JP2000130553A - 流体伝動装置 - Google Patents

流体伝動装置

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JP2000130553A
JP2000130553A JP10304464A JP30446498A JP2000130553A JP 2000130553 A JP2000130553 A JP 2000130553A JP 10304464 A JP10304464 A JP 10304464A JP 30446498 A JP30446498 A JP 30446498A JP 2000130553 A JP2000130553 A JP 2000130553A
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和久 尾崎
Naohisa Momiyama
尚久 樅山
Takeshi Shimizu
健 清水
Masahiro Ishikawa
雅裕 石川
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    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0278Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロックアップクラッチ装置の応答性を向上させ
ることができるようにする。 【解決手段】フロントカバー16と、ポンプインペラ1
1と、タービンランナ12と、軸方向において移動が規
制された不動部材と、該不動部材に対して移動自在に配
設され、内周縁及び外周縁がシールされ、前記不動部材
と共にフロントカバー16との間に第1の油圧室を、タ
ービンランナ12との間に第2の油圧室を形成するロッ
クアップピストン21と、前記第1の油圧室と連通させ
られた第1の油路と、前記第2の油圧室と連通させられ
た第2の油路と、前記ロックアップピストン21の移動
に伴って係脱させられる係脱手段とを有する。前記不動
部材に、解放側の油圧室側から作動側の油圧室側に向け
て一方向に開放されるチェックバルブ94が配設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体伝動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機においては、流体伝動
装置としてのトルクコンバータを備え、クランクシャフ
トに出力されたエンジンの回転を、前記トルクコンバー
タを介して変速装置の入力軸に伝達するようになってい
る。前記トルクコンバータは、ポンプインペラ、タービ
ンランナ、ステータ、ロックアップクラッチ装置及びダ
ンパ装置によって構成される。そして、前記トルクコン
バータにおいて、エンジンから伝達された回転はフロン
トカバーを介してポンプインペラに伝達され、該ポンプ
インペラの回転に伴って発生する油の流れによってター
ビンランナを回転させ、該タービンランナの回転を前記
入力軸に伝達するようになっている。
【0003】また、前記ロックアップクラッチ装置は、
軸方向に移動自在に配設された平板としてのロックアッ
プピストンを備え、該ロックアップピストンに摩擦材が
貼(ちょう)付される。そして、車両が発進した後、あ
らかじめ設定された車速が得られると、ロックアップピ
ストンとフロントカバーとが接触させられ、ロックアッ
プクラッチ装置が係合させられる。その結果、エンジン
の回転が油を介することなく入力軸に直接伝達される。
【0004】そして、前記ロックアップクラッチ装置を
係脱するために、ロックアップピストンとタービンラン
ナとの間に作動油圧室が、ロックアップピストンとフロ
ントカバーとの間に解放油圧室が形成され、前記作動油
圧室に第1の油路を介して油を供給することによってロ
ックアップクラッチ装置を係合させ、前記解放油圧室に
第2の油路を介して油を供給することによってロックア
ップクラッチ装置を解放させることができる。
【0005】ところで、例えば、燃費を良くするため
に、前記ロックアップクラッチ装置を完全に係合させる
ことなくスリップ制御が行われることがある。ところ
が、前記作動油圧室と解放油圧室とが連通していて、作
動油圧室内が密閉されていないので、ロックアップクラ
