JP2000129801A - 壁パネルの連結構造 - Google Patents

壁パネルの連結構造

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JP2000129801A
JP2000129801A JP30013098A JP30013098A JP2000129801A JP 2000129801 A JP2000129801 A JP 2000129801A JP 30013098 A JP30013098 A JP 30013098A JP 30013098 A JP30013098 A JP 30013098A JP 2000129801 A JP2000129801 A JP 2000129801A
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JP
Japan
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real
wall panel
tongue
joint
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP30013098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Tanaka
良彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合個所における高さ方向への滑動が抑止さ
れ、互いの壁パネルの上下端縁を水平方向に一連とする
ような調整作業等を不要とする本実部分を構成し、壁パ
ネルの組立に係る作業時間の短縮化を図るとともに組立
精度を向上させる。 【解決手段】 壁パネルの一方の側面部に本実凸所、他
方の側面部に前記本実凸所と嵌合する形状の本実凹所か
らなる本実部分を夫々高さ方向に一連に設け、隣接する
壁パネルの側面部どうしを本実継ぎにより接合してなる
壁パネルの連結構造において、前記本実凸所並びに本実
凹所の上端部と下端部をそれぞれ壁パネル側面部の上下
端縁から所定間隔離れた個所に設定する。さらには、前
記本実部分の上下端部から壁パネル側面部の上下端縁ま
での間に本実部分の形状とは逆様の凹凸形状を呈し互い
に嵌合する係合部分を同一軸線上に連続形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本実継ぎにより連
結される壁パネルの接合部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の壁パネルには複数枚の壁パネルの
平継ぎが可能となるように、両側面部において隣合う壁
パネルの側面部と係合する形状からなる本実部分を形成
したものがある。上記本実部分は、一方側の側面部が本
実凸所、他方側の側面部が本実凹所であって壁パネルの
高さ方向に一連に形成してあり、隣接する壁パネルの本
実凸所と本実凹所とを嵌合させることにより壁パネル間
の厚さ方向にズレを生ずることな連接され、表面部は段
差なく面一に構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
本実継ぎによる接合部構造にあっては、本実凸所、本実
凹所のいずれもが壁パネル側面部の上下端縁にまで形成
されているために、嵌合状態においても高さ方向に切り
通し状態を呈することからパネルが本実部分において滑
動してしまい、互いの高さが異なった状態のままに固定
してしまうといった不具合を生ずるような場合があっ
た。複数枚を平継ぎした壁パネルの水平方向に段差があ
ると、床パネルや天井パネル等といった他のパネル部材
との接合ができなくなったり、接合個所に隙間が生じて
しまうなど施工全体に悪影響を及ぼしてしまう。このた
め従来の壁パネルの組立作業においては、パネルどうし
を連結固定する前に互いの高さを合わせて水平方向に一
連にするための調整作業がなされており、前述した本実
部分の滑動は、この調整作業を困難なものとするばかり
でなく組立作業に係る効率と精度とに問題点を有するも
のとなっていた。本発明は、接合個所における高さ方向
への滑動が抑止され、互いの壁パネルの上下端縁を水平
方向に一連とするような調整作業等を不要とする本実部
分を構成することによって、壁パネルの組立に係る作業
時間の短縮化を図るとともに組立精度を向上させること
を課題としている。
【0004】本発明は上記した事情のもとになされたも
のであり、その目的とするところは、隣接する壁パネル
の高さ方向の位置決めがなされる係合手段を本実部分の
上下端に連設形成することにより、壁パネルの平継ぎに
係る組立時間の短縮と組立精度の向上がなされる壁パネ
ルの接合部構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、壁パネルの一方の側面部に本実凸
所、他方の側面部に前記本実凸所と嵌合する形状の本実
凹所からなる本実部分を夫々高さ方向に一連に設け、隣
接する壁パネルの側面部どうしを本実継ぎにより接合し
てなる壁パネルの連結構造において、前記本実凸所並び
に本実凹所の上端部と下端部とをそれぞれ壁パネル側面
部の上下端縁から所要間隔離れた個所に設定した壁パネ
ルの連結構造を呈するものである。また、さらに上記の
構造において、本実部分の形状とは逆様の形状を呈する
係合部分を前記本実部分の上下端部から壁パネル側面部
の上下端縁にかけて連続形成してなるものである。この
ような構成によれば、本実継ぎによる接合がなされる
と、隣合う壁パネルどうしは高さ方向と厚さ方向とにお
いて一連となり、連結固定前の水平方向の位置合わせな
どといった調整作業を不要とし、組立時間の短縮と組立
精度の向上がなされるものとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照しながら詳細に説明する。図1は本発
明の一実施形態を示すものである。壁パネル1の両側面
部1a、1bの相対個所には、一方側1aに本実凸所
2、他方側1bに本実凹所3からなる本実部分を所定の
寸法で高さ方向に一連に形成し、並設する同型の壁パネ
ル1と本実継ぎによる接合が可能となるように設けてあ
り、この本実部分にあっては、本実凸所並びに本実凹所
の上端部2a、3aと下端部2b、3bが、それぞれ側
