JP2000150504A - 薄膜形成方法および薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成方法および薄膜形成装置

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JP2000150504A JP10327720A JP32772098A JP2000150504A JP 2000150504 A JP2000150504 A JP 2000150504A JP 10327720 A JP10327720 A JP 10327720A JP 32772098 A JP32772098 A JP 32772098A JP 2000150504 A JP2000150504 A JP 2000150504A
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Shigeo Goshima
滋雄 五島
Takeshi Kikawa
健 紀川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面保護膜の堆積方法において、低基板温度で
高スループットの薄膜を同一チャンバ内で連続積層形成
する薄膜の形成方法および薄膜形成装置を実現する。 【解決手段】レーザアブレーション法により固体原料か
ら生成したプルームと原料元素ガスからなるプラズマを
基板表面で反応せしめ、同一チャンバ内に複数装填した
レーザアブレーションに供する固体原料のチャンバ内で
交換することにより、異種の保護膜を連続的に形成可能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザアブレーシ
ョン法およびプラズマ励起法を用いた薄膜の堆積法に係
り、特に低基板温度で高スループットおよび膜厚均一性
に優れた薄膜の形成方法および形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザや電界効果トランジスタ等
の半導体装置の製造工程において、誘電体薄膜(窒化硅
素,二酸化硅素等)の形成工程に関しては、従来主に気
相化学堆積法(CVD)或いは反応性スパッタリング法
が用いられていた。CVD法においては、原料として供
給される気体分子は熱或いはプラズマによって分解或い
は励起され薄膜堆積に供されていた。熱分解によって誘
電体薄膜を形成する場合、基板温度は400℃以上で成
膜している。プラズマ励起による方法では、基板温度は
250℃以上で成膜している。
【0003】また、反応性スパッタリング法では、室温
付近で良質な膜が形成できるものの、異種の薄膜を積層
する場合、異種の固体ターゲットを具備した複数のチャ
ンバ間を試料を移送していた。
【0004】最近、上記CVD或いは反応性スパッタリ
ング法に替わる方法として、プラズマ蒸着装置が提案さ
れた((株)エンヤシステムの製品カタログ参照)。こ
の方式では、固体原料を電子線によって蒸発させるた
め、異種のターゲットを1つのチャンバ内にコンパクト
に収納することができる。これにより、1つのチャンバ
内で、例えば、酸化硅素膜と酸化アルミニウム膜を連続
的に成膜することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の内、熱
分解によるCVD法では、400℃以上の高基板温度を
要するため、半導体装置の電極金属形成工程の後、誘電
体薄膜を形成した場合、電極金属と半導体基板との熱的
反応により、電気的特性が著しく劣化する。また、プラ
ズマ励起CVD法の場合、熱分解によるCVD法に比し
て低温で形成可能であるが、基板温度の低下に伴い、膜
質も低下する。また、プラズマ中のイオンが半導体表面
に照射されることにより、表面層に欠陥を生じやすく素
子の特性が劣化する。反応性スパッタリング法では、室
温で成膜できるが、異種の薄膜を積層する場合、異種の
固体ターゲットを具備した複数のチャンバ間を試料を移
送するため、スループットが極めて悪い。
【0006】プラズマ蒸着法は、異種のターゲットを1
つのチャンバ内にコンパクトに収納できるため、反応性
スパッタリング法に比して高スループットで積層膜の形
成が可能であるが、電子線を用いるため構造が複雑とな
り、ターゲットを交換した場合の安定性に問題がある。
【0007】本発明の目的は、イオン衝撃が小さく、か
つ低温形成が可能であり、かつ、半導体装置の表面保護
工程において要請される連続積層膜形成において、スル
ープットの高い、薄膜の形成方法および薄膜形成装置を
実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜形成法にお
いては、薄膜原料として、固体および気体を用いる。固
体原料を蒸発させる手段としてレーザアブレーション法
を用いる。レーザアブレーション法においては、光学窓
を通して真空槽外部から集束したレーザ光を導入し真空
槽内に設置された固体原料表面に照射することによって
原料が気相に放出される。電子ビーム用フィラメントを
用いないため、真空槽の汚染を抑止することができる。
