JP2000137128A - 光分岐導波路および光変調器 - Google Patents

光分岐導波路および光変調器

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JP2000137128A
JP2000137128A JP10312758A JP31275898A JP2000137128A JP 2000137128 A JP2000137128 A JP 2000137128A JP 10312758 A JP10312758 A JP 10312758A JP 31275898 A JP31275898 A JP 31275898A JP 2000137128 A JP2000137128 A JP 2000137128A
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waveguide
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light
optical waveguide
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JP10312758A
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Inventor
Takeshi Yamada
武司 山田
Ichiro Takatsu
一郎 高津
Yasuhiro Kubota
靖博 久保田
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Nok Corp
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特性が安定で、小型で製造が容易かつ低コスト
な光分岐導波路を提供する。 【解決手段】光入射口16より入射された光は、第1の
光導波路12内をされ、拡幅部121で2次モード光に
移行されて、溝15に対して入射される。溝15におい
ては、第1の光導波路12の中心より幅方向にずれた2
箇所をエネルギー中心とする各モードの光が、各々溝1
5の第1の面151および第2の面152でいわば選択
的に反射され、各々第2の光導波路13および第3の光
導波路14に入射される。入射された各光は、第2の光
導波路13および第3の光導波路14をシングルモード
光として各々導波され、第1の分岐光出射口18および
第2の分岐光出射口19より2つの分岐光として各々出
射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば光通信や
自動車などの光配線部品、あるいは、産業用機器の光制
御、光計測を行うための光信号処理回路として適用して
好適な、光分岐導波路および光変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信技術や光信号処理技術の進展によ
り、光ファイバを介した自動車の光配線や、光信号を用
いて各種の産業用機器を制御するための光計測、光信号
処理などが実用化されつつある。そのような光情報伝
送、光信号処理に用いる基本的な部品としては、光変調
器、光分波器、光合波器、光スイッチなど種々の部品が
あるが、これまでのそのような光部品には、図6に示す
ような、入力導波路の先に二本の光導波路を接続した構
造を有するY分岐型の光分岐導波路を基本構成としてい
るものが多い。
【0003】しかしながら、このY分岐光導波路は、通
常、シングルモード光を導波するように設計されている
ため、接続部の形状、導波路の曲率、導波路長などの設
計上の制約によりある程度の面積を必要とし、小型化す
るのが難しい。たとえば、ニオブ酸リチウムを使用した
Y分岐光導波路の場合について図6を参照して説明する
と、導波路のコアとクラッドの屈折率の差を小さくして
シングルモード導波路としているため、シングルモード
を維持しながら分岐するための分岐角は約1度と小さ
く、その一度の購買を矩形基板の端面に直交して引き出
すためには、光の導波路外への漏洩を防ぐために、導波
路の曲率Rを50mm以上にする必要があり、この曲率
部aを5〜10mm必要とする。
【0004】さらに、導波路の接続部では導波路幅が1
入力導波路側から見て2倍になり、単純に接続すると、
光の反射や伝送モードの変換により伝送損失が増大す
る。そのため、接続部をテーパーにしてゆるやかに伝送
モードを変換するための余分な長さbが数mmが必要に
なる。さらに、2分岐導波路側から入力直線導波路へ信
号を送るためには、接続点での伝送モードの乱れを緩和
するため、一定以上の直線導波路c(たとえば、3mm
以上)が必要になる。
【0005】これらを合計すると、従来のY分岐型導波
路は、全長が約15mm以上になる。その結果、このよ
うなY分岐光導波路を用いた光部品は、その構成が大き
