JP2000152528A - 多極コア及びそれを用いたインナー型電機子、並びにその製造方法 - Google Patents

多極コア及びそれを用いたインナー型電機子、並びにその製造方法

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JP2000152528A
JP2000152528A JP10322434A JP32243498A JP2000152528A JP 2000152528 A JP2000152528 A JP 2000152528A JP 10322434 A JP10322434 A JP 10322434A JP 32243498 A JP32243498 A JP 32243498A JP 2000152528 A JP2000152528 A JP 2000152528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線作業を容易化しつつ、占積率等を向上さ
せて高特性を得ることを可能とする。 【解決手段】 組立前の状態において、分割コア片10
aの外周突極コア部13どうしを始端から終端に至る直
列に連結した状態で、内周コア部11を分割内周基体1
1aごとに分離して非円形状に展開し、各分割内周基体
11aから延出するリブ状コア部12に対してコイル1
5の巻線作業を行い、その後に上記リブ状コア12部の
端部に設けた外周突極コア部13どうしを接続部14a
により連結させて、容易に、しかも十分な占積率を備え
るように巻線作業を行うように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内周コア部から放
射状に延出する複数のリブ状コア部に対してコイルを巻
回する多極コア及びそれを用いたインナー型電機子、並
びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インナー型電機子等に用いられ
ている多極コアにおいては、例えば図10に示されてい
るように、環状に形成された内周コア部1から複数のリ
ブ状コア部2が放射状に延出しており、それらの各リブ
状コア部2に対してコイル3が巻回されているととも
に、上記各リブ状コア部2の半径方向外端部分に外周突
極コア部4それぞれ設けられている。これら内周コア部
1、リブ状コア部2及び外周突極コア部4の各部は一体
に形成されており、上記コイル3を巻回するにあたって
は、隣接する外周突極コア部4どうしの間の狭小隙間を
通して巻線工程が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな一般の多極コアでは、上述した外周突極コア部4ど
うしの間が狭くなっているために、巻線作業を効率的に
行うことができない上、コイル3の巻線占積率を上げる
ことが困難となっている。巻線作業を良好に行うために
は広いスリット幅にすれば良いが、それではコギングト
ルクが大きくなってしまう。
【0004】さらに、従来の多極コアには、上述した巻
線工程の問題に加えて、軸方向の磁気対向面を大きくす
ることが難しく、高特性を得ることが困難であるととも
に、コアの材料取りも一般にあまり良くないという問題
もある。
【0005】このような問題を解消する手段として、コ
アを各極ごとに分割して形成しておき巻線後に一体化す
るようにした分割コア構造がある。この分割コア構造に
は、巻線が容易になり占積率を大幅に上げることができ
るという利点があるが、反面、コアを各極ごとに分割し
ているために組立前の取り扱い性や組立作業性が良好で
ないという問題があり、軸方向の磁気対向面を大きくす
ることも構造的に難しく、占積率にも限界がある。
【0006】そこで本発明は、巻線作業を容易化しつ
つ、占積率等を向上させて高特性を得ることができるよ
うにした多極コア及びそれを用いたインナー型電機子、
並びにそれらの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、環状に形成された内周コ
ア部と、この内周コア部から放射状に延出しコイルが巻
回される複数のリブ状コア部と、当該各リブ状コア部に
巻回されたコイルと、上記各リブ状コア部の半径方向外
端部分にそれぞれ設けられた複数の外周突極コア部と、
を有する多極コアにおいて、上記内周コア部は、前記複
数のリブ状コア部及び外周突極コア部の各々に対応して
分離された複数の分割内周基体を環状に連結して構成さ
れているとともに、前記複数の外周突極コア部のうちの
円周方向に隣接する外周突極コア部どうしが、狭小断面
