JP2000133018A - 避難誘導灯 - Google Patents

避難誘導灯

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JP2000133018A
JP2000133018A JP30961298A JP30961298A JP2000133018A JP 2000133018 A JP2000133018 A JP 2000133018A JP 30961298 A JP30961298 A JP 30961298A JP 30961298 A JP30961298 A JP 30961298A JP 2000133018 A JP2000133018 A JP 2000133018A
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JP
Japan
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light source
semiconductor light
light
evacuation
evacuation guide
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JP30961298A
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English (en)
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Yasushi Akiba
泰史 秋庭
Shingo Ono
慎吾 小野
Yutaka Sugaya
豊 管谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足下灯と避難誘導灯とを一体に形成して、省
スペース化及び省施工化できる避難誘導灯を提供する。 【解決手段】 器具本体11と、足下対応位置21へ一
方色彩を有した光を照射する一方半導体光源12と、一
方色彩と異なる他方色彩を有した光を照射して避難誘導
情報を伝達する他方半導体光源13と、器具本体11に
設けられて一方半導体光源12及び他方半導体光源13
を並設する実装基板14と、通常時に一方半導体光源1
2を避難誘導時に少なくとも他方半導体光源13をそれ
ぞれ点灯制御する制御部16とを備えた構成にしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災等の緊急時に
避難誘導情報を伝達する避難誘導灯に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の避難誘導灯として、実開
平7−27010号公報に開示された図9に示す構成の
ものが存在する。このものは、非常出入口の扉Aの下縁
よりに誘導標識Bを設け、この誘導標識Bの光源Cに扉
Aの開閉に支障なく適宜の手段により通電するようにし
ている。さらに詳しくは、光源Cは扉Aに設置された通
電蝶番A1を介して電源を供給される。
【0003】また従来の足下灯として、実用新案登録第
3046574号公報に開示された図10に示す構成の
ものが存在する。このものは、本体1の天面に設けられ
て光エネルギーを電気エネルギーに変換可能な太陽電池
等より成る変換素子部Dと、本体前面に設けられ人等の
被検知体を検知可能な光センサ等からなる検知素子部E
と、天面に対向する位置の地面に向かって照射可能な発
光ダイオード等より成る発光素子部Fとを備え、変換素
子部Dにより変換蓄電された電気エネルギーにより、検
知素子部E及び発光素子部Fを作動させて地面に向かっ
て光を照射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の避難誘
導灯では、火災に伴い天井に煙が立ち込めても扉Aの下
縁よりの誘導標識Bが見えなくなるような不都合を解消
できるとともに、足下を照射して避難施設への誘導を容
易にする。また従来の足下灯では、検知素子部E及び発
光素子部Fを作動させ光を地面に向かって光を照射し
て、人の足下対応位置を照明できる。
【0005】しかしながら、従来の避難誘導灯では足下
を照射する光源と、避難誘導の光源とが分離されておら
ず同一の光源Cで形成されて、つまり光源Cが両者の光
源を兼ねているので、足下対応位置を照射する光が白色
光ではなく例えば避難誘導を表す緑色光であって、足下
対応位置を明るく照明できず避難誘導時における安全面
で問題があった。また従来の足下灯では、足下を照射す
るのみで、避難誘導情報を伝達する避難誘導機能を有し
ていないので、避難誘導機能を必要とするとき避難誘導
灯を別体に設けなければならず、省スペース化及び省施
工化の点で問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、足下灯と避難誘導灯とを
一体に形成して、省スペース化及び省施工化できる避難
誘導灯を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、器具本体と、足下対応
