JP2000179496A - 多翼送風機 - Google Patents
多翼送風機Info
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- JP2000179496A JP2000179496A JP10355648A JP35564898A JP2000179496A JP 2000179496 A JP2000179496 A JP 2000179496A JP 10355648 A JP10355648 A JP 10355648A JP 35564898 A JP35564898 A JP 35564898A JP 2000179496 A JP2000179496 A JP 2000179496A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- air
- discharge port
- casing
- bell mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/4206—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/4226—Fan casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/4206—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/4213—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps suction ports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気取入口より羽根車に流入する流入気流の
周方向位置での流速の違いにより、羽根車が空気を吐出
する効率が低下し、送風性能が劣化するのを抑え、送風
騒音の増加を抑える。 【解決手段】 羽根車の回転軸からケーシングのベルマ
ウス部先端までの距離Ｌを、スロート部２４側Ｌ１から
空気吐出口２５側Ｌ２まで羽根車の回転方向に徐々に短
くなるように変化させ、空気吐出口２５側Ｌ２からスロ
ート部２４側Ｌ１までは徐々に長くなるよう変化させ、
流入気流流速を均一化し、送風性能を向上させ送風騒音
の低減する。
周方向位置での流速の違いにより、羽根車が空気を吐出
する効率が低下し、送風性能が劣化するのを抑え、送風
騒音の増加を抑える。 【解決手段】 羽根車の回転軸からケーシングのベルマ
ウス部先端までの距離Ｌを、スロート部２４側Ｌ１から
空気吐出口２５側Ｌ２まで羽根車の回転方向に徐々に短
くなるように変化させ、空気吐出口２５側Ｌ２からスロ
ート部２４側Ｌ１までは徐々に長くなるよう変化させ、
流入気流流速を均一化し、送風性能を向上させ送風騒音
の低減する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機器など
に使用される多翼送風機に関するものである。
に使用される多翼送風機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の多翼送風機は、ターボ型
やラジアル型の送風機と比較すると小型で騒音も低いの
でよく用いられるが、さらに低騒音化が要望されてい
た。
やラジアル型の送風機と比較すると小型で騒音も低いの
でよく用いられるが、さらに低騒音化が要望されてい
た。
【０００３】従来の多翼送風機としては、特開昭６１−
１０７０００号公報に示されているものがある。
１０７０００号公報に示されているものがある。
【０００４】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の多翼送風機について説明する。図６〜図７は従来の多
翼送風機の構造を示すものである。図において、１は多
翼送風機であり、空気取入口２を形成するベルマウス部
３と渦巻き部４とスロート部５からなり空気吐出口６を
持ったケーシング７と、ケーシング７に収納され主板８
と環状の側板９と複数のブレード１０を一体に形成した
羽根車１１と、羽根車１１に連結した駆動シャフト１２
とで構成されている。空気取入口２を形成するベルマウ
ス部３先端は駆動シャフト１２を軸として同心円状に構
成され、ベルマウス部３の曲率半径は各断面で同一形状
である。
の多翼送風機について説明する。図６〜図７は従来の多
翼送風機の構造を示すものである。図において、１は多
翼送風機であり、空気取入口２を形成するベルマウス部
３と渦巻き部４とスロート部５からなり空気吐出口６を
持ったケーシング７と、ケーシング７に収納され主板８
と環状の側板９と複数のブレード１０を一体に形成した
羽根車１１と、羽根車１１に連結した駆動シャフト１２
とで構成されている。空気取入口２を形成するベルマウ
ス部３先端は駆動シャフト１２を軸として同心円状に構
成され、ベルマウス部３の曲率半径は各断面で同一形状
である。