ッチ装置の応答性が低下し、スリップ制御を効果的に行
うことができない。
【0006】そこで、ロックアップクラッチ装置の応答
性を向上させるために、ロックアップピストンの外周縁
とフロントカバーとの間をシールして、作動油圧室と解
放油圧室とを十分に分離させるようにしたトルクコンバ
ータが提供されている(特開平5−296313号公報
参照)。この場合、作動油圧室と第1の油路とが連通さ
せられるとともに、解放油圧室と第2の油路とが連通さ
せられるので、前記作動油圧室と解放油圧室とが完全に
分離させられると、前記第1、第2の油路間で油が循環
しなくなってしまう。その結果、ロックアップクラッチ
装置の解放時において、油を介した伝達トルクの伝達が
行われるのに伴って油の温度が異常に高くなってしま
う。
【0007】そこで、前記ロックアップピストンに、解
放油圧室から作動油圧室に向けて一方向に開放されるチ
ェックバルブを配設するようにしている。この場合、ロ
ックアップクラッチ装置の解放時において、第2の油路
を介して解放油圧室に供給された油を、前記作動油圧室
に供給し、作動油圧室内の油を、第1の油路を介してド
レーンして冷却装置に送り、冷却するようにしている。
【0008】なお、前記ロックアップピストンの所定箇
所には、オリフィスが形成され、ロックアップクラッチ
装置の係合時においても前記作動油圧室と解放油圧室と
がわずかに連通させられるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の流体伝動装置においては、ロックアップクラッチ装
置の解放に伴って前記チェックバルブが開放されるが、
このとき、ロックアップピストンが作動油圧室側に移動
させられるので、作動油圧室内の油圧、及びロックアッ
プピストンの移動に伴って発生する油の抵抗によって、
チェックバルブを迅速に開放することができない。
【0010】したがって、解放時におけるロックアップ
クラッチ装置の応答性が低下してしまう。本発明は、前
記従来の流体伝動装置の問題点を解決して、ロックアッ
プクラッチ装置の応答性を向上させることができる流体
伝動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の流
体伝動装置においては、エンジンの回転が伝達されるフ
ロントカバーと、該フロントカバーと連結されたポンプ
インペラと、該ポンプインペラと対向させて配設され、
変速装置の入力軸と連結されたタービンランナと、軸方
向において移動が規制された不動部材と、該不動部材に
対して軸方向に移動自在に配設され、内周縁及び外周縁
がシールされ、前記不動部材と共にフロントカバーとの
間に第1の油圧室を、タービンランナとの間に第2の油
圧室を形成するロックアップピストンと、前記第1の油
圧室と連通させられた第1の油路と、前記第2の油圧室
と連通させられた第2の油路と、前記ロックアップピス
トンの移動に伴って係脱させられ、前記フロントカバー
と前記入力軸との間を選択的に連結する係脱手段とを有
する。
【0012】そして、前記不動部材に、前記第1、第2
の油圧室のうちの解放側の油圧室から作動側の油圧室に
向けて一方向に開放されるチェックバルブが配設され
る。本発明の他の流体伝動装置においては、さらに、前
記作動側の油圧室に油を供給し、前記解放側の油圧室内
の油をドレーンすることによって前記係脱手段が係合さ
せられる。
【0013】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記チェックバルブは板ばねから成る。本
発明の更に他の流体伝動装置においては、さらに、前記
チェックバルブに、前記第1、第2の油圧室間を連通さ
せる少なくとも一つのオリフィスが形成される。
【0014】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記チェックバルブは環状部を備え、該環
状部が不動部材に外嵌させられる。本発明の更に他の流
体伝動装置においては、さらに、前記係脱手段は多板構
造を有する。本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記第1の油圧室は前記作動側の油圧室で
あり、前記第2の油圧室は前記解放側の油圧室である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態におけるトルクコンバータの縦断面図、図2
