JP2000180722A - リアフォ―カス式のズ―ムレンズ - Google Patents

リアフォ―カス式のズ―ムレンズ

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JP2000180722A
JP2000180722A JP10375306A JP37530698A JP2000180722A JP 2000180722 A JP2000180722 A JP 2000180722A JP 10375306 A JP10375306 A JP 10375306A JP 37530698 A JP37530698 A JP 37530698A JP 2000180722 A JP2000180722 A JP 2000180722A
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Nobuyuki Tochigi
伸之 栃木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として5つのレンズ群を有し、24倍か
ら30倍という高い変倍比を持ちながらも小型なリアフ
ォーカス式のズームレンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に正の屈折力の第1群、負
の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
第4群、そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群を
有し、広角端から望遠端への変倍に際して、該第2群を
像面側へ移動させ、該第4群を物体側に凹状に移動させ
て行い、フォーカスは該第4群を移動させて行い、該第
1群は1枚の負レンズと2枚の正レンズより成り、該第
2群は2枚の負レンズと1枚の正レンズ、そして1枚の
負レンズより成り、該第5群は1枚の負レンズと1枚の
正レンズより成り、該第2群の焦点距離をF2、該第2
群中の最も像面側の負レンズの焦点距離をf2n3とし
たとき、 2.2<f2n3/F2<4.6 なる条件を満足すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーフォーカ
スもしくはリアフォーカス式(以下「リアフォーカス
式」と総称する。)のズームレンズに関し、約24から
30倍という高変倍比を持ちながら、さらに画角が広い
ながらも前玉径の小さくバックフォーカスが長い、全体
として小型なリアフォーカス式のズームレンズに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ホームビデオカメラ等の小型軽量
化に伴い、撮像用のズームレンズの小型化にも目覚まし
い進歩が見られ、特にレンズ全長の短縮化や前玉径の小
型化、構成の簡略化に力が注がれている。
【0003】これらの目的を達成する1つの手段とし
て、物体側の第1群以外のレンズ群を移動させてフォー
カスを行う、所謂リアフォーカス式のズームレンズが知
られている。
【0004】一般にリアフォーカス式のズームレンズは
第1群を移動させてフォーカスを行うズームレンズに比
べて第1群の有効径が小さくなり、レンズ系全体の小型
化が容易になり、又近接撮影、特に極近接撮影が容易と
なり、更に比較的小型軽量のレンズ群を移動させて行っ
ているので、レンズ群の駆動力が小さくて済み、迅速な
焦点合わせができる等の特長がある。
【0005】そして比較的高いズーム比を持った全体と
して5つのレンズ群より成るズームレンズが、例えば特
開平5−215967号公報で提案されている。該公報
によれば、物体側より順の正の屈折力の第1レンズ群、
負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ
群、負の屈折力の第4レンズ群、そして正の屈折力の第
5レンズ群を具備し、少なくとも第2,第5レンズ群を
移動させてズーミングを行い、第3〜第5レンズ群を移
動させてフォーカシングを行うリアフォーカス式のズー
ムレンズを開示している。
【0006】一方、本出願人は、特開平8−5913号
公報や特開平8−190051号公報で物体側より順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有
する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、
負の屈折力を有する第4レンズ群、そして正の屈折力を
有する第5レンズ群を有し、前記第2レンズ群と前記第
4レンズ群を移動させてズーミングを行うとともに、前
記第4レンズ群を移動させてフォーカシングを行うこと
を特徴とするリアフォーカス式ズームレンズを開示して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にズームレンズに
おいてリアフォーカス方式を採用すると、前述の如くレ
ンズ系全体が小型化され、又迅速なるフォーカスが可能
となり、更に近接撮影が容易となる等の特長が得られ
る。
【0008】一方、最近のズームレンズにおいてはレン
ズ系全体のコンパクト化と同時に高変倍化が望まれてい
る。ズームレンズを高変倍化する為には、変倍に寄与す
るレンズ群の数を増やしたり、又は変倍に寄与するレン
ズ群の屈折力を強くして変倍作用を強くしたり、又は変
倍に寄与するレンズ群の移動量を多くすれば良い。
【0009】しかしながら、単に変倍用のレンズ群の屈
折力を強めたり、変倍用のレンズ群の移動量を増加させ
ると、諸収差の発生が増大し、全変倍範囲に渡り良好な
