JP2000151411A - 情報処理装置およびその方法、並びに、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置およびその方法、並びに、記憶媒体

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JP2000151411A
JP2000151411A JP10319423A JP31942398A JP2000151411A JP 2000151411 A JP2000151411 A JP 2000151411A JP 10319423 A JP10319423 A JP 10319423A JP 31942398 A JP31942398 A JP 31942398A JP 2000151411 A JP2000151411 A JP 2000151411A
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Keiichi Iwamura
恵市 岩村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 JPEG符号化を用いるディジタルカメラやカラ
ーファクシミリなどの装置においては、ハードウェアに
より入力画像を符号化圧縮データするので、圧縮符号化
の前に電子透かしを埋め込む処理をするには多大なコス
ト増を招くことになる。 【解決手段】 符号化されたデータまたは量子化された
データを入力し、入力データの符号化に用いられたテー
ブルまたは量子化に用いられたテーブルに基づき電子透
かし情報を入力データに埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
その方法、並びに、記憶媒体に関し、例えば、符号化ま
たは量子化されたデータに電子透かし情報のような特定
な情報を埋め込む情報処理装置およびその方法、並び
に、記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータおよびネットワーク
の発達は著しく、文字、画像、音声など様々な情報、所
謂マルチメディア情報がコンピュータで、ネットワーク
を介して扱われている。画像や音声のデータは比較的デ
ータ量が大きいため、画像や音声のデータは符号化圧縮
することで、そのデータ量を小さくする処理が行われ
る。画像データを圧縮すれば、より多くの画像情報をネ
ットワークを介して高速に伝送することができる。画像
圧縮技術としては、ITU-T勧告T.81における多値静止画
像を圧縮する通称JPEG方式が普及しているが、さらに高
性能の圧縮を目指してJPEG2000の標準化が検討されてい
る。
【0003】JPEGは離散コサイン変換(DCT)を用いる符
号化方式が基本であるが、JPEG2000は離散ウェーブレッ
ト変換を用いる方式が有力である。JPEGおよびJPEG2000
の符号化装置は一般に、図1Aに示すように、離散コサイ
ン変換や離散ウェーブレット変換を行う周波数変換器70
1、量子化器702およびエントロピ符号化器703などから
構成される。一方、JPEGおよびJPEG2000の伸長装置は、
図1Bに示すように、エントロピ復号器704、逆量子化器7
05および逆周波数変換器706などから構成される。
【0004】ところで、コンピュータやネットワークで
利用される画像や音声はディジタル化されたデータであ
るため、それらのデータを容易に複製できる環境にあ
り、複製によってもデータの質が劣化することはない。
このため、これらマルチメディア情報の著作権を保護す
るために、画像や音声のデータに著作権情報を電子透か
しとして埋め込む処理が施される。電子透かしをマルチ
メディアデータから抽出することにより著作権情報を得
て、不正な複製を防止することが可能である。
【0005】電子透かしを埋め込む方法としては、例え
ば、離散コサイン変換を利用するNTT方式「ディジタル
画像の著作権保護のための周波数領域における電子透か
し方式」(中村、小川、高嶋、SCIS'97-26A、1997年1
月)、離散フーリエ変換を利用する防衛大方式「PN系列
による画像への透かし署名法」(大西、岡、松井、SCI
S'97-26B、1997年1月)、離散ウェーブレット変換を利
用する三菱、九大方式「ウェーブレット変換を用いた電
子透かし技術の安全性と信頼性に関する実験的考察」
(石塚、坂井、櫻井、SCIS'97-26D、1997年1月)などが
挙げられる。
【0006】これらの電子透かし埋め込み装置は一般的
に、図2Aに示すように、離散コサイン変換や離散ウェー
ブレット変換を行う周波数変換器801、その周波数成分
を埋め込む情報に応じて量子化する電子透かし埋め込み
器802、および、逆周波数変換器803から構成される。一
方、電子透かし抽出装置は図2Bに示すように、周波数変
換器804、および、量子化された周波数成分から埋め込