位置へ一方色彩を有した光を照射する一方半導体光源
と、一方色彩と異なる他方色彩を有した光を照射して避
難誘導情報を伝達する他方半導体光源と、器具本体に設
けられて一方半導体光源及び他方半導体光源を並設する
実装基板と、通常時に一方半導体光源を避難誘導時に少
なくとも他方半導体光源をそれぞれ点灯制御する制御部
とを備えた構成にしてある。
【0008】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記他方半導体光源は、人の頭部位置へ向
かって前記光を照射するよう前記実装基板に実装された
構成にしてある。
【0009】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものにおいて、前記器具本体は汎用の配線器
具を取付ける取付穴に収容し得る所定寸法に形成された
構成にしてある。
【0010】請求項4記載のものは、請求項1乃至請求
項3記載のものにおいて、前記制御部は各前記他方半導
体光源を避難誘導方向へ向かって順次移動点滅制御する
構成にしてある。
【0011】請求項5記載のものは、請求項1乃至請求
項4記載のものにおいて、前記一方半導体光源及び前記
他方半導体光源からの光を透過しかつ拡散させる拡散レ
ンズは、有底箱形に形成された前記器具本体の開口端部
に設けられた構成にしてある。
【0012】請求項6記載のものは、請求項5記載のも
のにおいて、前記拡散レンズは側壁にテーパ面を有した
第1凹部が第1所定ピッチを有して並設された第1拡散
レンズ、及び側壁にテーパ面を有した第2凹部が第1所
定ピッチより小さい第2所定ピッチを有して並設された
第2拡散レンズでもって形成された構成にしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図7に基づいて以下に説明する。本発明の避難誘導灯1
は器具本体11と、一方半導体光源12と、他方半導体
光源13と、実装基板14と、拡散レンズ15と、制御
部16とを有して構成される。
【0014】器具本体11は、成形された樹脂又は金属
板により、略直方体状の有底箱形に形成され、底部11
a、箱形内部、及び一面側へ開口した開口端部11bを
設ける。ここで、外形寸法が汎用すなわち一般家庭で使
用される1連用サイズの配線器具であるスイッチ又はコ
ンセントの取付穴に、収容し得る所定寸法に形成され
る。
【0015】一方半導体光源12は、いわゆるLEDで
あり、複数で構成され、消費電力及び発熱が少なく長寿
命特性を有し、光を発光する発光体(図示せず)の一方
側へ光軸を有した集光レンズが設けられるとともに、2
本の一方通電端子12aが集光レンズの反対側へ光軸に
沿って導出される。そして、電流が負荷されると光軸を
中心とする所定の指向角度、つまり指向性を有した光を
放出する。ここで、ここで、一方色彩を有した光、すな
わち被照射面を明るく照らす白色光を放出して、人2の
足下が位置する足下対応位置2121へ光を照射する。
【0016】他方半導体光源13は、いわゆるLEDで
あり、複数で構成され、一方半導体光源12と同様に消
費電力が少なく長寿命特性を有し、光を発光する発光体
の一方側へ光軸を有した集光レンズが設けられるととも
に、2本の他方通電端子13aが集光レンズの反対側へ
光軸に沿って導出される。ここで、緑色光が一般に避難
誘導色とされ、一方色彩と異なる他方色彩を有した光、
すなわち白色光と異なる緑色光を人2の頭部2222位
置へ向かって放出して避難誘導情報を伝達する。
【0017】実装基板14は、樹脂により、基板面14
aを有した板状に形成され、複数の挿入孔(図示せず)
が設けられて、基板面14aが器具本体11の底部11
aに沿って箱形内部に装着される。そして、一方半導体
光源12の一方通電端子12aが挿入孔に挿入され半田
付けされて、折曲形成され基板面14aに実装される。
同様に、他方半導体光源13の他方通電端子13aが挿
入孔に挿入され半田付けされて、一方通電端子12aの
折曲方向に対する反対方向へ折曲形成されて基板面14
aに実装される。
【0018】ここで、図2に示すように、一方半導体光
源12が互いに直交する両方向で10mmの一定ピッチ
で、基板面14aに6行4列の縦列状に合計24個並設
される。また、他方半導体光源13が基板面14aの略
中央部にて、かつ各一方半導体光源12によって囲まれ
た中心位置にて、互いに直交する両方向で10mmの一
定ピッチで基板面14aに4行3列の縦列状に合計12
個並設される。
【0019】拡散レンズ15は、透明の樹脂により、板
状に形成され、器具本体11の開口端部11bに設けら
れて、図3に示すように、第1拡散レンズ15a及び第
2拡散レンズ15bでもって構成され、一方半導体光源
12及び他方半導体光源13からの光を透過しかつ拡散
させる。ここで、第1拡散レンズ15aは側壁にテーパ
面15a2を有した第1凹部15a1が第1所定ピッチを
有して並設されるとともに、第2拡散レンズ15bは側
壁にテーパ面15b2を有した第2凹部15b1が第1所
定ピッチより小さい第2所定ピッチを有して並設され
る。
【0020】そして、第1凹部15a1のテーパ面15
