JP2000175355A - 衛生洗浄装置の負荷制御装置 - Google Patents

衛生洗浄装置の負荷制御装置

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JP2000175355A
JP2000175355A JP34389298A JP34389298A JP2000175355A JP 2000175355 A JP2000175355 A JP 2000175355A JP 34389298 A JP34389298 A JP 34389298A JP 34389298 A JP34389298 A JP 34389298A JP 2000175355 A JP2000175355 A JP 2000175355A
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直樹 飴谷
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慶信 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の衛生洗浄装置の総使用電力量のピーク
値を制限可能な負荷制御装置を提供する。 【解決手段】 複数台の衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…で
同時に使用される電力量が屋内配電線3の供給電力量よ
りも大きいときは、各衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…への
電力配分を計算して、同時に消費される電力量が屋内配
電線3の許容される供給電力量以下に抑えるように構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の衛生洗浄装
置の総使用電力量のピーク値を制限する負荷制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛生洗浄装置の普及に伴い、デパ
ートやオフィスビル等に複数台の衛生洗浄装置を設置す
る機会が増えてきた。これは、デパートやオフィスビル
等、人の出入りが激しい場所には必然的に複数台の衛生
洗浄装置を設置する必要があるためであり、前記衛生洗
浄装置には、用便後の局部に適温の洗浄水を噴射して局
部を洗浄する機能をはじめとして、洗浄水を適温に加熱
・保温する機能や、洗浄部分を温風により乾燥させる機
能、内蔵したヒータによって便座を暖房する機能、更に
は、室内を暖房する機能等、様々な機能が具備されてい
る。したがって、前記衛生洗浄装置の様々な機能の制御
を細部にわたり連携して行うために、前記衛生洗浄装置
には、一般的にマイクロコンピュータよりなるコントロ
ーラが備えられている。
【0003】図10は前記複数台の衛生洗浄装置A1
8 をデパートやオフィスビル等に設置した状態を示す
一例であり、1は衛生洗浄装置A1 〜A8 の便座を示
し、2は前記衛生洗浄装置A1 〜A8 個々に具備され
て、様々な機能を制御する前述したコントローラであ
る。3は前記複数台の衛生洗浄装置A1 〜A8 に電力を
供給する屋内配電線を示している。
【0004】図10に示す衛生洗浄装置A1 〜A8 群を
使用する場合は、前記コントローラ2の図示しない操作
パネルを操作することにより、例えば、衛生洗浄装置A
3 は便座1を適温に暖房し、またある衛生洗浄装置A7
は図示しないノズルから局部に向けて所定温度の洗浄水
を噴出する。
【0005】このように、複数台設置される衛生洗浄装
置A1 〜A8 は、屋内配電線3から供給される電力を利
用して、個別に装備される様々な機能をコントローラ2
によって個々に制御し、使用者が衛生洗浄装置A1 〜A
8 を快適に使用できるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記衛生洗浄装置A1
〜A8 は前述したとおり、洗浄機能をはじめとして、多
くの便利な機能を有しているため、衛生洗浄装置A1
8 を複数台同時に使用するというような場合には非常
に多くの電力が必要となる。しかしながら、前記衛生洗
浄装置A1 〜A8 は、一般的に、図示しない変電設備か
ら配電線およびトランスを通して、前記デパートやオフ
ィスビル等に供給される電力を、建物内に設置される配
電盤によって幾筋かの屋内配電線に細分化し、該屋内配
電線から供給される電力を図10に示すように、複数台
の衛生洗浄装置A1 〜A8 で利用するよう構成されてい
る。
【0007】このとき、図10に示す屋内配電線3に
は、前記配電盤で設定された範囲(上限)の電力量が供
給されるため、例えば、屋内配電線3に供給される許容
電力量が2kW、そして、1台の衛生洗浄装置の最大使
用電力が500Wとすると、前記衛生洗浄装置を最大使
用電力で7台同時に使用した場合には、必要な電力量が
3.5kWとなり、屋内配電線3が供給する電力量2k
Wを大幅に越えてしまう。
【0008】こうした場合、前記建物内においては、図
10に示す屋内配電線3が過熱(オーバーヒート)し
て、発煙,発火等が生じたり、また、建物全体の消費電
力がトランスの定格を越えた場合にはブレーカが作動し
て、前記衛生洗浄装置A1 〜A 8 の使用のみならず、建
物内のあらゆる電気機器の使用ができなくなるといった
不具合があった。