は本発明の実施の形態におけるフロントカバーハブの正
面図、図3は本発明の実施の形態におけるバルブプレー
トの第1の状態を示す図、図4は本発明の実施の形態に
おけるバルブプレートの第2の状態を示す図である。
【0016】図に示されるように、流体伝動装置として
のトルクコンバータは、図示されないエンジンの回転が
伝達されるフロントカバー16、該フロントカバー16
と連結されたポンプインペラ11、該ポンプインペラ1
1と対向させて配設され、ポンプインペラ11と共にト
ーラスを構成し、かつ、タービンハブ23を介して変速
装置75の入力軸76と連結されたタービンランナ1
2、ステータ13、係脱自在に配設されたロックアップ
クラッチ装置14、係脱手段としての多板クラッチC及
びダンパ装置15によって構成される。
【0017】そして、前記トルクコンバータにおいて、
前記エンジンから伝達された回転は、図示されないクラ
ンクシャフトを介してフロントカバー16に伝達され、
該フロントカバー16に固定されたポンプインペラ11
に伝達される。この場合、該ポンプインペラ11が回転
すると、トーラス内の油は、トルクコンバータの軸の周
囲を流れ、遠心力が加わってポンプインペラ11、ター
ビンランナ12及びステータ13間を循環し、タービン
ランナ12を回転させ、前記入力軸76に伝達される。
【0018】そして、車両の発進時等、前記ポンプイン
ペラ11が回転を開始したばかりで、ポンプインペラ1
1とタービンランナ12との回転速度差が大きい場合、
該タービンランナ12から流れ出た油はポンプインペラ
11の回転を妨げる方向に流れる。そこで、ポンプイン
ペラ11とタービンランナ12との間にステータ13が
配設され、該ステータ13は、ポンプインペラ11とタ
ービンランナ12との回転速度差が大きいときに、ポン
プインペラ11の回転を助ける方向に油の流れを変換す
る。
【0019】そして、前記タービンランナ12の回転速
度が高くなり、前記ポンプインペラ11と前記タービン
ランナ12との回転速度差が小さくなると、ステータ1
3のブレード31の表側に当たっていた油が裏側に当た
るようになって、油の流れが妨げられる。そこで、前記
ステータ13を一定方向にだけ回転可能にするために、
前記ステータ13の内周側にアウタレース18及びイン
ナレース19から成るワンウェイクラッチ17が配設さ
れる。したがって、油がブレード31の裏側に当たるよ
うになると、ワンウェイクラッチ17によってステータ
13は自然に回転するようになるので、前記油は円滑に
循環する。前記アウタレース18はステータ13に固定
され、インナレース19はステータシャフト71、ポン
プカバー72及びポンプ73を介して自動変速機ケース
74に固定される。
【0020】前記ステータシャフト71の径方向外方に
は、前記ポンプインペラ11に固定されたポンプインペ
ラシャフト88がポンプ73に対して回転自在に支持さ
れる。このように、前記トルクコンバータは、ポンプイ
ンペラ11とタービンランナ12との回転速度差が大き
いときには、トルク変換機として作動させられて伝達ト
ルクを増幅し、回転速度差が小さいときには、流体継手
として作動させられる。
【0021】次に、ロックアップクラッチ装置14につ
いて説明する。車両が発進した後、あらかじめ設定され
た車速が得られると、ロックアップクラッチ装置14が
係合させられるようになっている。そして、ロックアッ
プクラッチ装置14が係合させられると、前記エンジン
の回転が油を介することなく前記入力軸76に直接伝達
されるので、燃費を良くすることができる。また、前記
ロックアップクラッチ装置14は、図示されないロック
アップリレーバルブによって油の供給が切り換えられて
作動し、環状のロックアップピストン21が軸方向に移
動するのに伴って多板クラッチCが係脱させられ、フロ
ントカバー16と入力軸76との間が選択的に連結され
る。
【0022】そのために、前記フロントカバー16の中
央部分に、不動部材としての環状のフロントカバーハブ
77が配設され、該フロントカバーハブ77は、フロン
トカバー16に溶接等によって固定され、軸方向におい
て移動が規制される。前記フロントカバーハブ77は、
図2及び3に示されるように、最も内周縁側において軸
方向に延びる筒状部77a、該筒状部77aから径方向