a2が一方半導体光源12及び他方半導体光源13から
放出された光を照度の粗密を有して粗く拡散し、次いで
第2凹部15b1のテーパ面15b2が第1拡散レンズ1
5aを透過した光を広い方向へ細かく拡散して、人2に
まぶしさを感じさせることがない。ここで、第1拡散レ
ンズ15a又は第2拡散レンズ15bのみが器具本体1
1の開口端部11bに設けられたとき、第1拡散レンズ
15aのみでは、図4に示すように、第1凹部15a1
のテーパ面15a2が光を照度の粗密を有して粗く拡散
するので照射光を照度の粗密を有したものにする。ま
た、第2拡散レンズ15bのみでは、図5に示すよう
に、第2凹部15b1のテーパ面15b2が光を細かく拡
散するので照射光を粗密のないものにするものの、外方
から照射光を視るとスポット状の半導体光源が確認され
て、点光源の集まりであるというイメージを与えてデザ
イン上よくない。
【0021】すなわち、第1拡散レンズ15aによって
点光源イメージを消し、第2拡散レンズ15bによって
粗密の細かい照射光を得るものであって、第1拡散レン
ズ15a及び第2拡散レンズ15bの両レンズ15a,
15bでもって、点光源の集まりではなく平面光源のよ
うな平面状の照射光を得る。
【0022】制御部16は、器具本体11の底部11a
側へ設けられ、建物内に設置されて火災等を検知するセ
ンサ部(図示せず)と接続されて、そのセンサ部からの
制御信号に基づいて、通常時に一方半導体光源12を、
異常発生時に一方半導体光源12及び他方半導体光源1
3をそれぞれ点灯制御する。
【0023】このものの取付方法について説明する。こ
のものは、建物(図示せず)における通路の垂直壁1a
に設置される。取付穴1bがその垂直壁1aに設けられ
て、汎用の配線器具(スイッチ又はコンセント)を取付
ける時と同一寸法に形成され、器具本体11が取付枠
(図示せず)に固定された状態でその取付穴に挿入され
て、取付枠を垂直壁1aに固定し、カバープレート11
cによってカバーされる。カバープレート11cが配線
器具をカバーする汎用のものであって、樹脂により、長
片を120mm、短片を70mmとする略矩形板状に形
成されている。ここで、器具本体11が汎用の配線器具
を取付ける取付穴に収容し得る所定寸法に形成されてい
るので、配線器具を取付ける同一手順で、かつ取付枠及
びカバープレート11c等の同一取付部品を使用して取
付けられる。
【0024】このものの動作を説明する。通常時に、一
方半導体光源12は制御部16によって点灯制御され
て、一方色彩である白色光を人2の足下対応位置21へ
向かって照射する。このとき、一方通電端子12aが折
曲形成された状態で実装基板14に実装されているの
で、光を足下対応位置21へ正しく照射するとともに、
拡散レンズ15が器具本体11に設けられているので、
光を点状ではなく面状に照射して人2にまぶしさを感じ
させることがない。
【0025】建物に火災等が発生した避難誘導時に、一
方半導体光源12が一方色彩である白色光を照射した状
態で、他方半導体光源13は制御部16によって点灯制
御され他方色彩である緑色光を照射して、緊急情報、避
難情報、又は誘導情報等の避難誘導情報を伝達する。こ
のとき、器具本体11に拡散レンズ15を設けているの
で面状の緑色光を照射するとともに、他方通電端子13
aが折曲形成された状態で実装基板14に実装されてい
るので、緑色光を人2の頭部22位置へ向かって正しく
照射する。したがって、人2は照射された光が目に入り
やすく注意を喚起されて、避難誘導情報を明瞭に伝達さ
れるとともに、一方半導体光源12によって足下対応位
置21を白色光で照射されているので、安全に避難場所
に避難する。
【0026】かかる第1実施形態の避難誘導灯にあって
は、上記したように、一方色彩を有した光を照射する一
方半導体光源12、及び一方色彩と異なる他方色彩を有
した光を照射する他方半導体光源13が実装基板14に
並設されて、制御部16が通常時に一方半導体光源12
を、避難誘導時に一方半導体光源12及び他方半導体光
源13をそれぞれ点灯制御するから、例えば一方色彩を
白色、他方色彩を緑色として、通常時に白色光でもって
足下対応位置21を照射するとともに、避難誘導時に緑
色光でもって避難誘導情報を伝達して、つまり足下灯と
避難誘導灯1とを一体に形成して、それぞれが別体に設
けられた従来と比較して、省スペース化、省施工化、及
びコストダウンを達成することができる。
【0027】また、他方半導体光源13が人2の頭部2
2位置を照射するよう実装基板14に実装されたから、
他方半導体光源13からの光が人2の目に入りやすく注
意を喚起して、避難誘導時に避難誘導情報を明瞭に伝達
することができる。
【0028】また、器具本体11がスイッチ又はコンセ
ント等の汎用の配線器具を取り付ける取付穴に収容し得
る所定寸法に形成されたから、汎用の配線器具を取付け
る同一手順で、かつ同一取付部品を使用し器具本体11
を取付けて、さらなる省施工化及びコストダウンを達成
することができる。
【0029】また、拡散レンズ15が器具本体11に設
けられて、一方半導体光源12及び他方半導体光源13
