JP2000184269A - 撮像装置と該撮像装置の制御方法、及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置と該撮像装置の制御方法、及び記録媒体

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JP2000184269A
JP2000184269A JP10374951A JP37495198A JP2000184269A JP 2000184269 A JP2000184269 A JP 2000184269A JP 10374951 A JP10374951 A JP 10374951A JP 37495198 A JP37495198 A JP 37495198A JP 2000184269 A JP2000184269 A JP 2000184269A
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shooting
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JP10374951A
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Tsutomu Ogasawara
努 小笠原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影モードに応じてダーク画像データの取得
時期を変えることにより、撮影モードに適切に対応した
撮像データを容易に得ることができるようにした。 【解決手段】 画像撮影モードがスポーツモード又はポ
ートレートモードのときはフラグFDRKを「1」に設
定し、風景モード、接写モード、又は夜景モードのとき
へフラグFDRKを「0」に設定する。そして、FRD
Kが「1」のときはダーク取込処理を行なった後(S1
6)に撮影処理を行ない(S21)、S24の現像処理
でダーク補正を行ない、その後ダーク補正された撮像デ
ータをメモリに記録する。一方、FRDKが「0」のと
きは撮影処理を行なった後(S21)にダーク取込処理
を実行し(S23)、この後、S24の現像処理でダー
ク補正を行ない、ダーク補正された撮像データをメモリ
に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置と該撮像
装置の制御方法、及び記録媒体に関し、より詳しくは静
止画像や動画像を撮像、記録、再生する撮像装置と該撮
像装置の制御方法、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体メモリ素子を有するメモ
リカードを記録媒体とし、CCD等の撮像素子で撮像し
た静止画像や動画像を記録及び再生する電子カメラ等の
撮像装置が既に知られている。
【0003】この種の撮像装置ではユーザが撮影モード
を選択することにより、シャッターボタンを押下する毎
に1駒宛撮影を行う単写撮影と、シャッターボタンを押
し続けている間は連続して撮影を行う連写撮影とを切り
替えて撮影することができる。
【0004】また、上記子撮像装置の中には、前記撮像
素子を使用して撮影する場合に所謂ダークノイズ補正処
理を行うことができるものもある。
【0005】このダークノイズ補正処理は、撮像素子を
露光しない状態で本撮影と同様の電荷蓄積を行い該電荷
蓄積後に読出したダーク画像データと、前記撮像素子を
露光した状態で電荷蓄積を行い該電荷蓄積後に読出した
撮影画像データとに基づいて撮像画像データの再生画像
を補正するものであり、斯かるダークノイズ補正処理を
行うことにより、撮像素子の発生する暗電流ノイズや撮
像素子が有する微小な傷に起因した画素欠損等の画質劣
化を回避し、所望の高品位な画像を撮影することが可能
となる。特に、暗電流ノイズは、電荷蓄積時間及び撮像
素子の温度上昇に応じて増大するため、長時間の露光や
高温時の露光を行う場合に大きな画質改善効果を得るこ
とができ、したがって、該撮像装置のユーザにとっては
ダークノイズ補正処理は有益な機能を果たすものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の撮像装置においては、ダーク画像データを撮影した
後に本撮影を行う場合、連写撮影をするときは撮影駒の
駒間隔を一定間隔に揃えることができるものの、単写撮
影をするときはダーク画像データの撮影に要した撮影時
間だけシャッターレリーズの時間遅れが大きくなり、こ
のため貴重なシャッターチャンスを逃がしてしまうこと
があるという問題点があつた。
【0007】一方、本撮影を行った後にダーク画像デー
タを撮影する場合は、単写撮影をするときにはシャッタ
ーレリーズの時間遅れを小さくすることができるもの
の、連写撮影をするときには1駒目と2駒目の撮影間隔
がダーク画像データに要した撮影時間だけ大きくなり、
撮影駒の駒間隔を一定に揃えることができないという問
題点があった。
【0008】すなわち、従来の撮像装置では、ダークノ
イズ補正を行なう場合、ダーク画像データを本撮影前に
取得するか、又は本撮影後に取得するかは撮影モードに
応じてユーザ自身が決定しなければならず、ユーザ操作
に負担を強いる結果、使い勝手が必ずしも良くないとい
う問題点があった。
【0009】しかも、近年の撮像装置は、光学系の制御
に加え、ノイズ除去に関する演算処理等の制御機構が増
加しており、このような制御機構が増加するに連れて撮
影者が外部スイッチ等を操作して設定する撮影条件が増
え、したがって煩雑な操作が益々増加する傾向にあり、
ユーザにとっては使い勝手は必ずしも良くないという問
題点があった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、撮影モードに応じてダーク画像データの
取得時期を変えることにより、撮影モードに適切に対応
した撮像画像データを容易に得ることができる撮像装置
と撮像装置の制御方法、及び記録媒体を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、光学像を電荷として蓄積する撮像素子と、該撮像素
子を露光状態にして撮像レンズからの撮像画像データを
取得する撮像画像取得手段と、前記撮像素子を非露光状
態にしてダーク画像データを取得するダーク画像取得手
段と、該ダーク画像取得手段の取得結果と前記撮像画像
取得手段の取得結果とに基づいて前記撮像画像データを
ダーク補正するダーク補正手段とを備えた撮像装置にお
いて、前記撮像画像取得手段により撮像画像データを取
得する前に前記ダーク画像取得手段によりダーク画像デ
ータを取得する第1の撮影モード群と、前記撮像画像取
得手段により撮像画像データを取得した後に前記ダーク
画像取得手段によりダーク画像データを取得する第2の
撮影モード群と、前記第1及び第2の撮影モード群を含
む複数の撮影モード群の中から一の撮影モード群を選択
する選択手段とを備え、前記ダーク補正手段は、前記選
択手段により選択された撮影モード群にしたがって前記
ダーク画像データ及び前記撮像画像データを夫々順次取
得し、ダーク補正を行うことを特徴としている。
【0012】本発明に係る撮像装置の制御方法は、光学
像を電荷として蓄積する撮像素子を備え、該撮像素子を
露光状態にして撮像レンズからの撮像画像データを取得
する撮像画像取得ステップと、前記撮像素子を非露光状
態にしてダーク画像データを取得するダーク画像取得ス
テップと、該ダーク画像取得ステップの取得結果と前記
撮像画像取得ステップの取得結果とに基づいて前記撮像
画像データをダーク補正するダーク補正ステップとを含
む撮像装置の制御方法において、前記撮像画像取得ステ
ップで撮像画像データを取得する前に前記ダーク画像取
