものであ
る。ゴム部材を用いたときには安定した測定を行うこと
ができるが、金属部材やプラスチック部材を用いたとき
には測定時にビビリが起こったりして、正確な測定が困
難なことが判明した。
【0028】図4 及び図5 は本発明の実施形態2 の光学
レンズの偏芯測定方法、及び偏芯測定装置の構成を示し
たもので、基本的構成は実施形態1 と同様である。
【0029】図4 は実施形態2 のレンズ保持回転ユニッ
ト82の平面図、図5 は側面図である。レンズ保持回転ユ
ニット82は偏芯測定装置への取り付けベース82a1を有
し、その上部にレンズ保持回転ユニットベース82a2が取
り付けられている。取り付けベース82a1とレンズ保持回
転ユニットベース82a2にはレーザー光を通過させる穴の
あいた構造となっている。
【0030】レンズ保持回転ユニットベース82a2の上面
には2 箇所にレンズの位置決めストッパー82b 、レンズ
の球面部または非球面部を保持する円筒状の部材82c 、
レンズ回転ユニット82d 、レンズ加圧ユニット82e が設
けられている。レンズの球面部または非球面部を保持す
る円筒状の部材82c は測定レンズ5 と同芯になるように
配備され、2 箇所のレンズ位置決めストッパー82b は測
定レンズ5 の外周円上に来るように配備される。2 箇所
のレンズ位置決めストッパー82b を結ぶ距離は測定レン
ズ5 の直径より小さくなっている。
【0031】レンズ回転ユニット82d のレンズ回転ロー
ラ82d1は2 箇所のレンズ位置決めストッパー82b を結ぶ
線に直交し、且つ、測定レンズ5 の中心を通る直線の測
定レンズ5 の外接円の交点で5 に当接する。当接する箇
所はレンズの位置決めストッパー82b に対し反対側の遠
い位置である。
【0032】レンズの回転ローラ82d1は固定治具82d2に
よりレンズ加圧シャフト82e5に固定され、フレキシブル
ジョイント82d3、駆動用モータ82d4を経て、電源82d5に
接続される。駆動用モータ82d4により回転ローラ82d1を
介してレンズが回転し、偏芯測定が行われる。
【0033】レンズ加圧ユニット82e はレンズ加圧ベー
ス82e1、スライダー固定治具82e2、スライダー部82e3、
加圧シャフト固定治具82e4、レンズ加圧シャフト82e5、
レンズ加圧ばね82e6、加圧ばね固定治具82e7から構成さ
れている。
【0034】レンズ加圧ベース82e1はレンズ保持加圧ユ
ニットベース82a2の上面に配備され、上面が凸形状とな
ってスライダー部82e3と勘合している。勘合されるスラ
イダー部82e3はスライダー固定治具82e2でレンズ加圧ベ
ース82e1に固定される。スライダー部82e3とレンズ加圧
シャフト82e5はネジ等により結合し、加圧シャフト固定
治具82e4で固定される。レンズ加圧ばね82e6はレンズ加
圧シャフト82e5のレンズ加圧シャフト82d1側に装着さ
れ、レンズ加圧シャフト82e5に加圧ばね固定治具82e7で
固定される。
【0035】レンズ加圧シャフト82e5とレンズ回転ユニ
ット82d の固定治具82d2との結合部はレンズをレンズの
球面部または非球面部を保持する円筒状の部材82c に押
し付ける方向にレンズ回転ローラ82d1を傾斜させる構成
となっている。
【0036】測定レンズ5 の直径が異なる場合はスライ
ダー部82e3を前後に移動し、微調整はレンズ加圧シャフ
ト82e5を前後させて対応する。偏芯測定時、測定レンズ
5 に加わる加圧ばね加重も、加圧ばね固定治具82e7を測
定レンズ5 に対し前後させてレンズ加圧ばね82e6の圧縮
率を変化し、制御することができる。
【0037】該構成により偏芯測定時の測定レンズ5 は
駆動用モータ82d4によりレンズ回転ローラ82d1を介して
回転される。図4 、5 に示す様な簡単な構成でも測定レ
ンズの径の変動に対応して自動的、且つ正確な偏芯測定
が可能となった。更に本発明では偏芯測定時の測定レン
ズの回転時に与える加圧を制御することができるため、
測定レンズの外径の小さいものにも柔軟に対応でき、正
確に偏芯量が測定できる。
【0038】またここまでの説明は単レンズの偏芯測定
を例としてあげてきたが、貼り合わせたレンズに対して
も同様な測定を行うことができる
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学レン
ズの偏芯測定方法、及び偏芯測定装置は光学レンズの外
径の中心である外径軸とレンズの2 つの面の曲率中心を
結ぶ光軸とのずれの検査において、レンズの外周面に接
する2 箇所に位置決めストッパーを有するとともに、前
記レンズの球面形状部あるいは非球面形状部のどちらか
一面に円周状の線または面で当接する第1 の治具と、レ
ンズの他の外周面に接しながら、レンズを第1 の治具の
位置決めストッパー側と円周状の線または面に押し付
け、且つ、回転させる第2 の治具を設けたことにより、
芯取り装置外でも高精度、且つ高効率で光学レンズの偏
芯を測定することが可能となった。また本発明の装置は
安価な構成で、容易に偏芯測定を行うことができ、更に
自動測定可能なので測定者の技能に影響されず安定し
た、高精度測定を行えるという特徴も持っている。
【0040】本発明では前記第2 の治具が、レンズを前
記第1 の治具の円周状の線または面に対し傾斜する方向
