JP2000147085A - 3次元自動移動体、3次元自動運航飛行体、自動気象観測飛行船、自動大気調査飛行船および猛禽類自動観察飛行船 - Google Patents

3次元自動移動体、3次元自動運航飛行体、自動気象観測飛行船、自動大気調査飛行船および猛禽類自動観察飛行船

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JP2000147085A
JP2000147085A JP32048798A JP32048798A JP2000147085A JP 2000147085 A JP2000147085 A JP 2000147085A JP 32048798 A JP32048798 A JP 32048798A JP 32048798 A JP32048798 A JP 32048798A JP 2000147085 A JP2000147085 A JP 2000147085A
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airship
automatic
horizontal
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English (en)
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Hiroshi Morimoto
浩 森本
Tetsuya Kokubo
鉄也 小久保
Minoru Iwasaki
実 岩崎
Megumi Tsunoda
恵 角田
Hajime Fukuroi
肇 袋井
Toru Okazaki
徹 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め定めた移動目標点に対し、自動的に確実
に移動できるようにした自動移動体を提供することを目
的とする。 【解決手段】 移動体の2箇所にGPS用アンテナを配
置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
し、事前に設定された目標点との高度差、目標点までの
水平距離および現進行方向との水平偏角を算出させ、算
出した高度差、水平距離および水平偏角に従って移動体
を移動させて、移動体を目標点に到達させるようにした
3次元自動移動体とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元自動移動
体、3次元自動運航飛行体、自動気象観測飛行船、自動
大気調査飛行船および猛禽類自動観察飛行船に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】3次元自動移動体(飛行船等)はこれま
で、地上からのリモートコントロール(RC)や実際に
人間が搭乗してコントロールしていた。また、人間が飛
行船に搭乗するには設備自体が巨大であった。気象観測
や大気観測はこれまで、気球(ゾンデ)を数点上げ観測
し、そのポイントのデータをその地点の代表として扱っ
たり、また、ポイントデータを基に面的データにするた
めに解析(外挿等)を実施していた。
【0003】猛禽類等の観察については、人間が実際に
踏査したり双眼鏡で上空を観察したりする調査を繰り返
すことにより実施していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】3次元自動移動体(飛
行船等)はこれまで、地上からのリモートコントロール
(RC)や実際に人間が搭乗してコントロールしていた
が、リモートコントロールでは目視が必要となり、夜
間、山間部および高高度でのコントロールは不可能であ
った。
【0005】また、人間が飛行船に搭乗するには設備自
体が巨大化しコストが高騰した。気象観測や大気観測は
これまで、気球(ゾンデ)を数点上げ観測し、そのポイ
ントのデータをその地点の代表として扱ったり、またポ
イントデータを基に面的データにするために解析(外挿
等)を実施していたが、実観測に比べての精度に問題が
あった。
【0006】猛禽類等の観察については、人間が実際に
踏査したり双眼鏡で上空を観察したりする調査を繰り返
すことにより実施していたが、多大な労力を必要とし、
その結果コストが高騰していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の事情に
鑑み、目視を必要とせず、また、夜間、山間部および高
高度でのコントロールを可能にし、さらに、設備を巨大
化させ高コストにならないようにすべく、移動体の2箇
所にGPS用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位
置を所定時間間隔で測位し、事前に設定された目標点と
の高度差、目標点までの水平距離および現進行方向との
水平偏角を算出し、算出した高度差、水平距離および水
平偏角に従って移動体を移動させて、移動体を目標点に
到達させるようにした3次元自動移動体とした。
【0008】また、本発明は、目視を必要とせず、ま
た、夜間、山間部および高高度でのコントロールを可能
にし、さらに、設備を巨大化させ高コストにならないよ
うにすべく、飛行体の2箇所にGPS用アンテナを配置
し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位し、
事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、目標
の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向との水
平偏角を算出し、算出した高度差により飛行体の高度を
制御する高度制御手段と、算出した水平距離により飛行
体の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平偏角
により飛行体の水平偏角を制御する偏角制御手段とを設
け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定ポイ
ントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた3次元自
動運航飛行体とした。
【0009】さらに、本発明は、観測の精度を向上させ
るべく、飛行船の2箇所にGPS用アンテナを配置し、
各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位し、目標
の測定ポイントとの高度差、事前に設定された目標の測