まれた情報を抽出する電子透かし抽出器805から構成さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】画像データに電子透か
し埋め込み処理と圧縮処理とを施す場合、電子透かしが
埋め込まれた画像データを圧縮することは容易である。
しかし、圧縮されたデータに電子透かしを埋め込むこと
は困難である。圧縮処理されたデータは、エントロピ符
号化された符号データであるから、それに電子透かしを
直接埋め込むことは困難である。
【0008】圧縮されたデータに電子透かしを埋め込む
には、図3に示すように、画像変換器902からエントロピ
符号化器904によって圧縮された画像データxを、エント
ロピ復号器905から画像逆変換器907により伸長して、一
旦画像データに戻した後、画像変換器908から画像逆変
換器910により電子透かしを埋め込み、さらに、その出
力を画像変換器911からエントロピ符号化器913により再
圧縮することになる。
【0009】これに対して、電子透かし埋め込み処理の
出力は、画像データそのものであるから、そのまま圧縮
処理へ入力することができる。
【0010】しかし、JPEGなどの符号化を用いるディジ
タルカメラやカラーファクシミリなどの装置、静止画伝
送システム、静止画処理システムなど数々のアプリケー
ションや装置が実用化されている。これらアプリケーシ
ョンや装置においては、ASICなどのハードウェアを用い
て、入力画像をまず符号化する、すなわち圧縮データに
する場合が多い。従って、これらアプリケーションや装
置において、圧縮符号化の前に電子透かしを埋め込むよ
うにするには多大なコスト増を招くことになる。
【0011】また、現在検討中のJPEG2000においても、
圧縮符号化と電子透かしとの一体化については充分に検
討されていないので、JPEGの場合と同様、電子透かしを
埋め込むのが難しいという問題が生じる可能性が高い。
【0012】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、符号化または量子化されたデータに、電子透
かし情報のような特定の情報を埋め込む情報処理装置お
よびその方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0014】本発明にかかる情報処理装置は、量子化さ
れ符号化されたデータを一旦復号し逆量子化する復号手
段と、前記復号手段から出力されるデータに特定の情報
を埋め込む埋込手段と、前記埋込手段から出力されるデ
ータを再び量子化し符号化する符号化手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0015】また、符号化されたデータを一旦復号する
復号手段と、前記復号手段から出力されるデータにデー
タに特定の情報を埋め込む埋込手段と、前記埋込手段か
ら出力されるデータを再び符号化する符号化手段とを有
することを特徴とする。
【0016】また、量子化され符号化されたデータを復
号し逆量子化する復号手段と、前記復号手段から出力さ
れるデータに埋め込まれた特定の情報を抽出する抽出手
段とを有することを特徴とする。
【0017】また、符号化されたデータを復号する復号
手段と、前記復号手段から出力されるデータに埋め込ま
れた特定の情報を抽出する抽出手段とを有することを特
徴とする。
【0018】本発明にかかる情報処理方法は、量子化さ
れ符号化されたデータを一旦復号して逆量子化し、復号
および逆量子化されたデータに特定の情報を埋め込み、
前記特定の情報が埋め込まれたデータを再び量子化し符
号化することを特徴とする。
【0019】また、符号化されたデータを一旦復号し、
復号されたデータに特定の情報を埋め込み、前記特定の
情報が埋め込まれたデータを再び符号化することを特徴
とする。
【0020】また、量子化され符号化されたデータを復
号して逆量子化し、逆量子化されたデータに埋め込まれ
た特定の情報を抽出することを特徴とする。
【0021】また、符号化されたデータを復号し、復号
されたデータに埋め込まれた特定の情報を抽出すること
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の情報処理装置である画像処理装置を図面を参照して詳
細に説明する。なお、本発明は、ディジタル画像データ
に圧縮処理、および、電子透かしの埋め込み処理を施す
ことにより、著作権の保護、画像の改竄防止、各種情報
記録などを行う情報処理装置およびその方法に関するも
のである。
【0023】
【第1実施形態】図4は第1実施形態の画像処理装置の概
略構成を示すブロック図である。まず、処理の流れを簡
単に説明する。
【0024】図4において、入力される画像データxは一
画素あたり所定のビット数をもつ多値画像データであ
る。入力される多値画像データには、離散コサイン変換
器102により所定の変換処理が施され、所定の周波数成
分に分解される。入力画像データの画素は互いに重なら
ないブロックに分解され、そのブロック単位で離散コサ