【0009】本発明は前記問題点を解決するようにした
もので、複数台の衛生洗浄装置で消費される総消費電力
量が、屋内配電線の供給電力量を越えることのないよう
構成した。
【0010】
【問題を解決するための手段】請求項1記載の負荷制御
装置は、衛生洗浄装置の負荷制御情報を受信する手段
と、前記負荷制御情報から接続された衛生洗浄装置の台
数を認識する手段と、予め同時に制御可能な衛生洗浄装
置の台数を記憶する手段と、前記接続された衛生洗浄装
置の台数が、同時に制御可能な台数よりも多い場合、前
記接続された衛生洗浄装置の必要総通電量を常時計算す
る手段と、前記計算した必要総通電量がある一定の電力
量を上回ったとき、各衛生洗浄装置へ通電する電力配分
を計算する手段と、前記計算した電力配分を各衛生洗浄
装置に送信する手段とから構成した。
【0011】請求項2記載の負荷制御装置は、電力配分
を計算する手段を、各衛生洗浄装置に通電する通電量を
時間分割することにより、衛生洗浄装置の必要総通電量
が常時、ある一定の電力量以下に抑えられるように構成
した。
【0012】請求項3記載の負荷制御装置は、電力配分
を計算する手段を、各衛生洗浄装置に通電する通電量を
パワー分割することにより、衛生洗浄装置の必要総通電
量が常時、ある一定の電力量以下に抑えられるように構
成した。
【0013】請求項4記載の負荷制御装置は、衛生洗浄
装置と一体的に取付けられ、衛生洗浄装置の負荷制御状
態を監視する手段と、前記衛生洗浄装置の負荷制御状態
を他の衛生洗浄装置に送信する手段と、予め、同時に制
御可能な衛生洗浄装置の台数を記憶する手段と、他の衛
生洗浄装置の負荷制御状態を受信する手段と、前記受信
した他の衛生洗浄装置の負荷制御状態から負荷通電量制
御中にある衛生洗浄装置の台数を認識し、同時に制御可
能な衛生洗浄装置の台数より少ない場合のみ、一体的に
取付けた衛生洗浄装置の負荷を制御する手段とから構成
した。
【0014】請求項5記載の負荷制御装置は、衛生洗浄
装置と一体的に取付けられ、該衛生洗浄装置の負荷に通
電する節電時の通電量を設定する手段と、前記節電時の
通電量と通常時の通電量の何れかを選択する手段と、該
選択された通電量となる通電パターンで衛生洗浄装置の
負荷を制御する旨の信号を送信する手段とから構成し
た。
【0015】請求項6記載の負荷制御装置は、衛生洗浄
装置の負荷を制御する旨の信号を送信する手段を、衛生
洗浄装置の各負荷に通電する通電量を時間分割すること
により通電パターンを作成し、各負荷の必要総通電量が
常時、節電時の通電量以下に抑えられるように構成し
た。
【0016】請求項7記載の負荷制御装置は、衛生洗浄
装置の負荷を制御する旨の信号を送信する手段を、衛生
洗浄装置の各負荷に通電する通電量をパワー分割するこ
とにより通電パターンを作成し、各負荷の必要総通電量
が常時、節電時の通電量以下に抑えられるように構成し
た。
【0017】請求項8記載の負荷制御装置は、衛生洗浄
装置の負荷を制御する旨の信号を送信する手段を、負荷
の制御にフリッカーが発生した場合、前記通電パターン
の変更を行う機能を備えて構成した。
【0018】請求項9記載の負荷制御装置は、節電時の
通電量を設定する手段を、通常時の通電量に対する節電
割合を任意数設定できるように構成した。
【0019】請求項10記載の負荷制御装置は、節電時
の通電量と通常時の通電量の何れかを選択する手段を、
節電時と通常時の通電量を切換える操作部と、該操作部
の切換状態を示す信号を出力する手段と、前記切換状態
を示す信号より現在の通電状態を表示する手段とから構
成した。
【0020】本発明の衛生洗浄装置における負荷制御装
置は、複数台の衛生洗浄装置で同時に消費される電力量
を、前記衛生洗浄装置に電力を供給する電力線(屋内配
電線)の供給電力以下に抑制することにより、前記電力
線の発煙や発火等を確実に防止することを可能とした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3により説明する。図1は本発明の衛生洗浄装
置における負荷制御装置Bと、これに接続される複数台
の衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…を示すブロック図であ
る。図1において、4は前記衛生洗浄装置A1 ,A2
…からの負荷制御情報を受信する受信手段であり、5は
前記衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…を最大電力で使用した
とき、屋内配電線3から供給される電力量で制御可能な
衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の台数を、例えば、設定ス
イッチ6により設定して記憶する記憶手段を示し、7は
前記受信手段4より受信した衛生洗浄装置A1 ,A2
…の負荷制御情報から、接続される衛生洗浄装置A 1
2 ,…の台数を認識する接続台数認識手段である。
【0022】8は前記接続台数認識手段7が認識した衛
生洗浄装置A1 ,A2 ,…の接続台数が、記憶手段5に
記憶した制御可能台数よりも多い場合のみ、受信手段4
で受信した衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の負荷制御情報
等から、前記衛生洗浄装置A 1 ,A2 ,…の負荷を制御
