JP2000129857A - 炭素繊維表皮ヒートパイプパネル - Google Patents

炭素繊維表皮ヒートパイプパネル

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JP2000129857A
JP2000129857A JP10303560A JP30356098A JP2000129857A JP 2000129857 A JP2000129857 A JP 2000129857A JP 10303560 A JP10303560 A JP 10303560A JP 30356098 A JP30356098 A JP 30356098A JP 2000129857 A JP2000129857 A JP 2000129857A
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heat pipe
carbon fiber
skin
adhesive
fiber material
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JP10303560A
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English (en)
Inventor
Osamu Sako
理 佐古
Matsuo Inoue
松男 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも簡単な工程で製造することのでき
る炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの構造を提供する。 【解決手段】 炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着することによ
り、その後の製造作業が簡単になり、かつ構造的な強度
が従来のパネルと比較して高い炭素繊維表皮ヒートパイ
プパネルを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工衛星
を構成する構体パネルとして使用される炭素繊維表皮ヒ
ートパイプパネルに関するものである。人工衛星は一般
的にこのような複数のサンドイッチ構造体のパネルから
構成されており、なかでも炭素繊維表皮ヒートパイプパ
ネルは、送信用の増幅器などの特に高発熱機器が取り付
けられるパネルに使用されている。
【0002】
【従来の技術】図21は一般的な炭素繊維表皮ヒートパ
イプパネルを示すもので、1はインナ表皮(人工衛星構
体内面側)、2はアウタ表皮(人工衛星外面側)、3は
ヒートパイプ、4はハニカムコアである。炭素繊維表皮
ヒートパイプパネルは、金属製のヒートパイプと表皮材
の炭素繊維の熱膨張差による破壊を防ぐため、ヒートパ
イプと表皮の間に可とう性5の接着剤を、他の部分には
より接着強度が高い構造用接着剤6を使用するのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可とう
性接着剤の接着強度は他の構造用接着剤と比較すると強
度的に劣るため、ヒートパイプとインナ表皮、及びアウ
タ表皮の接着に限定して使用するのが一般的である。こ
のため従来の技術では、構造用接着剤と可とう性接着剤
を交互にインナ表皮、及びアウタ表皮にセットすること
になるため製造に時間がかかり、また、構造用接着剤と
可とう性接着剤が接触している場所があるため、硬化の
プロセスにおいて混ざり合い、反応することにより接着
強度が低下し、その結果パネルとしての構造的強度が低
下する可能性があった。また、特に高発熱の機器を搭載
する場合はフランジ付きヒートパイプを使用し、ヒート
パイプの機器搭載部をパネル場に露出することによって
熱効率を向上する場合があるが、炭素繊維表皮ヒートパ
イプパネルでは上記の理由により、この様な構造は困難
であった。
【0004】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、あらかじめヒートパイプの上下に可
とう性接着剤にて炭素繊維材料を接着し、それを構造用
接着剤にてインナ表皮、及びアウタ表皮に接着すること
によって、製造工程を簡略化し、かつ従来と比較して構
造的強度が高い、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ヒートパ
イプの上下に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、
それを構造用接着剤にてインナ表皮、及びアウタ表皮と
接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0006】また、第2の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にて、ヒートパイプを接着する位置に段差を設
けたインナ表皮、及びアウタ表皮と接着した炭素繊維表
皮ヒートパイプパネルである。
【0007】また、第3の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にてインナ表皮、及びヒートパイプを接着する
位置に段差を設けたアウタ表皮と接着した炭素繊維表皮
ヒートパイプパネルである。
【0008】また、第4の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にて、ヒートパイプを接着する位置に段差を設
けたインナ表皮、及びヒートパイプを接着する位置に段
差を設けたアウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパ
イプパネルである。
【0009】また、第5の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にて、成形時にヒートパイプを接着する位置に
段差を形成したインナ表皮、及びアウタ表皮と接着した
炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0010】また、第6の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にてインナ表皮、及び成形時にヒートパイプを
接着する位置に段差を形成したアウタ表皮と接着した炭
素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0011】また、第7の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にて、成形時にヒートパイプを接着する位置に
段差を形成したインナ表皮、及び成形時にヒートパイプ
を接着する位置に段差を形成したアウタ表皮と接着した
炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0012】また、第8の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にて、ヒートパイプを接着する位置に段差を加
工して形成したインナ表皮、及びアウタ表皮と接着した
炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0013】また、第9の発明は、ヒートパイプの上下
に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構造
用接着剤にてインナ表皮、及びヒートパイプを接着する
位置に段差を加工して形成したアウタ表皮と接着した炭
素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0014】また、第10の発明は、ヒートパイプの上
下に炭素繊維材料を可とう性接着剤で接着し、それを構
造用接着剤にて、ヒートパイプを接着する位置に段差を
加工して形成したインナ表皮、及びヒートパイプを接着
する位置に段差を加工して形成したアウタ表皮と接着し
た炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。それを構造
用接着剤にてインナ表皮、及びアウタ表皮と接着した炭
素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0015】また、第11の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上、又はア
ウタ表皮上に露出するため、フランジ上を除くヒートパ
イプの上下及びフランジ部周囲の段差部上に炭素繊維材
料を可とう性接着剤で接着し、それを構造用接着剤にて
ヒートパイプのフランジ部の形状の穴及び段差を設けた
インナ表皮、及びアウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒ
ートパイプパネルである。
【0016】また、第12の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を設けたインナ表皮
と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0017】また、第13の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をアウタ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を設けたアウタ表皮
と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0018】また、第14の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上、及びア
ウタ表皮上に露出するため、フランジ上を除くヒートパ
イプの上下及びフランジ部周囲の段差部上に炭素繊維材
料を可とう性接着剤で接着し、それを構造用接着剤にて
ヒートパイプの上下に接着した炭素繊維材料がはめ込ま
れる形状の穴、及びヒートパイプを接着するための段差
をインナ表皮及び、ヒートパイプの上下に接着した炭素
繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及びヒートパイプを
接着するための段差を設けたアウタ表皮と接着した炭素
繊維表皮ヒートパイプパネルである。
【0019】また、第15の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を成形時に形成した
インナ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネル
である。
【0020】また、第16の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をアウタ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を成形時に形成した
アウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネル
である。
【0021】また、第17の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮及びアウタ
表皮上に露出するため、フランジ上を除くヒートパイプ
の上下及びフランジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を
可とう性接着剤で接着し、それを構造用接着剤にてヒー
トパイプの上下に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる
形状の穴、及びヒートパイプを接着するための段差を成
形時に形成したインナ表皮及び、ヒートパイプの上下に
接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及びヒ
ートパイプを接着するための段差を成形時に形成したア
ウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネルで
ある。
【0022】また、第18の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を加工して形成した
インナ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネル
である。
【0023】また、第19の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をアウタ表皮上に露出す
るため、フランジ上を除くヒートパイプの上下及びフラ
ンジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を可とう性接着剤
で接着し、それを構造用接着剤にてヒートパイプの上下
に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及び
ヒートパイプを接着するための段差を加工して形成した
アウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネル
である。
【0024】また、第20の発明は、熱伝導を向上する
ためヒートパイプのフランジ部をインナ表皮上、及びア
ウタ表皮上に露出するため、フランジ上を除くヒートパ
イプの上下及びフランジ部周囲の段差部上に炭素繊維材
料を可とう性接着剤で接着し、それを構造用接着剤にて
ヒートパイプの上下に接着した炭素繊維材料がはめ込ま
れる形状の穴、及びヒートパイプを接着するための段差
を加工して形成したインナ表皮及び、ヒートパイプの上
下に接着した炭素繊維材料がはめ込まれる形状の穴、及
びヒートパイプを接着するための段差を加工して形成し
たアウタ表皮と接着した炭素繊維表皮ヒートパイプパネ
ルである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施形態1を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの
模式図である。図1に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、ヒートパイプの上下に硬化した炭
素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着する。ヒー
トパイプの上下に接着する炭素繊維材料は、インナ表
皮、又はアウタ表皮と同一、又は異なる炭素繊維を一方
向、又は織物とした基材に樹脂を含浸し、硬化したもの
である。また、この炭素繊維材料の幅は基本的にヒート
パイプの幅と同一であるが、熱的、構造的な必要に応じ
て全体又は一部をより広い形状のものを使用する。可と
う性接着剤は、ヒートパイプと炭素繊維材料の熱膨張差
を吸収するために使用するエポキシ系、シリコン系の接
着剤である。次に、(b)に示すように、定盤、又また
は成形盤上に硬化した炭素繊維製のインナ表皮に構造用
接着剤を付けてセットする。インナ表皮は、炭素繊維材
料を一方向、又は織物とした基材に樹脂を含浸したもの
である。その上にハニカムコア及び、(a)にて炭素繊
維材料を接着したヒートパイプをセットする。ハニカム
コアは、フレキシブルコアのような変形コアを含むハニ
カムコアであり、その材質は、アルミ、アラミド繊維、
炭素繊維、またはケブラ繊維で強化したプラスチックな
どより選択した一種、またはその組み合わせである。そ
の後、ハニカムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウ
タ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。アウタ表皮
は、インナ表皮と同一、又は異なる炭素繊維を一方向、
又は織物とした基材に樹脂を含浸したものである。その
後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化させることによ
り、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得る。熱と圧力
を加える方法は、熱板プレス、真空成形、オートクレー
ブ成形、オーブン成形など、通常のFRP成形法が用い
られる。
【0026】実施の形態2.図2は、この発明の実施形
態2を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図2に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、インナ表皮にヒートパイプの幅より広い段差
を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料の厚さ
の0.5〜3倍の深さで設けておく。次に、(b)に示
すように、定盤、又は成形盤上にインナ表皮に構造用接
着剤を付けてセットする。その上にハニカムコア及び、
硬化した炭素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着
炭素繊維材料を接着したヒートパイプをセットする。次
に、ハニカムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ
表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その後、熱と
圧力を加えて、接着剤を硬化させることにより、炭素繊
維表皮ヒートパイプパネルを得る。
【0027】実施の形態3.図3は、この発明の実施形