イン変換が行われる。離散コサイン変換は次式を用いて
実行することが可能である。 Xi(u,v) = 2/N・C(u)C(v)ΣuΣvxi(m,n)・ cos[{(2m+1)uπ}/(2N)]・ cos[{(2n+1)vπ}/(2N)] …(1) ただし、p = 0のときC(p) = 1/√2 p ≠0のときc(p) = 1
【0025】自然画像の画像データは、低周波成分の信
号を多く含むため、離散コサイン変換を施すことによ
り、低周波領域に信号を偏らせることが可能である。離
散コサイン変換器102から出力される変換係数(以下「D
CT係数」と呼ぶ)は量子化器103に入力される。
【0026】前述したように、自然画像の画像データは
低周波成分の信号を多く含むから、量子化により、画像
データの低周波成分により多くのビットを割り当て、高
周波成分により少ないビットを割り当てるようにすれ
ば、画像データを効率的に圧縮することが可能である。
【0027】量子化された画像データは、例えばハフマ
ン符号化などを実行するエントロピ符号化器104に入力
され、出現確率の低い情報には長い符号語が、出現確率
の高い情報には短い符号語が割り当てられ、その結果、
平均符号語長が短縮される。エントロピ符号化された圧
縮画像データは、磁気記憶装置などのメモリ105に入力
される。
【0028】以下では、メモリ105に記憶された圧縮画
像データに電子透かしを埋め込む処理を説明する。
【0029】メモリ105から読み出されたエントロピ符
号化された圧縮画像データを、圧縮時に用いられたエン
トロピ符号化器104に対応するエントロピ復号器106で復
号して、量子化データを得る。この量子化データは、圧
縮時に用いられた量子化器103に対応する逆量子化器109
により逆量子化されて、DCT係数に戻される。そして、
電子透かし埋め込み器107により、DCT係数に電子透かし
が埋め込まれる。つまり、電子透かし埋め込み器107
は、DCT係数を操作することにより、電子透かしが埋め
込まれたDCT係数を出力するものである。
【0030】電子透かしが埋め込まれたDCT係数は、量
子化器110およびエントロピ符号化器108により再び圧縮
処理され、エントロピ符号化器108の出力は再びメモリ1
05に記憶される。
【0031】離散コサイン変換を利用した電子透かしの
埋め込み方式には、次のような方式が挙げられる。
【0032】入力画像を8×8画素の正方ブロックに分割
し、離散コサイン変換により得られたDCT係数を電子透
かし埋め込み器107へ入力する。そして、一つのブロッ
クの中から一つのDCT係数を選択し、選択されたDCT係数
に電子透かし情報を表すビット(以下「埋込ビット」と
呼ぶ)を埋め込む。なお、埋込ビットを埋め込む周波数
成分は、直流成分を除く比較的低周波の成分からランダ
ムに選択される。
【0033】そして、埋込ビットが埋め込まれたDCT係
数を量子化することによって電子透かしの埋め込みが完
了する。このときの、量子化ステップの大きさが埋め込
みの強度に対応する。
【0034】電子透かしを埋め込むためのビット(以下
「埋め込みビット」と呼ぶ)‘0’または‘1’を埋め込
む例を以下に示す。まず、式(2)によりs_{u_0 v_0}を量
子化した値qを得る。 q = <<s_{u_0 v_0}/h>>h …(2) ただし、s_{u_0 v_0}はDCT係数の値 hは埋め込み強度 <<x>>はxを超えない最大の整数
【0035】そして、式(3)または式(4)から得られるc
のうち、最もs_{u_0 v_0}に近いcを電子透かし埋め込み
後のDCT係数にする。 埋込ビット‘0’のとき c = q + ht + q/4 …(3) 埋込ビット‘1’のとき c = q + ht + 3q/4 …(4) ただし、tは自然数
【0036】上記の電子透かし埋め込み例においては、
埋め込み成分を特定するための乱数を発生する乱数発生
器へ設定する初期値と、量子化ステップの値とが鍵にな
る。
【0037】上記では、画像データの圧縮処理から電子
透かしの埋め込み処理までが一体化された装置を説明し
たが、通常、離散コサイン変換器102からメモリ105まで
の処理は画像圧縮装置101として一体化されている場合
が多い。従って、メモリ105に記憶された圧縮画像デー
タに電子透かしを埋め込む場合、図4に示すエントロピ
復号器106からエントロピ符号化器110による処理を加え
るだけで、電子透かしの埋め込み処理が実現され効率的
である。
【0038】また、画像データの圧縮処理と電子透かし
の埋め込み処理とを連続に行う場合は、圧縮画像データ
をメモリ105に入力せずに直接エントロピ復号器106に入
力することもできる。また、エントロピ符号化器108の
出力をメモリ105に入力せずに、画像処理装置101の出力
とすることもてきる。
【0039】また、メモリ105を用いる場合、電子透か
しの埋め込み処理は、画像データの圧縮処理とは独立に
行うことができるので、画像処理装置から圧縮画像デー
タを出力する際に電子透かしの埋め込み処理を行う、ま
