JP2000173176A - Dvdプレーヤ - Google Patents

Dvdプレーヤ

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JP2000173176A
JP2000173176A JP36195798A JP36195798A JP2000173176A JP 2000173176 A JP2000173176 A JP 2000173176A JP 36195798 A JP36195798 A JP 36195798A JP 36195798 A JP36195798 A JP 36195798A JP 2000173176 A JP2000173176 A JP 2000173176A
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disc
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dvd player
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Takeshi Iwamoto
武 岩本
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DVDプレーヤの機器リジョン番号が幾つであ
って、DVDのディスクリジョン番号が幾つであるかを
適宜の手段でユーザーに報知し、機器リジョン番号とデ
ィスクリジョン番号が不適合となった場合には、その理
由を明確に報知し、ユーザーに誤った認識を持たせた
り、無駄な手数を煩わせることのないDVDプレーヤを
提供する。 【解決手段】DVD1が装着されるフロントエンドブロ
ック2とバックエンドブロック3を設け、バックエンド
ブロック3の出力端にビデオブロック4とオーディオブ
ロック5を接続する。マイコン8に接続されたROM9
は、6つのディスクリジョン番号データが格納されてい
る。ディスプレイ10は、機器リジョン番号とディスク
リジョン番号を数字で表示するもので、DVDプレーヤ
の機器本体に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(デジタル
・ビデオ・ディスク)プレーヤに関し、特に、画像信号
と音声信号が記録済みのDVD(ソフトDVD)を再生
するためのDVDプレーヤに関する。なお、以下の説明
における「DVD」は、特に断りがない限り画像信号と
音声信号が記録済みのソフトのことをいう。
【0002】
【従来の技術】一般に、DVDは、CD(コンパクト・
ディスク)と同じ12cmの直径の光ディスクでありな
がら膨大な記憶容量があり、このために、1枚のディス
クに2時間を越える長時間の映画や音楽等々のプログラ
ムを収録することができる。
【0003】また、DVDは、光学式に非接触状態で信
号検出を行っているために現状ビデオテープのような摩
耗に基づく使用劣化が殆ど生じないので初期品質を長期
間にわたってほぼ完璧に保つことができ、映像再生する
という本来の基本機能の他に従来では得られないよう
な、マルチアングル機能、マルチアスペクト機能、マル
チ言語対応機能、パレンタルロック機能、ドルビーデジ
タル(AC−3)への対応機能等々を有し、取り扱いも
甚だ便利であるために現状ビデオテープソフトに取って
代わる勢いで広く普及しつつある。
【0004】このようなDVDを再生するための従来の
DVDプレーヤは、図7に示すように構成され、DVD
1を装着し得るフロントエンドブロック2の出力側にバ
ックエンドブロック3が接続され、このバックエンドブ
ロック3の出力側にビデオブロック4とオーディオブロ
ック5が並列的に接続され、これらの回路ブロックが、
コントロールキー6が接続されたマイコン7によって複
合的に制御される。
【0005】そして、ビデオブロック4からビデオ信号
(V出力)が出力され、オーディオブロック5からLチ
ャネルオーディオ信号(AL出力)とRチャネルオーデ
ィオ信号(AR出力)が出力される。
【0006】フロントエンドブロック2は、装着された
DVD1のピット面に対して読み取り用のレーザ光が所
定のフォーカス状態とトラッキング状態が保たれるよう
にサーボ制御すると共に、8−16変換等のデジタル信
号処理を行うもので、バックエンドブロック3は、MP
EG2規格でエンコードされているDVD1からのスト
リームをビデオ用とオーディオ用にデコードする、いわ
