JP2000139890A - イメ―ジング・システム及びその動作方法 - Google Patents

イメ―ジング・システム及びその動作方法

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JP2000139890A
JP2000139890A JP31321299A JP31321299A JP2000139890A JP 2000139890 A JP2000139890 A JP 2000139890A JP 31321299 A JP31321299 A JP 31321299A JP 31321299 A JP31321299 A JP 31321299A JP 2000139890 A JP2000139890 A JP 2000139890A
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imaging
panel
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JP31321299A
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George Edward Possin
ジョージ・エドワード・ポシン
Robert Gideon Wodnicki
ロバート・ギデオン・ウッドニッキ
Sung Su Han
サング・スー・ハン
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/38Exposure time
    • H05G1/42Exposure time using arrangements for switching when a predetermined dose of radiation has been applied, e.g. in which the switching instant is determined by measuring the electrical energy supplied to the tube

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線イメージング・パネルに対する自動露出
制御法を提供する。 【解決手段】 本発明の自動露出制御法では、イメージ
ング・パネル(118)のアレイ内の放射線センサ(1
30、133、143、145)とその対応するデータ
線(134、140)と間の寄生容量結合を用いる。容
量結合により、イメージングに用いるための検知システ
ム(検出システム)を、所望の露出レベルに達した時に
X線を遮断するために使用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソリッドステート放射
線イメージング・システムに関し、より具体的には、マ
トリックス・アドレス式イメージング・パネル内の素子
の飽和を防ぐための露出制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体(例えば、患者など)への露出中
にX線量を検出するセンサのパネルで累積X線量又は信
号を実時間で読み出せることが望ましい。この累積X線
量という尺度を用いて所望の露出レベルに達した時点を
決定でき、もってX線管をターーンオフすることができ
る。所望の露出を決める因子には、イメージング・シス
テムの特性(例えば、飽和を防ぐ必要性)や被検体の特
性(患者の場合には最良の医療行為を行いながらの適正
な線量など)、もしくはこの両方がある。累積X線量の
測定値に基いてX線管をターンオフする方法は通常、自
動露出制御(AEC)と呼ばれる。
【0003】イメージング・システムのあるタイプで
は、AECは1個あるいは複数個の専用の放射線センサ
を含み、これらのセンサは検出器やフィルム・カセッテ
の下方(例えば、イメージング・パネルの外側)に配置
されている。センサの有効容積内で吸収されたX線によ
り発生される信号は、被検体あるいはイメージング装置
によって吸収された線量を推定するために用いられる。
しかし、この方法は多くの欠点を有している。例えば、
(専用の露出制御コンポーネントのため)システム・コ
ストが上昇し複雑性が増大すること、放射線センサによ
って発生された信号を検出器又は被検体による吸収線量
と相関させるために(露出制御用センサがイメージング
・パネルやフィルムと別になっている)システムを較正
することが困難であることなどが欠点として挙げられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、イメージ
ング・パネルの飽和を検知するための強固で効果的なシ
ステムであって、またイメージング・パネルの複雑さ、
コスト及び動作特性に悪影響を及ぼさないシステムを提
供することが望ましい。またこのシステムは、較正が容
易であることもまた望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のピク
セルを持つマトリックス・アドレス式イメージング・パ