る画質の映像を得るのが難しくなってくるとともにレン
ズ系全体が大型化してくる。
【0010】本発明は、5群ズームレンズにおいて、主
に変倍に伴う各レンズ群の移動条件や、各レンズ群のレ
ンズ構成等を適切に設定することにより、変倍比24か
ら30倍程度の全変倍範囲に渡り、しかも全画面に渡り
高い光学性能を有するリアフォーカス式のズームレンズ
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のリアフォーカス
式のズームレンズは、 (1-1) 物体側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力
の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群、
そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群を有し、広
角端から望遠端への変倍に際して、該第2群を像面側へ
移動させ、該第4群を物体側に凹状に移動させて行い、
フォーカスは該第4群を移動させて行い、該第1群は1
枚の負レンズと2枚の正レンズより成り、該第2群は2
枚の負レンズと1枚の正レンズ、そして1枚の負レンズ
より成り、該第5群は1枚の負レンズと1枚の正レンズ
より成り、該第2群の焦点距離をF2、該第2群中の最
も像面側の負レンズの焦点距離をf2n3としたとき、 2.2<f2n3/F2<4.6・・・(1) なる条件を満足することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の数値実施例1の広
角端のレンズ断面図である。図2,図3は本発明の数値
実施例1の広角端と望遠端の収差図である。図4は本発
明の数値実施例2の広角端のレンズ断面図である。図
5,図6は本発明の数値実施例2の広角端と望遠端の収
差図である。図7は本発明の数値実施例3の広角端のレ
ンズ断面図である。図8,図9は本発明の数値実施例3
の広角端と望遠端の収差図である。図10は本発明の数
値実施例4の広角端のレンズ断面図である。図11,図
12は本発明の数値実施例4の広角端と望遠端の収差図
である。
【0013】図中、L1は正の屈折力の第1群、L2は
負の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4
は負の屈折力の第4群、L5は正の屈折力の第5群、S
Pは絞りであり、第3群の前方に設けている。IPは像
面である。Gはフェースプレートやフィルター等のガラ
スブロックである。
【0014】本実施形態では広角端から望遠端への変倍
に際して矢印のように第2群を像面側へ移動させるとと
もに、変倍に伴う像面変動を第4群を物体側に凹状の軌
跡を有しつつ移動させて補正している。
【0015】又、第4群を光軸上移動させてフォーカス
を行うリアフォーカス式を採用している。同図に示す第
4群の実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠物
体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から
望遠端への変倍に伴う際の像面変動を補正する為の移動
軌跡を示している。尚、第1群と第5群は変倍及びフォ
ーカスの際固定である。
【0016】本実施形態において、例えば望遠端におい
て無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は
同図の直線4cに示すように第4群を後方へ繰り出すこ
とにより行っている。
【0017】本実施形態では、第1群を繰り出してフォ
ーカシングを行う一般的な従来のフロントフォーカス方
式に換えて第4群を移動させてフォーカスを行うリアフ
ォーカス方式を用いることにより、前玉径の短縮化を図
るとともに近距離物体に対する焦点合わせを容易にして
いる。
【0018】又、本実施形態におけるズームレンズの第
2群に、広角端から望遠端にかけてその横倍率β2が等
倍(β2=−1)を越えるように移動させて高変倍比が
得られるようにする一方、これに伴う像面変動を前述し
た通り第4群を物体側に凹状の軌跡を描くように移動さ
せることで、スペース効率を高め、且つ第1群の有効径
の短縮化を図りながら、高いズーム比が得られるように
している。
【0019】この時、レンズ鏡筒構造の簡素化を図るに
は第3群を固定させることが望ましいが、第3群を移動
させてこの第3群に変倍を分担させてもよい。そうする
ことでより小型化を図りつつ高いズーム比を与えること
が容易となる。
【0020】本実施形態では、第1群を1枚の負レンズ
と2枚の正レンズより成り、第2群を3枚の負レンズと
1枚の正レンズより成り、第5群を1枚の負レンズと1
枚の正レンズより成り、第2群の焦点距離と第2群中の
最も像面側の負レンズの焦点距離を前述の如く設定する
ことにより、高いズーム比を与えながら小型化を図った
ズームレンズを達成している。
【0021】次に前述の条件式(1)の技術的な意味に
ついて説明する。
【0022】条件式(1)は第2群の最も像面側の負レ
ンズの屈折力に関するものであり、コンパクト化を達成
しつつ、高変倍化による収差変動を小さくする為のもの
である。条件式(1)の下限を越えて負レンズの焦点距
離が短くなり、パワーが強くなると第2群の主点位置が
より像面側になる為、第1群との主点間隔を大きくしな
ければならず、前玉径を小型化することが困難になると
いった問題も生じる。逆に上限を越えると色収差の変動
等を良好に補正することが困難になる。
【0023】尚、本実施形態において更に好ましくは条
