JP2000132743A - ポイントカードによるポイント計算方法及び装置 - Google Patents

ポイントカードによるポイント計算方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品購入の際に利用されるポイントカードの
ポイント計算をするプログラムにおいて、販売店端末の
プログラムに追加や変更をすることなく販売店固有のポ
イント付加方式をサポートするプログラムを追加し実行
する。 【解決手段】 カード発行端末4は、各利用者のICカ
ード2を発行する。販売店端末3は、ICカード2に販
売店固有のプログラムをローディングし販売店固有のポ
イントデータを設定するとともに、ICカード2中の固
有プログラムを呼び出す。ICカード2中の固有プログ
ラムは、販売店固有のポイント付加方式に従ってポイン
ト計算をしてICカード2中のポイント残高を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者が商品を購
入する場合などに利用されるポイントカードに係わり、
特にポイントカードそれ自体及びポイントカードによっ
てポイント計算をする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カード上にポイント残高を記録し、カー
ド利用者が商品を購入するごとに販売店端末によってポ
イント計算をしてカード上のポイント残高を更新し、こ
のポイント残高によって代金支払い時に利用者に特典を
与えるポイント付加方式が知られている。一方店舗等に
おいては顧客へのサービスの差別化をはかっており、店
舗独自のポイント付加方式や優良顧客への特別サービス
などを考えており、店舗ごとに異なるポイント付加方式
をとりたいという要望がある。
【0003】なおこの種の技術として関連するものに
は、例えば特開昭56−96364号公報、特開昭61
−133470号公報に記載された技術などがある。こ
れらの公報は、優良顧客にサービスするために個人の情
報を蓄積して割引率を決定し、顧客識別コードと割引率
を対応させたテーブルを金銭登録機に保持することによ
り、特定顧客の割引率を決定する技術を開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来販売店端末で動作
させるポイント計算のためのアプリケーションプログラ
ムを開発する場合は、各店舗のポイント付加方式を基に
して汎用的なポイント処理を洗い出し、この汎用ポイン
ト処理をベースとして店舗独自の処理手順もカバーする
ようなプログラムを作成していた。新規のポイント付加
方式のサポートを要求された場合には、この汎用ポイン
ト処理プログラムに端末固有の新規機能を追加する必要
があった。このためこの汎用ポイント処理プログラムを
長期間メンテナンスしなければならないという問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、端末側のアプリケーショ
ンプログラムに追加や変更をすることなく販売店固有の
ポイント付加方式をもったアプリケーションプログラム
を追加して実行し、ポイント計算を行う方法及びポイン
トカードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理装置とメ
モリを有するカード内にポイント残高とポイント計算を
行うプログラムを格納し、このプログラムによってポイ
ント残高を更新する方法であって、販売店の端末装置か
ら購入金額を伴ってこのプログラムを呼び出し、カード
内の販売店固有プログラムによってポイント計算を行っ
てポイント残高を更新するポイントカードによるポイン
ト計算方法を特徴とする。またこのポイント計算を行う
ポイントカードを特徴とする。さらに上記販売店端末側
の汎用プログラムを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。
【0008】図1は、本実施形態のポイント付加システ
ムの構成図である。システムはICカード2、販売店端
末3及びカード発行端末4から構成される。ICカード
2は、内部に処理装置とメモリ(主記憶装置)を備えた
カードであり、ポイント残高などのポイントデータと販
売店固有のプログラムを格納し、販売店端末3によつて
呼び出された固有プログラムを実行する。カード発行会
社に設置されるカード発行端末4は、処理装置41、メ
モリ42、リーダライタ43などを備えた計算機であ
り、各カード利用者ごとにICカード2を発行する。各
販売店に設置される販売店端末3は、処理装置31、メ
モリ32、リーダライタ33、ディスクなどの記憶装置
34等を備えたパソコンなどの計算機であり、ICカー
ド2に販売店固有のプログラムをローディングし固有の
ポイントデータを設定するとともに、ICカード2中の
