JP2000168716A - 包装機のサイド折り込み方法及びそのサイド折り込み装置 - Google Patents

包装機のサイド折り込み方法及びそのサイド折り込み装置

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JP2000168716A
JP2000168716A JP10340257A JP34025798A JP2000168716A JP 2000168716 A JP2000168716 A JP 2000168716A JP 10340257 A JP10340257 A JP 10340257A JP 34025798 A JP34025798 A JP 34025798A JP 2000168716 A JP2000168716 A JP 2000168716A
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folded
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JP10340257A
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Takeshi Munemura
猛 宗村
Koichi Mifune
孝一 三舩
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の高さ寸法に関わらず、特に極端に高さ
の低い製品の包材による折畳み包装を可能とする包装機
のサイド折り込み方法及びそのサイド折り込み装置を提
供する。 【解決手段】 フィルムシートFによる集積製品の胴巻
き及びその胴シールがなされた後、包装機の下流側包装
経路10では、この集積製品を移送する過程にて、フィ
ルムシートFの耳部Eを上下に展開した一対のサイドフ
ラップUF,LFとして形成する。この後、下サイドフ
ラップLFを折上げて上サイドフラップUFにラップさ
せ、これらを共に集積製品の上面に折り返してその折り
込みを完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品の折畳み包装
を行う包装機のサイド折り込み方法及びそのサイド折り
込み装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】折畳み包装を行う包装機での包材
の折り込み方法としては例えば、包材の胴巻き及び胴シ
ールがなされた後、製品の側方に角筒状に突出した包材
の耳部から一対のサイドフラップを形成し、そして、こ
れらサイドフラップを製品の側面に交互に折り込む方法
が挙げられる。
【0003】具体的には、上述した包材の折り込みは胴
巻き済みの製品を包装経路の移送面上を移送する過程に
て行われており、包装経路の両側には所定の折り込みガ
イドが配置されている。包材の耳部は先ず、この折り込
みガイドにより製品の移送方向でみて対向する部位が製
品の側面に耳折りされると共に、その他の部位は折り込
みガイドの上下にそれぞれ分離された一対のサイドフラ
ップとして形成される。このうち、下サイドフラップは
折り込みガイドと移送面との間を通じて側方に延び、一
方、上サイドフラップは折り込みガイドの上縁を乗り越
えて側方に延びており、これら上下のサイドフラップは
互いに平行となる。この後、これら上下のサイドフラッ
プは上述のように製品の側面に交互に折り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製品の
高さ寸法が極端に小さく、具体的にはその高さが7mm
に満たない場合、包材の耳部もまた極端にその厚みが薄
いため、この耳部が折り込みガイドに案内されたとき、
上述した対向する部位での耳折りが正確になされない。
このため、耳部においてその他の部位もまた上下に分離
された状態に変形されず、これら部位が折り込みガイド
の上下何れか一方に寄せられてしまい、結果的に耳部は
上下に押し潰された状態となる。このような状況にあっ
ては、包材の耳部を一対のサイドフラップとして形成す
ることができず、この後の折り込みもできないため、極
端に高さ寸法の小さい製品の折畳み包装を包装機におい
て実現することは非常に困難である。
【0005】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、高さ寸法が極端に低い
製品であっても、胴巻きした包材の耳部から一対のサイ
