JP2000150829A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000150829A
JP2000150829A JP10327741A JP32774198A JP2000150829A JP 2000150829 A JP2000150829 A JP 2000150829A JP 10327741 A JP10327741 A JP 10327741A JP 32774198 A JP32774198 A JP 32774198A JP 2000150829 A JP2000150829 A JP 2000150829A
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forming
pad
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトがパッドと接続されている半導体
装置において、コンタクト抵抗を低くするとともに、そ
のばらつきを小さくする。 【解決手段】 本発明の半導体装置は、層間絶縁膜10
を貫通してビット線13とセルコンタクトプラグ9とを
電気的に接続するビットコンタクトプラグ12を有す
る。セルコンタクトプラグ9上には、パッド23が設け
られている。ビットコンタクトプラグ12は、ビット線
13と接触する上端からパッド23と接触する下端の近
傍までが同じ太さであり、当該下端の近傍で太くなって
いる。ビットコンタクトプラグ12は、下端が太くなっ
ていることによりパッド23との接触面積が増大するた
め、これらの接触抵抗が低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
に用いられる半導体装置に関し、詳しくはコンタクトの
構造に特徴を有する半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、高度に微細化の進んだ半導体装
置、特に、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)では、メモリセル内のコンタクト(ビット
コンタクト、容量コンタクト)のゲート電極に対する重
ね合わせ余裕を大きくするために、ポリシリコンのパッ
ドを設けるメモリセルが知られている。
【0003】図17乃至図22に、第一従来例として、
インターナショナル・エレクトロン・デバイス・ミーテ
ィング96、イクステンド・アブストラクト 597〜
600ページに掲載されているDRAMの製造方法を示
す。
【0004】まず、基板1上に素子分離酸化膜2、ゲー
ト電極4を形成し、ボロンやリンを含有するシリコン酸
化膜(BPSG膜)などの層間絶縁膜7を堆積する。続
いて、層間絶縁膜7を化学機械的研磨(CMP)などの
方法により平坦化する。続いて、メモリセルのトランジ
スタの不純物拡散層3と接続されるセルコンタクトホー
ル8を開口する[図17(a)]。セルコンタクトホー
ル8は、ゲート電極4の上面及び側面に設けられたシリ
コン窒化膜5,6をエッチング停止層として開口するこ
とにより、ゲート電極4に対して、自己整合的に開口す
ることができる。
【0005】続いて、リンなどを含有するポリシリコン
を堆積し、セルコンタクトプラグ9を形成する[図17
(b)]。
【0006】続いて、この上に、BPSGなどのシリコ
ン酸化膜を堆積し、平坦化することにより、層間絶縁膜
10を形成する[図18(c)]。この後、ビットコン
タクトホール11を開口する。ビットコンタクトホール
11の開口は、異方性のドライエッチングを用いて行
う。
【0007】続いて、リンを含有するポリシリコンでビ
ットコンタクトプラグ12を形成し、タングステンシリ
サイドなどでビット線13を形成する[図18
(d)]。ビット線13は、ビットコンタクトホール1
1を埋め込んでいるポリシリコンとタングステンシリサ
イドとの積層構造にしてもよい。
【0008】続いて、BPSG膜などの層間絶縁膜14
を堆積し、平坦化を行った後、容量コンタクトホール1
5を開口する[図19(e)]。容量コンタクトホール
15の開口は、隣接するビット線13と接触しないよう
異方性のドライエッチングを用いて行う。ビット線13
と容量コンタクトホール15との重ね合わせ余裕が少な
い場合は、コンタクトホールをテーパー形状にしてもよ
い。
【0009】続いて、リンを含有したポリシリコンを堆
積することにより、容量コンタクトプラグ16を形成す
る[図20(f)]。
【0010】続いて、このポリシリコンを加工すること
により、蓄積容量下部電極17を形成する[図21
(g)]。
【0011】最後に、蓄積容量上部電極18、メタルコ
ンタクト19、金属配線20などを形成して、DRAM
を完成する[図22(h)]。
【0012】図23乃至図26に、第二従来例として、
ポリシリコンのパッドを用い、ビット線より下層に蓄積
容量部を形成するタイプのDRAMの製造方法を示す。
【0013】まず、基板1上に素子分離酸化膜2、ゲー
ト電極4を形成し、ボロンやリンを含有するシリコン酸
