JP2000186694A - ポンプの非予旋回型吸込ケーシング - Google Patents
ポンプの非予旋回型吸込ケーシングInfo
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- JP2000186694A JP2000186694A JP10363336A JP36333698A JP2000186694A JP 2000186694 A JP2000186694 A JP 2000186694A JP 10363336 A JP10363336 A JP 10363336A JP 36333698 A JP36333698 A JP 36333698A JP 2000186694 A JP2000186694 A JP 2000186694A
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- straight line
- suction
- radius
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/445—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps
- F04D29/448—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps bladed diffusers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/50—Inlet or outlet
- F05D2250/51—Inlet
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基礎円上の反流入領域における半径方向速度
を流入領域の半径方向速度と等しくすることで、基礎円
に同心で対応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車
外周入口部に対する水の流入角を基礎円の全周で均一に
して、ポンプ効率を改善する。 【解決手段】 吸込ケーシング５と吸込ケーシング基礎
円１の第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流入領域２に対向し
て、第１直線Ｘ−Ｘに直交して中心Ｏを通る第２直線Ｙ
−Ｙの方向に指向する吸水路３を設け、第１直線Ｘ−Ｘ
上の吸込ケーシング５の半径ｒ0 を吸水路３の両側立壁
３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設定
し、立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の反流
入領域４に設けられる立壁５Ａ，５Ａまでの半径ｒ0 を
第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 1 に相当する最大値から第
２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円１に交わる吸込
ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当する最小値にかけ
て小さく設定する。
を流入領域の半径方向速度と等しくすることで、基礎円
に同心で対応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車
外周入口部に対する水の流入角を基礎円の全周で均一に
して、ポンプ効率を改善する。 【解決手段】 吸込ケーシング５と吸込ケーシング基礎
円１の第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流入領域２に対向し
て、第１直線Ｘ−Ｘに直交して中心Ｏを通る第２直線Ｙ
−Ｙの方向に指向する吸水路３を設け、第１直線Ｘ−Ｘ
上の吸込ケーシング５の半径ｒ0 を吸水路３の両側立壁
３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設定
し、立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の反流
入領域４に設けられる立壁５Ａ，５Ａまでの半径ｒ0 を
第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 1 に相当する最大値から第
２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円１に交わる吸込
ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当する最小値にかけ
て小さく設定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプの非予旋回
型吸込ケーシングに関する。
型吸込ケーシングに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すように、吸込ケーシング基礎
円１の円周方向外周域で予旋回流Ｓを発生させるため、
吸込ケーシング５の接線に沿う吸水路３を設けた予旋回
型吸込ケーシングが知られている。この種の予旋回型吸
込ケーシングでは、予旋回流Ｓによって、吸込ケーシン
グ基礎円１上の任意の各点における半径方向速度Ｃr が
略一様に改善される。つまり、吸込ケーシング基礎円１
上の半径方向速度Ｃr が全周で略均一になるので、吸込
ケーシング基礎円１に同心で対応するポンプ羽根車（図
示省略）が１回転する間の羽根車外周入口部に対する水
の流入角を吸込ケーシング基礎円１の全周で均一にし
て、ポンプ効率を改善させることができる。
円１の円周方向外周域で予旋回流Ｓを発生させるため、
吸込ケーシング５の接線に沿う吸水路３を設けた予旋回
型吸込ケーシングが知られている。この種の予旋回型吸
込ケーシングでは、予旋回流Ｓによって、吸込ケーシン
グ基礎円１上の任意の各点における半径方向速度Ｃr が
