JP2000132494A - コンピュータシステムおよび同システムにおけるオーディオ出力制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよび同システムにおけるオーディオ出力制御方法

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JP2000132494A
JP2000132494A JP10304078A JP30407898A JP2000132494A JP 2000132494 A JP2000132494 A JP 2000132494A JP 10304078 A JP10304078 A JP 10304078A JP 30407898 A JP30407898 A JP 30407898A JP 2000132494 A JP2000132494 A JP 2000132494A
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usb
audio
audio device
interface
computer system
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Hideyori Tanuma
英順 田沼
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】USBインターフェイスを有するPCにおい
て、同時に複数のオーディオ機器からオーディオ出力が
行われることを防止する。 【解決手段】USBスピーカ13またはUSBヘッドフ
ォン14の接続が検出されたときには、非USBスピー
カ12からの出力を禁止する制御が行われる。また、U
SBスピーカ13とUSBヘッドフォン14の双方が接
続されたときには、それらUSBオーディオ機器の一方
からのみオーディオ出力を行うための制御が行われる。
このようなUSBオーディオ機器と非USBオーディオ
機器との間の優先度制御により、同時に複数のオーディ
オ機器からオーディオ出力が行われることを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はUSBインターフェ
イスを有するパーソナルコンピュータなどのコンピュー
タシステムおよび同システムにおけるオーディオ出力制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デスクトップまたはノートブック
タイプのパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す
る)においては、サウンドカードまたはオーディオコン
トローラなどと称されるオーディオ機器を用いて、オー
ディオデータをスピーカなどを通じて出力している。出
力先としては、内蔵スピーカ、外部スピーカ、または外
部ヘッドフォンなどである。外部ヘッドフォンを接続し
た場合には、サウンドカードまたはオーディオコントロ
ーラの機能により、内蔵または外部スピーカからの音は
自動的に遮断される。
【0003】ところで、最近のPCでは、USB(Un
iversal Serial Bus)インターフェ
イスを標準装備するものが増えている。この場合、US
Bオーディオ機器をPCのUSBポートに接続すること
で、そのUSBオーディオ機器からオーディオ出力を行
うことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、非
USB機器であるサウンドカード(またはオーディオコ
ントローラ)と、USBインターフェイスとは互いに独
立して管理されているため、USBインターフェイスに
USBオーディオ機器を接続すると、サウンドカードに
接続されている内蔵又は外部スピーカとUSBオーディ
オ機器との双方からオーディオ出力が行われてしまうこ
とになる。特に、USBオーディオ機器としてUSBヘ
ッドフォンを接続した場合には、内蔵又は外部スピーカ
の音が自動的には切れないので、USBヘッドフォンを
接続したにもかかわらず、内蔵又は外部スピーカから音
が発生してしまうという不具合が生じる。
【0005】また、USBインターフェイスには、US
Bハブ機能の働きによって複数のUSBデバイスが接続
できるので、複数のUSBオーディオ機器がUSBイン
ターフェイスに接続されるケースもある。この場合に
は、全てのUSBオーディオ機器が有効動作してしまう
ので、これらUSBオーディオ機器から一緒に音が出力
されてしまうことになる。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、USBオーディオ機器と非USBオーディオ
機器との間の優先度制御や、USBオーディオ機器間の
優先度制御を行うことにより、同時に複数のオーディオ
機器からオーディオ出力が行われることを防止できるよ
うにし、USBオーディオ機器を使用するための最適な
環境を実現できるコンピュータシステムおよびオーディ
オ出力制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、USBインターフェイスを有するコンピ