外方に延びる環状の、かつ、肉厚の第1板状部77b、
該第1板状部77bから更に径方向外方に延びる環状
の、かつ、肉薄の第2板状部77c、及び該第2板状部
77cの外周縁に形成され、外周に摺(しゅう)動面S
1を備えた摺動部77dから成り、前記筒状部77aの
内周と前記入力軸76の前端部との間にシール78が配
設され、前記摺動部77dにシールリング79が配設さ
れる。そして、前記摺動部77dによって前記ロックア
ップピストン21がフロントカバーハブ77に対して軸
方向に移動自在に、かつ、摺動自在に支持される。
【0023】また、前記ロックアップピストン21は、
前記摺動部77dと摺動させられ、摺動面S2を備えた
筒状の摺動部21a、該摺動部21aから径方向外方に
延びる湾曲部21b、及び該湾曲部21bの外周縁から
径方向外方に延びるピストン部21cを備え、該ピスト
ン部21cの外周縁にシール部材80が取り付けられ
る。
【0024】そして、前記フロントカバー16の外周縁
の近傍には、筒状のスリーブ81が軸方向に突出させて
形成され、該スリーブ81と前記ダンパ装置15との間
に前記多板クラッチCが配設される。該多板クラッチC
は、内側プレート34a及び外側プレート34bを備え
た多板構造を有し、前記内側プレート34aとダンパ装
置15のドライブプレート57とがスプライン係合させ
られ、前記外側プレート34bとスリーブ81とがスプ
ライン係合させられる。そして、前記内側プレート34
a及び外側プレート34bはそれぞれ図示されない摩擦
材を備える。また、前記スリーブ81の内周面とシール
部材80とが接触させられる。
【0025】このように、前記ロックアップピストン2
1は、内周縁がシールリング79によってシールされ、
外周縁がシール部材80によってシールされ、フロント
カバーハブ77及びスリーブ81と共に、フロントカバ
ー16との間に、第1の油圧室としての作動側の油圧
室、すなわち、作動油圧室R1を形成し、タービンラン
ナ12との間に、第2の油圧室としての解放側の油圧
室、すなわち、解放油圧室R2を形成する。なお、前記
作動油圧室R1は、フロントカバー16、ロックアップ
ピストン21、フロントカバーハブ77及びシール部材
80によって包囲される。
【0026】したがって、例えば、燃費を良くするため
に、前記ロックアップクラッチ装置14を完全に係合さ
せることなくスリップ制御を行う場合、前記作動油圧室
R1内が密閉されるので、ロックアップクラッチ装置1
4の応答性を向上させることができる。また、ロックア
ップクラッチ装置14の係合過渡時における応答性を向
上することもできる。
【0027】そして、前記第1板状部77bの円周方向
における複数箇所(本実施の形態においては4箇所)に
油路83が形成される。また、フロントカバーハブ77
は、各油路83間に形成される突起部84をフロントカ
バー16に当接させることによって固定されるので、第
2板状部77cとフロントカバー16との間に、前記油
路83と前記作動油圧室R1とを連通させる連通室85
が形成される。
【0028】したがって、ロックアップクラッチ装置1
4の係合時には、前記ロックアップリレーバルブから供
給された所定の油圧の油が、入力軸76内の油路86、
入力軸76の前端 (図1における左端) とフロントカバ
ー16との間に形成された油室87、油路83及び連通
室85を介して前記作動油圧室R1に供給される。その
結果、ロックアップピストン21が後方(図1における
右方)に移動させられ、ピストン部21cによって内側
プレート34a及び外側プレート34bが押圧され、多
板クラッチCが係合させられる。この場合、ロックアッ
プクラッチ装置14を係合させるために多板クラッチC
が使用されるので、大きいトルク容量を確保することが
できる。したがって、ロックアップクラッチ装置14の
制御性を向上させることができる。
【0029】一方、ロックアップクラッチ装置14の解
放時には、前記ロックアップリレーバルブから供給され
た所定の油圧の油が、ステータシャフト71とポンプイ
ンペラシャフト88との間に形成された油路90、及び
前記ポンプインペラシャフト88のハブ部91とワンウ
ェイクラッチ17との間に形成された油路92を介して
前記解放油圧室R2に油が供給される。その結果、ロッ
クアップピストン21が前方(図1における左方)に移
動させられ、多板クラッチCが解放される。
