JP2000161938A - 描画パターンの検査方法および装置 - Google Patents

描画パターンの検査方法および装置

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JP2000161938A
JP2000161938A JP10331227A JP33122798A JP2000161938A JP 2000161938 A JP2000161938 A JP 2000161938A JP 10331227 A JP10331227 A JP 10331227A JP 33122798 A JP33122798 A JP 33122798A JP 2000161938 A JP2000161938 A JP 2000161938A
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Masatoshi Tsuneoka
正年 恒岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動化が可能であり、スティッチングを定量
する際のスループットと精度を向上することができる描
画パターンの検査方法を提供する。 【解決手段】 素子の描画パターンの画像を撮像し、こ
の画像と比較標準とのパターンマッチングにより図形を
抽出し、これらの中から判別される特異な図形に対する
他の図形の相対的な座標ベクトルとこれらの差分ベクト
ルを、画像処理と数値演算の組み合わせによって行いス
ティッチングを定量し得るので、検査を自動化すること
が可能となる。また、人間が手動でスティッチングの大
きさを側長する必要がないため、検査時間を短縮し、検
査の高速化を図り、スループットを向上することが可能
となる。さらに、相対的な座標ベクトルを用いて、図形
の絶対位置の測定が必要なく、半導体基板の位置決め精
度の影響を受けずにスティッチングを定量し得るため、
定量精度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た素子の描画パターンの検査方法および装置に係わる。
特に、電磁波または粒子線の露光により形成され、1回
の露光で描画されるフィールドが連接して成る素子の描
画パターンの検査方法および装置に適用して好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム描画装置等により、例えば半
導体基板上に直接描画される半導体素子の描画パターン
は、一般に2つ以上のフィールドに分割されており、こ
れらフィールドが連接されて1つの大きなパターンが形
成されている。このような描画においては、電子ビーム
が照射される位置がずれたり、半導体基板が移動する場
合に停止位置がずれるといった原因により、フィールド
間のズレ(一般に、つなぎ精度、またはスティッチン
グ;Stitching と呼ばれる。以下、単にスティッチング
と云う。)が発生する虞がある。
【0003】このスティッチングにより描画パターンの
断線が起こると、半導体素子の機能が担保されなくなる
ので、製品の製造前および製造中に、このようなスティ
ッチングを定量し、描画装置の描画性能を確認または調
整しておく必要がある。
【0004】ここで、従来のスティッチングの定量方法
について説明する。図10は、従来のスティッチングの
定量に用いられる装置の一例を示す構成図である。図1
0に示すように、半導体素子が形成された半導体基板3
は、半導体素子31の描画面を上(以後、上下左右は図
面を基準とする。)にして、平面方向に移動自在なXY
ステージ40上に保持されている。また、半導体基板3
の上面に対向して走査型電子顕微鏡(Scanning Electro
n Microscope;以下単にSEMと云う。)41が配設さ
れている。このSEM41からは、コリメートされた電
子ビーム42が半導体基板3の面上を走査するように出
射され、この電子ビーム42の照射位置より出射される
2次電子がSEM41で検出され、この検出信号がSE
M画像48として画像メモリ43に格納される。この画
像メモリ43には制御計算機44が接続されており、画
像メモリ43に格納されているSEM画像48は、表示
装置45に表示されると共に、出力装置46に出力され
る。
【0005】ところで、半導体基板3と上記のフィール
ドとの関係は、図3および図4に示す関係にある。図3
は、半導体基板3の平面図を示しており、XYステージ
40に保持される円板状の半導体基板3上には、複数の
半導体素子31が縦横に配列して形成されている。図4
はこの半導体素子31の拡大平面図であり、半導体素子
31の描画パターンの領域は、さらに細かく区画された
複数のフィールドFが境界Bにおいて連接して形成され
ている。ここで例えば、互いに隣接する一方のフィール
ドF1と他方のフィールドF2の境界B12を含む領域
