JP2000141708A - カラー印刷物品の製造方法およびカラー印刷装置 - Google Patents

カラー印刷物品の製造方法およびカラー印刷装置

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JP2000141708A
JP2000141708A JP31498198A JP31498198A JP2000141708A JP 2000141708 A JP2000141708 A JP 2000141708A JP 31498198 A JP31498198 A JP 31498198A JP 31498198 A JP31498198 A JP 31498198A JP 2000141708 A JP2000141708 A JP 2000141708A
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Nobuaki Matsunaga
信昭 松永
Yasunori Yamazaki
保範 山崎
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下地の色が白色とは限らない媒体に対しても
細かな模様や文字をカラーでき、かつ、インク吸収性の
ない媒体に対してもインクジェット法により、耐スクラ
ッチ性の高い印刷を行うことのできるカラー印刷物品の
製造方法、およびカラー印刷装置を提供すること。 【解決手段】 カラー印刷装置1において、下地層形成
用ヘッド51が媒体Wの被印刷面に白色の下地層を形成
した後、記録ヘッド21が媒体Wの被印刷面にカラー印
刷を行う。そして、それが半乾きになった位のときに、
コーティング用ヘッド25は、媒体Wの被印刷面に液状
のコーティング剤を塗布する。そして、液状のコーティ
ング剤に紫外線照射装置40から紫外線を照射して、コ
ーティング剤を固化し、定着させ、媒体Wの被印刷面は
オーバーコート膜で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下地の色の相違す
る各種媒体からのカラー印刷物品の製造方法、およびこ
の製造方法に用いるカラー印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】記録用紙などに対するカラー印刷方法と
しては、インクジェット法によるカラー印刷が多用され
ている。これに対して、プラスチック製品や金属製品な
どといった下地の色が白色とは限らない媒体に対して模
様をカラーで付す方法としては、下地の色が白と限らな
いので、下地の色の影響が出ないように、かなり厚手に
インクを塗布可能なカラー塗装という方法に限られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
塗装という方法では、各種のキャラクタ商品などを製造
するにもその都度、版をおこす必要があるので、大量生
産には適しているが、少量多品種の製品を製造するには
不便である。また、塗装という方法では、細かな模様や
文字を付すには不適である。
【0004】また、プラスチック製品や金属製品などは
インク吸収性がないので、インクジェット法で印刷を行
うと、インクと下地との密着性の影響により、軽く引っ
掻いただけでも、インクが剥げてしまうことがあるな
ど、耐スクラッチ性が低い。
【0005】そこで、本発明の課題は、下地の色が白色
とは限らない媒体に対しても細かな模様や文字をカラー
で付すのに適したカラー印刷物品の製造方法、およびカ
ラー印刷装置を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の課題は、インク吸収性の
ない媒体に対してもインクジェット法により、耐スクラ
ッチ性の高い印刷を行うことのできるカラー印刷物品の
製造方法、およびカラー印刷装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るカラー印刷物品の製造方法では、媒体
の被印刷面に対して白色の下地層を形成した後、インク
ジェット方式の記録ヘッドから各色のインク滴を吐出し
て前記下地層の上にカラー印刷を行うことを特徴とす
る。
【0008】本発明では、媒体の被印刷面に対して白色
の下地層を形成した後、インクジェット方式の記録ヘッ
ドによってカラー印刷を行うので、下地の色が白色とは
限らない媒体に対しても細かな模様や文字を高い品位で
カラー印刷を施すことができる。また、インクジェット
法であれば、印刷すべきパターンの版をおこす必要がな
いので、少量多品種の印刷や個人的な印刷を行うのに適
している。
【0009】本発明において、前記被印刷面がインク吸