形状を有する接続部により互いに連結されて一体化され
ている。
【0008】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の内周コア部の各分割内周基体には、連結用の
凹凸嵌合部がそれぞれ形成され、上記凹凸嵌合部は、当
該内周コア部の各分割内周基体及び外周突極コア部を略
円形状に位置決め配置させる嵌め合いの形状に形成され
ている。
【0009】さらに、請求項3記載の発明では、前記請
求項1記載の接続部は、一箇所を除いて前記外周突極コ
ア部と一体的に繋がるように形成されているとともに、
上記一箇所の接続部は、隣接する一対の外周突極コア部
の各々に嵌合する別体の連結部材から構成されている。
【0010】さらにまた、請求項4記載の発明では、前
記請求項1記載の接続部は、一箇所を除いて前記外周突
極コア部と一体的に繋がるように形成されているととも
に、上記一箇所の接続部は、隣接する一対の外周突極コ
ア部どうしが嵌め込み係合するように当該一対の外周突
極コア部自体に形成された凹凸嵌合部から構成されてい
る。
【0011】一方、請求項5記載の発明では、前記請求
項1記載の内周コア部、リブ状コア部及び外周突極コア
部が、積層コア体から構成され、少なくとも上記外周突
極コア部に相当する部位には、内周コア部よりも大きな
積層厚さを備えるように部分積層コアが積み重ねるよう
にして加積層されている。
【0012】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項1記載の積層コア体が、方向性電磁鋼板の積層体から
構成されている。
【0013】さらに、請求項7記載の発明では、前記請
求項1又は2又は3又は4又は5又は6記載の多極コア
を用いたものであって、リブ状コア部に巻回されたコイ
ルを備えているとともに、外周突極コア部が、環状磁石
に対して周状に対面配置されている。
【0014】さらにまた、請求項8記載の発明では、環
状に形成された内周コア部と、この内周コア部から放射
状に延出する複数のリブ状コア部と、当該各リブ状コア
部の半径方向外端部分にそれぞれ一体形成された複数の
外周突極コア部と、を有する多極コアの上記リブ状コア
部に巻線工程を施してコイルを巻回するようにしたイン
ナー型電機子の製造方法において、前記内周コア部を、
前記複数のリブ状コア部及び外周突極コア部の各々に対
応して分離させた複数の分割内周基体から形成し、対応
する各一個づつの分割内周基体、リブ状コア部及び外周
突極コア部からなる一組の分割コア片を、複数組形成し
ておくとともに、上記複数の外周突極コア部のうちの隣
接する一対の外周突極コア部を除いた他の外周突極コア
部どうしを、狭小断面形状からなる接続部により互いに
連結し、その接続部により連結された外周突極コア部を
介して、前記複数組の分割コア片を、始端から終端に至
る直列の連続体から形成しておき、上記複数組の分割コ
ア片を展開して非円形状に開いた状態で、前記リブ状コ
ア部に対して巻線工程を施し、その後に、前記複数の分
割内周基体どうしを環状に連結して一体化することによ
り内周コア部を構成し、次いで、前記始端と終端に相当
する分割コア片の外周突極コア部どうしを連結して環状
に一体化させるようにしている。
【0015】一方、請求項9記載の発明では、前記請求
項8記載の接続部の磁気抵抗を増大させるように、板状
素材を挟幅状として接続部を成形する。
【0016】また、請求項10記載の発明では、前記請
求項8記載の接続部の磁気抵抗を増大させるように、板
状素材を挟幅状として接続部を成形する。
【0017】さらに、請求項11記載の発明では、前記
請求項8記載の接続部の磁気抵抗を増大させるように、
当該接続部を外周突極コア部の円周配置半径より小さな
半径で曲げて成形する。
【0018】このような請求項1記載の発明では、組立
前の状態において、外周突極コア部どうしを連結してい
る複数の接続部のうちの一箇所を切断状態としておけ
ば、当該外周突極コア部どうしを始端から終端に至る直
列に連結した状態で、内周コア部が分割内周基体ごとに
分離された状態になされ、それらの各分割内周基体から
延出するリブ状コア部に対してコイルの巻線作業が容易
かつ十分な占積率を備えるように行われる。一方、上記
リブ状コア部の端部に設けられた外周突極コア部どうし
は、接続部により連結されているため、各作業中におけ
るコア全体の取り扱いが容易に行われる。
【0019】このとき、請求項2記載の発明のように、
各分割内周基体に連結・位置決め用の凹凸嵌合部を設け
ておけば、内周コア部の組立が容易かつ正確に行われ
る。