するために現在必要な総電力量を算出する必要電力量算
出手段を示す。9は前記算出した必要電力量が屋内配電
線3から供給される電力量よりも多い場合のみ、接続さ
れる各衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…に通電する電力配分
を計算する電力配分計算手段を示し、10は前記電力配
分計算手段9で計算した電力配分データを各衛生洗浄装
置A1 ,A2 ,…に向けて送信する送信手段である。
【0023】前記負荷制御装置Bに接続される衛生洗浄
装置A1 ,A2 ,…は、図1に示すように、サーミスタ
11で測定した、局部洗浄水の温度,洗浄後に局部を乾
燥させる温風,便座1,室内の温度と、コントローラ2
上の操作パネル(図示せず)に設置した温度調節ボリュ
ーム12を操作することにより任意に設定した設定温度
情報(局部洗浄水,温風,便座1,室内のそれぞれの目
標温度)を入力する入力手段13と、前記入力した洗浄
水,温風,便座1,室内の温度データからノイズ成分を
除去するフィルタ14と、ノイズ成分を除去した前記各
温度データと設定温度情報から、前記洗浄水,温風,便
座1,室内を加熱,暖房するヒータ15(局部洗浄水,
温風,便座1,室内を加熱(暖房)する各ヒータはそれ
ぞれ別物であるが、ここでは説明の都合上ヒータ15に
統一する。)に通電する通電量を演算処理する通電量演
算手段16、および該演算処理した通電量でヒータ15
を制御するヒータ制御手段17と、衛生洗浄装置A1
2 ,…と負荷制御装置Bとの間でデータを送受信する
送信手段18,受信手段19とから構成されて、前記衛
生洗浄装置A1 ,A2 ,…は負荷制御装置Bと電気的に
接続される。
【0024】つづいて、前記負荷制御装置Bにおける衛
生洗浄装置A1 ,A2 ,…の各ヒータの制御動作を図2
を用いて説明する。まず最初に図1に示す負荷制御装置
Bは、図示しない電源スイッチを投入することにより、
図2のステップS1 にて、マイクロコンピュータ内のR
AMの初期化,I/O設定,割り込み処理の設定等の初
期化処理を行う。
【0025】その後、作業者はステップS2 において、
衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…を最大電力で使用した時
に、屋内配電線3から供給される電力で制御可能な前記
衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の台数を、図1に示す設定
スイッチ6により記憶手段5に予め記憶させる。そし
て、ステップS3 において、負荷制御装置Bに接続され
る各衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の負荷制御情報(通電
量演算手段16で演算処理した通電量情報)を受信手段
4より取込む(ステップS3 )。接続台数認識手段7は
前記受信した負荷制御情報を基に、接続された衛生洗浄
装置A1 ,A2 ,…の台数を認識(ステップS4 )し、
記憶手段5に記憶される衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の
制御可能台数と比較する(ステップS5 )。
【0026】前記衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…の接続台
数が制御可能台数より少ないときは、ステップS6 に移
行して、衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…のヒータ制御手段
17が、通電量演算手段16で演算処理した通電量でヒ
ータ15を制御することを許可する旨の信号(以下、通
電許可信号という)を送信手段10を介して各衛生洗浄
装置A1 ,A2 ,…に送信する。
【0027】これを受信したヒータ制御手段17は、通
電量演算手段16で演算処理した通電量でヒータ15を
制御することにより、局部洗浄水の温度,局部を乾燥さ
せる温風温度,便座1の温度、および室内温度を温度調
節ボリューム12で設定したそれぞれの温度(使用者が
所望する温度)まで加熱または暖房する。
【0028】ステップS5 において、衛生洗浄装置
1 ,A2 ,…の接続台数が制御可能台数より多いとき
は、ステップS7 に移行して、各衛生洗浄装置A1 ,A
2 ,…の送信手段18を介して送信される負荷制御情報
(通電量演算手段16により演算処理した通電量情報)
から、全衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…のヒータ15で現
在必要とされる通電量を計算する。
【0029】そして、前記計算した必要通電量が屋内配
電線3から供給される電力量よりも多いか少ないかをス
テップS8 にて判定し、少なかった場合は、ステップS
6 の通電許可信号の送信を行う。これを受信した各衛生
洗浄装置A1 ,A2 ,…のヒータ制御手段17は、前述
したと同様に、通電量演算手段16で演算処理した通電
量でヒータ15を制御して、局部洗浄水,温風,便座
1,室内を所望の温度に加熱,暖房する。一方、ステッ
プS8 において、必要通電量が屋内配電線3の電力量よ
りも多かった場合は、ステップS9 において、各衛生洗
浄装置A1 ,A2,…に通電する電力配分を計算する。
【0030】前記衛生洗浄装置A1 ,A2 ,…に通電す
