JP2000174651A - 短波受信機およびそのアンテナアダプタ - Google Patents

短波受信機およびそのアンテナアダプタ

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JP2000174651A
JP2000174651A JP10349788A JP34978898A JP2000174651A JP 2000174651 A JP2000174651 A JP 2000174651A JP 10349788 A JP10349788 A JP 10349788A JP 34978898 A JP34978898 A JP 34978898A JP 2000174651 A JP2000174651 A JP 2000174651A
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tuning
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Koji Tomita
孝司 冨田
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/08Constructional details, e.g. cabinet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波放送の受信感度を向上させるとともに、
使い勝手を改善する。 【解決手段】 スーパーヘテロダイン方式およびPLL
シンセサイザ方式に構成され、短波放送の受信信号を中
間周波信号に周波数コンバータして出力するフロントエ
ンド回路33Aを設ける。アンテナモジュールの可変容
量ダイオードに供給される同調電圧VMBを形成する形成
回路50と、ジャックJ32とを設ける。アンテナモジュ
ールの使用時、形成回路50がフロントエンド回路33
Aの受信周波数に対応して制御されて同調電圧VMBがフ
ロントエンド回路33Aの受信する短波放送のメーター
バンドに対応して変更される。この同調電圧VMBがジャ
ックJ32から出力されて可変容量ダイオードに供給され
るとともに、アンテナモジュールから出力される受信信
号がフロントエンド回路33Aに供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短波受信機およ
びそのアンテナアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】短波受信機として、外部アンテナを接続
できるようにされているものがあるが、その外部アンテ
ナとして、ワイヤーアンテナやロッドアンテナなどが知
られている。
【0003】この場合、ワイヤーアンテナは、単なるワ
イヤーあるいはリード線であり、受信した信号をそのま
ま受信機に供給するだけであるが、十分な長さとするこ
とにより必要な感度を得ることができる。また、ロッド
アンテナは、高周波アンプと組み合わせてアクティブ形
式とすることにより、やはり必要な感度を得ることがで
きる。
【0004】しかし、ワイヤーアンテナは非同調タイプ
であり、目的とする放送波信号以外の信号も受信して受
信機に供給してしまうので、妨害特性の点で不利であ
る。
【0005】また、ロッドアンテナは、アンテナを短く
して小型化すると、高周波アンプを組み合わせていても
感度の不足することがあり、十分な感度を得るためにア
ンテナを長くすると、大型化してしまう。さらに、ロッ
ドアンテナには、指向性がないので、やはり妨害特性な
どの点で不利である。
【0006】そこで、外部アンテナとしてループアンテ
ナが実用化されている。ただし、ループアンテナは、基
本的にコイルであり、同調型のアンテナになるので、広
い周波数範囲にわたって短波放送を受信できるようにす
るためには、その同調周波数を変更できるようにする必
要がある。
【0007】このため、ループアンテナの場合には、ル
ープアンテナに同調用の容量素子を接続して同調回路を
構成するとともに、その容量を受信するメーターバンド
(受信バンド)ごとに変更するようにしている。さら
に、ループアンテナに出力バッファを兼ねる高周波アン
プを設け、この高周波アンプを通じて同調回路の出力信
号を受信機に送り出すようにもしている。
【0008】したがって、このループアンテナによれ
ば、小型化できるとともに、十分な感度を得ることがで
きる。また、指向性および同調特性が得られるので、妨
害特性を改善することができる。さらに、同調周波数を
変更することにより、広い周波数範囲にわたって使用す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ループアン
テナの場合、上記のように同調周波数をメーターバンド
ごとに変更する必要があり、これでは操作がわずらわし
い。
【0010】また、メーターバンドの異なる複数の放送
をタイマ録音しようとしても、2番目以降の放送の受信
時には、ループアンテナの同調周波数が合わないので、
最初の放送しか録音できないことになる。さらに、受信
機にメモリスキャンの機能(あらかじめメモリに登録し
てある周波数を順番に受信していく機能)があっても、
ループアンテナの同調周波数は変更されないので、メモ
リスキャン機能を使うとき、ループアンテナが有効にな
らない。
【0011】この発明は、これらの問題点を解決しよう
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明においては、ル
ープアンテナと、このループアンテナに高周波的に並列
接続されて同調回路を構成する可変容量ダイオードと、
上記同調回路により選択された受信信号の供給される高
周波アンプとを有するアンテナモジュールを使用する短
波受信機であって、スーパーヘテロダイン方式およびP
LLシンセサイザ方式に構成され、短波放送の受信信号
を中間周波信号に周波数コンバータして出力するフロン
トエンド回路と、上記可変容量ダイオードに供給される
同調電圧を形成する形成回路と、ジャックとを有し、上
記アンテナモジュールの使用時、上記形成回路が上記フ
ロントエンド回路の受信周波数に対応して制御されて上
記同調電圧が上記フロントエンド回路の受信する短波放
送のメーターバンドに対応して変更され、上記同調電圧
が上記ジャックから出力されて上記可変容量ダイオード
に供給されるとともに、上記アンテナモジュールから出
力される受信信号が上記フロントエンド回路に供給され
るようにした短波受信機とするものである。したがっ
て、ループアンテナの同調周波数が、受信機の同調周波
数あるいはメーターバンドに対応して自動的に変更され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】〔全体のアウトライン〕以下に説
明する受信機においては、図5の左側に示すように、短
波帯における120メーターバンドから13メーターバンド