【0020】また、請求項3又は4記載の発明のよう
に、一箇所を除く接続部を外周突極コア部と一体的に形
成しておけば、直列に連続する外周突極コア部を備えた
コア素材を容易に成形することが可能となる。
【0021】このとき、請求項4記載の発明のように、
一箇所の接続部を外周突極コア部自体に設けられた凹凸
嵌合部とすれば、別体の接続部が不要となり、部品点数
が低減される。
【0022】さらに、請求項5記載の発明のように、コ
ア素材として積層コア体を用いるとともに、その外周突
極コア部に相当する部位の積層厚さを部分的に増大して
おけば、軸方向の磁気対向面を容易に拡大することが可
能となる。
【0023】そのときの積層コア体として、請求項6記
載の発明のような方向性電磁鋼板を用いれば、磁気特性
向上が可能となる。
【0024】また、請求項7記載の発明のように、上述
した多極コアをインナー型電機子に用いた場合において
も同様な作用が得られる。
【0025】請求項8記載の発明では、外周突極コア部
どうしを始端から終端に至る直列に連結した状態で、内
周コア部が分割内周基体ごとに分離された状態になさ
れ、それらの各分割内周基体から延出するリブ状コア部
に対してコイルの巻線作業が容易かつ十分な占積率を備
えるように行われる。一方、上記リブ状コア部の端部に
設けられた外周突極コア部どうしは、接続部により連結
されているため、各作業中におけるコア全体の取り扱い
が容易に行われる。
【0026】このとき、請求項9又は10又は11記載
の発明のように、接続部を高磁気抵抗状態に成形してお
けば、接続部からの漏れ磁束が低減されるため、高特性
が維持される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。まず、図1に示されている実
施形態は、ブラシレスモータに用いる12スロット型イ
ンナー電機子の多極コア10を示している。なお本図で
は、説明の都合によりコイル及び固定部については図示
を省略している。
【0028】本実施形態における多極コア10は、最内
周部分に中空環状の内周コア部11を備えており、その
内周コア部11から12本のリブ状コア部12,・・・
が放射状に延出している。上記各リブ状コア部12に
は、図示を省略したコイルが巻回されているとともに、
それらの各リブ状コア部12の半径方向外端部分に外周
突極コア部13がそれぞれ一体的に形成されている。な
お、本実施形態における多極コア10は、薄板状の方向
性電磁鋼板を複数枚積層した積層コア体からなるもので
あるが、その点については後述する。
【0029】上記内周コア部11は、前記12本のリブ
状コア部12及び外周突極コア部13の各々に対応して
12個に分離されており、その12個に分離された各分
割内周基体11a,・・・が環状に連結されている。す
なわち、一個の分割内周基体11aは、一個のリブ状コ
ア部12及び一個の外周突極コア部13とともに一組の
分割コア片10aを形成しており、12組の分割コア片
10aが環状に寄せ集められて、図1に示されているよ
うな多極コア10を構成している。
【0030】このとき、上記各分割内周基体11aの周
方向両端面には、連結用の凸嵌合部11b及び凹嵌合部
11cが合同の三角形状にそれぞれ形成されており、周
方向に隣接する一対の分割内周基体11a,11aのう
ちの一方側の分割内周基体11aの凸嵌合部11bが、
他方側の分割内周基体11aの凹嵌合部11c内に係合
することによって、各分割内周基体11aが所定の位置
決め状態に嵌合されるようになっている。このような位
置決め機能によって、上記内周コア部11が平面円形状
に配置されるとともに、上述した12個の各外周突極コ
ア部13も平面円形状に配置されるようになっている。
【0031】このとき、円周方向に隣接する外周突極コ
ア部13どうしは、狭小断面形状を有する接続部14に
より互いに接続されて一体化されている。上記接続部1
4は、全周で12箇所設けられているが、そのうちの符
号14aで示した一箇所の接続部を除く残り11個の接
続部14は、前記外周突極コア部13と一体的に繋がる
ように形成されている。
【0032】また、上記接続部14aとしては、特に図
2に示されているように、別体の連結部材が用いられて
おり、その別体の連結部材からなる接続部14aによっ
て一対一組の外周突極コア部13,13どうしが連結さ
れている。すなわち、12個の各外周突極コア部13
は、当該各外周突極コア部13と一体に形成された11
個の接続部14によって一連一体に連結されているとと
もに、上述した別体の連結部材からなる接続部14aに
より連結された一対一組の外周突極コア部13,13
