JP2000144058A - 水性塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法 - Google Patents

水性塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法

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JP2000144058A
JP2000144058A JP31735098A JP31735098A JP2000144058A JP 2000144058 A JP2000144058 A JP 2000144058A JP 31735098 A JP31735098 A JP 31735098A JP 31735098 A JP31735098 A JP 31735098A JP 2000144058 A JP2000144058 A JP 2000144058A
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aqueous
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JP31735098A
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Tomokuni Ihara
知邦 井原
Hiroto Takeuchi
裕人 竹内
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に自動車補修用水性メタリックベ−ス塗料と
して有用な水性塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ
方法を提供する。 【解決手段】(A)水性樹脂、(B)カルボキシル基含
有セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、及び(C)メタリ
ック顔料及び/又は着色顔料を必須成分とし、(A)成
分の樹脂固形分100重量部に対して(B)成分を1〜
30重量部含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車補修用
水性メタリックベ−ス塗料として有用な水性塗料組成物
及びこれを用いた塗装仕上げ方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】近年、自動車補修用塗料の分
野でも、作業環境の改善や環境保護の観点から、水性化
が種々検討されてきており、メタリックベ−ス塗料など
において水性塗料を用いることが望まれてきている。メ
タリック仕上げにおいては、有機溶剤系と同様に、メタ
リックベ−ス塗装時にアルミニウムの分布及び配向が不
均一になりムラができること(いわゆる「フキムラ」)
と、メタリックベ−スを常温にて指触乾燥まで放置後、
その上にクリヤ−を塗装するが、そのクリヤ−塗装によ
り、下層のメタリックベ−ス中のアルミニウムの分布及
び配向が不均一になりムラができること(いわゆる「モ
ドリムラ」)が問題となっており、その解決が強く望ま
れている。
【0003】その対策として、本出願人は特定の水性セ
ルロ−ス系誘導体を含有せしめてなる水系の被覆用組成
物について提案し(特開平7−331118号公報
等)、フキムラやモドリムラの生じないメタリック仕上
げが得られた。しかしながら上記組成物では、基体樹脂
成分とセルロ−ス系誘導体との相溶性が不十分であるた
めに、貯蔵中に分離するという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、カルボキシル基を有す
るセルロ−スアセテ−トブチレ−トを配合せしめてなる
水性ベ−スコ−ト塗料が、基体樹脂成分とセルロ−ス系
誘導体との相溶性に優れ、特にメタリック顔料の配向に
優れた塗膜を形成できることを見出し本発明に到達し
た。
【0005】即ち本発明は、(A)水性樹脂、(B)カ
ルボキシル基含有セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、及
び(C)メタリック顔料及び/又は着色顔料を必須成分
とし、(A)成分の樹脂固形分100重量部に対して
(B)成分を1〜30重量部含有することを特徴とする
水性塗料組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において水性樹脂(A)
は、水を主たる溶媒もしくは分散媒とするもので、水溶
性アクリル樹脂、アクリル樹脂エマルション、ウレタン
樹脂エマルションから選ばれる少なくとも1種以上を含
むことが望ましい。
【0007】上記水溶性アクリル樹脂は、従来公知のも
のが使用可能であり、通常、カルボキシル基等の酸基が
導入されたアクリル共重合体を中和剤で中和してなる水
溶性アクリル樹脂が挙げられる。