くなり、ひいては装置全体の構成が大きくなり、コスト
も高くなるという問題がある。また、このような精密な
構造が必要となるY分岐光導波路は、非常に精度の高い
加工が要求され、製造が難しいという問題もある。
【0006】そこで、このような問題に対処してより小
型の光部品を提供するための提案も、いくつか行われて
いる。たとえば、本願出願人にらは、特願平9−112
236号において、2本のほぼ直交する光導波路の交差
部に部分透過・部分反射する光学薄膜を挿入し、入射光
を直交する光導波路に分岐させる小型かつ構成が簡単で
低コストの光分岐器を提案している。より具体的には、
その光分岐器においては、2本の光導波路を数十〜90
°の比較的大きな角度で交差させ、その交差部に溝を形
成して、その溝に光を部分透過・部分反射する光学薄膜
を挿入し、入射光が導波された直線導波路の交差点を通
る延長方向に入射光の一部を透過するとともに、光学薄
膜による部分反射光を、交差するもう一方の光導波路に
導き、入射光を有効に分岐している。
【0007】また、特開昭62−85204号公報に
は、大きな分岐角をより短いディバイス長で得るため
に、Y字状分岐部の後段の2つの分岐導波路部分に、各
々全反射面を形成し、この全反射面により、より大きい
角度で折曲してのびる2つの光導波路に各々分岐光を入
射させるようにした光分岐導波路が開示されている。ま
た、特開平2−297526号公報には、光スイッチの
構成として、入射光が導波される導波路に対して、その
導波路を導波される光波の中心に頂点を有するような三
角形状の全反射溝を形成し、これにより入射光を2つの
光導波路に選択的に導波させる構成が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た本願出願に係わる特願平9−112236号に記載の
光分岐導波路は、光の分岐に部分透過・部分反射の光学
薄膜を用いるために、光分岐器の光分岐特性がこの光学
薄膜の特性に依存し、光学薄膜の特性にばらつきがあっ
た場合には光分岐器の特性にも反映されるという問題が
あった。また、そのため、特性の安定した光分岐器を製
造するためには、生産工程を厳密に管理する必要があ
り、コストの低廉化の妨げになりかねないという問題が
ある。
【0009】また、前述した特開昭62−85204号
公報に開示されている記載の光分岐導波路は、結局Y字
形状の分岐部を用いているために、少なくともY分岐部
の設計上の制約は前述した従来のY分岐光導波路におけ
る制約が残っている。そのため、十分に分岐導波路を十
分に小型にすることができず、また、非常に高精度の加
工が必要という問題も解消されない。
【0010】また、前述した特開平2−297526号
公報に記載の構成は、構造的には1つの導波路を2つの
導波路に分割した構成となっているが、いずれか一方の
導波路を実質的に光導波路として機能させないようにす
ることにより他方の導波路に選択的に光を導波させるも
のであり、光スイッチとして用いる場合には有効と思わ
れるが、光分岐器および光分岐器を有する種々の光部品
に対して適用することはできない。
【0011】したがって、本発明の目的は、特性が安定
し、小型で製造が容易で、かつ低コストな光分岐導波路
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、特
性が安定し、小型で製造が容易で、かつ低コストな光変
調器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の光分岐導波路は、基材と、前記基材上に形
成されるシングルモード光導波路であって、一方の端部
を光入射部とし、他方の端部に当該導波路を導波された
光を2次モード光のような2つのピークを有する擬似2
次モード光に移行させる拡幅部が形成されている第1の
光導波路と、前記第1の光導波路の拡張部に設けられ、
第1の面および第2の面が三角形形状に形成された溝で
あって、前記第1の面および第2の面の交差部である頂
角部が、前記擬似2次モード光の2つのピークの中心の
中間点近傍に設けられ、前記第1の面および前記第2の
面が、前記第1の導波路方向に対して、当該第1の光導
波路を導波される光が全反射されるような角度で各々形
成された溝と、前記基材上に、前記第1の光導波路を導
波され前記溝の第1の面による反射光が入射されるよう
に、一方の端部が前記第1の光導波路の他方の端部と結
合され、前記反射光方向に形成された第2の光導波路
と、前記基材上に、前記第1の光導波路を導波され前記
溝の第2の面による反射光が入射されるように、一方の
端部が前記第1の光導波路の他方の端部と結合され、前
記反射光方向に形成された第3の光導波路とを有する。
【0013】好適には、前記基材は、導波対象光の波長
に対して光学的に透明な材料により形成される。
【0014】また、本発明の光変調器は、第1の前記光