は、一連一体の連結体の始端及び終端を構成している。
【0033】より具体的には、本実施形態における多極
コア10を構成する積層鋼板は、図3に示された状態で
打ち抜き形成されている。すなわち、その打ち抜き直後
の状態においては、上述した12組の分割コア片10a
が、前記記接続部14で一連一体に連結された外周突極
コア部13を介して直列に連結されており、合計12個
の分割コア片10aによって直列の連続体が形成されて
いる。そして、その12個の分割コア片10aの直列体
の始端に相当する分割コア片10aと、終端に相当する
分割コア片10aとが、上述した別体の連結部材からな
る接続部14aによって環状に連結され一体化が行われ
ているものである。
【0034】本実施形態における多極コア10は、図4
に示されているように、薄板状の方向性電磁鋼板を複数
枚積層した積層コア体から構成されているが、上記外周
突極コア部13と一体に形成された接続部14は、当該
接続部14に相当する板素材を薄厚状に押し潰すように
して狭小断面に形成されており、その狭小断面によって
各接続部14の磁気抵抗が大幅に増大させられている。
なお、上記接続部14の磁気抵抗を増大させる他の手段
としては、接続部14の板素材を挟幅状に形成したり、
外周突極コア部13の円周配置半径より小さな半径で湾
曲形成する等の手段も考えられる。
【0035】このような多極コア10の各リブ状コア部
12には、図5及び図6に示されているようにコイル1
5が巻回されることによってインナー型電機子が形成さ
れるが、そのときのコイル15の巻線工程は、上述した
多極コア10の組立前の状態、すなわち図3に示されて
いる展開状態で行われる。
【0036】また、上述したように前記内周コア部1
1、リブ状コア部12及び外周突極コア部13は積層コ
ア体から構成されているが、図5及び図6に示されてい
るように、上記外周突極コア部13に相当する部位に対
して部分積層コア13aがさらに積み重ねるようにして
加積層されており、内周コア部11よりも大きな積層厚
さを備えている。その結果、モータ内に組み込んだとき
の駆動磁石16に対する対向面が増大されるようになっ
ている。
【0037】本実施形態にかかる多極コア10を用いて
インナー型電機子を組立製造するに当たっては、まず、
上述した図3に示されているように、12体の分割コア
片10a,・・・が直列の連続体に打ち抜き形成された
状態、すなわち、12体の分割コア片10a,・・・が
略直線状に展開して開かれた状態で、図5及び図6に示
されているように、リブ状コア部12に対してコイル1
5の巻線工程が施される。従って、その巻線工程が施さ
れる場合には、上記直列体の始端に相当する図示上端位
置の分割コア片10aと、終端に相当する図示下端位置
の分割コア片10aとが反対側に分離されて配置されて
いるとともに、各分割コア片10aのリブ状コア部12
どうしの間が大幅に拡大されている。その結果、各リブ
状コア部12に対するコイル15の巻線作業は、容易か
つ十分な占積率を備えるように実行される。
【0038】その場合、特に図3の上方部分における分
割コア片10aのように、本来の環状連結状態とは逆の
方向に曲げらるように展開しておけば、内周コア部11
の分割内周基体11aが一層開かれた形状となるため、
上記巻線作業は一層容易化されることとなる。
【0039】一方、各分割コア片10aは、外周突極コ
ア部13どうしを連結している接続部14によって一連
一体に連続していることから、コア全体がばらばらにな
ることはなく、各作業中におけるコア全体の取り扱いも
容易かつ確実に行われる。
【0040】さらに本実施形態のように、各分割内周基
体11aに、連結・位置決め用の凹凸嵌合部11b,1
1cを設けておけば、これら分割内周基体11aどうし
を嵌合する作業が容易かつ正確に行われ、多極コア10
の組立生産性が向上されることとなる。
【0041】また、本実施形態では、一箇所の接続部1
4aを除く他の接続部14を、外周突極コア部13と一
体的に形成しているので、電磁鋼板の打ち抜き成形時に
おいて接続部14を含むコア全体が効率的に製造され
る。この電磁鋼板の打ち抜き成形時におけるコア材の材
料取りを、例えば図7に示されているように、一方側の
コア材Aにおける隙間部分に対して他方のコア材Bの突
形状部分を挿入し交互に対面するようにして行えば、電
磁鋼板がほとんど無駄なく使用されることととなり、材
料コストが大幅に低減される。
【0042】さらに、本実施形態では、多極コア10に
方向性電磁鋼板の積層コア体を用いているとともに、外
