JP2000127935A - 車両のブレーキ制御用モジュレータ - Google Patents

車両のブレーキ制御用モジュレータ

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JP2000127935A
JP2000127935A JP10298113A JP29811398A JP2000127935A JP 2000127935 A JP2000127935 A JP 2000127935A JP 10298113 A JP10298113 A JP 10298113A JP 29811398 A JP29811398 A JP 29811398A JP 2000127935 A JP2000127935 A JP 2000127935A
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valve
control
mounting holes
valve mounting
modulator
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JP10298113A
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English (en)
Inventor
Genichi Gomi
玄一 五味
Yoshinori Tanaka
喜典 田中
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタシリンダの出力ポートに連なる入力油
路を接続する第1接続口と,車輪ブレーキに連なる出力
油路を接続する第2接続口とをモジュレータボディに一
工程で加工し得るようにすると共に,特にトラクション
制御の応答性の向上を図る。 【解決手段】 モジュレータボディ16の上面に第1,
第2接続口271 ,27 2 ,281 〜284 を設け,ま
たモジュレータボディ16の正面に横一列に並ぶトラク
ション制御用電磁弁201 ,202 ,221 ,222
ための第1弁装着孔291 〜294 と,その下方で横一
列に並ぶアンチロック制御用常開型電磁弁51 〜54
ための第2弁装着孔301 〜304 と,またその下方で
横一列に並ぶアンチロック制御用常閉型電磁弁61 〜6
4 のための第3弁装着孔311 〜314 と,第2弁装着
孔281 〜284 及び第3弁装着孔311 〜314 の中
間部に油圧ポンプ111 ,112 のためのポンプ装着孔
381 ,382 を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,自動車,自動二輪
車等の車両のブレーキ制御用モジュレータに関し,特
に,モジュレータボディの外面に,マスタシリンダの第
1及び第2出力ポートに連なる第1及び第2入力油路を
接続する一対の第1接続口と,複数の車輪ブレーキに連
なる複数の出力油路を接続する複数の第2接続口と,複
数のトラクション制御用電磁弁を装着する複数の第1弁
装着孔と,複数のアンチロック制御用常開型電磁弁を装
着する複数の第2弁装着孔と,複数のアンチロック制御
用常閉型電磁弁を装着する複数の第3弁装着孔と,油圧
ポンプを装着するポンプ装着孔とを開口するように設け
ると共に,上記油圧ポンプを駆動する電動モータを取付
け,トラクション制御時には,油圧ポンプがマスタシリ
ンダの作動油をトラクション制御用電磁弁を通して吸入
し,アンチロック制御用常開型電磁弁を通して吐出して
駆動車輪に対応する車輪ブレーキに供給し,アンチロッ
ク制御時には,油圧ポンプが車輪ブレーキの作動油をア
ンチロック制御用常閉型電磁弁を通して吸入し,トラク
ション制御用電磁弁を通して吐出してマスタシリンダ側
へ還流させるようにしたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる車両のブレーキ制御用モジュレー