得ステップでダーク画像データを取得する第1の撮影モ
ード群を選択するか、前記撮像画像取得ステップで撮像
画像データを取得した後に前記ダーク画像取得ステップ
でダーク画像データを取得する第2の撮影モード群を選
択するかを決定し、該選択結果に応じた撮影モード群に
したがって前記ダーク画像データ及び前記撮像画像デー
タを夫々順次取得し、ダーク補正を行うことを特徴とし
ている。
【0013】本発明に係る記録媒体は、コンピュータ読
取可能な記録媒体であって、撮像素子を露光状態にして
撮像レンズからの撮像画像データを取得する撮像画像取
得手順と、前記撮像素子を非露光状態にしてダーク画像
データを取得するダーク画像取得手順と、前記撮像画像
取得手順を実行する前に前記ダーク画像取得手順を実行
するか又は前記撮像画像取得手順の実行後にダーク画像
取得手順を実行するかを選択する選択手順と、該選択手
順により選択された選択結果にしたがって前記ダーク画
像データ及び前記撮像画像データを夫々順次取得しこれ
らダーク画像データ及び撮像画像データに基づいてダー
ク補正を行う前記ダーク補正手順とを実行するためのプ
ログラムが記録されていることを特徴としている。
【0014】尚、本発明の他の特徴は下記の発明の実施
の形態の記載により明らかとなろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳説する。
【0016】図1は本発明に係る撮像装置の一実施の形
態を示すブロック構成図であって、該撮像装置は、着脱
自在な交換レンズタイプのレンズユニット1と、該レン
ズユニット1からの撮像画像データが入力される画像処
理部2と、該画像処理部2に電源を供給するアルカリ電
池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiM
H電池等の二次電池等で構成された電源部3と、インタ
ーフェース(I/F)部4、5を介して画像処理部2に
接続されるメモリカードやハードディスク等からなる第
1及び第2の記録部6、7とを備えている。そして、レ
ンズユニット1と画像処理部2とは夫々のレンズマウン
ト8、9を介して互いに機械的に接続され、また、コネ
クタ10、11を介して互いに電気的に接続されてい
る。そして、画像処理部2側のレンズマウント9又はコ
ネクタ11にはレンズユニット1の装着の有無を検知す
るレンズ着脱検知センサ(不図示)が内蔵されている。
さらに、電源部3と画像処理部2とはコネクタ12、1
3を介して互いに電気的に接続され、第1及び第2の記
録部6、7に接続されたI/F部4、5と画像処理部2
とはコネクタ13〜16を介して互いに電気的に接続さ
れている。尚、上記電源部3は、本実施の形態では電池
で構成しているがACアダプタ等、他の電源供給手段で
構成してもよい。
【0017】前記レンズユニット1は、具体的には、被
写体からの光学像が入光する撮像レンズ17と、絞り1
8と、後述する画像処理部2の測光部からの測光情報に
基づき後述するシャッター制御部と連携しながら絞り1
8を制御する絞り制御部19と、撮像レンズ17の焦点
制御を行う測距制御部20と、撮像レンズ17のズーミ
ングを制御するズーム制御部21と、レンズユニット1
全体の制御を司るレンズシステム制御回路22と、画像
処理部2との間でインターフェース動作を司るI/F部
23とを有している。そして、レンズシステム制御回路
22は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する
メモリやレンズユニット1に固有の識別情報、管理情
報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、
現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリを備
えている。また、コネクタ10は、画像処理部2とレン
ズユニット1との間で制御信号、状態信号、データ信号
等を伝達すると共に、各種電流が双方向に供給可能とさ
れている。尚、コネクタ10は電気通信のみならず、光
通信、音声通信等が可能となるようにしても良い。
【0018】また、画像処理部2は、レンズユニット1
からの光信号を画像データとして処理する画像処理ブロ
ック24と、本装置のシステム制御を司るシステム制御
ブロック25とを備えている。
【0019】画像処理ブロック24は、具体的には、第
1及び第2のミラー26、27と、一眼レフ方式により
前記第1及び第2のミラー26、27を介して供給され
た光学像を結像表示する光学ファインダ28と、露光量
を制御するシャッター29と、光学像からの電荷を蓄積
して該光学像を電気信号に変換するCCD(撮像素子)
30と、該CCD30から出力されるアナログ電気信号
をデジタル電気信号に変換するA/D変換器31と、画
像処理ブロック24全体を制御するメモリ制御回路32
と、該メモリ制御回路32を介して画像表示用データが
書き込まれる画像表示メモリ33と、撮影された静止画
像や動画像が格納されるメインメモリ34と、適応離散
コサイン変換(ADCT)等によりメインメモリ34に
格納された画像データに対し圧縮伸長処理を行う圧縮伸
長回路35と、A/D変換器31又はメモリ制御回路3
2からの画像データに対し所定の画素補間処理や色変換
処理その他所定の演算処理を行う画像処理回路36と、
メモリ制御回路32からの出力信号(デジタル電気信
号)をアナログ電気信号に変換するD/A変換器37
と、メモリ制御回路32の制御下、CCD30、A/D
変換器31、D/A変換器37にクロック信号や制御信
号を供給するタイミング発生回路38と、画像表示メモ
リ33に書き込まれた画像表示データを表示するTFT
LCD等からなる画像表示部39とを備え、撮像画像デ
ータを画像表示部39に逐次表示することにより、電子
ファインダ機能が実現可能とされている。尚、画像表示
部39は、後述するシステム制御回路からの指示により
任意に表示をオン・オフすることが可能とされ、表示を
オフにした場合は画像処理部2の消費電力を大幅に低減
することができる。
【0020】また、前記メインメモリ34は、所定枚数
の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記
憶量を有しており、これにより複数枚の静止画像を連続
して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、大量
の画像書き込みを高速でもって行うことが可能となる。
尚、前記メインメモリ34は、後述するシステム制御回
路の作業領域としても使用することが可能とされてい
る。
【0021】また、上述した光学ファインダ28は所定
の表示機能を有しており、例えば、合焦表示、撮影準備
完了、手振れ警告、フラッシュ充電中、フラッシュ充電
完了、シャッタースピード絞り値、露出補正、記録媒体
書き込み動作等の各種情報が表示される。
【0022】システム制御ブロック25は、画像処理部
2の全体のシステム制御を司るシステム制御回路40に
多数の構成要素が接続されている。
【0023】測距部41は、レンズユニット1から第1
のミラー26、更には不図示の測距用サブミラーを介し
て入光される撮像データの合焦状態測定、すなわちAF
(オートフォーカス)処理を行う。
【0024】測光部42は、レンズユニット1から第1
のミラー26、更には不図示の測光用レンズを介して入
光される撮像データの露出状態測定、すなわちAE(自
動露出)処理を行うと共に、後述するフラッシュと連携
することによりEF(フラッシュ調光)処理機能をも有
する。
【0025】シャッター制御部43は、測光部44から
の測光情報に基づいて、絞り18を制御する絞り制御部
19と連携しながらシャッター29を制御する。