周突極コア部13に相当する部位の積層厚さを部分的に
増大させることによって、駆動磁石16に対する軸方向
の磁気対向面が容易に拡大され、良好な磁気特性が得ら
れるようになっている。なお、従来の分割コアでは、本
実施形態のような部分積層コア13aを設けて固定する
ことは困難である。
【0043】本実施形態は、各分割コア片10aの、特
に外周突極コア部13を接続部14で一連一体に成形し
たものであるが、図8に示されている実施形態のよう
に、隣接する外周突極コア部23どうしを、その外周突
極コア部23自体に設けられた凹凸嵌合部に23a又は
23bにより嵌め込み連結させるように構成することも
可能である。このようにすれば、別体の接続部が不要と
なるため、部品点数が低減される。なお、この場合に
は、全分割コア片10a,・・・を一体に打ち抜き成形
した上記実施形態とは異なり、各々の分割コア片20
a,・・・を別々に打ち抜き成形することとなる。
【0044】また、図8中の符号24aは、分割コア片
10aの両端を連結する他の形状の接続部を表したもの
である。
【0045】一方、図9に示されている実施形態は、ブ
ラシ付きモータに用いる3スロットインナー電機子の多
極コアを示している。なお本図でも、説明のためにコイ
ル及び固定部については図示を省略している。
【0046】本実施形態にかかる多極コア30は、最内
周部分に中空環状の内周コア部31を備えており、その
内周コア部31から3本のリブ状コア部32が放射状に
延出している。上記各リブ状コア部32には、図示を省
略したコイルが巻回されるとともに、それらの各リブ状
コア部32の半径方向外端部分に外周突極コア部33が
それぞれ一体的に形成されている。なお、本実施形態に
おける多極コア30は、薄板状の無方向性電磁鋼板を複
数枚積層した積層コア体からなる。
【0047】上記内周コア部31は、前記3本のリブ状
コア部32及び外周突極コア部33の各々に対応して分
離された3体の分割内周基体31aからなり、各分割内
周基体31aどうしが環状に連結されている。すなわ
ち、一個の分割内周基体31aは、各一個のリブ状コア
部32及び外周突極コア部33とともに一組の分割コア
片30aを形成しており、3組の分割コア片30aが環
状に寄せ集められて、図9に示されているような多極コ
ア30を構成している。
【0048】このとき、上記各分割内周基体31aの周
方向両端面には、連結用の凸嵌合部31b及び凹嵌合部
31cが三角形状にそれぞれ形成されており、周方向に
隣接する一対の分割内周基体31a,31aのうちの一
方側の分割内周基体31aの凸嵌合部31bが、他方側
の分割内周基体31aの凹嵌合部31c内に係合するこ
とによって、各分割内周基体31aが所定の位置決め状
態で連結されている。その結果、上記内周コア部31が
平面円形状に形成されるとともに、上述した3体の各外
周突極コア部33も平面円形状に配置されるようになっ
ている。
【0049】このとき、隣接する外周突極コア部33ど
うしは、狭小断面形状を有する接続部34により互いに
接続されて一体化されている。上記接続部34は、全周
で3箇所設けられているが、各接続部34は、前記外周
突極コア部33と一体的に形成されている。
【0050】また、上記3個の外周突極コア部33のう
ちの一個には、凹凸嵌合部が形成されており、隣接する
他の外周突極コア部33との接続部34側にから延びる
突状係合部34aが、切り欠き状に形成された係止溝3
4b内に嵌め込み連結されている。すなわち、前記3個
の分割コア片30aは、接続部34により連結された外
周突極コア部33を介して直列の連続体から形成されて
おり、その直列体の両端部分が、上述した凹凸嵌合部3
4a,34bによって環状に連結され一体化が行われて
いる。
【0051】このような実施形態にかかる多極コア30
においても、上述した実施形態と同様な作用・効果を得
ることができる。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例え
ば、本発明は、上述した各実施形態以外のスロット数を
有する多極コアに対しても同様に適用することができる
ものである。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように請求項1又は8又は1
2記載の発明は、組立前の状態において、分割コア片の
外周突極コア部どうしを始端から終端に至る直列に連結
した状態で、内周コア部を分割内周基体ごとに分離して
非円形状に展開し、各分割内周基体から延出するリブ状
コア部に対してコイルの巻線作業を行い、その後に上記