タは,例えば特表平4−506789号公報に開示され
ているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
ものでは,モジュレータボディの相対向する両側面に,
マスタシリンダの第1及び第2出力ポートに連なる第1
及び第2入力油路を接続する一対の第1接続口と,複数
の車輪ブレーキに連なる複数の出力油路を接続する複数
の第2接続口とが別れて設けられるいるので,第1接続
孔及び第2接続孔の加工に際しては,2方向から個別に
行う必要があり,加工工数が多く,製作コスト高となる
嫌いがある。
【0004】本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもの
で,マスタシリンダの第1及び第2出力ポートに連なる
第1及び第2入力油路を接続する一対の第1接続口と,
複数の車輪ブレーキに連なる複数の出力油路を接続する
複数の第2接続口とをモジュレータボディに一工程で加
工することを可能すると共に,特にトラクション制御系
の油路を極力短く形成できて,トラクション制御の応答
性の向上に寄与し得る,前記車両のブレーキ制御用モジ
ュレータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,モジュレータボディの外面に,マスタシ
リンダの第1及び第2出力ポートに連なる第1及び第2
入力油路を接続する一対の第1接続口と,複数の車輪ブ
レーキに連なる複数の出力油路を接続する複数の第2接
続口と,複数のトラクション制御用電磁弁を装着する複
数の第1弁装着孔と,複数のアンチロック制御用常開型
電磁弁を装着する複数の第2弁装着孔と,複数のアンチ
ロック制御用常閉型電磁弁を装着する複数の第3弁装着
孔と,油圧ポンプを装着するポンプ装着孔とを開口する
ように設けると共に,上記油圧ポンプを駆動する電動モ
ータを取付け,トラクション制御時には,油圧ポンプが
マスタシリンダの作動油をトラクション制御用電磁弁を
通して吸入し,アンチロック制御用常開型電磁弁を通し
て吐出して駆動車輪に対応する車輪ブレーキに供給し,
アンチロック制御時には,油圧ポンプが車輪ブレーキの
作動油をアンチロック制御用常閉型電磁弁を通して吸入
し,トラクション制御用電磁弁を通して吐出してマスタ
シリンダ側へ還流させるようにした,車両のブレーキ制
御用モジュレータにおいて,モジュレータボディの上面
に第1,第2接続口を設け,またモジュレータボディの
正面には,横一列に並ぶ第1弁装着孔と,その下方で横
一列に並ぶ第2弁装着孔と,またその下方で横一列に並
ぶ第3弁装着孔とを設け,第2弁装着孔及び第3弁装着
孔の中間部にポンプ装着孔を配置し,モジュレータボデ
ィの背面に電動モータを取付けたことを第1の特徴とす
る。
【0006】この第1の特徴によれば,モジュレータボ
ディの上面に設けられる第1及び第2接続口は,同一方
向に開口することになるから,これらを多軸ボール盤に
より一挙に加工することができる。
【0007】しかも,トラクション制御時には,先ず油
圧ポンプの吸入作用により,第1接続口から開弁したト
ラクション制御用第1,第2常閉型電磁弁及び油圧ポン
プへと順次下降し,次いで油圧ポンプの吐出作用によ
り,該ポンプからアンチロック制御用常開型電磁弁及び
第2接続口へと順次上昇して駆動車輪の車輪ブレーキに
供給され,第1接続口から第2接続口に至る油路が比較
的短いものとなり,その管路抵抗を少なくして車輪ブレ
ーキの応答性を高め,トラクション制御を迅速,的確に
行うことができる。
【0008】また本発明は,上記特徴に加えて,各複数
の第1弁装着孔及び第2弁装着孔とを相互にジグザグ状
に配置したことを第2の特徴とする。
【0009】この第2の特徴によれば,各複数の第1弁
装着孔及び第2弁装着孔は,互いに相手の間のデッドス
ペースに入り込む配置となり,第1弁装着孔及び第2弁