態3を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図3に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、アウタ表皮にヒートパイプの幅より広い段差
を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料の厚さ
の0.5〜3倍の深さで設けておく。次に、(b)に示
すように、定盤、又は成形盤上に硬化した、炭素繊維製
のインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その
上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう
性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒート
パイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化
した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセ
ットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化さ
せることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得
る。
【0028】実施の形態4.図4は、この発明の実施形
態4を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図4に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、インナ表皮、アウタ表皮にヒートパイプの幅よ
り広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維
材料の厚さの0.5〜3倍の深さで設けておく。次に、
(b)に示すように、定盤、又は成形盤上にインナ表皮
に構造用接着剤を付けてセットする。その上にハニカム
コア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう性接着剤にて
上下に接着炭素繊維材料を接着したヒートパイプをセッ
トする。次に、ハニカムコアの上に、硬化した炭素繊維
製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。そ
の後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化させることによ
り、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得る。
【0029】実施の形態5.図5は、この発明の実施形
態5を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図5に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、インナ表皮にヒートパイプの幅より広い段差
を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料の厚さ
の0.5〜3倍の深さでインナ表皮の成形時に形成す
る。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上に
インナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その上
にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう性
接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒートパ
イプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、あらか
じめ硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を
付けてセットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤
を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパ
ネルを得る。
【0030】実施の形態6.図6は、この発明の実施形
態6を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図6に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、アウタ表皮にヒートパイプの幅より広い段差
を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料の厚さ
の0.5〜3倍の深さでアウタ表皮の成形時に形成す
る。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上に
硬化した、炭素繊維製のインナ表皮に構造用接着剤を付
けてセットする。その上にハニカムコア及び、硬化した
炭素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊維
材料を接着したヒートパイプをセットする。次に、ハニ
カムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構
造用接着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力を加
えて、接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒ
ートパイプパネルを得る。
【0031】実施の形態7.図7は、この発明の実施形
態7を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図7に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、インナ表皮、アウタ表皮にヒートパイプの幅よ
り広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維
材料の厚さの0.5〜3倍の深さでインナ表皮、アウタ
表皮の成形時に形成する。次に、(b)に示すように、
定盤、又は成形盤上にインナ表皮に構造用接着剤を付け
てセットする。その上にハニカムコア及び、硬化した炭
素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊維材
料を接着したヒートパイプをセットする。次に、ハニカ
ムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造
用接着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力を加え
て、接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒー
トパイプパネルを得る。
【0032】実施の形態8.図8は、この発明の実施形
態8を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図8に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、硬化したインナ表皮にヒートパイプの幅より広
い段差を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料
の厚さの0.5〜3倍の深さで加工して形成する。次
に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上にインナ
表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その上にハニ
カムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう性接着剤
にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒートパイプを
セットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化した炭素
繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセットす
る。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化させるこ
とにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得る。