収性のない場合には、前記記録ヘッドから各色のインク
滴を吐出して前記下地層の上にカラー印刷を行った後、
当該被印刷面の表面を透明なオーバーコート膜で覆うこ
とが好ましい。すなわち、インク吸収性のない媒体に対
してインクジェット法で印刷したままでは、インクと下
地との密着性がわるいので、軽く引っ掻いただけでも、
インクが剥げてしまうことがあるが、本形態では、イン
ク滴で印刷が行われた後の前記被印刷面の表面を透明な
オーバーコート膜で覆う。従って、印刷およびオーバー
コーティングを終えた後の被印刷面では、引っ掻いても
インクが剥げてしまうことはない。
【0010】本発明において、たとえば、前記下地層お
よび前記オーバーコート膜の形成はいずれも、前記被印
刷面の表面に対して液状物を塗布した後に、該液状物を
固化させることにより行う。
【0011】この場合に、前記下地層および前記オーバ
ーコート膜を形成するための液状物としていずれも紫外
線硬化性のものを用いることにより、該液状物を紫外線
照射により一括して硬化させることができる。
【0012】また、前記下地層および前記オーバーコー
ト膜を形成するための液状物としていずれも熱硬化性の
ものを用いることにより、当該液状物を加熱することに
より一括して硬化させることができる。
【0013】さらに、前記下地層と前記オーバーコート
膜との相性によっては、前記下地層および前記オーバー
コート膜のうちの一方を形成するための液状物として紫
外線硬化性のものを用い、他方を形成するための液状物
として熱硬化性のものを用い、当該各液状物をそれぞれ
紫外線照射および加熱により硬化させることもある。こ
のような方法を実施するためのカラー印刷装置には、媒
体の被印刷面に対して白色インクを吐出して当該被印刷
面上に白色の下地層を形成する下地層形成用ヘッドと、
当該下地層の上に各色のインク滴を吐出してカラー印刷
を行うインクジェット方式の記録ヘッドと、前記下地層
形成用ヘッドと前記媒体との相対移動、および前記記録
ヘッドと前記媒体との相対移動を行わせることにより、
前記被印刷面に対する前記下地層の形成、および該下地
層上へのカラー印刷を可能とする移動機構とを設ける。
【0014】また、媒体の被印刷面に対して白色インク
を吐出して当該被印刷面上に白色の下地層を形成する下
地層形成用ヘッドと、当該下地層の上に各色のインク滴
を吐出してカラー印刷を行うインクジェット方式の記録
ヘッドと、該記録ヘッドから吐出されたインク滴でカラ
ー印刷が行われた後の前記被印刷面に対して透明なオー
バーコート膜を形成するための液状のコーティング剤を
吐出するコーティング用ヘッドと、前記下地層形成用ヘ
ッドと前記媒体との相対移動、前記記録ヘッドと前記媒
体との相対移動、および前記コーティング用ヘッドと媒
体との相対移動を行わせることにより、前記被印刷面に
対する前記下地層の形成、該下地層上へのカラー印刷、
および該カラー印刷面へのコーティングを可能とする移
動機構とを有するカラー印刷装置を用いることが好まし
い。
【0015】この場合には、前記液状のコーティング剤
が吐出された前記被印刷面に対して紫外線を照射して当
該被印刷面上の前記白色インクおよび前記液状のコーテ
ィング剤を一括して固化する紫外線照射装置と、該紫外
線照射装置にまで前記媒体を搬送してくる媒体搬送装置
とを設けることが好ましい。
【0016】また、前記液状のコーティング剤が吐出さ
れた前記被印刷面を加熱して当該被印刷面上の前記白色
インクおよび前記液状のコーティング剤を一括して固化
する加熱装置と、該加熱装置にまで前記媒体を搬送して
くる媒体搬送装置とを設けることが好ましい。
【0017】さらに、前記液状のコーティング剤が吐出
された前記被印刷面に対して紫外線を照射して当該被印
刷面上の前記白色インクおよび前記液状のコーティング
剤のうちの一方を固化する紫外線照射装置と、前記被印
刷面を加熱して他方を固化する加熱装置と、該加熱装置
および前記紫外線照射装置にまで前記媒体を搬送してく
る媒体搬送装置とを有することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明を適用し
たカラー印刷物品の製造方法を説明する。
【0019】図1は、本形態のカラー印刷装置の概略構
成図である。
【0020】図1において、カラー印刷装置1は、概
ね、印刷対象となる媒体Wに対する印刷内容の入力など
を行うデータ入力系10と、媒体Wに対してフルカラー
印刷を行うカラー印刷装置本体20とから構成されてい
る。ここで、媒体Wの被印刷面(上面)は、プラスチッ
ク製品や金属製品などといったインク吸収性のない材質
から構成されている。また、媒体Wの被印刷面は、木製