【０００５】以上のように構成された多翼送風機につい
て以下その動作を説明する。まず、シャフト１２に駆動
力が加わり羽根車１１が回転すると、空気取入口２から
空気を羽根車１１に吸い込み、複数のブレード１０で動
圧成分を昇圧し、ケーシング７内で動圧を静圧に回収し
た後、多翼送風機１外に空気吐出口６より吐出される。
て以下その動作を説明する。まず、シャフト１２に駆動
力が加わり羽根車１１が回転すると、空気取入口２から
空気を羽根車１１に吸い込み、複数のブレード１０で動
圧成分を昇圧し、ケーシング７内で動圧を静圧に回収し
た後、多翼送風機１外に空気吐出口６より吐出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では、ケーシング渦巻き部４のスロート部５付近で
羽根車１１と渦巻き部４との距離が狭く抵抗が大きくな
るために空気取入口２より羽根車１１に吸い込まれる流
入気流の流速が遅くなり、逆に吐出口６付近では流速が
速くなるといった周方向位置による流入気流流速の違い
が生じ、羽根車１１の各周方向位置による送風量が変化
し、送風性能を低下させる原因となる。
構成では、ケーシング渦巻き部４のスロート部５付近で
羽根車１１と渦巻き部４との距離が狭く抵抗が大きくな
るために空気取入口２より羽根車１１に吸い込まれる流
入気流の流速が遅くなり、逆に吐出口６付近では流速が
速くなるといった周方向位置による流入気流流速の違い
が生じ、羽根車１１の各周方向位置による送風量が変化
し、送風性能を低下させる原因となる。
【０００７】このため、多翼送風機１の送風性能が劣化
し、かつ騒音が増加するという問題があった。
し、かつ騒音が増加するという問題があった。
【０００８】本発明は、多翼送風機において空気取入口
から羽根車に流入する流入気流流速を周方向位置で均一
化し、送風性能を向上させ、送風騒音を低減させること
を目的とする。
から羽根車に流入する流入気流流速を周方向位置で均一
化し、送風性能を向上させ、送風騒音を低減させること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の多翼送風機は、空気取入口を形成するベル
マウスの曲率半径をスロート部側から空気吐出口側まで
羽根車の回転方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空
気吐出口側からスロート部側までは徐々に大きくなるよ
う変化させた構成を備えるものである。
に、本発明の多翼送風機は、空気取入口を形成するベル
マウスの曲率半径をスロート部側から空気吐出口側まで
羽根車の回転方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空
気吐出口側からスロート部側までは徐々に大きくなるよ
う変化させた構成を備えるものである。
【００１０】または、羽根車の回転軸からケーシングの
空気取入口を形成するベルマウス先端までの距離をスロ
ート部側から空気吐出口側まで羽根車の回転方向に徐々
に短くなるように変化させ、空気吐出口側からスロート
部側までは徐々に長くなるよう変化させた構成を備える
ものである。
空気取入口を形成するベルマウス先端までの距離をスロ
ート部側から空気吐出口側まで羽根車の回転方向に徐々
に短くなるように変化させ、空気吐出口側からスロート
部側までは徐々に長くなるよう変化させた構成を備える
ものである。
【００１１】この構成により、空気取入口より羽根車に
流入する流入気流流速は各周方向位置で均一化され、羽
根車が効率よく空気を吐出し、送風性能の劣化を抑え
る。
流入する流入気流流速は各周方向位置で均一化され、羽
根車が効率よく空気を吐出し、送風性能の劣化を抑え
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
空気取入口を形成するベルマウスを有する渦巻形のケー
シングと、前記ケーシングに収納され主板と環状の側板
と複数のブレードからなる羽根車と、前記羽根車に接続
された駆動用のシャフトとを備え、前記ベルマウスの曲
率半径をスロート部側から空気吐出口側まで前記羽根車
の回転方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出
口側からスロート部側までは徐々に大きくなるよう変化
させた多翼送風機であり、空気取入口より羽根車に流入
する流入気流がスロート部側ではベルマウスの曲率半径
が大きいために流入しやすく、このため流入気流流速は
各周方向位置で均一化するという作用を有する。
空気取入口を形成するベルマウスを有する渦巻形のケー
シングと、前記ケーシングに収納され主板と環状の側板
と複数のブレードからなる羽根車と、前記羽根車に接続
された駆動用のシャフトとを備え、前記ベルマウスの曲
率半径をスロート部側から空気吐出口側まで前記羽根車
の回転方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出
口側からスロート部側までは徐々に大きくなるよう変化
