JP2000162245A - 電圧センサ - Google Patents

電圧センサ

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JP2000162245A
JP2000162245A JP10332945A JP33294598A JP2000162245A JP 2000162245 A JP2000162245 A JP 2000162245A JP 10332945 A JP10332945 A JP 10332945A JP 33294598 A JP33294598 A JP 33294598A JP 2000162245 A JP2000162245 A JP 2000162245A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
voltage sensor
coil block
bobbin
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP10332945A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nakajima
清 中嶋
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品はそのままで、従来よりも格段に小
型化された電圧センサを提供する。 【解決手段】 略C字状を呈し、その両端面が対向して
間隙部を形成してなる鉄心(36)に、一次卷線及び二
次巻線を巻回して磁気回路を構成するコイルブロック
(30)及びドロッパ抵抗(35)を搭載した第一の回
路基板(32)と、電磁変換素子(4)を搭載した第二
の回路基板(34)とを、コイルブロック(30)の鉄
心(36)の間隙部に電磁変換素子(4)が配置される
ように交差させて連結したことを特徴とする電圧センサ
(24)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧センサに関し、
特にその実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電圧センサの一つに「0磁束法」と呼ば
れる測定原理に基づき構成されるものがある。この電圧
センサは、図4にそのブロック図で示されるように、測
定電圧V1 をドロッパ抵抗RDにより電流IINに変換
し、これを磁気回路1の一次卷線2に流す一方で、磁気
回路1の二次卷線3側に形成された間隙内に配置して構
成され、測定電圧源からの電流IINにより磁気回路1の
間隙に発生した磁束を、ホール素子等の電磁変換素子4
で検知するとともに電圧に変換し、この電圧出力を増幅
素子5、相補型トランジスタ6、6で構成される増幅回
路により増幅し、これを二次卷線3に電流として流し、
その出力電流IOUT を得るものである。
【0003】上記の電圧センサは、各回路部品が一個の
ケース内に纏めて収容され、例えば自動車のエンジンル
ーム等に搭載される。図5はその従来の具体的実装構造
を示すもので、一枚の回路基板10の一方の面(図中上
面)に複数のドロッパ抵抗RDを配し、他方の面(図中
下面)に磁気回路1を構成するコイルブロック16を配
した状態で、ケース12内に収装させる。
【0004】ここで、磁気回路1を構成するコイルブロ
ック16は、略C字状で、その両端面が対向してなる鉄
芯17(図4参照)の、前記間隙部が形成された一方側
に第二のボビン19を介して二次卷線3を巻回し、他方
の側に第一のボビン18を介して一次卷線2を巻回して
構成される。また、電磁変換素子4は、コイルブロック
16側に鉛直に突出するように回路基板10に接続さ
れ、かつコイルブロック16の第二のボビン19に開け
られた通孔(図中破線で示す)を通じて鉄心17の前記
間隙部に臨ませている。また、回路基板10からは、ド
ロッパ抵抗RDを介して測定電圧(図4のV1)に接続
する一次側リード線14、及びコイルブロック16、電
磁変換素子4に接続する二次側リード線15が、それぞ
れケース12の外部に取出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電圧センサの実装構造にあっては、各構成部品
を同一の回路基板上に搭載しているため、回路基板は大
きな面積を要していた。即ち、図5に示すように、回路
基板10の上下面に、ドロッパ抵抗RD及びコイルブロ
ック16を隣接させて搭載しているため、回路基板10
は同図左右方向の長さが必要であった。しかも、回路基
板10の下部側にコイルブロック16が配置されている
ため、特に回路基板10のドロッパ抵抗RDの下方部分
に無駄なスペースが生じていた。このような部品配置か
ら、従来の電圧センサは、ケース12を含めて必然的に
大きなものとなっていた。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、構成部品はそのままで、従来よりも格段に
小型化された電圧センサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、従来は単一の回路基板であったもの
を、ドロッパ抵抗及び磁気回路を構成する部品を搭載す
る第一の回路基板と、電磁変換素子を搭載する第二の回
路基板とに分割するとともに、両回路基板を各構成部品
が電気的、磁気的に接続された状態で連結させることで
電圧センサの小型を図ったものである。即ち、上記の目
的は、本発明に係る、略C字状を呈し、その両端面が対
向して間隙部を形成してなる鉄心に、一次卷線及び二次
巻線を巻回して磁気回路を構成するコイルブロック及び
ドロッパ抵抗を搭載した第一の回路基板と、電磁変換素
子を搭載した第二の回路基板とを、コイルブロックの鉄
心の間隙部に電磁変換素子が配置されるように連結した
ことを特徴とする電圧センサにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明の電圧センサを示す三面図であり、図2は電圧セ
ンサに用いるコイルブロックを構成するボビンの構造を
示す分解斜視図(A)及び同ボビンの組立状態を示す斜
視図(B)であり、図3はコイルブロックの三面図であ
る。
【0009】図1に示すように、本発明の電圧センサ2
4は、コイルブロック30及びドロッパ抵抗35を搭載
した第一の回路基板32と、ホール素子等の電磁変換素
子4を備える第二の回路基板34とを備え、各構成部品