【0008】該アクリル共重合体は、酸基含有モノマ−
とその他のアクリル系モノマ−を共重合することによっ
て得られるものであるが、耐水性等の点から、該アクリ
ル共重合体としては、特にアルキレンオキシド基含有
(メタ)アクリレ−ト、環状飽和炭化水素基を有する
(メタ)アクリレ−ト、酸基含有モノマ−及びその他の
不飽和モノマ−を共重合してなるものが好適に使用でき
る。
【0009】上記アルキレンオキシド基含有(メタ)ア
クリレ−トは、下記一般式(1)
【0010】
【化1】
【0011】(式中、Rは水素原子又はメチル基、R1
は水素原子、アルキル基又はアシル基、mは1〜100
の整数、nは2又は3の整数を示す)で示され、R1
アルキル基又はアシル基の場合、炭素数1〜8程度が望
ましく、またmが100を越えると他のモノマ−との共
重合性や相溶性が低下するので望ましくない。該モノマ
−としては、例えばジエチレングリコ−ル(メタ)アク
リレ−ト、トリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−
ト、ポリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ジ
プロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、トリプロ
ピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ポリプロピレ
ングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、ポリエチレンポリ
プロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、メトキシ
エチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エトキシエ
チレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エトキシジエ
チレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エトキシトリ
エチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エトキシポ
リエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、プロポキ
シトリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、メト
キシプロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エト
キシプロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エト
キシジプロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、エ
トキシトリプロピレングリコ−ル(メタ)アクリレ−
ト、エトキシポリプロピレングリコ−ル(メタ)アクリ
レ−ト、プロポキシトリプロピレングリコ−ル(メタ)
アクリレ−トなどが挙げられ、これらは1種又は2種以
上併用して用いることができる。
【0012】上記環状飽和炭化水素基含有(メタ)アク
リレ−トとしては、単環炭化水素基、有橋脂環式炭化水
素基、双環テルペン基を含有するものであり、例えばイ
ソボルニル(メタ)アクリレ−ト、アダマンチル(メ
タ)アクリレ−ト、ビシクロ[3,3,1]ノニル(メ
タ)アクリレ−ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、t−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ−トな
どが挙げられ、これらは1種又は2種以上併用して用い
ることができる。特にイソボルニル(メタ)アクリレ−
ト、アダマンチル(メタ)アクリレ−トなどが好適であ
る。
【0013】上記酸基含有モノマ−としては、例えばア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イ
タコン酸、β−カルボキシエチルアクリレ−ト、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリル
スルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム塩、スルホ
エチルメタクリレ−ト及びそのナトリウム塩やアンモニ
ウム塩、「ライトエステルPM」(ライトエステル社
製)などのリン酸基含有モノマ−などが挙げられ、これ
らは1種又は2種以上併用して用いることができる。こ
のうちカルボキシ基を有するものを少なくとも1部用い
るのが好適である。
【0014】上記その他の不飽和モノマ−としては、ま
ず上記アルキレンオキシド基含有(メタ)アクリレ−ト