を図10に示す装置で撮像して得られるSEM画像48
の例を図11および図12に示す。
【0006】図11は、上記一方のフィールドF1と他
方のフィールドF2との境界B12を含むSEM画像4
8の各平面図であり、図11(a)はスティッチングが
発生していないケースを示し、図11(b)〜(d)は
スティッチングが発生しているケースを示す。図11
(a)に示すように、スティッチングが発生していない
場合には、フィールドF1,F2の各々の領域にある図
形Z10,Z11は、適度な重なりを持って境界B12
と交差している。図11(b)は図形Z10,Z11の
上下方向のスティッチングを示しており、その大きさΔ
Yは、側長SEM等を使用して手動で計測される。ま
た、図11(c)は図形Z10,Z11の左右方向のス
ティッチングを示しており、図形Z10,Z11の重な
り合う部分のコントラストの差から、両者の境界を目視
により判定して、スティッチングの大きさΔXを手動で
測定する。さらに、図11(d)に示す図形Z10,Z
11は、回転を伴うスティッチングであり、この場合に
は人間が分度器等を用いて角度Δθを測定する。
【0007】さらに、図12(a)〜(c)は、上述し
た手動の側長によりスティッチングを定量するための図
形(一般に、Test Element Group ; 略してTEGと
云われる。)が境界B12近傍に形成される場合のSE
M画像48を示す各図である。このTEGを用いる場合
には、スティッチングが発生していない時の一方のフィ
ールドF1にある図形T1,T3と他方のフィールドF
2にある図形T2,T4との間隔は、既知であるか、あ
るいは、同一のフィールドにこれら図形T1,T2,T
3,T4のパターン描画して実測し得るので、側長SE
M等により手動で測定されるΔX,ΔX1,ΔX2,Δ
X3,ΔYとの差異からスティッチングの大きさが定量
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のスティッチングの定量方法では、SEM画像4
8上の図形Z10,Z11,T1,T2を人間が認識
し、また、これら図形の重なり部分の境界を人間が判定
し、スティッチングの大きさを人間が手動で計測するた
め、多大な処理時間を要してスループットが悪いという
課題がある。また、回転を伴うスティッチングの場合に
は、側長する位置によって平面方向の計測値が変動し、
さらに図形が重なる場合には、その境界を判定すること
が困難なので、スティッチングの定量精度が悪化する。
【0009】そこで、本発明はかかる事情に鑑みて、自
動化が可能であり、スティッチングを定量する際のスル
ープットと精度を向上することができる描画パターンの
検査方法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の描画パターンの検査方法は、電磁波または
粒子線の露光により基板上、例えば半導体基板上に形成
され、1回の露光で描画されるフィールドが連接して成
る素子、例えば半導体素子の描画パターンを検査するも
のであって、互いに隣接するフィールド間の境界を含む
領域の画像を撮像する第1のステップと、画像を画像処
理して予め登録された比較標準とのパターンマッチング
により、比較標準のパターンイメージに合致する図形を
抽出し、抽出された図形のうち特異な図形を判別する第
2のステップと、特異な図形の前記画像上の座標に対す
る、図形の座標ベクトルの実測値を演算すると共に、描
画パターンの設計情報に基づいて図形が本来描画される
座標ベクトルの設定値を演算する第3のステップと、特
異な図形が存在する一方のフィールドとは異なる少なく
とも1つの他方のフィールドの領域に存在する図形の実
測値と設定値との差分を演算して得られる差分ベクトル
に基づいて、一方のフィールドに対する他方のフィール
ドの本来の描画位置からのズレ(スティッチング)を定
量する第4のステップとを備えることを特徴とする。な
お、上記の描画パターンの設計情報とは、同一のフィー
ルド内に描画された描画パターンを実測することにより
得られるスティッチングを伴わない座標ベクトルの値
を、概念として含むものである。
【0011】このような検査方法によれば、撮像された
画像から抽出される図形の実際の描画位置と本来描かれ
るべき描画位置との差異が、画像処理と数値演算処理と
により定量されるので、人間が介在して画像上で手動で
側長することなく、一方のフィールドと他方のフィール
ドとのスティッチングが定量され得る。また、パターン
マッチングにより得られる図形の座標値は相対的な値が
用いられるので、これら図形の絶対座標の測定が必要な
く、よって、半導体基板の位置決め精度に影響を受ける
ことなく、スティッチングが定量され得る。さらに、撮
像した画像の画像処理と数値演算とを行う間に、次の撮
像領域を撮像するといった並列処理を行い得るので、検
査の効率が高められ、検査時間が短縮され得る。
