JP2000130985A - ラジエータのパイプ構造 - Google Patents

ラジエータのパイプ構造

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JP2000130985A
JP2000130985A JP10324502A JP32450298A JP2000130985A JP 2000130985 A JP2000130985 A JP 2000130985A JP 10324502 A JP10324502 A JP 10324502A JP 32450298 A JP32450298 A JP 32450298A JP 2000130985 A JP2000130985 A JP 2000130985A
Authority
JP
Japan
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pipe
radiator
tank
fan shroud
hole
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Pending
Application number
JP10324502A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nasu
健一 那須
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Toyo Radiator Co Ltd
Original Assignee
Toyo Radiator Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンシュラウドを有するエンジン冷却水冷
却用ラジエータにおいて、そのタンクに突設されるパイ
プの取付けを容易に行う得ると共に、部品点数が少なく
量産性に優れたものの提供。 【解決手段】 タンク2の外面に貫通孔4を形成し、フ
ァンシュラウド3の周縁部にパイプ部5を一体的に突設
する。そしてそのパイプ部5を貫通孔4に嵌着し、その
嵌着部にシール部材9を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン冷却水冷
却用ラジエータの金属製タンクに突設される出入口パイ
プ或いはドレンコック等のパイプ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジエータタンクの外面に突設される冷
却水出入口パイプやドレンコックは、それが金属製タン
クでは、そのタンクに穿設された貫通孔に金属パイプの
端部を嵌着し、その孔縁部をカシメて後にその嵌着部を
ろう付け固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タンク本体にパイプを
貫通させその貫通部をカシメ、次いで一体的にその嵌着
部をろう付け固定する工程は、部品点数が多くなると共
に、製造工程が多く、結果としてラジエータのコストア
ップにつながっていた。そこで本発明は、係る課題を解
決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、夫々多数のフィンとチューブとからなるコア1と、
そのコア1の端に設けられ、夫々のチューブの端が液密
に貫通固定された金属製タンク2と、そのコア1の平面
に対向して配置された合成樹脂性ファンシュラウド3
と、を具備するラジエータにおいて、そのタンク2の外
面に開口されたパイプ取付用の貫通孔4と、その貫通孔
4に整合してそれに嵌着され、前記ファンシュラウド3
の周縁部に一体に突設されたパイプ部5と、そのパイプ
部5と前記貫通孔4との嵌着部に介装されるシール部材
9と、を具備することを特徴とするラジエータのパイプ
構造である。この発明によれば、パイプ構造がファンシ
ュラウド3と一体化され、部品点数が少なく且つ組立て
易い量産性の高いパイプ構造を提供できる。
【0005】請求項2記載の本発明は、請求項1におい
て、前記貫通孔4の孔縁に小筒部19が形成され、前記パ
イプ部5のシュラウド内面側に筒状の嵌着部5bが突設
され、その嵌着部5bが小筒部19にシール部材9である
Oリングを介して液密に嵌入されたラジエータのパイプ
構造である。このパイプ構造は、貫通孔4の小筒部19に
パイプ部5の嵌着部5bをOリングを介して液密に嵌入
するものであるから、信頼性の高いパイプ部構造を提供
できる。請求項3記載の本発明は、請求項1または請求
項2において、前記パイプ部5がエンジン冷却水の出入
口パイプ5aを構成するラジエータのパイプ構造であ
る。請求項4記載の本発明は、請求項1または請求項2
において、前記パイプ部5が、その内面に内ネジ6を有
し、その内ネジ6にドレンコック7が着脱自在に螺着さ
れるラジエータのパイプ構造である。
【0006】請求項5記載の本発明は、請求項1〜請求
項4のいずれかにおいて、前記パイプ部5の近傍にファ
ンシュラウド3をタンク2に締結具8を介して着脱自在
に固定する締結部が設けられたラジエータのパイプ構造
である。この構造によれば、パイプ部5の近傍において
ファンシュラウド3をタンク2に締結具8を介して着脱
自在に固定するように構成したから、内圧によってパイ
プ部5とタンク2とが分離するおそれがない。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の各
実施の形態につき説明する。図1は本発明のラジエータ
のパイプ構造の縦断面略図であって、図2のII−II矢視
図であり、図2は同パイプ構造を有するラジエータの斜
視略図、図3はそのファンシュラウド3の一部破断側面
図、図4は同正面図である。このラジエータは、多数の
偏平なチューブ1aが並列され、それらの間にコルゲー
ト型のフィンが配置されてコア1を構成し、そのコア1
の上下両端にタンク2が配置されている。そして夫々の
チューブ1aの両端がタンク2に連通し、その連通部が
液密にろう付け固定されてなる。そして夫々のタンク2
には貫通孔4が形成され、その貫通孔4の孔縁部が内面
側にバーリング加工されて小筒部19を形成する。
【0008】次に、コア1の背面側には合成樹脂製のフ
ァンシュラウド3が配置され、その周縁である裾部14が
締結具8を介してタンク2に固定されている。このファ
ンシュラウド3の中心部には、ステー18を介してモータ
保持部10か設けられ、そこに図3の如く、モータ11が着