ゆるAVデコーダである。
【0007】ビデオブロック4は、バックエンドブロッ
ク3からのデジタルデータのビデオ成分データを抽出し
てD/A変換してTVの受信方式(NTSC,PAL,
SECAM等)にエンコードするもので、オーディオブ
ロック5は、バックエンドブロック3からのデジタルデ
ータのオーディオ成分データを抽出してD/A変換して
ステレオ(L,Rチャネル)のオーディオ信号を得るも
のである。
【0008】さて、DVDプレーヤとDVD1にはリジ
ョン番号と称される再生可能地域番号が全世界を6つの
地域に分割したそれぞれにリジョン番号,,,
,,として割り当てられていて、図8にその詳細
図を示すように、その国々(地域)に応じて分割されて
いる。リジョン番号を分割している理由は、映画等で
で発売されたディスクをこれから映画館で放映しようと
しているにディスクを輸入しての放映する利益等が
減少するのを守るためである。なお、わが国はリジョン
番号であり、例えばカナダはリジョン番号であり、
イギリスはリジョン番号であり、インドネシアはリジ
ョン番号であり、メキシコはリジョン番号であり、
ロシアはリジョン番号であり、中国はリジョン番号
である。
【0009】このようなリジョン番号は、DVDプレー
ヤとディスクの両方に付されていて、DVDプレーヤに
機器リジョン番号が付され、ディスクにディスクリジョ
ン番号が付されている。
【0010】この機器リジョン番号は、DVDプレーヤ
が使用される地域のリジョン番号が1つだけ与えられて
いて、わが国で販売されて使用されるDVDプレーヤ
は、機器リジョン番号であり、わが国で製造され、例
えば中国に輸出されて中国で使用されるDVDプレーヤ
は、機器リジョン番号がである。
【0011】一方、ディスクリジョン番号は、機器リジ
ョン番号のように1つには限定されず、最大6つを持つ
ことができ、わが国で再生可能なディスクは、ディスク
リジョン番号が含まれたディスクである。
【0012】これらの機器リジョン番号とディスクリジ
ョン番号は、リジョンコードと呼ばれデジタル信号の所
定アドレスにおけるフラグで定義されて規格化されてい
て、これによれば、ディスクとDVDプレーヤのそれぞ
れのリジョン番号が一致したときに限って所定の画像と
音声を再現させることができるようにしている。
【0013】DVDプレーヤの持っている機器リジョン
番号は、図9に示すシステムパラメータSPRMに示す
ように地域番号,コード値,ビットフィールドとして定
義されている。わが国は、リジョン番号であるので、
地域番号「2」でコード値が「02h」で、b7〜b0の8
ビットのビットフィールドが「00000010」であ
る。
【0014】一方、ディスクに記録される地域コード
は、そのリードインエリア内部のCPR_MAI(図1
0参照)とデータエリア中のビデオマネージャ情報管理
テーブル内のVMG_CAT(図11参照)に記述され
ている。この「CPR_MAI」と「VMG_CAT」
のそれぞれに記述されるRMA#1〜RMA#6の値は同じ
値であり、RMA#1〜RMA#6の各データは、機器とデ
ィスクのリジョン番号〜に対応している。
【0015】また、図10に示すCPR_MAIのb8〜
b39 のビットフィールドは、予備とされ、ビットb40〜b
47は、著作権保護システムのタイプを記述したCPS_
TYとされている。さらに、図11に示すVMG_CA
Tのビットb0〜b15 とb24 〜b31 のビットフィールド
は、予備(reserved)とされ、機器製造メーカーやソフ
ト製造メーカーでもって適宜に使用することができるよ
うにされている。
【0016】ここで、例えば、CPR_MAI(図10
参照)のb7〜b0の値(RMA#8〜RMA#1の値)が「0
0111110」だとすると、このディスクは、リジョ
ン番号の地域でのみ再生可能ということになる。
【0017】なお、未定義のRMA#7とRMA#8は、将
来的にリジョン番号を増やしても対応できるようになっ
ていて、現状ではRMA#7とRMA#8のフラグはデジタ
ル信号処理上は無視される。
【0018】さて、図7に戻り、一例として、機器リジ
ョン番号のDVDプレーヤで、ディスクリジョン番号
のDVD1を装着した場合を考えると、コントロール
キー6から再生に対応したキー入力がマイコン7に入力
されると、マイコン7は、フロントエンドブロック2に
対し、「DVD1を回転、光ピックアップをイニシャル
位置に移動、光ピックアップのレーザ光オン」等々を命