化膜(BPSG膜)などの層間絶縁膜7を堆積する。次
に、層間絶縁膜7を化学機械的研磨(CMP)などの方
法により平坦化する。続いて、メモリセルのトランジス
タの不純物拡散層3と接続されるセルコンタクトホール
8を開口する。セルコンタクトホール8は、ゲート電極
4の上面及び側面に設けられたシリコン窒化膜5,6を
エッチング停止層として開口することにより、ゲート電
極4に対して、自己整合的に開口することができる。さ
らに、リンなどを含有するポリシリコンを堆積し、セル
コンタクトプラグ9を形成する。次に、シリコン酸化膜
を堆積し、これをパターニングしてポリシリコンのパッ
ドを加工するときのマスクとなるシリコン酸化膜21を
形成する。このとき、シリコン酸化膜21の側壁にシリ
コン酸化膜のサイドウォール22を形成することで、隣
接するポリシリコンパッド23の間隔をリソグラフィー
限界以下にすることができるので、コンタクトとの重ね
合わせ余裕を大きくすることができる[図23
(a)]。
【0014】続いて、シリコン酸化膜21及びサイドウ
ォール22をマスクとして、ポリシリコンをエッチング
し、ポリシリコンのパッド23を形成する[図23
(b)]。
【0015】続いて、蓄積容量下部電極の高さ分のBP
SG膜などの層間絶縁膜24を堆積する[図24
(c)]。
【0016】続いて、シリンダ型の蓄積容量部を形成す
るためのホール25を形成する[図24(d)]。ホー
ル25のエッチングは、ポリシリコンのパッド23が露
出するまで行う。
【0017】続いて、この上に、リンなどを含有するポ
リシリコンを堆積し、エッチバックするなどしてシリン
ダ型の蓄積容量下部電極26を形成する[図25
(e)]。
【0018】最後に、蓄積容量上部電極18、ビットコ
ンタクト27、金属配線20などを形成して、DRAM
を完成する[図26(f)]。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、以下のような問題があった。
【0020】第一従来例では、ポリシリコンのパッド上
に形成されるコンタクトプラグの底部径が非常に小さく
なってしまうので、パッドとコンタクトプラグとの接触
抵抗が増大するとともにそのばらつきも大きくなる。
なぜならば、メモリセル内のコンタクトプラグと配線
(ビット線)との重ね合わせ余裕が非常に小さく、コン
タクトホールの径を縮小して開口しなければならないか
らである。また、コンタクトプラグをテーパー形状にし
た場合は、層間絶縁膜厚のばらつきにより、コンタクト
底部径がばらつくからである。
【0021】さらに、第二従来例のようなビット線より
下層に蓄積容量部を形成するものでは、シリンダ型蓄積
容量部形成用のホールを形成する際、ポリシリコンのパ
ッドが露出するまでエッチングしなければならないの
で、隣接するビットコンタクト用のポリシリコンのパッ
ドと蓄積容量下部電極が電気的にショートしやすくなっ
てしまう。また、十分な蓄積容量を確保するためには、
できるだけホールを大きく必要がある。しかしながら、
ホールを大きくすると、ビットコンタクト用のパッドと
蓄積容量下部電極とのショートの可能性はますます大き
くなってしまう。
【0022】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、コンタクトの
信頼性を向上できる、半導体装置及びその製造方法を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第一の半導
体装置は、層間絶縁膜を貫通して当該層間絶縁膜の上層
と下層とを電気的に接続するコンタクトプラグを有する
ものである。そして、前記下層上にパッドが設けられて
いる。なおかつ、前記コンタクトプラグは、前記上層と
接触する上端から前記パッドと接触する下端の近傍まで
が同じ太さであり、当該下端の近傍で太くなってい
る。、
【0024】コンタクトプラグの下端が太くなっている
ことにより、コンタクトプラグとパッドとの接触面積が
増大するため、これらの接触抵抗が低下する。また、コ
ンタクトプラグの上端は細くなっているので、上層との
重ね合わせ余裕が小さくても問題ない。
【0025】本発明に係る第一の半導体装置の製造方法
は、導電膜上にマスクを形成する工程と、このマスクを
用いて前記導電膜をエッチングすることにより当該マス
ク下に前記パッドを形成する工程と、前記マスク上に前
記層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜を貫通
して前記マスク上の一部のみに至るコンタクトホールを
開口する工程と、このコンタクトホールを通して前記マ
スクのみを選択的に除去する工程と、このマスクが除去
された空間及び前記コンタクトホールに導電体を充填す
ることにより前記コンタクトプラグを形成する工程とを
備えたものである。
【0026】層間絶縁膜を貫通してマスク上の一部のみ
に至るコンタクトホールを開口することにより、コンタ
クトホールの幅(電流が流れる方向に垂直な距離)はマ
スクよりも小さい。そのため、コンタクトホールを通し