品などといった色あいが不特定な材質から構成されてい
る。
【0021】データ入力系10には、利用者が希望する
カラー図案をデータ入力するための入力装置11とし
て、撮像装置111、ディスク駆動装置112、および
スキャナー113が構成されている。これらの入力装置
11からは、ホストコンピュータ12に対してカラー図
案画像データが出力される。
【0022】ホストコンピュータ12は、入力装置11
から入力されたカラー図案画像データに基づくイメージ
画面をモニター13に表示し、このイメージ画面をみた
利用者は、イメージ画面を拡大、縮小、切り貼りするな
どの編集をキーボード14やマウス15を介して指示す
る。また、ホストコンピュータ12は、編集されたカラ
ー図案画像データに対して、必要に応じて階調処理、コ
ントラスト処理、さらには色補正などを行い、また、印
字品質を高めるために物品Wの被印刷面の凹凸に沿った
画像の補正処理を行い、しかる後に出力画像データをカ
ラー印刷装置本体20の制御手段60に出力する。
【0023】カラー印刷装置本体20では、まず、カラ
ー印刷用の記録ヘッド21がキャリッジ22を介してガ
イド軸23上でその軸線方向(主走査方向/X軸方向)
に往復移動可能な状態にある。記録ヘッド21は、イン
クの吐出方向が下向きに設定されている。
【0024】図2は、記録ヘッド21の構成を示す断面
図である。
【0025】図2に示すように、記録ヘッド21では、
ノズルプレート110にノズル開口111が形成され、
流路形成板112には、圧力発生室113を区画する通
孔、圧力発生室113に両側で連通する2つのインク供
給口114を区画する通孔または溝、およびこれらのイ
ンク供給口114にそれぞれ連通する2つの共通のイン
ク室115を区画する通孔が形成されている。振動板1
16は、弾性変形可能な薄板から構成され、ピエゾ素子
などの圧電振動子PZT(圧力発生素子)の先端に当接
し、流路形成板112を挟んでノズルプレート110と
液密に一体に固定され、流路ユニット118を構成して
いる。
【0026】基台119には、圧電振動子PZTを振動
可能に収容する収容室120と、流路ユニット118を
支持する開口121とが構成され、圧電振動子PZTの
先端を開口121から露出させた状態で圧電振動子PZ
Tを固定基板122で固定している。また、基台119
は、振動板116のアイランド部116aを圧電振動子
PZTに当接させた状態で、流路ユニット118を開口
121に固定して記録ヘッド16を纏めている。
【0027】このような構成により、圧電振動子PZT
が収縮して圧力発生室113が膨張すると、共通のイン
ク室115のインクがインク供給口114を経由して圧
力発生室113に流れ込む。所定時間の経過後に圧電振
動子PZTが伸長して圧力発生室113が収縮すると、
圧力発生室113のインクが圧縮されてノズル開口11
1からインク滴が吐出する。このようなインク滴の吐出
は、いずれの色のインクを吐出するためのノズル開口1
11でも同様である。
【0028】再び図1において、カラー印刷装置本体2
0では、記録ヘッド21の下流側において、液状コーテ
ィング剤を吐出するコーティング用ヘッド25がキャリ
ッジ26を介してガイド軸27上でその軸線方向(主走
査方向/X軸方向)に往復移動可能な状態にある。コー
ティング用ヘッド25も、コーティング剤の吐出方向が
下向きに設定されている。ここで、液状コーティング剤
としては、透明なオーバーコーティング膜を形成可能な
アクリル系あるいはウレタン系などの紫外線硬化性樹脂
などを用いる。
【0029】コーティング用ヘッド25は、後述するよ
うに、記録ヘッド21から吐出されたインク滴でカラー
印刷が行われた後の媒体Wの被印刷面の表面に対して、
透明なオーバーコート膜を形成するための液状のコーテ
ィング剤を吐出するためのものである。このコーティン
グ用ヘッド25としては、液状コーティング剤を霧状に
噴霧するスプレーヘッドなどを使用できるが、記録ヘッ
ド21と同様な構造(図2参照)のヘッドを使用しても
よい。この場合には、図2に示す記録ヘッド21におい
て、各色のインクに代えて液状のコーティング剤を供給
して、吐出させればよいので、その詳細な説明を省略す
る。
【0030】また、カラー印刷装置本体20では、記録
ヘッド21の上流側において、白色インクを吐出する下
地層形成用ヘッド51がキャリッジ52を介してガイド
軸53上でその軸線方向(主走査方向/X軸方向)に往
復移動可能な状態にある。下地層形成用ヘッド51も、
インクの吐出方向が下向きに設定されている。ここで、
白色インクとしては、アクリル系あるいはウレタン系な
どの紫外線硬化性樹脂などを用いる。