令する。
【0019】すると、DVD1からは最初にディスクの
リードインエリアの情報が読み出され、この情報の中の
CPR_MAI(図10参照)のRMA#6〜RMA#1の値
が読み出される。具体的には、「111110」で、デ
ィスクリジョン番号である。この「111110」
は、マイコン7の持っている機器リジョン番号である
「000010」と比較され同一でないと判断される。
【0020】そして、マイコン7からフロントエンドブ
ロック2に対して「光ピックアップのレーザ光オフ、デ
ィスク回転モータオフ」等々のいわゆるディスク再生中
止命令を送り、バックエンドブロック3に対しては「th
is disk may not be playedin your region」という
「このDVDプレーヤで、このディスクの再生は許可さ
れていない」というようなメッセージが書かれたビデオ
データをバックエンドブロック3から出力し、図示しな
いディスプレイにオンスクリーン画面として表示する。
【0021】従って、当該ディスクの再生が当該機器で
はできないことがユーザーに報知され、機器リジョン番
号とディスクリジョン番号が合致した別のディスクを再
生しなければならないことが報知されることになる。
【0022】また、機器リジョン番号とディスクリジョ
ン番号が合致した場合には、当然のことながら所定の再
生を行うことができるのであるが、この場合には、「機
器リジョン番号とディスクリジョン番号の両者が合致し
ているので再生可能である」旨の報知は特になされない
のが一般的である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のDVDプレーヤ
は、機器リジョン番号とディスクリジョン番号が合致し
なかったときには、正規の再生が行われず、「機器リジ
ョン番号とディスクリジョン番号が合致しないので再生
不可能」という旨の表示がされるように構成されてい
る。
【0024】従って、機器リジョン番号とディスクリジ
ョン番号の意味をよく理解したユーザーに対しては再生
不可能であることが一応は理解できるものの、機器リジ
ョン番号とディスクリジョン番号の意味をよく理解して
いない初心ユーザーは、ソフト不良や機器の故障である
と誤った受けとり方をしてしまい、ディスクの製造メー
カー(ソフト会社)に問い合わせたり、機器製造メーカ
ーのサービス部門に問い合わせたり故障修理の依頼を行
なってしまう等の無駄な手数をかけてしまう虞がある。
【0025】また、機器リジョン番号とディスクリジョ
ン番号の意味をよく理解したユーザーであっても、「機
器リジョン番号とディスクリジョン番号が合致しないの
で再生不可能」という旨の表示では、実際の機器リジョ
ン番号が幾つで実際のディスクリジョン番号が幾つであ
るかがユーザーに報知されないので説明不足ということ
が否めないものである。
【0026】一方、1枚のディスクに複数のディスクリ
ジョン番号を有することが規格上で許されているが、こ
の場合、ディスクリジョン番号が例えばととの3
つであったとき、機器リジョン番号がのDVDプレー
ヤで正規に再生することができたとしても、当該ディス
クが他のDVDプレーヤでも再生できるかどうかは実際
に他の機器リジョン番号を持ったDVDプレーヤで再生
してみないと解らないものである。
【0027】このような再生を行わずにリジョン番号が
合致するか否かの確認をするには、ディスクケースに収
納されているディスク解説書とDVDプレーヤに付属す
る機器取扱説明書との両方を見ればよいのであるが、一
般的なユーザーは、ディスク解説書はディスクの身近に
あってすぐに見られる状態にされているものの、機器取
扱説明書をすぐに見られるように保管してあることはま
れであって、殆どの人は、どこかに保管してある筈だと
いう状態や紛失してしまった状態であることが多い。ま
た、ディスク解説書や機器取扱説明書にリジョン番号が
記入されていない場合や間違って記入されている場合も
ある。
【0028】そこで、本発明の目的は、DVDプレーヤ
の機器リジョン番号が幾つであって、DVDのディスク
リジョン番号が幾つであるかを適宜の手段でユーザーに
報知し、機器リジョン番号とディスクリジョン番号が不
適合となった場合には、その理由を明確に報知し、ユー
ザーに誤った認識を持たせたり、無駄な手数を煩わせる
ことのないDVDプレーヤを提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるDVDプレーヤは、次のような特徴的