【0033】実施の形態9.図9は、この発明の実施形
態9を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模式図で
ある。図9に従い、製造工程を説明する。(a)に示す
ように、硬化したアウタ表皮にヒートパイプの幅より広
い段差を、ヒートパイプの上下に接着する炭素繊維材料
の厚さの0.5〜3倍の深さで加工して形成する。次
に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上に硬化し
た、炭素繊維製のインナ表皮に構造用接着剤を付けてセ
ットする。その上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊
維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を
接着したヒートパイプをセットする。次に、ハニカムコ
アの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接
着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力を加えて、
接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒートパ
イプパネルを得る。
【0034】実施の形態10.図10は、この発明の実
施形態10を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図10に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮、アウタ表皮
にヒートパイプの幅より広い段差を、ヒートパイプの上
下に接着する炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さ
でインナ表皮、アウタ表皮に加工して形成する。次に、
(b)に示すように、定盤、又は成形盤上に炭素繊維製
のインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その
上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう
性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒート
パイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化
した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセ
ットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化さ
せることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得
る。
【0035】実施の形態11.図11は、この発明の実
施形態11を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図11に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すようにフランジ部上を除くヒートパイプの
上下、及びフランジ部の段差上に硬化した炭素繊維材料
を可とう性接着剤にて接着する。また、この炭素繊維材
料の幅は基本的にヒートパイプの幅と同一であるが、熱
的、構造的な必要に応じて全体又は一部をより広い形状
のものを使用する。次に、(b)に示すように、定盤、
又は成形盤上に炭素繊維製のインナ表皮に構造用接着剤
を付けてセットする。その上にハニカムコア及び、硬化
した炭素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素
繊維材料を接着したヒートパイプをセットする。次に、
ハニカムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮
に構造用接着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力
を加えて、接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表
皮ヒートパイプパネルを得る。
【0036】実施の形態12.図12は、この発明の実
施形態12を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図12に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで設ける。次
に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上にインナ
表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その上にハニ
カムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう性接着剤
にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒートパイプを
セットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化した炭素
繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセットす
る。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化させるこ
とにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得る。
【0037】実施の形態13.図13は、この発明の実
施形態13を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図13に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したアウタ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで設ける。次
に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上にインナ
表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その上にハニ
カムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう性接着剤
にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒートパイプを
セットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化した炭素
繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセットす
る。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化させるこ
とにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得る。
【0038】実施の形態14.図14は、この発明の実
施形態14を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図14に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮、及びアウタ
表皮にヒートパイプのフランジ部の形状と同じ、または
周囲に5mm以下の隙間が空くような形状の穴、ヒート
パイプのフランジ部周囲の段差の0.1〜10倍の段
差、及びヒートパイプの幅より広い段差を、ヒートパイ
プの上下に接着する炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍
の深さで設ける。次に、(b)に示すように、定盤、又
は成形盤上にインナ表皮に構造用接着剤を付けてセット
する。その上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材
料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着
したヒートパイプをセットする。次に、ハニカムコアの
上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤
を付けてセットする。その後、熱と圧力を加えて、接着
剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプ
パネルを得る。