が図4に示すような電気的、磁気的回路を形成するよう
に連結されて構成される。また、第一の回路基板32か
らは測定電圧(図4V1 )に接続する一次側リード線2
6が取り出され、第二の回路基板34からは外部機器と
の接続用コネクタ66に接続する二次側リード線28が
取り出されている。
【0010】コイルブロック30は磁気回路を形成する
部材であり、図2に示すように、略C字状を呈し、その
両端面が対向して間隙部Gが形成された鉄心36に、第
一のボビン38と第二のボビン40とが外嵌され、この
第一のボビン38には一次卷線が巻回され、第二のボビ
ンには二次卷線が巻回される。
【0011】第一のボビン38は、その両側にフランジ
38aが一体化されており、更に両フランジ38aの上
部には、第一の回路基板32に対する位置決め兼固定用
のボス42が突設されている。また、両フランジ38a
の後部側における一段低くされた段部38bには、一次
卷線との接続のための端子ピン44が一体に突設されて
いる。
【0012】第二のボビン40は、その両側にフランジ
40aが一体に設けられているとともに、中央にもフラ
ンジ40bが一体化されている。両側フランジ40a上
には第一の回路基板32に対する位置決め兼固定用のボ
ス42が突設され、また中央フランジ40b上には同じ
く第一の回路基板32との連結用の一対のピン46が突
設されている。また、第二のボビン40の両側フランジ
40aには、ボス42と直交するように第二の回路基板
34に対する連結用の一対のピン48a,48bが突設
されている。尚、この各ピン48a,48bの一方、例
えば上部側ピン48aは二次巻線との接続を行うもので
る。更に、第二のボビン40の中央フランジ40bに
は、鉄心36に外装した際に、鉄心36の間隙部Gと対
向する位置に挿通孔50が貫設されており、組み立て
時、この挿通孔50には電磁変換素子4が挿通される。
また、この挿通孔50の上下には、両側フランジ40a
に設けられたピン48a,48bと同方向に突出する第
二の回路基板との連結用の一対のピン52が設けられて
いる。
【0013】上記の第一のボビン38と、第二のボビン
40とは、鉄心36を挟むように対向して鉄心36に外
装され、一体化される(図2(B))。そして、図3に
示すように、第一のボビン38に一次卷線2を巻回し、
第二のボビン40に2次卷線3を巻回してコイルブロッ
ク30が完成する。このコイルブロック30は、図1に
示すように、第一の回路基板32に対しては、ドロッパ
抵抗35が搭載された側とは反対の面(図中裏面)に、
第一及び第二のボビン38,40のボス42並びにピン
44,46により接続される。一方、第二の回路基板3
4に対しては、第二のボビン40のピン48a,48
b,52により接続される。従って、第一の回路基板3
2と、第二の回路基板34とは、図示されるように、互
いに直交するように連結される。この時、第一の回路基
板32の一側端部に開口33を設けておき、この開口3
3に第二の回路基板34を挿通されて、両回路基板3
2,34をL次状に交差させてもよい。また、電磁変換
素子4は、第二のボビン40の挿通孔50を通じて鉄心
36の間隙部Gに配置されるとともに、第二の回路基板
34と電気的に接続される。
【0014】上記の如く構成される電圧センサ24は、
第一の回路基板32と第二の回路基板34とに分割して
構成部品を搭載したため、各回路基板の面積が小さくて
すみ、また第一の回路基板32と第二の回路基板34と
がコイルブロック30と対面するように立体的に配置さ
れているため無駄なスペースが無くなり、従来の実装構
造のものに比べて大幅に小型化されている。また、組み
立てに際しても、各回路基板32,34に接続・位置決
め兼用の孔を設けておき、これに第一及び第二のボビン
38,40のボス42やピン44,48a,48b,5
2を挿通させることにより容易に、かつ確実に行うこと
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、大幅に小型化された電圧センサが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧センサの一実施形態を示す三面図
である。
【図2】図1に示す電圧センサのコイルブロックを構成
するボビンを示す分解斜視図(A)及び組み立て状態を
示す斜視図(B)である。
【図3】図1に示す電圧センサのコイルブロックを示す
三面図である。
【図4】電圧センサの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の電圧センサの実装構造を示す概略側面図
である。
【符号の説明】
1 磁気回路 2 一次巻線 3 二次巻線 4 電磁変換素子 24 電圧センサ 30 コイルブロック 32 第一の回路基板 34 第二の回路基板 35 ドロッパ抵抗を構成する複数の抵抗 36 鉄心 38 第一のボビン 40 第二のボビン 38a,40a,40b フランジ 42 ボス 44,46,48a,48b,52 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略C字状を呈し、その両端面が対向して
    間隙部を形成してなる鉄心に、一次卷線及び二次巻線を
    巻回して磁気回路を構成するコイルブロック及びドロッ
    パ抵抗を搭載した第一の回路基板と、電磁変換素子を搭
    載した第二の回路基板とを、コイルブロックの鉄心の間
    隙部に電磁変換素子が配置されるように交差させて連結
    したことを特徴とする電圧センサ。
JP10332945A 1998-11-24 1998-11-24 電圧センサ Pending JP2000162245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012052899A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Tdk Corp 磁気平衡式電流センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012052899A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Tdk Corp 磁気平衡式電流センサ

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