JP2000184531A - ガス絶縁開閉装置用気密容器 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用気密容器

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JP2000184531A
JP2000184531A JP10354571A JP35457198A JP2000184531A JP 2000184531 A JP2000184531 A JP 2000184531A JP 10354571 A JP10354571 A JP 10354571A JP 35457198 A JP35457198 A JP 35457198A JP 2000184531 A JP2000184531 A JP 2000184531A
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JP
Japan
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aluminum
insulated switchgear
flange portion
container
barrel part
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Application number
JP10354571A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kikko
義彰 橘高
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳巣による気密不良をなくし、歩留りを良好
にして安価にする。 【解決手段】 アルミ鋳物からなる胴部分と1、アルミ
圧延材からなるフランジ部分2とを溶接して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、胴部分と気密を要
するフランジ部分とを溶接して構成したガス絶縁開閉装
置用気密容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス絶縁開閉装置用気密容器は、
例えば図3に示すように、鋼板またはアルミ材からなる
十字形の胴部分1とフランジ部分2とを溶接し、そのフ
ランジ部分2の気密を要する面を他の気密容器のフラン
ジ部分の気密面に接合して連結している。
【0003】そして、胴部分1及びフランジ部分2に鋼
板を使用するか、アルミ材を使用するかは、主に容器に
収納される導体の定格電流により決定される。すなわ
ち、定格電流が大きい場合は、電流により発生する磁束
により容器に渦電流が発生し、容器の温度上昇が大きく
なる。そのため、定格電流の大きいものにはアルミ材の
容器が適用される場合が多い。
【0004】しかし、胴部分1及びフランジ部分2をア
ルミ材で構成して溶接した容器は、鋼板からなる容器よ
り製造コストが高いため、ガス絶縁開閉装置全体のコス
トアップになっている。
【0005】そのため、比較的標準として多数用いられ
る容器は、図4に示すように、胴部分1及びフランジ部
分2を一体にアルミ鋳物で構成していることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の胴部分1及びフ
ランジ部分2をアルミ鋳物で構成した容器は、鋳物製作
後、フランジ部分2の気密を要する面などを機械加工に
より仕上げるが、鋳物の場合、鋳巣の問題が宿命的につ
きまとう。すなわち、機械加工時の切削加工面、特にフ
ランジ部分2の気密を要する面に鋳巣があると、その鋳
物すなわち容器は使用不可になり、歩留りが悪いという
問題点がある。
【0007】また、前記鋳巣は、切削しないと鋳巣があ
るかどうか判らないものであり、切削加工の最終段階で
鋳巣が現れると、それまでの加工が無駄になり、コスト
アップになる。
【0008】本発明は、前記の点に留意し、鋳巣による
気密不良の可能性がなく、歩留りが良好にして安価なガ
ス絶縁開閉装置用気密容器を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のガス絶縁開閉装置用気密容器は、アルミ鋳
物からなる胴部分と、アルミ圧延材からなるフランジ部
分とを溶接して構成したものである。
【0010】すなわち、鋳巣が絶対にあってはならない
気密面を要するフランジ部分を、アルミ圧延材で製作
し、胴部分をアルミ鋳物で製作し、胴部分とフランジ部
分とを溶接して容器を構成するようにしたため、鋳巣に
よる気密不良の可能性がなく、鋳巣による不良品が発生
せず、歩留りが良好で安価になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1及び
図2を参照して説明する。十字形の胴部分1をアルミ鋳
物で製作し、フランジ部分2をアルミ圧延材で製作し、
胴部分1とフランジ部分2とを溶接してガス絶縁開閉装
置用気密容器を構成する。
【0012】前記形態の場合、気密を要する面を有する
フランジ部分2がアルミ圧延材で製作され、胴部分1が
アルミ鋳物で製作されているため、鋳巣による気密不良
が発生せず、不良品が生じなく、歩留りが良好で安価に
なる。なお、胴部分1の形態は、図示の十字形に限られ
るものでないことは勿論である。
【0013】
【発明の効果】本発明のガス絶縁開閉装置用気密容器
は、以上説明したように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。気密面を要するフランジ部
分2をアルミ圧延材で製作し、胴部分1をアルミ鋳物で
製作し、胴部分1とフランジ部分2とを溶接して気密容
器を構成するようにしたため、鋳巣がなく、従来のよう
に鋳巣による気密不良の可能性がなく、鋳巣による不良
品がなく、歩留りが良好になり、安価にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の断面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】従来例の断面図である。
【図4】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 胴部分 2 フランジ部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ鋳物からなる胴部分と、アルミ圧
    延材からなるフランジ部分とを溶接して構成したことを
    特徴とするガス絶縁開閉装置用気密容器。
JP10354571A 1998-12-14 1998-12-14 ガス絶縁開閉装置用気密容器 Pending JP2000184531A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101097616B1 (ko) * 2006-10-31 2011-12-22 현대중공업 주식회사 가스절연 개폐장치의 다용도 외함 모듈

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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