以外の水酸基含有不飽和モノマ−が挙げられ、例えば2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレ−トなどの(メタ)アクリル
酸の炭素数2〜8個のヒドロキシアルキルエステル;N
−メチロ−ルアクリルアミド、アリルアルコ−ル、ε−
カプロラクトン変性アクリルモノマ−などが挙げられ
る。さらにその他の不飽和モノマ−として、例えばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メ
タクリル酸イソプロピル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリルなどの(メ
タ)アクリル酸のC1 〜C20アルキルエステル;ジメチ
ルアミノエチルアクリレ−ト、ジメチルアミノエチルメ
タクリレ−ト、N−ブトキシメチルアクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミドなどの含窒素モノマ
−;グリシジルアクリレ−ト、グリシジルメタクリレ−
トなどのアクリル系モノマ−が挙げられ、これらは1種
もしくは2種以上用いることができる。さらに酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、ブタジエン、イソプレンなどのアクリル系モノ
マ−以外のビニルモノマ−等も用いることができる。
【0015】上記モノマ−の共重合反応は既知の方法で
行なうことができ、例えばアゾビスイソブチロニトリ
ル、ベンゾイルパ−オキシド、過硫酸アンモニウムなど
のラジカル重合触媒を用いてブチルセロソルブ等の水と
相溶性のある有機溶媒中で行なわれる。上記モノマ−類
の反応割合は、上記アルキレンオキシド基含有(メタ)
アクリレ−ト1〜30重量%、好ましくは5〜20重量
%、環状飽和炭化水素基を有する(メタ)アクリレ−ト
0.5〜80重量%、好ましくは5〜50重量%、酸基
含有モノマ−10重量%以下、好ましくは0.5〜5重
量%、及びその他の不飽和モノマ−0〜98.5重量
%、好ましくは25〜85重量%の割合が好適である。
得られるアクリル共重合体は、酸価約20〜約150、
数平均分子量約3,000〜約200,000、好まし
くは10,000〜100,000が適当である。
【0016】上記アクリル共重合体の中和は、アミンを
用いて行なわれ、該アミンとしては、例えばアンモニ
ア、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、モノエタノ−
ルアミン、ジエタノ−ルアミン、ブチルアミン、エチレ
ンジアミン、メチルエタノ−ルアミン、ジメチルエタノ
−ルアミン、ジメチルプロパノ−ルアミンなどが挙げら
れ、特にジメチルエタノ−ルアミンが好適である。
【0017】次いでアクリル樹脂エマルションは、アク
リル樹脂粒子が水性媒体中に均一に分散してなるもので
あり、例えばビニルモノマ−を界面活性剤のような分散
安定剤の存在下で、1段又は多段で乳化重合せしめるこ
とによって得られる平均粒子径0.05〜1.0μmの
微粒子状のアクリル樹脂エマルションが挙げられる。乳
化重合せしめるビニルモノマ−は前記水溶性アクリル樹
脂で例示したモノマ−類から適宜選ばれたものが好まし
く、さらに必要に応じて重合性不飽和結合を1分子中に
2個以上有する多ビニル化合物を少量併用すると粒子内
架橋したアクリル樹脂エマルションが得られ、塗膜性能
が向上するので好ましい。
【0018】分散安定剤としては、例えば、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエ−テル等のノニオン系界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルアリルエ−テル硫酸
エステル塩等のアニオン系界面活性剤及び酸価20〜1
50、数平均分子量5,000〜30,000程度のア
クリル樹脂等の水溶性樹脂等が用いられる。
【0019】該多ビニル化合物としては、例えばエチレ
ングリコ−ルジアクリレ−ト、エチレングリコ−ルジメ
タクリレ−ト、トリエチレングリコ−ルジアクリレ−
ト、テトラエチレングリコ−ルジメタクリレ−ト、1,
6−ヘキサンジオ−ルジアクリレ−ト、ジビニルベンゼ
ン、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト等が挙げ
られる。
【0020】ここで製造されるアクリル樹脂エマルショ
ンも前記中和剤のアミンでpH調整されることが好まし
い。
【0021】ウレタン樹脂エマルションは、通常、ポリ
イソシアネ−ト、ポリオ−ル及びヒドロキシ酸とによる
イソシアネ−ト基含有プレポリマ−を水の存在下で反応
させて得られるエマルションが使用できる。
【0022】かかるエマルションとしては、例えば
(I)脂肪族及び/又は脂環族ポリイソシアネ−ト
(a)、高分子ポリオ−ル(b)、ジメチロ−ルアルカ