分岐導波路と、第2の前記光分岐導波路と、前記第1の
光分岐導波路の前記第2の光導波路に入射され導波され
た光を伝搬し、前記第2の光分岐導波路の前記第2の光
導波路または前記第3の光導波路の一方に入射させる第
1の光伝搬手段と、前記第1の光分岐導波路の前記第3
の光導波路に入射され導波された光を伝搬し、前記第2
の光分岐導波路の前記第2の光導波路または前記第3の
光導波路の他方に入射させる第2の光伝搬手段と、前記
第1の光伝搬手段または前記第2の光伝搬手段の両方ま
たはいずれか一方に対して設けられ、当該光伝搬手段を
伝搬される光の位相を変化させる位相制御手段とを有す
る。
【0015】好適には、前記第1の光伝搬手段または前
記第2の光伝搬手段の両方またはいずれか一方は、一方
の端部が前記第1の光分岐導波路の前記第2の光導波路
または前記第3の光導波路の他方の端部と当該光導波路
間が所定の角度になるように結合され、他方の端部が前
記第2の光分岐導波路の前記第2の光導波路または前記
第3の光導波路の他方の端部と当該光導波路間が所定の
角度になるように結合された第4の光導波路と、前記第
4の光導波路の一方の端部に形成され、前記第1の光分
岐導波路の前記第2の光導波路または前記第3の光導波
路を導波された光を全反射し、前記第4の光導波路に入
射させる第1の全反射光学部材と、前記第4の光導波路
の他方の端部に形成され、当該第4の光導波路を導波さ
れた光を全反射し、前記第2の光分岐導波路の前記第2
の光導波路または前記第3の光導波路に入射させる第2
の全反射光学部材とを有する。
【0016】特定的には、前記基材は、電気光学効果を
有する材料により形成され、前記位相制御手段は、前記
第1の光伝搬手段または前記第2の光伝搬手段の両方ま
たはいずれか一方に形成された前記第4の光導波路の一
方または両方に所望の電界を印加する電界印加手段であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態として、光分岐導波路につい
て図1〜図3を参照して説明する。図1は、第1の実施
の形態の光分岐導波路の構造を示す上面図である。図2
は、光導波路の幅と光強度の関係を示す図である。
【0018】まず、光分岐導波路10の構造について説
明する。光分岐導波路10は、基材11上に、光が入射
される第1の光導波路12、および、各々分岐光を導波
させる第2の光導波路13および第3の光導波路14が
形成され、それら第1〜第3の光導波路12〜14の連
結部に三角形形状の溝15が形成された構造である。
【0019】第1の光導波路12は、入射された光を第
1〜第3の光導波路12〜14の連結部17まで導波す
るための導波路であり、入射光をシングルモード光とし
て導波する。光分岐導波路10の側面に露出している方
の端部は、光入射口16として形成されている。
【0020】また、第1の光導波路12の導波路連結部
17付近には、幅がわずかに拡張された拡幅部121が
形成されている。シングルモード光導波路を導波される
光は、図2(A)に示すように、導波路中心部において
最大で、光導波路幅方向へガウス分布で広がっているエ
ネルギー分布を有する。このような状態で導波されてい
る光をより幅の広い導波路に入射すると、その光は高次
モードに移行する。急激な光導波路の拡幅はモードの乱
れを発生させるが、その初期の挙動において、特定の位
置では、図2(B)に示すような2次モードに近い光強
度分布をとる。拡幅部121は、この現象を利用して、
第1の光導波路12を導波される光を、図2(A)に示
すようなシングルモードの光から、図2(B)に示すよ
うな擬似2次モードに移行させるものである。
【0021】第2の光導波路13は、第1の光導波路1
2の拡幅部121の先端に一方の端部が形成され、第1
の光導波路12と直角をなすように形成された分岐光を
導波するための導波路である。第2の光導波路13の光
分岐導波路10の側面に露出している方の端部は、第1
の分岐光出射口18として形成されている。また、第2
の光導波路13も、第1の光導波路12と同様に、光を
シングルモード光として導波する。
【0022】第3の光導波路14は、第1の光導波路1
2の拡幅部121の先端に一方の端部が形成され、第1
の光導波路12と直角をなし、第2の光導波路13とは
同一直線上に配置されるように形成された分岐光を導波
するための導波路である。第3の光導波路14の光分岐
導波路10の側面に露出している方の端部は、第2の分
岐光出射口19として形成されている。また、第3の光
導波路14も、第1の光導波路12および第2の光導波
路13と同様に、光をシングルモード光として導波す
る。
【0023】溝15は、その第1の面151および第2
の面152により、第1の光導波路12を導波された光
を、第2の光導波路13および第3の光導波路14に分
岐するための構造部である。溝15は、基材11および