略一様に改善される。つまり、吸込ケーシング基礎円１
上の半径方向速度Ｃr が全周で略均一になるので、吸込
ケーシング基礎円１に同心で対応するポンプ羽根車（図
示省略）が１回転する間の羽根車外周入口部に対する水
の流入角を吸込ケーシング基礎円１の全周で均一にし
て、ポンプ効率を改善させることができる。
【０００３】しかし、予旋回型吸込ケーシングは、吸込
ケーシング５の横に大きくはみ出る吸水路３を設けた構
造になっているので、構築作業が煩雑であるとともに、
構築場所によってはスペース上の制約により、構築が制
限されるおそれを有している。
ケーシング５の横に大きくはみ出る吸水路３を設けた構
造になっているので、構築作業が煩雑であるとともに、
構築場所によってはスペース上の制約により、構築が制
限されるおそれを有している。
【０００４】一方、図４に示すように、吸込ケーシング
５と同心で半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１の中心Ｏ
を通る第１直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを通る第２
直線Ｙ−Ｙの方向に指向し、かつ吸込ケーシング５およ
び吸込ケーシング基礎円１における第１直線Ｘ−Ｘより
上流側の流入領域２（右上がりの破線で示す）に対向し
て吸水路３が設けられ、吸込ケーシング５の第１直線Ｘ
−Ｘ上の半径ｒ0 1 を吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ間
の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設定するととも
に、両側立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の
反流入領域４（右下がりの破線で示す）に設けられる立
壁５Ａの曲率半径ｒ0 を前記半径ｒ0 1 と同じ値に設定
した非予旋回型吸込ケーシングがある。
５と同心で半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１の中心Ｏ
を通る第１直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを通る第２
直線Ｙ−Ｙの方向に指向し、かつ吸込ケーシング５およ
び吸込ケーシング基礎円１における第１直線Ｘ−Ｘより
上流側の流入領域２（右上がりの破線で示す）に対向し
て吸水路３が設けられ、吸込ケーシング５の第１直線Ｘ
−Ｘ上の半径ｒ0 1 を吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ間
の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設定するととも
に、両側立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の
反流入領域４（右下がりの破線で示す）に設けられる立
壁５Ａの曲率半径ｒ0 を前記半径ｒ0 1 と同じ値に設定
した非予旋回型吸込ケーシングがある。
【０００５】この種の非予旋回型吸込ケーシングは、図
３の予旋回型吸込ケーシングのように、吸水路３が吸込
ケーシング５の横に大きくはみ出ないので、構築作業が
容易になるとともに、スペース上の制約を緩和して、構
築制限を避けることができる。ところが、吸水路３が上
流側の流入領域２に対向して設けられているので、流入
領域２における吸込ケーシング基礎円１上（Ｐ１点〜Ｐ
３点の間とＰ１点〜Ｐ４点の間）では、一様な半径方向
速度Ｃr が得られるものの、反流入領域４における吸込
ケーシング基礎円１上（Ｐ３点〜Ｐ２点の間とＰ４点〜
Ｐ２点の間）の半径方向速度Ｃr は、Ｐ３点から〜Ｐ２
点にかけて漸次小さくなり、またＰ４点からＰ２点にか
けて漸次小さくなる。つまり、吸込ケーシング基礎円１
上の半径方向速度Ｃr が反流入領域４で不均一になる。
このため、吸込ケーシング基礎円１に同心で対応するポ
ンプ羽根車（図示省略）が１回転する間の羽根車外周入
口部に対する水の流入量は反流入領域４の吸込ケーシン
グ基礎円１上で不均一になってポンプ効率を低下させて
いる。
３の予旋回型吸込ケーシングのように、吸水路３が吸込
ケーシング５の横に大きくはみ出ないので、構築作業が
容易になるとともに、スペース上の制約を緩和して、構
築制限を避けることができる。ところが、吸水路３が上
流側の流入領域２に対向して設けられているので、流入
領域２における吸込ケーシング基礎円１上（Ｐ１点〜Ｐ
３点の間とＰ１点〜Ｐ４点の間）では、一様な半径方向
速度Ｃr が得られるものの、反流入領域４における吸込
ケーシング基礎円１上（Ｐ３点〜Ｐ２点の間とＰ４点〜
Ｐ２点の間）の半径方向速度Ｃr は、Ｐ３点から〜Ｐ２
点にかけて漸次小さくなり、またＰ４点からＰ２点にか
けて漸次小さくなる。つまり、吸込ケーシング基礎円１
上の半径方向速度Ｃr が反流入領域４で不均一になる。
このため、吸込ケーシング基礎円１に同心で対応するポ
ンプ羽根車（図示省略）が１回転する間の羽根車外周入
口部に対する水の流入量は反流入領域４の吸込ケーシン
グ基礎円１上で不均一になってポンプ効率を低下させて
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の非予旋回型吸込
ケーシングでは、流入領域における吸込ケーシング基礎
円上では、一様な半径方向速度が得られるものの、反流
入領域における吸込ケーシング基礎円上では半径方向速
度が不均一になる。これにより、ポンプ羽根車が１回転
する間の羽根車外周入口部に対する水の流入量は吸込ケ
ーシング基礎円上で不均一になってポンプ効率を低下さ
せている。
ケーシングでは、流入領域における吸込ケーシング基礎
円上では、一様な半径方向速度が得られるものの、反流
入領域における吸込ケーシング基礎円上では半径方向速
度が不均一になる。これにより、ポンプ羽根車が１回転
する間の羽根車外周入口部に対する水の流入量は吸込ケ