(11メーターバンドを含む)までの12のメーターバンド
を受信できるようにした場合である。
【0014】ただし、このように多数のメーターバンド
を1つのループアンテナにより同調することは困難なの
で、以下に説明する受信機においては、図5の左側にも
示すように、受信するメーターバンドを、120メーター
バンド〜41メーターバンド(以下、「Lバンド」と呼
ぶ)と、31メーターバンド〜11メーターバンド(以下、
「Hバンド」と呼ぶ)とに分割し、LバンドとHバンド
とで補助コイルを自動的にオンオフし、各メーターバン
ドに同調できるようにしている。
【0015】そして、図1は、アンテナモジュール1
0、アンテナアダプタ20および受信機30の外観の一
例を示すもので、アンテナモジュール10は、ループア
ンテナL11を有するとともに、その一部に箱体14が設
けられ、この箱体14に同調用の容量素子や高周波アン
プなどが収納されている。
【0016】また、アンテナアダプタ20は、その箱体
27の内部に、アンテナモジュール10の有する回路に
対して補助的な処理を行う回路や電源となる電池などが
収納されている。さらに、アダプタ20は、接続ケーブ
ル21、22およびコネクタプラグP21、P22も有する
とともに、つまみ28が設けられ、このつまみ28をま
わすと、これにより内部のリール(図示せず)が回転し
てケーブル21、22を内部に巻き取るようにされてい
る。
【0017】さらに、受信機30はスーパーヘテロダイ
ン方式およびPLLシンセサイザ方式に構成されている
とともに、短波放送受信用の外部アンテナの接続回路を
有し、この例においては、上述した短波放送のメーター
バンドと、FM放送とを受信できるようにされている。
【0018】そして、アンテナモジュール10およびア
ンテナアダプタ20を使用して短波放送を受信する場合
には、プラグP21をアンテナモジュール10のジャック
(図示せず)に差し込み、プラグP22を受信機30の外
部アンテナジャック(図示せず)に差しこむ。また、ル
ープアンテナL11を窓ぎわなどの電波の受信状況の良い
場所に配置する。
【0019】そして、受信機30において、選局の操作
を行うと、受信機30の受信周波数が、その選局操作に
したがって目的とする周波数に設定されるとともに、受
信機30からアンテナアダプタ20を通じてアンテナモ
ジュール10に同調電圧が供給され、アンテナモジュー
ル10の同調周波数が、受信機30の受信周波数を含む
メーターバンドに設定される。そして、ループアンテナ
L11の受信したメーターバンドの受信信号がアンテナア
ダプタ20を通じて受信機30に供給され、目的とする
周波数の放送を聞くことができるようになる。
【0020】〔受信機30の構成および動作〕受信機3
0は例えば図4に示すように構成される。すなわち、ア
ンテナモジュール10およびアンテナアダプタ20を使
用しない場合には、短波放送およびFM放送の放送波信
号がロッドアンテナ31により受信され、この受信信号
が、コンデンサC31→スイッチ32Aの常閉接点NC→コ
ンデンサC32の信号ラインを通じてフロントエンド回路
33A、33Fに供給される。
【0021】この場合、スイッチ32Aは、外部アンテ
ナジャックJ32に連動して切り換えられるものである。
また、フロントエンド回路33Aは短波放送を受信する
ためのものであり、フロントエンド回路33FはFM放
送を受信するためのものである。そして、これらフロン
トエンド回路33A、33Fは、図示はしないが、高周
波同調回路、ミキサ回路および局部発振回路などを有し
てスーパーヘテロダイン方式に構成されるとともに、そ
の局部発振回路はPLLシンセサイザのVCOにより構
成されている。
【0022】さらに、システム制御回路としてマイクロ
コンピュータ41が設けられ、このマイクロコンピュー
タ41には、各種の操作キー42が接続されるととも
に、ディスプレイ、例えばLCD43が接続される。そ
して、キー42により選局の操作を行うと、その操作に
対応した制御信号(PLLの分周比のデータ)が形成さ
れ、この制御信号がフロントエンド回路33Aあるいは
33Fに供給されて目的とする周波数の放送波信号が選
択されて中間周波信号に周波数変換される。
【0023】そして、短波放送の受信時には、フロント
エンド回路33Aから目的とする短波放送の中間周波信
号が取り出され、この中間周波信号が、中間周波フィル
タおよびアンプを有する中間周波回路34Aを通じて検
波回路35Aに供給されてオーディオ信号が取り出さ
れ、このオーディオ信号がアンプ36を通じてスピーカ
37に供給される。
【0024】また、FM放送の受信時には、フロントエ
ンド回路33Fから目的とするFM放送の中間周波信号
が取り出され、この中間周波信号が、中間周波フィルタ
およびリミッタアンプを有する中間周波回路34Fを通
じて復調回路35Fに供給されてオーディオ信号が取り
出され、このオーディオ信号がアンプ36を通じてスピ
ーカ37に供給される。
【0025】さらに、アンテナモジュール10を有効に
使用できるようにするため、アンテナ接続回路が次のよ
うに構成されている。すなわち、アンテナアダプタ20
のプラグP22の接続される外部アンテナジャックとし
て、例えばヘッドホンステレオなどにおいて使用されて
いるいわゆるステレオミニジャックJ32が設けられると
ともに、このジャックJ32とスイッチ32Aとは連動と
される。
【0026】そして、ジャックJ32の一方の接点Jがス
イッチ32Aの常開接点NOに接続され、ジャックJ32の
共通接点Gが接地に接続される。また、マイクロコンピ
ュータ41から、受信するメーターバンドに対応して例
えば図5に示すように変化する4ビットのバンドデータ
DB3〜DB0が取り出され、このデータDB3〜DB0が同調
電圧形成回路50に供給されて同調電圧VMBが形成され
る。この同調電圧VMBは、各メーターバンドにおける例
えば中心周波数に同調するために必要な電圧とされる。
そして、この電圧VMBがジャックJ32の他方の接点Kに
供給される。
【0027】さらに、所定の直流電圧+VCC(例えばV
CC=2V)の供給される端子T61が用意され、この端子
T61が、スイッチ用のトランジスタQ61のエミッタに接
続され、そのコレクタが、定電圧用のIC(Q63)の入
力端子と、トランジスタQ64のエミッタとに接続され
る。
【0028】このIC(Q63)およびトランジスタQ64
は電圧切り換え回路60を構成するもので、IC(Q6
3)の出力端子およびトランジスタQ64のコレクタが、
逆流防止用のダイオードD61、D62を通じて電流制限用
のトランジスタQ66のエミッタに接続される。また、ト
ランジスタQ64のベースが、抵抗器R64を通じてドライ
ブ用のトランジスタQ65のコレクタに接続され、そのエ
ミッタが接地に接続され、そのベースにマイクロコンピ
ュータ41から抵抗器R65を通じてバンドデータDB3が
供給される。なお、IC(Q63)の出力電圧は例えば1.