【0012】また、上記の第4のステップにおいて、特
異な図形とは異なり、一方のフィールドの領域に存在す
る少なくとも1つの図形に関する差分ベクトルと、他方
のフィールドの領域に存在する少なくとも2つの図形に
関する差分ベクトルとを演算し、これら差分ベクトルに
基づいて一方のフィールドと他方のフィールドとの回転
を伴う描画位置のズレを定量することを特徴とすると好
適である。
【0013】このようにすれば、一方のフィールドの領
域に存在する特異な図形と他の少なくとも1つの図形と
から、一方のフィールドの方向が一義的に決定されると
共に、他方のフィールドの領域に存在する少なくとも2
つの図形の差分ベクトルが得られるので、回転を伴うス
ティッチングが正確に定量され得る。
【0014】またさらに、本発明の描画パターンの検査
装置は、電磁波または粒子線の露光により基板上に形成
され、1回の露光で描画されるフィールドが連接して成
る素子の描画パターンを検査するものであって、基板を
保持し2次元平面方向に移動自在な2次元移動手段と、
基板の素子が形成されている面に対向して配設され、描
画パターンの一部を拡大した画像を撮像する撮像手段
と、比較標準を格納する比較標準格納手段と、撮像手段
により撮像される画像を画像処理して比較標準とのパタ
ーンマッチングにより比較標準のパターンイメージに合
致する図形を抽出すると共に、抽出された図形のうち特
異な図形を判別し、図形の画像上の実測値としての座標
値を算出する画像処理手段と、画像処理手段により算出
された特異な図形の座標値に対する図形の座標値に基づ
いて図形の座標ベクトルの実測値を演算すると共に、描
画パターンの設計情報に基づいて図形が本来描画される
座標ベクトルの設定値を演算し、特異な図形が存在する
一方のフィールドとは異なる少なくとも1つの他方のフ
ィールドの領域に存在する図形の実測値と設定値との差
分ベクトルを演算し、差分ベクトルの成分に基づいて一
方のフィールドに対する他方のフィールドの本来の描画
位置からのズレ(スティッチング)を定量する演算手段
とを備えることを特徴とする。
【0015】このように構成された素子の検査装置によ
れば、撮像手段で撮像される画像が画像処理手段におい
て処理され、出力された処理結果のデータを使用して演
算手段で演算するので、画像の撮像から画像処理を経て
演算によるスティッチングの定量に至る一連の処理が、
人間の介在を必要とせず連続して実施され得る。また、
相対的な座標値を用いてスティッチングの定量が行われ
るので、2次元移動手段による素子の位置決めに特段の
精度が必要とされない。さらに、撮像手段による撮像
と、画像処理手段および演算手段による処理とを独立に
行い得るので、検査効率が高められ、検査時間が短縮さ
れ得る。
【0016】ここで、描画パターンの検査装置の具体的
な構成としては、例えば、撮像手段が走査型電子顕微鏡
である構成が採用される。また、撮像手段が電荷結合素
子を用いる光学的なイメージセンサである構成も採用さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の描画パターンの
検査装置に係る一実施形態の構成を示す図である。検査
装置1の筐体11内には、素子としての半導体素子31
が形成された基板としての円板状の半導体基板3が、半
導体素子31の描画パターン(図示せず)が描かれた描
画面を上にして、平面方向に移動自在な角平板状の2次
元移動手段2上に保持されており、この半導体基板3の
上面に対向して撮像手段としてのSEM4が配設されて
いる。このSEM4からは、コリメートされた電子ビー
ム12が半導体基板3の面上を走査するように出射さ
れ、この電子ビーム12の照射位置より出射される2次
電子がSEM4で検出され、この検出信号が画像13と
して画像格納手段5に格納される。
【0018】そして、この画像格納手段5には、画像1
3を画像処理し、比較標準14とのパターンマッチング
により比較標準14のパターンイメージに合致する図形
を抽出し、抽出された図形から特異な図形を判別し、こ
れら図形の画像13上の座標値を算出する画像処理手段
7が接続されている。上記の比較標準14は比較標準格
納手段6に格納されており、この比較標準格納手段6は
画像処理手段7と接続されている。また、画像処理手段
7には、上記の特異な図形の座標値に対する上記各図形
の座標ベクトルの実測値を演算すると共に、描画パター
ンの設計情報に基づいて上記図形が本来描画される座標
ベクトルの設定値を演算し、特異な図形が存在する一方
のフィールド(先に説明した図4に示す一方のフィール
ドF1)と他方のフィールド(図4に示す他方のフィー
ルドF2)の領域に存在する図形の実測値と設定値との
差分ベクトルを演算し、この差分ベクトルの成分に基づ
いて一方のフィールドF1に対する他方のフィールドF
2のスティッチングを定量する演算手段としての制御演
算計算機8が接続されている。この制御演算計算機8