ーシング基礎円上で不均一になってポンプ効率を低下さ
せている。
【０００７】そこで、本発明は、流入領域における吸込
ケーシング基礎円上では、一様な半径方向速度が得られ
ることは勿論、反流入領域における吸込ケーシング基礎
円上でも流入領域の半径方向速度と等しい半径方向速度
を得ることによって、吸込ケーシング基礎円に同心で対
応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外周入口部
に対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円の全周で均
一にすることで、ポンプ効率を改善させることができる
非予旋回型吸込ケーシングを提供することを目的として
いる。
ケーシング基礎円上では、一様な半径方向速度が得られ
ることは勿論、反流入領域における吸込ケーシング基礎
円上でも流入領域の半径方向速度と等しい半径方向速度
を得ることによって、吸込ケーシング基礎円に同心で対
応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外周入口部
に対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円の全周で均
一にすることで、ポンプ効率を改善させることができる
非予旋回型吸込ケーシングを提供することを目的として
いる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る非予旋回型吸込ケーシングは、吸込ケ
ーシング５と同心で半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１
の中心Ｏを通る第１直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを
通る第２直線Ｙ−Ｙの方向に指向し、かつ吸込ケーシン
グ５および吸込ケーシング基礎円１における第１直線Ｘ
−Ｘより上流側の流入領域２に対向して吸水路３が設け
られ、第１直線Ｘ−Ｘ上の吸込ケーシング５の半径ｒ0
を吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２
に略相当する値に設定するとともに、前記両側立壁３
Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の反流入領域４に
立壁５Ａ，５Ａを設けた非予旋回型吸込ケーシングにお
いて、前記反流入領域４における吸込ケーシング基礎円
１上の半径方向速度Ｃr が前記流入領域２における基礎
円１上の半径方向速度Ｃr と等しい値になるように、吸
込ケーシング基礎円１の中心Ｏから前記立壁５Ａ，５Ａ
までの半径ｒ0 を前記第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 に相
当する最大値から第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基
礎円１に交わる吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相
当する最小値にかけて小さく設定していることを特徴と
している。
に、本発明に係る非予旋回型吸込ケーシングは、吸込ケ
ーシング５と同心で半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１
の中心Ｏを通る第１直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを
通る第２直線Ｙ−Ｙの方向に指向し、かつ吸込ケーシン
グ５および吸込ケーシング基礎円１における第１直線Ｘ
−Ｘより上流側の流入領域２に対向して吸水路３が設け
られ、第１直線Ｘ−Ｘ上の吸込ケーシング５の半径ｒ0
を吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２
に略相当する値に設定するとともに、前記両側立壁３
Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング５の反流入領域４に
立壁５Ａ，５Ａを設けた非予旋回型吸込ケーシングにお
いて、前記反流入領域４における吸込ケーシング基礎円
１上の半径方向速度Ｃr が前記流入領域２における基礎
円１上の半径方向速度Ｃr と等しい値になるように、吸
込ケーシング基礎円１の中心Ｏから前記立壁５Ａ，５Ａ
までの半径ｒ0 を前記第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 に相
当する最大値から第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基
礎円１に交わる吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相
当する最小値にかけて小さく設定していることを特徴と
している。
【０００９】本発明によれば、反流入領域４における吸
込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr が流入領域
２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr と等しい値に
なる。その結果、吸込ケーシング基礎円１に同心で対応
するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外周入口部に
対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円１の全周で均
一にすることができる。
込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr が流入領域
２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr と等しい値に
なる。その結果、吸込ケーシング基礎円１に同心で対応
するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外周入口部に
対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円１の全周で均
一にすることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明に係る非予旋回型
吸込ケーシングの一実施の形態を示す平面図、図２は図
１の第２直線Ｙ−Ｙに沿う縦断面図である。なお、図３
および図４で説明した従来例と同一もしくは相当部分に
は同一符号を付して説明する。
面に基づいて説明する。図１は本発明に係る非予旋回型
吸込ケーシングの一実施の形態を示す平面図、図２は図
１の第２直線Ｙ−Ｙに沿う縦断面図である。なお、図３
および図４で説明した従来例と同一もしくは相当部分に
は同一符号を付して説明する。
【００１１】図１において、吸込ケーシング５と同心で
半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１の中心Ｏを通る第１
直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを通る第２直線Ｙ−Ｙ
の方向に指向し、かつ吸込ケーシング５および吸込ケー
シング基礎円１における第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流
入領域２に対向して吸水路３が設けられ、吸込ケーシン
グ５の第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 を吸水路３の両側立
壁３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設
定するとともに、両側立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケ
ーシング５の反流入領域４に立壁５Ａ，５Ａが設けられ
ている。
半径ｒi の吸込ケーシング基礎円１の中心Ｏを通る第１
直線Ｘ−Ｘに直交して前記中心Ｏを通る第２直線Ｙ−Ｙ
の方向に指向し、かつ吸込ケーシング５および吸込ケー
シング基礎円１における第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流
入領域２に対向して吸水路３が設けられ、吸込ケーシン
グ５の第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 を吸水路３の両側立
壁３Ａ，３Ａ間の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設
定するとともに、両側立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケ
ーシング５の反流入領域４に立壁５Ａ，５Ａが設けられ
ている。
【００１２】吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ間の水路幅
Ｗ＝１３ｍ、 第１直線Ｘ−Ｘ上の吸込ケーシング５の半径ｒ0 ＝前記
Ｗの約１／２＝６．５ｍ、 吸水路３の高さＨ＝３．２ｍ、 基礎円１の半径ｒi ＝３．２５ｍ、 流量Ｑ＝１００ｍ３／Ｓ、 吸水路３から吸込ケーシング５に向かう水の流速Ｃ＝
２．４ｍ／Ｓ、 流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr ＝
１．５３ｍ／Ｓに設定した非予旋回型吸込ケーシングに
おいて、
Ｗ＝１３ｍ、 第１直線Ｘ−Ｘ上の吸込ケーシング５の半径ｒ0 ＝前記
Ｗの約１／２＝６．５ｍ、 吸水路３の高さＨ＝３．２ｍ、 基礎円１の半径ｒi ＝３．２５ｍ、 流量Ｑ＝１００ｍ３／Ｓ、 吸水路３から吸込ケーシング５に向かう水の流速Ｃ＝
２．４ｍ／Ｓ、 流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr ＝
１．５３ｍ／Ｓに設定した非予旋回型吸込ケーシングに
おいて、
【００１３】吸込ケーシング基礎円１の流入領域２にお
けるＰ１点を通る第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基
礎円１におけるＰ３点およびＰ４点を通る第１直線Ｘ−
Ｘまでの角度θ（ｒａｄ）＝９０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
５点、Ｐ６点および中止Ｏを通る直線ＸＹ１までの角度
θ１（ｒａｄ）＝１０５゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
７点、Ｐ８点および中止Ｏを通る直線ＸＹ２までの角度
θ２（ｒａｄ）＝１２０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
９点、Ｐ１０点および中止Ｏを通る直線ＸＹ３までの角
度θ３（ｒａｄ）＝１３５゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
１１点、Ｐ１２点および中止Ｏを通る直線ＸＹ４までの
角度θ４（ｒａｄ）＝１５０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
１３点、Ｐ１４点および中止Ｏを通る直線ＸＹ５までの
角度θ５（ｒａｄ）＝１６５゜。 当然、吸込ケーシング基礎円１の流入領域２Ｐ１点から
反流入側Ｐ２点までの角度θ６（ｒａｄ）＝１８０゜と
した場合、（Ｐ３点、Ｐ４点）と（Ｐ５点、Ｐ６点）〜
（Ｐ１３点、Ｐ１４点）およびＰ２点での半径方向速度
Ｃr を第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流入領域２における
基礎円１上の半径方向速度Ｃr と等しい１．５３ｍ／Ｓ
に設定するための中心Ｏから立壁５Ａまでの半径ｒ0 の
値、すなわち、中心Ｏから第１直線Ｘ−Ｘ上のＰ３´、
Ｐ４´までの半径ｒ0 の値と、中心Ｏから直線ＸＹ１〜
直線ＸＹ５上のＰ５´〜Ｐ１３´までの半径ｒ0 の値お