【0031】下地層形成用ヘッド51は、後述するよう
に、記録ヘッド21から吐出されたインク滴でカラー印
刷が行われる前の媒体Wの被印刷面の表面に対して、予
め、白色の下地層を形成するための白色インクを吐出す
るためのものである。この下地層形成用ヘッド51とし
ては、白色インクを霧状に噴霧するスプレーヘッドなど
を使用できるが、記録ヘッド21と同様な構造(図2参
照)のヘッドを使用してもよい。この場合には、図2に
示す記録ヘッド21において、インクに代えて白色イン
クを供給して、吐出させればよいので、その詳細な説明
を省略する。
【0032】ここで、キャリッジ22、26、52が支
持されているガイド軸23、27、53の両端は、フレ
ーム30によって支持され、このフレーム30はY軸方
向(副走査方向)への移動が可能である。このようにし
て、フレーム30がY軸方向への移動を行うとともに、
各キャリッジ22、26、52がガイド軸23、27、
53上でX方向に移動することによって、記録ヘッド2
1と媒体Wとの相対移動、コーティング用ヘッド25と
媒体Wとの相対移動、および下地層形成用ヘッド51と
媒体Wとの相対移動を行わせる移動機構が構成されてい
る。
【0033】記録ヘッド21、コーティング用ヘッド2
5および下地層形成用ヘッド51の下方位置には、媒体
WをY軸方向に向けて搬送する媒体搬送装置35が構成
されている。この媒体搬送装置35では、物品貯留部
(図示せず。)から繰り出されてくる媒体Wを受けるホ
ルダー(図示せず。)などが構成されており、このホル
ダーは、媒体Wをその被印刷面を上に向けた状態で保持
する。
【0034】さらに、媒体搬送装置35の搬送方向にお
ける下流側には、紫外線照射装置40が配置されてい
る。この紫外線照射装置40には、紫外線ランプ41
と、この紫外線ランプ41から放射された光を、その下
方位置まで媒体搬送装置35によって搬送されてくる媒
体Wに向けて反射するリフレクタ42と、保護カバー
(図示せず。)とが構成されている。
【0035】このような構成のカラー印刷装置1は、そ
のままで家庭用あるいは業務用のカラー印刷装置1とし
て使用できるが、カラー印刷装置1を自動販売機やゲー
ム機のように店舗や街頭において不特定多数の者が利用
するように構成する場合には、カラー印刷装置1に対し
ては、利用者が投入した硬貨や紙幣を判別する金銭判別
機18が搭載される。この金銭判別機18の判別結果は
ホストコンピュータ12に入力され、ホストコンピュー
タ12は、金銭判別機18に所定の金銭の投入があった
ときにカラー印刷装置本体20において媒体Wへの印刷
を行わせる。
【0036】このような動作は、ホストコンピュータ1
2において、ROMなどに予め格納されている動作プロ
グラムに基づいて動作するCPUなどで実現される。
【0037】(カラー印刷装置本体の制御系)図3を参
照して、カラー印刷装置本体20に構成されている制御
系の構成を説明する。図3において、カラー印刷装置本
体20に構成されている制御手段60は、まず、媒体W
に対して所定の印刷を行うために、ホストコンピュータ
12からの印刷指令信号や印刷データを受けて、駆動電
圧発生回路31およびヘッド選択回路32を備える記録
ヘッド駆動回路30を制御するとともに、キャリッジ駆
動回路33なども制御して印刷動作を実行させる。すな
わち、ヘッド駆動回路30において、駆動電圧発生回路
31は、ノズル開口111からインク滴を吐出させるの
に必要な電圧値の台形波を発生させるように構成されて
いる。また、ヘッド選択回路32は、トランジスタTを
制御することにより、印刷データに対応する圧電振動子
PZTに駆動電圧発生回路31の駆動電圧を選択的に印
加する。
【0038】また、図1に示したコーティング用ヘッド
25として、図2を参照して説明した記録ヘッド21と
同様な構造のものを用いた場合には、制御手段60は、
コーティング用の駆動電圧発生回路31′およびヘッド
選択回路32′を備えるコーティング用のヘッド駆動回
路30′も制御する。このコーティング用のヘッド駆動
回路30において、駆動電圧発生回路31′は、コーテ
ィング用ヘッド25のノズル開口からコーティング剤を
吐出させるのに必要な電圧値の台形波を発生させるよう
に構成されている。また、ヘッド選択回路32′は、ト
ランジスタT′を制御することにより、指定されたコー
ティング領域に対応する圧電振動子PZT′に駆動電圧
を選択的に印加する。このように構成すると、スプレー
ノズルを用いた場合と違って、コーティング剤を媒体W
の被印刷面全体にベタで塗布することができることは勿
論、コーティング剤の塗布領域を所望の範囲に設定でき
るという利点がある。