からの光を透過しかつ拡散するから、光を点状ではなく
面状に照射して、通常時に点灯している一方半導体光源
12からの光によって人2にまぶしさを感じさせること
なく、足下対応位置21を照射することができる。
【0030】また、拡散レンズ15が第1所定ピッチを
有した第1凹部15a1を設けた第1拡散レンズ15
a、及び第1所定ピッチより小さい第2所定ピッチを有
した第2凹部15b1を設けた第2拡散レンズ15bで
もって形成されたから、光が第1凹部15a1のテーパ
面によって照度の粗密を有して粗く拡散し、次いで第1
拡散レンズ15aを透過した光が第2凹部15b1のテ
ーパ面によって細かく拡散して、光を簡単な構成で効率
よく面状に照射させることができる。
【0031】また、光源が白熱電球等の白熱光源ではな
く一方半導体光源12及び他方半導体光源13でもって
形成されて、両半導体光源12,13が赤外線及び紫外
線をほとんど照射しないから、足下対応位置21におけ
る被照射体を劣化させることがない。
【0032】なお、第1実施形態では、一方半導体光源
12が一方色彩である白色光を、他方半導体光源13が
他方色彩である緑色光をそれぞれ照射するものとした
が、他方半導体光源13が一方色彩と異なる他方色彩を
有した光を照射すればよく、白色光及び緑色光に限定さ
れない。
【0033】また、第1実施形態では、他方半導体光源
13が他方通電端子13aを折曲形成されて実装基板1
4に実装されたが、他の手段によって人2の頭部22位
置へ向かって光を照射してもよく、また頭部22位置へ
向かって光を照射する必要のないときは、折曲形成され
なくてもよく限定されない。
【0034】また、拡散レンズ15を第1凹部15a1
を設けた第1拡散レンズ15a、及び第2凹部15b1
を設けた第2拡散レンズ15bでもって形成したが、第
1凹部15a1及び第2凹部15b1を設けず、白濁した
半透明平板状の拡散レンズ15でもって形成してもよ
く、限定されない。
【0035】また、拡散レンズ15を第1拡散レンズ1
5a及び第2拡散レンズ15bの2枚のレンズでもって
形成したが、一面側及び他面側へそれぞれ第1凹部15
a1及び第2凹部15b1を設けた一枚のレンズでもって
形成してもよく、限定されない。
【0036】また、第1拡散レンズ15aを一方半導体
光源12及び他方半導体光源13側へ配置して、第2拡
散レンズ15bを外方へ露出したが、それぞれの配置を
入れ替えて第1拡散レンズ15aを外方へ露出してもよ
く限定されない。
【0037】また、器具本体11を建物における通路の
垂直壁1aに設置したが、通路床又は通路における天井
部等の他の場所に設置してもよく限定されない。
【0038】本発明の第2実施形態を図8に基づいて以
下に説明する。なお、第2実施形態では第1実施形態と
異なる機能について述べることとし、第1実施形態と実
質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0039】第2実施形態では、制御部16は他方半導
体光源13のうち特定の他方半導体光源13だけを点滅
制御して、点灯状態でその特定の他方半導体光源13で
もって矢印パターンを形成する。そして、避難誘導方向
である矢印方向へ向かって、特定の各他方半導体光源1
3を順次移動させるよう点滅制御する。
【0040】かかる第2実施形態の避難誘導灯にあって
は、上記したように、制御部16が各他方半導体光源1
3を避難誘導方向へ向かって順次点滅制御するから、避
難誘導時に人2を正しく避難誘導方向へ誘導することが
できる。
【0041】また、光源が白熱電球等の白熱光源ではな
く他方半導体光源13でもって形成されたから、点滅制
御に対する寿命を白熱光源に比較して長寿命化すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載のものは、一方色彩を有し
た光を照射する一方半導体光源、及び一方色彩と異なる
他方色彩を有した光を照射する他方半導体光源が実装基
板に並設されて、制御部が通常時に一方半導体光源を、
避難誘導時に少なくとも他方半導体光源をそれぞれ点灯
制御するから、例えば一方色彩を白色、他方色彩を緑色
として、通常時に白色光でもって足下対応位置を照射す
るとともに、避難誘導時に緑色光でもって避難誘導情報
を伝達して、つまり足下灯と避難誘導灯とを一体に形成
して、それぞれが別体に設けられた従来と比較して、省
スペース化、省施工化、及びコストダウンを達成するこ
とができる。
【0043】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、他方半導体光源が人の頭部位置を照
射するよう実装基板に実装されたから、他方半導体光源
からの光が人の目に入りやすく注意を喚起して、避難誘
導時に避難誘導情報を明瞭に伝達することができる。
【0044】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものの効果に加えて、器具本体が汎用の汎用
の配線器具を取付ける取付穴に収容し得る所定寸法に形
成されたから、汎用の配線器具を取付ける同一手順で、