構成を採用している。
【0030】(1)装着されたDVDを再生して所定の
画像信号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおい
て、自機に予め設定された機器リジョン番号を検出し
て、機器本体に表示し得るように構成したDVDプレー
ヤ。
【0031】(2)装着されたDVDを再生して所定の
画像信号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおい
て、前記DVDを再生して得られた所定の画像信号に、
自機に予め設定された機器リジョン番号に対応する画像
信号を重畳して出力し得るように構成したDVDプレー
ヤ。
【0032】(3)装着されたDVDを再生して所定の
画像信号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおい
て、装着されたDVDに記録されているディスクリジョ
ン番号を検出して、該ディスクリジョン番号を機器本体
に表示し得るように構成したDVDプレーヤ。
【0033】(4)前記(3)において、装着されたD
VDに複数のディスクリジョン番号が記録されているこ
とが検出されたときに、該複数のディスクリジョン番号
を機器本体に一括表示し得るように構成したDVDプレ
ーヤ。
【0034】(5)装着されたDVDを再生して所定の
画像信号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおい
て、前記DVDを再生して得られた所定の画像信号に、
装着されたDVDに記録されているディスクリジョン番
号に対応する画像信号を重畳して出力し得るように構成
したDVDプレーヤ。
【0035】(6)前記(5)において、装着されたD
VDに複数のディスクリジョン番号が記録されているこ
とが検出されたときに、該複数のディスクリジョン番号
の一括表示に対応する画像信号を重畳して出力し得るよ
うに構成したDVDプレーヤ。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実
施の形態によるDVDプレーヤのブロック回路図であ
り、「DVD1,フロントエンドブロック2,バックエ
ンドブロック3,ビデオブロック4,オーディオブロッ
ク5,コントロールキー6」の構成は基本的には、前記
図7を用いて説明したと同様の機能を有し、これらに
は、マイコン8が接続され複合的に制御される。
【0037】マイコン8に接続されたROM9は、6つ
のディスクリジョン番号、即ち、〜に対応するデー
タが格納されたもので、マイコン8に接続されたディス
プレイ10は、機器リジョン番号とディスクリジョン番
号を数字で表示するもので、DVDプレーヤの機器本体
に設けられている。
【0038】そして、ビデオブロック4からビデオ信号
(V出力)が出力され、オーディオブロック5からLチ
ャネルオーディオ信号(AL出力)とRチャネルオーデ
ィオ信号(AR出力)が出力される。
【0039】また、このDVDプレーヤは、わが国で製
造されて使用されるものでDVD1の再生のみならずC
DやVCDの再生も行うことができるように構成され、
機器リジョン番号がに設定されると共に、DVD1に
は1つのディスクリジョン番号が設定されている。
【0040】このように構成されたDVDプレーヤにお
けるディスクリジョン番号の検出および報知の動作を図
2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0041】フロントエンドブロック2にDVD1が装
着され、コントロールキー6の再生開始キーが押操作さ
れて動作スタートされると、先ず、ステップS1でマイ
コン8からフロントエンドブロック2に対し、「DVD
1を回転、光ピックアップをイニシャル位置に移動、光
ピックアップのレーザ光オン」等々のディスク再生命令
が発せられ、次のステップS2でDVDであるか否かが
判定され、DVD1でない場合、即ち、CDやVCD等
の場合には、そのまま再生動作が継続される。
【0042】DVD1である場合には、次のステップS
3でリードインエリアのCPR_MAI(図10参照)
のRMA#6〜RMA#1を読み出すことによってそのリジ
ョンコードが検出される。このリジョンコードのデータ
は、ROM9の格納データと比較されてステップS5で
リジョンであるか否かが判定され、リジョンである