る電力配分は、図3(a)に示す時間分割または同図
(b)に示すパワー分割によって行うものであり、前記
時間分割による通電量の配分とは、屋内配電線3の供給
電力のいわゆるオン/オフ制御を、負荷制御装置Bに接
続した複数台の衛生洗浄装置(図3(a)の場合は3台
(A1 ,A2 ,A3 ))間で連携して行うものである。
つまり、屋内配電線3から供給される交流電力波形がゼ
ロクロス点を通過する度に、電力を供給する衛生洗浄装
置A1 ,A2 ,A3 を順次切換えて、同時に消費される
電力量を屋内配電線3の許容電力量以下に制限する。
【0031】同図(b)のパワー分割による通電量の配
分とは、いわゆるチョッパー制御による供給電力の制御
を、複数台の衛生洗浄装置(図3(b)の場合は3台
(A1,A2 ,A3 ))間で連携して行うものであり、
供給電力の半波分を接続した衛生洗浄装置の台数分で分
割してそれぞれ使用することにより、同時に必要とされ
る消費電力を屋内配電線3の許容電力量以下に制限す
る。
【0032】前記パワー分割による通電量の配分は時間
分割による通電量の配分と比較して、供給電力の半波分
を、接続した衛生洗浄装置の台数で分割して使用するた
め、供給電力量を細かく設定することができる。すなわ
ち、パワー分割による通電量の配分は、微小な温度制御
が可能であるため、例えば、非常にワット密度の大きな
負荷(フル通電時に供給電力量を上回って電力を消費す
る負荷)の制御に使用することが可能となる。
【0033】一方、時間分割による通電量の配分は、パ
ワー分割による通電量の配分と比較して、交流電力のゼ
ロクロス点でのみオン/オフの切換えを行うため、ノイ
ズの発生が少なく、該ノイズを除去するフィルタ回路等
を別途設ける必要がなくなり、装置を小型化できるとと
もに、製造コストを大幅に低減することができる。
【0034】図2のステップS9 でヒータ15に通電す
る電力配分が計算されると、該電力配分データは、送信
手段10を介して各衛生洗浄装置A1 ,A2 ,A3 の受
信手段19よりヒータ制御手段17に送られる。これに
より各衛生洗浄装置A1 ,A 2 ,A3 のヒータ制御手段
17は、通電量演算手段16で演算処理した電力量を電
力配分データ(図3参照)どおりに通電して、それぞれ
のヒータ15を制御し、局部洗浄水,温風,便座1およ
び室内を使用者が温度設定用ボリューム12で設定した
温度に加熱,暖房する。
【0035】一方、負荷制御装置Bは図2のステップS
10で電力配分データを送信すると、再び、ステップS2
の制御可能台数の記憶動作まで戻り、それ以降の動作を
順次繰返して行う。然るに、前記ステップS2 の制御可
能台数の記憶は、図1に示す設定スイッチ6等で一旦記
憶手段5に記憶させれば、再度作業者が設定スイッチ6
等を操作して制御可能台数を設定する必要はなく、制御
可能台数が変化した必要時のみ操作スイッチ6を操作し
て制御可能台数を設定変更すればよいものである。
【0036】本発明は以上説明したように構成されるた
め、負荷制御装置Bに接続される衛生洗浄装置A1 ,A
2 ,…において同時に使用される総電力量は、図3
(a)に示す時間分割、または、同図(b)に示すパワ
ー分割により、屋内配電線3の許容電力量以下に抑制さ
れて、屋内配電線3が過熱することにより、発煙,発火
等が発生するのを未然に防止することができる。
【0037】つづいて、図4,5により本発明の第2実
施例について説明する。なお、図4において、図1と同
一部品は同一符号を付して説明する。図4は本発明の第
2実施例における負荷制御装置C1 ,C2 ,…を示して
おり、衛生洗浄装置D1 ,D 2 ,…と一体的に取付けら
れている。前記負荷制御装置C1 ,C2 ,…は、他の衛
生洗浄装置からの負荷制御状態を受信する受信手段4
と、衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…を最大電力(実使用上
の最大消費電力)で使用したとき、屋内配電線3の許容
電力量で制御可能な衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…の台数
を、設定スイッチ6により設定して記憶する記憶手段5
と、前記受信手段4より受信した負荷制御状態から、ヒ
ータ通電量制御中にある衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…の
台数を認識する動作台数認識手段20と、各衛生洗浄装
置D1 ,D2 ,…の負荷制御状態を監視する負荷監視手
段21、および該負荷監視手段21で監視した負荷制御
状態を他の衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…に送信する送信
手段10とから構成されている。
【0038】そして、前記負荷制御装置C1 ,C2 ,…
により衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…の負荷を制御する場
合は、図5に示すように、ステップS21でコンピュータ
内のRAMの初期化,I/O設定,割り込み処理の設定
等初期化処理を行うと、ステップS22にて、図4に示す
記憶手段5に制御可能な衛生洗浄装置の台数を記憶す
る。つづいて、負荷制御装置C1 ,C2 ,…は、他の衛
生洗浄装置の負荷監視手段21でヒータ制御手段17を
監視することにより得た負荷制御状態を受信手段4から