【0039】実施の形態15.図15は、この発明の実
施形態15を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図15に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで成形し形成
する。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上
にインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その
上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう
性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒート
パイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化
した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセ
ットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化さ
せることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得
る。
【0040】実施の形態16.図16は、この発明の実
施形態16を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図16に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したアウタ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで成形し形成
する。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤上
にインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。その
上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可とう
性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒート
パイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬化
した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けてセ
ットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化さ
せることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを得
る。
【0041】実施の形態17.図17は、この発明の実
施形態17を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図17に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮、及びアウタ
表皮にヒートパイプのフランジ部の形状と同じ、または
周囲に5mm以下の隙間が空くような形状の穴、ヒート
パイプのフランジ部周囲の段差の0.1〜10倍の段
差、及びヒートパイプの幅より広い段差を、ヒートパイ
プの上下に接着する炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍
の深さで成形し形成する。次に、(b)に示すように、
定盤、又は成形盤上にインナ表皮に構造用接着剤を付け
てセットする。その上にハニカムコア及び、硬化した炭
素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊維材
料を接着したヒートパイプをセットする。次に、ハニカ
ムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造
用接着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力を加え
て、接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮ヒー
トパイプパネルを得る。
【0042】実施の形態18.図18は、この発明の実
施形態18を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図18に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで加工して形
成する。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤
上にインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。そ
の上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可と
う性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒー
トパイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬
化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けて
セットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化
させることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを
得る。
【0043】実施の形態19.図19は、この発明の実
施形態19を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図19に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したアウタ表皮にヒートパイ
プのフランジ部の形状と同じ、または周囲に5mm以下
の隙間が空くような形状の穴、ヒートパイプのフランジ
部周囲の段差の0.1〜10倍の段差、及びヒートパイ
プの幅より広い段差を、ヒートパイプの上下に接着する
炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍の深さで加工して形
成する。次に、(b)に示すように、定盤、又は成形盤
上にインナ表皮に構造用接着剤を付けてセットする。そ
の上にハニカムコア及び、硬化した炭素繊維材料を可と
う性接着剤にて上下に接着炭素繊維材料を接着したヒー
トパイプをセットする。次に、ハニカムコアの上に、硬
化した炭素繊維製のアウタ表皮に構造用接着剤を付けて
セットする。その後、熱と圧力を加えて、接着剤を硬化
させることにより、炭素繊維表皮ヒートパイプパネルを
得る。
【0044】実施の形態20.図20は、この発明の実
施形態20を示す炭素繊維表皮ヒートパイプパネルの模
式図である。図20に従い、製造工程を説明する。
(a)に示すように、硬化したインナ表皮、及びアウタ
表皮にヒートパイプのフランジ部の形状と同じ、または
周囲に5mm以下の隙間が空くような形状の穴、ヒート
パイプのフランジ部周囲の段差の0.1〜10倍の段
差、及びヒートパイプの幅より広い段差を、ヒートパイ
プの上下に接着する炭素繊維材料の厚さの0.5〜3倍
の深さで加工して形成する。次に、(b)に示すよう
に、定盤、又は成形盤上にインナ表皮に構造用接着剤を
付けてセットする。その上にハニカムコア及び、硬化し
た炭素繊維材料を可とう性接着剤にて上下に接着炭素繊
維材料を接着したヒートパイプをセットする。次に、ハ
ニカムコアの上に、硬化した炭素繊維製のアウタ表皮に
構造用接着剤を付けてセットする。その後、熱と圧力を
加えて、接着剤を硬化させることにより、炭素繊維表皮
ヒートパイプパネルを得る。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、製造プロセスを簡略
化すると共に、構造用接着剤可とう性接着剤が硬化のプ
ロセスにおいて混ざり合うことを防ぐことができる。ま
た、サンドイッチ構造体として考えた場合でも、ヒート
パイプのインナ表皮、アウタ表皮全面を構造用接着剤で
接着することができるため、従来の炭素繊維表皮ヒート
パイプパネルと比較して強度が高い構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施形態1を示す図である。
【図2】 この発明による実施形態2を示す図である。
【図3】 この発明による実施形態3を示す図である。