ン酸(c)、さらに必要に応じて鎖伸長剤(d)を1段
又は多段法により重合した過剰イソシアネ−ト基を含有
するプレポリマ−(e)とモノアミン(f)及び水を任
意の順に加え、水中に乳化分散したカルボキシル基含有
ポリウレタン樹脂エマルション、及び(II) 上記プレポ
リマ−(e)に鎖伸長剤(g),必要により乳化剤及び
水を任意の順に加え、水中に乳化分散したカルボキシル
基含有ポリウレタン樹脂エマルションなどが挙げられ
る。
【0023】上記脂肪族及び/又は脂環族ポリイソシア
ネ−ト(a)としては、例えばヘキサメチレンジイソシ
アネ−ト、2,2,4−トリメチルヘキサンジイソシア
ネ−ト、リジンジイソシアネ−トなどの炭素数2〜12
の脂肪族ジイソシアネ−ト;1,4−シクロヘキサンジ
イソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−ト、4,4
´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ−ト、メチル
シクロヘキシレンジイソシアネ−ト、イソプロピリデン
シクロヘキシル−4,4´ジイソシアネ−トなどの炭素
数4〜18の脂環族ジイソシアネ−ト;これらのジイソ
シアネ−トの変性物(カ−ボジイミド、ウレトジオン、
ウレトイミン含有変性物など);及びこれら2種以上の
混合物が挙げられる。これらのうち、1,4−シクロヘ
キサンジイソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−
ト、4,4´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ−
ト等の脂環族ジイソシアネ−トが好ましい。
【0024】上記高分子ポリオ−ル(b)は、好ましく
は数平均分子量500〜5,000、好ましくは1,0
00〜3,000のポリエ−テルジオ−ル及びポリエス
テルジオ−ルである。例えばアルキレンオキシド(エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
等)及び/又は複素環式エ−テル(テトラヒドロフラン
等)を重合又は共重合(ブロック又はランダム)させて
得られるもの、例えばポリエチレングリコ−ル、ポリプ
ロピレングリコ−ル、ポリエチレン−プロピレン(ブロ
ック又はランダム)グリコ−ル、ポリテトラメチレンエ
−テルグリコ−ル、ポリヘキサメチレンエ−テルグリコ
−ル、ポリオクタメチレンエ−テルグリコ−ル;ジカル
ボン酸(アジピン酸、コハク酸、セバシン酸、グルタル
酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等)とグリコ−ル
(エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、1,4
−ブタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオ−ル、ネオペンチルグリコ
−ル、ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン等)との縮
重合させたもの、例えばポリエチレンアジペ−ト、ポリ
ブチレンアジペ−ト、ポリヘキサメチレンアジペ−ト、
ポリネオペンチルアジペ−ト、ポリ−3−メチルペンチ
ルアジペ−ト、ポリエチレン/ブチレンアジペ−ト、ポ
リネオペンチル/ヘキシルアジペ−ト;ポリラクトンジ
オ−ル、例えばポリカプロラクトンジオ−ル、ポリ−3
−メチルバレロラクトンジオ−ル;ポリカ−ボネ−トジ
オ−ル;及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
【0025】上記ジメチロ−ルアルカン酸(c)として
は、例えばジメチロ−ル酢酸、ジメチロ−ルプロピオン
酸、ジメチロ−ル酪酸等が挙げられ、特にジメチロ−ル
プロピオン酸が好適である。ジメチロ−ルアルカン酸
(c)は、カルボキシル基としてプレポリマ−(e)中
に0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%とな
るよう使用されるのが適当である。
【0026】上記鎖伸長剤(d)としては、低分子量
(数平均分子量500未満)ポリオ−ル、ポリアミンな
どが好ましい。該低分子量ポリオ−ルとしては、例えば
上記ポリエステルジオ−ルの原料として挙げたグリコ−
ル及びそのアルキレンオキシド低モル付加物や、グリセ
リン、トリメチロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン
等の3価アルコ−ル及びそのアルキレンオキシド低モル
付加物などが挙げられ、ポリアミンとしては、例えばエ
チレンジアミン、テトラメチレンジアミン、モノヒドロ
キシエチルジエチレンジアミン、イソホロンジアミンな
どが挙げられる。該鎖伸長剤(d)は、上記高分子ポリ
オ−ル(b)に対して0〜20重量%、好ましくは0.