基材11に形成された第1〜第3の光導波路12〜14
を、第1〜第3の光導波路12〜14よりも深い位置ま
で切削して形成されたものであり、第1の光導波路12
と第2の光導波路13との間で作用する第1の面15
1、および、第1の光導波路12と第3の光導波路14
との間で作用する第2の面152を有し、この第1の面
151および第2の面152により実質的に三角形形状
(図1に示す例においては、ホームベース形状の五角
形)の間隙部分を構成するものである。
【0024】溝15の、第1の面151と第2の面15
2の接合部153は、第1の光導波路12の中心上の配
置される。第1の面151は、光導波路のコア層と溝1
5内部との屈折率の差に基づいて、第1の光導波路12
と第2の光導波路13の間で、一方の光導波路より入射
された光を全反射して他方の光導波路に入射されるよう
に、第1の光導波路12および第2の光導波路13に対
して所定の角度で形成される。また、第2の面152
は、光導波路のコア層と溝15内部との屈折率の差に基
づいて、第1の光導波路12と第3の光導波路14の間
で、一方の光導波路より入射された光を全反射して他方
の光導波路に入射されるように、第1の光導波路12お
よび第3の光導波路14に対して所定の角度で形成され
る。
【0025】そして、このように、第1の面151およ
び第2の面152において入射光を全反射できるよう
に、溝15の内部は、空隙のままにされたり、あるいは
所望の屈折率の液で満たされたりする。なお、本実施の
形態においては、第1の面151および第2の面152
は第1の光導波路12および第2の光導波路13、およ
び、第1の光導波路12および第3の光導波路14に対
して、各々45°に形成されている。
【0026】次に、このような構成の光分岐導波路10
における、入射光の分岐動作について図1および図3を
参照して説明する。図3は、図1に示した光分岐導波路
における光の分岐状態を模式的に示す図である。まず、
第1の光導波路12の光入射口16より所定の波長の光
が入射されると、その光は、第1の光導波路12内を導
波路連結部17方向にシングルモード光として導波され
る。
【0027】そして、第1の光導波路12の拡幅部12
1に達すると、導波光は、図3に示すように、擬似2次
モード光に移行されて、溝15に対して入射される。こ
の時、溝15に入射される光のエネルギーの中心は、図
3に示すように、第1の光導波路12の中心より幅方向
にずれた2箇所に分離している。したがって、それら2
つのエネルギー中心部は、各々溝15の第1の面151
および第2の面152に入射されることになる。なお、
第1の面151と第2の面152の接合部153は、こ
のエネルギー中心の間の谷部にあたることになる。
【0028】このように溝15に照射された光は、第1
の面151および第2の面152で各々全反射され、各
々第2の光導波路13および第3の光導波路14に入射
される。そして、第2の光導波路13および第3の光導
波路14を、シングルモード光として各々導波され、第
1の分岐光出射口18および第2の分岐光出射口19よ
り2つの分岐光として各々出射される。
【0029】このように、光分岐導波路10において
は、入射された光を、2つの全反射面151、152で
各々全反射して、2つの出力導波路に分岐しており、入
射光を適切に2つに分岐している。そして、その際に
は、入射光を一旦擬似2次モード光に移行した後に2つ
の全反射面に照射しているので、各モードのエネルギー
中心を各全反射面に実質的に選択して照射することがで
き、エネルギーを適切に分岐することができる。すなわ
ち、入射された光を少ない減衰率で適切に分岐すること
ができる。
【0030】また、光分岐導波路10においては、溝1
5により全反射面を形成しており光学薄膜を使用してい
ない。したがって、特性のばらつきを低減することがで
き、安定した光分岐導波路を製造することができる。ま
た、長尺化するテーパ形状の光導波路部分、大半径の曲
線導波路部分などを必要としておらず、大きな角度で交
差する反射面を有する溝15により大きな角度で光を分
岐するようにしているため、非常に小型に素子を形成す
ることができるとともに、微細な先端形状の光分岐部分
を有していないため、加工も容易になる。その結果、コ
ストも大幅に低廉化される。
【0031】最後に、光分岐導波路10の製造方法につ
いて、具体例を挙げて説明する。ここでは、光導波路と
して、Si基板上に形成した非線形有機導波路を用いる
場合について説明する。まず、Siウェハ上に、クラッ
ド層としてコア層より屈折率の低いポリマー、および、
コア層の非線形有機ポリマーを、スピンコートなどによ
り塗布する。それぞれの膜厚は、最終的な導波路幅と膜
厚の関係から、シングルモード導波路となるように制御
する。本実施の形態においては、コア層6μm、クラッ
ド層4μmである。この上に、第1〜第3の導波路12