に押し付けるため、測定レンズ測定時の不安定な移動
や、移動に伴う傷の発生を防止することができる。同時
に、レンズに当接する部分の材質にゴム部材を使用する
ことにより測定レンズの回転を滑らかにし、安定且つ正
確な測定を行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の偏芯測定装置のレンズ
保持回転ユニットの平面図、
【図2】 本発明の実施形態1のレンズ保持回転ユニッ
トの断面図、
【図3】 実施形態1のレンズ保持回転ユニットの平面
図の拡大図、
【図4】 本発明の偏芯測定装置の実施形態2 のレンズ
保持回転ユニットの平面図、
【図5】 本発明の実施形態2 のレンズ保持回転ユニッ
トの側面図、
【図6】 本発明の偏芯測定装置の実施形態のシステム
全体図、
【図7】 従来の偏芯測定装置のシステム全体図、
【図8】本発明のレンズ保持回転ユニットの位置決め数
及び位置決め箇所の検討結果を示す図、
【図9】本発明のレンズ保持回転ユニットの回転押し付
け治具の傾斜方向の検討結果を示す図、
【図10】本発明のレンズ保持回転ユニットの回転押し
付け治具の部材に関する検討結果を示す図、
【符号の説明】
1 レーザー 2 顕微鏡対物レンズ 3 コリメータレンズ 4 同心円格子 5 測定レンズ 6 拡大レンズ 7 スクリーン 81a レンズ保持回転ユニットの取り付けベース 81b 位置決めストッパー 81d 押し付け回転治具 82 レンズ保持回転ユニット 82a1 取り付けベース 82a2 レンズ保持回転ユニットベース 82b 位置決めストッパー 82c 測定レンズを保持する円筒状部材 82d レンズ回転ユニット 82d1 レンズ回転ローラ 82d2 固定治具 82d3 フレキシブルジョイント 82d4 駆動用モータ 82d5 電源 82e レンズ加圧ユニット 82e1 レンズ加圧ベース 82e2 スライダー固定治具 82e3 スライダー部 82e4 加圧シャフト固定治具 82e5 レンズ加圧シャフト 82e6 レンズ加圧ばね 82e7 加圧ばね固定治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA17 BB05 BB22 CC22 DD03 FF08 FF48 GG04 HH03 HH13 JJ14 LL04 LL09 LL42 PP13 SS14 UU04 2G086 FF04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学レンズの外径の中心である外径軸と前
    記レンズの2 つの面の曲率中心を結ぶ光軸とのずれを検
    査する光学レンズの偏芯測定装置において、前記レンズ
    の外周面に接する2 箇所に位置決めストッパーを有する
    とともに、前記レンズの球面形状部あるいは非球面形状
    部のどちらか一面に円周状の線または面で当接する第1
    の治具と、前記レンズの他の外周面に接しながら、前記
    レンズを前記第1 の治具の位置決めストッパー側と前記
    円周状の線または面に押し付けつつ、回転させる第2 の
    治具を設けたことを特徴とする光学レンズの偏芯測定装
    置。
  2. 【請求項2】前記第2 の治具が前記第1 の治具の円周状
    の線または面に前記レンズを傾斜する方向に押し付ける
    ことを特徴とする請求項1 記載の光学レンズの偏芯測定
    装置。
  3. 【請求項3】前記第2 の治具が前記レンズに当接する部
    分の材質にゴム部材を使用したことを特徴とする請求項
    2 記載の光学レンズの偏芯測定装置。
  4. 【請求項4】前記第2 の治具が前記第1 の治具の円周状
    の線または面に前記レンズを傾斜する方向に押し付ける
    加重を、制御可能なことを特徴とする請求項3 記載の光
    学レンズの偏芯測定装置。
  5. 【請求項5】光学レンズの外径の中心である外径軸と前
    記レンズの2 つの面の曲率中心を結ぶ光軸とのずれを検
    査する光学レンズの偏心測定方法において、前記レンズ
    の外周面に接する2 箇所に位置決めストッパーを有する
    とともに、前記レンズの球面形状部あるいは非球面形状
    部のどちらか一面に円周状の線または面で当接する第1
    の治具に前記レンズをセットし、前記レンズの他の外周
    面に接しながら、前記第1 の治具の位置決めストッパー
    側と前記円周状の線または面に押し付けながら回転させ
    る第2の治具により、前記レンズの偏芯量を測定するこ
    とを特徴とする光学レンズの偏芯測定方法。
  6. 【請求項6】前記第2 の治具が前記レンズを前記第1 の
    治具の円周状の線または面に前記レンズを傾斜する方向
    に押し付けながら回転させて、前記レンズの偏芯量を測
    定することを特徴とする請求項5 記載の光学レンズの偏
    芯測定方法。
  7. 【請求項7】前記第2 の治具が前記第1 の治具の円周状
    の線または面に前記レンズを傾斜する方向に押し付ける
    加重を制御可能なことを特徴とする請求項6 記載の光学
    レンズの偏芯測定方法。
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