定ポイントまでの水平距離および現進行方向との水平偏
角を算出し、算出した高度差より飛行体の高度を制御す
る高度制御手段と、算出した水平距離により飛行船の速
度を制御する速度制御手段と、算出した水平偏角により
飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段とを設け、目
標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定ポイントへ
自動的に切替える自動切替手段を備えた自動気象観測飛
行船とした。
【0010】さらにその上に、本発明は、観測の精度を
向上させるべく、飛行船の2箇所にGPS用アンテナを
配置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
し、事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、
目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
の水平偏角を算出し、算出した高度差により飛行体の高
度を制御する高度制御手段と、算出した水平距離により
飛行船の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平
偏角により飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段と
を設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定
ポイントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた自動
大気調査飛行船とした。
【0011】また、本発明は、多大な労力を必要としな
いように、飛行船の2箇所にGPS用アンテナを配置
し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位し、
事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、目標
の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向との水
平偏角を算出し、算出した高度差より飛行体の高度を制
御する高度制御手段と、算出した水平距離により飛行船
の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平偏角に
より飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段とを設
け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定ポイ
ントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた猛禽類自
動観察飛行船とした。
【0012】
【発明の実施の態様】発明について、まず具体的な例で
ある自動気象観測飛行船について詳細に説明する。本発
明においては、GPS(全世界測位システム)により位
置測定をする。GPSでは24個のGPS衛星が地球か
ら20,200kmの軌道を回っており、全世界での測
位を可能にしている。最近開発されたD−GPS(高精
度全世界測位システム)においては、従来の誤差±10
0m程度に対し、±2cm程度の測定が可能となった
が、本発明ではこのD−GPSを用いるものである。
【0013】図1に本発明の測距、測角技術の原理を示
す。飛行船1の前後にGPS(F)用アンテナ2、GP
S(R)用アンテナ3を2Dの間隔をへだててそれぞれ
配置し、GPS(F)用アンテナ2、GPS(R)用ア
ンテナ3の位置を約1秒程度の所定間隔で測位する。事
前に設定された移動目標点PとGPS(F)用アンテナ
2、GPS(R)用アンテナ3との高度差HF およびH
R を算出し、飛行船1と目標点Pとの高度差Hは、 H=1/2(HF +HR ) で示される。
【0014】また、事前に設定された移動目標点Pまで
のGPS(F)用アンテナ2、GPS(R)用アンテナ
3からの距離LF およびLR を算出し、飛行船1からの
目標点Pまでの水平距離Lは、 L={1/2(LF 2 +LR 2 −2D2 )}1/2 で示される。
【0015】また、現進行方向と目標点までの水平偏角
は、 θ= Cos-1{ (LF 2 −LR 2 )/2D・ (2LF 2 +2
R 2 −4D2-1/2} となる。GPS(F)用アンテナ2、GPS(R)用ア
ンテナ3の平面上の絶対位置座標が判ると、移動目標点
との高度差Hおよび移動目標点までの水平距離Lが算出
でき、移動目標点との水平偏角θも算出できる。本発明
ではこの原理を用いる。
【0016】自動飛行船の例について説明する。自動飛
行船の自動飛行システムは図2に示すようにしてなる。
GPS用人工衛星からのデータを固定局で受信し、補正
データを送信し、飛行船の移動局で2基のGPS(F)
用アンテナ2・GPS(R)用アンテナ3で受信し、事
前に設定した移動目標との高度差Hおよび現進行方向と
の水平偏角θと水平距離Lを算出し、これら高度差H、
水平距離L、水平偏角θを用いて高度制御、偏角制御と
速度制御を行う。目標点に到達したら次の目標点に自動
に切替えて運航し、その後、高度差H、水平偏角θ・水
平距離Lを算出して同様のことを繰り返す。
【0017】次に、飛行船の高度、水平偏角および速度
の制御について、図3に示す高度制御、偏角制御、速度
制御ブロック図により説明する。飛行船1に搭載したG
PS(F)用アンテナ2、GPS(R)用アンテナ3の
絶対位置を時々刻々(本例では例えば1秒ごと)測位す
る。このGPS(F)用アンテナ2およびGPS(R)
用アンテナ3の絶対位置から移動目標点Pとの高度差H
F 、HR および移動目標点Pまでの水平距離LF 、LR
を算出し、さらに、この高度差HF 、HR およびこの距
離LF 、LR より移動目標点Pまでの高度差Hと水平距
離Lと現進行方向と移動目標点Pとの水平偏角θを算出
する。
【0018】この高度差Hと水平偏角θと水平距離Lに
より飛行船1の高度および進行方向を制御する。この高
度、水平偏角、水平速度の制御は飛行船の慣性や空気流
の影響を受けるので、そのような要素を加味した偏角制
御関数を備えておく。高度差Hと水平偏角θと水平距離
Lで飛行船の高度制御、偏角制御、速度制御を行う。
【0019】図4により説明すると、飛行船1には前後
進用スラスター4、昇降用スラスター5および方向変更
用スラスター6が搭載され、これ等はスラスター用ドラ