装着孔の配列線間隔を狭めることができる。
【0010】
【実施例の形態】本発明の実施の形態を,添付図面に示
す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】図1は前輪駆動式自動車用アンチロックブ
レーキの油圧回路図,図2は上記アンチロックブレーキ
のモジュレータの平面図,図3は図2の3−3線断面
図,図4は上記モジュレータのモジュレータボディの正
面図,図5は図3の5−5線断面図,図6は図3の6−
6線断面図,図7は図3の7−7線断面図,図8は図5
の8−8線断面図である。
【0012】先ず,図1において,マスタシリンダM
は,ブレーキペダルPからピストンに加えられる入力応
じてブレーキ油圧を出力する一対の第1及び第2出力ポ
ート1 1 ,12 を備えるタンデム型に構成されており,
その第1及び第2出力ポート1 1 ,12 に個別に接続さ
れた第1及び第2入力油路21 ,22 と,左前輪用車輪
ブレーキB1 ,右後輪用車輪ブレーキB2 ,右前輪用車
輪ブレーキB3 及び左後輪用車輪ブレーキB4 に個別に
された第1〜第4出力油路91 〜94 との間にモジュレ
ータ3が介裝され,またこのモジュレータ3と右,左後
輪用車輪ブレーキB2 ,B4 に対応する出力油路92
4 には第1及び第2比例減圧弁41 ,4 2 がそれぞれ
介裝される。
【0013】モジュレータ3は,アンチロック制御ユニ
ットU1 及びトラクション制御ユニットU2 からなり,
両制御ユニットU1 ,U2 には,これらを制御する電子
制御ユニットU3 が接続される。
【0014】アンチロック制御ユニットU1 は,左前輪
用車輪ブレーキB1 ,右後輪用車輪ブレーキB2 ,右前
輪用車輪ブレーキB3 及び左後輪用車輪ブレーキB4
それぞれ個別に対応した第1,第2,第3及び第4常開
型電磁弁51 〜54 と,各常開型電磁弁51 〜54 にそ
れぞれ並列に接続される第1,第2,第3及び第4チェ
ック弁71 〜74 と,前記各車輪ブレーキB1 〜B4
それぞれ個別に対応した第1,第2,第3及び第4常閉
型電磁弁61 〜64 と,第1及び第2入力油路21 ,2
2 にそれぞれ個別に対応した第1及び第2リザーバ
1 ,82 と,第1及び第2リザーバ81 ,82 に吸入
弁101 ,102 をそれぞれ介して接続されるプランジ
ャ型の第1及び第2油圧ポンプ111 ,112 と,両油
圧ポンプ11 1 ,112 を駆動する共通一個の電動モー
タ12と,第1及び第2油圧ポンプ111 ,112 に吐
出弁131 ,132 をそれぞれ介して接続される第1及
び第2ダンパ141 ,142 と,第1及び第2入力油路
1 ,22 と第1及び第2ダンパ141 ,142 間にそ
れぞれ介裝される第1及び第2オリフィス151 ,15
2 とを備える。
【0015】第1常開型電磁弁51 は,第1入力油路2
1 と左前輪用車輪ブレーキB1 との間に介裝され,第2
常開型電磁弁52 は,第1入力油路21 と第1比例減圧
弁4 1 との間に介裝され,第3常開型電磁弁53 は,第
2入力油路22 と右前輪用車輪ブレーキB3 との間に介
裝され,第4常開型電磁弁54 は,第2入力油路22
第2比例減圧弁42 との間に介裝される。
【0016】また第1〜第4チェック弁71 〜74 は,
対応する車輪ブレーキB1 〜B4 からマスタシリンダM
へのブレーキ油の流れを許容するようにして,各常開型
電磁弁51 〜54 に並列に接続される。
【0017】第1常閉型電磁弁61 は,左前輪用車輪ブ
レーキB1 及び第1リザーバ81 間に介裝され,第2常
閉型電磁弁62 は,第1比例減圧弁41 及び第1リザー
バ8 1 間に介裝され,第3常閉型電磁弁63 は,右前輪
用車輪ブレーキB3 及び第2リザーバ82 間に介裝さ
れ,第4常閉型電磁弁64 は,第2比例減圧弁42 及び
第2リザーバ82 間に介裝される。