5Vとされる。また、素子D61、D62、Q66の接続点に
得られる電圧を電圧V60とする。
【0029】そして、トランジスタQ66のコレクタが、
高周波チョークコイルL61を通じてスイッチ32Aの親
接点に接続され、トランジスタQ66のベースは抵抗器R
66を通じて接地に接続される。
【0030】さらに、マイクロコンピュータ41から、
短波放送の受信時に“1”となり、FM放送の受信時に
は“0”となる受信バンドデータDRBが取り出され、こ
のデータDRBが抵抗器R62を通じてトランジスタQ62の
ベースに供給される。そして、このトランジスタQ62の
コレクタが抵抗器R61を通じてトランジスタQ61のベー
スに接続され、トランジスタQ62のエミッタがスイッチ
32Bの常開接点NOに接続される。このスイッチ32B
もジャックJ32に連動しているものであり、その親接点
は接地に接続される。また、トランジスタQ61のコレク
タに直流電圧が出力されるとき、その直流電圧が形成回
路50にその動作電圧として供給される。
【0031】このような構成によれば、ジャックJ32に
プラグP22が差し込まれると、スイッチ32A、32B
は、図4とは逆に常開接点NOに接続される。
【0032】そして、受信機30の電源をオンにする
と、端子T61に直流電圧+VCCが供給されるとともに、
このとき、短波放送の受信モードを選択すると、マイク
ロコンピュータ41から出力される受信バンドデータD
RBが“1”となる。したがって、トランジスタQ62がオ
ンとなってトランジスタQ61がオンとなるので、端子T
61の電圧+VCCがトランジスタQ61を通じてIC(Q6
3)の入力端子およびトランジスタQ64のエミッタに供
給される。
【0033】そして、受信周波数がLバンドのうちのど
れかのメーターバンドの場合には、マイクロコンピュー
タ41から出力されるバンドデータDB3が“0”となる
ので、トランジスタQ65はオフとなり、これによりトラ
ンジスタQ64もオフとなる。したがって、IC(Q63)
の出力電圧(=1.5V)が、ダイオードD61を通じて電
圧V60として取り出され、この電圧V60が、トランジス
タQ66→コイルL61→スイッチ32Aの電圧ラインを通
じてジャックJ32の接点Jに出力される。
【0034】また、受信周波数がHバンドのうちのどれ
かのメーターバンドの場合には、マイクロコンピュータ
41から出力されるバンドデータDB3が“1”となるの
で、トランジスタQ65はオンとなり、これによりトラン
ジスタQ64もオンとなる。したがって、端子T61の電圧
+VCCがトランジスタQ64およびダイオードD62を通じ
て電圧V60として取り出される。なお、このとき、IC
(Q63)から出力される電圧よりも、トランジスタQ64
のエミッタに出力される電圧のほうが高いので、ダイオ
ードD61はオフとなり、電圧V60は、トランジスタQ64
のエミッタ電圧、すなわち、電圧+VCC(=2V)にほ
ぼ等しくなる。
【0035】そして、この電圧V60が、Lバンドの受信
時と同様にジャックJ32の接点Jに出力される。
【0036】さらに、マイクロコンピュータ41から
は、フロントエンド回路33Aの受信周波数の含まれる
メーターバンドに対応して図5に示すように変化するバ
ンドデータDB3〜DB0が取り出され、このデータDB3〜
DB0が形成回路50に供給されので、形成回路50から
は目的とするメーターバンドの例えば中心の周波数に対
応した同調電圧VMBが出力され、この同調電圧VMBがジ
ャックJ32の接点Kに出力される。
【0037】こうして、受信機30に、アンテナアダプ
タ20を通じてアンテナモジュール10を接続した場合
には、ジャックJ32の接点Jに、Lバンドの受信時と、
Hバンドの受信時とでレベルの変化する電圧V60が出力
され、ジャックJ32の接点Kに受信周波数(受信するメ
ーターバンド)に対応してレベルが変化する同調電圧V
MBが出力される。なお、電圧V60は、Lバンドの受信時
には、IC(Q63)の出力電圧(=1.5V)であり、H
バンドの受信時には、トランジスタQ64の出力電圧(≒
2V)である。
【0038】〔アンテナアダプタ20の構成および動
作〕アンテナアダプタ20は、例えば図3に示すように
構成されるもので、メーターバンド切り換え電圧VHLを
形成する形成回路23と、アンテナモジュール10に動
作電圧を提供する電源回路24とを有する。
【0039】すなわち、プラグP21が、4個の接点A〜
Dを有するものとされるとともに、ジャックJ32に対応
してステレオミニプラグとされる。そして、形成回路2
3においては、電圧検出用のIC(Q21)が設けられ、
プラグP22の接点のうち、ジャックJ32の接点Jに接続
される接点が、ケーブル22→高周波チョークコイルL
21→抵抗器R21の電圧ラインを通じてIC(Q21)の入
力端子に接続される。
【0040】このIC(Q21)は、例えば図4のIC
(Q63)の出力電圧を電圧検出時のスレッショールドレ
ベルとするものであり、その出力端子は内部のFETの
ドレインに接続されて出力はオープンドレインとされて
いる。そして、入力された電圧がIC(Q63)の出力電
圧以下のときには、そのオープンドレインのFETがオ
ンとなり、入力された電圧がIC(Q63)の出力電圧よ
りも高いときには、そのオープンドレインがオフとなる
ものである。また、IC(Q21)の出力端子にプルアッ
プ抵抗器R22が接続される。
【0041】そして、IC(Q21)の出力端子がエミッ
タ接地のトランジスタQ22のベースに接続され、そのコ
レクタがケーブル21を通じてプラグP21の接点Cに接
続される。なお、トランジスタQ22のコレクタに得られ
る電圧VHLは、アンテナモジュール10が受信するメー
ターバンドに対応して“0”あるいは“1”に変化する
ものである。
【0042】さらに、電源回路24においては、例えば
2本の電池BATTが設けられ、その出力端が、スイッチ用
のトランジスタQ23のエミッタ・コレクタ間を通じて形
成回路23の電源ラインに接続される。そして、コイル
L21と抵抗器R21との接続点が、抵抗器R23を通じてエ
ミッタ接地のトランジスタQ24のベースに接続され、そ
のコレクタがトランジスタQ23のベースに接続される。
さらに、トランジスタQ23のコレクタと接地ラインとの
間に、電源表示用のLED(D21)が接続される。
【0043】また、トランジスタQ23のコレクタが、高
周波チョークコイルL22を通じ、さらにケーブル21を
通じてプラグP21の接点Aに接続され、プラグP22の接
点のうち、ジャックJ32の接点Kに接続される接点が、