は、2次元移動手段2の駆動とSEM4による半導体基
板3の撮像を制御する機能をも有している。また、制御
演算計算機8には、制御演算計算機8による演算結果や
画像13や検査装置1の作動状況を示すステータス情報
等が表示される表示手段9および出力される出力手段1
0が接続されている。
【0019】上記の半導体基板3とフィールドFとの関
係は、先に説明した図3および図4に示す関係と同等で
ある。図4に示す半導体素子31の描画においては、露
光される電子ビームの偏向角を変化させるか、時には、
半導体基板3を平面方向に移動しながらフィールドF毎
の描画が連続して実施される。この時、描画されたフィ
ールドFの領域の基板上には少なからず電子が残留し、
その領域は負電荷に帯電することとなる。例えば、図4
に示す描画が終了した一方のフィールドF1の次に描画
される隣接する他方のフィールドF2の近傍には、残留
した電子の負電荷により誘起される電場が存在するた
め、電子ビームはこの電場の影響を受けて所定の偏向角
よりもさらに偏向してしまい、一方のフィールドF1と
他方のフィールドF2間にスティッチングが発生する。
【0020】このスティッチングを図1に示す検査装置
1により定量する時の処理の流れを以下に説明する。図
2は、本発明の描画パターンの検査方法に係る一実施形
態の工程を示すフロー図である。まず、ステップSP1
から処理が開始されると、次のステップSP2におい
て、図1に示す2次元移動手段2が半導体基板3を平面
方向に移動させ、SEM4からの電子ビーム12が投射
される範囲に、図4に示す一方のフィールドF1と他方
のフィールドF2との境界B12を含む領域が位置する
ように半導体基板3が定置され、ステップSP3の処理
へと移行する。ステップSP3では、境界B12が含ま
れる領域がSEM4により撮像され、画像格納手段5に
画像13として格納された後、ステップSP4およびス
テップSP5へと進む。
【0021】ステップSP4では、図5(a)に一例を
示す比較標準14の読み出しが行われる。図5(a)
は、図1に示す比較標準格納手段6に予め格納されてい
る比較標準14の例を示す図である。比較標準14は、
単純な参照図形61,62,63,64等から成り、こ
れらの形状データと座標値61a,62a,63a,6
4a等の情報が図1に示す画像処理手段7に出力され、
ステップSP5に処理が移行する。
【0022】ステップSP5においては、まず、図5
(b)に示す画像13が画像格納手段5から画像処理手
段7に出力される。図5(b)は画像13の一例を示す
図であり、図形Z1,Z2,Z3,Z4が描画されてい
る領域の画像を示す。このような断続した図形パターン
は実際の描画パターンそのものではなく、これ以降の説
明を簡便にするためのものである。
【0023】そして、画像13は画像処理手段7により
輪郭抽出や特徴検出等の画像処理が施され、ステップS
P4で読み出された参照図形61,62,63,64と
のパターンマッチングが実施されて、パターンイメージ
に合致する図形Z1,Z2,Z3,Z4が抽出される。
また、図5(b)に示す境界B12は、画像13上では
明確に判別できないが、描画パターンの設計情報と画像
13の撮像位置のデータ等から想定され、図形Z1,Z
2,Z3,Z4が境界12を挟んでどちら側に存在する
かといった情報も得られる。続いて、図形Z1,Z2,
Z3,Z4の中から、他とは特に異なる形状を有する特
異な図形として図形Z1が判別される。つまり、他の図
形Z2,Z3,Z4は回転に対して合同であるが、図形
Z1は図形Z2,Z3,Z4とは合同でないので、特異
な図形と容易に判断される。
【0024】次に、図6はこれら図形Z1,Z2,Z
3,Z4の位置関係を示す図であり、図5(a)に示す
参照図形61,62,63,64を代表する座標61
a,62a,63a,64aに基づいて、対応する図形
Z1,Z2,Z3,Z4を代表する座標Z1a,Z2
a,Z3a,Z4aが与えられる。また、特異な図形Z
1の座標Z1aを原点とし、座標Z1aと図形Z3の座
標Z3aを結ぶ線分をY軸とする直交座標系が設定され
る。このY軸は一方のフィールドF1の方向を示すもの
であり、このように特異な図形Z1を含む一方のフィー
ルドにもう1つの図形Z3が存在すると、一方のフィー
ルドF1の方向が一義的に決定される。
【0025】また、画像処理手段7で座標Z1a,Z2
a,Z3a,Z4aに変換された図形Z1,Z2,Z
3,Z4の情報等は制御演算計算機8へ出力され、処理
はステップSP6へと移行する。このステップSP6に
おける処理を図7を用いて説明する。図7(a)〜
(c)は、スティッチングが発生してる3つのケースの
座標Z1a,Z2a,Z3a,Z4aの位置関係を示す
各図である。図7(a)は、図形Z2,Z4が本来描画
される座標Z2a,Z4aからX軸方向およびY軸方向
に平行にずれて、座標Z2b,Z4bに描画されたケー