【0018】第1〜第4常開型電磁弁51 〜54 ,第1
〜第4常閉型電磁弁61 〜64 及び電動モータ12への
通電は,前記電子制御ユニットU3 によって制御され
る。
【0019】而して,各車輪がロックを生じる可能性の
ない通常ブレーキ時には,各常開型電磁弁51 〜54
消磁状態にあって開弁しており,また各常閉型電磁弁が
消磁状態に閉弁している。したがって,マスタシリンダ
Mの第1出力ポート11 から出力したブレーキ油圧は,
第1常開型電磁弁51 を通して左前輪用車輪ブレーキB
1 に供給されると共に,第2常開型電磁弁52 及び第1
比例減圧弁41 を通して右後輪用車輪ブレーキB2 に供
給される。またマスタシリンダMの第2出力ポート12
から出力したブレーキ油圧は,第3常開型電磁弁53
通して右前輪用車輪ブレーキB3 に供給されると共に,
第4常開型電磁弁54 及び第2比例減圧弁42 を通して
左後輪用車輪ブレーキB4 に供給される。
【0020】上記ブレーキ中,車輪がロック状態に入り
そうになると,電子制御ユニットU 3 の作動により,第
1〜第4常開型電磁弁51 〜54 のうちロック状態にな
ろうとした車輪に対応する常開型電磁弁を励磁して閉弁
すると共に,第1〜第4常閉型電磁弁61 〜64 のうち
上記車輪に対応する常閉型電磁弁を励磁して開弁する。
すると,ブレーキ油圧の一部が第1リザーバ81 又は第
2リザーバ82 に吸収されて,そのブレーキ油圧が減圧
されることになる。またブレーキ油圧を一定に保持する
際には,常開型電磁弁51 〜54 を励磁して閉弁すると
共に,常閉型電磁弁61 〜64 を消磁して閉弁状態にす
ればよく,ブレーキ油圧を増圧する際には,常開型電磁
弁51 〜54 を消磁して開弁すると共に,常閉型電磁弁
1 〜6 4 を消磁して閉弁した状態にすればよい。この
ように制御することにより車輪をロックさせることな
く,効率良く制動することができる。
【0021】このようなアンチロック制御中,電子制御
ユニットU3 は電動モータ12にも通電して,それを作
動せしめる。この電動モータ12の作動によれば,第
1,第2油圧ポンプ111 ,112 が駆動されるので,
第1,第2リザーバ81 ,82に吸収されたブレーキ油
が第1,第2油圧ポンプ111 ,112 に吸入され,そ
して第1,第2ダンパ141 ,142 側へ吐出され,第
1,第2オリフィス15 1 ,152 を経て第1,第2入
力油路21 ,22 に還流される。このような還流によっ
て,リザーバ81 ,82 のブレーキ油の吸収によるブレ
ーキペダルPの踏み込み量の増加を防ぐことができる。
しかも,油圧ポンプ111 ,112 の吐出圧の脈動はダ
ンパ141 ,142 及びオリフィス151 ,152 の協
働により減衰されるため,上記還流によるも,ブレーキ
ペダルPの操作フィーリングが阻害されることもない。
【0022】トラクション制御ユニットU2 は,第1及
び第2入力油路21 ,22 と第1常開型電磁弁51 及び
第3常開型電磁弁53 との間にそれぞれ介装されるトラ
クション制御用第1及び第2常開型電磁弁201 ,20
2 と,第1及び第2リザーバ81 ,82 と第1及び第2
吸入弁101 ,102 との間にそれぞれ介装されるトラ
クション制御用第1及び第2チェック弁211 ,212
と,これらトラクション制御用第1及び第2チェック弁
211 ,212 の各出口と第1及び第2入力油路21
2 との間に介装されるトラクション制御用第1及び第
2常閉型電磁弁221 ,222 とを備える。これらトラ
クション制御用第1及び第2常閉型電磁弁221 ,22
2 には,それぞれの弁部を迂回するリリーフ弁23及び
チェック弁24が内蔵される。
【0023】トラクション制御用の第1,第2常開型電
磁弁201 ,202 及び第1,第2常閉型電磁弁2
1 ,222 への通電は,前記電子制御ユニットU3
よって制御される。