ケーブル22、21を通じてプラグP21の接点Bに接続
される。さらに、コイルL22とコイルL21との間が、直
流カット用のコンデンサC21を通じて接続される。ま
た、プラグP22の接点のうち、ジャックJ32の共通接点
Gに接続される接点が、接地ラインに接続されるととも
に、ケーブル21を通じてプラグP21の共通接点(接地
接点)Dに接続される。
【0044】このような構成において、プラグP22をジ
ャックJ32に差し込むと、ジャックJ32の接点Jの電圧
V60が、プラグP32→ケーブル22→コイルL21→抵抗
器R23の電圧ラインを通じてトランジスタQ24のベース
に供給される。したがって、トランジスタQ24がオンと
なってトランジスタQ23がオンとなるので、電池BATTの
電圧+VDDがトランジスタQ23のコレクタに出力され
る。
【0045】そして、この電圧+VDDが、コイルL22→
ケーブル21の電圧ラインを通じてプラグP21の接点A
に出力される。また、このとき、LED(D21)が点灯
する。
【0046】さらに、トランジスタQ23のコレクタに出
力された電圧+VDDが形成回路23にも供給されるの
で、形成回路23も動作状態となる。
【0047】そして、このとき、電圧V60が、コイルL
21から抵抗器R21を通じてIC(Q21)にも供給され、
電圧V60がIC(Q63)の出力電圧のとき(Lバンドの
受信時)には、IC(Q21)のオープンドレインがオン
となってトランジスタQ22がオフとなり、トランジスタ
Q22のコレクタには、“1”レベルの電圧VHLが得られ
る。そして、この電圧VHLが、ケーブル21を通じてプ
ラグP21の接点Cに出力される。
【0048】また、電圧V60がトランジスタQ64の出力
電圧のとき(Hバンドの受信時)には、IC(Q21)の
オープンドレインがオフとなってトランジスタQ22がオ
ンとなり、トランジスタQ22のコレクタには、“0”レ
ベルの電圧VHLが得られる。そして、この電圧VHLが、
ケーブル21を通じてプラグP21の接点Cに出力され
る。
【0049】さらに、プラグP22をジャックJ32に差し
込むと、ジャックJ32の接点Kの同調電圧VMBが、プラ
グP22→ケーブル22→ケーブル21の電圧ラインを通
じてプラグP21の接点Bに出力される。
【0050】こうして、受信機30のジャックJ32にプ
ラグP22を差し込んだ場合には、プラグP21の接点Aに
電池BATTの電圧+VDDが出力され、接点Bに受信するメ
ーターバンドに対応してレベルの変化する同調電圧VMB
が出力され、さらに、接点CにLバンドの受信時と、H
バンドの受信時とでレベルの変化するメーターバンド切
り換え電圧VHLが出力される。なお、この電圧VHLは、
Lバンドの受信時には“1”となり、Hバンドの受信時
には“0”となる。
【0051】〔アンテナモジュール10の構成および動
作〕アンテナモジュール10は例えば図2に示すように
構成されるもので、ループアンテナL11と、高周波アン
プ13とを有する。すなわち、ループアンテナL11は、
ピアノ線などのように、導電性を有するとともに、可撓
性あるいは弾性を有する線材により、全体が円形に構成
されるとともに、例えば、その直径は40cm、巻き回数は
1回のコイルとされている。
【0052】また、このループアンテナ(コイル)L11
は、補助の同調コイルL12および可変容量ダイオードD
12とともに、入力同調回路11を構成している。すなわ
ち、ループアンテナL11の一端がコイルL12および直流
カット用のコンデンサC11を通じてFET(Q11)のゲ
ートに接続され、他端がバイパスコンデンサC12を通じ
てコネクタジャックJ11の接地接点(共通接点)Dに接
続される。なお、ジャックJ11には、アンテナモジュー
ル10の使用時にプラグP21が差し込まれるものであ
り、したがって、プラグP21の接点A〜Dの接続される
接点A〜Dを有する。
【0053】さらに、素子L12、C11の直列回路に、ス
イッチ用のダイオードD11と、直流カット用のコンデン
サC13との直列回路が並列に接続され、FET(Q11)
のゲートと、ジャックJ11の接点Dとの間に、可変容量
ダイオードD12と、直流カット用のコンデンサC14とが
直列接続されるとともに、バイアス用の抵抗器R11が接
続される。
【0054】また、FET(Q11)は高周波アンプ13
を構成しているもので、ソース接地とされ、そのドレイ
ンが高周波トランスM11の1次コイルの一端に接続され
るとともに、その他端がバイパスコンデンサC15を通じ
てジャックJ11の接地接点Dに接続される。そして、ト
ランスM11の2次コイルの一端がジャックJ11の電源接
点Aに接続され、その他端が1次コイルとコンデンサC
15との接続点に接続される。
【0055】さらに、トランスM11の1次コイルおよび
2次コイルと、コンデンサC15との接続点が、スイッチ
用のトランジスタQ12のエミッタに接続され、そのコレ
クタが、抵抗器R13および高周波チョークコイルL13を
通じて素子D11、C13の接続中点に接続される。また、
ジャックJ11の接点Bが、バッファ用の抵抗器R12を通
じて素子D12、C14の接続中点に接続され、ジャックJ
11の接点Cが、バッファ用の抵抗器R15を通じて素子L
11、C12の接続中点に接続されるとともに、抵抗器R16
を通じてトランジスタQ12のベースに接続される。
【0056】このような構成において、プラグP21をジ
ャックJ11に差し込むと、プラグP21の接点Aの電圧+
VDDが、ジャックJ11の接点Aを通じて高周波アンプ1
3に供給されるので、高周波アンプ13はその増幅動作
を行うようになる。
【0057】また、プラグP21の接点Cの電圧VHLが、
ジャックJ11の接点C→抵抗器R16の電圧ラインを通じ
てトランジスタQ12のベースに供給されるので、VHL=
“1”のとき(Lバンドの受信時)には、トランジスタ
Q12はオフとなり、この結果、ダイオードD11にはバイ
アス電圧が供給されないので、ダイオードD11はオフと
なる。
【0058】したがって、ループアンテナL11とコイル
L12とが高周波的に直列接続されるとともに、この直列
回路と、可変容量ダイオードD12とが、コンデンサC1
1、C12、C14を通じて高周波的に並列接続され、その
並列回路がFET(Q11)のゲート・ソース間に接続さ
れる。したがって、同調回路12は、ループアンテナL
11およびコイルL12の値と、可変容量ダイオードD12の
値とで決まる周波数が同調周波数となる。
【0059】さらに、VHL=“0”のとき(Hバンドの
受信時)には、トランジスタQ12はオンとなり、この結