スを示す。この場合のスティッチングは、回転を伴なっ
ていない。ここで、座標Z2a,Z4aが描画パターン
の設計情報を用いて演算制御計算機8で演算される一
方、座標Z2b,Z4bはステップSP5において、画
像処理手段7によるパターンマッチングによって算出さ
れる。そして、座標Z1aを原点とする座標Z2a,Z
2b,Z4a,Z4bの座標ベクトルV2a,V2b,
V4a,V4bが制御演算計算機8によって演算され
る。座標ベクトルV2a,V4aは本来の描画位置を指
し示す設定値であり、座標ベクトルV2b,V4bは実
測値である。
【0026】次に、ステップSP7において、上記の実
測値V2b,V4bと設定値V2a,V4aとを用い
て、両者の差分が演算されて、差分ベクトルD2,D4
が算出される。図7(a)から明らかなように、これら
差分ベクトルD2,D4は一方のフィールドF1に対す
るフィールドF2のスティッチングの大きさと方向を表
すこととなる。図7(a)の条件では、他方のフィール
ドF2が回転を伴わずX軸およびY軸に平行にずれてい
るので、差分ベクトルD2,D4は等しい。この場合、
差分ベクトルD2,D4のX,Y成分がX軸方向および
Y軸方向のスティッチングの大きさとして定量される。
【0027】次に、図7(b)は、他方のフィールドF
2が、座標Z2aと座標Z4aとを結ぶ線分の中点で角
度Δθだけ回転して描画されたケースを示す。各座標ベ
クトルの演算と差分ベクトルD2,D4の演算は、上記
の図7(a)の場合と同様であるので、説明を省略す
る。ここで得られる差分ベクトルD2,D4は、図7
(b)から明らかなように、大きさが同等であり、か
つ、X軸およびY軸の両方について方向が逆となる。こ
の場合、差分ベクトルD2,D4のX,Y成分の平均は
ゼロとなり、このことから、X軸およびY軸方向へのス
ティッチングが発生していないことが分かる。そして、
回転角度Δθについては、差分ベクトルD2,D4の成
分を、例えば(xd2,yd2)、(xd4,yd4)
とすれば、tan(Δθ/2)=yd2/xd2=yd
4/xd4の関係から求まる。
【0028】また、図7(c)は、図7(a)および図
7(b)を複合したケースであり、他方のフィールドF
2が、座標Z2aと座標Z4aとを結ぶ線分の中点で角
度Δθだけ回転し、かつ、X軸およびY軸に平行なズレ
が発生してるケースを示す。各座標ベクトルの演算と差
分ベクトルD2,D4の演算は、上記の図7(a)の場
合と同様であるので、説明を省略する。この場合には、
まず、図7(b)に示すケースと同等に回転角度Δθを
求め、次に、座標Z2bと座標Z4bを結ぶ線分の中点
を中心に、この回転角度Δθだけ逆向きに回転した場合
の座標を算出し、座標Z2aおよび座標Z4aとのX,
Y成分の差異を計算することにより、X軸方向およびY
軸方向のスティッチングの大きさが定量される。あるい
は、差分ベクトルD2,D4の平均を演算し、その平均
ベクトルのX,Y成分からX軸方向およびY軸方向のス
ティッチングの大きさが定量される。
【0029】このように定量されたスティッチングの量
は、ステップSP8において、許容され得る量であるか
否かの判定に供される。ステップSP8では、例えば、
半導体素子31の描画パターンの設計情報に基づいて、
一方のフィールドF1と他方のフィールドF2とのステ
ッィチングの大きさの許容量を制御演算計算機8で演算
し、この許容量とステップSP7で定量されたスティッ
チングの量とを比較して、この定量値が許容量を上回る
場合には、有意なステッィチングが発生しているとの判
定が下される。この判定結果は、図1に示す表示手段9
に表示され、また、出力手段に出力される。そして、続
くステップSP9において、さらに撮像を繰り返す場合
には、ステップSP2の処理へ戻り、処理を終える場合
は、ステップSP10で終了する。
【0030】このような実施形態によれば、SEM4で
撮像された画像13から抽出される図形Z1,Z2,Z
3,Z4の実際の描画位置と本来描かれるべき描画位置
との差異を、画像処理と数値演算処理とにより定量し、
一方のフィールドF1と他方のフィールドF2とのステ
ィッチングを定量し得るので、検査を自動化することが
可能となる。そして、この一連の処理に、人間が介在し
て画像13上で手動で側長する必要がないので、検査時
間を低減してスループットを向上できる。また、図形Z
1,Z2,Z3,Z4の座標値は相対的な値であり、絶
対的な座標位置の測定が必要なく、半導体基板3の位置
決め精度の影響を受けずにスティッチングを定量し得る
ため、スティッチングの定量精度を向上することができ
る。よって、2次元移動手段2による半導体素子3の位
置決めに特段の精度を必要としないので、高性能の2次
元移動手段2を用いなくとも、スティッチングの定量精
度を一層向上することができるまた、一方のフィールド
F1の領域に存在する図形Z1,Z3とから、一方のフ