リブ状コア部の端部に設けた外周突極コア部どうしを接
続部により連結させたものであるから、容易に、しかも
十分な占積率を備えるように巻線作業を行うことが可能
となり、占積率等を向上させて高特性化を行うことがで
きるとともに、一連一体のコア全体を容易に取り扱うこ
とができ、従来の分割コアに比して組立作業性等の生産
性を大幅に向上させることができる。
【0054】また、請求項2記載の発明は、各分割内周
基体に連結・位置決め用の凹凸嵌合部を設けて内周コア
部の組立を容易かつ正確に行い得るようにしたものであ
るから、上述した効果をさらに高めることが可能とな
る。
【0055】さらに、請求項3記載の発明は、一箇所を
除く接続部を外周突極コア部と一体的に形成して直列に
連続する外周突極コア部を備えたコア素材を容易に成形
することを可能としたものであるから、上述した効果を
一層高めることができる。
【0056】さらにまた、請求項4記載の発明は、一箇
所の接続部を外周突極コア部の凹凸嵌合部とすることに
よって別体の接続部を不要とし、部品点数を低減させる
ように構成したものであるから、組立作業性等の生産性
をさらに向上させることができ、上述した効果を一層高
めることができる。
【0057】一方、請求項5記載の発明は、コア素材と
して積層コア体を用いるとともに、その外周突極コア部
に相当する部位の積層厚さを部分的に増大して、軸方向
の磁気対向面を容易に拡大可能としたものであるから、
上述した効果に加えて、磁気特性の向上を図ることがで
きる。
【0058】また、請求項記載6の発明は、積層コア体
として方向性電磁鋼板を用いることにより特性向上を図
ったものであるから、上述した効果を一層高めることが
できる。
【0059】さらに、請求項7記載の発明は、上述した
多極コア及びその製造方法をインナー型電機子に用いた
ものであるから、上述した効果と同様な効果が得られ
る。
【0060】また、請求項9又は10又は11記載の発
明は、接続部を高磁気抵抗状態にして当該接続部からの
漏れ磁束を低減させて高特性を維持可能としたものであ
るから、上述した効果を確実に得ることができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシレスモータに用いる12スロット型イン
ナー電機子に本発明を適用した実施形態にかかる多極コ
アの平面説明図である。
【図2】図1に示されている多極コアの一部分を拡大し
て表した平面説明図である。
【図3】図1に示されている多極コアの展開状態を表し
た平面説明図である。
【図4】図1に示されている多極コアの一部分を拡大し
て表した側面説明図である。
【図5】リブ状コア部に対してコイルを巻回した状態を
表しているとともに、外周突極コア部に対して部分積層
コアを加積層した状態を表した部分拡大平面面説明図で
ある。
【図6】図5の側面説明図である。
【図7】コア素材の材料取りの状態を表した平面説明図
である。
【図8】本発明の他の実施形態における接続部の構造を
表した図2相当の平面説明図である。
【図9】ブラシ付きモータに用いる3スロット型インナ
ー電機子に本発明を適用した実施形態にかかる多極コア
の平面説明図である。
【図10】一般の多極コアの構造を表した外観斜視説明
図である。
【符号の説明】
10,30 多極コア 10a,20a,30a 分割コア片 11,21,31 内周コア部 11a,31a 分割内周基体 11b,11c,31b,31c 凹凸嵌合部 12,32 リブ状コア部 13,23,33 外周突極コア部 13a 部分積層コア 14.34 接続部 14a,24a 接続部 23a,23b,34a,34b 凹凸嵌合部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状に形成された内周コア部と、この内
    周コア部から放射状に延出しコイルが巻回される複数の
    リブ状コア部と、各リブ状コア部の半径方向外端部分に
    それぞれ設けられた複数の外周突極コア部と、を有する
    多極コアにおいて、 上記内周コア部は、前記複数のリブ状コア部及び外周突
    極コア部の各々に対応して分離された複数の分割内周基
    体を環状に連結して構成されているとともに、 前記複数の外周突極コア部のうちの円周方向に隣接する
    外周突極コア部どうしが、狭小断面形状を有する接続部
    により互いに連結されて一体化されていることを特徴と
    する多極コア。
  2. 【請求項2】 前記内周コア部の各分割内周基体には、
    連結用の凹凸嵌合部がそれぞれ形成され、 上記凹凸嵌合部は、当該内周コア部の各分割内周基体及