たは、画像データの圧縮処理が行われていないとき、す
なわち画像データxが入力されていないときに行う、な
どの使用法が考えられる。
【0040】さらに、電子透かしの埋め込みを必要とし
ない場合は、メモリ105からエントロピ復号器106へ圧縮
画像データが出力されないようにメモリ105を制御すれ
ばよい。
【0041】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0042】第1実施形態において説明した電子透かし
の埋め込み手法は、式(2)の<<s_{u_0v_0}>>においてDCT
係数s_{u_0 v_0}をパラメータhにより量子化するもので
ある。この量子化は、データ圧縮処理における量子化と
は異なるため、第1実施形態においては、エントロピ復
号器106および逆量子化器109を用いて圧縮画像データを
DCT係数に戻す必要がある。
【0043】ここで、電子透かしの埋め込み処理に用い
られる量子化が、データ圧縮処理で用いられる量子化と
同じであるか、データ圧縮処理で用いられる量子化を考
慮した処理である場合、逆量子化器109を必要とせず
に、量子化データに電子透かしを埋め込むことができ
る。
【0044】図5は逆量子化器109を必要としない画像処
理装置の構成例を示すブロック図である。
【0045】例えば、式(2)におけるパラメータhを、デ
ータ圧縮で用いられる量子化ステップの値と同じにすれ
ば、エントロピ復号された量子化データは<<s_{u_0 v_
0}/h>>と等価であるから、それを用いて式(2)のqを計算
することができ、電子透かしを埋め込むことができるの
は明らかである。
【0046】上記では、データ圧縮処理と電子透かしの
埋め込み処理とに用いられる量子化が同じ場合について
説明した。一方、電子透かしの埋め込み処理に用いられ
る量子化が、圧縮処理に用いられる量子化を考慮してい
る場合、すなわち二つの量子化ステップの値が何らかの
関係をもつ場合は、エントロピ復号された量子化データ
を電子透かしの埋め込み処理に必要な量子化データに変
換することができる。従って、電子透かしの埋め込み処
理に用いられる量子化が、圧縮処理に用いられる量子化
を考慮している場合も、図2に示すように、逆量子化器1
09なしで圧縮画像データに電子透かしを埋め込むことが
できるのは明らかである。
【0047】
【第3実施形態】以下、本発明にかかる第3実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0048】上述の実施形態においては、離散コサイン
変換を用いた電子透かしの埋め込みを説明したが、本発
明は、離散コサイン変換以外の種々の画像変換を利用し
て電子透かしを埋め込むことができる。例えば、JPEG20
00においては、画像変換として離散ウェーブレット変換
が有力であるが、全体的な圧縮/伸長手順は図1Aおよび1
Bに示す構成で行われる予定であるから、本発明は、JPE
G2000に対しても有効である。他の画像変換としては、
さらに離散フーリエ変換および予測符号化を含む種々の
変換が挙げられるが、それらの変換データが量子化やエ
ントロピ符号化によってデータ圧縮される場合、本発明
による電子透かしの埋め込み処理は有効である。
【0049】また、第1および第2実施形態に示した電子
透かしの埋め込み例に限らず、データ圧縮と電子透かし
の埋め込みとで同一の画像変換を用いる場合には、種々
の埋め込み手法が電子透かし埋め込み器107で利用でき
る。
【0050】また、第1および第2実施形態では、電子透
かしを埋め込む対象を画像データとして説明したが、本
発明は画像データに限らず、音声を含むサウンドデータ
などに種々のデータ圧縮を施し、電子透かしを埋め込む
場合にも適用することができる。
【0051】また、第1および第2実施形態に示した電子
透かしの埋め込みブロックを、図6Aおよび図6Bに示すよ
うに、独立させて装置にすることもできる。
【0052】図7に示すように、量子化器103の前にスイ
ッチ111を設けて、量子化器103へ入力されるDCT係数
を、画像変換器102または電子透かし埋め込み器107の何
れかの出力から選択することもできる。このようにすれ
ば、第1および第2実施形態において、エントロピ符号化
器104および量子化器103を画像データの圧縮処理および
電子透かしの埋め込み処理で共有することが可能であ
り、さらに効率的な装置を実現することができる。
【0053】また、画像圧縮ブロックと画像伸長ブロッ
クとを備える画像処理装置においては、図8に示すよう
に、画像伸長用の逆量子化器109の出力を電子透かし埋
め込み器107へ導き、さらに、量子化器103の前にスイッ
チ111を設けることにより、エントロピ符号化器104およ
び量子化器103だけでなく、伸長処理用のエントロピ復
号器106および逆量子化器109を電子透かしの埋め込み処
理で共有することが可能であり、さらに効率的な装置を
実現することができる。なお、画像逆変換器112は、画