ィールドF1の方向を一義的に決定すると共に、他方の
フィールドF2の領域に存在する図形Z2,Z4の差分
ベクトルD2,D4を得て、回転を伴うスティッチング
を正確に定量し得るので、誤差を低減して定量精度を一
層向上することができる。
【0031】図8は、抽出された図形Z1,Z2,Z
3,Z4の他の配置パターンを示す図であり、特異な図
形Z1以外の図形Z2,Z3,Z4が同一形状であると
共に、描画された方向が同等の場合を示す。このような
場合においても、パターンマッチングによって図形Z1
が特異な図形Z1として容易に判別され、他の図形Z
2,Z3,Z4は、図5(a)に示す比較標準14のう
ちの参照図形63と合致するので、その座標63aに基
づいて、図8に示す座標Z2a,Z3a,Z4aの実測
値が求められる。この座標Z2a,Z3a,Z4aの座
標Z1aに対する座標ベクトルの演算およびそれ以降の
処理は、上述した説明と同様に実施され、一方のフィー
ルドF1に対する他方のフィールドF2のステッィチン
グが定量される。
【0032】また、図9(a)〜(e)は比較標準14
の他例を示す各図である。図9(a)および図9(b)
に示す参照図形Z5,Z6は、既に説明した図5(a)
に示す参照図形61,64と略同一であり、参考のため
図9に示すものである。図9(c)に示す参照図形Z7
は、断続するパターンの一例である。また、図9(d)
に示す参照図形Z8は、連続する図形パターンの一部で
ある。さらに、図9(e)に示す参照図形Z9は、参照
図形Z5,Z6等に比して大きな形状を有している。こ
れら参照図形Z7,Z8,Z9のように、比較標準14
としての図形は、連続または断続していてもよく、ま
た、図形の大きさは任意であり、ある図形パターンの一
部であっても良い。よって、参照図形は、半導体素子3
1の描画パターンでの一部であってもよく、図5(a)
に示すようなスティッチング定量用の参照図形61,6
2,63,64が描画されていないか、あるいは、画像
処理により抽出されない場合においても、スティッチン
グの定量を実施し得る。
【0033】なお、上述した描画パターンの検査方法の
実施形態においては、説明を簡便するために、スティッ
チングが発生していない場合の4点(座標Z1a,Z2
a,Z3a,Z4a)の位置関係が長方形である場合に
ついて述べた(図6参照)が、座標ベクトルの演算が可
能であれば、これらの4点は任意の4角形であってもよ
い。また、図6において、一方のフィールドF1に特異
な図形Z1のみが抽出され、他方のフィールドF2に図
形Z2のみ抽出される場合には、画像13の撮像時の位
置合わせの情報から境界B12の位置または一方のフィ
ールドF1の方向を推定することにより、X軸およびY
軸に平行にずれるスティッチングが定量され得る。さら
に、図6において、一方のフィールドF1に特異な図形
Z1と図形Z3が抽出され、他方のフィールドF2に図
形Z2のみ抽出される場合には、一方のフィールドF1
の方向が一義的に決定されるため、X軸およびY軸に平
行にずれるスティッチングが定量され得る。
【0034】また、図2に示す描画パターンを撮像する
ステップSP3と、SP4以降の処理を並列して行って
もよい。この場合、SEM4で撮像される画像13は画
像格納手段5に逐次格納され、画像処理手段7はこれら
の画像13を画像格納手段5から逐次読み出し、処理デ
ータを逐次制御演算計算機8へ出力するといった並列処
理を行って、検査効率を高め、検査時間を短縮し得るの
で、検査の高速化を図り、スループットを一層向上する
ことが可能となる。さらに、描画パターンを撮像するス
テップSP3において、撮像が必要な領域を全て撮像し
画像を格納した後、ステップSP4移行の処理を実施し
てもよい。この場合には、SEM4による撮像および画
像の画像格納手段5への格納と、画像処理手段7および
制御演算計算機8による処理は独立に行われる。加え
て、画像13を1回の撮像で得る必要はなく、複数回に
分けて撮像して画像格納手段5に格納し、しかる後に画
像処理手段7または制御演算計算機8で合成して1つの
画像13としてもよい。また、画像13が画像処理手段
5に格納されることなく画像処理手段7で処理されても
よい。
【0035】さらに、上述した描画パターンの検査装置
の実施形態においては、撮像手段をSEM4としている
が、撮像手法としては光学的な手法であってもよく、こ
の場合の撮像手段は、例えば、電荷結合素子を用いるイ
メージセンサ等が適用され得る。
【0036】またさらに、描画パターンが電子ビームに
より描画される描画パターンの検査方法および装置につ
いて説明したが、検査対象は描画パターンがフィールド
に分割されて描かれるものであればよく、例えば、紫外
線マスクを用いて複数回に分けて光学的に露光され描画
されるものにも適用し得る。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の描画パター