【0039】さらに、図1に示した下地層形成用ヘッド
51として、図2を参照して説明した記録ヘッド21と
同様な構造のものを用いた場合には、制御手段60は、
下地層形成用の駆動電圧発生回路31″およびヘッド選
択回路32″を備える下地層形成用のヘッド駆動回路3
0″も制御する。この下地層形成用のヘッド駆動回路3
0″において、駆動電圧発生回路31″は、下地層形成
用ヘッド51のノズル開口から白色インクを吐出させる
のに必要な電圧値の台形波を発生させるように構成され
ている。また、ヘッド選択回路32″は、トランジスタ
T″を制御することにより、指定された下地層形成領域
に対応する圧電振動子PZT″に駆動電圧を選択的に印
加する。このように構成すると、スプレーノズルを用い
た場合と違って、白色インクを媒体Wの被印刷面全体に
ベタで塗布することができることは勿論、白色インクの
塗布領域を所望の範囲に設定できるという利点がある。
【0040】また、本形態では、制御手段60は、図1
を参照した媒体搬送装置35において、媒体搬送装置駆
動回路35を介して媒体搬送装置35を駆動するモータ
M1を制御し、媒体WのY軸方向への搬送を制御する。
また、制御手段60は、Y軸駆動回路36を介してフレ
ーム30をY軸方向に駆動するモータM2を制御し、媒
体Wとキャリッジ22、26、52(記録ヘッド21、
コーティング用ヘッド25および下地層形成用ヘッド5
1)とのY軸方向における位置関係を制御する。さら
に、制御手段60は、X軸駆動回路37を介して、ガイ
ド軸23、27、53上のキャリッジ22、26、52
を駆動するモータM3を制御し、媒体Wとキャリッジ2
2、26、52(記録ヘッド21、コーティング用ヘッ
ド25および下地層形成用ヘッド51)とのX軸方向に
おける位置関係を制御する。従って、本形態では、ガイ
ド軸23、27、53上でのキャリッジ22、26、5
2の移動は同時に行われ、別々の媒体Wに対してではあ
るが、白色インクの吐出、各色のインク滴の吐出、およ
びコーティング剤の吐出は同時に行われることになる。
なお、ガイド軸23、27、53上でのキャリッジ2
2、26、52をそれぞれ別に駆動しても良いことは勿
論である。このような動作も、カラー印刷装置本体20
において、ROMなどに予め格納されている動作プログ
ラムに基づいて動作するCPUなどで実現される。
【0041】(印刷方法/カラー印刷物品の製造方法)
このようなカラー印刷装置1の動作を、図4および図5
を参照して説明する。なお、ここで説明するカラー印刷
装置1は、店頭などに設置され、利用者が硬貨や紙幣を
投入して印刷を行うように構成した例である。
【0042】図4は、カラー印刷装置1の動作を示すフ
ローチャートであり、図5は、媒体Wの被印刷面に印刷
を施していく過程を示す断面図である。
【0043】図4において、待機状態(ステップST
1)から、利用者が所定の金額の硬貨を投入したと金銭
判別機18が判別すると(ステップST2)、カラー印
刷装置1は画像データが入力されるまで待機する。ここ
で、利用者が撮像装置111によって写した自分の顔を
カラー図案と決定すると(ステップST3)、それに対
応するカラー図案画像データが撮像装置111から画像
処理装置12に対して出力され、編集処理が行なわれる
(ステップST4)。また、物品Wの印刷面の凹凸形状
が斜面とか球面であるなど定まった凹凸形状を有する場
合には、それに沿って画像の補正処理を行なうこともあ
る(ステップST5)。
【0044】この編集の際には、カラー図案画像データ
に基づくイメージ画面がモニター13に表示されるの
で、このイメージ画面をみた利用者は、イメージ画面を
拡大、縮小、切り貼りするなどの編集をキーボード14
やマウス15を介して指示する。そして、編集を終えた
後、利用者がキー操作を行い、そのまま印刷するかある
いは中止するかを指示する(ステップST6)。ここ
で、利用者が中止する旨のキー操作を行なったときに
は、硬貨を返却し(ステップST7)、待機状態に戻る
(ステップST1)。
【0045】これに対して、利用者が印刷実行のキー操
作を行なったときには、物品貯留部から媒体が繰り出さ
れ、それを媒体搬送装置35が受け取る(ステップST
8)。
【0046】次に、媒体搬送装置35は、今回、受け取
った媒体Wをキャリッジ52(下地層形成用ヘッド5
1)の真下位置に搬送する(ステップST9)。
【0047】この状態において、ホストコンピュータ1
2は、少なくとも、後でカラー印刷を行う領域に白色の
下地層を形成するようとの指令をカラー印刷装置本体2
0に出力し、カラー印刷装置本体20の下地層形成用ヘ
ッド51は、キャリッジ52がガイド軸53上を移動し