【0030】なお、前記油路86、油室87、油路83
及び連通室85によって、作動油圧室R1と連通させら
れる第1の油路が、油路90、92によって、解放油圧
室R2と連通させられる第2の油路が構成される。そし
て、前記ロックアップクラッチ装置14が係合させられ
ると、前記エンジンの回転が、フロントカバー16、多
板クラッチC、ダンパ装置15及びタービンハブ23を
介して、前記入力軸76に直接伝達される。そのため
に、前記タービンハブ23の内周にスプライン溝23a
が形成され、該スプライン溝23aによってタービンハ
ブ23と前記入力軸76とがスプライン嵌合されるよう
になっている。
【0031】なお、61は前記タービンハブ23とフロ
ントカバーハブ77との間に配設されたスラストベアリ
ング、65は前記ステータ13とタービンハブ23との
間に配設されたスラストベアリング、66は前記ステー
タ13とハブ部91との間に配設されたスラストベアリ
ングである。次に、ダンパ装置15について説明する。
【0032】該ダンパ装置15は、伝達トルクの変動を
吸収するためのものであり、多板クラッチCの係合に伴
って、フロントカバー16と一体的に回転させられるド
ライブプレート57、該ドライブプレート57を両側か
ら挟んで配設され、前記タービンランナ12と一体的に
回転させられるドリブンプレート32、スプリング33
等から成る。該スプリング33は、前記ドライブプレー
ト57及びドリブンプレート32の円周方向における複
数箇所に配設される。
【0033】したがって、前記フロントカバー16から
多板クラッチCを介して伝達された回転は、前記ダンパ
装置15を介してタービンハブ23に伝達されるが、こ
の場合、スプリング33が収縮し、伝達トルクの変動を
吸収するので、振動、騒音等が発生するのを防止するこ
とができる。前記ポンプインペラ11は、ブレード4
1、アウタシェル43及びインナコア45から成り、ま
た、タービンランナ12は、ブレード42、アウタシェ
ル44及びインナコア46から成る。そして、前記アウ
タシェル44は、ドリブンプレート32と共に、リベッ
ト47によってタービンハブ23と連結される。
【0034】ところで、作動油圧室R1と油路86、油
室87、油路83及び連通室85とが連通させられると
ともに、解放油圧室R2と油路90、92とが連通させ
られるので、前記作動油圧室R1と解放油圧室R2とが
完全に分離させられると、前記油路86、油室87、油
路83及び連通室85と油路90、92との間で油が循
環しなくなってしまう。その場合、ロックアップクラッ
チ装置14の解放時において、油を介した伝達トルクの
伝達が行われるのに伴って油の温度が異常に高くなって
しまう。
【0035】そこで、前記第2板状部77cの円周方向
における複数箇所(本実施の形態においては、6箇所)
に、作動油圧室R1と解放油圧室R2との間を貫通させ
て貫通穴93が形成され、前記第2板状部77cにおけ
る作動油圧室R1の面に、前記各貫通穴93を覆うチェ
ックバルブ94が配設される。該チェックバルブ94
は、環状部95、及び該環状部95の円周方向における
複数箇所(本実施の形態においては、6箇所)から径方
向外方に突出させて一体に形成された遮蔽(へい)部9
6から成り、環状部95が前記第1板状部77bに外嵌
されるとともに、内周縁の近傍、すなわち、前記環状部
95と各遮蔽部96との交点において、固定手段として
の複数のリベット97によってフロントカバーハブ77
に固定される。
【0036】そして、前記チェックバルブ94は、解放
油圧室R2側から作動油圧室R1側に向けて一方向に開
放されるようになっている。すなわち、ロックアップク
ラッチ装置14の係合時において、前記チェックバルブ
94は、それ自体の付勢力によって図3に示されるよう
に閉鎖され、ロックアップクラッチ装置14の解放時に
おいて、前記チェックバルブ94は、解放油圧室R2内
の油圧によって図4に示されるように開放される。
【0037】したがって、ロックアップクラッチ装置1
4の解放時において、油路92、90を介して解放油圧
室R2に供給された油を、貫通穴93を介して作動油圧
室R1に供給し、作動油圧室R1内の油を、連通室8
5、油路83、油室87、及び油路86を介してドレー
ンして図示されない冷却装置に送り、冷却することがで
きる。その結果、ロックアップクラッチ装置14の解放