【0024】而して,平時,トラクション制御用の第
1,第2常開型電磁弁201 ,202は消磁状態にあっ
て開弁しており,またトラクション制御用第1,第2常
閉型電磁弁221 ,222 は消磁状態にあって閉弁して
いる。したがって,通常ブレーキ時,マスタシリンダM
の第1,第2出力ポート11 ,12 の出力油圧はトラク
ション制御用第1,第2常開型電磁弁201 ,202
通してアンチロック制御ユニットU1 の第1〜第4常開
型電磁弁51 〜54 側に供給されるので,制動を支障な
く行うことができる。
【0025】次に,例えば自動車の発進時,駆動輪たる
前車輪がスピンしそうになると,トラクション制御用第
1,第2常開型電磁弁201 ,202 は励磁されて閉弁
すると共に,トラクション制御用第1,第2常閉型電磁
弁221 ,222 は励磁されて開弁する。これと同時に
電動モータ12が作動されて,第1,第2油圧ポンプ1
1 ,112 を駆動する。したがって,第1,第2油圧
ポンプ111 ,112は,マスタシリンダMの作動油を
第1,第2出力ポート11 ,12 からトラクション制御
用第1,第2常閉型電磁弁221 ,222 を通して吸入
して,アンチロック制御ユニットU1 の第1,第3常開
型電磁弁51 ,53 を通して左右の前車輪ブレーキ
1 ,B3 に供給すると共に,その作動油のマスタシリ
ンダM側への流れをトラクション制御用第1,第2常開
型電磁弁201 ,202 により阻止するので,左右の前
車輪ブレーキB1 ,B3 を作動して,対応する前車輪の
スピン現象を自動的に未然に防ぐことができる。
【0026】その際,各油圧ポンプ111 ,112 の吐
出圧が規定値(例えば70kg/cm2)を超えると,トラク
ション制御用第1,第2常開型電磁弁201 ,202
リリーフ弁23の開弁により過剰油圧分がマスタシリン
ダM側へ還流するので,左右の前車輪ブレーキB1 ,B
3 に過剰の油圧が作用することが回避される。
【0027】またトラクション制御用第1,第2常開型
電磁弁201 ,202 のチェック弁24は,マスタシリ
ンダMからアンチロック制御ユニットU1 側への作動油
の流れを許容するもので,上記のようなトラクション制
御中でも,即ち第1,第2常開型電磁弁201 ,202
が閉弁していても,ブレーキペダルPの踏み込み操作を
行えば,マスタシリンダMの第1,第2出力ポート
1 ,12 からの出力油圧を,開弁状態のアンチロック
制御ユニットU1 の第1〜第5常開型電磁弁51 〜54
を通して各対応する車輪ブレーキB1 〜B4 に供給し
て,それらを支障なく作動させることができる。その
際,マスタシリンダMの第1,第2出力ポート1 1 ,1
2 からの出力油圧は,開弁状態のトラクション制御用第
1,第2常閉弁221 ,222 をも通過可能であるが,
トラクション制御用第1,第2チェック弁211 ,21
2 により第1,第2リザーバ81 ,82 への伝達を阻止
されるから,これらリザーバ81 ,82 による無用な油
圧吸収を防ぐことができる。
【0028】図2図8に示すように,モジュレータ3
は,軽金属製,例えばアルミニューム合金製のモジュレ
ータボディ25と,このモジュレータボディ25の正面
にボルト19で接合される合成樹脂製のコイルケース1
7とを備える。
【0029】図2に示すように,モジュレータボディ1
6の上面には,前記第1,第2入力油路21 ,22 を接
続する一対の第1接続口271 ,272 と,前記第1〜
第4出力油路91 〜94 を接続する4個の第2接続口2
1 〜284 がそれぞれ垂直に開口するように設けられ
る。その際,第1接続口271 ,272 と,第2接続口
281 〜284 とは,モジュレータボディ16の上面の
2本の平行な配列線A,Bに沿って配置される。
【0030】また図3及び図4に示すように,モジュレ
ータボディ16の,コイルケース17が接合される正面