    び外周突極コア部を略円形状に位置決め配置させる嵌め
    合いの形状に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の多極コア。
  3. 【請求項3】 前記接続部は、一箇所を除いて前記外周
    突極コア部と一体的に繋がるように形成されているとと
    もに、 上記一箇所の接続部は、隣接する一対の外周突極コア部
    の各々に嵌合する別体の連結部材から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の多極コア。
  4. 【請求項4】 前記接続部は、一箇所を除いて前記外周
    突極コア部と一体的に繋がるように形成されているとと
    もに、 上記一箇所の接続部は、隣接する一対の外周突極コア部
    どうしが嵌め込み係合するように当該一対の外周突極コ
    ア部自体に形成された凹凸嵌合部から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の多極コア。
  5. 【請求項5】 前記内周コア部、リブ状コア部及び外周
    突極コア部が、積層コア体から構成され、 少なくとも上記外周突極コア部に相当する部位には、内
    周コア部よりも大きな積層厚さを備えるように部分積層
    コアが積み重ねるようにして加積層されていることを特
    徴とする請求項1記載の多極コア。
  6. 【請求項6】 前記積層コア体が、方向性電磁鋼板の積
    層体から構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の多極コア。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6記載の多極コアを用いたものであって、 リブ状コア部に巻回されたコイルを備えているととも
    に、 外周突極コア部が、環状磁石に対して周状に対面配置さ
    れていることを特徴とするインナー型電機子。
  8. 【請求項8】 環状に形成された内周コア部と、この内
    周コア部から放射状に延出する複数のリブ状コア部と、
    当該各リブ状コア部の半径方向外端部分にそれぞれ一体
    形成された複数の外周突極コア部と、を有する多極コア
    の上記リブ状コア部に巻線工程を施してコイルを巻回す
    るようにしたインナー型電機子の製造方法において、 前記内周コア部を、前記複数のリブ状コア部及び外周突
    極コア部の各々に対応して分離させた複数の分割内周基
    体から形成し、対応する各一個づつの分割内周基体、リ
    ブ状コア部及び外周突極コア部からなる一組の分割コア
    片を、複数組形成しておくとともに、 上記複数の外周突極コア部のうちの隣接する一対の外周
    突極コア部を除いた他の外周突極コア部どうしを、狭小
    断面形状からなる接続部により互いに連結し、その接続
    部により連結された外周突極コア部を介して、前記複数
    組の分割コア片を、始端から終端に至る直列の連続体か
    ら形成しておき、 上記複数組の分割コア片を展開して非円形状に開いた状
    態で、前記リブ状コア部に対して巻線工程を施し、 その後に、前記複数の分割内周基体どうしを環状に連結
    して一体化することにより内周コア部を構成し、 次いで、前記始端と終端に相当する分割コア片の外周突
    極コア部どうしを連結して環状に一体化させるようにし
    たことを特徴とするインナー型電機子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記接続部の磁気抵抗を増大させるよう
    に、板状素材を薄厚状に押し潰して接続部を成形するこ
    とを特徴とする請求項8記載のインナー型電機子の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 前記接続部の磁気抵抗を増大させるよ
    うに、板状素材を挟幅状として接続部を成形することを
    特徴とする請求項8記載のインナー型電機子の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記接続部の磁気抵抗を増大させるよ
    うに、当該接続部を外周突極コア部の円周配置半径より
    小さな半径で曲げて成形することを特徴とする請求項8
    記載のインナー型電機子の製造方法。
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