ドフラップを形成することができ、これにより確実な形
態で製品の折畳み包装を可能とする包装機のサイド折り
込み方法及びそのサイド折り込み装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のサイド折り込み
方法及びサイド折り込み装置(請求項1,2)は、包材
の耳部のうち、製品の移送方向でみて対向する部位を製
品の側面に折り込むことで、その残りの部位を互いに逆
方向に展開する一対のサイドフラップとして形成する。
そして、これら一対のサイドフラップのうち、一方のサ
イドフラップを製品の側面に折り込んで他方のサイドフ
ラップに重ね合わせた後、これらサイドフラップを共に
製品の側面に連なる面に折り返してその折り込みを完成
させるものである。
【0007】上述したサイド折り込み方法及び装置によ
れば、包材の耳部において移送方向に対向する部位の折
り込みは、その残りの部位を製品の側端縁を基部として
互いに逆方向に折り返すので、上述した一対のサイドフ
ラップの形成が容易に行われる。従ってこの後、これら
一対のサイドフラップの一方をその他方に重ね合わせ、
これらを共に製品の一端面に折り返せば、下折り方式に
よる製品の折畳み包装を行うことができる。
【0008】サイド折り込み装置の場合、展開した状態
の一方のサイドフラップを、他方のサイドフラップに重
ね合わせる前に、包装経路と平行となる姿勢に変位させ
るための手段を更に含むことが好ましい(請求項3)。
この場合、一方のサイドフラップが一旦、上述の平行姿
勢に変位されることで、この後の折り込みが容易とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、一例としてカード集積包装
機を挙げ、このカード集積包装機に本発明のサイド折り
込み方法及びサイド折り込み装置を適用した実施例につ
いて説明する。図1を参照すると、カード集積包装機内
でのカードの集積から、その包装までの一連の流れが概
略的に示されている。このカード集積包装機は複数のホ
ッパ1からなるホッパ列を有した繰り出し装置2を備え
ており、繰り出し装置2は1つのホッパ1からカードC
を1枚ずつ繰り出し可能となっている。ホッパ列はその
列方向に移動可能であり、選択された1つのホッパ1が
所定の繰り出し位置に位置付けられるようになってい
る。
【0010】繰り出し装置2から繰り出されたカードC
は、図示しないベルトコンベヤにより集積整列装置4に
向けて搬送され、この搬送過程にてその枚数がカウント
される。集積整列装置4ではカードCが所定枚数毎に集
積され、そして、集積されたカード、つまり、カード集
積体Sはその個々のカードCが整列された後、上流側の
包装経路6の始端近傍に規定された押し込み位置に位置
付けられる。
【0011】上流側の包装経路6はその始端にターレッ
ト型の胴巻き装置8を備えており、この胴巻き装置8と
前述の押し込み位置との間にフィルムウェブFWの繰り
出し経路、つまり、その垂下ラインが確保されている。
なお、図1にはターレットそのものは図示されていな
い。フィルムウェブFWはフィルムロールFRから連続
して繰り出されており、この繰り出し途中にてフィルム
ウェブFWにはティアテープTが貼り付けられる。な
お、ティアテープTはテープロールTRから繰り出され
る。ティアテープTを貼付されたフィルムウェブFW
は、図示しないターレットポケットへのカード集積体S
の押し込みにより先ず胴折りされ、この後、ターレット
の回転に伴いカード集積体Sに胴巻きされる。このと
き、ターレットの回転に伴いフィルムウェブFWがカー
ド集積体Sの周りに必要長さ分だけ繰り出されると(い
わゆる自己繰り出し)、その幅方向に切断されてフィル
ムシートFが形成され、次に、このフィルムシートFは
その両端部を互いに重ね合わせた状態で胴シールされ
る。
【0012】図2を参照すると、上述したカード集積体
Sに胴巻き及び胴シールがなされた後のフィルムシート
Fは、カード集積体Sの側方にそれぞれ角筒状の耳部E
を有している。この耳部Eは所定の突出長さAを有し、
また、カード集積体Sの高さ寸法及び幅寸法に基づき、
それぞれ所定の厚みT及び幅Wを有している。ここで、
例えばカード集積体SはカードCの集積枚数が20枚程
度であり、個々のカードCの厚みが約0.25mm程度
であることから、カード集積体S全体としての厚みも約
5mm程度と非常に小さい。
【0013】この後、フィルムシートFにより胴巻き済