〜14および拡幅部121に対応するT字形状で、4〜
10μm、好適には6〜8μm幅のレジストパターニン
グをフォトリソグラィーにより形成し、これを酸素ガス
中でRIE処理してコア層のみをエッチングし、レジス
ト形状幅とコア層薄膜の矩形形状の光導波路を形成す
る。そして、その表面に再びクラッド層をスピンコート
などにより形成する。
【0032】次に、溝15の加工のための三角形(図1
に示す例ではホームベース形状の五角形)のレジストパ
ターニングをフォトリソグラフィーにより形成し、再び
これを酸素ガス中でRIE処理して溝を形成する。そし
て、ダイシングソーにより、溝15部分を含む領域を、
第1〜第3の導波路12〜14に各々直角な辺で形成さ
れる矩形形状で切り出し、光分岐導波路10を取り出
す。なおこの際に、予めSi基板に光ファイバの接続な
どに用いるV溝をエッチングにより形成させておくよう
にしてもよい。そのようにしておけば、ファイバの位置
合わせ、部品製造工程の削減、接続工程の簡素化などが
可能となり好適である。
【0033】第2の実施の形態 次に、第1の実施の形態の光分岐導波路10を用いて構
成した他の光部品について説明する。まず、本発明の第
2の実施の形態として、1:4光分岐器について図4を
参照して説明する。図4は、第2の実施の形態の1:4
光分岐器の構造を示す上面図である。
【0034】1:4光分岐器20は、光分岐導波路10
を3つ同一基板上に形成した構造である。これら、3つ
の光分岐導波路10-1〜10-3は、図4に示すように、
第1の光分岐導波路10-1の第2の光導波路13-1が第
2の光分岐導波路10-2の第1の光導波路12-2に連結
され、第1の光分岐導波路10-1の第3の光導波路14
-1がぢ3の光分岐導波路10-3の第1の光導波路12-3
に連結されている。
【0035】そして、このような構造の1:4光分岐器
20においては、光入射口たる第1の光分岐導波路10
-1の第1の光導波路12-1より入射された光が、まず、
第1の光分岐導波路10-1において、第1の実施の形態
として前述したような作用により、第2の光導波路13
-1に入射される分岐光と、第3の光導波路14-1に入射
される分岐光とに分岐される。そして、第2の光導波路
13-1に入射された光が、そのまま第1の光導波路12
-2より第2の光分岐導波路10-2に入射され、第2の光
分岐導波路10-2により、同じく前述したような作用に
より、第2の光導波路13-2に入射される分岐光と、第
3の光導波路14-2に入射される分岐光とに分岐され
る。
【0036】一方、第3の光導波路14-1に入射された
光は、そのまま第1の光導波路12 -3より第3の光分岐
導波路10-3に入射され、第3の光分岐導波路10-3
より、同じく前述したような作用により、第2の光導波
路13-3に入射される分岐光と、第3の光導波路14-3
に入射される分岐光とに分岐される。その結果、入射光
に対して、第2の光分岐導波路10-2の第2の光導波路
13 -2から出射される第1の分岐出力光、光分岐導波路
10-2の第3の光導波路14 -2から出射される第2の分
岐出力光、第3の光分岐導波路10-3の第2の光導波路
13-3から出射される第3の分岐出力光、および、光分
岐導波路10-3の第3の光導波路14-3から出射される
第4の分岐出力光が得られる。
【0037】このように本発明の光分岐導波路10を用
いれば、たとえば1:4であるような、1:Nの光分岐
導波路も、安定した特性で、小型かつ簡単に製造するこ
とができる。
【0038】第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態として、光変調器について図
5を参照して説明する。図5は、第3の実施の形態の光
変調器の構造を示す上面図である。
【0039】まず、その光変調器30の構造について説
明する。図示のごとく、光変調器30は、基板39上
に、第1の光分岐導波路10-1、第1の電界印加部導波
路31、第2の電界印加部導波路32、および、第2の
光分岐導波路10-2が形成された構成である。
【0040】第1の光分岐導波路10-1は、前述した第
1の実施の形態の光分岐導波路と同じ構成を有するもの
であり、光入射口16-1より入射された光を、第2の光
導波路13-1および第3の光導波路14-1に分岐する。
【0041】第1の電界印加部導波路31は、第1の光
分岐導波路10-1の第2の光導波路13-1、および、第
2の光分岐導波路10-2の第3の光導波路14-2と、そ
の端部が各々直角に連結された、電気光学材料からなる
光導波路である。この第1の電界印加部導波路31と、
第1の光分岐導波路10-1の第2の光導波路13-1との
連結部分には、全反射膜33が各導波路と45°になる
ように配置されており、この全反射膜33により、光導
波路13-1を伝搬された光は全反射されて第1の電界印