よびおよび第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円１
に交わり、吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当す
る半径ｒ0 の値は、数式に基づく数式よって下記
（表１）に示す大きさに算出され、反流入領域４におけ
る吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr を流入
領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃrと等しい
１．５３ｍ／Ｓに設定することができる。
けるＰ１点を通る第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基
礎円１におけるＰ３点およびＰ４点を通る第１直線Ｘ−
Ｘまでの角度θ（ｒａｄ）＝９０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
５点、Ｐ６点および中止Ｏを通る直線ＸＹ１までの角度
θ１（ｒａｄ）＝１０５゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
７点、Ｐ８点および中止Ｏを通る直線ＸＹ２までの角度
θ２（ｒａｄ）＝１２０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
９点、Ｐ１０点および中止Ｏを通る直線ＸＹ３までの角
度θ３（ｒａｄ）＝１３５゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
１１点、Ｐ１２点および中止Ｏを通る直線ＸＹ４までの
角度θ４（ｒａｄ）＝１５０゜。 第２直線Ｙ−Ｙから吸込ケーシング基礎円１におけるＰ
１３点、Ｐ１４点および中止Ｏを通る直線ＸＹ５までの
角度θ５（ｒａｄ）＝１６５゜。 当然、吸込ケーシング基礎円１の流入領域２Ｐ１点から
反流入側Ｐ２点までの角度θ６（ｒａｄ）＝１８０゜と
した場合、（Ｐ３点、Ｐ４点）と（Ｐ５点、Ｐ６点）〜
（Ｐ１３点、Ｐ１４点）およびＰ２点での半径方向速度
Ｃr を第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流入領域２における
基礎円１上の半径方向速度Ｃr と等しい１．５３ｍ／Ｓ
に設定するための中心Ｏから立壁５Ａまでの半径ｒ0 の
値、すなわち、中心Ｏから第１直線Ｘ−Ｘ上のＰ３´、
Ｐ４´までの半径ｒ0 の値と、中心Ｏから直線ＸＹ１〜
直線ＸＹ５上のＰ５´〜Ｐ１３´までの半径ｒ0 の値お
よびおよび第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円１
に交わり、吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当す
る半径ｒ0 の値は、数式に基づく数式よって下記
（表１）に示す大きさに算出され、反流入領域４におけ
る吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr を流入
領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃrと等しい
１．５３ｍ／Ｓに設定することができる。
【００１４】
【数式１】
【００１５】
【数式２】
【００１６】
【表１】
【００１７】前記表１で明らかなように、反流入領域４
における吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr
が流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr と
等しい値になる。その結果、吸込ケーシング基礎円１に
同心で対応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外
周入口部に対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円１
の全周で均一にして、ポンプ効率を改善させることがで
きる。
における吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr
が流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr と
等しい値になる。その結果、吸込ケーシング基礎円１に
同心で対応するポンプ羽根車が１回転する間の羽根車外
周入口部に対する水の流入量を吸込ケーシング基礎円１
の全周で均一にして、ポンプ効率を改善させることがで
きる。
【００１８】なお、前記数式は、数式→数式→数
式→数式→数式→数式の順序に基づいて算出す
ることができる。
式→数式→数式→数式の順序に基づいて算出す
ることができる。
【００１９】
【数式３】
【００２０】
【数式４】
【００２１】
【数式５】
【００２２】
【数式６】
【００２３】
【数式７】
【００２４】
【数式８】
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、吸込ケ
ーシング基礎円１の中心Ｏから前記立壁５Ａ，５Ａまで
の半径ｒ0 を前記第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 に相当す
る最大値から第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円
１に交わる吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当す
る最小値にかけて小さく設定することにより、反流入領
域４における吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度
Ｃr を流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃ
r と等しい値にできるから、吸込ケーシング基礎円１に
同心で対応するポンプ羽根車の外周入口部に対する水の
流入量を吸込ケーシング基礎円１の全周で均一にして、
ポンプ効率を改善させることができる。
ーシング基礎円１の中心Ｏから前記立壁５Ａ，５Ａまで
の半径ｒ0 を前記第１直線Ｘ−Ｘ上の半径ｒ0 に相当す
る最大値から第２直線Ｙ−Ｙ上で吸込ケーシング基礎円
１に交わる吸込ケーシング基礎円１の半径ｒi に相当す
る最小値にかけて小さく設定することにより、反流入領
域４における吸込ケーシング基礎円１上の半径方向速度
Ｃr を流入領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃ
r と等しい値にできるから、吸込ケーシング基礎円１に
同心で対応するポンプ羽根車の外周入口部に対する水の
流入量を吸込ケーシング基礎円１の全周で均一にして、
ポンプ効率を改善させることができる。
【図１】本発明に係る非予旋回型吸込ケーシングの一実
施の形態を示す平面図である。
施の形態を示す平面図である。
【図２】図１の第２直線Ｙ−Ｙに沿う縦断面図である。
【図３】第１従来例の平面図である。
【図４】第２従来例の平面図である。
１ 吸込ケーシング基礎円 ２ 流入領域 ３ 吸水路 ３Ａ 吸水路の立壁 ４ 反流入領域 ５ 吸込ケーシングの反流入領域に設けた立壁 Ｏ Ｌ 羽根１Ａの入口外側への延長線 Ｏ 吸込ケーシング基礎円の中心 Ｗ 吸水路の幅 Ｘ−Ｘ 第１直線 Ｙ−Ｙ 第２直線 ｒi 吸込ケーシング基礎円の半径 ｒ0 吸込ケーシング基礎円の中心から立壁までの半径 Ｃr 基礎円上の半径方向速度
Claims (1)
- 【請求項１】 吸込ケーシング５と同心で半径ｒi の吸
込ケーシング基礎円１の中心Ｏを通る第１直線Ｘ−Ｘに
直交して前記中心Ｏを通る第２直線Ｙ−Ｙの方向に指向
し、かつ吸込ケーシング５および吸込ケーシング基礎円
１における第１直線Ｘ−Ｘより上流側の流入領域２に対
向して吸水路３が設けられ、第１直線Ｘ−Ｘ上の吸込ケ
ーシング５の半径ｒ0 を吸水路３の両側立壁３Ａ，３Ａ
間の水路幅Ｗの１／２に略相当する値に設定するととも
に、前記両側立壁３Ａ，３Ａに連続して吸込ケーシング
５の反流入領域４に立壁５Ａ，５Ａを設けた非予旋回型
吸込ケーシングにおいて、前記反流入領域４における吸
込ケーシング基礎円１上の半径方向速度Ｃr が前記流入
領域２における基礎円１上の半径方向速度Ｃr と等しい
値になるように、吸込ケーシング基礎円１の中心Ｏから
前記立壁５Ａ，５Ａまでの半径ｒ0 を前記第１直線Ｘ−
Ｘ上の半径ｒ0 に相当する最大値から第２直線Ｙ−Ｙ上
で吸込ケーシング基礎円１に交わる吸込ケーシング基礎
円１の半径ｒi に相当する最小値にかけて小さく設定し
ていることを特徴とするポンプの非予旋回型吸込ケーシ
ング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10363336A JP2000186694A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | ポンプの非予旋回型吸込ケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10363336A JP2000186694A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | ポンプの非予旋回型吸込ケーシング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000186694A true JP2000186694A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18479077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10363336A Pending JP2000186694A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | ポンプの非予旋回型吸込ケーシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000186694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105545798A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-05-04 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种喷水推进泵叶轮的设计方法 |
| EP2402618A4 (en) * | 2009-02-27 | 2018-01-31 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Suction casing and fluid machine |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP10363336A patent/JP2000186694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2402618A4 (en) * | 2009-02-27 | 2018-01-31 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Suction casing and fluid machine |
| CN105545798A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-05-04 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种喷水推进泵叶轮的设计方法 |
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