ンの検査方法によれば、以下に示す効果を奏する。
【0038】各フィールドの描画位置を、撮像された画
像から抽出される抽出図形の相対座標で代表し、これら
相対座標の数値に基づいて、抽出図形の実際の描画位置
と、本来描かれるべき描画位置との差分を定量的に求め
て、人間が介在して画像上で側長せずとも、画像処理と
数値演算の組み合わせによってスティッチングを定量し
得るので、検査を自動化することが可能となる。また、
パターンマッチングにより得られる抽出図形の相対的な
位置座標を用いることにより、これら抽出図形の絶対位
置の測定が必要なく、基板の位置決め精度の影響を受け
ずにスティッチングを定量し得るため、スティッチング
の定量精度を向上することができる。さらに、撮像した
画像の上記画像処理および上記数値演算を行う間に、次
の撮像領域を撮像するといった並列処理を行って検査の
効率を高め、検査時間を短縮し得るので、検査の高速化
を図り、スループットを向上することが可能となる。
【0039】また、一方のフィールドの領域に存在する
特異図形と抽出図形とから、一方のフィールドの方向を
一義的に決定して基準となる座標系を定めると共に、他
方のフィールドの領域に存在する抽出図形に関する少な
くとも2つの差分ベクトルを得て、回転を伴うスティッ
チングを正確に定量し得るので、誤差を低減して定量精
度を一層向上することができる。
【0040】またさらに、本発明の描画パターンの検査
装置によれば、以下に示す効果を奏する。撮像手段で撮
像する画像を画像処理手段で処理し、出力された処理結
果のデータを使用して演算手段で演算することにより、
画像の撮像から画像処理を経て演算によりスティッチン
グの定量を行うまでの一連の処理を、人間の介在せず連
続して実施し得るので、検査の自動化を実現することが
できる。また、相対的な座標ベクトルを用いてスティッ
チングの定量を行い、2次元移動手段による半導体素子
の位置決めに特段の精度を必要としないので、高性能の
2次元移動手段を用いなくとも、スティッチングの定量
精度を向上することができる。さらに、撮像手段による
撮像と、画像処理手段および演算手段による処理とを独
立に行うといった並行処理を実施し得るため、検査の効
率を高めて検査時間を短縮し、検査のスループットを向
上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の描画パターンの検査装置に係る一実施
形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の描画パターンの検査方法に係る一実施
形態の工程を示すフロー図である。
【図3】半導体基板の平面図である。
【図4】半導体素子の拡大平面図である。
【図5】比較標準と画像とのパターンマッチングにおけ
る図形を示し、(a)は比較標準格納手段に予め格納さ
れている比較標準の例を示す図であり、(b)は画像の
一例を示す図である。
【図6】図形の位置関係を示す図である。
【図7】スティッチングが発生してる3つのケースの座
標の位置関係を示す各図である。
【図8】抽出された図形の他の配置パターンを示す図で
ある。
【図9】比較標準の他例を示す各図である。
【図10】従来のスティッチングの定量に用いられる装
置の一例を示す構成図である。
【図11】一方のフィールドと他方のフィールドとの境
界を含むSEM画像の各平面図である。
【図12】TEGが境界近傍に形成される場合のSEM
画像を示す各図である。
【符号の説明】
1…検査装置、2…2次元移動手段、3…半導体基板
(基板)、4…SEM(撮像手段)、6…比較標準格納
手段、7…画像処理手段、8…制御演算計算機(演算手
段)、13…画像、14…比較標準、31…半導体素子
(素子)、61,62,63,64,Z5,Z6,Z
7,Z8,Z9…参照図形(比較標準)、61a,62
a,63a,64a,Z1a,Z2a,Z3a,Z4a
…座標(座標値)、B,B12…境界、D2,D4…差
分ベクトル、F…フィールド、F1…一方のフィール
ド、F2…他方のフィールド、V2a,V2b,V3
a,V4a,V4b…座標ベクトル、Z1…図形(特異
な図形)、Z2,Z3,Z4…図形
フロントページの続き (72)発明者 恒岡 正年 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA14 AA56 BB02 BB03 CC03 CC19 DD06 FF04 JJ09 JJ26 PP12 QQ38 RR02 RR09 SS13 2F067 AA15 AA54 BB02 BB04 CC15 HH06 JJ05 KK04 LL16 PP12 RR11 RR24 RR30 RR36 4M106 AA01 BA02 CA39 DB01 DB05 DB20 DB21 DJ18 DJ20 DJ21 5B057 AA03 BA01 BA19 DA03 DA07 DB02 DC33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波または粒子線の露光により基板上
