JP2000153524A - リサイクル樹脂材料を含むプラスチック部品 - Google Patents

リサイクル樹脂材料を含むプラスチック部品

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JP2000153524A
JP2000153524A JP33103898A JP33103898A JP2000153524A JP 2000153524 A JP2000153524 A JP 2000153524A JP 33103898 A JP33103898 A JP 33103898A JP 33103898 A JP33103898 A JP 33103898A JP 2000153524 A JP2000153524 A JP 2000153524A
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JP
Japan
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resin material
recycled
plastic part
recycled resin
plastic
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JP33103898A
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English (en)
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Taneyasu Enomoto
殖安 榎本
Takashi Kiyofuji
崇 清藤
Ryukichi Oshiro
隆吉 大城
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リサイクル樹脂材料に対してバージン樹脂材料
をどの程度添加すれば良いかを容易に把握することがで
き、かかるリサイクル樹脂材料を利用して成形された製
品又は部品の品質管理を容易に行うことが可能なプラス
チック部品を提供する。 【解決手段】加工工程若しくは一般市場から回収された
プラスチック部品より得られたリサイクル樹脂材料に対
し、バージン樹脂材料を添加して成形されたプラスチッ
ク部品1であって、リサイクル樹脂材料の配合率5が表
示される表示部2を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、パーソナルコンピュータ、テレビ、ビ
デオ装置、自動車等の各種機器に用いられるプラスチッ
ク部品に係り、詳細には、これらプラスチック部品のリ
サイクルを促進するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック部品は射出成形等によって
所望の形状に成形するのが容易であり、しかもフィラー
等の添加物を調整することによって強度的にも高いもの
が得られることから、近年では、複写機やパーソナルコ
ンピュータ等の筐体、自動車のバンパーやダッシュボー
ド等、各種機器に多用されている。そして、これらの機
器が使用済みとなった場合に、使用されているプラスチ
ック部品をそのまま廃棄物として処理することは環境問
題上好ましくないことから、近年では、これら機器から
回収したプラスチック部品を元の樹脂材料に戻し、かか
る樹脂材料(以下、「リサイクル樹脂材料」という)を
何らかの用途のプラスチック部品の成形に再利用するリ
サイクルシステムの構築が促進されている。
【0003】ここで、樹脂材料は一旦プラスチック部品
に成形されると、成形加工時の熱履歴や、製品や部品と
して使用された環境等によって劣化するため、新規な樹
脂材料(以下、「バージン樹脂材料」という)を用いて
成形したプラスチック部品の性能と同程度の性能のプラ
スチック部品をリサイクル樹脂材料から成形するには、
特開平5−301222号公報等に開示される如く、粉
砕されたリサイクル樹脂材料に対して新規な樹脂材料や
添加物を所定量だけ添加し、これらリサイクル樹脂材料
とバージン樹脂材料等とを混合溶融させて、新たなプラ
スチック部品の成形に供する再生ペレットを生産する必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、市場より回収
してきたプラスチック部品が既にリサイクル樹脂材料を
用いて成形されたものであった場合、かかるプラスチツ
ク部品を粉砕して得られたリサイクル樹脂材料に対して
どの程度のバージン樹脂材料や添加物を配合すれば、所
望の物性を備えた再生ペレットが得られるのか把握し難
く、結果的にこのような再生ペレットから成形されたプ
ラスチック部品の物性値にばらつきが生じたり、成形さ
れたプラスチック部品に追加工を施す際に不具合が生じ
たり、強度や色等の品質を保てなくなるといった不具合
が懸念される。特に、炭素繊維等のフィラーが添加され
ている樹脂材料では、リサイクル樹脂材料に対するバー
ジン樹脂材料の配合率によって、再生ペレットから成形
されたプラスチック部品の物性値が大きく異なり、前述
した問題点が顕著に生じると言える。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、リサイクル樹脂
材料に対してバージン樹脂材料をどの程度添加すれば良
いかを容易に把握することができ、かかるリサイクル樹
脂材料を利用して成形された製品又は部品の品質管理を
容易に行うことが可能なプラスチック部品を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、加
工工程若しくは一般市場から回収されたプラスチック部
品より得られたリサイクル樹脂材料に対し、バージン樹
脂材料を添加して成形されたプラスチック部品であっ
て、リサイクル樹脂材料の配合率が表示される表示部を
有することを特徴とするものである。
【0007】このような技術的手段によれば、リサイク
ル樹脂材料を利用して成形されたプラスチック部品には
該部品をなす樹脂材料中のリサイクル樹脂材料の配合率
が表示されていることから、このプラスチック部品を再
度市場より回収してリサイクル樹脂材料となし、これに
バージン樹脂材料や添加物を混合して再生ペレットを生
産する際には、上記表示を参酌することにより、バージ
ン樹脂材料や添加物をどの程度加えれば再生ペレットに
所望の物性を与えられるのかを容易に把握することがで
きる。
【0008】本発明において、リサイクル樹脂材料の配
合率を示す表示部は、プラスチック部品が回収された際