【0026】フラッシュ44は、AF補助光の投光機
能、フラッシュ調光機能を有する。
【0027】すなわち、システム制御回路40は、画像
処理回路36で得られた演算結果に基づき測距部41、
測光部42、シャッター制御部43、フラッシュ44等
に対し、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式でAF処
理、AE処理、EE処理を行い、更にはAWB(オート
ホワイトバランス)処理を行う。
【0028】電源スイッチ45は、画像処理部2の電源
オン・電源オフにおける各モードを切換設定し、また、
画像処理部2に接続されたレンズユニット1、外部スト
ロボ、第1及び第2の記録部6、7等の各種付属装置の
電源オン・電源オフの設定を切換える。
【0029】電源制御部46は、電池検出回路、DC−
DCコンバータ、さらには通電する部位の切換を行なう
切換スイッチ回路等からなり、電源部3としての電池の
装着有無、電池種類、電池残量の検出を行い、その検出
結果やシステム制御回路40からの指示に基づいてDC
−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、
第1及び第2の記録部6、7を含む各部に供給する。
【0030】システムメモリ47は、システム制御回路
40の動作用定数、変数、プログラム等を記憶する。
【0031】表示部48は液晶表示装置(LCD)、発
光ダイオード(LED)、ランプ、スピーカー等からな
り、システム制御回路40でのプログラムの実行に応
じ、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ
等を表示する。尚、該表示部48は、後述する操作部近
傍の視認し易い位置に少なくとも1つ以上配設されてい
る。
【0032】表示部48のうち、LCDには、例えば、
シングルショット/連写撮影、セルフタイマー、圧縮
率、記録画素数、記録枚数、残撮影可能枚数、シャッタ
ースピード、絞り値、露出補正、フラッシュ表示、赤目
緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定、時計用電池残
量、電池残量、エラーメッセージ、複数桁の数字による
情報、第1及び第2の記録部6、7の装着状態、レンズ
ユニット1の装着状態、後述する通信回路の動作、日付
け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態等が表示
される。
【0033】また、表示部48のうち、LEDには、例
えば、合焦表示、撮影準備完了表示、光学ファインダ2
8と略同様、手振れ警告、フラッシュ充電中、フラッシ
ュ充電完了、記録媒体書き込み動作、マクロ撮影設定通
知、二次電池充電状態表示等が表示される。
【0034】さらに、表示部48の表示内容のうち、ラ
ンプには、例えば、セルフタイマー通知ランプ等が表示
される。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光
と共用してもよい。
【0035】不揮発性メモリ49は電気的に消去・記録
可能なメモリであって、例えばEEPROMで構成され
ている。
【0036】通信回路50は、RS232C、IEEE
1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無
線通信等の各種通信機能を備えている。
【0037】コネクタ51は、通信回路50を介して画
像処理部2と他の外部機器とを接続する。尚、通信回路
50が無線通信機能を有する場合はコネクタ51に代え
てアンテナが通信回路50に接続される。
【0038】記録部着脱検知センサ52は、コネクタ1
3、15がコネクタ14、16に装着されているか否か
を検知する。
【0039】また、システム制御回路40には、モード
ダイアル53、第1及び第2のシャッタースイッチ5
4、55、再生スイッチ56及び操作部57等の操作群
が接続され、システム制御回路40に各種の動作を指示
する。
【0040】モードダイアル53は、制御モードスイッ
チと画像撮影モードスイッチとを有している。ここで、
制御モードスイッチとしては、自動撮影モード、プログ
ラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り
優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先
(デプス)撮影モード、パノラマ撮影モードを備え、画
像撮影モードとしては、ポートレート撮影モード、風景
撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜
景撮影モードを備え、これら各モードの切換設定が可能
とされている。
【0041】図2はモードダイアル53により設定され
る撮影条件管理テーブルであって、該撮影条件管理テー
ブルはシステム制御回路40の内部メモリ又はシステム
メモリ47に記憶される。
【0042】ポートレートモードは人物の上半身等を撮
影する時のモードであり、本実施の形態では複数駒のポ
ートレートを連続して撮影できるように連写撮影に設定
されている。この場合、AFは一度焦点が合うと測距や
光学系の制御を停止する。また、AEは人物を中心に行
なう調整し、さらに逆光時でも人物の顔が暗くならない
ように制御する必要があるため、主被写体である人物に
焦点を合わせて背景をぼかすようにできるだけ絞りを開
いた状態でシャッタースピード等を調節する。
【0043】風景撮影は通常では連写撮影をする必要が
ないため単写撮影に設定されており、AFは一度焦点が
合うと測距部41や絞り制御部19での制御を停止し、
AEについては、撮影画像の上方には「空」が存在する
点を考慮し、撮影画像が近くから遠くまで焦点の合うよ
うに絞りを開いた状態でシャッタースピード等を調節す
る。
【0044】接写撮影も通常は連写撮影をする必要がな
いため単写撮影に設定されており、AFは絞りを開放側
にしてより狭い範囲で焦点が合うようにし、一旦合焦す
ると測距部41や絞り制御部19での制御を中止し、A
Eも接写撮影に最適となるように測光部44で自動調整
する。
【0045】スポーツ撮影は被写体が動くことを考慮し
て連写撮影に設定し、AFについてはシャッターボタン
の押下中は常に処理を行なっている必要があるため測距
部41や絞り制御部19で随時行う。
【0046】また、夜景モードは通常は連写撮影をする
必要がないため単写撮影に設定されており、AFは一旦
合焦すると測距部41や絞り制御部19での制御を停止
し、AEについてはストロボを発光しながら背景も暗く
ならずに適正な撮像画像データが得られるようにフラッ
シュ44及び測光部42で制御する。
【0047】ダーク補正フラグFDRKは、ダーク補正
処理を本撮影前に行うか本撮影後に行うかを指示するフ
ラグであって、連写撮影及び単写撮影に連動する。すな
わち、連写撮影時は単写撮影時のようにシャッターレリ
ーズのタイミングを考慮する必要がないためダーク補正
フラグFDRKを「1」に設定して本撮影前にダークノ
イズ補正をする。つまり、CCD30における暗電流の
ノイズ成分を本撮影前に本撮影と同一時間蓄積し、蓄積
後にノイズ画像信号を読み出してダークノイズ補正を行
なうと共に、撮影駒間隔を一定に揃える。一方、単写撮
影時は本撮影前にダークノイズ補正を行うとシャッター
レリーズのタイミングが遅れて貴重なシャッターチャン
スを逃がす虞があるためダーク補正フラグFDRKを
「0」に設定して本撮影後にダークノイズ補正を実施す
る。
【0048】尚、ポートレートモードは、撮影タイミン
グは殆ど問題とならないので、連写撮影設定に代えて単
写撮影設定としてもよい。
【0049】図1に戻り、第1のシャッタースイッチ