5〜10重量%となるよう使用されるのが適当である。
【0027】上記プレポリマ−(e)は、上記(a)〜
(c)及び必要に応じて(d)を1段又は多段法により
合成することができる。該(a)〜(d)成分の配合割
合はプレポリマ−(e)中にイソシアネ−ト基を有する
ように配合すればよいが、通常、イソシアネ−ト基/水
酸基の当量比が1.1〜1.9の範囲内が望ましい。プ
レポリマ−(e)の合成反応は、従来公知の方法に基づ
いて行なうことができる。
【0028】上記(I)のエマルションは、上記プレポ
リマ−(e)、モノアミン(f)及び水を任意の順に加
え水中に自己乳化分散することにより製造できる。
【0029】上記モノアミン(f)としては、従来公知
のアミンを使用できるが、前記中和剤(D)のアミンを
用いることが好適である。
【0030】上記(II)のエマルションは、上記プレポ
リマ−(e)、鎖伸長剤(g)、必要により乳化剤及び
水を任意の順に加え、水中に乳化分散することにより製
造できる。鎖伸長剤(g)としては、前記鎖伸長剤
(d)で記載したポリアミンを用いることができる。乳
化剤としては、例えば高級アルコ−ル、アルキレンオキ
シド付加物などの非イオン性界面活性剤やアルキルベン
ゼンスルホン酸塩などのアニオン性界面活性剤が挙げら
れる。
【0031】本発明では、上記水溶性アクリル樹脂やア
クリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルションを
ビヒクル成分とするものであり、これらは単独或いは併
用して使用できる。好適には水溶性アクリル樹脂とアク
リル樹脂エマルション又はウレタン樹脂エマルション
を、固形分重量比で5/95〜50/50の使用比で用
いることが好ましい。
【0032】またこれらに、必要に応じて通常水性塗料
の膜形成成分として使用される他の水溶性及び/又は水
分散性樹脂を適宜選択し併用してもよい。かかる他の水
溶性及び/又は水分散性樹脂としては、例えばアルキド
系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロ−ス系樹脂などを
水溶性又は水分散化したものが挙げられる。
【0033】また本発明では、必要に応じて架橋剤を含
有することができる。該架橋剤としては、例えば水溶性
又は水分散可能なアミノ樹脂や(ブロック)ポリイソシ
アネ−ト、エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0034】本発明においてカルボキシル基含有セルロ
−スアセテ−トブチレ−ト(B)は、セルロ−スの部分
アセチル化物をさらにブチルエステル化、カルボキシル
化して得られるセルロ−ス誘導体であり、好適に用い得
るカルボキシル基含有セルロ−スアセテ−トブチレ−ト
としては、アセチル基含有量が1〜30重量%、好まし
くは1〜14重量%、ブチル基含有量が10〜60重量
%、好ましくは20〜50重量%、水酸基含有量が0.
5〜5重量%、好ましくは0.5〜2重量%で、酸価が
30〜150、好ましくは40〜70であるものが挙げ
られる。
【0035】本発明では、上記(B)成分の使用量が、
前記(A)成分の樹脂固形分100重量部に対して1〜
30重量部、好ましくは5〜20重量部の範囲内となる
ようにする。該使用量が1重量部未満では、乾燥性が不
十分となり、メタリック顔料の配向が不良となり、一方
30重量部を越えると塗膜の付着性や耐水性が低下する
ので好ましくない。
【0036】上記(B)成分の水性塗料への添加方法と
しては、通常、該(B)成分を親水性の溶剤に溶解しア