ュータシステムにおいて、前記USBインターフェイス
にUSBオーディオ機器が接続されたことを検出する手
段と、前記USBオーディオ機器の接続が検出されたと
き、前記コンピュータシステムに設けられている、US
Bオーディオ機器以外の他のオーディオ機器からのオー
ディオ出力を禁止する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0008】このコンピュータシステムにおいては、U
SBオーディオ機器が非USBオーディオ機器よりも優
先順位が高く設定されており、USBオーディオ機器を
接続すると、自動的に非USBオーディオ機器からのオ
ーディオ出力が禁止される。よって、サウンドカードを
搭載し、且つUSBインターフェイスを有するPC等に
おいても、同時に複数のオーディオ機器から音が出力さ
れるといった不具合を防止できる。
【0009】また、前記USBインターフェイスにUS
Bオーディオ機器が接続されたとき、前記USBインタ
ーフェイスに既に他のUSBオーディオ機器が接続され
ているか否かを検出する手段と、既に他のUSBオーデ
ィオ機器が接続されていることが検出されたとき、US
Bオーディオ機器の種別に対して予め決められた優先順
位に基づき、前記接続されている複数のUSBオーディ
オ機器の中で最も優先順位の高いUSBオーディオ機器
からのみオーディオ出力されるように、最も優先順位の
高いUSBオーディオ機器以外の他のUSBオーディオ
機器からのオーディオ出力を禁止する手段とをさらに具
備することが好ましい。このようなUSBオーディオ機
器間の優先度制御を、USBオーディオ機器と非USB
オーディオ機器との間の優先度制御と組み合わせて使用
することにより、常に単一のオーディオ機器からのみ音
を出力させることができる。
【0010】USBオーディオ機器間の優先度制御とし
ては、前述したようにUSBオーディオ機器の種別に応
じた制御の他、接続順による制御も可能である。また、
USBインターフェイスのプラグアンドプレイ機能を活
用し、USBオーディオ機器が接続されたときに、使用
するオーディオ機器をユーザに選択させるための画面を
表示し、その画面上におけるユーザ操作にしたがって使
用するオーディオ機器を選択することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
るコンピュータシステムの基本構成が示されている。こ
のコンピュータシステムはデスクトップまたはノートブ
ック型のパーソナルコンピュータ(PC)であり、図示
のように、CPU1、ホスト/PCIブリッジ2、主メ
モリ3、IDEインターフェイス4、HDD5、および
VGAコントローラ6の他、USBインターフェイス1
0、およびサウンドカード(オーディオコントローラ)
11が設けられている。
【0012】サウンドカード11は、内蔵または外部ス
ピーカ12を制御し、そのスピーカ12からオーディオ
出力を行うための非USBオーディオ機器であり、ここ
には音源やCODEC機能が搭載されている。具体的に
は、サウンドカード11からのオーディオデータの出力
先としては、内蔵スピーカ、外部スピーカ、外部ヘッド
フォンなどがあるが、ここでは、これらの代表としてス
ピーカ12が例示されている。また、サウンドカード1
1には、オーディオデータの出力先を自動的に切り替え
る機能があり、外部スピーカまたは外部ヘッドフォンの
いずれかが接続されると、内蔵スピーカからの出力は停
止される。また、外部ヘッドフォンが接続されると、内
蔵スピーカのみなわず、外部スピーカからの出力を停止
される。
【0013】USBインターフェイス10はUSBホス
トコントローラとして動作するものであり、プラグアン
ドプレイの実現のためにUSBデバイスの接続/取り外
しを自動検出する機能を有している。すなわち、USB
インタフェース10は、そのインタフェースを介して接
続する機器をプラグアンドプレイ機能により動的に接続
/取り外しを可能とし、動的な機器管理を可能とする。
システムはハードウェア及びソフトウェア的にリセット
することなく、新たなデバイスの接続を可能とする。
【0014】また、このUSBインターフェイス10に
はルートハブ(HUB)機構が内蔵されており、USB
インターフェイス10からはUSBデバイスを接続する
ための2つのUSBポートが導出されている。図1の例
では、一方のUSBポートにはUSBキーボード16が
接続され、他方のUSBポートにはUSBハブ(HU
B)17が接続されている。
【0015】USBハブ(HUB)17には3つのUS
Bポートが設けられており、図示のように、USBスピ
ーカ13、USBヘッドフォン14、およびUSBマウ
ス15などを接続することができる。これらUSBスピ
ーカ13、USBヘッドフォン14には、サウンドカー
ド11と同様のオーディオ機能(音源機能やCODEC
機能)が設けられている。
【0016】従来のシステムでは、PC上のオーディオ
データの出力はスピーカ12から行われる。もし、US
Bスピーカ13やUSBヘッドフォン14のようなUS
Bオーディオ機器を、スピーカ12をそのままにした状
態で接続すると、USBオーディオ機器と、非USBス