(SW1)54は、不図示のシャッターボタンが所謂半
押し状態にあるときにオンし、AF処理、AE処理、A
WB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
【0050】第2のシャッタースイッチ(SW2)55
は、不図示のシャッターボタンの操作が完了したときに
オンし、CCD30からの画像データをメインメモリ3
4に書き込む書込処理、画像処理回路36やメモリ制御
回路32での演算に基づいて現像を行なう現像処理、メ
インメモリ34から画像データを読み出す読出処理、圧
縮・伸長回路35での画像データの圧縮処理、第1又は
第2の記録部6、7に画像データを書き込む記録処理等
の一連の処理動作の開始を指示する。
【0051】再生スイッチ56は、撮影モード状態にお
いて、撮影した画像をメインメモリ34や第1及び第2
の記録部6、7から読み出して画像表示部39に表示す
る再生動作の開始を指示する。
【0052】操作部57は各種ボタンやタッチパネルを
備え、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、
マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタ
ン、単写/連写/セルフタイマー切換ボタン、メニュー
移動プラス(+)ボタン、メニュー移動マイナス(―)
ボタン、再生画像移動プラス(+)ボタン、再生画像マ
イナス(―)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボ
タン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影
及び再生実行時に各種機能の選択及び切換設定する選択
/切換ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生実行時
に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタ
ン、画像表示部39のオン・オフ設定をする画像表示ス
イッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生する
クイックレビュー機能を設定するクイックレビュースイ
ッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択したり或いはCCD
30の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録す
るCCDRAWモードを選択する圧縮モードスイッチ、
再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モ
ード等の各機能モードを設定するモード設定スイッチ、
第1のシャッタースイッチ(SW1)54を押下したと
きはAF動作を開始し一旦合焦したときはその合焦状態
を保持し続けるワンショットAFモードと第1のシャッ
タースイッチ(SW1)54を押下している間は連続し
てAF動作を続けるサーボAFモードとを切換設定する
AFモード設定スイッチを有している。
【0053】また、上記プラスボタン及びマイナスボタ
ンの各機能は、回転ダイアルスイッチを設けることによ
って、より軽快に数値や機能を選択することができる。
【0054】尚、I/F部58は、レンズユニット1と
の間でインターフェース動作を司る。
【0055】また、該画像処理部2には、I/F部5
9、60が内蔵されており、該I/F部59、60は、
コネクタ13〜16を介し、第1及び第2の記録部6、
7に接続されたI/F部4、5に接続され、記録部側と
のインターフェース動作を司る。
【0056】次に、本発明の撮像装置の制御方法を説明
する。
【0057】図3及び図4は本発明の撮像装置の制御方
法の制御手順を示すフローチャートであって、本プログ
ラムはシステム制御回路40で実行される。
【0058】図3においては、まず、ステップS1では
ダーク補正フラグFDRKや制御変数等を初期化し、所
定の初期設定を行う。
【0059】次いで、ステップS2では電源スイッチ4
5がオンしているか否かを判断し、その答が否定(N
o)のときは所定の終了処理を実行し、ステップS2に
戻る。すなわち、各表示部の表示を終了状態に変更し、
ダーク補正フラグFDRKや制御変数等を含む必要なパ
ラメータ、設定値、設定モードを不揮発性メモリ49に
書込み、さらに電源制御部46によって画像表示部39
を含む画像処理部2の各構成部位における不要な電源を
遮断する等の終了処理を行い、ステップS2に戻る。
【0060】一方、ステップS2で電源スイッチ45が
オンしていると判断された場合は、ステップS4に進
み、電源部3を構成する電池の残容量が十分あるか否か
を電源制御部46で判断し、その答が否定(No)のと
きは表示部48で画像や音声による所定の警告表示を行
った後に(ステップS5)、ステップS2に戻る。
【0061】また、ステップS4の答が肯定(Yes)
のときはモードダイアル53が画像撮影モードに設定さ
れているか否かを判断し、その答が否定(No)のと
き、すなわち自動撮影モードやプログラム撮影モード、
或いはシャッター速度優先撮影モード等の制御モードに
設定されているときはステップS7に進んで、設定され
た制御モードに応じた所定の処理を実行し、ステップS
2に戻る。
【0062】一方、ステップS6の答が肯定(Yes)の
ときは第1又は/及び第2の記録部6、7が画像処理部
2に装着されているか否かを判断し、該第1又は/及び
第2の記録部6、7が画像処理部2に装着されている場
合は、該第1及び第2の記録部6、7に記録されている
画像データの管理情報を取得してその動作状態が画像処
理部2の動作、特に第1又は/及び第2の記録部6、7
に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否か
を判断する。そして、その答が否定(No)のときはス
テップS5に進んで表示部47から画像や音声により所
定の警告表示を行った後、ステップS2に戻る。
【0063】一方、ステップS8の答が肯定(Yes)
のときはステップS9に進み、モードダイアル53の設
定により、スポーツモード又はポートレートモードが選
択されているか否かを判断する。そして、その答が肯定
(Yes)のときはステップS10に進み、ダーク補正
フラグFDRKを「1」に設定してダーク画像の撮影を
本撮影前に行なうことを指示し、ステップS9の答が否
定(No)、すなわち風景モード、接写モード、又は夜
景モードに設定されている場合はステップS11に進
み、ダーク補正フラグFDRKを「0」に設定してダー
ク画像の撮影を本撮影後に行なうことを指示し、ステッ
プS12に進む。すなわち、スポーツモード又はポート
レートモードのように連写撮影モードに設定されている
ときはダーク補正フラグFDRKを「1」に設定し、ダ
ーク画像の撮影を本撮影前に行なうこととして撮影デー
タと共にノイズ画像信号を読み出してダークノイズ補正
を行う一方で、風景モード、接写モード、或いは夜景モ
ードのように単写撮影モードに設定されているときはダ
ーク補正フラグFDRKを「0」に設定し、ダーク画像
の撮影を本撮影後に行なうこととしてシャッターレリー
ズのタイミングが遅れるのを回避する。
【0064】次いで、ステップS12では、画像や音声
により画像処理部2の各種設定状態の表示を表示部48
で行い、図4のステップS13に進む。尚、画像表示部
39の画像表示が可能な状態に設定されている場合は該
画像表示部39においても画像や音声により画像処理部
2の各種設定状態の表示を行う。
【0065】ステップS13では第1のシャッタースイ
ッチ(SW1)54が押下されているか否かを判断し、