には,各種弁装着孔291 〜292 ;301 〜304
31 1 〜314 及び底付き孔321 〜324 が垂直に開
口するように設けられると共に,それぞれ横方向に平行
に延びる4本の配列線C,D,E,Fに沿って配置され
る。即ち,上段の配列線C上には4個の第1弁装着孔2
1 〜294 が配置され,その内側2個の弁装着孔29
2 ,293 には,トラクション制御用第1,第2常閉型
電磁弁221 ,222 の各弁部22aが装着され(図5
参照),外側2個の弁装着孔291 ,294 にはトラク
ション制御用第1,第2常開型電磁弁201 ,202
各弁部20aが装着される(図7参照)。
【0031】中段及び下段の配列線D,E上にはそれぞ
れ4個の第2弁装着孔301 〜30 4 及び第3弁装着孔
311 〜314 が配置され,且つ4個の第2弁装着孔3
1〜304 と4個の第1弁装着孔291 〜294 とは
相互にジグザグ状に配置される。そして,第2弁装着孔
301 〜304 のうち,内側2個の弁装着孔302 ,3
3 にはアンチロック制御用第2,第4常開型電磁弁5
2 ,54 の各弁部5aが装着され(図6参照),外側2
個の弁装着孔301 ,304 には同第1,第3常開型電
磁弁51 ,53 の各弁部5aが装着される(図6参
照)。また第3弁装着孔311 〜314 のうち,内側2
個の弁装着孔312 ,313 にはアンチロック制御用第
2,第4常閉型電磁弁62 ,64 の各弁部6aが装着さ
れ(図6参照),外側2個の弁装着孔301 ,304
は同第1,第3常閉型電磁弁61 ,6 3 の各弁部6aが
装着される(図5参照)。
【0032】上記各電磁弁201 ,202 ;221 ,2
2 ;51 〜54 ;61 〜64 の各コイル部20b,2
2b,5b,6bは,コイルケース17に装着され,そ
のコイルケース17をモジュレータボディ16の正面に
複数のボルト19で接合することにより,各電磁弁の弁
部20a,22a,5a,6aとコイル部20b,22
b,5b,6bとが相互に組み付けられる。上記接合
後,コイルケース17の外側面には,合成樹脂製のカバ
ー18が結合される。
【0033】最下段の配列線F上には,4個の底付き孔
321 〜324 が配置され,内側2個の底付き孔3
2 ,323 には,図6に示すように,それらの底面と
の間にリザーバ室8aを画成するピストン33が摺動可
能に嵌合されると共に,このピストン33をリザーバ室
8a側へ付勢するばね34が収容され,このばね34の
外端を支持する栓体35が該底付き孔322 ,323
開口部に嵌合,係止される。こうして,内側2個の底付
き孔322 ,323 に第1,第2リザーバ81 ,8 2
構成される。また外側2個の底付き孔321 ,324
は,図5に示すように,それらの底面との間に第1,第
2ダンパ141 ,142 を画成する栓体36が嵌合,係
止される。
【0034】図5及び図8に示すように,モジュレータ
ボディ16の背面には,中段の配列線D上の第2弁装着
孔301 〜304 と下段の配列線E上の第3弁装着孔3
1〜314 の間に介入するカム室37が開口するよう
に設けられ,このカム室37を挟んで同軸に配置されて
配列線D,E方向に延びる一対のポンプ装着孔381
382 がモジュレータボディ16に設けられる。そし
て,一対のポンプ装着孔381 ,382 には,プランジ
ャ型の前記第1,第2油圧ポンプ111 ,112がそれ
ぞれ装着され,両油圧ポンプ111 ,112 の各プラン
ジャ11aに往復動を与える偏心カム39が配置され
る。この偏心カム39は,モジュレータボディ16の背
面,即ちコイルケース17とは反対側の側面に複数のボ
ルト40で取付けられる電動モータ12のロータ軸に装
着される。而して,電動モータ12の作動により偏心カ
ム39を回転させると,それにより第1,第2油圧ポン
プ11 1 ,112 の各プランジャ11aを交互に往復動
させることができる。