また、原料の蒸発量は、レーザの強度および周波数で真
空槽外部より安定に制御できる。さらに、レーザアブレ
ーションに供する固体原料は、複数個装置内に装填で
き、固体原料の変更が極めて容易であり、相互の汚染も
ない。
【0009】レーザアブレーションにより生成したプル
ームと外部から導入した気体分子をプラズマ励起し、真
空槽内に装填した基板表面に照射することにより、化合
物薄膜が基板表面に形成される。
【0010】本方式では、レーザアブレーションに供す
る固体原料を複数個同一チャンバ内に装填することによ
り、異種の薄膜を連続的に高速積層できる。
【0011】
【発明の実施の形態】<実施例1>図1を用いて第1の
実施例について説明する。本実施例では、固体原料とし
て硅素(Si)およびアルミニウム(Al)を用いてG
aAs(001)基板上に酸化硅素膜および窒化アルミ
ニウム膜を連続形成する形成方法および形成装置につい
て説明する。
【0012】まず、チャンバ内に設置されたサセプタ1
にGaAs(001)基板2を装填する。サセプタ2に
は基板加熱用ヒータが設置されている。基板2は、回転
機構により毎分10回転させた。反応槽は、ターボ分子
ポンプ(TMP)により、真空度を3×10-8Torrまで
排気されている。次に、基板2をヒータにより加熱し1
50℃に保持する。続いて、バルブ4を開きO2ガス(流
量50sccm)を導入する。この時、チャンバの真空度は
1mTorrに保つ。導入されたO2 ガスは、ヘリコンアン
テナ5にRF電源(13.56MHz)6から印加された
電力500Wおよび磁気コイル7から発生させた磁場5
0ガウスによりヘリコンプラズマ8が発生し、電離され
る。この時の真空度は5×10-4Torrであった。続い
て、ArFエキシマレーザ(波長193nm,強度1J
/cm2 ,周波数100Hz)を合成石英製光学窓9を介
してSiターゲット10に照射する。この時、Siター
ゲット10からSiが蒸発し、プルーム11が生成す
る。プルーム11は、ヘリコンプラズマ8と共にプラズ
マ流12となって、基板2表面に供給され、SiO2
が堆積する。この時、合成石英製光学窓9への薄膜の堆
積を防止する目的で、バルブ13を介して窒素ガスを導
入した。
【0013】上記成膜条件下での堆積速度は、40nm
/分であった。また、膜の組成をRBS法にて分析した
ところ、ほぼ化学量論比組成のSiO2 膜となっている
ことが判明した。通常のスパッタリング法で成膜した場
合、不純物として%オーダーのアルゴンが混入するが、
本実施例で形成したSiO2 膜は、反応系にアルゴンを
用いていないため、アルゴンの含有量は検出限界以下で
あった。
【0014】上記方法で、SiO2 膜を形成した後、タ
ーゲットをSiからAlターゲット14に変更し、ま
た、ヘリコンプラズマに供するガスを、酸素から窒素に
変更することにより容易にSiO2 膜上に連続的にAl
N膜を形成することができる。このAlN膜の弗化水素
酸によるエッチング速度は、ほぼゼロであった。屈折率
は、2.05 であり、MOCVDで形成した単結晶のA
lN膜とほぼ同等であった。吸収端波長は250nm以
下であった。即ち、赤色レーザ(650nm),青紫色
レーザ(410nm)のレーザ光を吸収することはな
い。膜組成は、ラザフォード後方散乱法を用いて調べ
た。AlとNの比はほぼ1対1であり、その他の含有不
純物濃度は、1%以下であった。
【0015】上記方法で連続形成した2種類の膜をそれ
ぞれ、InP基板およびGaAs基板およびサファイア
基板およびSi基板に堆積させた実験では、膜厚800
nmまでクラック等の発生は見られなかった。
【0016】また、SiO2 膜(膜厚300nm)/A
lN膜(膜厚500nm)の2層積層膜を堆積させた試
料を湿度85%の条件下で100℃,200時間の加湿
試験を行なったところ、何れの基板においても、クラッ
クや剥離は生じなかった。
【0017】本実施例では、SiO2 膜およびAlN膜
の形成方法について示したが、ヘリコンプラズマに供す
るガス種を変更することにより、様々な酸化膜,窒化膜
の連続堆積が可能である。SiN/AlN或いはSiO
2 /SiN或いはAl23/AlN:Hの何れの膜の積
層構造においても、上記試験において膜剥がれは生じな
かった。
【0018】<実施例2>図1を用いて第2の実施例に
ついて説明する。本実施例では、固体原料として硅素
(Si)および窒化アルミニウム(AlN)を用いてG
aAs(001)基板上に酸化硅素膜および水素化Al
N膜を連続形成する形成方法および形成装置について説
明する。第1の実施例と同様に、まず、チャンバ内に設
置されたサセプタ1にGaAs(001)基板2を装填
し、基板2は、回転機構により毎分10回転させた。反
応槽は、ターボ分子ポンプ(TMP)により、真空度を
3×10-8Torrまで排気されている。次に、基板2をヒ
ータにより加熱し150℃に保持する。続いて、バルブ
4を開きO2 ガス(流量50sccm)を導入する。この
時、チャンバの真空度は1mTorrに保つ。次に、ヘリコ
ンアンテナ5にRF電源(13.56MHz)6から印加