時において、油を介した伝達トルクの伝達が行われるの
に伴って油の温度が異常に高くなることはない。
【0038】また、チェックバルブ94は、フロントカ
バー16に固定され、かつ、ポンプインペラ11の作動
に伴って軸方向において移動が規制されたフロントカバ
ーハブ77に配設されるので、ロックアップクラッチ装
置14の解放に伴って前記チェックバルブ94が開放さ
れるときに、作動油圧室R1内の油圧によって油の抵抗
は発生しない。したがって、チェックバルブ94を迅速
に開放することができるので、解放時におけるロックア
ップクラッチ装置14の応答性を向上させることができ
る。
【0039】そして、前記チェックバルブ94は、ばね
鋼によって形成され、可撓性を有する板ばねから成る。
したがって、チェックバルブ94の構造を簡素化するこ
とができるだけでなく、異物の噛(かみ)込み等による
作動不良が発生するのを抑制することができ、ロックア
ップクラッチ装置14の信頼性を向上することができ
る。
【0040】また、前記各遮蔽部96のうちの所定の遮
蔽部96(本実施の形態においては、最も上の遮蔽部9
6)には、作動油圧室R1と解放油圧室R2との間を貫
通させてオリフィス98が形成され、ロックアップクラ
ッチ装置14の係合時においても、前記オリフィス98
によって前記作動油圧室R1と解放油圧室R2とがわず
かに連通させられるようになっている。
【0041】したがって、ロックアップクラッチ装置1
4の係合時においても、油路86、油室87、油路83
及び連通室85を介して作動油圧室R1に供給された油
を、オリフィス98を介して解放油圧室R2に供給し、
解放油圧室R2内の油を油路90、92を介してドレー
ンして前記冷却装置に送り、冷却することができる。そ
の結果、ロックアップクラッチ装置14の係合時におい
て、解放油圧室R2内の油を十分に冷却することができ
るので、油の温度が異常に高くなることはない。
【0042】また、前記オリフィス98は、チェックバ
ルブ94に形成されるので、加工が容易であり、トルク
コンバータの生産性を向上させることができ、コストを
低くすることができる。ところで、チェックバルブ94
は、板ばねから成るので、わずかな取付誤差が生じるだ
けで開度にばらつきが生じてしまう。そこで、チェック
バルブ94は、前記環状部95を第1板状部77bの外
周縁に外嵌することによって位置決めされる。したがっ
て、チェックバルブ94の取付誤差を無くすことができ
るので、解放油圧室R2内の油圧に対応させて所定の開
度を得ることができ、開度にばらつきが生じるのを防止
することができる。
【0043】また、前記チェックバルブ94は内周縁の
近傍においてフロントカバーハブ77に固定される。し
たがって、作動油圧室R1に油圧が供給されたときにチ
ェックバルブ94を迅速に閉鎖することができるので、
ロックアップクラッチ装置14の応答性を向上させるこ
とができる。本実施の形態においては、ステータシャフ
ト71と入力軸76との間には、ブシュ99が配設され
るが、該ブシュ99を除去することによってステータシ
ャフト71と入力軸76との間に第3の油路を形成する
ことができる。その場合、前記第2、第3の油路を使用
して解放油圧室R2内の油を、循環させて冷却装置に送
り、冷却することができるので、第1の油路は、専らロ
ックアップクラッチ装置14の係脱だけに使用すること
ができる。したがって、フロントカバーハブ77に貫通
穴93を形成する必要がない。
【0044】また、本実施の形態においては、第1の油
圧室として作動側油圧室R1を、第2の油圧室として解
放側油圧室R2を形成するようになっているが、第1の
油圧室として解放側油圧室を、第2の油圧室として作動
側油圧室を形成することもできる。その場合、不動部材
として、例えば、タービンハブ23が使用される。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、流体伝動装置においては、エンジンの回転が伝達
されるフロントカバーと、該フロントカバーと連結され
たポンプインペラと、該ポンプインペラと対向させて配
設され、変速装置の入力軸と連結されたタービンランナ
と、軸方向において移動が規制された不動部材と、該不
動部材に対して軸方向に移動自在に配設され、内周縁及
び外周縁がシールされ、前記不動部材と共にフロントカ