ていく間に、図5(A)に示すように、媒体Wの被印刷
面W1に白色の下地層C0を形成する。このような一列
分の下地層C0の形成が終了すると、フレーム30が1
ステップ分移動し、改めて、上記の下地層形成動作を繰
り返すことにより、媒体Wの被印刷面W1の所定領域に
白色の下地層C0を形成する(ステップST10)。
【0048】次に、媒体搬送装置35は、下地層C0を
形成し終えた媒体Wをキャリッジ22(記録ヘッド2
1)の真下位置に搬送する(ステップST11)。
【0049】この状態において、ホストコンピュータ1
2は、編集後のカラー図案画像データに対して、階調処
理、コントラスト処理、さらには色補正などを行なった
後の出力画像データをカラー印刷装置本体20に出力
し、カラー印刷装置本体20の記録ヘッド21は、キャ
リッジ22がガイド軸23上を移動していく間に、利用
者の指示どおりの内容を、図5(A)に示すように、媒
体Wの被印刷面W1の下地層C0の上にカラー印刷C1
を行なう。このような一列分の印刷が終了すると、フレ
ーム30が1ステップ分移動し、改めて、上記の印刷動
作を繰り返すことにより、媒体Wの被印刷面W1全体に
カラー印刷が行われる(ステップST12)。
【0050】このようにしてカラー印刷が終了すると、
媒体搬送装置35は、媒体Wをキャリッジ26(コーテ
ィング用ヘッド25)の真下位置に搬送する(ステップ
ST13)。このとき、媒体Wに連続して処理する場合
には、新たな媒体Wがキャリッジ52(下地層形成用ヘ
ッド51)の真下位置に搬送されてくる一方、下地層C
0を形成し終えた新たな媒体Wがキャリッジ22(記録
ヘッド21)の真下位置に搬送されてくる。
【0051】次に、ホストコンピュータ12は、少なく
とも印刷領域を覆う範囲にコーティング剤を塗布するよ
うにカラー印刷装置本体20に指令する。その結果、カ
ラー印刷装置本体20において、コーティング用ヘッド
25は、キャリッジ26がガイド軸27上を移動してい
く間に、図5(B)に示すように、媒体Wの被印刷面W
1に、紫外線硬化性を有する液状のコーティング剤C2
を塗布する。このような一列分のコーティングが終了す
ると、フレーム30が1ステップ分移動し、改めて、上
記の動作を繰り返すことにより、媒体Wの被印刷面W1
全体に液状のコーティング剤が塗布される(ステップS
T14)。
【0052】次に、このようにして液状のコーティング
剤の塗布が終了すると、媒体搬送装置35は、媒体Wを
紫外線照射装置40の真下位置に搬送する(ステップS
T15)。
【0053】次に、紫外線照射装置40は、図5(C)
に示すように、媒体Wの被印刷面W1に紫外線を照射し
て、コーティング剤を固化し、定着させる。同時に、下
地層C0として塗布した白色のインクを固化し、定着さ
せる。その結果、媒体Wの被印刷面W1はオーバーコー
ト膜C3で覆われる(ステップST16)。
【0054】しかる後に、媒体搬送装置35は媒体Wを
排出し(ステップST17)、カラー印刷装置1は待機
状態に戻る(ステップST1)。
【0055】このように、本形態では、色が特定され
ず、かつ、インク吸収性のない媒体Wの被印刷面であっ
てもインクジェット方式の記録ヘッド21からインク滴
を吐出してカラー印刷を行う。従って、印刷すべきパタ
ーンの版をおこす必要がないので、少量多品種の印刷や
個人的な印刷を行うのに適している。但し、インク吸収
性のない媒体Wに対してもインクジェット法で印刷した
ままでは、インクと下地との密着性がわるいので、軽く
引っ掻いただけでも、インクが剥げてしまうことがあ
る。しかるに、本形態では、インク滴で印刷が行われた
後の媒体Wの被印刷面を透明なオーバーコート膜で覆
う。従って、カラー印刷およびオーバーコーティングを
終えた後の被印刷面では、引っ掻いてもインクが剥げて
しまうことはない。また、インクが水溶性であっても、
透明なオーバーコート膜で覆われているので、耐水性な
どにも優れている。
【0056】また、カラー印刷を行う前に白色インクに
より下地層C0を形成しておくので、媒体Wの被印刷面
W1が何色であっても、品位の高いカラー印刷を行うこ
とができる。
【0057】[その他の実施の形態]なお、上記の形態
では、媒体Wとして偏平なものに印刷を施す例を説明し
たが、ヘッドと被印刷面とが離れているので、多少、凹
凸のある媒体Wへの印刷も可能である。
【0058】また、カラー印刷装置1として、利用者が
硬貨や紙幣を投入して印刷を行うものを説明したが、金
銭判別機18などを省いて業務用として用いれば、他に
はない独自の装飾を施した物品が欲しいという顧客の要
求に短納期で応えることができる。
【0059】さらに、上記実施形態では紫外線硬化性の