された電力500Wおよび磁気コイル7から発生させた
磁場50ガウスにより酸素のヘリコンプラズマ8が発生
し、電離される。この時の真空度は5×10-4Torrであ
った。続いて、ArFエキシマレーザ(波長193n
m,強度1J/cm2 ,周波数100Hz)を合成石英製
光学窓9を介してSiターゲット10に照射する。この
時、Siターゲット10からSiが蒸発し、プルーム1
1が生成する。プルーム11は、ヘリコンプラズマ8と
共にプラズマ流12となって、基板2表面に供給され、
SiO2 膜が堆積する。
【0019】続いて、水素化AlN膜の連続形成法につ
いて説明する。SiO2 膜を形成した後、ターゲットを
SiからAlNターゲット15に変更し、また、ヘリコ
ンプラズマに供するガスを、酸素から水素に変更する。
AlNは、エキシマレーザ照射により蒸発し、水素のヘ
リコンプラズマと共に基板2の表面に供給され、水素化
AlN膜が形成される。この水素化AlN膜の堆積速度
は、30nm/min であった。水素の含有量は、10%
程度であり、X線回折の結果から、アモルファス状態で
あることが判明した。屈折率は、2.03 であり、Al
N膜とほぼ同等であった。吸収端波長は250nm以下
であった。即ち、赤色レーザ(650nm),青紫色レ
ーザ(410nm)のレーザ光を吸収することはない。
【0020】上記方法で形成した水素化AlN(AlN
H)膜を、InP基板およびGaAs基板およびサファ
イア基板およびSi基板に堆積させた実験では、膜厚1
000nmまでクラック等の発生は見られなかった。
【0021】また、SiO2 膜(膜厚300nm)/水
素化AlN膜(膜厚700nm)の2層積層膜を堆積さ
せた試料を湿度85%の条件下で100℃,200時間
の加湿試験を行なったところ、何れの基板においても、
クラックや剥離は生じなかった。
【0022】<実施例3>本発明の第3の実施例を図2
〜図3を用いて説明する。本実施例は、本発明を光伝送
システムで中継器あるいは受信器に用いられる希土類添
加光ファイバ増幅器励起用0.98μm 帯高出力半導体
レーザに適用したものである。図2はファブリ・ペロー
型共振器を有する半導体レーザの平面構造を、図3
(a)は断面構造を、図3(b)は活性層の拡大図を示
している。
【0023】次に、素子の作製方法について述べる。n
−GaAs基板405上にGaAsバッファ層406,
GaAsに格子整合したn−InGaPクラッド層40
7,In1-xGaxAsy1-y障壁層(x=0.82,y=
0.63,障壁層厚35nm)417とInzGa1-zAs
歪量子井戸層(z=0.16,井戸層厚7nm)418か
ら構成される歪量子井戸活性層408,GaAs基板に
格子整合したp−InGaPクラッド層409,p−G
aAs光導波路層410,GaAsに格子整合したp−
InGaPクラッド層411,p−GaAsキャップ層
412をMOVPE法、またはガスソースMBE法、ま
たはCBE法により順次形成する。
【0024】次に、酸化膜をマスクに、ホトエッチング
工程により図3(a)に示すようなリッジを形成する。
このときのエッチングはウエット,RIE,RIBE,
イオンミリング等、方法を問わない。エッチングはP−
GaAs光導波路層410を完全に除去し、かつ歪量子
井戸活性層408に達しないようにp−InGaPクラ
ッド層409の途中で止まるようにする。
【0025】次に、エッチングマスクとして用いた酸化
膜を選択成長のマスクとして、図3(a)に示すように
n−InGaP電流狭窄層413をMOVPE法により
選択成長する。その後成長炉からウエハを取り出し、選
択成長マスクとして用いた酸化膜をエッチングにより除
去する。その後、p−GaAsコンタクト層414をM
OVPE法またはMBE法により形成する。p側オーミ
ック電極415,n側オーミック電極416を形成した
後、劈開法により共振器長約900μmのレーザ素子を
得る。
【0026】この後、素子の前面(z=L)に実施例2
に示した方法で形成した、厚さ10nmのAlNH膜3
01と厚さλ/4(λ:発振波長)の酸化硅素(SiO
2 )薄膜302とからなる2層膜による低反射(AR)
膜303を、素子の後面(z=0)にSiO2 薄膜とA
lNH膜とからなる8層膜による高反射(HR)膜30
4を形成した。その後、素子を接合面を下にして、ヒー
トシンク上にボンディングした。
【0027】試作した素子は、しきい値電流約10mA
で室温連続発振し、その発振波長は約0.98μm であ
った。また、素子は600mWまで安定に横単一モード
発振した。また、光出力を増加させても端面劣化は起こ
らず、最大光出力950mWは熱飽和により制限され
た。また、50素子について環境温度80°Cの条件下
で200mW定光出力連続駆動させたところ、初期駆動
電流は約280mAであり、全ての素子で10万時間以
上安定に動作した。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、同一チャンバ内で、酸
化膜および窒化膜を連続成長することができる。レーザ