果、高周波アンプ13に供給された電圧+VDDが、さら
に、トランジスタQ12のエミッタ・コレクタ間→抵抗器
R13→コイルL13→ダイオードD11→ループアンテナL
11→抵抗器R15→ジャックJ11の接点C(VHL=
“0”)のラインに供給されるので、ダイオードD11は
オンとなる。
【0060】したがって、コイルL12はダイオードD11
によりショートされ、ループアンテナL11と、可変容量
ダイオードD12とが、ダイオードD11およびコンデンサ
C13、C12、C14を通じて高周波的に並列接続され、そ
の並列回路がFET(Q11)のゲート・ソース間に接続
される。したがって、同調回路12は、ループアンテナ
L11の値と、可変容量ダイオードD12の値とで決まる周
波数が同調周波数となる。
【0061】こうして、VHL=“1”(Lバンド)のと
きには、ループアンテナL11、コイルL12および可変容
量ダイオードD12により同調回路12が構成され、VHL
=“0”(Hバンド)のときには、ループアンテナL11
および可変容量ダイオードD12により同調回路12が構
成される。
【0062】そして、このとき、プラグP21の接点Bの
同調電圧VMBが、ジャックJ11の接点B→抵抗器R12→
可変容量ダイオードD12→抵抗器R11→接地の電圧ライ
ンを通じて可変容量ダイオードD12に供給される。した
がって、可変容量ダイオードD12の容量は同調電圧VMB
に対応した値となる。
【0063】したがって、同調回路12の同調周波数
は、目的とする受信周波数が含まれるメーターバンドの
例えば中心周波数となるので、そのメーターバンドにお
けるすべての受信信号が同調回路12からFET(Q1
1)に供給されることになり、この受信信号がFET
(Q11)により増幅される。
【0064】そして、その増幅された受信信号が、FE
T(Q11)のドレインに取り出され、トランスM11の2
次コイルをジャックJ11の接点Aに出力される。
【0065】こうして、アンテナモジュール10におい
ては、ループアンテナL11および同調回路11により受
信機30の受信周波数を含むメーターバンドの信号が受
信されるとともに選択され、その受信信号が高周波アン
プ13により増幅されてジャックJ11の接点Aに出力さ
れる。
【0066】〔受信信号の流れ〕ジャックJ11の接点A
に出力された受信信号が、プラグP21の接点A→ケーブ
ル21→コンデンサC21→ケーブル22→プラグP22→
ジャックJ32の接点J→スイッチ32A→コンデンサC
32の信号ラインを通じてフロントエンド回路33Aに供
給される。
【0067】そして、上述のように、フロントエンド回
路33Aにおいて、これに供給されたメーターバンドの
受信信号のうち、目的とする周波数の受信信号が中間周
波信号に周波数変換され、その中間周波信号からオーデ
ィオ信号が復調されてスピーカ37に供給される。した
がって、任意のメーターバンドの任意の周波数の信号
を、ループアンテナL11により受信できることになる。
【0068】〔その他の動作〕短波放送の受信時であっ
ても、受信機30のジャックJ32にプラグP22を差し込
んでいない場合には、スイッチ32Bが常閉接点NCに接
続されているので、マイクロコンピュータ41から出力
される受信バンドデータDRBにかかわらずトランジスタ
Q62はオフとなり、トランジスタQ61もオフとなる。
【0069】したがって、アンテナモジュール10を使
用しないで、ロッドアンテナ31により短波放送を受信
する場合には、端子T61の電圧+VCCが無駄に消費され
ることがない。
【0070】また、FM放送の受信時には、マイクロコ
ンピュータ41から出力される受信バンドデータDRBが
“0”となるので、トランジスタQ62がオフとなってト
ランジスタQ61もオフとなり、やはり端子T61の電圧+
VCCが無駄に消費されることがない。
【0071】さらに、アンテナアダプタ20において
は、受信機30からプラグP22に電圧V60が供給されて
いない場合、トランジスタQ24がオフとなってトランジ
スタQ23はオフである。したがって、アンテナモジュー
ル10およびアンテナアダプタ20を使用していない場
合、あるいはプラグP22をジャックJ32に差し込んであ
っても、受信機30の電源がオフの場合には、アンテナ
モジュール10およびアンテナアダプタ20は電源が自
動的にオフになり、電池BATTの消費されることがない。
【0072】〔まとめ〕図1〜図4のアンテナモジュー
ル10、アンテナアダプタ20および受信機30によれ
ば、受信機30の受信周波数を変更すると、それにつれ
てループアンテナL11(同調回路11)の同調周波数が
変化するので、目的とする短波放送を高感度に受信する
ことができる。そして、その場合、同調回路11を設け
て受信周波数に選択性を持たせているので、不要な放送
波信号が後段に供給されることがなく、妨害特性が向上
する。さらに、ループアンテナL11に指向性があるの
で、これを利用して妨害特性を改善することもできる。
【0073】しかも、その場合、受信機30の受信周波
数を変更すると、それにつれてバンドデータDB3〜DB0
が変化して同調電圧VMBおよびメーターバンド切り換え
VHLが変化し、この同調電圧VMBおよびメーターバンド
切り換え電圧VHLにより、ループアンテナL11の同調周
波数が自動的に変化するので、ユーザはアンテナモジュ
ール10やアンテナアダプタ20を操作する必要がな
く、使い勝手が向上する。
【0074】また、メーターバンドの異なる複数の放送
をタイマ録音するとき、2番目以降の放送のときも、ル
ープアンテナL11の同調周波数が自動的に変更されるの
で、どのメーターバンドの放送もタイマ録音することが
できる。さらに、受信機にメモリスキャンの機能がある
とき、アンテナモジュール10を有効に使用しながら、
メモリスキャンを実行することができる。
【0075】また、受信アンテナをループアンテナL11
としているので、ロッドアンテナやワイヤーアンテナに
比べ、小型で受信感度を高くすることができる。さら
に、ループアンテナL11をひっかけることにより、アン
テナL11を窓などの受信状況の良好なところに配置でき
る。
【0076】しかも、ループアンテナL11を窓などの受
信状況のよいところに配置した場合でも、受信機30は
ユーザのつごうのいい場所に置くことができる。また、
ループアンテナL11には指向性があるので、これを利用
して妨害特性を改善することもできる。
【0077】さらに、ループアンテナL11をピアノ線な
どの可撓性あるいは弾性を有する線材により構成してい
るので、使用しない場合には、例えば、図6Aに示すよ