みのカード集積体Sは、胴巻き装置8から下流側の包装
経路10の始端に排出される。下流側包装経路10で
は、フィルムシートFの耳折りと共にそのヒートシール
がなされ、これにより、カード集積体Sの包装が完了
し、所定の包装品Pが得られる。なお、フィルムシート
Fの正確な折り込み過程については後述する。
【0014】この後、図1に示されるように包装品Pに
はラベルLが貼り付けられ、そして、包装品Pはこれら
包装品Pを層状にして移送する排出セクション14に排
出される。なお、ラベルLは、ラベルロールLRから繰
り出される剥離シートウェブLW上に連続して貼着保持
されており、この剥離シートウェブLWから1枚ずつ剥
離して得られる。剥離シートウェブLWの繰り出し経路
中には、個々のラベルLに所定の情報を印刷するプリン
タ13が配置されている。
【0015】図3及び図4を参照すると、下流側包装経
路10及び実施例のサイド折り込み装置12が具体的に
示されている。サイド折り込み装置12は下流側包装経
路10の下方に配置された左右一対のガイドロッド16
を備えており、これらガイドロッド16は下流側包装経
路10に沿ってその始端から終端までの間を水平に延び
ている(図4参照)。
【0016】ガイドロッド16上にはキャリア18が摺
動自在にして取り付けられており、また、キャリア18
にはフィードスクリュー20が貫通してねじ込まれてい
る。フィードスクリュー20は一対の軸受ブラケット2
2にてその両端が回転自在に支持され、その一端に正逆
回転可能なサーボモータ24が連結されている。なお、
これら軸受ブラケット22は、包装機内に水平に配置さ
れたベースプレート25上に取り付けられている。
【0017】キャリア18上にはチャックユニット26
が設けられており、このチャックユニット26はキャリ
ア18から立設された支持プレート28を有している。
支持プレート28の上端には固定チャックプレート30
が取り付けられており、この固定チャックプレート30
は下流側包装経路10の始端に向けて水平に延びてい
る。固定チャックプレート30の下方には、可動チャッ
クプレート32が平行に配置されており、この可動チャ
ックプレート32はアングル部材34を介してチャック
シリンダ36のピストンロッドに連結されている。チャ
ックシリンダ36はエアシリンダからなり、キャリア1
8上にて支持プレート28に取り付けられている。従っ
て、チャックシリンダ36のピストンロッドが伸縮され
ると、固定チャックプレート30に対して可動チャック
プレート32が接離し、これにより、チャックユニット
26の開閉がなされる。
【0018】また、サーボモータ24の駆動に伴いフィ
ードスクリュー20が回転されると、キャリア18と共
にチャックユニット26は、ガイドロッド16に沿って
下流側包装経路10の始端と終端との間を往復すること
ができる。チャックユニット26は下流側包装経路10
の始端に規定される受け取り位置にて図示しないターレ
ットから胴巻き済みのカード集積体Sを受け取り、キャ
リア18の移動に伴ってそのカード集積体Sを終端側へ
移送する。ここで、チャックユニット26は上側に固定
チャックプレート30を有することから、チャックユニ
ット26はカード集積体Sの上面を基準面Xとしてこれ
を把持している。
【0019】また、サイド折り込み装置12は、下流側
包装経路10の途中に配置された折り込みガイドユニッ
ト40を備えており、この折り込みガイドユニット40
は下流側包装経路10を挟んで両側に設けられている。
なお、以下の図4〜図7には、その一方の折り込みガイ
ドユニット40のみが示されている。折り込みガイドユ
ニット40は下流側包装経路10に沿って水平に延びる
支持プレート42に取り付けられている。この支持プレ
ート42は、その両端にて一対のブラケット44の上端
に連結されており、これらブラケット44はベースプレ
ート25から立設されている。
【0020】折り込みガイドユニット40は下流側包装
経路10の始端側から、可動ガイド46、第1ガイド4
8、第2ガイド50及び折返しブロック52を有してい
る。これら個々について具体的には、先ず可動ガイド4
6は、図4から明らかなように通常はフィルムシートF
の耳部から退避するべくその側方に位置している。一
方、可動ガイド46は図4中の矢印に示されるように、
この退避位置から下流側包装経路10に対して接離する
方向及び下流側包装経路10に沿う前後方向に運動可能
となっており、これらの運動は2つのエアシリンダ5