ネルを含んでいるイメージング・システムを提供し、各
々のピクセルはそれぞれの放射線センサを含んでいる。
各ピクセルは更に、そのピクセルの放射線センサをイメ
ージング・パネル内のそれぞれのデータ線に選択的に結
合するように配置されている少なくとも1個のピクセル
読出しスイッチを含む。イメージング・パネル内の少な
くとも1本の露出監視用データ線から由来する少なくと
も1つのデータ線露出信号が、露出制御装置に結合され
る。本システムは、この動作モードの間、露出監視用デ
ータ線に容量結合された少なくとも1つの放射線センサ
からの容量結合データ線露出信号を検知するように構成
されている。データ線露出信号は露出制御装置によって
処理されて、露出監視データ線に対するそれぞれのピク
セル読出しスイッチが電気的に開放状態にある露出制御
期間中に検知された入射放射線に相当するパネル露出信
号を生じる。
【0006】本発明はまた、複数の放射線センサ・ピク
セルを持つマトリックス・アドレス式イメージング・パ
ネル含むイメージング・システムであって、各々のピク
セルがそれぞれのピクセル読出しスイッチを介してそれ
ぞれのデータ線に接続されているイメージング・システ
ムの動作方法を提供する。この方法は、ピクセル読出し
スイッチが開放状態において、少なくとも1本のデータ
線上に現れる少なくとも1個の放射線センサからの露出
信号を検知するステップと、データ線上のピクセル読出
しスイッチが非導通状態にある期間の間に発生されたデ
ータ線露出信号に基づいてパネル露出信号を発生するス
テップとを含む。この露出信号は、フォトダイオードと
データ線との容量結合によりデータ線に現れて、露出制
御装置によって検知される。露出制御装置は、一般にイ
メージング用エネルギ源に対する制御入力として使用さ
れるパネル露出信号を発生するように構成されている。
【0007】本発明の上記その他の特徴は、添付図面を
参照した以下の説明から一層よく理解されよう。図面に
は全体を通じて、同じ部品には同じ参照符号が付してあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による放射線イメージング
・システム110は、イメージング対象すなわち被検体
114に放射線エネルギ113を照射するように配置さ
れた放射線イメージング用のエネルギ源112を含む。
放射線エネルギ113は被検体114を透過して放射線
検出器200で検知される。この放射線検出器は、イメ
ージング・パネル118と、読出し回路120と、イメ
ージング・システム制御装置115と、露出制御装置1
25とを有している。露出制御装置125およびイメー
ジング・システム制御装置115は、エネルギ源112
の状態を制御するエネルギ源制御装置126に接続され
る。画像処理装置18がまた、イメージング・システム
110によって作成された画像データを表示するための
表示装置122に接続される。
【0009】イメージング・パネル118は一般にマト
リックス・アドレス式のピクセル・アレイを含み、その
各ピクセルはそれぞれの放射線センサを含む。ここで
「マトリックス・アドレス式」とは、各ピクセルがそれ
ぞれのデータ線およびそれぞれの制御線(ディジタル・
イメージング・システムの分野では「スキャン」線と呼
ばれることが多い)に接続されて、ピクセルからのデー
タの読出しがその放射線センサとそれぞれのデータ線と
の電気的結合を制御することによって選択的に行われる
ようにした、ピクセルの行および列の配列を表す。各ピ
クセルは更に、ピクセル放射線センサをイメージング・
パネル内のそれぞれのデータ線に選択的に結合するよう
に配置された少なくとも1個のピクセル読出しスイッチ
をそれぞれの含む。動作時には、イメージング・システ
ムは、露出サイクルの間に、ピクセルを各データ線から
電気的に切断して、入射放射線束に対応する電荷を収集
する収集期間と、ピクセル放射線センサをデータ線に電
気的に接続して、イメージング・パネルに結合された読
出し用電子回路によってデータを収集することができる
ようにする読出し期間とを生じるように、制御される。
【0010】露出制御装置125は、下記に詳述するよ
うに、イメージング・システム110の動作中、エネル
ギ源制御装置126を制御する(したがって、放射線1
13による被検体114の照射を制御する)ように構成
されている。本明細書で「〜するように設計された」、
「〜のように構成されている」などの表現は、例えばプ
ログラム可能な演算装置やアプリケーション専用の集積
回路などの演算及び制御装置が、1つまたは複数の入力
信号に対応して出力(例えば、制御信号)を発生するよ
うにプログラムされていることを表す。また本明細書で
「露出制御」は、イメージング・パネル118の少なく
とも1部分に入射する放射線113の露出(線量)を監
視すること、具体的には、イメージング・パネル118
のピクセル放射線センサがデータ線に直接(すなわち、
それぞれのピクセル読出しスイッチを介して)接続され
ていない、画像読出しサイクルのうちの収集期間中に、
入射する放射線の露出(線量)を監視することを表す。
本発明の実施例では収集期間中の露出の検知は、すでに