その答が否定(No)のときは図3のステップS2に戻
る一方、その答が肯定(Yes)のときは測距・測光処
理を実行して(ステップS14)ステップS15に進
む。すなわち、測距処理を行って撮影レンズ17の焦点
を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッ
ター時間を決定し、また必要に応じてフラッシュ設定を
行う。
【0066】次いで、ステップS15ではダーク補正フ
ラグFDRKが「1」か否かを判断し、ダーク補正フラ
グFDRKが「0」のとき、すなわちダーク補正を本撮
影後に行う場合はステップS17に進む一方、ダーク補
正フラグFDRKが「1」のとき、すなわちダーク補正
を本撮影前に行う場合はステップS16でダーク取込処
理を実行し、ステップS17に進む。すなわち、シャッ
ター29を開状態としてCCD30の暗電流等のノイズ
成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積されたノイズ画像
信号を読み出し、ステップS17に進む。
【0067】次いで、ステップS17では第2のシャッ
タースイッチ(SW2)55が押下されたか否かを判断
し、その答が否定(No)のときはステップS18に進
んで第1のシャッタースイッチ(SW1)54が押下さ
れているか否かを判断し、その答が肯定(Yes)のと
きはステップS17に戻る一方、第1のシャッタースイ
ッチ(SW1)54が押下状態でなくなったときは撮影
終了と判断して図3のステップS2に戻る。
【0068】一方、ステップS17で第2のシャッター
スイッチ(SW2)55が押下されたと判断したときは
ステップS19に進む。尚、ダーク補正フラグFDRK
が「1」に設定されてダーク取込処理により本撮影前に
ダークノイズ補正が行われたときは第2のシャッタース
ィッチ(SW2)55が押下されることにより連写駒間
隔をほぼ一定に揃えることができる。
【0069】そして、ステップS19ではデータ格納が
可能な記憶領域がメインメモリ34に存在するか否かを
判断し、その答が否定(No)のときは表示部48で画
像や音声により所定の警告表示を行ない(ステップS2
0)、この後図3のステップS2に戻る。例えば、メイ
ンメモリ34の画像記憶バッファ領域内に記憶可能な最
大枚数の連写撮影を行った直後であって、メインメモリ
34から第1又は第2の記録部6、7への記録書込が未
だなされておらず、空領域がメインメモリ34に確保さ
れていない場合はステップS19の答は否定(No)と
なる。
【0070】尚、撮影した画像データを圧縮処理してか
らメインメモリ34に記憶する場合は、圧縮した後の画
像データ量が圧縮モードの設定に応じて異なることを考
慮し、記憶可能な領域がメインメモリ34の画像記憶バ
ッファ領域上にあるか否かをステップS19で判断す
る。
【0071】そして、ステップS19の答が肯定(Ye
s)のときはステップS21で撮影処理を実行し、ステ
ップS22に進む。すなわち、撮像して所定時間電荷蓄
積された撮像信号をCCD30から読み出し、A/D変
換器31、画像処理回路36、メモリ制御回路32を介
して、或いはA/D変換器31から直接メモリ制御回路
32を介して、撮影した画像データをメインメモリ34
の所定領域に書込み、ステップS22に進む。
【0072】次いで、ステップS22ではダーク補正フ
ラグFDRKが「1」か否かを判断し、その答が肯定
(Yes)のときはステップS24に進む一方、その答
が否定(No)のときはステップS16と同様のダーク
取込処理を実行した後(ステップS23)、ステップS
24に進む。すなわち、ステップS22でダーク補正フ
ラグFDRKが「1」に設定されている場合はステップ
S16で既に連写撮影の実行に先行してダーク取込処理
が行われているためダーク取込処理を行わずに直ちにス
テップS24に進む一方、ダーク補正フラグが「0」に
設定されている場合はダークノイズ補正が未だ行われて
いないためステップS23でダーク取込処理を実行した
後ステップS24に進む。
【0073】次いで、ステップS24ではメインメモリ
34の所定領域に書き込まれた撮影画像データを読み出
し、システム制御回路40の内部メモリ或いはシステム
メモリ47に記憶されている演算結果を用いて、AWB
処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理
を行う。そしてさらに、該現像処理では、ステップS1
6またはステップS23のダーク取込処理で取り込んだ
ダーク画像データを用いて減算処理を行い、CCD30
の暗電流ノイズ等を打ち消すダーク補正演算処理を行
う。
【0074】次に、ステップS25ではメインメモリ3
4に書き込まれた画像データを読み出し、設定したモー
ドに応じた画像圧縮処理を圧縮伸長回路35で行い、該
一連の処理を終えた画像データをメインメモリ34の所
定領域に書込む。
【0075】次いで、ステップS26では記録動作を開
始する。すなわち、メインメモリ34に記憶した画像デ
ータを読み出し、I/F部59、60及びコネクタ1
4、16介して第1又は第2の記録部6、7に記録画像
データの書込処理を開始する。尚、該記録開始処理は、
撮影後の上述した一連の処理を終えた画像データの書込
みがメインメモリ34の所定領域に新たに書き込まれる
毎に当該記録画像データに対して実行される。また、第
1又は第2の記録部6、7に画像データの書き込みを行
っている間、書込動作中であることを明示するために表
示部48は例えばLEDを点滅させる等の第1又は第2
の記録部6、7への書込動作表示を行う。
【0076】そして、続くステップS27では第1のシ
ャッタースイッチ(SW1)54が押下されているか否
かを判断し、その答が否定(No)のときは図3のステ
ップS2に戻る一方、その答が肯定(Yes)のときは
ステップS28でダーク補正フラグFDRKが「1」か
否かを判断し、その答が否定(No)、すなわち単写撮
影モードに設定されているときはステップS27に戻
り、第1のシャッタースイッチ(SW1)54が解放さ
れるまで現在の状態を維持し、第1のシャッタースイッ
チ(SW1)54が解放されるとステップS2に戻る。
【0077】一方、ステップS28のが肯定(Ye
s)、すなわち連写撮影モードに設定されているときは
ステップS17に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0078】図5は、図4のステップS14で実行され
る測距・測光処理ルーチンのフローチャートである。
【0079】尚、測距・測光処理では、システム制御回
路40と絞り制御部19又は測距制御部21との間の各
種信号の授受は、I/F部58、コネクタ11、コネク
タ10、I/F部23、レンズシステム制御回路22を
介して行われる。
【0080】まず、ステップS31では、測距手段41
及び測距制御部21を使用してAF処理を開始し、次い
でステップS32では光学像として結像された画像の合
焦状態を判断し、測距制御部20により撮像レンズ17
を駆動させ、且つ測距手段41で合焦状態を検出する。
そして、続くステップS33で測距が適正か否かを判断
し、その答が否定(No)のときはステップS32に戻
って測距制御を続行する一方、その答が肯定(Yes)
のときはステップS34に進み、撮影画面内の複数の測
距点の中から合焦した測距点を決定し、決定した測距点
データと共に測距データをシステム制御回路40の内部
メモリ或いはシステムメモリ47に記憶しステップS3
5に進む。
【0081】ステップS35では測光手段42を使用し
てAE処理を開始する。すなわち、撮像レンズ17に入
射した光学像を測光部44に供給し、光学像として結像
された画像の露出状態を測定する。次いでステップS3