加部導波路31に入射される。また、第1の電界印加部
導波路31と、第2の光分岐導波路10-2の第3の光導
波路14-2との連結部分には、全反射膜35が各導波路
と45°になるように配置されており、この全反射膜3
5により、第1の電界印加部導波路31を伝搬された光
は全反射されて光導波路14-2に入射される。
【0042】第2の電界印加部導波路32は、第1の光
分岐導波路10-1の第3の光導波路14-1、および、第
2の光分岐導波路10-2の第2の光導波路13-2と、そ
の端部が各々直角に連結された、電気光学材料からなる
光導波路である。この第2の電界印加部導波路32と、
第1の光分岐導波路10-1の第3の光導波路14-1との
連結部分には、全反射膜34が各導波路と45°になる
ように配置されており、この全反射膜34により、光導
波路14-1を伝搬された光は全反射されて第2の電界印
加部導波路32に入射される。また、第2の電界印加部
導波路32と、第2の光分岐導波路10-2の第2の光導
波路13-2との連結部分には、全反射膜36が各導波路
と45°になるように配置されており、この全反射膜3
6により、第2の電界印加部導波路32を伝搬された光
は全反射されて光導波路13-2に入射される。
【0043】これら、第1の電界印加部導波路31およ
び第2の電界印加部導波路32の中央付近は、図示のご
とく、それら各光導波路に所望の電界を加えるための電
極37が設けられている。この電極37に、任意の変調
信号に基づいた電圧を印加することにより、第1の電界
印加部導波路31および第2の電界印加部導波路32内
を導波される光の位相を、電気光学効果により変化させ
ることができる。
【0044】第2の光分岐導波路10-2は、前述した第
1の実施の形態の光分岐導波路と同じ構成を有するもの
であるが、ここでは光を合成するための導波路として用
いられている。すなわち、第1の電界印加部導波路31
より第3の光導波路14-2に入射された光と、第2の電
界印加部導波路32より第2の光導波路13-2に入射さ
れた光を、図示せぬ第2の面152および第1の面15
1により各々全反射して、第1の光導波路12-2に入射
し、2つの光を合成した光、すなわち干渉した光を生成
し、光入射口16-2を出射口として、これより出射する
ものである。
【0045】次に、このような構造の光変調器30によ
り光変調を行う動作について説明する。第1の光分岐導
波路10-1の光入射口16-1より入射された光は、第1
の光分岐導波路10-1において分岐されて、その分岐光
が第2の光導波路13-1および第3の光導波路14-1
入射される。
【0046】第2の光導波路13-1に入射された光は、
全反射膜33により全反射されて第1の電界印加部導波
路31に入射され、第1の電界印加部導波路31内を導
波される。この時に、第1の電界印加部導波路31に対
しては電極37により所望の電界が印加されるので、電
気光学効果により導波する光の位相が変化される。そし
て、第1の電界印加部導波路31を導波された光は、全
反射膜35により全反射され、第2の光分岐導波路10
の第3の光導波路14-2に入射され、第2の光分岐導波
路10-2内の溝15により全反射されて、第2の光分岐
導波路10 -2の第1の光導波路12-2に入射される。
【0047】一方、第1の光分岐導波路10-1の第3の
光導波路14-1に分岐され入射された光は、全反射膜3
4により全反射されて第2の電界印加部導波路32に入
射され、第2の電界印加部導波路32内を導波される。
この時に、第2の電界印加部導波路32に対しては電極
37により所望の電界が印加されるので、電気光学効果
により導波する光の位相が変化される。そして、第2の
電界印加部導波路32を導波された光は、全反射膜36
により全反射され、第2の光分岐導波路10の第2の光
導波路13-2に入射され、第2の光分岐導波路10-2
の溝15により全反射されて、第2の光分岐導波路10
-2の第1の光導波路12-2に入射される。
【0048】そして、これら第2の光分岐導波路10-2
の第1の光導波路12-2に入射された、各々位相が変化
された2つの光は、互いに干渉しあいながら第1の光導
波路12-2内を伝搬され、光出射口たる端部16-2より
変調光として出射される。
【0049】このように、光変調器30においては、第
1の光分岐導波路10-1により入射光を分岐し、電極3
9に印加した電界により、第1の電界印加部導波路31
および第2の電界印加部導波路32を導波される光の位
相を変化させ、第2の光分岐導波路10-2によりそれら
分岐光の干渉光を生成することにより、強度が所望の状
態に変化された変調光を生成している。したがって、電
極37に所望の変調信号からなる電界を印加することに
より、光を所望の状態に変調することが可能となる。
【0050】このように、本実施の形態の光変調器30
においては、従来の光変調器における分岐導波路の長尺