取込むと(ステップS23)、ステップS24にてヒータ通
電量制御中にある他の衛生洗浄装置の台数を認識する。
【0039】そして、前記ヒータ15の通電量制御中に
ある衛生洗浄装置の台数が、記憶手段5に記憶された制
御可能台数よりも多いときは、ステップS23の負荷制御
状態の取込動作まで戻る。前記ヒータ15の通電量制御
中にある衛生洗浄装置の台数が記憶手段5に記憶された
制御可能台数よりも少ないときは、ステップS26に移行
して、自身と一体的に構成された衛生洗浄装置に通電許
可信号を送信する。
【0040】これを受信した衛生洗浄装置のヒータ制御
手段17は、通電量演算手段16で演算処理した通電量
でヒータ15を制御し、局部洗浄水,温風,便座1,室
内の温度を使用者の所望する温度となるよう加熱,暖房
することができる。すなわち、図4に示す負荷制御装置
1 ,C2 ,…は、予め記憶手段5に記憶した制御可能
台数に現在、ヒータ15の通電量制御中の衛生洗浄装置
の台数が達していない場合のみ、ヒータ制御手段17に
より負荷を制御し、前記制御可能台数に現在、ヒータ1
5の通電量制御中にある衛生洗浄装置の台数が達してい
る場合には、他の衛生洗浄装置のヒータ通電量制御動作
が終了するまで待機して、前記他の衛生洗浄装置のヒー
タ通電量制御動作が終了してから、自身と一体的に取付
けられた衛生洗浄装置の負荷を制御するように構成し
た。
【0041】これにより、図4に示す負荷制御装置
1 ,C2 ,…は、衛生洗浄装置D1 ,D2 ,…の負荷
を制御する際に、屋内配電線3の供給電力量を超えて電
力を消費することにより、配電線3が過熱損傷するとい
った問題を確実に阻止することができる。
【0042】図6は本発明の第3実施例における負荷制
御装置Eを示すブロック図であり、図中、22は衛生洗
浄装置Dのヒータ15に、通電量演算手段16で演算処
理した通電量(衛生洗浄装置Dの全負荷が現在必要とす
る通電量)の何割分を節電するのか(または、何割分を
通電するのか)を任意に設定できる節電量設定手段を示
している。23は前記節電量設定手段22で設定した節
電時の通電量と通電量演算手段16で演算処理した通電
量のどちらでヒータ15を制御するのかを選択する通電
量選択手段であり、24は前記通電量選択手段23で選
択した通電量でヒータ15を制御する旨の信号をヒータ
制御手段17に送信する通電量信号出力手段である。前
記節電量設定手段22および通電量選択手段23は、図
10に示す衛生洗浄装置Dのコントローラ2上の図示し
ない操作パネル上に、所定のボリュームおよびスイッチ
等を配置することにより構成すればよい。
【0043】図6に示す負荷制御装置Eは、図7に示す
ステップS31において、コンピュータ内のRAMの初期
化,I/O設定,割り込み処理の設定等の初期化処理を
行うと、ステップS32で、衛生洗浄装置Dのコントロー
ラ2上に設置した操作パネル上のボリュームを操作する
ことにより、節電時のヒータ15への通電量を、例え
ば、60%と設定する。つづいて、ステップS33におい
て、同じく操作パネル上に設けたスイッチを操作(ステ
ップS34)することによって、ヒータ15への通電量を
節電するか否かの選択する。この選択の結果、節電をし
ないのであればステップS35に以降して、通電量信号出
力手段24はヒータ制御手段17に対して、通電量演算
手段16で演算処理した通電量(衛生洗浄装置Dの全負
荷が現在必要とする通電量)でヒータ15を制御してよ
い旨の信号(通電許可信号)を出力する。
【0044】この信号を受信したヒータ制御手段17
は、通電量演算手段16で演算処理した通電量でヒータ
15を制御することによって、局部洗浄水,温風,便座
1,室内を適温に加熱,暖房することができる。
【0045】また、ステップS34で節電を選択した場合
は、ステップS36に移行して、通電量信号出力手段24
は、通電量演算手段16から取込んだ通電量情報を、前
記操作パネル上のボリュームで設定した節電時の通電量
(60%)情報にしたがって、ヒータ15に通電する通
電量が通電量演算手段16で演算処理した通電量の60
%となるような通電パターンを作成し、これをヒータ制
御手段17に出力する(ステップS37)。
【0046】ヒータ制御手段17は前記通電パターンに
したがってヒータ15を制御するのであるが、前記通電
パターンの作成は、図8(a)に示す時間分割もしく
は、同図(b)に示すパワー分割により行われる。つま
り、図8(a)に示す時間分割による通電パターンは、
各衛生洗浄装置Dに供給される節電時の電力波形がゼロ
クロス点を通過する度に、電力を供給する負荷(局部洗
浄水,温風,便座1,室内を加熱,暖房するそれぞれの
ヒータ15)を切換えて、同時に消費される電力量を節
電時に衛生洗浄装置Dに供給される電力量以下に制限す
るよう作成される。
【0047】このとき、前記作成した通電パターンでヒ
ータ15を制御した結果、ヒータ15にフリッカーが発
生した場合には、前記通電量信号出力手段24はヒータ
制御手段17を介してこれを確認し、前記作成した通電
パターンは無効であると判断して、通電パターンの変更
を行う。すなわち、局部洗浄水,温風,便座1,室内を
加熱,暖房するそれぞれのヒータ15に通電する通電量
はそのままで、各ヒータ15に通電する通電量のオン/
オフタイミングを変更する。これにより、ヒータ15は