させた多翼送風機であり、空気取入口より羽根車に流入
する流入気流がスロート部側ではベルマウスの曲率半径
が大きいために流入しやすく、このため流入気流流速は
各周方向位置で均一化するという作用を有する。
【００１３】請求項２記載の発明は、空気取入口を形成
するベルマウスを有する渦巻形のケーシングと、前記ケ
ーシングに収納され主板と環状の側板と複数のブレード
からなる羽根車と、前記羽根車に接続された駆動用のシ
ャフトとを備え、前記シャフトから前記ケーシングのベ
ルマウス先端までの距離をスロート部側から空気吐出口
側まで前記羽根車の回転方向に徐々に短くなるように変
化させ、空気吐出口側からスロート部側までは徐々に長
くなるよう変化させた多翼送風機であり、スロート部側
で空気取り入れ口が大きいために空気が流入しやすく流
入気流流速を各周方向位置で均一化するという作用を有
する。
するベルマウスを有する渦巻形のケーシングと、前記ケ
ーシングに収納され主板と環状の側板と複数のブレード
からなる羽根車と、前記羽根車に接続された駆動用のシ
ャフトとを備え、前記シャフトから前記ケーシングのベ
ルマウス先端までの距離をスロート部側から空気吐出口
側まで前記羽根車の回転方向に徐々に短くなるように変
化させ、空気吐出口側からスロート部側までは徐々に長
くなるよう変化させた多翼送風機であり、スロート部側
で空気取り入れ口が大きいために空気が流入しやすく流
入気流流速を各周方向位置で均一化するという作用を有
する。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例について図１〜図５を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００１５】尚、従来例と同一構成の部分については重
複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
複をさけるため、同一符号を付けて説明を省略する。
【００１６】（実施例１）図１〜図３は本発明の実施例
１の多翼送風機を示すものである。
１の多翼送風機を示すものである。
【００１７】図１から図３において、１３は多翼送風機
であり、空気取入口１４を形成するベルマウス部１５と
渦巻き部１６とスロート部１７からなり空気吐出口１８
を持ったケーシング１９と、ケーシング１９に収納され
た羽根車１１と、羽根車１１に接続された駆動用のシャ
フト１２とで構成され、ケーシング１９のベルマウス１
５の曲率半径Ｒはスロート部１７側では曲率半径Ｒ１を
大きくし空気吐出口１８側では曲率半径Ｒ２を小さく
し、ベルマウス１５の曲率半径Ｒを羽根車１１の回転方
向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出口１８側
Ｒ２からスロート部１７側Ｒ１までは徐々に大きくなる
よう変化させた構造となっている。
であり、空気取入口１４を形成するベルマウス部１５と
渦巻き部１６とスロート部１７からなり空気吐出口１８
を持ったケーシング１９と、ケーシング１９に収納され
た羽根車１１と、羽根車１１に接続された駆動用のシャ
フト１２とで構成され、ケーシング１９のベルマウス１
５の曲率半径Ｒはスロート部１７側では曲率半径Ｒ１を
大きくし空気吐出口１８側では曲率半径Ｒ２を小さく
し、ベルマウス１５の曲率半径Ｒを羽根車１１の回転方
向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出口１８側
Ｒ２からスロート部１７側Ｒ１までは徐々に大きくなる
よう変化させた構造となっている。
【００１８】この構成により、駆動シャフト１２に駆動
力が加わり羽根車１１が回転すると、空気取入口１８か
ら空気を羽根車１１に吸い込み、複数のブレード１０で
動圧成分を昇圧し、ケーシング１９内で動圧を静圧に回
収した後、多翼送風機１３外に吐出される。
力が加わり羽根車１１が回転すると、空気取入口１８か
ら空気を羽根車１１に吸い込み、複数のブレード１０で
動圧成分を昇圧し、ケーシング１９内で動圧を静圧に回
収した後、多翼送風機１３外に吐出される。
【００１９】このとき、空気取入口１４より羽根車１１
に流入する流入気流がスロート部１７側ではベルマウス
１５の曲率半径が大きいために流入しやすくなり、空気
吐出口１８側でベルマウス１５の曲率半径が小さいため
に流入気流を抑制できる。また、ベルマウス１５の曲率
半径の変化を羽根車１１の回転方向にスロート部１７側
から空気吐出口１８側にかけ徐々に小さくし、空気吐出
口１８側からスロート部１７側にかけ徐々に小さくする
ことにより、空気取入口１４の形状が滑らかとなる。
に流入する流入気流がスロート部１７側ではベルマウス
１５の曲率半径が大きいために流入しやすくなり、空気
吐出口１８側でベルマウス１５の曲率半径が小さいため
に流入気流を抑制できる。また、ベルマウス１５の曲率
半径の変化を羽根車１１の回転方向にスロート部１７側
から空気吐出口１８側にかけ徐々に小さくし、空気吐出