像変換器102と逆の処理を行うものである。
【0054】
【第4実施形態】以下、本発明にかかる第4実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、上
記の各実施形態と略同様の構成については、同一符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0055】図9および図10は電子透かしが埋め込まれ
た圧縮データから電子透かしを抽出する装置の構成例を
示すブロック図で、図9は図6Aに示す電子透かしの埋め
込み装置に対応する構成例、図10は図6Bに示す電子透か
しの埋め込み装置に対応する逆量子化器を必要としない
構成例である。
【0056】図9および図10に示す装置へ入力されるデ
ータは、電子透かしが埋め込まれた圧縮データである。
入力される圧縮データは、電子透かしの埋め込みに用い
られたエントロピ符号化器108に対応するエントロピ復
号器501によって量子化データに変換される。得られた
量子化データは、図9に示す構成では電子透かしの埋め
込みに用いられた量子化器110に対応する逆量子化器502
によりDCT係数などの画像変換方法に依存する係数に変
換された後、電子透かし抽出器503へ入力される。図10
に示す構成では、量子化データが電子透かし抽出器503
へ入力される。
【0057】電子透かし抽出器503は、電子透かしの埋
め込みに対応する抽出処理により埋め込まれた電子透か
し情報を抽出する。この電子透かしの抽出処理は、第1
および第2実施形態で説明した離散コサイン変換を用い
る電子透かしの埋め込み処理や、第3実施形態で説明し
た種々の画像変換を用いる電子透かしの埋め込み処理に
対応する手法であればよい。
【0058】上述した各実施形態の画像処理装置は、デ
ィジタルカメラのような画像入力装置に適用できる。そ
の場合、それら画像入力装置における画像圧縮処理がハ
ードウェア化されているとしても、CPUにプログラムを
供給することで電子透かし埋め込み処理を実現すれば、
新たなハードウェアを付加せずに容易に電子透かし埋め
込み処理が実現できる。さらに、電子透かし埋め込み処
理は、データ圧縮処理とは異なり、必ずしもリアルタイ
ム処理を要求されないので、ディジタルカメラなどの画
像入力装置からパーソナルコンピュータなどへデータを
転送するときや、画像入力装置が画像入力を実行してい
ないときに電子透かしの埋め込み処理を実行することが
できる。そうすれば、画像入力装置に搭載されたCPUの
処理能力が小さい場合でも短時間に電子透かしの埋め込
みを行うことが可能である。
【0059】また、上述した各実施形態の画像処理装置
は、カラーファクシミリ装置のような画像入出力装置に
も適用できることは明らかである。その場合、画像入力
装置によって埋め込まれた電子透かしは、第4実施形態
に示した電子透かし抽出機能を画像出力装置に組み込む
ことにより、埋め込まれた電子透かし情報が抽出され
る。この際、埋め込まれた電子透かし情報により画像出
力に対する規制情報が示される場合、その規制情報に応
じて画像出力装置を制御することも可能である。
【0060】また、上述した各実施形態は、JPEGなどの
圧縮アプリケーションをもつ静止画伝送システムおよび
静止画処理システムなど、数々のシステムに適用するこ
とができることは明らかである。
【0061】以上説明したように、上述した各実施形態
によれば、画像圧縮機能を有する画像処理装置に簡単な
処理手段を追加することにより、圧縮されたデータへ電
子透かし情報を埋め込み、および、電子透かし情報を抽
出することができる。
【0062】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0063】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読出した
プログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0064】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化または量子化されたデータに、電子透かし情報の
ような特定の情報を埋め込む情報処理装置およびその方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】画像符号化装置の概要を説明するブロック
図、
【図1B】画像復号装置の概要を説明するブロック図、
【図2A】電子透かし埋め込み装置の概要を説明するブ
ロック図、
【図2B】電子透かし抽出装置の概要を説明するブロッ
ク図、
【図3】圧縮データに電子透かしを埋め込む装置の概要
を説明するブロック図、
【図4】第1実施形態の画像処理装置の構成例を示すブ
ロック図、
【図5】第2実施形態の画像処理装置の構成例を示すブ
ロック図、
【図6A】第3実施形態の画像処理装置の構成例を示す
ブロック図、
【図6B】第3実施形態の画像処理装置の第二例を示す