ピーカ12との双方から音が発生されるという問題が生
じる。
【0017】そこで、本実施形態では、USBスピーカ
13、USBヘッドフォン14を新たに増設したとして
もオーディオデータが出力される機器を一つにするため
に、USBスピーカ13またはUSBヘッドフォン14
の接続が検出されたときには、非USBスピーカ12か
らの出力を禁止する制御が行われる。また、USBスピ
ーカ13とUSBヘッドフォン14の双方が接続された
ときには、それらUSBオーディオ機器の一方からのみ
オーディオ出力を行うための制御が行われる。このよう
なUSBオーディオ機器と非USBオーディオ機器との
間の優先度制御や、USBオーディオ機器間の優先度制
御は、ソフトウェアによって実現される。
【0018】図2には、本実施形態に係るシステムのハ
ードウェアとソフトウェアとの対応関係が示されてい
る。図示のように、PCIバスドライバはホスト/PC
Iブリッジ2を初めとするPCIバス上の動作を制御す
るためのドライバであり、その下層には、USBインタ
ーフェイス10を制御するためのUSBホストドライバ
が存在する。複数のドライバ群から構成されるクラスド
ライバにはオーディオ機器を制御するためのオーディオ
クラスドライバが設けられており、このオーディオクラ
スドライバを通じて、サウンドカード11、USBスピ
ーカ13、USBヘッドフォン14それぞれに対応する
サウンドカードドライバ、USBスピーカドライバ、U
SBヘッドフォンドライバとの通信が行われる。
【0019】USBオーディオ機器(USBスピーカ1
3、USBヘッドフォン14)と非USBオーディオ機
器(サウンドカード11)との間の優先度制御は、たと
えばPCIバスドライバやOSの制御により、PCIイ
ンターフェイスのレベルに優先順位を付けることによっ
て実現できる。この様子を図3に示す。
【0020】図3はPCIインターフェイスのレベルで
の優先度制御のための機能構成を示したものであり、U
SBオーディオ検出部101にてUSBオーディオ機器
の接続が検出されると、ブリッジ制御部102にてホス
ト/PCIブリッジ2およびPCIバスの制御が行わ
れ、サウンドカード11へのデータの流れが遮断され、
これによりスピーカ13からのオーディオ出力が禁止さ
れる。データを遮断されたサウンドカード11は出力す
べきデータが流れてこなくなるだけで、完全に切り離さ
れた状態ではなく、機器としてはシステム上には存在し
ている。そのため、USBオーディオ機器が取り外され
た時には、すぐに、サウンドカード11を用いてスピー
カ12からオーディオ出力することが可能となる。
【0021】また、USBオーディオ機器間の優先度制
御は、例えばオーディオクラスドライバやOSの制御に
より、USBオーディオ機器の種別に応じた優先順位を
設定することで実現できる。この様子を図4に示す。
【0022】図4はUSBオーディオ機器間の優先度制
御のための機能構成を示すものであり、USBオーディ
オデバイス優先順位制御部201では、USBオーディ
オ機器の種類毎に優先順位が管理されている。図示のよ
うに、複数のUSBオーディオ機器(USBオーディオ
デバイスA、USBオーディオデバイスB、USBオー
ディオデバイスC)が接続された場合には、それらUS
BオーディオデバイスA、USBオーディオデバイス
B、USBオーディオデバイスCの中で最も優先順位の
高いデバイスからのオーディオ出力のみが許可され、他
のオーディオデバイスからのオーディオ出力は、それに
対応するドライバをアンロードしたり、そのUSBオー
ディオデバイスへのデータの流れを遮断することにより
禁止される。
【0023】したがって、USBヘッドフォン14をU
SBスピーカ13よりも高優先度に設定しておくと、図
3のインターフェイスレベルでの優先度制御との組み合
わせにより、非USBスピーカ12、USBスピーカ1
3、USBヘッドフォン14が存在する環境では、US
Bヘッドフォン14からのみオーディオ出力を行うこと
が可能となる。
【0024】また、USBオーディオ機器の種類毎に優
先順位を設定するのではなく、最後に接続されたUSB
オーディオ機器だけが有効になるように、接続順にした
がって優先度制御を行うこともできる。
【0025】次に、本実施形態におけるオーディオ出力
制御の具体的な手順を説明する。図5は、USBオーデ
ィオ機器と非USBオーディオ機器との間の優先度制御
の手順を示すフローチャートである。
【0026】ここでは、スピーカ12が接続されていた
状態でUSBスピーカ13を接続した時の動作を説明す
る。USBスピーカ13の接続が検出されると(ステッ
プS101)、プラグアンドプレイ機能によりUSBス
ピーカ13がシステムから認識される(ステップS10
2)。そして、ステップS103にて、USBスピーカ
13の初期化処理が開始され、USBスピーカ13に対
応するデバイスドライバが自動的にロード(インストー
ル)されて使用可能状態となる。USBスピーカ13の
初期化処理が完了すると、既に接続されている出力機
器、本例ではスピーカ12、が存在するか否かを確認す
る。存在しない場合は、USBスピーカ13が唯一の出