フリッカーを発生することなく、局部洗浄水,温風,便
座1,室内を節電時の通電量で、所望する温度に加熱,
暖房することができる。
【0048】図8(b)は衛生洗浄装置Dに供給される
節電時の電力量をパワー制御により各ヒータ15に通電
する通電パターンを作成したものであり、節電時の供給
電力(図8(b)の場合は各半波電力の60%)を、局
部洗浄水を加熱するヒータ,温風を加熱するヒータ,便
座1を暖房するヒータ、および、室内を暖房するヒータ
で分割してそれぞれ使用することにより、同時に必要と
される消費電力を、節電時の供給電力以下に制限するも
のである。
【0049】そして、図8(b)に示す通電パターンで
制御されたヒータ15は、局部洗浄水,温風,便座1,
室内を適温に加熱,暖房する。なお、図8に示す交流電
力波形は多数存在する通電パターンのうちの一例を示す
ものであり、実線は通電状態を示し、点線は非通電状態
を示している。その後、図6に示す負荷制御装置Eは、
図7のステップS32の節電時の通電量設定まで戻り、再
び、前述したと同様の動作を繰返し行う。
【0050】前述したように、図6に示す負荷制御装置
Eは、衛生洗浄装置D1台当たりの消費電力量を抑制す
ることにより、図10に示す屋内配電線3に多数の衛生
洗浄装置を接続した場合でも、その総消費電力量を屋内
配電線3の供給電力量以下に制限することが可能とな
り、前記屋内配電線3が過熱により発煙もしくは発火す
るといった不足の事態が生じる危険性を確実に抑制する
ことができる。
【0051】なお、前記負荷制御装置Eは、各負荷(局
部洗浄水,温風,便座1,室内を加熱,暖房するそれぞ
れのヒータ15)毎に節電時と通常時の切換えの設定が
行える様に構成してもよい。
【0052】図9は図6に示す通電量選択手段23の構
成を示すブロック図であり、節電状態と通常状態の切換
えを行う、例えば、押ボタンスイッチからなる操作部2
5と、前記操作部25の切換状態(押ボタンスイッチが
押されているか否か)を監視して、その状態に応じた信
号を送信する切換状態監視手段26と、該状態信号を受
信して押ボタンスイッチの切換状態を使用者に認識させ
る、例えば、LEDやデジタル表示板からなる表示部2
7とから前記通電量選択手段23は構成されている。
【0053】ここで、前記LEDやデジタル表示板から
なる表示部27を、例えば、衛生洗浄装置Dの操作パネ
ル上に配置すれば、前記操作部25の切換状態を、表示
部27にLEDを使用した場合は、節電状態で動作して
いるときは点灯して、通常状態(節電しない状態)で動
作しているときは消灯させたり、デジタル表示板を使用
した場合は、具体的に文字表示により節電状態であるの
か通常状態であるのかを表示することにより、使用者
は、現在の衛生洗浄装置Dがどのような状態で動作して
いるのかを容易に知ることができる。
【0054】なお、図6に示す負荷制御装置Eは、節電
時の通電量を通常時の通電量の60%に設定した場合に
ついて説明したが、前記節電時の通電量は、使用者の望
む任意数(例えば、40,50,60%の3通り)同時
に設定して、衛生洗浄装置Dの設置状況に応じて任意に
切換えるようにしてもよい。この場合、前記任意数の通
電量を切換えるために、図9に示す通電量選択手段23
の操作部25は、前記任意数(40,50,60%)の
設定を切換えることの可能な構造のスイッチを採用し、
また、表示部27にLEDを使用した場合には、前記設
定の切換状態に応じて、輝度を変更させるなどの手段を
講じるとよい。
【0055】また、本発明の負荷制御装置B,C1 ,C
2 ,…,Eは、図2,5,7の説明において、衛生洗浄
装置A1 ,A2 ,…,D1 ,D2 ,…,Dに具備したヒ
ータの制御動作を例にとり説明したが、本発明はこれに
限定することなく、負荷の制御が可能なあらゆる機器に
使用可能であることは言うまでもない。
【0056】本発明の衛生洗浄装置における負荷制御装
置は、屋内配電線に接続した衛生洗浄装置の総消費電力
量を、屋内配電線の許容供給電力量以下に制限するよう
構成したので、前記屋内配電線に規定値以上の電力が流
れることはなく、屋内配電線が過熱等により発煙,発火
等の事故を発生させることを確実に阻止することができ
る。
【0057】
【発明の効果】請求項1に示す衛生洗浄装置の負荷制御
装置は、複数台の衛生洗浄装置で同時に使用される電力
量が屋内配電線の供給電力量よりも大きいときは、各衛
生洗浄装置への電力配分を計算して、同時に消費される
電力量が屋内配電線の許容される供給電力量以下に抑え
るように構成したので、屋内配電線には事前設定した電
力量を円滑に流すことができ、屋内配電線の安全性を確
実に確保することができる。
【0058】請求項2に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、各衛生洗浄装置への電力配分を時間分割すること
によって、複数台の衛生洗浄装置で同時に消費される電
力量を抑制するため、前記電力配分時に発生するノイズ
は極力少なく、前記ノイズを除去するための回路を別に
設ける必要がないため、装置を小型化できるとともに、
製造コストを低減でき、至便である。
【0059】請求項3に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、衛生洗浄装置への電力配分をパワー分割すること
によって、複数台の衛生洗浄装置で同時に消費される電