ブロック図、
【図7】第3実施形態の画像処理装置の第三例を示すブ
ロック図、
【図8】第3実施形態の画像処理装置の第四例を示すブ
ロック図、
【図9】第4実施形態の画像処理装置の構成例を示すブ
ロック図、
【図10】第4実施形態の画像処理装置の第二例を示す
ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 5B057 CA18 CB18 CE08 CG02 CG05 CG07 5C076 AA14 BA09 5C078 BA44 BA53 BA57 CA14 5J064 AA02 BA09 BA13 BA16 BC02 BD03 5J104 AA14 NA27 PA14 9A001 BZ04 EE02 EE05 GG17 HH27 JZ35 KZ31 LL03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子化され符号化されたデータを一旦復
    号し逆量子化する復号手段と、 前記復号手段から出力されるデータに特定の情報を埋め
    込む埋込手段と、 前記埋込手段から出力されるデータを再び量子化し符号
    化する符号化手段とを有することを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 符号化されたデータを一旦復号する復号
    手段と、 前記復号手段から出力されるデータにデータに特定の情
    報を埋め込む埋込手段と、 前記埋込手段から出力されるデータを再び符号化する符
    号化手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 量子化され符号化されたデータを復号し
    逆量子化する復号手段と、 前記復号手段から出力されるデータに埋め込まれた特定
    の情報を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 符号化されたデータを復号する復号手段
    と、 前記復号手段から出力されるデータに埋め込まれた特定
    の情報を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記特定の情報とは電子透かし情報であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載
    された情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記復号手段に入力されるデータは離散
    コサイン変換またはウェーブレット変換が施された画像
    データであることを特徴とする請求項1から請求項5の何
    れかに記載された情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記復号手段は、入力されるデータを所
    定の単位ごとに復号するか否かを選択することを特徴と
    する請求項1から請求項6の何れかに記載された情報処理
    装置。
  8. 【請求項8】 画像データを生成する生成手段と、 生成された画像データにデータ圧縮処理を施す圧縮手段
    と、 データ圧縮された画像データに特定の情報を埋め込む埋
    込手段とを有し、 前記圧縮手段と前記埋込手段とは独立に実行することが
    可能であることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記特定の情報とは電子透かし情報であ
    ることを特徴とする請求項8に記載された情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記埋込手段の動作は、前記画像処理
    装置からデータが出力される場合に、または、前記生成
    手段が動作していない場合に行われることを特徴とする
    請求項8または請求項9に記載された情報処理装置。
  11. 【請求項11】 量子化され符号化されたデータを一旦
    復号して逆量子化し、 復号および逆量子化されたデータに特定の情報を埋め込
    み、 前記特定の情報が埋め込まれたデータを再び量子化し符
    号化することを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 符号化されたデータを一旦復号し、 復号されたデータに特定の情報を埋め込み、 前記特定の情報が埋め込まれたデータを再び符号化する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 量子化され符号化されたデータを復号
    して逆量子化し、 逆量子化されたデータに埋め込まれた特定の情報を抽出
    することを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 符号化されたデータを復号し、 復号されたデータに埋め込まれた特定の情報を抽出する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記特定の情報とは電子透かし情報で