てマスクのみを選択的に除去すると、上端から途中まで
が同じ幅で下端が膨らんだ空洞が形成される。この空洞
に導電体を充填することにより、下端が膨らんだコンタ
クトプラグを容易に製造できる。
【0027】本発明に係る第二の半導体装置は、層間絶
縁膜の下層上に設けられたパッドと、このパッドよりも
大きい底面を有するとともに当該底面が当該パッドに接
続された凹状電極とを備えたものである。そして、前記
凹状電極の底面から前記パッド上の一部に至る接続部が
形成され、前記パッド上の残部と前記底面との間に短絡
防止用絶縁膜が介挿されている。
【0028】パッドは同じ下層上に多数設けられてい
る。そのため、凹状電極の底面がパッドに直接接触して
いると、凹状電極の底面はパッドよりも大きいので隣接
するパッドにも接触するおそれがある。そこで、本発明
では、凹状電極の底面を接続部を介してパッドの一部に
接続するとともに、凹状電極の底面とパッドの残部との
間に短絡防止用絶縁膜を介挿することにより、凹状電極
の底面を隣接するパッドから十分に離している。
【0029】本発明に係る第二の半導体装置の製造方法
の第一例は、導電膜上に第一の絶縁体からなる第一のマ
スクを形成する工程と、この第一のマスクの側面全体に
第二の絶縁体からなる第二のマスクを形成する工程と、
これらの第一及び第二のマスクを用いて前記導電膜をエ
ッチングすることにより当該第一及び第二のマスク下に
前記パッドを形成する工程と、前記第一及び第二のマス
ク上に前記層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁
膜を貫通して前記第一及び第二のマスクに至るホールを
開口する工程と、このホールを通して前記第一のマスク
のみを選択的に除去することにより前記第二のマスクか
らなる前記短絡防止用絶縁膜を形成する工程と、この第
一のマスクが除去された空間及び前記ホールの内壁面に
導電体からなる前記接続部及び前記凹状電極を形成する
工程とを備えたものである。
【0030】第一のマスクの側面全体に第二のマスクを
形成し、第一及び第二のマスク下にパッドを形成し、第
一のマスクのみを選択的に除去する。これにより、第二
のマスクによって短絡防止用絶縁膜を容易に形成できる
とともに、第一のマスクが除去された空間に接続部を容
易に形成できる。
【0031】本発明に係る第二の半導体装置の製造方法
の第二例は、導電膜上に第一の絶縁体からなる第一のマ
スクを形成する工程と、この第一のマスクの側面全体に
第二の絶縁体からなる第二のマスクを形成する工程と、
これらの第一及び第二のマスクを用いて前記導電膜をエ
ッチングすることにより当該第一及び第二のマスク下に
前記パッドを形成する工程と、前記第一及び第二のマス
ク上にエッチング停止膜を形成する工程と、このエッチ
ング停止膜上に前記層間絶縁膜を形成する工程と、この
層間絶縁膜を貫通して前記エッチング停止膜に至るホー
ルを開口する工程と、このホール内に露出した前記エッ
チング停止膜を前記第一及び第二のマスクに至るまで除
去する工程と、このホールを通して前記第一のマスクの
みを選択的に除去することにより前記第二のマスクから
なる前記短絡防止膜を形成する工程と、この第一のマス
クが除去された空間及び前記ホールの内壁面に導電体か
らなる前記接続部及び前記凹状電極を形成する工程とを
備えたものである。
【0032】第一及び第二マスク上のエッチング停止膜
でホールの形成を一旦停止し、続いて露出したエッチン
グ停止膜を除去することにより、第一及び第二のマスク
に正確に至るホールを形成できる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る半導体装置
の第一実施形態を示す概略断面図である。以下、この図
面に基づき説明する。
【0034】本実施形態の半導体装置は、層間絶縁膜1
0を貫通してビット線13とセルコンタクトプラグ9と
を電気的に接続するビットコンタクトプラグ12と、層
間絶縁膜10,16を貫通して蓄積容量下部電極17と
セルコンタクトプラグ9とを電気的に接続する容量ビッ
トコンタクトプラグ16を有する。セルコンタクトプラ
グ9上には、パッド23が設けられている。ビットコン
タクトプラグ12は、ビット線13と接触する上端から
パッド23と接触する下端の近傍までが同じ太さであ
り、当該下端の近傍で太くなっている。同様に、容量ビ
ットコンタクトプラグ16は、蓄積容量下部電極17と
接触する上端からパッド23と接触する下端の近傍まで
が同じ太さであり、当該下端の近傍で太くなっている。
【0035】ビットコンタクトプラグ12及び容量コン
タクトプラグ16は、下端が太くなっていることにより
パッド23との接触面積が増大するため、これらの接触
抵抗が低下する。また、ビットコンタクトプラグ12及
び容量コンタクトプラグ16は、上端が細くなっている
ので、ビット線13又は蓄積容量下部電極17との重ね
合わせ余裕が小さくても問題ない。
【0036】図2乃至図8は、図1の半導体装置を製造
する方法を示す概略断面図である。以下、図1乃至図8