化するテーパ形状の光導波路部分、大半径の曲線導波路
部分などを必要としないため、形状が従来の部品に比べ
て大幅に小型になる。また、光分岐部分に光学薄膜を用
いていないので、特性が安定している。また、微細な先
端形状の光分岐部分を有していないため、分岐部を容易
に製造することができる。そしてこれらの結果、高品質
の光変調器の大幅な低コスト化、量産化が可能となる。
【0051】変形例 なお、本発明は前述した第1〜第3の実施の形態に限ら
れるものではなく、任意好適な種々の改変が可能であ
る。たとえば、本発明に係わる光分岐導波路の適用対象
は、第2の実施の形態および第3の実施の形態に例示し
たものに限られるものではない。他の光導波路回路と複
合した回路、これらに電気光学効果、圧電効果、表面弾
性葉効果を利用した種々の光機能デバイスに利用可能で
ある。
【0052】光変調器としての構成も、第3の実施の形
態で示したような電気光学材料で形成した光導波路に電
界を印加するような構成に限られるものではない。たと
えば、圧電効果を有する材料で形成した光導波路に、た
とえば圧電アクチュエータにより、あるいは物理的に圧
力を加えることにより、導波される光の位相を変化させ
るようにしてもよい。また、熱光学効果を有する材料で
形成した光導波路に対して、たとえばヒータによりその
温度を制御し、伝搬される光の位相を制御するようにし
てもよい。
【0053】また、前述した実施の形態においては、光
分岐導波路の製造例として、シリコン基板上に非線形有
機導波路を形成する方法を示したが、光分岐導波路の製
造方法、材料などはこれに限られるものではない。たと
えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )基板上に、T
i熱拡散法によりシングルモード導波路を形成するよう
にしてもよい。その他、導波路の材料も任意に変更して
よい。また、製造方法や工程順序の変更、導波路形成方
法の変更などは任意に行ってよい。
【0054】また、本発明に係わる光分岐導波路および
光変調器は、非常に小さいため、取扱いを容易にするた
めに、この基板より大きく、かつ安価な支持基板にこの
素子を固定して、その支持基板にV溝を設けてファイバ
ーを接続したり、その支持基板に受光素子や発光素子を
固定して導波路と接続することも可能である。さらに、
外部との接続に、光ファイバを直接接続するようにして
もよい。また、基板端面の導波路開口に直接受光素子や
発光素子を接着するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より小型で、もって生産性が高くコストを低減すること
ができ、また製作の容易な、たとえば光スイッチや光変
調器などの光部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の光変調器
の構造を示す図である。
【図2】図2は、光導波路の幅と光強度の関係を示す図
である。
【図3】図3は、図1に示した光分岐導波路の導波路連
結部における光の分岐状態を模式的に示す図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態の1:4光
分岐器の構造を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第3の実施の形態の光変調器
の構造を示す図である。
【図6】図6は、従来の光分岐導波路の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…光分岐導波路 11…基板 12〜14…光導波路 121…拡幅部 15…溝 151…第1の面 152…第2の面 153…接合部 16…光入射口 18,19…分岐光出射口 20…1:4光分岐器 30…光変調器 31,32…電界印加部導波路 33〜36…全反射膜 37…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 靖博 茨城県つくば市和台25 エヌオーケー株式 会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 LA14 MA05 QA02 QA03 RA01 RA08 TA02 TA03 TA04 TA18 TA43 2H079 AA02 AA12 BA03 CA05 DA03 DA07 DA22 EA03 EA05 EB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、 前記基材上に形成されるシングルモード光導波路であっ
    て、一方の端部を光入射部とし、他方の端部に当該導波
    路を導波された光を2つのエネルギーピークを有する擬
    似2次モード光に移行させる拡幅部が形成されている第
    1の光導波路と、 前記第1の光導波路の拡張部に設けられ、第1の面およ