うに、ループアンテナL11を3つの部分によじるととも
に、図6Bに示すように、その3つの部分を重ねてたた
むことにより、全体を小さくすることができ、持ち運び
のじゃまになることがない。また、プラグP21、P22を
ジャックJ11。J32から抜き取ることができ、つまみ2
8をまわせば、ケーブル21、22が箱体27の内部に
巻き取られる。したがって、受信機30がポータブル機
のとき、容易に一緒に携帯することができる。
【0078】また、上記のように、アンテナモジュール
10を使用しない場合には、よけいな電力消費が自動的
に抑えられる。
【0079】〔同調電圧形成回路50の構成および動
作〕同調電圧形成回路50は、例えば図7に示すように
構成することができる。すなわち、マイクロコンピュー
タ41からのバンドデータDB2〜DB0がデコード用のI
C(Q51)に供給されて図5の右側に示すように変化す
るデータY0〜Y5にデコードされ、これらデータY0〜
Y5がトランジスタ(Q30、Q40)〜(Q35、Q45)の
ベースに供給される。
【0080】そして、トランジスタQ30〜Q35は、Lバ
ンドにおける各メーターバンドの同調電圧VMBを形成す
るためスイッチ用トランジスタであり、トランジスタQ
40〜Q45は、Hバンドにおける各メーターバンドの同調
電圧VMBを形成するためスイッチ用トランジスタであ
る。
【0081】そして、DC−DCコンバータ回路(図示
せず)において、同調電圧VMBとなる例えば+20Vの直
流電圧VDCが形成され、この電圧VDCの電圧ラインと、
トランジスタQ30〜Q35のコレクタとの間に、抵抗器R
70〜R75と、スイッチ用トランジスタQ70〜Q75のエミ
ッタ・ベース間と、抵抗器R30〜R35とが直列接続され
る。また、トランジスタQ30〜Q35のエミッタがトラン
ジスタQ53のコレクタに接続され、このトランジスタQ
53のエミッタが接地ラインに接続される。
【0082】さらに、電圧VDCの電圧ラインと、トラン
ジスタQ40〜Q45のコレクタとの間に、抵抗器R80〜R
85と、スイッチ用トランジスタQ80〜Q85のエミッタ・
ベース間と、抵抗器R40〜R45とが直列接続される。ま
た、トランジスタQ40〜Q45のエミッタがトランジスタ
Q54のコレクタに接続され、このトランジスタQ54のエ
ミッタが接地ラインに接続される。
【0083】そして、マイクロコンピュータ41からの
バンドデータDB3が、トランジスタQ54のベースに供給
されるとともに、反転用のトランジスタQ52を通じてト
ランジスタQ53のベースに供給される。また、トランジ
スタQ70〜Q75、Q80〜Q85のコレクタには、以下に述
べるように、同調電圧VMBが出力されるので、このコレ
クタがジャックJ32の接点Kに接続される。
【0084】なお、直流電圧VDCおよびこれを形成する
DC−DCコンバータ回路は、本来、フロントエンド回
路33A、33Fの可変容量ダイオードに必要とされる
電圧およびその形成回路である。
【0085】このような構成によれば、バンドデータD
B3〜DB0がLバンドのどれかのメーターバンド、例えば
120メーターバンドに対応しているときには、図5にも
示すように、データDB2〜DB0はすべて“0”なので、
IC(Q51)の出力データY0〜Y5のうち、データY0
だけが“1”となり、他のデータY1〜Y5はすべて
“0”である。
【0086】したがって、データY0の供給されるトラ
ンジスタQ30、Q40がオンになるはずであるが、このと
き、DB3=“0”なので、トランジスタQ54はオフであ
り、トランジスタQ53がオンなので、トランジスタQ30
だけがオンになる。また、データY1〜Y5がすべて
“0”なので、他のトランジスタQ31〜Q35、Q41〜Q
45はすべてオフである。
【0087】そして、トランジスタQ30がオンであれ
ば、これによりトランジスタQ70がオンになるので、電
圧VDCが抵抗器R70、R30により分圧され、その分圧電
圧がトランジスタQ70を通じてジャックJ32の接点Kに
出力される。
【0088】また、バンドデータDB3〜DB0がHバンド
のどれかのメーターバンド、例えば31メーターバンドに
対応しているときには、図5にも示すように、やはりデ
ータDB2〜DB0はすべて“0”なので、IC(Q51)の
出力データY0〜Y5のうち、データY0だけが“1”と
なり、他のデータY1〜Y5はすべて“0”である。
【0089】したがって、データY0の供給されるトラ
ンジスタQ30、Q40がオンになるはずであるが、このと
き、DB3=“1”なので、トランジスタQ53はオフであ
り、トランジスタQ54がオンなので、トランジスタQ40
だけがオンになる。また、データY1〜Y5がすべて
“0”なので、他のトランジスタQ31〜Q35、Q41〜Q
45はすべてオフである。
【0090】そして、トランジスタQ40がオンであれ
ば、これによりトランジスタQ80がオンになるので、電
圧VDCが抵抗器R80、R40により分圧され、その分圧電
圧がトランジスタQ80を通じてジャックJ32の接点Kに
出力される。
【0091】そして、他のメーターバンドのときも同様
にして、トランジスタQ31〜Q35、Q41〜Q45のうち、
そのメーターバンドに対応するトランジスタがオンにな
り、そのトランジスタに接続された抵抗器によって分圧
電圧が形成されてジャックJ32の接点Kに供給される。
【0092】したがって、抵抗器R30〜R35、R40〜R
45と抵抗器R70〜R75、R80〜R85とによる分圧比をあ
らかじめ設定しておくことにより、その分圧電圧を、各
メーターバンドにおいて必要する同調電圧VMBの値とす
ることができ、したがって、ジャックJ32の接点Kに同
調電圧VMBを供給することができる。
【0093】こうして、この形成回路50によれば、バ
ンドデータDB3〜DB0に対応したレベルの同調電圧VMB
を形成することができる。
【0094】〔他の例〕図8は、電圧切り換え回路60
の他の例を示す。すなわち、Lバンドのとき、マイクロ
コンピュータ41からのバンドデータDB3が“0”にな
るが、DB3=“0”のときには、トランジスタQ67がオ
ンになるので、定電圧用のIC(Q63)の出力電圧が、
トランジスタQ67を通じて取り出される。また、DB3=
“0”のときには、トランジスタQ65がオフになってト
ランジスタQ64がオフになるので、トランジスタQ61か
らの電圧+VCCは、トランジスタQ64を通じては取り出
されない。したがって、DB3=“0”のときには、この
切り換え回路60の出力電圧V60は、IC(Q63)の出
力電圧(=1.5V)にほぼ等しくなる。