に基づき説明する。
【0037】まず、基板1上に素子分離酸化膜2、ゲー
ト電極4を形成し、ボロンやリンを含有するシリコン酸
化膜(BPSG膜)などの層間絶縁膜7を堆積する。続
いて、層間絶縁膜7を化学機械的研磨(CMP)などの
方法により平坦化する。続いて、メモリセルのトランジ
スタの不純物拡散層3と接続されるセルコンタクトホー
ル8を開口する。セルコンタクトホール8は、ゲート電
極4の上面及び側面に設けられたシリコン窒化膜5,6
をエッチング停止層として開口することにより、ゲート
電極4に対して自己整合的に開口することができる。さ
らに、リンなどを含有するポリシリコンを堆積し、セル
コンタクトプラグ9を形成する。続いて、シリコン窒化
膜を30〜150nm程堆積し、これをパターニングす
ることにより、パッド23を形成するためのシリコン窒
化膜マスク28を形成する[図2(a)]。
【0038】シリコン窒化膜マスク28の側壁にシリコ
ン酸化膜のサイドウォール22を形成し、ポリシリコン
を加工することにより、パッド23を大きく形成するこ
とができる[図2(b)]。
【0039】続いて、この上に、BPSGなどのシリコ
ン酸化膜を堆積し、平坦化することにより、層間絶縁膜
10を形成する。この後、ビットコンタクトホール11
を開口する[図3(c)]。ビットコンタクトホール1
1の開口は、異方性のドライエッチングを用いて行う。
ここでは、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とに対して
選択性のないドライエッチング条件を用いた例を示した
が、選択性のある条件を用いて、シリコン窒化膜マスク
28の表面で、ビットコンタクトホール11のエッチン
グを停止するようにしてもよい。
【0040】続いて、ビットコンタクトホール11底部
に露出したシリコン窒化膜マスク28を選択的に除去す
る[図3(d)]。シリコン窒化膜の選択的除去は、加
熱したリン酸溶液に浸漬するなどして行う。このように
することで、ビットコンタクトホール11の底部径を自
己整合的に均一な大きさに広げることができる。
【0041】続いて、リンを含有するポリシリコンでビ
ットコンタクトプラグ12を形成し、タングステンシリ
サイドなどでビット線13を形成する[図4(e)]。
ポリシリコンの堆積は、段差被覆性に優れた減圧化学気
相成長法(LPCVD)などを用いて行う。このような
方法を用いることで、パッド23とビットコンタクトプ
ラグ12の接触面積を大きく、かつ均一な大きさにする
ことができ、ビットコンタクトの抵抗は低くなり、ばら
つきも小さくなる。ビット線13は、ビットコンタクト
ホール11を埋め込んでいるポリシリコンとタングステ
ンシリサイドとの積層構造にしてもよい。
【0042】続いて、BPSG膜などのシリコン酸化膜
14を堆積し、平坦化を行った後、容量コンタクトホー
ル15を開口する[図5(f)]。容量コンタクトホー
ル15の開口は、隣接するビット線13と接触しないよ
う異方性のドライエッチングを用いて行う。ビット線1
3と容量コンタクトホール15との重ね合わせ余裕が少
ない場合は、コンタクトの形状をテーパー形状にしても
よい。また、図5(f)では、シリコン窒化膜とシリコ
ン酸化膜の選択性のないドライエッチング条件を用いた
例を示したが、選択性のある条件を用いて、シリコン窒
化膜マスク28の表面で、容量コンタクトホール15の
エッチングを停止するようにしてもよい。
【0043】続いて、図6(g)のように、容量コンタ
クトホール15底部に露出したシリコン窒化膜マスク2
8を選択的に除去する。シリコン窒化膜マスク28の選
択的除去は、加熱したリン酸溶液に浸漬するなどして行
う。このようにすることで、容量コンタクトホール15
の底部径を自己整合的に均一な大きさにすることができ
る。
【0044】続いて、リンを含有したポリシリコンを堆
積することにより、容量コンタクトプラグ16を形成す
る[図7(h)]。ポリシリコンの堆積は、段差被覆性
に優れたLPCVD法などを用いて行う。このような方
法を用いることで、パッド23と容量コンタクトプラグ
16との接触面積を大きく、かつ均一な大きさにするこ
とができ、容量コンタクトの抵抗は低くなり、ばらつき
も小さくなる。
【0045】続いて、このポリシリコンを加工すること
により、蓄積容量下部電極17を形成する[図8
(i)]。
【0046】最後に、蓄積容量上部電極18、メタルコ
ンタクト19、金属配線20などを形成して、DRAM
を完成する[図1(j)]。
【0047】本実施形態によれば、層間絶縁膜10を貫
通してシリコン窒化膜マスク28上の一部のみに至るビ
ットコンタクトホール11を開口することにより[図3
(c)]、ビットコンタクトホール11の幅(電流が流
れる方向に垂直な距離)はシリコン窒化膜マスク28よ
りも小さい。そのため、ビットコンタクトホール11を
通してシリコン窒化膜マスク28のみを選択的に除去す
ると[図3(d)]、上端から途中までが同じ幅で下端
が膨らんだ空洞が形成される。この空洞にポリシリコン