イメージング・パネル内にある放射線センサとマトリッ
クス・アドレス線(例えば、データ線)とを用いて行わ
れ、したがって露出制御監視用に専用のセンサを別に設
ける必要がない。
【0011】これら収集期間中に露出を検知すること
は、いくつかの理由で望ましい。例えば、1つの理由は
被検体114の放射線露出量であり、医療上の配慮事項
により人間や動物を対象としたイメージングの場合には
X線の過剰露出を避けるように露出を監視すべきであ
る。別の理由は、露出量が高すぎることにより、多数の
放射線センサが飽和状態になって、パネル118が所望
の情報を提供することができなくなった場合、画像品質
が劣化する可能性があるためである。更に、適正なイメ
ージングのためには、有用な画像情報を作成するのに最
低レベル以上の露出が必要であり、露出の監視により、
十分な放射線エネルギを確実に供給することができるよ
うになる。
【0012】イメージング・パネル118は通常、イメ
ージング・パネル118内の半導体放射線センサのアレ
イ(配列)に光学的に結合されたシンチレータを含む。
この構成においては、放射線センサは通常、例えばフォ
トダイオードのようなフォトセンサを有する。動作時に
は、(例えば、ヨウ化セシウムなどより成る)シンチレ
ータ層に入射放射線がほとんどが吸収されて、これによ
って光子が発生され、次いで光子がフォトセンサ・アレ
イによって検出される。本発明の露出制御方式は、別の
態様の放射線イメージング・パネルにも用いることがで
きる。例えば、直接変換素子(すなわち、シンチレータ
を用いずに、X線などの入射放射線を直接に電荷に変換
する素子)で構成された検出器にも利用できる。
【0013】イメージング・システム110に関する本
発明の実施例を図2に示す。限定的なものではなく例示
的なものとして、放射線エネルギ源112はX線管を有
し、またイメージング・パネル118はフォトセンサ・
アレイ135に結合されたシンチレータ116(図2に
は示していない)を含む。
【0014】イメージング・パネル118内のフォトセ
ンサ・アレイ135は、複数の行および複数の列に配置
した半導体部品(例えば、代表的なものとしてフォトダ
イオード130及び関連する読出しスイッチ132)を
有する。ただし図を見易くするために1部分の部品にの
み番号を付けてある。フォトダイオード130は、例え
ば薄膜電界効果トランジスタ(FET)のようなピクセ
ル読出しスイッチ132により、対応するデータ線13
4に選択的に結合される。これらのデータ線は、図2で
は、垂直に延びた線で示してあり、パネル118のアレ
イのうちの列を画成する。代替的に、ダイオードを利用
して、ピクセルのスイッチングを行うように構成するこ
とも可能である。図2はアレイのうちの数列および数行
を示しているに過ぎず、実際のイメージング・パネル1
18で用いられる行の数および列の数は極めて大きいこ
とを認識すべきである。
【0015】本発明を例示するため、図2に、所与のフ
ォトダイオード130を対応するデータ線134に容量
結合する寄生フリンジ容量(C)136、および所与の
フォトダイオード130を隣りのデータ線140(すな
わち、隣りの列のフォトダイオードに対応するデータ
線)に容量結合する同様のフリンジ容量(C)138を
示してある。ここで「寄生容量」、「フリンジ容量」な
どの表現は、上記の電気的な動作特性を示すためのもの
で、別個のコンデンサ構造を具体的にアレイ構造中に組
み込む必要があるということを意味するものではない。
本発明は本来であれば好ましくないフリンジ容量を露出
制御系用の信号源として用い、これによってイメージン
グ・システムのコストを削減し且つ複雑さを軽減する。
【0016】各行のスイッチ132はそれぞれ、スイッ
チ制御回路144により制御される対応するスキャン線
又は制御線142(図2では水平に延びた線として示
す)を有しており、画像読出しサイクルにおいて所定の
1行(図では制御線142に相当する)の位置にあるす
べてのスイッチを同時に閉じ、これによりこの行に沿っ
て位置する放射線センサ130のそれぞれのデータ線1
34を介して読出しが可能となる。
【0017】データ線134には読出し回路120が結
合されており、読出し回路120はイメージング・パネ
ルからの電気信号を収集して、これらの信号を制御装置
115および画像処理装置180に分配する。読出し回
路120は、データ線に結合された複数の電荷又は積分
増幅器146を含む。代表的な構成では、図2に示すよ
うに、それぞれの増幅器146は各データ線に結合され
ている。各増幅器146にそれぞれのリセット回路16
2が結合されていて、画像信号又は露出信号の読出しの
ための電荷の蓄積に先立ち、増幅器を既知の状態にリセ
ットする。各増幅器146は更に、それぞれのサンプル
・アンド・ホールド回路(S/H回路)164に結合さ
れている。このS/H回路は、それに結合されている増
幅器146が受け取った全電荷量(電荷増幅器からの電
圧に相当する)を計測する。S/H回路によって発生さ
れた信号はそれぞれのA/D変換器166に結合され、
次いでディジタル・マルチプレクサ168に結合され
て、更に制御装置115および画像処理装置180へ伝