ミン等の中和剤で中和後に水分散して、これを水性塗料
へ添加するのが適当である。
【0037】本発明においてメタリック顔料及び/又は
着色顔料(C)は、通常塗料分野で用いられるメタリッ
ク顔料及び/又は着色顔料が特に制限なく使用でき、例
えばアルミニウムペ−スト、パ−ル粉、グラファイト、
MIO、チタン白、カ−ボンブラック、フタロシアニン
ブル−などが挙げられる。また体質顔料を配合すること
ができる。
【0038】本発明組成物には、さらに必要に応じて増
粘剤、表面調整剤、消泡剤、硬化触媒、水、有機溶剤な
どの水性塗料調整の際に通常用いられる他の成分を配合
してもよい。顔料配合時には、前記水溶性アクリル樹脂
を顔料分散用樹脂として用いて顔料ペ−ストを作成して
もよい。
【0039】本発明組成物においては、上記各成分を配
合して塗料化する際、前記中和剤のアミンを用いてpH
調整を行なうものである。
【0040】本発明組成物によって得られる塗膜の乾燥
は、常温乾燥、強制乾燥(80℃以下)の条件下に使用
でき、さらに高温での焼付けにも適用可能である。
【0041】本発明は、また、基材面に、ベ−スコ−ト
塗料を塗装し、次いでクリヤ−コ−ト塗料を塗装する方
法において、該ベ−スコ−ト塗料として、前記本発明の
水性塗料組成物を用いる塗装仕上げ方法を提供するもの
である。
【0042】上記基材面としては、主に金属又はプラス
チック素材に通常のプライマ−塗装が施されたものが挙
げられ、例えば電着塗装や中塗り塗装が施された自動車
車体、或いは自動車車体の補修塗装面が挙げられる。
【0043】該基材面に本発明の水性塗料組成物を、通
常、乾燥膜厚で10〜30μmの範囲となるよう塗装
し、ベ−スコ−ト塗膜が得られる。該ベ−スコ−ト塗膜
はクリヤ−コ−ト塗料を塗装する前に硬化させてもよい
し、ベ−スコ−ト塗膜上にクリヤ−コ−ト塗料をウェッ
トオンウェットで塗装することもできる。
【0044】本発明方法に用いられるクリヤ−コ−ト塗
料としては、従来公知のものが特に制限なく使用でき、
主として有機溶剤型塗料(非水分散型を含む)や粉体塗
料が挙げられ、例えば水酸基などの架橋性官能基を有す
るアクリル樹脂やフッ素樹脂と(ブロック)ポリイソシ
アネ−トやメラミン樹脂などの架橋剤とを主成分とする
硬化型塗料、あるいはセルロ−スアセテ−トブチレ−ト
変性のアクリル樹脂を主成分とするラッカ−塗料などが
好適に使用できる。このうちウレタン硬化型塗料を用い
た場合、トップクリヤ−塗膜からベ−スコ−ト塗膜中に
イソシアネ−ト成分が一部しみ込んでくるので、ベ−ス
コ−ト塗料中に使用する水性樹脂(A)が水酸基を含有
するものでもベ−スコ−ト塗料中に架橋剤成分を用いな
い或いは減量できるので好適である。
【0045】上記クリヤ−コ−ト塗料には、さらに必要
に応じて顔料類、繊維素誘導体類、添加樹脂、紫外線吸
収剤、光安定剤、表面調整剤、硬化触媒などの塗料用添
加剤を含有することができる。
【0046】該クリヤ−コ−ト塗料による塗膜は、乾燥
膜厚で20〜100μmの範囲が適当である。塗装方法
は、ベ−スコ−ト塗料、クリヤ−コ−ト塗料とも通常の
スプレ−塗装、静電塗装などが採用されるがその他の塗
装方式についても特に制限はない。
【0047】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、文中「部」及び「%」は夫々「重量部」
及び「重量%」を意味する。
【0048】水溶性アクリル樹脂の製造 反応容器にブチルセロソルブ75部を加え窒素気流中で
115℃に昇温した。115℃に達した後、メタクリル