を充填することにより、下端が膨らんだビットコンタク
トプラグ12を容易に製造できる[図3(e)]。容量
コンタクトプラグ16についても同様である。
【0048】図9は、本発明に係る半導体装置の第二実
施形態を示す概略断面図である。以下、この図面に基づ
き説明する。
【0049】本実施形態の半導体装置は、層間絶縁膜2
4下のセルコンタクトプラグ9上に設けられたパッド2
3と、パッド23よりも大きい底面を有するとともに当
該底面がパッド23に接続された凹状電極としてのシリ
ンダ型の蓄積容量下部電極26とを備えたものである。
そして、蓄積容量下部電極26の底面からパッド23上
の一部に至る接続部261が形成され、パッド23上の
残部と蓄積容量下部電極26の底面との間に短絡防止用
絶縁膜としてのシリコン酸化膜のサイドウォール22が
介挿されている。
【0050】パッド23は同じ層の複数のセルコンタク
トプラグ9上に多数設けられている。そのため、蓄積容
量下部電極26の底面がパッド23に直接接触している
と、蓄積容量下部電極26の底面はパッド23よりも大
きいので隣接するパッド23にも接触するおそれがあ
る。そこで、本発明では、蓄積容量下部電極26の底面
を接続部261を介してパッド23の一部に接続すると
ともに、蓄積容量下部電極26の底面とパッド23の残
部との間にサイドウォール22を介挿することにより、
蓄積容量下部電極26の底面を隣接するパッド23から
十分に離している。
【0051】図10乃至図12は、図9の半導体装置を
製造する方法の第一例を示す概略断面図である。以下、
図9乃至図12に基づき説明する。
【0052】本例は、ビット線より下層に蓄積容量部を
形成するタイプのDRAMにおいて、パッドと蓄積容量
下部電極とを接続するコンタクトを自己整合的に形成す
ることを特徴とする。
【0053】まず、第一実施形態と同じように、基板1
上に素子分離酸化膜2、ゲート電極4を形成し、メモリ
セルのトランジスタの不純物拡散層3と接続されるセル
コンタクトホール8を開口する。さらに、セルコンタク
トプラグ9を形成した後、ポリシリコンのパッド23を
形成するための、シリコン窒化膜マスク28を形成する
[図10(a)]。
【0054】続いて、シリコン窒化膜マスク28とシリ
コン酸化膜のサイドウォール22とをマスクとして、ポ
リシリコンをエッチングすることにより、パッド23を
形成する[図10(b)]。
【0055】続いて、BPSG膜などのシリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜24を堆積する[図11(c)]。
層間絶縁膜24の膜厚は、必要な蓄積容量で決定され、
例えば、600〜1200nm程度を堆積する。
【0056】続いて、層間絶縁膜24に、シリンダ型の
蓄積容量を形成するためのホール25を形成する。ホー
ル25のエッチングは、パッド23上部のシリコン窒化
膜マスク28が露出したところで停止させる[図11
(d)]。
【0057】続いて、ホール25底部に露出したシリコ
ン窒化膜マスク28を選択的に除去することで、パッド
23に対し自己整合的にコンタクトホールを開口するこ
とができる[図12(e)]。シリコン窒化膜マスク2
8の選択的除去は、加熱したリン酸溶液に浸漬するなど
して行う。
【0058】続いて、リンを含有するポリシリコンを堆
積し、エッチバックするなどして、シリンダ型の蓄積容
量下部電極26を形成する[図11(f)]。
【0059】最後に、蓄積容量上部電極18、ビットコ
ンタクトプラグ27、金属配線20を形成し、DRAM
を完成する[図9(g)]。
【0060】図13乃至図16は、図9の半導体装置を
製造する方法の第二例を示す概略断面図である。以下、
図13乃至図16に基づき説明する。
【0061】本例は、ビット線より下層に蓄積容量部を
形成するタイプのDRAMにおいて、パッドと蓄積容量
下部電極を接続するコンタクトを自己整合的に形成する
ことを特徴とし、特に、シリンダ型の蓄積容量を形成す
るためのホールをエッチングする際のエッチング停止膜
をパッド上に設けたことを特徴とする。
【0062】まず、第一例と同じように、基板1上に素
子分離酸化膜2、ゲート電極4を形成し、メモリセルの
トランジスタの不純物拡散層3と接続されるセルコンタ
クトホール8を開口し、リンを含有したポリシリコンを
埋め込むことにより、セルコンタクトプラグ9を形成す
る。その後、ポリシリコンのパッド23を形成するため
のシリコン酸化膜マスク21、シリコン窒化膜のサイド
ウォール29を形成する[図13(a)]。
【0063】続いて、シリコン酸化膜マスク21とサイ
ドウォール29とをマスクとして、ポリシリコンをエッ
チングすることにより、パッド23を形成する[図13
(b)]。
【0064】続いて、エッチング停止膜となるシリコン
窒化膜30を20〜100nm程度堆積した後、BPS
G膜などのシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜24を堆
積する[図14(c)]。層間絶縁膜24の膜厚は、必