達される。
【0018】露出制御装置125は、イメージング・パ
ネル118内の少なくとも1本のデータ線に結合された
少なくとも1個の増幅器146からの露出信号を受け取
るよう設計されている。典型的には、露出の監視のため
に複数のデータ線が用いられ、より一般的には、イメー
ジング・パネル118内のすべてのデータ線が用いられ
る(露出制御用の監視に具体的にどの線を用いるかは、
例えば、ディジタル・マルチプレクサ168に印加する
制御信号によって選択することが出来る)。制御装置1
25は、イメージング・パネル118から受け取った少
なくとも1つの露出信号に対応してパネル露出信号を発
生するように構成されている。更に、このパネル露出信
号を用いて(選択した露出レベルに達した時に)制御信
号が発生され、この制御信号はエネルギ源制御装置12
6に結合されて、エネルギ源112から被検体114へ
の照射を停止させる。
【0019】一般に、イメージング・パネル118内の
各データ線は、読出し回路120を介して露出制御装置
125に結合される。更に別の実施例では、パネル内の
全データ線数より少ない数のデータ線からなる選択され
たグループ(例えば、図2のデータ線134、140、
141のグループ)が露出制御装置125に結合され、
これらのデータ線からの信号を用いてパネル露出信号を
発生する。露出制御装置125に結合すべきデータ線の
選択は、ディジタル・マルチプレクサ168によって選
択的に実行できる。そのために、例えば、イメージング
・システム110のオペレータ(または、制御装置11
5のプログラム)のより、被検体に応じて、パネル11
8上の関心のある露出領域の適切なモデルを選択でき
る。ここで、関心のある露出領域とは、被検体114の
性質に応じて、露出読出しサイクル中に測定された露出
量が、被検体への適切な照射時間を決定するために用い
るのに妥当なサンプルを提供してくれるような領域を表
す。これについては下記により詳しく検討する。
【0020】通常の画像読出しサイクルでは、単一のス
キャン線について、それぞれの電荷増幅器146が既知
の状態(例えば、選択した電圧)にリセットされる。画
像作成のための信号の読出しは、先ず制御装置115を
介してスイッチ制御回路144により所与のスキャン線
(例えば、スキャン線142)上のそれぞれのピクセル
読出しスイッチ(例えば、スイッチ132)がターンオ
ンする(すなわち、FETを導通状態にする)ことによ
って開始される。この条件によって、フォトセンサ13
0上に累積された電荷を、それぞれのデータ線(例え
ば、データ線134)に結合されたそれぞれの電荷増幅
器146に転送することが可能となる。次いで、スキャ
ン線が(スイッチ制御回路144からの信号によって)
オフ状態になるように制御されて、増幅器146で受け
取った電荷がS/H回路164に転送され、更にそこか
らA/D変換回路166に転送され、そして最終的には
マルチプレクサ168に転送される。1つの線に対する
1つの読出し機能が完了するのにかかる時間は、通常約
30マイクロ秒から約100マイクロ秒の範囲内であ
る。
【0021】自動露出モードの動作の際、スキャン線の
すべてがオフ状態になるように制御されて、どのフォト
センサも対応するデータ線に直接に結合されることがな
いようにする。このモードでは、電荷増幅器146が既
知の状態にリセットされている状態で、各データ線に容
量結合された電荷は、該データ線に結合されたそれぞれ
の増幅器146に連続的に転送される。最後のリセット
以降(例えば、サイクルの開始以降)にこの増幅器が受
け取った電荷は、S/H回路164とA/D変換回路1
66に取り込まれる。ディジタル・マルチプレクサ16
8が受け取った各データ線からの信号は、露出制御装置
125に結合される。この増幅器は、エネルギ源112
からの各放射線露出の監視期間中に、通常複数回のリセ
ットを受ける。1回の露出あたりのリセット・サイクル
を1回とすることも可能であるが、この場合には、デー
タ線上に誘導された電荷レベルがこの増幅器の最大信号
容量を超えてしまうことが通例である。上記のように結
合された電荷の複数の逐次的なサンプリングによるサン
プルが加算される。このようにして、データ線上で検出
された、累積され容量結合された電荷を表す信号の和が
求められる。したがって、この和信号は、監視されてい
るデータ線に対する累積された線量を表しており、そこ
でこの和信号は、被検体への放射線露出を所与の累積線
量で停止するための制御信号を発生するために使用され
る。各X線露出は、典型的には、約0.1秒〜10秒の
範囲内である。
【0022】限定的なものではなく例示的なものとして
示すと、イメージング・システム110は人体の腹部の
イメージングに用いることができる。この場合、データ
線が受検者の身長方向とほぼ並行になり、イメージング
・パネル118の中心領域にあるピクセルが受検者の体
厚が大きい部分の下にくるようにイメージング・システ
ムを配置する。この状況の場合、腹部の中央部分の各ピ
クセルあたりのX線信号は、全X線信号をこのデータ線
に結合されたピクセルの数で除した値に比例する。ま