4,56により行われる。このうち接離用のエアシリン
ダ54は、支持プレート42上に水平姿勢で取り付けら
れており、そのピストンロッドは、下流側包装経路10
に対して直交する方向に伸縮するべく配置されている。
また、このピストンロッドには、エンドプレート58を
介してプレート60が取り付けられており、このプレー
ト60はエンドプレート58から鉛直上方に延びてい
る。そして、プレート60の一方の面、つまり、下流側
包装経路10に向かう面には前後運動用のエアシリンダ
56が水平姿勢で取り付けられており、その駆動軸線は
下流側包装経路10と平行に配置されている。そして、
可動ガイド46は、エアシリンダ56のエンドプレート
62に取り付けられている。
【0021】図5を更に参照すればより明らかなよう
に、第1ガイド48及び第2ガイド50は、ブラケット
アングル64を介して支持プレート42に取り付けられ
ており、更にこれら第1及び第2ガイド48,50とブ
ラケットアングル64との間には、それぞれスペーサ6
6,68が介装されている。これら第1及び第2ガイド
48,50は下流側包装経路10に沿って延び、下流側
包装経路10を移送されるカード集積体Sの側面を案内
する。
【0022】また図6から明らかなように、折返しブロ
ック52はその下面が基準面Xと同一面内にあり、下流
側包装経路10に対して水平に進退することができる。
具体的には、折返しブロック52は水平姿勢に配置され
たエアシリンダ70のピストンロッドにエンドプレート
72を介して連結されており、このエアシリンダ70は
取付ブラケット74及び補助ブラケット76を介して支
持プレート42に取り付けられている。これら取付ブラ
ケット74及び補助ブラケット76は不等辺のアングル
部材からなり、取付ブラケット74はその短辺部分にて
支持プレート42上に固定され、その長辺部分に補助ブ
ラケット76及びエアシリンダ70が取り付けられてい
る。なお、補助ブラケット76はエアシリンダ70をそ
の下方から支持している。
【0023】次に、図7を参照して上述した可動ガイド
46、第1ガイド48、第2ガイド50及び折返しブロ
ック52について詳細に説明する。第1ガイド48は、
カード集積体Sの移送方向でみて前側の一端、つまり、
その前端に屈曲部78を有している。この屈曲部78は
第1ガイド48の前端部を折り返して形成され、下流側
包装経路10の側方に延びている。それ故、第1ガイド
48の下流側包装経路10側の一端面、つまり、その製
品ガイド面は、この屈曲部78にて下流側包装経路10
の側方に向けて展開されている。なお、屈曲部78は上
下方向に所定の幅Hを有し、この幅Hは、上述した耳部
Eの厚みTにその突出長さAの2倍を加えた長さ以上に
設定されている。
【0024】また、図示のように第1ガイド48の下縁
は折れ線状に形成されており、その略中央に水平部分8
0を有している。この水平部分80は、下流側包装経路
10を移送されるカード集積体Sの下面より僅かに上方
のレベルに位置付けられており、上述した耳部の幅Wと
略同じ長さBを有している。また、第1ガイド48の下
縁において、水平部分80の一端と上述した屈曲部78
の下端との間に傾斜部分82が形成されており、この傾
斜部分82は後端側に向かって上り勾配を有している。
一方、水平部分80よりも更に後端側には折上げ部分8
4が形成されており、この折上げ部分84もまた後端側
に向かって上り勾配を有している。
【0025】第2ガイド50は第1ガイド48よりも移
送方向でみて後方に配置され、一方、その前端部分は第
1ガイド48の下方を延びている。第2ガイド50はそ
の上縁に、上述した第1ガイド48の折上げ部分84と
平行に形成された折上げ部分86を有し、また、これら
折上げ部分84,86間には、折上げガイド通路88が
確保されている。
【0026】一方、図7からも明らかなように、第2ガ
イド50の前端部は第1ガイド48の傾斜部分82の下
方まで延びておらず、それ故、第1ガイド48と第2ガ
イド50との間には、水平部分80及び傾斜部分82よ
りも下方に位置して、図中の2点鎖線で示す領域内に所
定の開放空間90が形成されている。第2ガイド50に
は、その後端上縁部に切欠92が形成されている。この
切欠92は上述の基準面Xよりも下方のレベルに達して
おり、それ故、上述した折返しブロック52の進退時、
この切欠92の領域にて第2ガイド50と折返しブロッ
ク52との干渉が避けられる。
【0027】次に、図7及び図8を参照して、上述した