イバーおよびコントローラ(パソコン使用)により駆
動、制御される。飛行船1後方の翼の前後にはGPS
(F)用アンテナ2と、GPS(R)用アンテナ3がそ
れぞれ配置してある。飛行船1にはGPS機器、パソコ
ンおよびバッテリーが搭載されている。飛行船1にはD
Cサーボモータで駆動するラダー機構が設けてある。
【0020】前後進用スラスター4、昇降用スラスター
5および方向変更用スラスター6の回転数を変化させて
飛行船1の速度を変化させると共にラダー機構を用いて
進行方向を制御し、これにより移動目標点Pを通過させ
るようにする。このような概念を備えた回転速度制御関
数が用意してある。この制御の応答性を良くするため
に、時々刻々測定した飛行船の速度により補正する。比
例要素と積分要素とを入力して定常偏差が零になるよう
な制御をする。その後、回転数を制御する。実際回転し
た速度を検出してフィードバックする。
【0021】上記のように高度の制御と水平、偏角の制
御と水平速度の制御を行い、移動目標点Pを通過させや
すくする。ここで、高度制御関数や水平、偏角制御関数
や回転速度制御関数を入れたのは、空気流の強い所や、
横風を受ける場所でより精度の高い制御を行うためであ
り、具体的にはこれらの制御関数を複数個用意してお
き、GPSによる飛行船位置の情報をあらかじめ想定し
た場所ごとの空気流状況の組合わせで、その場所におけ
る最適な制御関数を適宜選択するように制御系を構成す
る点にある。
【0022】従来の飛行船の移動方向確認は、ジャイロ
や磁気コンパスによっていたのを、本発明では隔てて配
置した2個のGPS用アンテナで行わせる。本発明で
は、図5および図6に示すように、陸上を固定局とし、
飛行船上を移動局とする。図5に示すように、固定局、
例えば地上にGPS用アンテナを設けて、衛星からの信
号を受信し、無線機により移動局へ送信する。そのデー
タを図6に示す移動局側無線機で受信し、GPS(F)
用アンテナ2、GPS(R)用アンテナ3でも衛星から
の信号を受信する。このD−GPS方式により得られた
移動局側の2箇所のGPS測位データをパソコンに取り
入れる。
【0023】次のパソコンでは高度差H、水平偏角θ、
水平距離Lを算出し、高度差や水平偏角や水平速度を制
御し航行指示を行う。さらに、無線機で固定局側に航行
データを送信し、固定局側のパソコンで飛行船の現在位
置が確認できる。固定局側のパソコンでは、移動局側の
航行指示も可能とする。なお、図7に自動気象観測飛行
船の航行イメージ図を、図8には本発明の概要の斜視図
をそれぞれ示す。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のように、移動体の2箇
所にGPS用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位
置を所定時間間隔で測位し、事前に設定された目標点と
の高度差、目標点までの水平距離および現進行方向との
水平偏角を算出し、算出した高度差、水平距離および水
平偏角に従って移動体を移動させて、移動体を目標点に
到達させるようにした3次元自動移動体としたので、目
視を必要とせず、また、夜間、山間部および高高度での
コントロールを可能にし、さらに、設備を巨大化させず
高コストにならないようにした。
【0025】また、本発明は、飛行体の2箇所にGPS
用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位置を所定時
間間隔で測位し、事前に設定された目標点との高度差、
目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
の水平偏角を算出し、算出した高度差より飛行体の高度
を制御する高度制御手段と、算出した高度差、水平距離
により飛行体の速度を制御する速度制御手段と、算出し
た水平偏角により飛行体の水平偏角を制御する偏角制御
手段とを設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標
の測定ポイントへ自動的に切替える自動切替手段を備え
た3次元自動運航飛行体としたので、目視を必要とせ
ず、また、夜間、山間部および高高度でのコントロール
を可能にし、さらに、設備を巨大化させず高コストにな
らないようにした。
【0026】さらに、本発明は、飛行船の2箇所にGP
S用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位置を所定
時間間隔で測位し、事前に設定された目標点との高度
差、目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方
向との水平偏角を算出させ、算出した高度差より飛行体
の高度を制御する高度制御手段と、算出した高度差、水
平距離により飛行船の速度を制御する速度制御手段と、
算出した水平偏角により飛行船の水平偏角を制御する偏
角制御手段とを設け、目標の測定ポイントに到達後、次
の目標の測定ポイントへ自動的に切替える自動切替手段
を備えた自動気象観測飛行船としたので、観測の精度を
向上させることができる。
【0027】さらにその上に、本発明は、飛行船の2箇
所にGPS用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位
置を所定時間間隔で測位し、事前に設定された目標点と
の高度差、目標の測定ポイントまでの水平距離および現
進行方向との水平偏角を算出させ、算出した高度差より
飛行体の高度を制御する高度制御手段と、算出した高度
差、水平距離により飛行船の速度を制御する速度制御手
段と、算出した水平偏角により飛行船の水平偏角を制御
する偏角制御手段とを設け、目標の測定ポイントに到達
後、次の目標の測定ポイントへ自動的に切替える自動切
替手段を備えた自動大気調査飛行船としたので、観測の
精度を向上させることができる。
【0028】また、本発明は、飛行船の2箇所にGPS
用アンテナを配置し、各GPS用アンテナ位置を所定時
間間隔で測位し、事前に設定された目標点との高度差、
目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
の水平偏角を算出させ、算出した高度差より飛行体の高
度を制御する高度制御手段と、算出した高度差、水平距
離により飛行船の速度を制御する速度制御手段と、算出
した水平偏角により飛行船の水平偏角を制御する偏角制
御手段とを設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目
標の測定ポイントへ自動的に切替える自動切替手段を備