脱自在に固定されるものである。そしてモータ11の回転
軸には、ファン12が取付けられる。このようなファンシ
ュラウド3において、その裾部14にパイプ部5がタンク
2の貫通孔4に整合するようにその外面側及び内面側に
一体に突出成形されている。このファンシュラウド3の
内面側においては、小筒部19の内周に整合するように嵌
着部5bが突出され、その外周に環状溝が形成され、そ
こにシール部材9としてOリングが被嵌される。なお、
裾部14はタンク2の外周に整合するように形成され、そ
の裾部14の上下方向端面にラジエータのマウント用のピ
ン部15が突設されている。
【0009】
【組立方法】パイプ部5の嵌着部5bの環状溝にシール
部材9としてOリングを被嵌した状態で、それをタンク
2の小筒部19に嵌入する。そしてファンシュラウド3の
各裾部14を、締結具8を介してタンク2に締結固定す
る。なお、タンク2には予め袋状のボルト穴が形成され
ている。また、図においてキャップ17は冷却水供給用の
ものであり、16はゴムマウントである。即ち、それをピ
ン部15に嵌着し、それらを介してラジエータを自動車の
エンジンルーム内の支持部材に取付けるものである。次
に、このパイプ部5は冷却水の出入口パイプ5aを構成
し、そこにホースの一端が夫々連結され、その他端がエ
ンジンのウォータージャケットに連結されるものであ
る。
【0010】次に、図5は本発明のパイプ構造の他の実
施の形態であり、これは下部側のタンク2のドレンコッ
クを構成するものである。そして図5は図6のV−V矢
視断面略図であり、図6は同構造を有するラジエータの
正面略図である。この例は、ファンシュラウド3の裾部
14にパイプ部5が突設され、そのパイプ部5の内面に内
ネジ6が形成され、その内ネジ6にドレンコック7の軸
部が螺着されるものである。そのドレンコック7の軸部
先端には環状溝が形成され、そこにOリング21が被嵌さ
れて液密構造を形成する。なお、パイプ部5の中間部に
はドレン管22の一端が一体に連通する。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明のラジエータのパイプ構造
は、ファンシュラウド3の周縁部に一体に突設されたパ
イプ部5がタンク2の貫通孔4に嵌着され、その嵌着部
にシール部材9が配置されるものである。そのため、パ
イプ構造がファンシュラウド3と一体化され、部品点数
が少なく且つ組立て易く、量産性の高いパイプ構造を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジエータのパイプ構造の縦断面略図
であって図2のII−II矢視図。
【図2】同パイプ構造を有するラジエータの斜視略図。
【図3】同パイプ構造におけるファンシュラウド3の一
部破断側面図。
【図4】同正面図。
【図5】本発明のラジエータのパイプ構造の他の実施の
形態であって、図6のV−V矢視断面略図。
【図6】同パイプ構造を有するラジエータの正面略図。
【符号の説明】
1 コア 1a チューブ 2 タンク 3 ファンシュラウド 4 貫通孔 5 パイプ部 5a 出入口パイプ 5b 嵌着部 6 内ネジ 7 ドレンコック 8 締結具 9 シール部材 10 モータ保持部 11 モータ 12 ファン 13 ベルマウス部 14 裾部 15 ピン部 16 ゴムマウント 17 キャップ 18 ステー 19 小筒部 20 開口 21 Oリング 22 ドレン管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々多数のフィンとチューブとからなる
    コア1と、そのコア1の端に設けられ、夫々のチューブ
    の端が液密に貫通固定された金属製のタンク2と、その
    コア1の平面に対向して配置された合成樹脂性ファンシ
    ュラウド3と、を具備するラジエータにおいて、 そのタンク2の外面に開口されたパイプ取付用の貫通孔
    4と、 その貫通孔4に整合してそれに嵌着され、前記ファンシ
    ュラウド3の周縁部に一体に突設されたパイプ部5と、 そのパイプ部5と前記貫通孔4との嵌着部に介装される
    シール部材9と、 を具備することを特徴とするラジエータのパイプ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記貫通孔4の孔縁に小筒部19が形成され、前記パイプ
    部5のシュラウド内面側に筒状の嵌着部5bが突設さ
    れ、その嵌着部5bが小筒部19にシール部材9であるO
    リングを介して液密に嵌入されたラジエータのパイプ構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記パイプ部5がエンジン冷却水の出入口パイプ5aを
    構成するラジエータのパイプ構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 前記パイプ部5が、その内面に内ネジ6を有し、その内
    ネジ6にドレンコック7が着脱自在に螺着されるラジエ
    ータのパイプ構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、 前記パイプ部5の近傍にファンシュラウド3をタンク2
    に締結具8を介して着脱自在に固定する締結部が設けら
    れたラジエータのパイプ構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1413845A1 (en) * 2002-10-25 2004-04-28 DENSO THERMAL SYSTEMS S.p.A. Condenser for vehicles
CN106255376A (zh) * 2016-09-26 2016-12-21 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种具有散热功能的消防用主机外壳

Cited By (3)

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EP1413845A1 (en) * 2002-10-25 2004-04-28 DENSO THERMAL SYSTEMS S.p.A. Condenser for vehicles
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