要な蓄積容量で決定され、例えば600〜1200nm
程度を堆積する。
【0065】続いて、層間絶縁膜24に、シリンダ型の
蓄積容量を形成するためのホール25を形成する[図1
4(d)]。ホール25のエッチングは、エッチング停
止膜であるシリコン窒化膜30が露出したところで一度
停止する。さらに、パッド23形成時のマスクとなった
シリコン酸化膜マスク21が露出するまで、シリコン窒
化膜30をエッチングする。
【0066】続いて、ホール25底部に露出したシリコ
ン酸化膜マスク21を選択的に除去することで、パッド
23に対し自己整合的にコンタクトホールを開口するこ
とができる[図15(e)]。
【0067】続いて、リンを含有するポリシリコンを堆
積し、エッチバックするなどして、シリンダ型の蓄積容
量下部電極26を形成する[図15(f)]。
【0068】最後に、蓄積容量上部電極18、ビットコ
ンタクトプラグ27、金属配線20を形成し、DRAM
を完成する[図16(g)]。
【0069】本例によれば、シリンダ型蓄積容量下部電
極形成用のホールのエッチングを薄いシリコン窒化膜の
層で一度停止させ、その後、自己整合的にポリシリコン
パッドとのコンタクトを形成することができるので、ビ
ットコンタクト用パッドと蓄積容量下部電極との電気的
絶縁の信頼性をさらに向上させることができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1乃至4記載の半導体装置によれ
ば、コンタクトプラグの下端が太くなっていることによ
り、コンタクトプラグとパッドとの接触面積を増加でき
るので、これらの接触抵抗を低減できる。また、コンタ
クトプラグの上端は細くなっているので、上層との重ね
合わせ余裕が小さくても問題ない。これにより、コンタ
クトの信頼性を向上できる。
【0071】請求項5記載の半導体装置の製造方法によ
れば、層間絶縁膜を貫通してマスク上の一部のみに至る
コンタクトホールを開口し、このコンタクトホールを通
してマスクのみを選択的に除去することにより、上端か
ら途中までが同じ幅で下端が膨らんだ空洞を容易に形成
できる。したがって、この空洞に導電体を充填すること
により、請求項1乃至4記載の半導体装置における下端
が膨らんだコンタクトプラグを容易に製造できる。
【0072】請求項6記載の半導体装置によれば、凹状
電極の底面を接続部を介してパッドの一部に接続すると
ともに、凹状電極の底面とパッドの残部との間に短絡防
止用絶縁膜を介挿することにより、凹状電極の底面を隣
接するパッドから十分に離すことができる。したがっ
て、凹状電極の底面と隣接するパッドとが接触すること
による短絡を防止できる。これにより、コンタクトの信
頼性を向上できる。
【0073】請求項7乃至12記載の半導体装置の製造
方法によれば、第一のマスクの側面全体に第二のマスク
を形成し、第一及び第二のマスク下にパッドを形成し、
第一のマスクのみを選択的に除去することにより、第二
のマスクによって短絡防止用絶縁膜を容易に形成できる
とともに、第一のマスクが除去された空間に接続部を容
易に形成できる。したがって、請求項6記載の半導体装
置を容易に製造できる。
【0074】請求項8、11又は12記載の半導体装置
の製造方法によれば、第一及び第二マスク上のエッチン
グ停止膜でホールの形成を一旦停止し、続いて露出した
エッチング停止膜を除去することにより、エッチングの
精度を向上できるので、第一及び第二のマスクに正確に
至るホールを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第一実施形態を示す
概略断面図である。
【図2】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図であり、図2(a)、図2(b)の順に工程が進行
する。
【図3】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図であり、図3(c)、図3(d)の順に工程が進行
する。
【図4】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図である。
【図5】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図である。
【図6】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図である。
【図7】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図である。
【図8】図1の半導体装置を製造する方法を示す概略断
面図である。
【図9】本発明に係る半導体装置の第二実施形態を示す
概略断面図である。
【図10】図9の半導体装置を製造する方法の第一例を
示す概略断面図であり、図10(a)、図10(b)の
順に工程が進行する。
【図11】図9の半導体装置を製造する方法の第一例を
示す概略断面図であり、図11(c)、図11(d)の
順に工程が進行する。
【図12】図9の半導体装置を製造する方法の第一例を