    に形成され、1回の露光で描画されるフィールドが連接
    して成る素子の描画パターンを検査する検査方法であっ
    て、 互いに隣接する前記フィールド間の境界を含む領域の画
    像を撮像する第1のステップと、 当該画像を画像処理して予め登録された比較標準とのパ
    ターンマッチングにより、当該比較標準のパターンイメ
    ージに合致する図形を抽出し、抽出された当該図形のう
    ち特異な図形を判別する第2のステップと、 当該特異な図形の前記画像上の座標に対する、前記図形
    の座標ベクトルの実測値を演算すると共に、前記描画パ
    ターンの設計情報に基づいて前記図形が本来描画される
    座標ベクトルの設定値を演算する第3のステップと、 前記特異な図形が存在する一方のフィールドとは異なる
    少なくとも1つの他方のフィールドの領域に存在する前
    記図形の前記実測値と前記設定値との差分を演算して得
    られる差分ベクトルに基づいて、前記一方のフィールド
    に対する前記他方のフィールドの本来の描画位置からの
    ズレを定量する第4のステップと、 を備える描画パターンの検査方法。
  2. 【請求項2】 前記第4のステップにおいて、前記特異
    な図形とは異なり、前記一方のフィールドの領域に存在
    する少なくとも1つの前記図形に関する前記差分ベクト
    ルと、前記他方のフィールドの領域に存在する少なくと
    も2つの前記図形に関する前記差分ベクトルとを演算
    し、当該差分ベクトルに基づいて前記一方のフィールド
    と前記他方のフィールドとの回転を伴う描画位置のズレ
    を定量する請求項1記載の描画パターンの検査方法。
  3. 【請求項3】 電磁波または粒子線の露光により基板上
    に形成され、1回の露光で描画されるフィールドが連接
    して成る素子の描画パターンを検査する検査装置であっ
    て、 前記基板を保持し2次元平面方向に移動自在な2次元移
    動手段と、 前記基板の前記素子が形成されている面に対向して配設
    され、前記描画パターンの一部を拡大した画像を撮像す
    る撮像手段と、 比較標準を格納する比較標準格納手段と、 前記撮像手段により撮像される前記画像を画像処理して
    前記比較標準とのパターンマッチングにより当該比較標
    準のパターンイメージに合致する図形を抽出すると共
    に、当該抽出された当該図形のうち特異な図形を判別
    し、前記図形の前記画像上の実測値としての座標値を算
    出する画像処理手段と、 前記画像処理手段により算出された前記特異な図形の座
    標値に対する前記図形の座標値に基づいて前記図形の座
    標ベクトルの実測値を演算すると共に、前記描画パター
    ンの設計情報に基づいて前記図形が本来描画される座標
    ベクトルの設定値を演算し、前記特異な図形が存在する
    一方のフィールドとは異なる少なくとも1つの他方のフ
    ィールドの領域に存在する前記図形の前記実測値と前記
    設定値との差分ベクトルを演算し、当該差分ベクトルの
    成分に基づいて前記一方のフィールドに対する前記他方
    のフィールドの本来の描画位置からのズレを定量する演
    算手段と、 を備える描画パターンの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段が、走査型電子顕微鏡であ
    る請求項3記載の描画パターンの検査装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が、電荷結合素子を用いる
    光学的なイメージセンサである請求項3記載の描画パタ
    ーンの検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192752A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Horon:Kk エッジ検出方法およびエッジ検出装置
JP2011033746A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hitachi High-Technologies Corp マッチング用テンプレートの作成方法、及びテンプレート作成装置
JP2012104264A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Hitachi High-Technologies Corp 走査型電子顕微鏡および該装置の制御方法

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