    あることを特徴とする請求項11から請求項14の何れかに
    記載された情報処理方法。
  16. 【請求項16】 画像データを生成し、生成された画像
    データにデータ圧縮処理を施し、データ圧縮された画像
    データに特定の情報を埋め込む画像処理方法であって、 前記圧縮ステップと前記埋込ステップとは独立に実行す
    ることが可能であることを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記特定の情報とは電子透かし情報で
    あることを特徴とする請求項16に記載された情報処理方
    法。
  18. 【請求項18】 データに特定の情報を埋め込む情報処
    理のプログラムコードが記録された記憶媒体であって、
    前記プログラムコードは少なくとも、 量子化され符号化されたデータを一旦復号して逆量子化
    するステップのコードと、 復号および逆量子化されたデータに特定の情報を埋め込
    むステップのコードと、 前記特定の情報が埋め込まれたデータを再び量子化し符
    号化するステップのコードとを有することを特徴とする
    記憶媒体。
  19. 【請求項19】 データに特定の情報を埋め込む情報処
    理のプログラムコードが記録された記憶媒体であって、
    前記プログラムコードは少なくとも、 符号化されたデータを一旦復号するステップのコード
    と、 復号されたデータに特定の情報を埋め込むステップのコ
    ードと、 前記特定の情報が埋め込まれたデータを再び符号化する
    ステップのコードとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 データに埋め込まれた特定の情報を抽
    出する情報処理のプログラムコードが記録された記憶媒
    体であって、前記プログラムコードは少なくとも、 量子化され符号化されたデータを復号して逆量子化する
    ステップのコードと、 逆量子化されたデータに埋め込まれた特定の情報を抽出
    するステップのコードとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  21. 【請求項21】 データに埋め込まれた特定の情報を抽
    出する情報処理のプログラムコードが記録された記憶媒
    体であって、前記プログラムコードは少なくとも、 符号化されたデータを復号するステップのコードと、 復号されたデータに埋め込まれた特定の情報を抽出する
    ステップのコードとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 画像データを生成し、生成された画像
    データにデータ圧縮処理を施し、データ圧縮された画像
    データに特定の情報を埋め込む画像処理のプログラムコ
    ードが記録された記憶媒体であって、 前記圧縮ステップのコードと前記埋込ステップのコード
    とは独立に実行されることが可能であることを特徴とす
    る記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記特定の情報とは電子透かし情報で
    あることを特徴とする請求項18から請求項22の何れかに
    記載された記憶媒体。
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KR100455313B1 (ko) * 2002-04-29 2004-11-06 한국전자통신연구원 엠펙-4 시스템을 이용한 디지털 방송 프로그램 구성요소의 구간별 보호 장치 및 그 방법
KR100685784B1 (ko) 2005-08-17 2007-02-22 한국전자통신연구원 안전성을 향상시킨 양자화 기반 워터마크 삽입 장치 및 그방법과 그를 이용한 워터마크 인증 장치 및 그 방법
US7400349B2 (en) 2002-12-25 2008-07-15 Nikon Corporation Electronic camera and image processing method
US7515711B2 (en) 2003-07-01 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatuses for encrypting video and for decrypting video
US7580543B2 (en) 2004-10-04 2009-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, method, program and storage medium

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