た、X線露出の大きさは下記に概要を示すように計算で
きる。
【0023】別の実施例ではイメージング・システム1
10は***撮影に利用できる。この場合、関心のある露
出領域は、***のほぼ全体を表す画像の中心領域内にあ
る。***を均1の厚さになるまで圧迫するため、イメー
ジング・システムのX線露出は***のほとんどの部分で
同様である。データ線からの信号の空間的変動から、乳
房の形状を推定できる。この形状情報を用いて、***組
織によって覆われたピクセルの部分を各データ線に対応
して推測できる。具体的には、胸壁近くでは、ほとんど
のピクセル、あるいはすべてのピクセルが組織に覆われ
る。CC方向(すなわち上面)像では、イメージング・
パネルのほぼ75%のピクセルが組織の下にくるのが普
通であり、また側面像では、臨床症例のほとんど(約7
5%)で、すべてのピクセルが覆われるのが普通であ
る。イメージング・システムの中心部分は組織の下に位
置しており、ピクセル1個あたりのX線露出は、露出監
視用データ線上で検出された信号をそのデータ線上のピ
クセル数で除した値に相当する。データ線上のピクセル
のの幾つかが組織に覆われていない場合、あるピクセル
はかなり大きな信号をもつことになる。覆われていない
ピクセルによる信号は全体のデータ線信号から減算し
て、組織に覆われた部分の露出を表す値を得る必要があ
る。後者の場合で減算すべき信号は、覆われていないピ
クセルの数を示すモードから推定することができる。こ
の手順では、データ線上の覆われていないピクセルの数
が多くなると、精度が下がることになる。代替的に、X
線を通しにくい材料(例えば、約1mmの厚さのタング
ステンや銅などの金属)をイメージング・パネルに重ね
て***組織の位置まで挿入し、覆われていないピクセル
の数を減少させることができる。
【0024】露出制御装置125を含む本発明による放
射線イメージング・システム125は、イメージング・
パネル118内の放射線センサを、露出を計算するため
の露出信号源として利用する。この構成は、露出を決定
するためのセンサをイメージング・パネルと別個に設け
る必要性をなくし、またイメージング・パネルとは別の
センサで検出した放射線量を検出器パネルに入射した放
射線量と相関させる較正プロセスを設ける必要性もなく
す。
【0025】露出制御装置125の動作についてのより
よい理解は、イメージング・パネル118の特性をより
詳細に検討することによって得られよう。フォトダイオ
ード130の陰極側はそれぞれの露出監視用データ線1
34(すなわち、それぞれのピクセル読出しスイッチ1
32を介してダイオード130に結合されているデータ
線)に容量結合されていると共に、隣接した露出監視用
データ線140(すなわち、対応するフォトダイオード
行内の隣りのフォトダイオード143に、そのそれぞれ
のピクセル読出しスイッチを介して結合されているデー
タ線)に容量結合されている。この結合のための寄生容
量Cの大きさは、イメージング・パネルの構造により異
なる。典型的には、0.2〜0.7pF/cmの範囲で
あり、すなわち、100ミクロンのピクセルの場合には
ピクセル1個あたり0.002〜0.007pFの範囲
である。ダイオード132の陰極の電位はイメージング
・パネル118がX線の照射を受けるにつれて変化す
る。この電荷のうちの幾分かは、データ線134に容量
結合される。この結合された電荷信号とダイオード上に
誘導された電荷との比は次式により得られる。
【0026】Cfringe/Cdiode ≒0.005/0.5
=0.01(すなわち、1%) ここで、Cfringeは寄生容量Cの大きさ(静電容量)で
あり、Cdiode はフォトダイオード130の静電容量で
ある。
【0027】所予のピクセル列内のすべてのダイオード
からの信号は、それぞれのデータ線(例えば、アレイの
1つの列内のフォトダイオード130、133および他
のフォトダイオード(図示していない)に対するデータ
線134)に結合されると共に、隣接するデータ線(例
えば、アレイの隣の列内のフォトダイオード143、1
45および他のフォトダイオード(図示していない)に
対するデータ線140)に結合される。***撮影に利用
される代表的なイメージング・パネルでは、データ線1
本あたりのダイオード数(Nd )は約2300個であ
り、各ダイオードの両側で結合が起こる。したがって、
この2倍の数、すなわち4600個のダイオードが各露
出監視用データ線に結合されている。すべてのピクセル
が均等に照射されている場合、所与のデータ線(ただ
し、イメージング・パネルの縁部にあって、その片方に
しかダイオードがないデータ線を除く)にある結合され
た信号は、1つのピクセル上の累積電荷の約46倍
(0.01×(2Nd )=46)である。
【0028】読出し用の増幅器146(この増幅器は、
電荷増幅器とも呼ばれている)は、イメージング・パネ
ル118内の各データ線に結合されて、画像読出しプロ
セスでピクセル読出し信号を供給する。この同じ増幅器
を用いて、読出しサイクルのうちの収集期間中にデータ
線上に誘導された電荷を検出し、この情報を露出制御装
置125に供給する。読出し用の増幅器146をこのよ