示す概略断面図であり、図12(e)、図12(f)の
順に工程が進行する。
【図13】図9の半導体装置を製造する方法の第二例を
示す概略断面図であり、図13(a)、図13(b)の
順に工程が進行する。
【図14】図9の半導体装置を製造する方法の第二例を
示す概略断面図であり、図14(c)、図14(d)の
順に工程が進行する。
【図15】図9の半導体装置を製造する方法の第二例を
示す概略断面図であり、図15(e)、図15(f)の
順に工程が進行する。
【図16】図9の半導体装置を製造する方法の第二例を
示す概略断面図である。
【図17】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図であり、図17(a)、図17(b)の
順に工程が進行する。
【図18】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図であり、図18(c)、図18(d)の
順に工程が進行する。
【図19】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図20】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図21】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図22】第一従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図23】第二従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図であり、図23(a)、図23(b)の
順に工程が進行する。
【図24】第二従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図であり、図24(c)、図24(d)の
順に工程が進行する。
【図25】第二従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【図26】第二従来例における半導体装置の製造方法を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 素子分離酸化膜 3 不純物拡散層 4 ゲート電極 5 ゲート電極上部のシリコン窒化膜 6 ゲート電極側壁のシリコン窒化膜 7 層間絶縁膜(BPSG膜) 8 セルコンタクトホール 9 セルコンタクトプラグ 10 層間絶縁膜(BPSG膜) 11 ビットコンタクトホール 12 ビットコンタクトプラグ 13 ビット線 14 層間絶縁膜(BPSG膜) 15 容量コンタクトホール 16 容量コンタクトプラグ 17 蓄積容量下部電極 18 蓄積容量上部電極 19 メタルコンタクト 20 金属配線 21 シリコン酸化膜マスク 22 シリコン酸化膜のサイドウォール 23 ポリシリコンのパッド 24 層間絶縁膜(BPSG膜) 25 シリンダ型蓄積容量部形成用のホール 26 シリンダ型の蓄積容量下部電極 261 接続部 27 ビットコンタクトプラグ 28 シリコン窒化膜マスク 29 シリコン窒化膜のサイドウォール 30 シリコン窒化膜のエッチング停止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH06 HH28 JJ04 JJ06 KK01 KK04 KK06 LL04 NN30 NN38 PP09 QQ08 QQ09 QQ16 QQ19 QQ25 QQ28 QQ30 QQ31 QQ35 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR15 TT06 TT08 XX01 XX09 XX15 XX31 5F083 AD22 AD24 AD42 AD48 AD49 GA02 JA34 KA05 MA03 MA06 MA16 MA17 MA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層間絶縁膜を貫通して当該層間絶縁膜の
    上層と下層とを電気的に接続するコンタクトプラグを有
    する半導体装置において、 前記下層上にパッドが設けられ、 前記コンタクトプラグは、前記上層と接触する上端から
    前記パッドと接触する下端の近傍までが同じ太さであ
    り、当該下端の近傍で太くなっている、 ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記パッドが多結晶シリコン又は単結晶
    シリコンからなる、請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトプラグが多結晶シリコン
    又は単結晶シリコンからなる、請求項1又は2記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記パッドがメモリセル部に形成され、
    前記コンタクトプラグがビット線又は蓄積容量部に接続