に上記配合率を明確に表示できるものであれば、如何な
る態様で該プラスチック部品に表示されても良く、例え
ば、配合率が表示されたシールをプラスチック部品に貼
付するように構成しても良いし、プラスチック部品に対
して直接印刷するように構成しても良い。また、プラス
チック部品を射出成形する際に型文字として同時に成形
されるように構成しても良く、このように構成すれば、
前述の如くシールを貼付し、あるは印刷するといった余
分な作業が不要となる他、文字型のみを射出成形の金型
に対して入れ子状に形成しておけば、文字型のみを交換
することにより、リサイクル樹脂材料の配合率の異なる
プラスチック部品にも容易に上記表示部を設けることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のリサイクル樹脂材料を含むプラスチック部品を詳細に
説明する。図1は本発明が適用されたプラスチック部品
の一実施例を示すものである。符号1は複写機の外装カ
バーの一部でとなるプラスチック部品であり、既にリサ
イクル樹脂材料を利用して製作されている。そして、こ
のプラスチック部品1の裏面側には成形に使用している
樹脂材料名等を表示した表示部2が設けられており、か
かる表示部2はプラスチック部品1の射出成形の際に型
文字として該部品1に対し同時に刻印されるようになっ
ている。
【0010】図2に示すように、かかる表示部2には上
記プラスチック部品1を構成する樹脂材料の一般名称3
が表示されており、この実施例の場合ではABS樹脂で
あることが明示されている。また、一般名称を表示した
だけでは樹脂材料の具体的な組成、例えばフィラーがど
の程度の量だけ添加されているか等を把握することがで
きず、一般市場より回収したプラスチック部品1をリサ
イクルに供することが困難になることから、上記表示部
2には樹脂材料の一般名称3とは別に具体的な組成を示
すグレード記号4が併せて表示されている。このグレー
ド記号4は上記プラスチック部品を製作又は発注した企
業の材料規格等に基づいて決定されており、かかる企業
が販売した製品を自らの責任において一般市場より回収
した際に、リサイクルに供する多数のプラスチック部品
の材料別の仕分けを容易化するために付されている。
【0011】一方、上記表示部2には、このプラスチッ
ク部品1を構成する樹脂材料中におけるリサイクル樹脂
材料の配合率5が併せて表示されており、この配合率5
の表示によってバージン樹脂材料とリサイクル樹脂材料
の比率を把握し得るようになっている。図2に示す例で
は、プラスチック部品を構成する全樹脂材料中に25%
のリサイクル樹脂材料が含まれていることになる。
【0012】このリサイクル樹脂材料の配合率5の表示
は、図3に示すように記号によって行っても良い。例え
ば、リサイクル樹脂材料が25%含まれている場合に
「A」と表示し、50%含まれている場合に「B」と表
示するが如きである。
【0013】このようにリサイクル樹脂材料を用いて成
形したプラスチック部品1に対し、かかるリサイクル樹
脂材料の配合率を示す表示を付することにより、このプ
ラスチック部品1から得られるリサイクル樹脂材利用と
バージン樹脂材料とを溶融混合して再生ペレットを製作
する際に、バージン樹脂材料やフィラー等の添加物をど
の程度添加すれば所望の物性値が得られるかが明確とな
る。従って、この再生ペレットを用いて新たにプラスチ
ック部品1を成形すれば、繰り返しリサイクルされた樹
脂材利用を用いて成形しているにも拘わらず、かかるプ
ラスチック部品1の品質や色等を安定させることが可能
となるものである。
【0014】また、リサイクル樹脂の配合率の表示の近
傍に樹脂材料のグレード記号4を表示しているので、一
般市場から回収されてきたプラスチック部品1を仕分け
する際に、グレード記号4及びリサイクル樹脂材料の配
合率5によって容易に仕分けすることができ、リサイク
ル作業の効率を向上させることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のリサ
イクル樹脂材料を含むプラスチック部品によれば、かか
るプラスチック部品に表示されたリサイクル樹脂材料の
配合率を参酌することにより、このプラスチック部品を
再度市場より回収してリサイクル樹脂材料となし、これ
にバージン樹脂材料や添加物を混合して再生ペレットを
生産する際に、どの程度の量のバージン樹脂材料や添加
物を加えれば所望の物性を得られるか否かを容易に把握
することができるので、回収と再生が繰り返されるプラ
スチック部品のリサイクルシステムの中で常に品質の安
定したプラスチック部品を再生することが可能となり、
製品あるいは部品の品質の安定化を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したプラスチック部品の実施例
を示す斜視図である。
【図2】 実施例にかかるプラスチック部品の表示部を
示す拡大図である。
【図3】 実施例にかかるプラスチック部品の表示部の
他の例を示す拡大図である。
【符号の説明】
1…プラスチック部品、2…表示部、3…一般樹脂材料
名、4…グレード記号、5…リサイクル樹脂材料の配合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大城 隆吉 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 4F301 BA02 BA21 BA23 BB04 BF31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工工程若しくは一般市場から回収され
    たプラスチック部品より得られたリサイクル樹脂材料に
    対し、バージン樹脂材料を添加して成形されたプラスチ
    ック部品であって、 リサイクル樹脂材料の配合率が表示される表示部を有す
    ることを特徴とするプラスチック部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラスチック部品におい
    て、上記表示部にはリサイクル樹脂材料の具体的な組成
    を示すグレード記号をも併せて表示したことを特徴とす
    るプラスチック部品。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプラスチック部品
    において、リサイクル材料の配合率を、かかる配合率と
    予め関連づけられた記号で表示したことを特徴とするプ
    ラスチック部品。
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