うに複合的に用いることはイメージング・プロセス中に
通常用いられる読出しタイミングに手を加えることによ
り実現できる。ソリッドステート放射線イメージング装
置の読出し用の増幅器の典型的な設計では、その最小電
荷積分時間は約30マイクロ秒である。電荷積分時間を
これより長くすることも容易に達成でき、イメージング
・システム制御装置や露出制御装置からの信号により制
御が可能である。各ピクセルのダイオードの最大電荷発
生率は約3pC/秒であり、また増幅器は、ゲイン範囲
に応じて異なるが、ほぼ5pCで飽和に達する。所与の
信号線上に誘導された電荷を、8000マイクロ秒とい
う比較的短い露出時間の間、積分することによって、ほ
ぼ次式の値をもつ信号が得られる。
【0029】(8000マイクロ秒)(3pC/秒)
(46)=1.1pC 読出し用の増幅器146は被検体への照射の全時間にわ
たって積分を行うように制御され、更に(読出し回路1
20を介して)露出制御装置125に結合された各露出
監視用データ線からの積分された信号は合算される。露
出制御装置125は通常、選択した露出監視用データ線
に沿って位置する各列上のピクセルに対する平均積分電
荷について疑似連続読出しが行える構成となっている。
この実施例態では、A/D変換器166からの信号はほ
ぼ100マイクロ秒ごとに生じ、これにより露出制御装
置に対するデータ線露出信号の時間的なサンプリングを
十分迅速に行う。露出読出しサイクルの収集段階(放射
線露出を表す電荷がアレイ内の各フォトダイオードに累
積していく期間)の間、それぞれのピクセル読出しスイ
ッチは非導通状態となるように制御されて、アレイ内の
フォトダイオードとそのそれぞれのデータ線との間に直
接の導通路ができないようにする。
【0030】読出し用の増幅器146について選択され
る積分時間は、イメージング・システム制御装置115
内の読出し回路120によって決定される。露出制御装
置125の使用状態を最適化するためには、読出しタイ
ミング(すなわち、どのくらいの割合で増幅器146か
らの信号をサンプル・アンド・ホールド回路164でサ
ンプリングし、A/D変換器166でディジタル化する
かを示す速度)を約0.1〜10ミリ秒の間の値に選択
される。露出期間中に増幅器146をリセットする回数
は、1回から約100回の間で変えることが出来る。1
回のリセットとすることが望ましいが、増幅器146の
飽和を防ぐために通常は複数回のリセットが選択せれ
る。複数回リセット・モードの場合、リセット・スイッ
チ162を閉じる直前に増幅器出力がサンプリングされ
る。これらの中間電荷サンプルは露出制御装置内で合算
されて、フォトダイオード上に累積された全電荷量の計
測値を提供する。増幅器146をリセットする間隔は、
典型的には、1ミリ秒〜100ミリ秒である。またA/
D変換器の読出し間隔は、典型的には、0.1ミリ秒〜
10ミリ秒ごとである。別の動作モードでは、増幅器を
リセットする直前に1度、常に増幅器の出力をディジタ
ル化する。各フレーム時間中、データ線上のこれらの電
荷誘導信号の瞬時値を露出制御装置125により監視し
て、被検体114が照射を受けている所与の収集期間に
累積X線露出の概ね連続した計測を行う。選択した露出
レベル(上述したように、画質、患者露出量、処理時間
などのファクタより決定されるレベル)に達したとき、
露出制御装置125は信号を発生して、該信号をエネル
ギ源制御装置126に結合することにより、エネルギ源
112から被検体114への照射を(エネルギ源を回転
させ又は遮蔽し、あるいはエネルギ源への給電を停止す
ることによって)停止させる。
【0031】動作時には、イメージング・システム処理
装置115により制御される読出しサイクルの開始時点
で、イメージング用のエネルギ源112からのエネルギ
を被検体114に加える。露出サイクルの収集期間中、
露出監視用データ線に容量結合された露出信号が露出制
御装置125によって検知される。1回の露出サイクル
の所与の収集期間中に累積したイメージング用エネルギ
の露出量が、露出監視用データ線上の容量結合された露
出信号の積分値に基づいて決定される。イメージング用
のエネルギ源は露出制御装置125によって制御され
て、所定の放射線露出レベルに達した時に被検体114
への照射が停止される。次に、ピクセル読出しスイッチ
が選択的に閉じられて、アレイ内の放射線センサ上に累
積された電荷の読出しが可能となる。この読み出された
信号を処理することにより、被検体114の画像が作成
される。
【0032】本明細書ではここまで特定の構造を提示し
てきたが、これらは例示の目的のためにのみ例示したも
のに過ぎないことを理解されたい。様々な変更や修正が
可能であることは当業者には明らかであろう。このよう
な可能な変更を考慮して、本発明の範囲が特許請求の範
囲により決定されるべきことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放射線イメージング・システムの
ブロック図である。
【図2】本発明によるイメージング・システムの一部の
より詳しい回路図である。
【符号の説明】