固有プログラムを呼び出してポイント計算を実行させる
装置である。
【0009】図2は、ICカード2の内部構成を示す図
である。ICカード2の電子回路は、マイクロプロセッ
サのような処理装置21、EEPROM、フラッシュメ
モリなどで構成されるメモリ22及びICカード2に電
源を供給するとともに販売店端末3及びカード発行端末
4との間で情報の転送を行うためのインタフェース部2
3を有する。メモリ22は、カード初期データ設定プロ
グラム24、カード汎用プログラム25、固有プログラ
ム26、ポイントデータテーブル27及び制御プログラ
ム28を格納する。ポイントデータテーブル27は、カ
ード側のポイントデータを格納するテーブルである。カ
ード初期データ設定プログラム24は、複数の販売店端
末3に共通のアプリケーションプログラム(AP)であ
り、ポイントデータテーブル27にポイントデータの初
期値を格納し、メモリ22に固有プログラム26の実体
を格納するカード側のAPである。カード汎用プログラ
ム25は、複数の販売店端末3に共通のAPであり、販
売店端末3からの指令に従ってポイントデータテーブル
27からポイントデータを取り出して販売店端末3に返
すAPである。固有プログラム26は、販売店固有のポ
イント計算を行うAPである。メモリ22には複数の固
有プログラム26を格納することができる。制御プログ
ラム28は、APに対していわゆるオペレーティングシ
ステム(OS)の機能を実行するプログラムである。
【0010】図3は、ポイントデータテーブル27のデ
ータ構成を示す図である。ポイントデータテーブル27
の各レコードは、ポイント名称、ポイント残高、固有プ
ログラム名称及びその固有プログラムが使用する固有デ
ータを格納する。ポイント名称は販売店固有のポイント
付加方式を示す名称である。ポイント残高は、初期値0
であり消費者の商品購入に伴って付加されるポイントの
累積値である。固有プログラム名称は固有プログラム2
6の名称である。固有データは、固有データ名称とその
現在値を格納する。
【0011】図4は、メモリ32および記憶装置34に
格納される情報の構成を示す図である。メモリ32は、
端末初期データ設定プログラム35、端末汎用プログラ
ム36、ポイントデータテーブル37及び制御プログラ
ム38を格納する。ポイントデータテーブル37は、販
売店端末側のポイントデータを格納するテーブルであ
る。端末初期データ設定プログラム35は、複数の販売
店端末3に共通のAPであり、ICカード2にポイント
データの初期値と固有プログラム26の実体を格納する
ためにカード初期データ設定プログラム24を呼び出す
端末側のAPである。端末汎用プログラム36は、複数
の販売店端末3に共通のAPであり、ICカード2のカ
ード汎用プログラム25及び固有プログラム26を実行
させるために呼び出すAPである。制御プログラム38
は、OSの機能を実行するプログラムである。記憶装置
34は、その販売店向けの固有プログラム26の実体を
格納する。固有プログラム26は、一般に端末汎用プロ
グラム36などとは異なりICカード2の実行形式とな
つており、処理装置31によっては実行できない。すな
わち処理装置31にとっては単なるデータである。なお
端末初期データ設定プログラム35及び端末汎用プログ
ラム36を記憶媒体に格納し、処理装置31に接続され
る駆動装置を介してメモリ32に読み込むか、他の計算
機の駆動装置とネットワークを介して販売店端末3へ伝
送し、メモリ32に格納して処理装置31によって実行
することが可能である。
【0012】図5は、ポイントデータテーブル37のデ
ータ構成を示す図である。ポイントデータテーブル37
は、ポイント名称及びポイント付与率を格納するレコー
ドを有する。ポイント名称はその販売店でサポートする
ポイント付加方式の名称である。ポイント付与率は付加
ポイントを計算するときに使用される付与率である。特
別期間の間、通常のポイント付与率を割増にするなど販
売店端末3によってポイント付与率を変更することがで
きる。
【0013】図6は、カード発行端末4のメモリ42に
格納される情報の構成を示す図である。メモリ42は、
カードプログラム組込み用プログラム44及び制御プロ
グラム45を格納する。カードプログラム組込み用プロ
グラム44は、ICカード2の発行に伴って新しいIC
カード2を初期化するとともに、そのメモリ22にカー
ド初期データ設定プログラム24およびカード汎用プロ
グラム25を組み込むAPである。制御プログラム45
は、OSの機能を実行するプログラムである。
【0014】図7は、ICカード2に販売店固有のポイ
ントデータと固有プログラム26の実体を組み込むとき
の端末初期データ設定プログラム35及びカード初期デ
ータ設定プログラム24の処理の流れを示すフローチャ
ートである。ICカード2にはカード発行端末4によつ