7では露出状態が適正か否かを判断し、その答が否定
(No)のときはステップS37に戻って測光制御を続
行する一方、その答が肯定(Yes)のときは測光デー
タをシステム制御回路40の内部メモリ又はシステムメ
モリ47に記憶した後、ステップS38に進む。尚、測
光処理で検出した露出結果とモードダイアル53で設定
した制御モードとに応じて絞り値、シャッター速度が決
定され、該シャッター速度に応じてCCD30の電荷蓄
積時間が決定され、該電荷蓄積時間に基づいて撮影処理
やダーク取込処理を行う。
【0082】次に、ステップS38では前記測光処理で
得られた測定データに基づいてフラッシュ44が必要か
否かを判断し、その答が否定(No)のときはメインル
ーチン(図4)に戻る一方、その答が肯定(Yes)の
ときはフラッシュ44の充電処理を行ない、ステップS
40でフラッシュ44の充電が完了した後にメインルー
チン(図4)に戻る。
【0083】図6は、図4のステップS21で実行され
る撮影処理ルーチンのフローチャートである。
【0084】尚、撮影処理では、システム制御回路40
と絞り制御部19又は測距制御部21との間の各種信号
の授受は、I/F部58、コネクタ11、コネクタ1
2、I/F部23及びシステムレンズ制御回路22を介
して行われる。
【0085】ステップS41では不図示のミラー駆動手
段によって第1のミラー26を所定のミラーアップ位置
に移動し、続くステップS42ではシステム制御回路4
0の内部メモリ又はシステムメモリ47に記憶された測
光データに基づいて絞り制御部19を駆動させ、絞り1
8を所定の絞り位置まで移動させる。
【0086】次に、CCD30の蓄積電荷をクリアした
後(ステップS43)、CCD30への電荷蓄積を開始
し(ステップS44)、次いで、シャッター制御部43
を駆動させてシャッター29を開状態とし(ステップS
45)、CCD30の露光を開始する(ステップS4
6)。
【0087】次に、ステップS47ではフラッシュ44
による投光が必要か否かを判断し、その答が否定(N
o)の場合はステップS49に進む一方、その答が肯定
(Ye)の場合はフラッシュ44を発光させ(ステップ
S48)、この後ステップS49に進む。
【0088】次いで、ステップS50では露光が終了し
たか否かを判断し、測光データに従ってCCD30の露
光が終了したと判断されたときはシャッター制御部43
によってシャッター29を閉状態としCCD30の露光
を終了する(ステップS50)。そして、続くステップ
S51では絞り制御部19を介して絞り18を開放絞り
位置まで移動させ、次いでステップS52では第1のミ
ラー26を不図示のミラー駆動手段によってミラーダウ
ン位置に移動する。
【0089】次に、ステップS53では設定した電荷蓄
積時間が経過したか否かを判断し(ステップS53)、
設定した電荷蓄積時間が経過したときはCCD30の電
荷蓄積を終了し(ステップS54)、次いでCCD30
から電荷蓄積された画像信号を読み出し、さらにA/D
変換器31、画像処理回路36、メモリ制御回路32を
介し、或いはA/D変換器31から直接メモリ制御回路
32を介してメインメモリ34に撮影画像データを書込
み(ステップS55)、メインルーチン(図4)に戻
る。
【0090】図7は、図4のステップS16又はステッ
プS23で実行されるダーク取込処理ルーチンのフロー
チャートである。
【0091】ステップS61でCCD30の蓄積電荷を
クリアした後、シャッター29を閉状態にしてCCD3
0の電荷蓄積を開始する(ステップS62)。そして、
設定した所定の電荷蓄積時間が経過したか否かを判断し
(ステップS63)、所定の電荷蓄積時間が経過すると
CCD30の電荷蓄積を終了し(ステップS64)、こ
の後、CCD30からダーク画像データを読み出し、A
/D変換器31、画像処理回路36、メモリ制御回路3
2を介して、或いはA/D換器31から直接メモリ制御
回路32を介して、メインメモリ34にダーク画像デー
タを書込み(ステップS65)、メインルーチン(図
4)に戻る。
【0092】そして、このダークノイズ補正データを使
用して現像処理を行うことにより、CCD30の発生す
る暗電流ノイズやCCD30に生じた微小な傷に起因す
る画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した画像データ
を補正することができる。
【0093】図8はCCD30の状態と第1及び第2の
シャッタースイッチ54、55との関係を示すタイムチ
ャートであって、図8(a)がスポーツ撮影等の連写撮
影(FDRK=1)の場合を示し、図8(b)が風景撮
影等の単写撮影(FDRK=0)の場合を示している。
【0094】すなわち、連写撮影の場合は、図8(a)
に示すように、第1のシャッタースイッチ(SW1)5
4が押下されると測距・測光処理等の撮影条件の設定が
行われると共に、シャッター29を閉状態にしてダーク
取込処理を行ない、ダーク補正のための露光・読出処理
を行った後、第2のシャッタースイッチ(SW2)55
が押下されると撮影処理が開始する。すなわちシャッタ
ー29を開状態として露光を開始し、露光が終了すると
シャッター29を閉じ、CCD30から画像信号を読出
し、以後、連写撮影を行っている間は第1及び第2のシ
ャッタースイッチ54、55がオン状態を維持し、CC
D30は露光処理及び読出処理を繰り返す。そして、第
1及び第2のシャッタースイッチ54、55を放つこと
により1回の連写撮影が終了する。
【0095】一方、単写撮影の場合は、図8(b)に示
すように、連写撮影の場合と同様、第1のシャッタース
イッチ(SW1)54が押下されると測距・測光処理等
の撮影条件の設定が行われる。そして、シャッター29
が閉状態のときにCCD30の電荷をクリアし、次いで
第2のシャッタースイッチ(SW2)55が押下される
と撮影処理が開始する。すなわちシャッター29を開状
態として露光を開始し、露光が終了するとシャッター2
9を閉じ、CCD30から画像信号を読出す。そして、
この後、ダーク取込処理を実行し、ダーク補正のための
露光・読出処理を行い、第1及び第2のシャッタースイ
ッチ54、55を放して処理を終了する。
【0096】図9は、本撮像装置で撮像される撮影画像
データの流れを経時的に示すタイムチャートであって、
図9(a)は連写撮影の場合を示し、図9(b)は単写
撮影の場合を示している。
【0097】連写撮影の場合は、図9(a)に示すよう
に、時間t1の間に測距・測光、その他の光学系の制御
等を行なう撮影条件の設定を行ない、さらにこの時間t
1内でダーク画像を撮影し、ダーク画像データを一時的
にメインメモリ34に保存し、時間t2では撮像レンズ
17による本撮影を行なうと共に本撮影後に時間t1で
メインメモリ34に保存したダーク画像データを本撮影
データから減算処理し、時間t3でその減算結果をメイ
ンメモリ34に格納する。以降同様に時間t3、時間t
4で連写撮影を行い、この時間t3、t4で連写撮影さ
れた本撮影データから時間t1で撮影されたダーク画像
データを減算し、夫々、時間t4、t5でその減算結果
をメインメモリ34に格納する。
【0098】一方、単写撮影の場合は、図9(b)に示
すように、連写撮影の場合と同様、時間t1で撮影条件
の設定を行った後、時間t2で本撮影を行ない本撮影画
像データは一時的にメインメモリ34に保存する。次い
で、時間t3でダーク画像の撮影を行ない、本撮影デー
タからダーク画像データを減算し、時間t4でその減算
結果をメインメモリ34に格納する。
【0099】そしてこの後、メインメモリ34に格納し
ている減算処理された撮像画像データを読み出して画像
表示部39に表示することにより、ユーザはダークノイ
ズ補正がなされた所望の再生画像を得ることができる。