110 イメージング・システム 112 エネルギ源 113 放射線エネルギ 114 被検体 115 イメージング・システム制御装置 116 シンチレータ 118 イメージング・パネル 120 読出し回路 122 表示装置 125 露出制御装置 126 エネルギ源制御装置 130、133、143、145 フォトダイオード 132 ピクセル読出しスイッチ 134、140、141 データ線 135 フォトセンサ・アレイ 136、138 寄生フリンジ容量 142 スキャン線 144 スイッチ制御回路 146 積分増幅器 162 リセット回路 164 サンプル・アンド・ホールド回路 166 A/D変換器 168 ディジタル・マルチプレクサ 180 画像処理装置 200 放射線検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ギデオン・ウッドニッキ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケネ クタデイ、ドーワルト、1455番 (72)発明者 サング・スー・ハン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニスカ ユナ、ランキン・ロード、2100番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放射線センサを持っていて、各々
    のセンサがそれぞれのピクセル読出しスイッチを介して
    それぞれのデータ線に選択的に接続されるようになって
    いるマトリックス・アドレス式イメージング・パネルを
    含むイメージング・システムの動作方法であって、 イメージング用エネルギ源からのイメージング用エネル
    ギを被検体に加えるステップと、 ピクセル読出しスイッチが電気的に開放状態にあるとき
    に少なくとも1個の放射線センサが露出監視用データ線
    に容量結合されている場合において、前記露出監視用デ
    ータ線から少なくとも1つのデータ線露出信号を検知す
    るステップと、 前記検知された少なくとも1つのデータ線露出信号に対
    応してパネル露出信号を発生するステップと、を含むこ
    とを特徴とするイメージング・システム動作方法。
  2. 【請求項2】 前記イメージング用エネルギ源がX線を
    照射し、かつ前記放射線センサがフォトセンサと直接的
    半導体X線検出器とでより成るグループから選択され、
    かつ前記ピクセル・スイッチがダイオードと電界効果ト
    ランジスタとより成るグループから選択されている請求
    項1に記載のイメージング・システムの動作方法。
  3. 【請求項3】 前記放射線センサの各々がフォトダイオ
    ードを有し、前記イメージング・パネルが更に、前記フ
    ォトダイオードのアレイに光学的に結合されたシンチレ
    ータを含んでいる請求項2に記載のイメージング・シス
    テム動作方法。
  4. 【請求項4】 前記パネル露出信号に応じて被検体への
    照射を制御するステップを更に含んでいる請求項1に記
    載のイメージング・システム動作方法。
  5. 【請求項5】 前記パネル露出信号を発生するように前
    記データ線露出信号を処理するステップを更に含んでい
    る請求項4に記載のイメージング・システム動作方法。
  6. 【請求項6】 露出制御装置によって監視すべき少なく
    とも1本の露出監視用データ線を選択するステップを更
    に含んでいる請求項5に記載のイメージング・システム
    動作方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1本の露出監視用データ線を
    選択する前記ステップが、関心のある領域内のイメージ
    ング・パネル露出情報を抽出するための被検体モデルを
    適用するステップを更に含んでいる請求項6に記載のイ
    メージング・システム動作方法。
  8. 【請求項8】 前記露出監視用データ線に容量結合され
    た前記ピクセルが、前記ピクセル読出しスイッチによっ
    て前記露出監視用データ線に結合されるように配置され
    た1列の露出監視用データ線フォトダイオードと、前記
    露出監視用データ線フォトダイオードの前記列に隣接す
    る列内にあるフォトダイオードとを含んでいる請求項3
    に記載のイメージング・システム動作方法。
  9. 【請求項9】 前記データ線上の露出信号に基づいてイ
    メージング用エネルギ源をターンオフするステップを更
    に含んでいる請求項8に記載のイメージング・システム
    動作方法。
  10. 【請求項10】 前記パネル露出信号に対応して被検体
    への照射を制御するステップが更に、イメージング用エ
    ネルギ源への給電を停止するステップと、前記イメージ
    ング用エネルギ源を遮蔽して前記エネルギ源と被検体と
    の間の放射線の経路を遮断するステップとの内の少なく
    とも1つのステップを含んでいる請求項4に記載のイメ