    されている、請求項1、2又は3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の半導体装
    置を製造する方法であって、 導電膜上にマスクを形成する工程と、このマスクを用い
    て前記導電膜をエッチングすることにより当該マスク下
    に前記パッドを形成する工程と、 前記マスク上に前記層間絶縁膜を形成する工程と、 この層間絶縁膜を貫通して前記マスク上の一部のみに至
    るコンタクトホールを開口する工程と、 このコンタクトホールを通して前記マスクのみを選択的
    に除去する工程と、 このマスクが除去された空間及び前記コンタクトホール
    に導電体を充填することにより前記コンタクトプラグを
    形成する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 層間絶縁膜の下層上に設けられたパッド
    と、このパッドよりも大きい底面を有するとともに当該
    底面が当該パッドに接続された凹状電極とを備えた半導
    体装置において、 前記凹状電極の底面から前記パッド上の一部に至る接続
    部が形成され、前記パッド上の残部と前記底面との間に
    短絡防止用絶縁膜が介挿されている、 ことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置を製造する方
    法であって、 導電膜上に第一の絶縁体からなる第一のマスクを形成す
    る工程と、 この第一のマスクの側面全体に第二の絶縁体からなる第
    二のマスクを形成する工程と、 これらの第一及び第二のマスクを用いて前記導電膜をエ
    ッチングすることにより当該第一及び第二のマスク下に
    前記パッドを形成する工程と、 前記第一及び第二のマスク上に前記層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 この層間絶縁膜を貫通して前記第一及び第二のマスクに
    至るホールを開口する工程と、 このホールを通して前記第一のマスクのみを選択的に除
    去することにより前記第二のマスクからなる前記短絡防
    止用絶縁膜を形成する工程と、 この第一のマスクが除去された空間及び前記ホールの内
    壁面に導電体からなる前記接続部及び前記凹状電極を形
    成する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の半導体装置を製造する方
    法であって、 導電膜上に第一の絶縁体からなる第一のマスクを形成す
    る工程と、 この第一のマスクの側面全体に第二の絶縁体からなる第
    二のマスクを形成する工程と、 これらの第一及び第二のマスクを用いて前記導電膜をエ
    ッチングすることにより当該第一及び第二のマスク下に
    前記パッドを形成する工程と、 前記第一及び第二のマスク上にエッチング停止膜を形成
    する工程と、 このエッチング停止膜上に前記層間絶縁膜を形成する工
    程と、 この層間絶縁膜を貫通して前記エッチング停止膜に至る
    ホールを開口する工程と、 このホール内に露出した前記エッチング停止膜を前記第
    一及び第二のマスクに至るまで除去する工程と、 このホールを通して前記第一のマスクのみを選択的に除
    去することにより前記第二のマスクからなる前記短絡防
    止膜を形成する工程と、 この第一のマスクが除去された空間及び前記ホールの内
    壁面に導電体からなる前記接続部及び前記凹状電極を形
    成する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第一の絶縁体が窒化シリコンであ
    り、前記第二の絶縁体が酸化シリコンであり、前記層間
    絶縁膜がシリコン酸化膜からなる、請求項7記載の半導
    体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第一の絶縁体が酸化シリコンであ
    り、前記第二の絶縁体が酸化シリコンであり、前記層間
    絶縁膜がシリコン酸化膜からなる、請求項7記載の半導
    体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第一の絶縁体が窒化シリコンであ
    り、前記第二の絶縁体が酸化シリコンであり、前記層間
    絶縁膜がシリコン窒化膜からなり、前記エッチング停止
    膜がシリコン酸化膜からなる、請求項8記載の半導体装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第一の絶縁体が酸化シリコンであ
    り、前記第二の絶縁体が窒化シリコンであり、前記層間
    絶縁膜がシリコン酸化膜からなり、前記エッチング停止
    膜がシリコン窒化膜からなる、請求項8記載の半導体装
    置の製造方法。
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