口１８側からスロート部１７側にかけ徐々に小さくする
ことにより、空気取入口１４の形状が滑らかとなる。
【００２０】従って、流入気流流速は各周方向位置で均
一化され、羽根車１１が効率よく空気をケーシング１９
外に吐出し、送風性能を向上させ、送風騒音を低減させ
る。
一化され、羽根車１１が効率よく空気をケーシング１９
外に吐出し、送風性能を向上させ、送風騒音を低減させ
る。
【００２１】（実施例２）図４〜図５は本発明の実施例
２の多翼送風機を示すものである。
２の多翼送風機を示すものである。
【００２２】図４〜図５において、２０は多翼送風機で
あり、空気取入口２１を形成するベルマウス部２２と渦
巻き部２３とスロート部２４からなり空気吐出口２５を
持ったケーシング２６と、ケーシング２６に収納された
羽根車１１と、羽根車１１に接続された駆動用のシャフ
ト１２とで構成され、羽根車１１の回転軸からケーシン
グ２６のベルマウス２２先端までの距離Ｌを、スロート
部２４側Ｌ１から空気吐出口２５側Ｌ２まで羽根車１１
の回転方向に徐々に短くなるように変化させ、空気吐出
口２５側Ｌ２からスロート部２４側Ｌ１までは徐々に長
くなるよう変化させた構造となっている。
あり、空気取入口２１を形成するベルマウス部２２と渦
巻き部２３とスロート部２４からなり空気吐出口２５を
持ったケーシング２６と、ケーシング２６に収納された
羽根車１１と、羽根車１１に接続された駆動用のシャフ
ト１２とで構成され、羽根車１１の回転軸からケーシン
グ２６のベルマウス２２先端までの距離Ｌを、スロート
部２４側Ｌ１から空気吐出口２５側Ｌ２まで羽根車１１
の回転方向に徐々に短くなるように変化させ、空気吐出
口２５側Ｌ２からスロート部２４側Ｌ１までは徐々に長
くなるよう変化させた構造となっている。
【００２３】この構成により、スロート部２４側で空気
取入口２１が大きいために空気が流入しやすくなり、空
気吐出口２５側で空気取入口２１が小さいために空気が
流入が抑制される。さらに徐々に変化させることにより
流入気流流速を各周方向位置で均一化することが可能と
なり、羽根車１１が各周方向位置で効率よく空気をケー
シング２６外に吐出し、送風性能を向上させ送風騒音を
低減させることができる。
取入口２１が大きいために空気が流入しやすくなり、空
気吐出口２５側で空気取入口２１が小さいために空気が
流入が抑制される。さらに徐々に変化させることにより
流入気流流速を各周方向位置で均一化することが可能と
なり、羽根車１１が各周方向位置で効率よく空気をケー
シング２６外に吐出し、送風性能を向上させ送風騒音を
低減させることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気取入
口を形成するベルマウスを有する渦巻形のケーシング
と、前記ケーシングに収納され主板と環状の側板と複数
のブレードからなる羽根車と、前記羽根車に接続された
駆動用のシャフトとを備え、前記ベルマウスの曲率半径
をスロート部側から空気吐出口側まで前記羽根車の回転
方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出口側か
らスロート部側までは徐々に大きくなるよう変化させる
ことにより、空気取入口より羽根車に流入する流入気流
はスロート部側では曲率半径が大きいために従来よりも
空気が流入しやすく、このため流入気流流速は各周方向
位置で均一化され、羽根車が効率よく空気を吐出し、送
風性能を向上させ、送風騒音を低減させるという効果が
得られる。
口を形成するベルマウスを有する渦巻形のケーシング
と、前記ケーシングに収納され主板と環状の側板と複数
のブレードからなる羽根車と、前記羽根車に接続された
駆動用のシャフトとを備え、前記ベルマウスの曲率半径
をスロート部側から空気吐出口側まで前記羽根車の回転
方向に徐々に小さくなるよう変化させ、空気吐出口側か
らスロート部側までは徐々に大きくなるよう変化させる
ことにより、空気取入口より羽根車に流入する流入気流
はスロート部側では曲率半径が大きいために従来よりも
空気が流入しやすく、このため流入気流流速は各周方向
位置で均一化され、羽根車が効率よく空気を吐出し、送
風性能を向上させ、送風騒音を低減させるという効果が
得られる。
【００２５】また、シャフトからケーシングのベルマウ
ス先端までの距離をスロート部側から空気吐出口側まで
羽根車の回転方向に徐々に短くなるように変化させ、空
気吐出口側からスロート部側までは徐々に長くなるよう
変化させることによりスロート部側で空気取り入れ口が
大きいために空気が流入しやすく流入気流流速を各周方
向位置で均一化し、羽根車が効率よく空気をケーシング
外に吐出し、送風性能を向上させ送風騒音を低減させる
という効果が得られる。
ス先端までの距離をスロート部側から空気吐出口側まで
羽根車の回転方向に徐々に短くなるように変化させ、空
気吐出口側からスロート部側までは徐々に長くなるよう
変化させることによりスロート部側で空気取り入れ口が
大きいために空気が流入しやすく流入気流流速を各周方