酸メチル20部、メタクリル酸n−ブチル20部、イソ
ボルニルアクリレ−ト30部、スチレン11部、ヒドロ
キシエチルアクリレ−ト5部、アクリル酸4部、RMA
−450M(注1)10部及びアゾビスブチロニトリル
1部の混合物を3時間かけて加え、さらに2時間熟成を
行なった。反応終了後、ジメチルエタノ−ルアミンで当
量中和し、さらにブチルセロソルブ25部を加えて、酸
価31、粘度Z4(ガ−ドナ−泡粘度計)の水溶性アク
リル樹脂溶液を得た。
【0049】(注1)RMA−450M:日本乳化剤社
製、メトキシポリエチレングリコ−ルモノメタクリレ−
ト(45量体)ウレタン樹脂エマルションの製造 数平均分子量2,000のポリブチレンアジペ−ト11
5.5部、数平均分子量2,000のポリカプロラクト
ンジオ−ル115.5部、ジメチロ−ルプロピオン酸2
3.2部、1,4−ブタンジオ−ル6.5部及び1−イ
ソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキサン(IPDI)120.1部を重
合容器に仕込み、攪拌下に窒素気流中で85℃で7時間
反応せしめてNCO含有量4.0%の末端NCOプレポ
リマ−を得た。次にプレポリマ−を50℃まで冷却し、
アセトン165部を加え均一に溶解した後、攪拌下にト
リエチルアミンを15.7部加え、50℃以下に保ちな
がらイオン交換水600部を加え、得られた水分散体を
50℃で2時間保持し水伸長反応を完結させた後、減圧
下70℃以下でアセトンを留去し、固形分39%のウレ
タン樹脂エマルションを得た。
【0050】アクリル樹脂エマルションの製造 反応容器に脱イオン水140部、30%「Newcol707
SF」(界面活性剤、日本乳化剤社製)2.5部及びモ
ノマ−混合物(メタクリル酸メチル55部、スチレン8
部、アクリル酸n−ブチル9部、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル5部、1,6−ヘキサンジオ−ルジアクリレ
−ト2部及びメタクリル酸1部)の内の1部を加え、窒
素気流中で攪拌混合し、60℃で3%過硫酸アンモニウ
ム3部を加えた。次いで80℃に温度を上昇させて前記
モノマ−混合物の残りの79部、30%「Newcol707
SF」2.5部、3%過硫酸アンモニウム4部及び脱イ
オン42部からなるモノマ−乳化物を4時間かけて定量
ポンプを用いて反応容器に加え、添加終了後1時間熟成
を行なった。
【0051】さらに80℃でモノマ−混合物(メタクリ
ル酸メチル5部、アクリル酸n−ブチル7部、アクリル
酸2−エチルヘキシル5部、メタクリル酸3部及び30
%「Newcol707SF」0.5部)20.5部と3%過
硫酸アンモニウム4部を同時に1.5時間かけて反応容
器に並列滴下する。添加終了後1時間熟成し、脱イオン
水30部で希釈し、30℃で200メッシュナイロンク
ロスで濾過した。この濾過液に更に脱イオン水を加えト
リエチルアミンでpH7.5に調整し、平均粒子径0.1
μm、固形分20%のアクリル樹脂エマルションを得
た。
【0052】水系セルロ−ス誘導体の調整 調整例1 ブチルセロソルブ70部中にイ−ストマンケミカル社製
水性セルロ−ス誘導体「SU160」(カルボキシル基
含有セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、固形分100
%)30部を液温を約50℃に加温し、ディスパ−で攪
拌しながら添加した。約30分間攪拌を続け、均一にな
ってからジメチルエタノ−ルアミンを添加し、pH8.