えた猛禽類自動観察飛行船としたので、多大な労力を必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測距、測角技術の原理を示す図であ
る。
【図2】自動飛行船の自動航行システムを示す図であ
る。
【図3】高度差、偏角、船速制御のブロック図である。
【図4】本発明に係るGPSアンテナを搭載した飛行船
の底面図と側面図との二面図である。
【図5】本発明に係る固定局側の機器を示す図である。
【図6】本発明に係る移動局側の機器を示す図である。
【図7】自動飛行船の航行イメージ図で、平面図と側面
図との二面図である。
【図8】本発明の概要の斜視図を示す。
【符号の説明】
1…飛行船 2…GPS(F)用アンテナ 3…GPS(R)用アンテナ 4…前後進用スラスター 5…昇降用スラスター 6…方向変更用スラスター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 実 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 角田 恵 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 袋井 肇 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 岡崎 徹 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 Fターム(参考) 5J062 BB03 CC07 EE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の2箇所にGPS用アンテナを配
    置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
    し、事前に設定された目標点との高度差、目標点までの
    水平距離および現進行方向との水平偏角を算出させ、算
    出した高度差、水平距離および水平偏角に従って移動体
    を移動させて、移動体を目標点に到達させるようにした
    3次元自動移動体。
  2. 【請求項2】 飛行体の2箇所にGPS用アンテナを配
    置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
    し、事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、
    目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
    の水平偏角を算出し、算出した高度差により飛行体の高
    度を制御する高度制御手段と、算出した水平距離により
    飛行体の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平
    偏角により飛行体の水平偏角を制御する偏角制御手段と
    を設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定
    ポイントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた3次
    元自動運航飛行体。
  3. 【請求項3】 飛行船の2箇所にGPS用アンテナを配
    置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
    し、事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、
    目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
    の水平偏角を算出し、算出した高度差により飛行体の高
    度を制御する高度制御手段と、算出した水平距離により
    飛行船の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平
    偏角により飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段と
    を設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定
    ポイントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた自動
    気象観測飛行船。
  4. 【請求項4】 飛行船の2箇所にGPS用アンテナを配
    置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
    し、事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、
    目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
    の水平偏角を算出し、算出した高度差より飛行体の高度
    を制御する高度制御手段と、算出した水平距離により飛
    行船の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平偏
    角により飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段とを
    設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定ポ
    イントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた自動大
    気調査飛行船。
  5. 【請求項5】 飛行船の2箇所にGPS用アンテナを配
    置し、各GPS用アンテナ位置を所定時間間隔で測位
    し、事前に設定された目標の測定ポイントとの高度差、
    目標の測定ポイントまでの水平距離および現進行方向と
    の水平偏角を算出し、算出した高度差より飛行体の高度
    を制御する高度制御手段と、算出した水平距離により飛
    行船の速度を制御する速度制御手段と、算出した水平偏
    角により飛行船の水平偏角を制御する偏角制御手段とを
    設け、目標の測定ポイントに到達後、次の目標の測定ポ
    イントへ自動的に切替える自動切替手段を備えた猛禽類
    自動観察飛行船。
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