力装置であるためそのまま初期化をし終了する。スピー
カ12を検知した場合には(ステップS104のY)、
サウンドコントローラ11へのデータの流れを遮断する
(ステップS105)。その際にサウンドコントローラ
11へのデータの流れを遮断した旨をシステム内に情報
として保存しておく。そうすることによりオーディオデ
ータはサウンドカード11には流れなくなり、代わりに
USBスピーカ12が唯一オーディオデータを受け取れ
る機器となる。
【0027】この後、USBスピーカ13に限らずUS
Bインタフェース10を介してUSBオーディオ機器が
接続された場合は、以前に接続していたオーディオ出力
機器(サウンドカード直結タイプ、USB機器も含む)
へのデータの流れを遮断し、新たに接続されたUSBオ
ーディオ機器を最優先にする。図1のUSBヘッドフォ
ン14がUSBスピーカ13の後に接続された場合も同
様にUSBスピーカ13へのオーディオデータの流れを
遮断する。その際も、USBスピーカ13への流れを遮
断したことを情報としてシステム内に保存しておく。
【0028】この場合、最新に繋がれた機器を最優先と
なり、単一のオーディオ出力を実現できる。それぞれデ
ータを遮断された機器は出力すべきデータが流れてこな
くなるだけで、完全に切り離された状態ではなく、機器
としてはシステム上には存在している。そのため、最優
先になっていたUSBオーディオ機器の接続が解除され
た時には他のUSBオーディオ機器の復帰が可能とな
り、また全てのUSBオーディオ機器の接続が解除され
た時にはスピーカ12の復帰が可能となる。また無効化
された機器の情報を他の機器に参照可能な形で保存すれ
ば、接続順序と違う順序で接続解除が行われたとして
も、他の機器の復帰は容易になる。
【0029】なお、スピーカ12の存在の有無の検出
は、接続されたUSBスピーカに対応するデバイスドラ
イバ自体が行うこともできる。この場合には、そのUS
Bスピーカドライバが、PCIドライバやOSを通じ
て、あるいは自らの制御により、サウンドコントローラ
11へのデータの流れを遮断することになる。
【0030】図6は、USBオーディオ機器と非USB
オーディオ機器との間の優先度制御の第2の例である。
USBスピーカ13の接続が検出されると(ステップS
201)、プラグアンドプレイ機能によりUSBスピー
カ13がシステムから認識される(ステップS20
2)。そして、ステップS203にて、USBスピーカ
13の初期化処理が開始され、USBスピーカ13に対
応するデバイスドライバが自動的にインストールされて
使用可能状態となる。USBスピーカ13の初期化処理
が完了すると、既に接続されている出力機器、本例では
スピーカ12、が存在するか否かを確認する。存在しな
い場合は、USBスピーカ13が唯一の出力装置である
ためそのまま初期化をし終了する。スピーカ12を検知
した場合には(ステップS204のY)、ユーザにオー
ディオデータを出力させたい機器を選択させるためのポ
ップアップメニュー画面を表示する(ステップS20
5)。このポップアップメニュー画面には、現在接続さ
れている全てのオーディオ出力機器が列記されている。
そして、その画面上で選択された機器を最優先とし、他
の機器へのデータの流れを遮断する(ステップS20
6)。
【0031】なお、このようにUSBスピーカ13が接
続された時点でメニュー画面を表示するのではなく、予
め接続可能な出力オーディオ機器が列挙された図7に示
すようなメニュー画面を用いて、ユーザにあらかじめ優
先順位を選択させておくようにしてもよい。選択結果は
システム内で管理しておき、その後、システムにオーデ
ィオ機器が接続された際にはその優先順位情報をシステ
ムに問い合わせ、最優先機器を特定すれば良い。
【0032】図8は、USBオーディオ機器の種別を用
いて、USBオーディオ機器間で優先度制御を行う場合
の手順である。USBヘッドフォン14の接続が検出さ
れると(ステップS301)、まず、USBスピーカ1
3の接続の有無が確認される(ステップS302)。U
SBスピーカ13が接続されてない場合には、USBヘ
ッドフォン14が唯一のUSBオーディオ機器であるの
で、USBヘッドフォン14に対応するデバイスドライ
バ(USBヘッドフォンドライバ)をロードし、USB
ヘッドフォン14を使用可能状態にする(ステップS3
04)。
【0033】一方、USBスピーカ13が接続されてい
る場合には、USBヘッドフォン14とUSBスピーカ
13の優先順位関係を調べ、USBヘッドフォン14の
方がUSBスピーカ13よりも高優先順位であれば(ス
テップS303のY)、USBスピーカ13に対応する
デバイスドライバ(USBスピーカドライバ)をアンロ
ードし、USBヘッドフォン14に対応するデバイスド
ライバ(USBヘッドフォンドライバ)をロードする
(ステップS305)。これにより、USBスピーカ1
3からのオーディオ出力は行われず、USBヘッドフォ
ン14からのみオーディオ出力が行われる。
【0034】また、USBスピーカ13の方がUSBヘ
ッドフォン14よれも高優先順位であれば(ステップS
303のN)、USBスピーカ13の取り外しが検出さ
れるまで、USBヘッドフォン14に対応するデバイス