バーとの間に第1の油圧室を、タービンランナとの間に
第2の油圧室を形成するロックアップピストンと、前記
第1の油圧室と連通させられた第1の油路と、前記第2
の油圧室と連通させられた第2の油路と、前記ロックア
ップピストンの移動に伴って係脱させられ、前記フロン
トカバーと前記入力軸との間を選択的に連結する係脱手
段とを有する。
【0046】そして、前記不動部材に、前記第1、第2
の油圧室のうちの解放側の油圧室から作動側の油圧室に
向けて一方向に開放されるチェックバルブが配設され
る。この場合、ロックアップクラッチ装置の解放時にお
いて、第2の油路を介して第2の油圧室に供給された油
を第1の油圧室に供給し、第1の油圧室内の油を、第1
の油路を介してドレーンして冷却装置に送り、冷却する
ことができる。その結果、ロックアップクラッチ装置の
解放時において、油を介した伝達トルクの伝達が行われ
るのに伴って油の温度が異常に高くなることはない。
【0047】また、前記チェックバルブは不動部材に配
設されるので、ロックアップクラッチ装置の解放に伴っ
て前記チェックバルブが開放されるときに、作動側の油
圧室内の油圧によって油の抵抗は発生しない。したがっ
て、チェックバルブを迅速に開放することができるの
で、解放時におけるロックアップクラッチ装置の応答性
を向上させることができる。
【0048】本発明の他の流体伝動装置においては、さ
らに、前記作動側の油圧室に油を供給し、前記解放側の
油圧室内の油をドレーンすることによって前記係脱手段
が係合させられる。この場合、前記作動側の油圧室内が
密閉されるので、スリップ制御を行うときにロックアッ
プクラッチ装置の応答性を向上させることができる。ま
た、ロックアップクラッチ装置の係合過渡時における応
答性を向上することもできる。
【0049】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記チェックバルブは板ばねから成る。こ
の場合、チェックバルブの構造を簡素化することができ
るだけでなく、異物の噛込み等による作動不良が発生す
るのを抑制するとができ、ロックアップクラッチ装置の
信頼性を向上することができる。
【0050】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記チェックバルブに、前記第1、第2の
油圧室間を連通させる少なくとも一つのオリフィスが形
成される。この場合、ロックアップクラッチ装置の係合
時において、第1の油路を介して第1の油圧室に供給さ
れた油を第2の油圧室に供給し、該第2の油圧室内の油
を第2の油路を介してドレーンして冷却装置に送り、冷
却することができる。その結果、ロックアップクラッチ
装置の係合時において、解放側の油圧室内の油を十分に
冷却することができるので、油の温度が異常に高くなる
ことはない。
【0051】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記チェックバルブは環状部を備え、該環
状部が不動部材に外嵌させられる。この場合、チェック
バルブの取付誤差を無くすことができるので、解放側の
油圧室内の油圧に対応させて所定の開度を得ることがで
き、開度にばらつきが生じるのを防止することができ
る。
【0052】本発明の更に他の流体伝動装置において
は、さらに、前記係脱手段は多板構造を有する。この場
合、多板構造によって大きいトルク容量を確保すること
ができる。したがって、ロックアップクラッチ装置の制
御性を向上させることができる。本発明の更に他の流体
伝動装置においては、さらに、前記第1の油圧室は前記
作動側の油圧室であり、前記第2の油圧室は前記解放側
の油圧室である。
【0053】この場合、ロックアップクラッチ装置の解
放時において、第2の油路を介して解放側の油圧室に供
給された油を作動側の油圧室に供給し、作動側の油圧室
内の油を、第1の油路を介してドレーンして冷却装置に
送り、冷却することができる。その結果、ロックアップ
クラッチ装置の解放時において、油を介した伝達トルク
の伝達が行われるのに伴って油の温度が異常に高くなる
ことはない。
【0054】また、前記チェックバルブは不動部材に配
設されるので、ロックアップクラッチ装置の解放に伴っ
て前記チェックバルブが開放されるときに、作動側の油
圧室内の油圧によって油の抵抗は発生しない。したがっ