【0100】このように本実施の形態では、画像撮影モ
ードに応じて撮影シーケンスを適宜変更することによ
り、単写撮影の場合はシャッターチャンスを逃すことな
く所望のダークノイズ補正がなされた撮像画像データを
容易に得ることができ、連写撮影の場合は複数駒間隔の
揃ったダークノイズ補正がなされた撮像画像データを容
易に得ることができ、これにより、撮影場面に適切に対
応した撮影画像データを簡単に得ることができ、ユーザ
の使い勝手が向上する。
【0101】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではない。上記実施の形態では撮影処理の電荷蓄積
時間とダーク取り込み処理の電荷蓄積時間を同一として
いるが、暗電流ノイズ等を補正するのに十分なデータが
得られる範囲内であれば、異なる電荷蓄積時間してもよ
い。
【0102】また、ダーク取込処理(ステップS16又
はステップS23)の動作中は、撮影動作を行うことが
できないため、これを外部に了知させるべく、表示部4
7又は画像表示部39により画像処理部2がビジー状態
であることを示す画像や音声の表示を行うようにしても
よい。
【0103】さらに、上記実施の形態では、第1のミラ
ー26をミラーアップ位置、ミラーダウン位置に移動し
て撮影動作を行っているが、第1のミラー26をハーフ
ミラーとして移動せずに撮影動作を行うようにしてもよ
い。
【0104】また、第1及び第2の記録部6、7に装着
される記録媒体についてもPCカードやコンパクトフラ
ッシュ等のメモリカード、ハ―ドディスクのみならず、
マイクロDATや光磁気ディスク、CD−RやCD−W
R等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で
構成してもよいことはいうまでもなく、第1及び第2の
記録部6、7が、例えば、メモリカードとハードディス
ク等が一体となった複合記録媒体が装着可能となるよう
にしてもよく、該複合記録媒体の一部を着脱自在に構成
してもよい。
【0105】また、本実施の形態では第1及び第2の記
録部6、7は画像処理部2に着脱自在に装着されている
が、少なくとも一方を画像処理部2に一体的に固着する
ようにしてもよい。
【0106】また、本発明の実施の形態では、画像処理
回路36で必要に応じて、撮像した画像データを用いて
所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシ
ステム制御回路40がシャッター制御部43、測距制御
手段42等に対して制御を行うTTL方式のAF処理、
AE処理、EF処理等を行っているが、測距部41及び
測光部44のみでAF処理、AE処理、EF処理の各処
理を行い、上記画像処理回路36ではAF処理、AE処
理、EF処理の各処理を行わない構成としても良い。
【0107】また、測距部42による測定結果とCCD
30によって撮像した撮像画像データと画像処理回路3
6で演算した演算結果とに基づいてAF制御を行っても
よく、測光部44による測定結果と、CCD30によっ
て撮像した撮像画像データと画像処理回路36によって
演算した演算結果とに基づいてAE制御を行っても構わ
ないことはいうまでもない。
【0108】尚、CCD30によって撮像された画像デ
ータを画像処理回路36によって演算し、該画像処理回
路36での演算結果に基づき、システム制御回路40が
シャターー制御部43、絞り制御部19、測距制御部2
0に対して制御を行うビデオTTL方式を使用し、AE
制御やAF制御をすることも可能である。
【0109】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像撮影モードに応じて撮影シーケンスを適宜変更するこ
とにより、単写撮影の場合はシャッターチャンスを逃す
ことなく所望のダークノイズ補正がなされた撮像画像デ
ータを容易に得ることができ、連写撮影の場合は複数駒
間隔の揃ったダークノイズ補正がなされた撮像画像デー
タを容易に得ることができ、これにより、撮影場面に適
切に対応した撮影画像データを簡単に得ることができ、
ユーザの使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の一実施の形態を示すブ
ロック構成図である。
【図2】モードダイアルで設定される撮影管理テーブル
のテーブル図である。
【図3】本発明に係る撮像装置の制御方法の制御手順を
示すフローチャート(1/2)である。
【図4】本発明に係る撮像装置の制御方法の制御手順を
示すフローチャート(2/2)である。
【図5】測距・測光処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】撮影処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】ダーク取込処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】CCDの状態と第1及び第2のシャッタースイ
ッチとの関係を示すタイムチャートである。
【図9】本撮像装置で撮像される撮影画像データの流れ
を経時的に示すタイムチャートである。
【符号の説明】
17 撮像レンズ 30 CCD(撮像素子) 32 メモリ制御回路(撮像画像取得手段、ダーク補正
手段) 36 画像処理回路(撮像画像取得手段、ダーク補正手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 AB01 AB03 CC00 DB02 DB06 DB19 EB00 FB28 FB51 FB84 GA05 GA13 GA19 GA26 GA27 GA28 GA54 HA05 HA11 JA07 2H054 AA01 5C022 AA13 AB02 AB12 AB22 AB37 AB40 AB66 AC03 AC12 AC16 AC18 AC42 AC52 AC54 AC56 AC72 AC73 5C024 AA01 BA01 CA09 CA10 DA04 EA02 EA03 EA04 FA01 FA08 GA11 HA14 HA24 HA25 JA04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を電荷として蓄積する撮像素子
    と、該撮像素子を露光状態にして撮像レンズからの撮像
    画像データを取得する撮像画像取得手段と、前記撮像素
    子を非露光状態にしてダーク画像データを取得するダー
    ク画像取得手段と、該ダーク画像取得手段の取得結果と
    前記撮像画像取得手段の取得結果とに基づいて前記撮像
    画像データをダーク補正するダーク補正手段とを備えた
    撮像装置において、 前記撮像画像取得手段により撮像画像データを取得する
    前に前記ダーク画像取得手段によりダーク画像データを
    取得する第1の撮影モード群と、前記撮像画像取得手段
    により撮像画像データを取得した後に前記ダーク画像取
    得手段によりダーク画像データを取得する第2の撮影モ
    ード群と、前記第1及び第2の撮影モード群を含む複数
    の撮影モード群の中から一の撮影モード群を選択する選
    択手段とを備え、 前記ダーク補正手段は、前記選択手段により選択された
    撮影モード群にしたがって前記ダーク画像データ及び前
    記撮像画像データを夫々順次取得し、ダーク補正を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像画像データ及び前記ダーク画像
    データを記憶する記憶手段を有し、前記ダーク補正手段
    は、前記記憶手段に記憶された前記撮像画像データから
    前記記憶手段に記憶された前記ダーク画像データを減算