5とした。さらに水200部を加え固形分10%の水性
セルロ−ス誘導体溶液を得た。
【0053】調整例2 水57部とブチルセロソルブ21部の混合液に、旭化成
工業社製水性セルロ−ス誘導体「WHH」(カルボキシ
メチルセルロ−スの硝酸エステル、固形分50%)20
部をディスパ−で攪拌しながら添加し、徐々にトリエチ
ルアミンを2部加えることで10%水性セルロ−ス誘導
体溶液を得た。
【0054】アルミニウムペ−ストの調整 攪拌混合容器にアルミニウムペ−スト(金属含有量65
%)23部とブチルセロソルブ25部を添加し、1時間
攪拌してアルミニウム顔料濃厚液を得た。
【0055】水性メタリックベ−ス塗料の作成 実施例1〜5及び比較例1〜5 上記で得られたアルミニウムペ−スト、水溶性樹脂溶液
及びエマルション、水性セルロ−ス誘導体溶液、及び脱
イオン水を下記表1に示す配合で順次攪拌下に添加して
ゆき、さらに1時間攪拌した。この混合物に「プライマ
ルASE−60」(ロ−ムアンドハ−ス社製、アルカリ
膨潤型ポリアクリル酸系増粘剤)を同表に示す配合で添
加し、5%アンモニア水でpH=7.5として、メタリ
ックベ−ス塗料を得た。尚、表1は固形分表示である。
【0056】(*1)貯蔵性:各塗料を40℃で1か月
間放置後、その分散状態を目視で評価した。(○:良
好、△:やや分離、×:著しく分離)
【0057】
【表1】
【0058】メタリック塗装 実施例6〜10及び比較例6〜10 300×100×0.8mmの軟鋼板上に市販ラッカ−
プライマ−サ−フェ−サ−を乾燥膜厚で40μm塗装
し、室温にて30分間乾燥後に#400耐水研磨紙で研
磨し、被塗板とした。該被塗板上に、自動車用外板の旧
塗膜相当として「TC−71クリヤ−」(関西ペイント
社製、アミノアクリル樹脂系)の塗膜を形成し、これに
上記で得た水性メタリックベ−ス塗料を表2の通り選択
し乾燥膜厚で15μmになるようにスプレ−ガンで塗装
し、10分間静置後、60℃で10分間強制乾燥させた
後に「レタンPG2KMクリヤ−」(関西ペイント社
製、ウレタン硬化系クリヤ−)を乾燥膜厚40〜50μ
mになるようにスプレ−ガンで塗装し、60℃で20分
間強制乾燥させて各試験塗板を得た。
【0059】得られた各試験塗板を下記性能試験に供し
た。結果を表2に示す。
【0060】(*2)メタリック仕上り性:各試験塗板
のメタリックの配向性を目視で評価した。(○:ムラな
し、△:僅かにムラ発生、×:ムラが著しい) (*3)付着性:各試験塗板を20℃の上水に7日間浸
漬し取り出した後、塗膜を素地に達するようにクロスカ
ットし、その塗面に粘着セロハンテ−プを貼着し強く剥
離した後の塗膜面を評価した。(○:剥離なし、△:若
干剥離あり、×:著しい剥離あり) (*4)耐水性:各試験塗板を40℃の恒温水槽に10
日間浸漬し取り出した後、1時間放置後の塗膜の状態を
目視で評価した。(○:異常なし、×:ツヤビケ、フク
レあり)
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、基体樹脂成分とセルロ
−ス系誘導体との相溶性に優れ、特にメタリック顔料の
配向に優れた塗膜を形成できる。
【0062】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C09D 201/00 101:14)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)水性樹脂、(B)カルボキシル基
    含有セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、及び(C)メタ
    リック顔料及び/又は着色顔料を必須成分とし、(A)
    成分の樹脂固形分100重量部に対して(B)成分を1
    〜30重量部含有することを特徴とする水性塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】 水性樹脂(A)が、水溶性アクリル樹
    脂、アクリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルシ
    ョンから選ばれる少なくとも1種以上を含む請求項1記
    載の水性塗料組成物。
  3. 【請求項3】 カルボキシル基含有セルロ−スアセテ−
    トブチレ−ト(B)が、アセチル基含有量が1〜30重
    量%、ブチル基含有量が10〜60重量%、水酸基含有
    量が0.5〜5重量%であるセルロ−ス誘導体で、酸価
    が30〜150である請求項1記載の水性塗料組成物。
  4. 【請求項4】 ベ−スコ−ト塗料を塗装し、次いでクリ
    ヤ−コ−ト塗料を塗装してなる塗装仕上げ方法におい
    て、該ベ−スコ−ト塗料として、(A)水性樹脂、
    (B)カルボキシル基含有セルロ−スアセテ−トブチレ
    −ト、及び(C)メタリック顔料及び/又は着色顔料を
    必須成分とし、(A)成分の樹脂固形分100重量部に
    対して(B)成分を1〜30重量部含有する水性塗料組
    成物を用いてなる塗装仕上げ方法。
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