力量を抑制するため、例えば、ワット密度の非常に大き
な負荷を備えた衛生洗浄装置を制御する場合にも、的確
に対応することが可能となる。
【0060】請求項4に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、複数台の衛生洗浄装置で同時に使用される電力量
が屋内配電線の供給電力量よりも大きい場合、複雑な計
算を行う手段を有することなく、同時に消費される電力
量を屋内配電線の供給電力量以下に抑えることができる
ため、機構を簡易化でき製造が容易となる。
【0061】請求項5に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、節電時に衛生洗浄装置に供給される電力量を予め
設定しておき、通常使用状態と節電使用状態を使用者の
好みに応じて任意に切換可能に構成したので、各衛生洗
浄装置で消費される電力量を衛生洗浄装置の設置状況に
応じて容易に変更することができ、利便である。
【0062】また、請求項5に示す衛生洗浄装置の負荷
制御装置は、各負荷毎に通常使用状態と節電使用状態の
切換えが行えるように構成したので、あらゆる使用者の
ニーズに対応することが可能となり、使用者はより快適
に衛生洗浄装置を使用することができる。
【0063】さらに、請求項4,5に示す衛生洗浄装置
の負荷制御装置は、衛生洗浄装置と一体的に取付けてこ
れを制御するように構成したので、負荷制御装置を配設
する新たな空間を特別に用意する必要はなく、従来の衛
生洗浄装置が配置された空間をそのまま利用して容易に
使用することができる。
【0064】請求項6に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、各負荷への電力配分を時間分割することによっ
て、複数の負荷で同時に消費される電力量を抑制するた
め、前記電力配分時に発生するノイズを極力少なくし
て、前記複数の負荷で同時に消費される電力量を、節電
時の供給電力量以下に制限することができる。
【0065】請求項7に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、各負荷への電力配分をパワー分割することによっ
て、複数の負荷で同時に消費する電力量を抑制するの
で、ワット密度の非常に大きな負荷をはじめとした多数
の負荷を、既存の住宅設備に新規に配線工事等を行うこ
となく、供給電力量以下で良好に制御することが可能と
なる。
【0066】請求項9に示す衛生洗浄装置の負荷制御装
置は、節電時の通電量を任意数設定可能であるため、使
用者は屋内配電線の供給電力と設置された衛生洗浄装置
の台数に応じて、各衛生洗浄装置の節電量を迅速,容易
に変更することができ利便である。
【0067】請求項10に示す衛生洗浄装置の負荷制御
装置は、衛生洗浄装置の使用状態(節電状態か通常状態
か)を具体的に表示する手段を有するため、使用者は現
在の衛生洗浄装置がどのような状態で動作しているのか
を的確に認識でき、安心してこれを使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生洗浄装置の負荷制御装置を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の衛生洗浄装置の負荷制御装置における
ヒータ制御動作を示すフローチャートである。
【図3】通電量制御動作を説明する交流電力の波形図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例として示す負荷制御装置の
ブロック図である。
【図5】第2実施例の負荷制御装置におけるヒータ制御
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例として示す負荷制御装置の
ブロック図である。
【図7】第3実施例の負荷制御装置におけるヒータ制御
動作を示すフローチャートである。
【図8】第3実施例における通電量制御動作を説明する
交流電力の波形図である。
【図9】第3実施例における通電量選択手段を示すブロ
ック図である。
【図10】屋内配電線と衛生洗浄装置の接続状態を示す
状態図である。
【符号の説明】
1 便座 2 コントローラ 3 屋内配電線 4,19 受信手段 5 記憶手段 7 接続台数認識手段 8 必要通電量計算手段 9 電力配分計算手段 10,18 送信手段 15 負荷 16 通電量演算手段 17 負荷制御手段 20 動作台数認識手段 21 負荷監視手段 22 節電量設定手段 23 通電量選択手段 24 通電量信号出力手段 25 操作部 26 切換状態監視手段 27 表示部 A,D 衛生洗浄装置 B,C,E 負荷制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊佐治 伸司 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 Fターム(参考) 2D038 JF00 JH11 KA21 5G066 KA01 KA11 KD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生洗浄装置の負荷制御情報を受信する
    手段と、前記負荷制御情報から接続された衛生洗浄装置
    の台数を認識する手段と、予め同時に制御可能な衛生洗