ドライバ(USBヘッドフォンドライバ)をロードが待
機される(ステップS306)。
【0035】以上のように、本実施形態は、 (1)USB機器の種類に応じて優先度を付け、優先度
の高い機器が接続されたらオーディオデータをその機器
に出力し、他の優先度の低い機器には出力しない。
【0036】(2)非USB接続のオーディオ出力装置
との間でも優先度を付け、同様の制御を行う。 (3)接続順を優先順として最後に接続されたオーディ
オ機器を最優先と扱い、同様の制御を行う。
【0037】(4)優先度の設定、及び接続時の制御方
法をユーザに設定させる。 (5)USBのプラグアンドプレイ機能を利用し、機器
の接続と同時に優先度設定用のメニューを動的に表示
し、ユーザに設定させる。
【0038】という制御を適宜組み合わせて実行するこ
とにより、同時に複数のオーディオ機器からオーディオ
出力が行われることを防止できるようになり、USBオ
ーディオ機器を使用するための最適な環境を実現でき
る。
【0039】なお、本実施形態のオーディオ出力先の制
御手順はデバイスドライバなどのコンピュータプログラ
ムによって行うことができるので、このコンピュータプ
ログラムを記憶媒体を通じて、USBインターフェイス
を有するPCに導入するだけで、本実施形態と同様の効
果を得ることが可能となる。
【0040】また、本実施形態のオーディオ出力先の制
御は、基本的にオーディオ機能を有するオーディオ機器
間の優先順位制御であるので、オーディオ機能を有する
オーディオ機器であれば、USBオーディオのみなら
ず、IEEE1394インターフェイスにつながるオー
ディオ機器に対しても適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
USBオーディオ機器と非USBオーディオ機器との間
の優先度制御や、USBオーディオ機器間の優先度制御
を行うことにより、同時に複数のオーディオ機器からオ
ーディオ出力が行われることを防止できるようになり、
USBオーディオ機器を使用するための最適な環境を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの基本構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムにおけるソフトウェアと
ハードウェアとの関係を示す図。
【図3】同実施形態のシステムにおけるインターフェイ
スレベルでのオーディオ出力先制御の原理を説明するた
めの図。
【図4】同実施形態のシステムにおいてUSBオーディ
オ機器の種別による優先度制御でオーディオ出力先を制
御するための原理を説明するための図。
【図5】同実施形態において実行されるUSBオーディ
オ機器と非USBオーディオ機器との間の優先度制御の
手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態において実行されるUSBオーディ
オ機器と非USBオーディオ機器との間の優先度制御の
手順の第2の例を示すフローチャート。
【図7】同実施形態において利用される優先順位制御の
ためのメニュー画面の一例を示す図。
【図8】同実施形態において実行されるUSBオーディ
オ機器間の優先度制御の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】 1…CPU、2…ホスト/PCIブリッジ、10…US
Bインターフェイス、11…サウンドカード、12…ス
ピーカ、13…USBスピーカ、14…USBヘッドフ
ォン、15…USBマウス、16…USBキーボード、
101…USBオーディオ検出部、102…ブリッジ制
御部、201…USBオーディオデバイス優先順位制御
部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたことを検出する手段と、 前記USBオーディオ機器の接続が検出されたとき、前
    記コンピュータシステムに設けられている、USBオー
    ディオ機器以外の他のオーディオ機器からのオーディオ
    出力を禁止する手段とを具備することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記USBインターフェイスにUSBオ
    ーディオ機器が接続されたとき、前記USBインターフ
    ェイスに既に他のUSBオーディオ機器が接続されてい
    るか否かを検出する手段と、 既に他のUSBオーディオ機器が接続されていることが
    検出されたとき、USBオーディオ機器の種別に対して
    予め決められた優先順位に基づき、前記接続されている
    複数のUSBオーディオ機器の中で最も優先順位の高い
    USBオーディオ機器からのみオーディオ出力されるよ
    うに、最も優先順位の高いUSBオーディオ機器以外の
    他のUSBオーディオ機器からのオーディオ出力を禁止
    する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1
    記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記USBインターフェイスにUSBオ