てすでにカード初期データ設定プログラム24およびカ
ード汎用プログラム25が組み込まれているものとす
る。端末初期データ設定プログラム35は、図示しない
表示装置上にリーダライタ33にICカード2の挿入を
指示するメッセージを表示する(ステップ51)。利用
者のICカード2がリーダライタ33に挿入されると、
端末初期データ設定プログラム35はリーダライタ33
及びインタフェース部23を介してカード初期データ設
定プログラム24中のステップ53の処理プログラムを
呼び出し、ポイントデータテーブル27に設定されてい
るポイント名称を要求する(ステップ52)。カード初
期データ設定プログラム24は、ポイントデータテーブ
ル27を参照して設定されているすべてのポイント名称
を販売店端末3に返す(ステップ53)。端末初期デー
タ設定プログラム35は、受け取ったポイント名称とポ
イントデータテーブル37に設定されているポイント名
称とを比較し(ステップ54)、カード側のポイント名
称の中に端末側のポイント名称と一致するものがあるか
否か判定する(ステップ55)。一致するポイント名称
があれば(ステップ55Y)、処理を終了する。一致す
るポイント名称がなければ(ステップ55N)、ステッ
プ57の処理プログラムを呼び出し、追加するポイント
名称、固有プログラム名称、固有データ名称及び固有デ
ータの初期値をICカード2へ送る(ステップ56)。
図示しない入力装置を介して固有プログラム名称、固有
データ名称および固有データの初期値を入力することが
できる。カード初期データ設定プログラム24は、受け
取った情報を1つのレコードとしてポイントデータテー
ブル27に設定する(ステップ57)。次に端末初期デ
ータ設定プログラム35は、記憶装置34から固有プロ
グラム26をメモリ32に読み込んでICカード2へ転
送する(ステップ58)。カード初期データ設定プログ
ラム24は、この固有プログラム26をメモリ22に格
納する(ステップ59)。
【0015】図8は、ポイント計算を行うときの端末汎
用プログラム36、カード汎用プログラム25及び固有
プログラム26の処理の流れを示すフローチャートであ
る。端末汎用プログラム36は、表示装置上にリーダラ
イタ33にICカード2の挿入を指示するメッセージを
表示する(ステップ61)。利用者のICカード2がリ
ーダライタ33に挿入されると、端末汎用プログラム3
6はリーダライタ33及びインタフェース部23を介し
てカード汎用プログラム25を呼び出し、ポイントデー
タテーブル27に設定されているポイント名称と対応す
る固有プログラム名称を要求する(ステップ62)。カ
ード汎用プログラム25は、ポイントデータテーブル2
7を参照して設定されているすべてのポイント名称と対
応する固有プログラム名称を販売店端末3に返す(ステ
ップ63)。端末汎用プログラム36は、受け取ったポ
イント名称とポイントデータテーブル37に設定されて
いるポイント名称とを比較し(ステップ64)、カード
側のポイント名称の中に端末側のポイント名称と一致す
るものがあるか否か判定する(ステップ65)。一致す
るポイント名称があれば(ステップ65Y)、そのポイ
ント名称に対応する固有プログラム26を呼び出す(ス
テップ66)。このときパラメータとしてポイントデー
タテーブル37に設定されているポイント付与率と利用
者の購入金額を指定する。呼び出された固有プログラム
26は、その処理手順に従ってポイント計算を実行する
(ステップ67)。一致するポイント名称がなければ
(ステップ65N)、表示装置上にエラーメッセージを
表示して(ステップ68)、処理を終了する。
【0016】図9は、固有プログラム26の処理手順の
例であり、その処理の流れを示すフローチャートであ
る。固有プログラム26は、ポイントデータテーブル2
7を参照して当該固有プログラム26の該当する固有デ
ータの中からUseCountの値を取り出し+1加算して更新
したUseCountの値をポイントデータテーブル27に格納
する(ステップ71)。次に更新したUseCountの値が該
当する固有データ中のSpecialCNTに達しているか否か判
定する(ステップ72)。達していなければ(ステップ
72N)、ステップ75へ行く。達していれば(ステッ
プ72Y)、ポイントデータテーブル27の当該固有プ
ログラム26に対応するポイント残高にプログラム中に
設定したボーナスポイントを加えて(ステップ73)、
ポイントデータテーブル27の該当するポイント残高を
新しいポイント残高に更新し、UseCountを0に更新する
(ステップ74)。次に端末汎用プログラム36から受
け取った購入金額にポイント付与率を掛けて付加ポイン
トを算出し(ステップ75)、ポイントデータテーブル
27の該当するポイント残高に算出した付加ポイントを
加算して新しいポイント残高を求め(ステップ76)、