向位置で均一化し、羽根車が効率よく空気をケーシング
外に吐出し、送風性能を向上させ送風騒音を低減させる
という効果が得られる。
【図１】本発明の実施例１による多翼送風機の断面図
【図２】図１のＡ−Ａ断面図
【図３】図２の曲率半径Ｒの変化を表す特性図
【図４】本発明の実施例２による多翼送風機の側面図
【図５】同多翼送風機の要部断面図
【図６】従来の多翼送風機の断面図
【図７】同従来例の断面図
１１ 羽根車 １２ 駆動用シャフト １３，２０ 多翼送風機 １４，２１ 空気取入口 １５，２２ ベルマウス部 １６，２３ 渦巻き部 １７，２４ スロート部 １８，２５ 空気吐出口 １９，２６ ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木田 琢己 大阪府東大阪市高井田本通４丁目２番５号 松下冷機株式会社内 Ｆターム(参考） 3H022 AA02 BA01 DA11 DA15 3H034 AA02 BB02 BB06 CC03 DD02 EE06 EE18 3H035 DD01 DD05
Claims (2)
- 【請求項１】 空気取入口を形成するベルマウスを有す
る渦巻形のケーシングと、前記ケーシングに収納され主
板と環状の側板と複数のブレードからなる羽根車と、前
記羽根車に接続された駆動用のシャフトとを備え、前記
ベルマウスの曲率半径をスロート部側から空気吐出口側
まで前記羽根車の回転方向に徐々に小さくなるよう変化
させ、空気吐出口側からスロート部側までは徐々に大き
くなるよう変化させた多翼送風機。 - 【請求項２】 空気取入口を形成するベルマウスを有す
る渦巻形のケーシングと、前記ケーシングに収納され主
板と環状の側板と複数のブレードからなる羽根車と、前
記羽根車に接続された駆動用のシャフトとを備え、前記
羽根車の回転軸から前記ケーシングのベルマウス先端ま
での距離をスロート部側から空気吐出口側まで前記羽根
車の回転方向に徐々に短くなるように変化させ、空気吐
出口側からスロート部側までは徐々に長くなるよう変化
させた多翼送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355648A JP2000179496A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 多翼送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355648A JP2000179496A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 多翼送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000179496A true JP2000179496A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18445058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10355648A Pending JP2000179496A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 多翼送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000179496A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677865B2 (en) | 2005-06-23 | 2010-03-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air purifier |
| KR101218690B1 (ko) * | 2010-07-09 | 2013-01-04 | 선문대학교 산학협력단 | 스크롤 케이스용 벨마우스 |
| WO2017199444A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 三菱電機株式会社 | 遠心送風機、空気調和装置および冷凍サイクル装置 |
| CN111279085A (zh) * | 2017-10-27 | 2020-06-12 | 三菱电机株式会社 | 离心送风机、送风装置、空调装置以及制冷循环装置 |
| WO2022128011A1 (de) * | 2020-12-17 | 2022-06-23 | Ziehl-Abegg Se | Ventilator und spiralgehäuse für einen ventilator |
-
1998
- 1998-12-15 JP JP10355648A patent/JP2000179496A/ja active Pending
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