    ーディオ機器が接続されたとき、前記USBインターフ
    ェイスに既に他のUSBオーディオ機器が接続されてい
    るか否かを検出する手段と、 既に他のUSBオーディオ機器が接続されていることが
    検出されたとき、新たに接続されたUSBオーディオ機
    器からのみオーディオ出力されるように、既に接続され
    ているUSBオーディオ機器からのオーディオ出力を禁
    止する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項
    1記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたことを検出する手段と、 前記USBオーディオ機器の接続が検出されたとき、前
    記コンピュータシステムに設けられている他のオーディ
    オ機器を検出し、その検出した他のオーディオ機器と前
    記接続されたUSBオーディオ機器のどちらのオーディ
    オ機器をオーディオ出力に用いるかをユーザに選択させ
    るための画面を呈示する手段と、 ユーザ操作に従って、オーディオ出力を行うオーディオ
    機器を択一的に選択する手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムにおいて、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたとき、前記USBインターフェイスに既に他
    のUSBオーディオ機器が接続されているか否かを検出
    する手段と、 既に他のUSBオーディオ機器が接続されていることが
    検出されたとき、USBオーディオ機器の種別に対して
    予め決められた優先順位、あるいはUSBオーディオ機
    器の接続順に基づき、前記接続されている複数のUSB
    オーディオ機器の中でオーディオ出力を行うUSBオー
    ディオ機器を選択し、それ以外の他のUSBオーディオ
    機器からのオーディオ出力を禁止する手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 第1のオーディオ機器が搭載され、この
    第1のオーディオ機器と同様の音源機能を有する外部オ
    ーディオ機器が接続可能なインターフェイスを有するコ
    ンピュータシステムにおいて、 前記インターフェイスに前記外部オーディオ機器が接続
    されたことを検出する手段と、 前記外部オーディオ機器の接続が検出されたとき、前記
    第1のオーディオ機器からのオーディオ出力を禁止する
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムに適用されるオーディオ出力制御方法で
    あって、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたか否かを検出し、 前記USBオーディオ機器の接続が検出されたとき、前
    記コンピュータシステムに設けられている、USBオー
    ディオ機器以外の他のオーディオ機器からのオーディオ
    出力を禁止することを特徴とするオーディオ出力制御方
    法。
  8. 【請求項8】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムに適用されるオーディオ出力制御方法で
    あって、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたか否かを検出し、 前記USBオーディオ機器の接続が検出されたとき、前
    記コンピュータシステムに設けられている他のオーディ
    オ機器を検出し、その検出した他のオーディオ機器と前
    記接続されたUSBオーディオ機器のどちらのオーディ
    オ機器をオーディオ出力に用いるかをユーザに選択させ
    るための画面を呈示し、 ユーザ操作に従って、オーディオ出力を行うオーディオ
    機器を択一的に選択することを特徴とするオーディオ出
    力制御方法。
  9. 【請求項9】 USBインターフェイスを有するコンピ
    ュータシステムに適用されるオーディオ出力制御方法で
    あって、 前記USBインターフェイスにUSBオーディオ機器が
    接続されたとき、前記USBインターフェイスに既に他
    のUSBオーディオ機器が接続されているか否かを検出
    し、 既に他のUSBオーディオ機器が接続されていることが
    検出されたとき、USBオーディオ機器の種別に対して
    予め決められた優先順位、あるいはUSBオーディオ機
    器の接続順に基づき、前記接続されている複数のUSB
    オーディオ機器の中でオーディオ出力を行うUSBオー
    ディオ機器を選択し、それ以外の他のUSBオーディオ
    機器からのオーディオ出力を禁止することを特徴とする
    オーディオ出力制御方法。
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