サイド折り込み装置12を用いて実施されるサイド折り
込み方法の実施例を説明する。なお、図8はサイド折り
込み方法における折り込み手順の流れを示している。先
ず、サイド折り込み装置12は上述の受け取り位置に
て、胴巻き済みのカード集積体Sをチャックユニット2
6により把持して受け取る。
【0028】次に、サイド折り込み装置12は、カード
集積体Sを把持した状態のチャックユニット26を下流
側包装経路10に沿ってその後端側へ移動させ、これに
よりカード集積体Sを移送する。折り込みガイドユニッ
ト40はカード集積体Sが移送される過程にて、先ずフ
ィルムシートFの耳部Eのうち、その移送方向でみて対
向する部位、つまり、その前後端部EF,ERの折り込
みを案内する。
【0029】具体的には、カード集積体Sの移送に伴
い、フィルムシートFの耳部Eが第1ガイド48の屈曲
部78に当接すると、耳部Eの前端部EFはこの屈曲部
78に案内され、カード集積体Sの側面に折り込まれ
る。一方、可動ガイド48がエアシリンダ54,56の
駆動によりカード集積体Sに向けて近接し、その後方か
ら相対的に前進すると、このとき耳部Eの後端部ERは
可動ガイド48に案内されてカード集積体Sの側面に折
り込まれる。
【0030】ここで、屈曲部78及び可動ガイド48は
上下方向に所定の幅Hを有しているので、上述した前後
端部EF,ERの折り込みは、これら前後端部EF,E
Rに隣接する部位の同一面内への折り込みを伴って耳部
Eを前後に耳折り(三角折り)する。このとき、耳部E
の残りの部位が第1ガイド48及び可動ガイド46に案
内されて上下に展開される結果、耳部Eの残りの部位は
上下一対のサイドフラップUF,LFとして形成される
(形成工程)。
【0031】この後、更にカード集積体Sが移送される
と、下サイドフラップLFは上述した開放空間90にて
第1ガイド48から開放され、その展開姿勢での基部の
弾性力により本来の水平姿勢、つまり、下流側包装経路
10と平行となる姿勢に復帰するべく変位する(変位工
程)。次に、下サイドフラップLFは、カード集積体S
の移送に伴い上述した形成ガイド通路88内を案内され
て進む。そして、下サイドフラップLFは形成ガイド通
路88を通過するとカード集積体Sの側面に折り込ま
れ、上サイドフラップUFに部分的に重ね合わせられる
(ラップ工程)。
【0032】この後、上下のサイドフラップUF,LF
が重ね合わせられた状態でカード集積体Sは更に移送さ
れ、両側の折返しブロック52間に規定される折返し位
置に位置付けられると、上述したエアシリンダ70はそ
のピストンロッドを伸長させて折返しブロック52をカ
ード集積体Sに向けて前進させる(図6参照)。これに
より、上下のサイドフラップUF,LFはカード集積体
Sの上面に折り返される(折返し工程)。
【0033】なお、折返しブロック52をヒータブロッ
クから構成していれば、上述の折返しと同時に上下サイ
ドフラップUF,LFのヒートシールがなされるので、
包装機にとってはより効率的である。この場合、いわゆ
る下折りシールの包装形態にて包装品Pが得られる。折
り込みガイドユニット40に上述した開放空間90が確
保されていれば、下サイドフラップLFを一旦、その自
由姿勢に開放させることができ、この後の形成ガイド通
路88への導入が容易である。また、下サイドフラップ
LFの変位には、その基部の弾性力を利用するので、こ
の変位のためのガイド部材は特に不要である。
【0034】また、カード集積体Sは下流側包装経路1
0を移送される間、チャックユニット26により確実に
把持されているので、カード集積体Sが折り込みガイド
ユニット40に対して不所望に位置ずれを起こすことは
ない。従って、上述した各工程における耳部Eの折り込
みがより確実に実施される。本発明は上述の一実施例に
制約されるものではなく、種々に変形して実施可能であ
る。上述の実施例では、変位工程及びラップ工程におい
て下サイドフラップLFを折り込んで上サイドフラップ
UFにラップさせているが、サイドフラップの折り込み
及び重ね合わせは逆の形態であってもよい。
【0035】その他、本発明のサイド折り込み方法及び
サイド折り込み装置は、カード集積包装機だけでなくそ
の他の包装機にも適用可能であることはいうまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサイド折
り込み方法及び装置(請求項1,2)によれば、製品の
高さ寸法の大小に関わらず包材の耳部から一対のサイド