【0095】しかし、Hバンドのときには、DB3が
“1”であり、トランジスタQ67がオフになるので、定
電圧用のIC(Q63)の出力電圧は、トランジスタQ67
を通じては取り出されない。また、DB3=“1”のとき
には、トランジスタQ65がオンになってトランジスタQ
64がオンになるので、トランジスタQ61からの電圧+V
CCが、トランジスタQ64を通じては取り出される。した
がって、DB3=“1”のときには、この切り換え回路6
0の出力電圧V60は、トランジスタQ64の出力電圧(=
2V)にほぼ等しくなる。
【0096】したがって、この回路60は、バンドデー
タDB3にしたがって切り換わる電圧V60を出力すること
ができる。
【0097】図9は、同調電圧VMBの形成回路50の他
の例を示す。すなわち、この例においては、マイクロコ
ンピュータ41から受信するメーターバンドに対応して
例えば図10に示すように変化する5ビットのバンドデ
ータDB4〜DB3が取り出される。そして、そのデータD
B3〜DB0が例えば4個のデコーダICを組み合わせて構
成されたデコーダ回路51に供給され、図10に示すよ
うに変化するデータ!Y0〜!Y11(!Yは、Yの否定
を示す)にデコードされる。
【0098】そして、これらデータ!Y0〜!Y11のう
ちのデータ!Y0〜!Y5がトランジスタQ90〜Q95のベ
ースに供給され、データ!Y6〜!Y11がトランジスタ
QA0〜QA5のベースに供給されるとともに、トランジス
タQ90〜Q95、QA0〜QA5のエミッタはトランジスタQ
61のコレクタに接続され、それらのコレクタはトランジ
スタQ30〜Q35、Q40〜Q45のベースに接続される。
【0099】また、トランジスタQ30〜Q35、Q40〜Q
45のエミッタは接地ラインに接続され、他は図7の形成
回路50と同様に接続される。さらに、マイクロコンピ
ュータ41からのバンドデータDB4がトランジスタQ63
のベースに供給される。
【0100】したがって、バンドデータDB3〜DB0が例
えば120メーターバンドに対応しているときには、図1
0にも示すように、データDB2〜DB0はすべて“0”な
ので、デコーダ回路51の出力データ!Y0〜!Y11の
うち、データ!Y0だけが“0”となり、他のデータ!
Y1〜!Y11はすべて“1”である。
【0101】したがって、データ!Y0の供給されるト
ランジスタQ90がオンになってトランジスタQ30がオン
になるとともに、データ!Y1〜!Y11の供給されるト
ランジスタQ91〜Q95、QA0〜QA5がオフになる。そし
て、トランジスタQ30がオンであれば、これによりトラ
ンジスタQ70がオンになるので、電圧VDCが抵抗器R7
0、R30により分圧され、その分圧電圧がトランジスタ
Q70を通じてジャックJ32の接点Kに出力される。
【0102】そして、他のメーターバンドのときも同様
にして、トランジスタQ31〜Q35、Q40〜Q45のうち、
そのメーターバンドに対応するトランジスタがオンにな
り、そのトランジスタに接続された抵抗器によって分圧
電圧が形成されてジャックJ32の接点Kに供給される。
【0103】したがって、抵抗器R30〜R35、R40〜R
45と抵抗器R70〜R75、R80〜R85とによる分圧比をあ
らかじめ設定しておくことにより、その分圧電圧を、各
メーターバンドにおいて必要する同調電圧VMBの値とす
ることができ、したがって、ジャックJ32の接点Kに同
調電圧VMBを供給することができる。
【0104】こうして、図9の形成回路50によれば、
バンドデータDB3〜DB0に対応したレベルの同調電圧V
MBを形成することができる。
【0105】図11は、同調電圧VMBの形成回路50の
他の例を示す。すなわち、この例においては、マイクロ
コンピュータ41の出力ポートに余裕がある場合であ
り、その出力ポートに、図10に示すデータ!Y0〜!
Y11とは反転したデータY0〜Y11が取り出され、これ
らデータY0〜Y11がトランジスタQ30〜Q35、Q40〜
Q45のベースに供給される。したがって、図9の場合と
同様にして同調電圧VMBを得ることができる。
【0106】図12は、アンテナアダプタ20を簡略化
した場合である。すなわち、この場合には、受信機30
のジャックJ32が4個の接点A〜Dを有するものとされ
るとともに、その接点AがジャックJ32に連動するスイ
ッチ32Aの常開接点NCに接続され、その接点Bに形成
回路50から同調電圧VMBが供給される。また、ジャッ
クJ32の接点Cに形成回路61からメーターバンド切り
換えVHLが供給され、接点Dは接地ラインに接続され
る。
【0107】そして、アンテナアダプタ20において
は、そのプラグP22がジャックJ32に対応して4個の接
点A〜Dを有するものとされ、その接点Aが、ケーブル
22→コンデンサC21→ケーブル21のラインを通じて
プラグP22の接点Aに接続される。また、プラグP22の
接点B〜Dが、ケーブル22→ケーブル21のラインを
通じてプラグP22の接点B〜Dに接続される。
【0108】さらに、電池25が、電源スイッチSWおよ
び高周波チョークコイルL22を通じてコンデンサC21の
プラグP21側に接続される。
【0109】したがって、電源スイッチSWをオンにする
と、電池25の電圧が、スイッチSW→コイルL22→ケー
ブル21→プラグP21の接点Aの電圧ラインを通じてア
ンテナモジュール10に供給されるので、アンテナモジ
ュール10は動作状態になる。また、このとき、受信機
30において構成された同調電圧VMBおよびメーターバ
ンド切り換え電圧VHLが、ジャックJ32→プラグP22→
ケーブル22→ケーブル21→プラグP21の電圧ライン
を通じてアンテナモジュール10に供給されるので、ア
ンテナモジュール10においては、受信機30の選択し
た周波数を含むメーターバンドが選択され、そのメータ
ーバンドの信号が受信される。
【0110】そして、この受信信号が、アンテナモジュ
ール10から、プラグP21の接点A→ケーブル21→コ
ンデンサC21→ケーブル22→プラグP22の接点A→ジ
ャックJ32の接点A→スイッチ32A→コンデンサC32
の信号ラインを通じてフロントエンド回路33Aに供給
される。したがって、任意のメーターバンドの任意の周
波数の放送を受信して聞くことができる。
【0111】なお、上述において、デコード用のIC
(Q51)およびデコーダ回路51を、直列入力並列出力
のシフトレジスタにより構成することもできる。また、
上述においては、プラグP21を、ステレオミニプラグお
よびモノラルミニプラグを組み合わせたプラグとし、ジ
ャックJ11も対応してすることステレオミニジャックお