て、チェックバルブを迅速に開放することができるの
で、解放時におけるロックアップクラッチ装置の応答性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるトルクコンバータ
の縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるフロントカバーハ
ブの正面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるバルブプレートの
第1の状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるバルブプレートの
第2の状態を示す図である。
【符号の説明】
11 ポンプインペラ 12 タービンランナ 13 ステータ 14 ロックアップクラッチ装置 15 ダンパ装置 16 フロントカバー 21 ロックアップピストン 75 変速装置 76 入力軸 77 フロントカバーハブ 83、86、90、92 油路 85 連通室 87 油室 94 チェックバルブ 95 環状部 C 多板クラッチ R1 作動油圧室 R2 解放油圧室
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 和久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 樅山 尚久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 清水 健 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 石川 雅裕 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの回転が伝達されるフロントカ
    バーと、該フロントカバーと連結されたポンプインペラ
    と、該ポンプインペラと対向させて配設され、変速装置
    の入力軸と連結されたタービンランナと、軸方向におい
    て移動が規制された不動部材と、該不動部材に対して軸
    方向に移動自在に配設され、内周縁及び外周縁がシール
    され、前記不動部材と共にフロントカバーとの間に第1
    の油圧室を、タービンランナとの間に第2の油圧室を形
    成するロックアップピストンと、前記第1の油圧室と連
    通させられた第1の油路と、前記第2の油圧室と連通さ
    せられた第2の油路と、前記ロックアップピストンの移
    動に伴って係脱させられ、前記フロントカバーと前記入
    力軸との間を選択的に連結する係脱手段とを有するとと
    もに、前記不動部材に、前記第1、第2の油圧室のうち
    の解放側の油圧室から作動側の油圧室に向けて一方向に
    開放されるチェックバルブが配設されることを特徴とす
    る流体伝動装置。
  2. 【請求項2】 前記作動側の油圧室に油を供給し、前記
    解放側の油圧室内の油をドレーンすることによって前記
    係脱手段が係合させられる請求項1に記載の流体伝動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記チェックバルブは板ばねから成る請
    求項1又は2に記載の流体伝動装置。
  4. 【請求項4】 前記チェックバルブに、前記第1、第2
    の油圧室間を連通させる少なくとも一つのオリフィスが
    形成される請求項3に記載の流体伝動装置。
  5. 【請求項5】 前記チェックバルブは環状部を備え、該
    環状部が不動部材に外嵌させられる請求項3又は4に記
    載の流体伝動装置。
  6. 【請求項6】 前記係脱手段は多板構造を有する請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の流体伝動装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の油圧室は前記作動側の油圧室
    であり、前記第2の油圧室は前記解放側の油圧室である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の流体伝動装置。
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