ポイントデータテーブル27のポイント残高を新しい値
に更新する(ステップ77)。ICカード2に記録され
たポイント残高は、利用者が商品の購入代金を支払うと
きなどに参照され、代金支払上の特典となる。本固有プ
ログラム26によれば支払いが規定回数に達するとポイ
ント残高にボーナスポイントが上乗せされる。
【0017】図10は、他の固有プログラム26の処理
手順の例であり、その処理の流れを示すフローチャート
である。固有プログラム26は、ポイントデータテーブ
ル27を参照して当該固有プログラム26の該当する固
有データの中からUseCountの値を取り出し+1加算して
更新したUseCountの値をポイントデータテーブル27に
格納する(ステップ81)。次に更新したUseCountの値
が該当する固有データ中のSpecialCNTに達しているか否
か判定する(ステップ82)。達していなければ(ステ
ップ82N)、ステップ85へ行く。達していれば(ス
テップ82Y)、ポイントデータテーブル27の当該固
有データ中のPersonalRatioに0.01を加算し(ステ
ップ83)、ポイントデータテーブル27のPersonalRa
tioに更新した値を格納し、UseCountに0を格納する
(ステップ84)。次に端末汎用プログラム36から受
け取ったポイント付与率に最新のPersonalRatioを加算
した値に購入金額を掛けて付加ポイントを算出し(ステ
ップ85)、ポイントデータテーブル27の該当するポ
イント残高に算出した付加ポイントを加算して新しいポ
イント残高を求め(ステップ86)、ポイントデータテ
ーブル27のポイント残高を新しい値に更新する(ステ
ップ87)。本固有プログラム26によれば支払いが規
定回数に達するとその利用者に対してポイント付与率を
増加させる。
【0018】なお上記実施形態ではポイントデータテー
ブル37のポイント名称に対応してポイント付与率を1
つだけ設け、その内容を販売店端末3側で変更できるよ
うにしたが、ポイント名称に対応して複数のポイント付
与率を設定しておき、ステップ56の前でポイント付与
率のリストを表示装置上に表示して入力装置を介してい
ずれか1つの指示されたポイント付与率あるいは最後に
指示されたポイント付与率を現在のポイント付与率とし
てもよい。
【0019】また上記実施形態ではポイント付与率を販
売店端末3側に設定したので、特別期間などに応じてポ
イント付与率を変更することが容易である。しかしポイ
ント付与率の変更が少ない場合には、これをポイントデ
ータテーブル27上の固有データ又は固有プログラム2
6内部に設定することも可能である。また上記実施形態
では固有データの中で比較的変更が少ない固定値及び利
用者ごとに更新される可変値をポイントデータテーブル
27に設定した。しかしポイントデータテーブル27に
設定される固定値を固有プログラム26内部に設定して
もよい。例えば上記実施形態で用いるSpecialCNTは固定
値であるから、ポイントデータテーブル27に設定する
代わりに固有プログラム26内部に設定してもよい。ま
たボーナスポイントも固定値であるから、固有プログラ
ム26内部に設定する代わりにポイントデータテーブル
27に設定してもよい。なお端末初期データ設定プログ
ラム35、端末汎用プログラム36、カード初期データ
設定プログラム24およびカード汎用プログラム25
は、個々の固有プログラム26及びその使用する固有デ
ータから独立していることが望ましい。
【0020】上記実施形態では販売店固有のポイント付
加方式、販売店固有のプログラムのような呼び方をした
が、運用上の理由から複数の販売店が共通のポイント付
加方式及び共通の固有プログラム26を使用する場合も
含まれることは言うまでもない。例えばステップ75〜
77だけを実行する固有プログラム26は、かなり汎用
性の高いAPである。
【0021】なお上記実施形態によれば、固有プログラ
ム26は端末初期データ設定プログラム35および端末
汎用プログラム36から独立しており、新しく固有プロ
グラム26を追加しても端末初期データ設定プログラム
35および端末汎用プログラム36には影響が及ばな
い。また固有プログラム26と端末初期データ設定プロ
グラム35、端末汎用プログラム36とは実行する処理
装置が異なるために、一般にそのオブジェクトプログラ
ムの実行形式が異なる。また固有プログラム26を開発
するとき使用するプログラム言語は、端末初期データ設
定プログラム35および端末汎用プログラム36を開発
したときのプログラム言語とは別であってよく、端末初
期データ設定プログラム35および端末汎用プログラム
36のメンテナンスを凍結した状態で新しいポイント付
加方式をサポートする固有プログラム26を開発し、I
Cカード2に追加することができる。
【0022】さらに上記実施形態によれば、メモリ22