件式(1)の数値範囲を、 2.4<f2n3/F2<4.3・・・(1a) の如く設定するのが良い。
【0024】尚、本発明において、広角端から望遠端に
至り、又、物体距離全般に渡り良好なる光学性能を有し
小型のリアフォーカス式のズームレンズを得るには、次
の諸条件のうちの少なくとも1つを満足させるのが良
い。
【0025】(ア-1) 前記第5群は少なくとも1面の非球
面を有することである。
【0026】(ア-2) 前記第3群の最も物体側に絞りを配
置したことである。
【0027】(ア-3) 前記絞りは第2群及び第4群の光軸
方向の位置によって開放径が変化することである。
【0028】(ア-4) 全系の広角端と望遠端の焦点距離を
各々Fw,Ft、前記第i群の焦点距離をFi、広角端
での無限遠物体における前記第4群と第5群のレンズ間
隔をD45w∞としたとき、
【0029】
【数2】 なる条件を満足することである。
【0030】条件式(2)はズーミングに伴う像面変動
の補正とフォーカス作用を果す第4群の移動範囲を規定
するものである。下限値を越えると十分な至近距離物体
に対してフォーカシングを行うことが困難となる。上限
値を越えるとフォーカシングは比較的容易に行うことが
できる反面、レンズ全体が大型化し好ましくない。
【0031】条件式(3)は第1群と第2群の焦点距離
に関するものであり、高変倍でありながらコンパクト化
を達成しつつ、バックフォーカスの長くて良好な光学性
能を維持する為のものである。条件式(3)の下限を越
えて第2群の焦点距離が長くなり、第1群の焦点距離が
短くなると第2群の移動量が増大し全長や前玉径を小型
化することが困難になる。又、望遠端近傍での第4群の
移動量が大きくなりズーミング時の収差の変動が大きく
なるといった問題も生じる。逆に上限を越えると歪曲等
の諸収差を良好に補正することが困難になる。
【0032】条件式(4)は第2群の焦点距離に関する
ものである。条件式(4)の下限を越えて第2群の焦点
距離が短くなるとペッツバール和が負で大きくなり像面
の倒れ等の収差補正が困難になる。逆に下限を越えて第
2群の焦点距離が長くなると第2群の移動量が増え前玉
径が大きくなりすぎるという問題が生じる。
【0033】条件式(5)は第4群の焦点距離に関する
式であり、本ズームレンズの射出瞳位置を短くなりすぎ
ないように設定し、更に物体側からの斜光束が入射瞳に
浅い角度で入射する様にし、前玉径の小型化に寄与させ
る為の条件である。条件式(5)の上限値を越えると上
記斜光束が浅い角度に設定できずに、前玉径の増大を招
き、又、下限値を越えると射出瞳がプラス側に短くなり
すぎ、固体撮像素子に対してテレセントリックな光束を
確保できず、又、ズーム、フォーカスに対して収差変動
が大きくなり適当ではない。この範囲に入っていれば距
離合わせ(フォーカシング)に対しても大きな移動とな
らないため小型化に寄与し、逆に範囲を逸脱すると前玉
径が大型化し全系も大型化して、更に撮像素子に対して
適当な射出角度を設定できなくなる。
【0034】以上述べたように条件式(2)〜(5)を
設定することで高変倍化を図ることができるが、更に高
変倍比でありながら小型で良好な収差補正を達成するに
は、条件式(2)〜(5)の数値範囲を次の如く設定す
るのが好ましい。
【0035】
【数3】 (ア-5) 第4群を構成する正レンズと負レンズの材質のア
ッベ数を各々ν4p,ν4n、第i群の焦点距離をFi
としたとき、 ν4n−ν4p>26.3 ・・・(6) −1.27<F4/F5<−0.90・・・(7) を満足することである。
【0036】条件式(6)は第4群を構成するレンズの
ガラス材のアッベ数に関するものであり、この範囲を逸
脱するとフォーカシングに伴う収差変動、特に色収差変
動を押えることが困難になる。この際、正レンズと負レ
ンズは貼合わせにしているのが好ましい。
【0037】条件式(7)は第4群と第5群の焦点距離
の比に関するものであり、射出瞳位置に関連するもので
ある。上限を越えると第4群の屈折力が強くなりフォー
カシングの距離変動が大きくなり適当でない。又、下限
値を越えるとフォーカシングの移動量が大きくなり大型
化して適当でないばかりでなく、固定の結像レンズであ
る第5群の屈折力が強くなり射出瞳が短くなり適当でな
い。
【0038】本実施形態において更に好ましくは、条件
式(6),(7)の数値範囲を次の如く設定するのが良
い。
【0039】 ν4n−ν4p>27.8 ・・・(6a) −1.20<F4/F5<−0.95・・・(7a) (ア-6) 第1群は物体側に凸面を向けたメニスカス状の負
レンズと、両レンズ面が凸面の正レンズ、そして物体側
に凸面を向けた正レンズより構成することである。
【0040】(ア-7) 第2群は物体側へ凸面を向けたメニ
スカス状の負レンズと、両レンズ面が凹面の負レンズ
と、両レンズ面が凸面の正レンズ、そして物体側に凹面
を向けた負レンズより構成することである。
【0041】(ア-8) 第3群は像面側へ凸面を向けた正レ
ンズと、両レンズ面が凸面の正レンズと負レンズ、又は
これらを接合した貼合わせレンズより構成することであ
る。
【0042】(ア-9) 第4群は像面側へ凸面を向けたメニ
スカス状の正レンズと、両レンズ面が凹面の負レンズ、
又はそれらを接合した貼合わせレンズより構成すること
である。
【0043】(ア-10)第5群は物体側へ凸面を向けたメニ
スカス状の負レンズと、両レンズ面が凸面の正レンズ、
又はそれらを接合した貼合わせレンズより構成すること
である。
【0044】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは物体側より第i番目のレンズのガ