白色インクおよびコーティング剤を用いたので、図1に
示すカラー印刷装置では紫外線照射装置40を設置した
が、熱硬化性の白色インクおよびコーティング剤を用い
た場合には、図1に示すカラー印刷装置には、紫外線照
射装置40に代えて、熱風または赤外線を供給する加熱
装置を用いればよい。
【0060】さらにまた、下地層とオーバーコート膜と
の相性によっては、下地層およびオーバーコート膜のう
ちの一方を形成するための液状物として紫外線硬化性の
ものを用い、他方を形成するための液状物として熱硬化
性のものを用いて、密着性を高めることがある。この場
合には、各液状物をそれぞれ紫外線照射および加熱によ
り硬化させることになる。このため、このようなカラー
印刷物品を製造するためのカラー印刷装置では、図1に
おいて、液状のコーティング剤が吐出された被印刷面に
対して紫外線を照射して当該被印刷面上の白色インクお
よび液状のコーティング剤のうちの一方を固化する紫外
線照射装置40と、被印刷面を加熱して他方を固化する
加熱装置(図示せず。)と、この加熱装置および紫外線
照射装置40にまで媒体を搬送してくる媒体搬送装置3
5とを設けることになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、媒体
の被印刷面に対して白色の下地層を形成した後、インク
ジェット方式の記録ヘッドからインク滴を吐出して印刷
を行うので、下地の色が白色とは限らない媒体に対して
も細かな模様や文字を高い品位でモノクロ印刷、あるい
はカラー印刷を施すことができる。また、インクジェッ
ト法であれば、印刷すべきパターンの版をおこす必要が
ないので、少量多品種の印刷や個人的な印刷を行うのに
適している。
【0062】また、インク吸収性のない媒体に対しても
インクジェット法で印刷したままでは、インクと下地と
の密着性がわるいので、軽く引っ掻いただけでも、イン
クが剥げてしまうことがあるが、インク滴で印刷が行わ
れた後の被印刷面の表面を透明なオーバーコート膜で覆
うことにより、印刷およびオーバーコーティングを終え
た後の被印刷面において引っ掻いたときでもインクが剥
げてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー印刷装置の概略構成図であ
る。
【図2】図1に示すカラー印刷装置において用いられる
記録ヘッドの断面図である。
【図3】図1に示すカラー印刷装置のカラー印刷装置本
体における制御系のブロック図である。
【図4】図1に示すカラー印刷装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】(A)、(B)、(C)はいずれも、図1に示
すカラー印刷装置で行われる印刷方法を示す工程断面図
である。
【符号の説明】 1 カラー印刷装置 11 入力装置 12 ホストコンピュータ 20 カラー印刷装置本体 21 記録ヘッド 22、26、52 キャリッジ 23、27、53 ガイド軸 25 コーティング用ヘッド 35 媒体搬送装置 40 紫外線照射装置 51 下地層形成用ヘッド W 媒体 W1 媒体の被印刷面 C0 白色の下地層 C1 カラー印刷 C2 液状のコーティング剤 C3 オーバーコート膜
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA09 EA11 EA13 EE17 FA04 FB01 FB04 FC01 HA42 HA44 HA46 2C061 AQ05 AS11 CJ05 CK10 CK13 2H113 AA01 BA17 BB07 BB10 FA10 FA29 FA32 FA43 FA44 FA48

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の被印刷面に対して白色の下地層を
    形成した後、インクジェット方式の記録ヘッドから各色
    のインク滴を吐出して前記下地層の上にカラー印刷を行
    うことを特徴とするカラー印刷物品の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記被印刷面は、イ
    ンク吸収性のない面であることを特徴とするカラー印刷
    物品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記記録ヘ
    ッドからインク滴を吐出して前記下地層の上にカラー印
    刷を行った後、当該被印刷面の表面を透明なオーバーコ
    ート膜で覆うことを特徴とするカラー印刷物品の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記下地層および前