    ージング・システム動作方法。
  11. 【請求項11】 複数のピクセルを持つマトリックス・
    アドレス式イメージング・パネルであって、前記ピクセ
    ルの各々が、少なくとも1個のそれぞれの放射線センサ
    と、前記ピクセル放射線センサを前記イメージング・パ
    ネル内のそれぞれのデータ線に選択的に結合させる少な
    くとも1個のピクセル読出しスイッチとを有しているイ
    メージング・パネルと、 前記イメージング・パネル内の少なくとも1本の露出監
    視用データ線に結合された露出制御装置であって、露出
    監視用データ線に容量結合された少なくとも1個の放射
    線センサからの容量結合された露出信号を検知し、かつ
    前記露出監視用データ線に対するそれぞれのピクセル読
    出しスイッチが開放状態にある露出制御期間中に検知さ
    れた入射放射線量に対応するパネル露出信号を発生する
    ように構成されている露出制御装置と、を含んでいるこ
    とを特徴とするイメージング・システム。
  12. 【請求項12】 前記放射線センサがフォトセンサと放
    射線直接検出ダイオードとより成るグループから選択さ
    れている請求項11に記載のイメージング・システム。
  13. 【請求項13】 前記露出制御装置が、読出し回路を介
    して前記イメージング・パネル内のそれぞれのデータ線
    に結合されており、前記読出し回路が前記データ線の各
    々に対するそれぞれの電荷増幅器を含んでいる請求項1
    1に記載のイメージング・システム。
  14. 【請求項14】 前記露出制御装置が、前記読出しスイ
    ッチからの受信した露出信号に対応する前記パネル露出
    信号を発生するように構成されており、前記パネル露出
    信号が、前記イメージング・システムの露出サイクル内
    の収集期間の間に前記イメージング・パネルに入射した
    放射線露出を表している請求項11に記載のイメージン
    グ・システム。
  15. 【請求項15】 更に、イメージング用エネルギ源と、
    前記エネルギ源と前記露出制御装置とに結合されて、前
    記露出制御装置からの制御信号に応答して前記エネルギ
    源から被検体への照射を停止させるように構成されてい
    るエネルギ源制御装置とを含んでいる請求項11に記載
    のイメージング・システム。
  16. 【請求項16】 イメージング用エネルギ源がX線源で
    ある請求項11に記載のイメージング・システム。
  17. 【請求項17】 シンチレータに結合されたフォトセン
    サ・ピクセルのアレイを有するマトリックス・アドレス
    式イメージング・パネルと、 エネルギ源制御装置に結合されたX線源であって、該X
    線源と前記イメージング・パネルとの間に配置された被
    検体を前記エネルギ源制御装置からの信号に応答して照
    射するように配置されているX線源と、 前記イメージング・パネル内のそれぞれのフォトセンサ
    ・ピクセルからの読出しを制御するように構成されてい
    るイメージング・システム制御装置であって、前記フォ
    トセンサ・ピクセルの各々がそれぞれのピクセル読出し
    スイッチを介してそれぞれのデータ線に結合されたフォ
    トダイオード含み、前記ピクセル読出しスイッチが該イ
    メージング・システム制御装置によって発生された信号
    に応答するように構成されているイメージング・システ
    ム制御装置と、 前記イメージング・パネルに結合され、前記データ線の
    少なくとも1本に結合されたそれぞれのピクセル読出し
    スイッチが非導通状態となるよう制御されているとき
    に、前記データ線の少なくとも1本からの容量結合され
    た露出信号を選択的に受信する露出制御装置であって、
    該露出制御装置は、前記エネルギ源制御装置に結合され
    ていると共に、容量結合された前記露出信号に対応して
    パネル露出信号を発生し、且つ前記エネルギ源制御装置
    に加える制御信号を発生するように構成されている露出
    制御装置と、を含んでいることを特徴とするイメージン
    グ・システム。
  18. 【請求項18】 前記露出制御装置が、読出し回路を介
    して前記データ線に選択的に結合されている請求項17
    に記載のイメージング・システム。
  19. 【請求項19】 前記読出し回路が、それぞれのデータ
    線からの信号を前記露出制御装置に選択的に結合する手
    段を含んでいる請求項17に記載のイメージング・シス
    テム。
  20. 【請求項20】 前記露出信号が、それぞれのデータ線
    とそのデータ線の両側に位置している前記イメージング
    ・パネル内のそれぞれの列内にあるフォトダイオードと
    の間のフリンジ容量を介して、該データ線に結合された
    信号を表している請求項17に記載のイメージング・シ
    ステム。
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