かつ同一取付部品を使用し器具本体を取付けて、さらな
る省施工化及びコストダウンを達成することができる。
【0045】請求項4記載のものは、請求項1乃至請求
項3記載のものの効果に加えて、制御部が各他方半導体
光源を避難誘導方向へ向かって順次移動点滅制御するか
ら、避難誘導時に人を正しく避難誘導方向へ誘導するこ
とができる。
【0046】請求項5記載のものは、請求項1乃至請求
項4記載のものの効果に加えて、拡散レンズが器具本体
に設けられて、一方半導体光源及び他方半導体光源から
の光を透過しかつ拡散するから、光を点状ではなく面状
に照射して、通常時に点灯している一方半導体光源から
の光によって人にまぶしさを感じさせることなく、足下
対応位置を照射することができる。
【0047】請求項6記載のものは、請求項5記載のも
のの効果に加えて、拡散レンズが第1所定ピッチを有し
た第1凹部を設けた第1拡散レンズ、及び第1所定ピッ
チより小さい第2所定ピッチを有した第2凹部を設けた
第2拡散レンズでもって形成されたから、光が第1凹部
のテーパ面によって照度の粗密を有して粗く拡散し、次
いで第1拡散レンズを透過した光が第2凹部のテーパ面
によって細かく拡散して、光を簡単な構成で効率よく面
状に照射させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す正断面図である。
【図2】同上の一方半導体光源及び他方半導体光源を並
設した実装基板の平面図である。
【図3】同上の第1拡散レンズ及び第2拡散レンズの動
作を表す正面図である。
【図4】同上の第1拡散レンズの動作を表す正面図であ
る。
【図5】同上の第2拡散レンズの動作を表す正面図であ
る。
【図6】同上の垂直壁に取付けられた状態の平面図であ
る。
【図7】同上の垂直壁に取付けられた状態の正断面図で
ある。
【図8】本発明の第2実施形態を示す他方半導体光源を
並設した実装基板の平面図である。
【図9】従来例を示す避難誘導灯の正面図である。
【図10】従来例を示す足下灯の斜視図である。
【符号の説明】
1 避難誘導灯 11 器具本体 12 一方半導体光源 13 他方半導体光源 14 実装基板 15 拡散レンズ 15a 第1拡散レンズ 15b 第2拡散レンズ 16 制御部 2 人 21 足下対応位置 22 頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 23/00 510B (72)発明者 管谷 豊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C083 AA02 CC25 DD06 DD12 DD17 HH12 HH20 HH26 HH36 JJ30 JJ32 5C087 AA02 AA12 AA23 DD04 EE01 EE04 EE12 FF02 GG68 GG82

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、足下対応位置へ一方色彩を
    有した光を照射する一方半導体光源と、一方色彩と異な
    る他方色彩を有した光を照射して避難誘導情報を伝達す
    る他方半導体光源と、器具本体に設けられて一方半導体
    光源及び他方半導体光源を並設する実装基板と、通常時
    に一方半導体光源を避難誘導時に少なくとも他方半導体
    光源をそれぞれ点灯制御する制御部とを備えたことを特
    徴とする避難誘導灯。
  2. 【請求項2】 前記他方半導体光源は、人の頭部位置へ
    向かって前記光を照射するよう前記実装基板に実装され
    たことを特徴とする請求項1記載の避難誘導灯。
  3. 【請求項3】 前記器具本体は、汎用の配線器具を取付
    ける取付穴に収容し得る所定寸法に形成されたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の避難誘導灯。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、各前記他方半導体光源を
    避難誘導方向へ向かって順次移動点滅制御してなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の避難誘導灯。
  5. 【請求項5】 前記一方半導体光源及び前記他方半導体
    光源からの光を透過しかつ拡散させる拡散レンズは、有
    底箱形に形成された前記器具本体の開口端部に設けられ
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の避難誘
    導灯。
  6. 【請求項6】 前記拡散レンズは側壁にテーパ面を有し
    た第1凹部が第1所定ピッチを有して並設された第1拡
    散レンズ、及び側壁にテーパ面を有した第2凹部が第1
    所定ピッチより小さい第2所定ピッチを有して並設され
    た第2拡散レンズでもって形成されたことを特徴とする
    請求項5記載の避難誘導灯。
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