アブレーションと反応性プラズマを同時に用いることに
より、相互汚染のない薄膜を連続積層することができ、
従来の半導体素子の表面保護膜に比して、素子の高寿命
化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2の実施例に用いた薄膜形成装置
の断面図。
【図2】第3の実施例に用いた半導体レーザの平面図。
【図3】第3の実施例に用いた半導体レーザの断面図。
【符号の説明】
1…サセプタ、2…基板、3…ヒータ、4…ガス導入口
バルブ、5…ヘリコンアンテナ、6…RF電源、7…磁
気コイル、8…ヘリコンプラズマ、9…合成石英窓、1
0…Siターゲット、11…プルーム、12…プラズマ
流、13…パージガス導入口バルブ、14…Alターゲ
ット、301…AlNH層、302…SiO2 層、30
3…AR膜、304…HR膜、405…基板、406…
バッファ層、407…クラッド層、408…活性層、4
09…クラッド層、410…光導波路層、411…クラ
ッド層、412…キャップ層、413…電流狭窄層、4
14…コンタクト層、415…p型オーミック層、41
6…n型オーミック層、417…障壁層、418…歪量
子井戸層。
フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 AA04 BA46 BA58 BB02 BD01 CA04 DB20 DD02 5F045 AA12 AA16 AB10 AB32 AB40 AC11 AC15 AD05 AE13 AF04 AF09 BB13 CA12 DC64 DP05 EH16 GB12 HA22 5F058 BA04 BB02 BC02 BC09 BF07 BF09 BJ03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの元素から構成される薄膜
    の第1の構成元素原料が固体であって、第2の構成元素
    原料が気体分子である薄膜の形成方法において、第1の
    構成元素の固体原料をレーザアブレーション法によって
    蒸発せしめ、第2の構成元素の気体原料をプラズマ励起
    し、基板表面に上記2種の原料を供給し、基板表面に薄
    膜を堆積せしめることを特徴とする薄膜の形成方法。
  2. 【請求項2】少なくとも3つの元素から構成される薄膜
    の第1および第2の構成元素原料が第1および第2の元
    素から成る固体化合物であって、第3の構成元素原料が
    気体分子である薄膜の形成方法において、第1および第
    2の構成元素の固体化合物原料をレーザアブレーション
    法によって蒸発せしめ、第3の構成元素の気体原料をプ
    ラズマ励起し、基板表面に上記3種の原料を供給し、基
    板表面に薄膜を堆積せしめることを特徴とする薄膜の形
    成方法。
  3. 【請求項3】少なくとも3つの元素から構成される薄膜
    の第1の構成元素原料が固体であって、第2および第3
    の構成元素原料が気体分子である薄膜の形成方法におい
    て、第1および第2の構成元素の固体原料をレーザアブ
    レーション法によって蒸発せしめ、第2および第3の構
    成元素の気体原料をプラズマ励起し、基板表面に上記3
    種の原料を供給し、基板表面に薄膜を堆積せしめること
    を特徴とする薄膜の形成方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか記載の方法に
    おいて、レーザアブレーションによって生成されたプル
    ームを、プラズマ励起した後に基板表面に供給し、基板
    表面に薄膜を堆積せしめることを特徴とする薄膜の形成
    方法。
  5. 【請求項5】固体原料蒸発装置と気体原料導入部とプラ
    ズマ励起装置と基板サセプタを具備した薄膜形成装置に
    おいて、レーザ光導入用光学窓とレーザ光集束用光学系
    と固体ターゲットからなる固体原料蒸発装置を具備した
    薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の薄膜形成装置において、固体原
    料蒸発装置と基板サセプタの間にプラズマ励起装置を配
    置したことを特徴とする薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の装置において、固
    体原料蒸発装置のターゲット保持部に少なくとも2つの
    ターゲットと基板サセプタの間にプラズマ励起装置を配
    置したことを特徴とする薄膜形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし4のいずれか記載の方法に
    より形成された薄膜を、光共振器端面に設けたことを特
    徴とする半導体発光素子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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