    浄装置の台数を記憶する手段と、前記接続された衛生洗
    浄装置の台数が、同時に制御可能な台数よりも多い場
    合、前記接続された衛生洗浄装置の必要総通電量を常時
    計算する手段と、前記計算した必要総通電量がある一定
    の電力量を上回ったとき、各衛生洗浄装置へ通電する電
    力配分を計算する手段と、前記計算した電力配分を各衛
    生洗浄装置に送信する手段とから構成したことを特徴と
    する衛生洗浄装置の負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電力配分を計算する手段は、各衛生
    洗浄装置に通電する通電量を時間分割することにより、
    衛生洗浄装置の必要総通電量が常時、ある一定の電力量
    以下に抑えられることを特徴とする請求項1記載の衛生
    洗浄装置の負荷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電力配分を計算する手段は、各衛生
    洗浄装置に通電する通電量をパワー分割することによ
    り、衛生洗浄装置の必要総通電量が常時、ある一定の電
    力量以下に抑えられることを特徴とする請求項1記載の
    衛生洗浄装置の負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 衛生洗浄装置と一体的に取付けられ、衛
    生洗浄装置の負荷制御状態を監視する手段と、前記衛生
    洗浄装置の負荷制御状態を他の衛生洗浄装置に送信する
    手段と、予め、同時に制御可能な衛生洗浄装置の台数を
    記憶する手段と、他の衛生洗浄装置の負荷制御状態を受
    信する手段と、前記受信した他の衛生洗浄装置の負荷制
    御状態から負荷通電量制御中にある衛生洗浄装置の台数
    を認識し、同時に制御可能な衛生洗浄装置の台数より少
    ない場合のみ、一体的に取付けた衛生洗浄装置の負荷を
    制御する手段とから構成したことを特徴とする衛生洗浄
    装置の負荷制御装置。
  5. 【請求項5】 衛生洗浄装置と一体的に取付けられ、該
    衛生洗浄装置の負荷に通電する節電時の通電量を設定す
    る手段と、前記節電時の通電量と通常時の通電量の何れ
    かを選択する手段と、該選択された通電量となる通電パ
    ターンで衛生洗浄装置の負荷を制御する旨の信号を送信
    する手段とから構成したことを特徴とする衛生洗浄装置
    の負荷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記衛生洗浄装置の負荷を制御する旨の
    信号を送信する手段は、衛生洗浄装置の各負荷に通電す
    る通電量を時間分割することにより通電パターンを作成
    し、各負荷の必要総通電量が常時、節電時の通電量以下
    に抑えられるようにしたことを特徴とする請求項5記載
    の衛生洗浄装置の負荷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記衛生洗浄装置の負荷を制御する旨の
    信号を送信する手段は、衛生洗浄装置の各負荷に通電す
    る通電量をパワー分割することにより通電パターンを作
    成し、各負荷の必要総通電量が常時、節電時の通電量以
    下に抑えられるようにしたことを特徴とする請求項5記
    載の衛生洗浄装置の負荷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記衛生洗浄装置の負荷を制御する旨の
    信号を送信する手段は、負荷の制御にフリッカーが発生
    した場合、前記通電パターンの変更を行う機能を備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の衛生洗浄装置の負荷制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記節電時の通電量を設定する手段は、
    通常時の通電量に対する節電割合を任意数設定可能であ
    ることを特徴とする請求項5記載の衛生洗浄装置の負荷
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記節電時の通電量と通常時の通電量
    の何れかを選択する手段は、節電時と通常時の通電量を
    切換える操作部と、該操作部の切換状態を示す信号を出
    力する手段と、前記切換状態を示す信号より現在の通電
    状態を表示する手段とから構成したことを特徴とする請
    求項5記載の衛生洗浄装置の負荷制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2002049181A1 (ja) * 2000-12-12 2004-04-15 株式会社山武 状態制御装置
JP2010187485A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力管理システム
JP2012073939A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Canon Inc 通信システム及びその制御方法

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