ラスの屈折率とアッベ数である。
【0045】又、数値実施例において最終の2つのレン
ズ面は光学フィルター、フェースプレート等を示すが、
これらは必要に応じて省略し得る。
【0046】非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直
方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半
径、B,C,D,Eを各々非球面係数としたとき、
【0047】
【数4】 なる式で表している。又、「e−X」は「10-X」を意
味している。
【0048】又、前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表−1に示す。
【0049】
【外1】
【0050】
【外2】
【0051】
【外3】
【0052】
【外4】
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、5群ズー
ムレンズにおいて、主に変倍に伴う各レンズ群の移動条
件や、各レンズ群のレンズ構成等を適切に設定すること
により、変倍比24から30倍程度の全変倍範囲に渡
り、しかも全画面に渡り高い光学性能を有するリアフォ
ーカス式のズームレンズを達成することができる。
【0055】特に、本発明によれば前述の如く各レンズ
群の屈折力を設定することにより、前玉径が小型で画角
が広く、レンズ系全体の小型化を図りつつ変倍比24か
ら30倍程度と高変倍でありながら、全変倍範囲に渡っ
て良好なる収差補正を達成し、且つフォーカスの際の収
差変動の少なく、バックフォーカスの十分に長い大口径
比のリアフォーカス式のズームレンズを達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例1の広角端における収差
【図3】 本発明の数値実施例1の望遠端における収差
【図4】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例2の広角端における収差
【図6】 本発明の数値実施例2の望遠端における収差
【図7】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例3の広角端における収差
【図9】 本発明の数値実施例3の望遠端における収差
【図10】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】 本発明の数値実施例4の広角端における収
差図
【図12】 本発明の数値実施例4の望遠端における収
差図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 SP 絞り d d線 g g線 ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA03 MA15 PA11 PA20 PB14 QA02 QA07 QA17 QA21 QA25 QA34 QA42 QA46 RA05 RA12 RA13 RA32 RA42 RA43 SA43 SA47 SA49 SA53 SA55 SA63 SA64 SA65 SA72 SA74 SA76 SB04 SB15 SB24 SB33 SB43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に正の屈折力の第1群、負
    の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の
    第4群、そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群を
    有し、広角端から望遠端への変倍に際して、該第2群を
    像面側へ移動させ、該第4群を物体側に凹状に移動させ
    て行い、フォーカスは該第4群を移動させて行い、該第
    1群は1枚の負レンズと2枚の正レンズより成り、該第
    2群は2枚の負レンズと1枚の正レンズ、そして1枚の
    負レンズより成り、該第5群は1枚の負レンズと1枚の
    正レンズより成り、該第2群の焦点距離をF2、該第2
    群中の最も像面側の負レンズの焦点距離をf2n3とし
    たとき、 2.2<f2n3/F2<4.6 なる条件を満足することを特徴とするリアフォーカス式
    のズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第5群は少なくとも1面の非球面を
    有することを特徴とする請求項1のリアフォーカス式の
    ズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第3群の最も物体側に絞りを配置し
    たことを特徴とする請求項1のリアフォーカス式のズー
    ムレンズ。
  4. 【請求項4】 前記絞りは第2群及び第4群の光軸方向
    の位置によって開放径が変化することを特徴とする請求
    項1のリアフォーカス式のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 全系の広角端と望遠端の焦点距離を各々
    Fw,Ft、前記第i群の焦点距離をFi、広角端での
    無限遠物体における前記第4群と第5群のレンズ間隔を
    D45w∞としたとき、 【数1】 なる条件を満足することを特徴とする請求項1,2,3
    又は4のリアフォーカス式のズームレンズ。
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