【図4】 この発明による実施形態4を示す図である。
【図5】 この発明による実施形態5を示す図である。
【図6】 この発明による実施形態6を示す図である。
【図7】 この発明による実施形態7を示す図である。
【図8】 この発明による実施形態8を示す図である。
【図9】 この発明による実施形態9を示す図である。
【図10】 この発明による実施形態10を示す図であ
る。
【図11】 この発明による実施形態11を示す図であ
る。
【図12】 この発明による実施形態12を示す図であ
る。
【図13】 この発明による実施形態13を示す図であ
る。
【図14】 この発明による実施形態14を示す図であ
る。
【図15】 この発明による実施形態15を示す図であ
る。
【図16】 この発明による実施形態16を示す図であ
る。
【図17】 この発明による実施形態17を示す図であ
る。
【図18】 この発明による実施形態18を示す図であ
る。
【図19】 この発明による実施形態19を示す図であ
る。
【図20】 この発明による実施形態20を示す図であ
る。
【図21】 一般的な炭素繊維表皮ヒートパイプパネル
の模式図である。
【符号の説明】
1 インナ表皮、2 アウタ表皮、3 ヒートパイプ、
4 ハニカムコア、5構造用接着剤、6 可とう性接着
剤、7 炭素繊維材料、8 段差、9 穴、10 フラ
ンジ付きヒートパイプ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28D 15/02 102 F28D 15/02 102G

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナ表皮とアウタ表皮でヒートパイ
    プ、及びハニカムコアを挟み込んで構成したサンドイッ
    チ構造体の炭素繊維表皮ヒートパイプパネルにおいて、
    インナ表皮とアウタ表皮の間に挟み込まれるヒートパイ
    プの上下に炭素繊維材料を接着し成形することを特徴と
    する炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  2. 【請求項2】 上記のインナ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  3. 【請求項3】 上記のアウタ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  4. 【請求項4】 上記のインナ表皮、及びアウタ表皮の両
    方にヒートパイプを接着するための段差を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパ
    ネル。
  5. 【請求項5】 上記のインナ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差をインナ表皮の成形時に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパ
    ネル。
  6. 【請求項6】 上記のアウタ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差をアウタ表皮の成形時に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパ
    ネル。
  7. 【請求項7】 上記のインナ表皮、及びアウタ表皮の両
    方にヒートパイプを接着するための段差をインナ表皮、
    及びアウタ表皮の両方の成形時に形成したことを特徴と
    する請求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  8. 【請求項8】 上記のインナ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差を加工して形成したことを特徴とする請
    求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  9. 【請求項9】 上記のアウタ表皮にヒートパイプを接着
    するための段差を加工して形成したことを特徴とする請
    求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパネル。
  10. 【請求項10】 上記のインナ表皮、及びアウタ表皮の
    両方にヒートパイプを接着するための段差を加工して形
    成したことを特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  11. 【請求項11】 上記のフランジ付きヒートパイプの上
    下及びフランジ部周囲の段差部上に炭素繊維材料を接着
    したことを特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒー
    トパイプパネル。
  12. 【請求項12】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮上に露出するように、インナ表皮
    の一部に穴と、ヒートパイプを接着するための段差を設
    けたことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  13. 【請求項13】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がアウタ表皮上に露出するよう、アウタ表皮の
    一部に穴とヒートパイプを接着するための段差を設けた
    ことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒート
    パイプパネル。
  14. 【請求項14】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮、及びアウタ表皮の両方上に露出
    するよう、インナ表皮、及びアウタ表皮の両方の一部に
    穴とヒートパイプを接着するための段差を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の炭素繊維表皮ヒートパイプパ
    ネル。
  15. 【請求項15】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮上に露出するよう、穴とヒートパ
    イプを接着するための段差をインナ表皮の成形時に形成
    したことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  16. 【請求項16】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がアウタ表皮上に露出するよう、穴とヒートパ
    イプを接着するための段差をアウタ表皮の成形時に形成
    したことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  17. 【請求項17】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮、及びアウタ表皮の両方上に露出
    するよう、穴とヒートパイプを接着するための段差をイ
    ンナ表皮、及びアウタ表皮の両方の成形時に形成したこ
    とを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒートパ
    イプパネル。
  18. 【請求項18】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮上に露出するよう、インナ表皮に
    穴とヒートパイプを接着するための段差を加工して形成
    したことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  19. 【請求項19】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がアウタ表皮上に露出するよう、アウタ表皮に
    穴とヒートパイプを接着するための段差を加工して形成
    したことを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒ
    ートパイプパネル。
  20. 【請求項20】 上記のフランジ付きヒートパイプのフ
    ランジ部がインナ表皮、及びアウタ表皮の両方上に露出
    するよう、インナ表皮、及びアウタ表皮の両方に穴とヒ
    ートパイプを接着するための段差を加工して形成したこ
    とを特徴とする請求項11記載の炭素繊維表皮ヒートパ
    イプパネル。
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