【0035】モジュレータボディ16の内部には,上記
各種接続口,各種電磁弁,リザーバ,ダンパ及び油圧ポ
ンプの相互間を結ぶ油路が穿設される。
【0036】また図3,図7及び図8に示すように,コ
イルケース17の一端部にはカプラ半体42が一体に形
成され,これに,前記電子制御ユニットU3 のカプラ半
体(図示せず)が接続される。
【0037】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0038】モジュレータボディ16の上面に,マスタ
シリンダMの第1,第2出力ポート11 ,12 に連なる
第1,第2入力油路21 ,22 の第1接続口271 ,2
2と,車輪ブレーキB1 〜B4 に連なる第1〜第4出
力油路91 〜94 の第2接続口281 〜284 がそれぞ
れ垂直に開口するように設けられるので,これらを多軸
ボール盤により一挙に加工することができ,製作コスト
の低減を図ることができる。
【0039】またモジュレータボディ16の正面には,
各種電磁弁201 ,202 ;221,222 ;51 〜5
4 ;61 〜64 を装着する弁装着孔291 〜294 ;3
1〜304 ;311 〜314 ,並びにリザーバ81
2 及びダンパ141 ,14 2 形成のための底付き孔3
1 〜324 がそれぞれ垂直に開口するように設けられ
るので,これらも多軸ボール盤により一挙に加工するこ
とができ,製作コストの低減を図ることができ,製作コ
ストの低減に寄与し得る。
【0040】しかも,上段の配列線C上に配置された第
1弁装着孔291 〜294 には,トラクション制御用の
第1,第2常開型電磁弁201 ,201 の各弁部20a
及び第1,第2常閉型電磁弁221 ,222 の各弁部2
2aがそれぞれ装着され,中段の配列線D上に配置され
た第2弁装着孔301 〜304 には,アンチロック制御
用の第1〜第4常開型電磁弁51 〜54 の各弁部5aが
装着され,下段の配列線E上に配置された第3弁装着孔
311 〜314 には,アンチロック制御用の第1〜第4
常閉型電磁弁61 〜64 の各弁部6aが装着され,さら
にまた第2弁装着孔301 〜304 及び第3弁装着孔3
1 〜314 の中間部に配置されたポンプ装着孔3
1 ,382 に油圧ポンプ111 ,112 が装着される
ので,トラクション制御時には,マスタシリンダMの作
動油が,先ず油圧ポンプ111 ,11 2 の吸入作用によ
り,第1接続口271 ,272 から開弁したトラクショ
ン制御用第1,第2常閉型電磁弁221 ,222 及び油
圧ポンプ111 ,112 へと順次下降し,次いで油圧ポ
ンプ111 ,112 の吐出作用により,該ポンプ1
1,112 からアンチロック制御用常開型電磁弁51
〜54 及び第2接続口281〜284 へと順次上昇して
駆動車輪の車輪ブレーキB1 ,B3 に供給され,第1接
続口271 ,272 から第2接続口281 〜284 に至
る油路を比較的短いものとなり,管路抵抗を少なくして
車輪ブレーキB2 ,B4 の応答性を高め,トラクション
制御を迅速,的確に行うことができる。
【0041】また各複数の第1弁装着孔291 〜294
及び第2弁装着孔301 〜304 とが相互にジグザグ状
に配置されるので,各複数の第1弁装着孔291 〜29
4 及び第2弁装着孔301 〜304 は,互いに相手の間
のデッドスペースに入り込む配置となり,第1弁装着孔
291 〜294 及び第2弁装着孔301 〜304 の配列
線C,Dの間隔が狭まり,モジュレータボディ16の特
に上下方向のコンパクト化を図ることができる。
【0042】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,モジュレータボディの外面に,マスタシリンダの第
1及び第2出力ポートに連なる第1及び第2入力油路を
接続する一対の第1接続口と,複数の車輪ブレーキに連