場合には次のステップS6で再生(正規の再生)が行わ
れる。
【0043】DVD1のリジョンコードのデータがリジ
ョンでない場合には、ステップS7に移行してリジョ
ンであるか否かが判定され、リジョンである場合に
は次のステップS8で再生ストップとされ、これと同時
的に図3に示す表示aがディスプレイ10に表示され
る。この表示aは、「This player's region number is
2.This disc's region number is 1.can not play
!!」であり、機器リジョン番号がでディスクリジョン
番号がであるために再生できない旨の表示である。
【0044】ステップS7でリジョンでないと判定さ
れた場合には、次のステップS9に移行してリジョン
であるか否かが判定され、リジョンである場合には次
のステップS10で再生ストップとされ、これと同時的
に図3に示す表示bがディスプレイ10に表示される。
この表示bは、「This player's region number is2.
This disc's region number is 3.can not play !!」
であり、機器リジョン番号がでディスクリジョン番号
がであるために再生できない旨の表示である。
【0045】ステップS9でリジョンでないと判定さ
れた場合には、次のステップS11に移行してリジョン
であるか否かが判定され、リジョン4である場合には
次のステップS12で再生ストップとされ、これと同時
的に図3に示す表示cがディスプレイ10に表示され
る。この表示cは、「This player's region number is
2.This disc's region number is 4.can not play
!!」であり、機器リジョン番号がでディスクリジョン
番号がであるために再生できない旨の表示である。
【0046】ステップS11でリジョンでないと判定
された場合には、次のステップS13に移行してリジョ
ンであるか否かが判定され、リジョンである場合に
は次のステップS14で再生ストップとされ、これと同
時的に図3に示す表示dがディスプレイ10に表示され
る。この表示dは、「This player's region numberis
2.This disc's region number is 5.can not play
!!」であり、機器リジョン番号がでディスクリジョン
番号がであるために再生できない旨の表示である。
【0047】ステップS13でリジョンでないと判定
された場合には、次のステップS15に移行し、リジョ
ンであると断定して次のステップS15に移行して再
生ストップとされ、これと同時的に図3に示す表示eが
ディスプレイ10に表示される。この表示cは、「This
player's region number is 2.This disc's region
number is 6.can not play !!」であり、機器リジョ
ン番号がでディスクリジョン番号がであるために再
生できない旨の表示である。
【0048】従って、機器リジョン番号とディスクリジ
ョン番号の意味をよく理解したユーザーのみならず、意
味をよく理解していない初心ユーザーのいずれであって
も、充分に説明していることになり、ディスクケースに
収納されているディスク解説書とDVDプレーヤに付属
する機器取扱説明書とを見なくても機器リジョン番号と
ディスクリジョン番号の関係が理解でき、従来のような
無駄な手数をかけてしまうことがない。
【0049】なお、前記表示a〜eは、予めメモリ(図
示せず)に格納されていて、DVDプレーヤ本体に設け
られたディスプレイ10に、マイコン8による制御の基
に表示されるようになっているが、本発明はこの例に限
定されることなく、次の(a)〜(d)のような4つの
形態による表示出力のいずれを採用してもよいことは勿
論である。
【0050】(a)前記表示a〜eをビデオブロック4
から出力される所定の画像信号に重畳して出力する。
【0051】(b)DVDプレーヤに予め設定された機
器リジョン番号を検出して機器本体に表示する。
【0052】(c)ビデオブロック4から出力される所
定の画像信号(V出力)に、機器リジョン番号に対応す
る画像信号を重畳して出力する。
【0053】(d)フロントエンドブロック2に装着さ
れたDVD1に記録されているディスクリジョン番号を
検出して、該ディスクリジョン番号を機器本体に表示す
る。
【0054】(e)ビデオブロック4から出力される所