にローディングされた固有プログラム26のみがICカ
ード2中のポイント残高を増加できるので、外部からI
Cカード2内のポイント残高を改ざんするような不正を
防止できる。ICカード2内にポイント残高を参照する
こととポイントを差し引くことのみ許可する他のAPを
設け、販売店端末3からこの他のAPを呼び出して実行
させることによってポイント残高の参照と引き出しをす
ることができる。またカード初期データ設定プログラム
24は、端末初期データ設定プログラム35がポイント
データテーブル27上に新たなレコードを追加する場合
にのみ固有データの設定を許可するので、外部から既存
のレコードの固有データを改ざんすることはできず、不
正を防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、販売
店固有のプログラムを販売店端末側の汎用プログラムか
ら独立させたので、端末側のプログラムに追加や変更を
施すことなく新たな販売店固有プログラムを開発し、利
用することができる。また外部からカード内のポイント
データを改ざんすることは困難であり、ポイントカード
の悪用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のポイント付加システムの構成図であ
る。
【図2】実施形態のICカード2の内部構成を示す図で
ある。
【図3】実施形態のポイントデータテーブル27のデー
タ構成を示す図である。
【図4】実施形態の販売店端末3のソフトウェア構成を
示す図である。
【図5】実施形態のポイントデータテーブル37のデー
タ構成を示す図である。
【図6】実施形態のカード発行端末4のソフトウェア構
成を示す図である。
【図7】実施形態のICカード2に固有プログラム26
及び固有データを組み込むときの処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】実施形態のポイント計算処理の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図9】実施形態の固有プログラム26のポイント計算
処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】実施形態の他の固有プログラム26のポイン
ト計算処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2:ICカード、3:販売店端末、26:固有プログラ
ム、27:ポイントデータテーブル、36:端末汎用プ
ログラム、37:ポイントデータテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置とメモリを有するカード内にポイ
    ント残高とポイント計算を行うプログラムを格納し、該
    プログラムによって該ポイント残高を更新する方法であ
    って、販売店の端末装置から購入金額を伴って該プログ
    ラムを呼び出し、カード内の該プログラムによってポイ
    ント計算を行って該ポイント残高を更新することを特徴
    とするポイントカードによるポイント計算方法。
  2. 【請求項2】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
    格納されたプログラムであり、該プログラムはリーダラ
    イタを介してカード内のポイント計算プログラムを呼び
    出してポイント計算させるプログラムであって、下記ス
    テップを含む: (a)該カードに登録されているポイント計算プログラ
    ムの名称を読み出して該カードに目的のポイント計算プ
    ログラムが登録されているか否か判定するステップ、及
    び(b)目的のポイント計算プログラムが登録されてい
    る場合に、購入金額を伴って該ポイント計算プログラム
    を呼び出してカード内で該ポイント計算プログラムを実
    行させ、ポイント計算の結果としてカード内のポイント
    残高を更新させるステップ。
  3. 【請求項3】ポイント残高とポイント計算をするプログ
    ラムとを格納するメモリと、処理装置とを内蔵し、外部
    から購入金額を伴って該プログラムが呼び出されたと
    き、該プログラムを実行することによってポイント計算
    を行い、該ポイント残高を更新することを特徴とするポ
    イントカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001351038A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Anritsu Corp カフェテリアプランの管理システム
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