    する減算手段であることを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の撮影モード群は、被写体を連
    続的に撮影する連写撮影モードであり、前記第2の撮影
    モード群は、被写体を単発的に撮影する単写撮影モード
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の撮影モード群は、少なくと
    も、不規則に移動する主被写体を撮影する第1の撮影動
    作モードと、人物を主被写体として撮影する第2の撮影
    動作モードとを含むことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の撮影動作モードには、スポー
    ツ撮影モードを含むことを特徴とする請求項4記載の撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の撮影動作モードには、ポート
    レート撮影モードを含むことを特徴とする請求項4記載
    の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の撮影モード群は、少なくと
    も、被写体深度の異なる複数の被写体に対して合焦させ
    て撮影する第3の撮影動作モードと、主被写体に近接し
    て撮影する第4の撮影動作モードと、暗度の高い被写体
    を撮影する第5の撮影動作モードとを含むことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第3の撮影動作モードには、風景モ
    ードを含むことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記第4の撮影動作モードには、接写モ
    ードを含むことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第5の撮影動作モードには、夜景
    モードを含むことを特徴とする請求項7記載の撮像装
    置。
  11. 【請求項11】 光学像を電荷として蓄積する撮像素子
    を備え、該撮像素子を露光状態にして撮像レンズからの
    撮像画像データを取得する撮像画像取得ステップと、前
    記撮像素子を非露光状態にしてダーク画像データを取得
    するダーク画像取得ステップと、該ダーク画像取得ステ
    ップの取得結果と前記撮像画像取得ステップの取得結果
    とに基づいて前記撮像画像データをダーク補正するダー
    ク補正ステップとを含む撮像装置の制御方法において、 前記撮像画像取得ステップで撮像画像データを取得する
    前に前記ダーク画像取得ステップでダーク画像データを
    取得する第1の撮影モード群を選択するか、前記撮像画
    像取得ステップで撮像画像データを取得した後に前記ダ
    ーク画像取得ステップでダーク画像データを取得する第
    2の撮影モード群を選択するかを決定し、該選択結果に
    応じた撮影モード群にしたがって前記ダーク画像データ
    及び前記撮像画像データを夫々順次取得し、ダーク補正
    を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記撮像画像データ及び前記ダーク画
    像データを記憶し、前記ダーク補正ステップは、前記記
    憶した撮像画像データから前記記憶したダーク画像デー
    タを減算することを特徴とする請求項11記載の撮像装
    置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の撮影モード群は、被写体を
    連続的に撮影する連写撮影モードあり、前記第2の撮影
    モード群は、被写体を単発的に撮影する単写撮影モード
    であることを特徴とする請求項11又は請求項12記載
    の撮像装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の撮影モード群は、少なくと
    も、不規則に移動する主被写体を撮影する第1の撮影動
    作モードと、人物を主被写体として撮影する第2の撮影
    動作モードとを含むことを特徴ととする請求項11乃至
    請求項13のいずれかに記載の撮像装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の撮影動作モードには、スポ
    ーツ撮影モードを含むことを特徴とする請求項14記載
    の撮像装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第2の撮影動作モードには、ポー
    トレート撮影モードを含むことを特徴とする請求項14
    記載の撮像装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の撮影モード群は、少なくと
    も、被写体深度の異なる夫々の被写体に対して合焦させ
    て撮影する第3の撮影動作モードと、主被写体に近接し
    て撮影する第4の撮影動作モードと、暗度の高い被写体
    を撮影する第5の撮影動作モードとを含むことを特徴と
    する請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の撮像
    装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第3の撮影動作モードには、風景
    モードを含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装
    置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記第4の撮影動作モードには、接写
    モードを含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装
    置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記第5の撮影動作モードには、夜景
    モードを含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装
    置の制御方法。
  21. 【請求項21】 撮像素子を露光状態にして撮像レンズ
    からの撮像画像データを取得する撮像画像取得手順と、
    前記撮像素子を非露光状態にしてダーク画像データを取
    得するダーク画像取得手順と、前記撮像画像取得手順を
    実行する前に前記ダーク画像取得手順を実行するか又は
    前記撮像画像取得手順の実行後にダーク画像取得手順を
    実行するかを選択する選択手順と、該選択手順により選
    択された選択結果にしたがって前記ダーク画像データ及
    び前記撮像画像データを夫々順次取得しこれらダーク画
    像データ及び撮像画像データに基づいてダーク補正を行
    う前記ダーク補正手順とを実行させるためのプログラム
    が記録されていることを特徴とするコンピュータ読取可
    能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記撮像画像データ及び前記ダーク画
    像データを記憶手段に記憶する記憶手順を記録し、前記
    ダーク補正手順は、前記撮像画像データから前記ダーク
    画像データを減算する減算手順であることを特徴とする
    請求項21記載の記録媒体。
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