定の画像信号(V出力)に、フロントエンドブロック2
に装着されたDVD1に記録されているディスクリジョ
ン番号を検出して、該ディスクリジョン番号に対応する
画像信号を重畳して出力する。
【0055】今までの例は、DVD1には1つのディス
クリジョン番号が設定されていた場合であり、DVD1
に複数のディスクリジョン番号が設定されている場合に
ついて、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0056】フロントエンドブロック2にDVD1が装
着され、動作スタートすると、ステップS16でマイコ
ン8からフロントエンドブロック2に対し、「DVD1
を回転、光ピックアップをイニシャル位置に移動、光ピ
ックアップのレーザ光オン」等々のディスク再生命令が
発せられて再生が開始され次のステップS17に移行す
る。
【0057】このステップS17は、コントロールキー
6のリジョン番号表示キー(図示せず)がオンされたか
否かが判定され、オンされていない場合(オフの場合)
にはステップS16に戻され再生が続けられる。
【0058】オンされた場合には、次のステップS18
に移行して、再生中のDVD1のデータエリア中のビデ
オマネージャ管理テーブル内のVMC_CAT内部のR
MA#6〜#1を読み出し、次のステップS19で「0」と
なっているRMAに対応するリジョン番号をオンスクリ
ーンとして表示するようにビデオブロック4に命令す
る。
【0059】このオンスクリーン表示は、DVD1に6
つのディスクリジョン番号が設定されている場合には、
例えば、図5に示すようにオンスクリーン表示fの画面
の右上部分にリジョンを意味するREGという文字が表
示されると共に、その隣にディスクリジョン番号を意味
する1〜6の数字が表示部gとして表示、または他と差
別化された色彩で表示される。
【0060】また、DVD1に3つのディスクリジョン
番号が設定されている場合には、例えば、図5に示すよ
うにオンスクリーン表示hの画面の右上部分にリジョン
を意味するREGという文字が表示されると共に、その
隣にディスクリジョン番号を意味する2〜4の数字が表
示部iとして表示、または他と差別化された色彩で表示
される。
【0061】なお、この例は、フロントエンドブロック
2に装着されたDVD1に複数のディスクリジョン番号
が記録されていることが検出されたときに、当該複数の
ディスクリジョン番号の一括表示に対応する画像信号を
重畳して出力し得るように構成されているが、当該複数
のディスクリジョン番号をDVDプレーヤの機器本体に
一括表示するようにしてもよいことは勿論である。
【0062】また、図6に示すように前述同様の「DV
D1,フロントエンドブロック2,バックエンドブロッ
ク3,ビデオブロック4,オーディオブロック5,コン
トロールキー6」を制御するためのマイコン11を設
け、このマイコン11にROM12と第1表示器13と
第2表示器14を接続するように構成し、ROM12に
6つのディスクリジョン番号、即ち、〜に対応する
データを格納し、第1表示器13と第2表示器14をD
VDプレーヤの機器本体に設け、第1表示器13を機器
リジョン番号を専用に表示するものとし、第2表示器1
4をディスクリジョン番号を専用に表示するものとして
もよい。
【0063】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
DVDプレーヤによれば、機器リジョン番号とディスク
リジョン番号が合致しなかったときには、正規の再生を
行なわず、「機器リジョン番号とディスクリジョン番号
が合致しないので再生不可能」という旨の表示がされる
と共に、機器リジョン番号が幾つでディスクリジョン番
号が幾つであるために再生不可能であるという理由まで
表示しているので、機器リジョン番号とディスクリジョ
ン番号の意味をよく理解したユーザーのみならずよく理
解していない初心ユーザーであっても容易に認識するこ
とができる。
【0064】このために、ソフト不良や機器の故障であ
ると誤った受けとり方をしてしまったり、ディスクの製
造メーカー(ソフト会社)に問い合わせたり、機器製造
メーカーのサービス部門に問い合わせたり故障修理の依
頼を行なってしまう等の無駄な手数をかけることを防ぐ
ことができる。
【0065】また、ディスクリジョン番号が複数ある場
合には、その全てが表示されるので、ディスクケースに
収納されているディスク解説書とDVDプレーヤに付属