面部1a、1bの上下端縁から所定の間隔Lをもって離
れた個所に設定してある。
【0007】このため、同型の壁パネル1,1どうしを
平継ぎするには、互いの側面部に形成されている本実凸
所2と本実凹所3とを高さ方向、厚さ方向ともに完全に
一致させなければ接合状態にはならなくなる。
【0008】よって、組立作業に際しては、前記本実部
分の嵌合を図るだけで、高さ方向の位置合わせ等といっ
た調整作業を要すことなく単純に結合が済まされ、これ
だけで互いの壁パネルは水平方向に一連に整合されると
ともに、パネル表面部10、10も従来構造と同様に接
合個所に段差等を生ずることなく面一に連接されるもの
となる。
【0009】そのうえ、このように形成してなる本実凸
所2と本実凹所3との本実継ぎであると、互いの壁パネ
ルは高さ方向に滑動することがなくなることから、固定
プレートや連結具などによってなされる固定作業が容易
となり、作業時間が短縮されるだけでなく組立精度も向
上するものとなる。
【0010】図2は別の実施形態を示すものであり、壁
パネル両側面部の上端縁および下端縁から前記した所要
の間隔Lをもって位置する本実部分の上端部および下端
部までの間に、前記本実部分の形状とは異なる凹凸形状
によって互いに嵌合する係合部分を形成してなるもので
ある。
【0011】この場合、壁パネル1の一方の側面部1a
の上端縁と前記本実凸所の上端部2aとの間には、該本
実凸所と逆様の形状を呈する係合凹部21が該本実凸所
2に連続して形成され、同様に、側面部1aの下端縁と
前記本実凸所の下端部2bとの間にも係合凹部21を形
成する。
【0012】他方、前記本実凹所3が設けられる側面部
1bにおいては、該本実凹所と逆様の形状を呈する係合
凸部31が該本実凹所3の上端部3aから側面部1bの
上端縁にかけて連続して形成され、同様に、側面部1b
の下端縁と前記本実凹所の下端部3bとの間にも係合凸
部31を形成する。
【0013】すなわち、前記本実凸所2がその上下端部
分から同一軸線上に延設形成された係合凹部21で挟ま
れて位置するように成形した側面部1aと、相対する本
実凹所がその上下端部分から同一軸線上に延設形成され
た係合凸部31で挟まれて位置するように成形した側面
部1bとを構成するのであり、このように構成した壁パ
ネルの並設に際しては、対向する側面部1a、1bにお
いて高さ方向が一致するように前記係合凹部21と係合
凸部31とからなる係合部分を嵌合させることによって
前記本実凸所と本実凹所とからなる本実部分も嵌合し、
高さ方向と厚さ方向とが共に一致して位置合わせがなさ
れた状態で接合するものとなる。
【0014】これにより、隣接される壁パネルの接合個
所においては、本実部分と係合部分とが互いに逆様の嵌
合形態によって連結することから、該接合個所における
剪断方向への強度が補強されるとともに光漏れなどの原
因となる隙間の発生を防止することができる。また、遮
音効果も得られることから防音室の壁等を構成する場合
等に適するものとなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本実凸所並びに本実凹所の上端部と下端部をそれぞれ壁
パネル側面部の上下端縁から所定間隔離れた個所に設定
したことにより、高さ方向の位置合わせ等といった調整
作業を要すことなく単純に結合がなされ、しかも並設す
る互いの壁パネルが高さ方向に滑動することがなくなる
ことから、固定プレートや連結具などによってなされる
固定作業が容易となり、作業時間が短縮されるだけでな
く組立精度も向上するといった優れた効果を奏する。さ
らに、壁パネル両側面部の上端縁および下端縁から前記
本実部分の上端部および下端部までの間に、前記本実部
分の形状とは異なる凹凸形状によって互いに嵌合する係
合部分を形成することにより、上述した効果に加えて接
合個所における連結強度が高まるとともに隙間部分が生
じ難いといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す説明図である。
【図2】 本発明の別の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1……壁パネル、1a,1b……側面部、2……本実凸
所、2a……上端部、2b……下端部、3……本実凹
所、3a……上端部、3b……下端部、21……係合凹
部、31……係合凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁パネルの一方の側面部に本実凸所、他方
    の側面部に前記本実凸所と嵌合する形状の本実凹所から
    なる本実部分を夫々高さ方向に一連に設け、隣接する壁
    パネルの側面部どうしを本実継ぎにより接合してなる壁
    パネルの連結構造において、 前記本実凸所並びに本実凹所の上端部と下端部をそれぞ
    れ壁パネル側面部の上下端縁から所定間隔離れた個所に
    設定したことを特徴とする壁パネルの連結構造。
  2. 【請求項2】前記本実部分の上下端部から壁パネル側面
    部の上下端縁までの間に本実部分の形状とは逆様の凹凸
    形状を呈し互いに嵌合する係合部分を同一軸線上に連続
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の壁パネルの
    連結構造。
JP30013098A 1998-10-21 1998-10-21 壁パネルの連結構造 Pending JP2000129801A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013188211A1 (en) * 2012-06-11 2013-12-19 Dirtt Environmental Solutions Inc. Modular building construction systems and methods
CN107574949A (zh) * 2017-09-15 2018-01-12 河南工程学院 一种具有防火、净化功能的拼接式墙体结构及制备方法
CN111827513A (zh) * 2020-07-22 2020-10-27 华北水利水电大学 一种装配式建筑墙体连接用抗震型节点装置

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