よびモノラルミニジャックを組み合わせたジャックとす
ることもできる。さらに、スイッチ32A、32Bを手
動スイッチとすることもできる。
【0112】
【発明の効果】この発明によれば、受信機の受信周波数
を変更すると、それにつれてループアンテナにより構成
された同調回路の同調周波数が変化するので、目的とす
る短波放送を高感度に受信することができる。そして、
その場合、同調回路を設けて受信周波数に選択性を持た
せているので、不要な放送波信号が後段に供給されるこ
とがなく、妨害特性が向上する。さらに、ループアンテ
ナに指向性があるので、これを利用して妨害特性を改善
することもできる。
【0113】しかも、その場合、受信機の受信周波数を
変更すると、それにつれてループアンテナにより構成さ
れた同調回路の同調周波数が自動的に変化するので、ユ
ーザはループアンテナを操作する必要がなく、使い勝手
が向上する。
【0114】また、メーターバンドの異なる複数の放送
をタイマ録音するとき、2番目以降の放送がどのメータ
ーバンドの放送であってもタイマ録音することができ
る。さらに、受信機にメモリスキャンの機能があると
き、ループアンテナを有効に使用しながら、メモリスキ
ャンを実行することができる。また、受信アンテナをル
ープアンテナとしているので、ロッドアンテナやワイヤ
ーアンテナに比べ、小型で受信感度を高くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一部の一形態を示す接続図である。
【図3】この発明の他の一部の一形態を示す接続図であ
る。
【図4】この発明の他の一部の一形態を示す接続図であ
る。
【図5】この発明を説明するための図である。
【図6】この発明を説明するための図である。
【図7】この発明の他の一部の他の形態を示す接続図で
ある。
【図8】この発明の他の一部の他の形態を示す接続図で
ある。
【図9】この発明の他の一部の他の形態を示す接続図で
ある。
【図10】この発明を説明するための図である。
【図11】この発明の他の一部の他の形態を示す接続図
である。
【図12】この発明の他の一部の他の形態を示す接続図
である。
【符号の説明】
10…アンテナモジュール、12…同調回路、13…高
周波アンプ、20…アンテナアダプタ、21および22
…ケーブル、23…形成回路、24…電源回路、28…
巻き取りつまみ、30…受信機、31…ロッドアンテ
ナ、33Aおよび33F…短波用およびFM用のフロン
トエンド回路、34Aおよび34F…短波用およびFM
用の中間周波回路、35A…検波回路、35F…FM復
調回路、36…低周波アンプ、37…スピーカ、41…
マイクロコンピュータ、42…操作キー、43…表示素
子、50…同調電圧形成回路、60…電圧切り換え回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループアンテナと、 このループアンテナに高周波的に並列接続されて同調回
    路を構成する可変容量ダイオードと、 上記同調回路により選択された受信信号の供給される高
    周波アンプとを有するアンテナモジュールを使用する短
    波受信機であって、 スーパーヘテロダイン方式およびPLLシンセサイザ方
    式に構成され、短波放送の受信信号を中間周波信号に周
    波数コンバータして出力するフロントエンド回路と、 上記可変容量ダイオードに供給される同調電圧を形成す
    る形成回路と、 ジャックとを有し、 上記アンテナモジュールの使用時、上記形成回路が上記
    フロントエンド回路の受信周波数に対応して制御されて
    上記同調電圧が上記フロントエンド回路の受信する短波
    放送のメーターバンドに対応して変更され、 上記同調電圧が上記ジャックから出力されて上記可変容
    量ダイオードに供給されるとともに、 上記アンテナモジュールから出力される受信信号が上記
    フロントエンド回路に供給されるようにした短波受信
    機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の短波受信機において、 上記アンテナモジュールが、 補助コイルと、 この補助コイルを上記同調回路に高周波的に接続するス
    イッチ素子とを有する場合に、 上記フロントエンド回路の受信する短波放送のメーター
    バンドに対応して切り換わるメーターバンド切り換え電
    圧の形成回路を有し、 上記アンテナモジュールの使用時、上記メーターバンド
    切り換え電圧が上記ジャックから出力されてスイッチ素
    子に供給されるようにした短波受信機。
  3. 【請求項3】アンテナモジュールが、 ループアンテナと、 このループアンテナに高周波的に並列接続されて同調回
    路を構成する可変容量ダイオードと、 上記同調回路により選択された受信信号の供給される高
    周波アンプとを有し、 短波受信機が、 スーパーヘテロダイン方式およびPLLシンセサイザ方
    式に構成され、短波放送の受信信号を中間周波信号に周
    波数コンバータして出力するフロントエンド回路と、 上記可変容量ダイオードに供給される同調電圧を形成す
    る形成回路と、 ジャックとを有する場合において、 上記高周波アンプの電源となる電池と、 この電池の出力電圧をオンオフするスイッチ手段と、 上記ジャックに差し込まれるプラグと、 このプラグに接続されたケーブルとを有し、 上記アンテナモジュールの使用時、上記形成回路が上記
    フロントエンド回路の受信周波数に対応して制御されて
    上記同調電圧が上記フロントエンド回路の受信する短波
    放送のメーターバンドに対応して変更されるとともに、 上記スイッチ手段がオンとされて上記電池の出力電圧が
    上記高周波アンプにその動作電圧として供給されるとと
    もに、 上記同調電圧が、上記ジャックから上記プラグおよび上
    記ケーブルを通じて上記可変容量ダイオードに供給さ
    れ、 上記アンテナモジュールから出力される受信信号が、上
    記ケーブル、上記プラグおよび上記ジャックを通じて上
    記フロントエンド回路に供給されるようにしたアンテナ
    アダプタ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のアンテナアダプタにおい
    て、 上記スイッチ手段が上記短波受信機から供給される電圧
    によりオンオフ制御されるようにしたアンテナアダプ
    タ。
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