    び第2の面が三角形形状に形成された溝であって、前記
    第1の面および第2の面の交差部である頂角部が、前記
    擬似2次モード光の2つのエネルギーピークの中心の中
    間点近傍に設けられ、前記第1の面および前記第2の面
    が、前記第1の導波路方向に対して、当該第1の光導波
    路を導波される光が全反射されるような角度で各々形成
    された溝と、 前記基材上に、前記第1の光導波路を導波され前記溝の
    第1の面による反射光が入射されるように、一方の端部
    が前記第1の光導波路の他方の端部と結合され、前記反
    射光方向に形成された第2の光導波路と、 前記基材上に、前記第1の光導波路を導波され前記溝の
    第2の面による反射光が入射されるように、一方の端部
    が前記第1の光導波路の他方の端部と結合され、前記反
    射光方向に形成された第3の光導波路とを有する光分岐
    導波路。
  2. 【請求項2】前記基材は、導波対象光の波長に対して光
    学的に透明な材料により形成されている請求項1に記載
    の光分岐導波路。
  3. 【請求項3】基材と、 前記基材上に形成されるシングルモード光導波路であっ
    て、一方の端部を光入射部とし、他方の端部に当該導波
    路を導波された光を2つのエネルギーピークを有する擬
    似2次モード光に移行させる拡幅部が形成されている第
    1の光導波路と、 前記第1の光導波路の拡張部に設けられ、第1の面およ
    び第2の面が三角形形状に形成された溝であって、前記
    第1の面および第2の面の交差部である頂角部が、前記
    擬似2次モード光の2つのエネルギーピークの中心の中
    間点近傍に設けられ、前記第1の面および前記第2の面
    が、前記第1の導波路方向に対して、当該第1の光導波
    路を導波される光が全反射されるような角度で各々形成
    された溝と、 前記基材上に、前記第1の光導波路を導波され前記溝の
    第1の面による反射光が入射されるように、一方の端部
    が前記第1の光導波路の他方の端部と結合され、前記反
    射光方向に形成された第2の光導波路と、 前記基材上に、前記第1の光導波路を導波され前記溝の
    第2の面による反射光が入射されるように、一方の端部
    が前記第1の光導波路の他方の端部と結合され、前記反
    射光方向に形成された第3の光導波路とを有する第1の
    光分岐導波路と、 前記第1の光分岐導波路と同一の構成を有する第2の光
    分岐導波路と、 前記第1の光分岐導波路の前記第2の光導波路に入射さ
    れ導波された光を伝搬し、前記第2の光分岐導波路の前
    記第2の光導波路または前記第3の光導波路の一方に入
    射させる第1の光伝搬手段と、 前記第1の光分岐導波路の前記第3の光導波路に入射さ
    れ導波された光を伝搬し、前記第2の光分岐導波路の前
    記第2の光導波路または前記第3の光導波路の他方に入
    射させる第2の光伝搬手段と、 前記第1の光伝搬手段または前記第2の光伝搬手段の両
    方またはいずれか一方に対して設けられ、当該光伝搬手
    段を伝搬される光の位相を変化させる位相制御手段とを
    有する光変調器。
  4. 【請求項4】前記第1の光伝搬手段または前記第2の光
    伝搬手段の両方またはいずれか一方は、 一方の端部が前記第1の光分岐導波路の前記第2の光導
    波路または前記第3の光導波路の他方の端部と当該光導
    波路間が所定の角度になるように結合され、他方の端部
    が前記第2の光分岐導波路の前記第2の光導波路または
    前記第3の光導波路の他方の端部と当該光導波路間が所
    定の角度になるように結合された第4の光導波路と、 前記第4の光導波路の一方の端部に形成され、前記第1
    の光分岐導波路の前記第2の光導波路または前記第3の
    光導波路を導波された光を全反射し、前記第4の光導波
    路に入射させる第1の全反射光学部材と、 前記第4の光導波路の他方の端部に形成され、当該第4
    の光導波路を導波された光を全反射し、前記第2の光分
    岐導波路の前記第2の光導波路または前記第3の光導波
    路に入射させる第2の全反射光学部材とを有する請求項
    3に記載の光変調器。
  5. 【請求項5】前記基材は、電気光学効果を有する材料に
    より形成され、 前記位相制御手段は、前記第1の光伝搬手段または前記
    第2の光伝搬手段の両方またはいずれか一方に形成され
    た前記第4の光導波路の一方または両方に所望の電界を
    印加する電界印加手段である請求項4に記載の光変調
    器。
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