    記オーバーコート膜の形成はいずれも、前記被印刷面の
    表面に対して液状物を塗布した後に、該液状物を固化さ
    せることにより行うことを特徴とするカラー印刷物品の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記下地層および前
    記オーバーコート膜を形成するための液状物としていず
    れも紫外線硬化性のものを用いることにより、当該液状
    物を紫外線照射により一括して硬化させることを特徴と
    するカラー印刷物品の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記下地層および前
    記オーバーコート膜を形成するための液状物としていず
    れも熱硬化性のものを用いることにより、当該液状物を
    加熱することにより一括して硬化させることを特徴とす
    るカラー印刷物品の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記下地層および前
    記オーバーコート膜のうちの一方を形成するための液状
    物として紫外線硬化性のものを用い、他方を形成するた
    めの液状物として熱硬化性のものを用い、当該各液状物
    をそれぞれ紫外線照射および加熱により硬化させること
    を特徴とするカラー印刷物品の製造方法。
  8. 【請求項8】 媒体の被印刷面に対して白色インクを吐
    出して当該被印刷面上に白色の下地層を形成する下地層
    形成用ヘッドと、当該下地層の上に各色のインク滴を吐
    出してカラー印刷を行うインクジェット方式の記録ヘッ
    ドと、前記下地層形成用ヘッドと前記媒体との相対移
    動、および前記記録ヘッドと前記媒体との相対移動を行
    わせることにより、前記被印刷面に対する前記下地層の
    形成、および該下地層上へのカラー印刷を可能とする移
    動機構とを有することを特徴とするカラー印刷装置。
  9. 【請求項9】 媒体の被印刷面に対して白色インクを吐
    出して当該被印刷面上に白色の下地層を形成する下地層
    形成用ヘッドと、当該下地層の上に各色のインク滴を吐
    出してカラー印刷を行うインクジェット方式の記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドから吐出されたインク滴でカラー印
    刷が行われた後の前記被印刷面に対して透明なオーバー
    コート膜を形成するための液状のコーティング剤を吐出
    するコーティング用ヘッドと、前記下地層形成用ヘッド
    と前記媒体との相対移動、前記記録ヘッドと前記媒体と
    の相対移動、および前記コーティング用ヘッドと媒体と
    の相対移動を行わせることにより、前記被印刷面に対す
    る前記下地層の形成、該下地層上へのカラー印刷、およ
    び該カラー印刷面上へのコーティングを可能とする移動
    機構とを有することを特徴とするカラー印刷装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記液状のコーテ
    ィング剤が吐出された前記被印刷面に対して紫外線を照
    射して当該被印刷面上の前記白色インクおよび前記液状
    のコーティング剤を一括して固化する紫外線照射装置
    と、該紫外線照射装置にまで前記媒体を搬送してくる媒
    体搬送装置とを有することを特徴とするカラー印刷装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記液状のコーテ
    ィング剤が吐出された前記被印刷面を加熱して当該被印
    刷面上の前記白色インクおよび前記液状のコーティング
    剤を一括して固化する加熱装置と、該加熱装置にまで前
    記媒体を搬送してくる媒体搬送装置とを有することを特
    徴とするカラー印刷装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記液状のコーテ
    ィング剤が吐出された前記被印刷面に対して紫外線を照
    射して当該被印刷面上の前記白色インクおよび前記液状
    のコーティング剤のうちの一方を固化する紫外線照射装
    置と、前記被印刷面を加熱して他方を固化する加熱装置
    と、該加熱装置および前記紫外線照射装置にまで前記媒
    体を搬送してくる媒体搬送装置とを有することを特徴と
    するカラー印刷装置。
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