する機器取扱説明書との両方を見る必要がなく、快適な
再生操作に専念することができる。
【0066】よって、DVDプレーヤの機器リジョン番
号が幾つであって、DVDのディスクリジョン番号が幾
つであるかを適宜の手段でユーザーに報知し、機器リジ
ョン番号とディスクリジョン番号が不適合となった場合
には、その理由を明確に報知し、ユーザーに誤った認識
を持たせたり、無駄な手数を煩わせることのないDVD
プレーヤ提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるDVDプレーヤの
ブロック回路図である。
【図2】図1に示されるDVDプレーヤの機器リジョン
番号とディスクリジョン番号の検出と表示の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】図1に示されるDVDプレーヤの表示例を一括
して示す図である。
【図4】複数のディスクリジョン番号を有するDVDの
検出と表示の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】複数のディスクリジョン番号を有するDVDの
表示例を一括して示す図である。
【図6】図1に示されるDVDプレーヤの変形例を示す
ブロック回路図である。
【図7】従来のDVDプレーヤのブロック回路図であ
る。
【図8】機器リジョン番号とディスクリジョン番号の世
界分割地域を示す図である。
【図9】地域番号とコード値とビットフィールドのデー
タ格納状態を一覧して示す図である。
【図10】DVDのリードインエリアのデータ格納内容
を示す図である。
【図11】DVDプレーヤの機器リジョン番号のデータ
格納内容を示す図である。
【符号の説明】
1 DVD 2 フロントエンドブロック 3 バックエンドブロック 4 ビデオブロック 5 オーディオブロック 6 コントロールキー 7,8,11 マイコン 9,12 ROM 10 ディスプレイ 13 第1表示器 14 第2表示器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装着されたDVDを再生して所定の画像信
    号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおいて、 自機に予め設定された機器リジョン番号を検出して、機
    器本体に表示し得るように構成することを特徴とするD
    VDプレーヤ。
  2. 【請求項2】装着されたDVDを再生して所定の画像信
    号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおいて、 前記DVDを再生して得られた所定の画像信号に、自機
    に予め設定された機器リジョン番号に対応する画像信号
    を重畳して出力し得るように構成することを特徴とする
    DVDプレーヤ。
  3. 【請求項3】装着されたDVDを再生して所定の画像信
    号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおいて、 装着されたDVDに記録されているディスクリジョン番
    号を検出して、該ディスクリジョン番号を機器本体に表
    示し得るように構成することを特徴とするDVDプレー
    ヤ。
  4. 【請求項4】装着されたDVDに複数のディスクリジョ
    ン番号が記録されていることが検出されたときに、該複
    数のディスクリジョン番号を機器本体に一括表示し得る
    ように構成することを特徴とする請求項3記載のDVD
    プレーヤ。
  5. 【請求項5】装着されたDVDを再生して所定の画像信
    号と音声信号を出力するDVDプレーヤにおいて、 前記DVDを再生して得られた所定の画像信号に、装着
    されたDVDに記録されているディスクリジョン番号に
    対応する画像信号を重畳して出力し得る、ように構成す
    ることを特徴とするDVDプレーヤ。
  6. 【請求項6】装着されたDVDに複数のディスクリジョ
    ン番号が記録されていることが検出されたときに、該複
    数のディスクリジョン番号の一括表示に対応する画像信
    号を重畳して出力し得る、ように構成することを特徴と
    する請求項5記載のDVDプレーヤ。
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