フラップを容易に形成することができ、その後の折畳み
包装を確実に行うことができる。
【0037】サイド折り込み装置(請求項3)は、一方
のサイドフラップをその折り込みが容易な姿勢に変位さ
せるので、装置としての構成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード集積包装機内での集積包装の手順を示し
た概略図である。
【図2】フィルムシートにより胴巻きされたカード集積
体の斜視図である。
【図3】サイド折り込み装置の側面図である。
【図4】サイド折り込み装置の平面図である。
【図5】図3中、V−V線に沿う断面図である。
【図6】図3中、VI−VI線に沿う断面図である。
【図7】折り込みガイドユニットのみを詳細に示した図
である。
【図8】サイド折り込み方法の手順を示した流れ図であ
る。
【符号の説明】
18 キャリア 26 チャックユニット 40 折り込みガイドユニット 46 可動ガイド(形成手段) 48 第1ガイド(形成手段,ラップ手段) 50 第2ガイド(ラップ手段) 52 折返しブロック(折返し手段) 78 屈曲部(形成手段) 90 開放空間(変位手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E051 AB05 BA02 CA08 DA01 DB01 EA10 EB09 FB03 FD02 FD04 HA02 HA08 HB02 HC01 HC03 HE01 JA02 KA03 KA07 KA08 KA09 KA10 KB01 LA02 LA08 LA09 LA10 LB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装機の包装経路上で製品を移送する過
    程にて、前記製品に包材を胴巻き及び胴シールした後、
    前記製品の側方に角筒状をなして突出した前記包材の耳
    部を折り込むための方法において、 前記包材の耳部のうち、前記製品の移送方向でみて対向
    する部位を前記製品の側面に折り込むことで、前記耳部
    の残りの部位を互いに逆方向に展開する一対のサイドフ
    ラップとして形成する形成工程と、 前記一対のサイドフラップのうち、一方のサイドフラッ
    プを前記製品の側面に折り込んで他方のサイドフラップ
    に重ね合わせるラップ工程と、 前記他方のサイドフラップを前記一方のサイドフラップ
    と共に前記製品の側面に連なる面に折り返す折り返し工
    程とを具備したことを特徴とする包装機のサイド折り込
    み方法。
  2. 【請求項2】 包装機の包装経路上で製品を移送する過
    程にて、前記製品に包材を胴巻き及び胴シールした後、
    前記製品の側方に角筒状をなして突出した前記包材の耳
    部を折り込むための装置において、 前記包材の耳部のうち、前記製品の移送方向でみて対向
    する部位を前記製品の側面に折り込むことで、前記耳部
    の残りの部位を互いに逆方向に展開する一対のサイドフ
    ラップとして形成する形成手段と、 前記一対のサイドフラップのうち、一方のサイドフラッ
    プを前記製品の側面に折り込んで他方のサイドフラップ
    に重ね合わせるラップ手段と、 前記他方のサイドフラップを前記一方のサイドフラップ
    と共に前記製品の側面に連なる面に折り返す折り返し手
    段とを具備したことを特徴とする包装機のサイド折り込
    み装置。
  3. 【請求項3】 前記形成手段により形成された前記一方
    のサイドフラップを、前記ラップ手段により前記他方の
    サイドフラップに重ね合わせられる前に、前記包装経路
    と平行となる姿勢に変位させる変位手段を更に含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の包装機のサイド折り込み
    装置。
JP10340257A 1998-11-30 1998-11-30 包装機のサイド折り込み方法及びそのサイド折り込み装置 Pending JP2000168716A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103612863A (zh) * 2013-10-29 2014-03-05 广东众和化塑有限公司 一种编织袋包裹折边机构

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