なる複数の出力油路を接続する複数の第2接続口と,複
数のトラクション制御用電磁弁を装着する複数の第1弁
装着孔と,複数のアンチロック制御用常開型電磁弁を装
着する複数の第2弁装着孔と,複数のアンチロック制御
用常閉型電磁弁を装着する複数の第3弁装着孔と,油圧
ポンプを装着するポンプ装着孔とを開口するように設け
ると共に,上記油圧ポンプを駆動する電動モータを取付
け,トラクション制御時には,油圧ポンプがマスタシリ
ンダの作動油をトラクション制御用電磁弁を通して吸入
し,アンチロック制御用常開型電磁弁を通して吐出して
駆動車輪に対応する車輪ブレーキに供給し,アンチロッ
ク制御時には,油圧ポンプが車輪ブレーキの作動油をア
ンチロック制御用常閉型電磁弁を通して吸入し,トラク
ション制御用電磁弁を通して吐出してマスタシリンダ側
へ還流させるようにした,車両のブレーキ制御用モジュ
レータにおいて,モジュレータボディの上面に第1,第
2接続口を設け,またモジュレータボディの正面には,
横一列に並ぶ第1弁装着孔と,その下方で横一列に並ぶ
第2弁装着孔と,またその下方で横一列に並ぶ第3弁装
着孔とを設け,第2弁装着孔及び第3弁装着孔の中間部
にポンプ装着孔を配置し,モジュレータボディの背面に
電動モータを取付けたので,第1及び第2接続口は,モ
ジュレータボディの上面に同一方向に開口することにな
り,これらを多軸ボール盤により一挙に加工することが
でき,製作コストの低減を図ることができる。
【0044】しかも,トラクション制御時には,マスタ
シリンダから吸入された作動油が第1接続口から開弁し
たトラクション制御用第1,第2常閉型電磁弁及び油圧
ポンプへと順次下降した後,油圧ポンプからアンチロッ
ク制御用常開型電磁弁及び第2接続口へと順次上昇して
駆動車輪の車輪ブレーキに供給され,第1接続口から第
2接続口に至る油路が比較的短いものとなり,その管路
抵抗を少なくして車輪ブレーキの応答性を高め,トラク
ション制御を迅速,的確に行うことができる。
【0045】また本発明の第2の特徴によれば,各複数
の第1弁装着孔及び第2弁装着孔とを相互にジグザグ状
に配置したので,第1弁装着孔及び第2弁装着孔の配列
線間隔が狭まり,モジュレータボディの特に上下方向の
コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る前輪駆動式自動車用ア
ンチロックブレーキの油圧回路図。
【図2】上記アンチロックブレーキのモジュレータの平
面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】上記モジュレータのモジュレータボディの正面
図。
【図5】図3の5−5線断面図。
【図6】図3の6−6線断面図。
【図7】図3の7−7線断面図。
【図8】図5の8−8線断面図。
【符号の説明】
B・・・・車輪ブレーキ M・・・・マスタシリンダ 11 ,12 ・・・出力ポート 21 ,22 ・・・入力油路 3・・・・モジュレータ 51 〜54 ・・・アンチロック制御用常開型電磁弁 61 〜64 ・・・アンチロック制御用常閉型電磁弁 111 ,112 ・・・油圧ポンプ 12・・・電動モータ 16・・・モジュレータボディ 201 ,202 ・・・トラクション制御用常開型電磁弁 221 ,222 ・・・トラクション制御用常閉型電磁弁 271 ,272 ・・・第1接続口 281 〜284 ・・・第2接続口 291 〜294 ・・・第1弁装着孔 301 〜304 ・・・第2弁装着孔 311 〜314 ・・・第3弁装着孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュレータボディ(16)の外面に,
    マスタシリンダ(M)の第1及び第2出力ポート
    (11 ,12 )に連なる第1及び第2入力油路(2 1
    2 )を接続する一対の第1接続口(271 ,272
    と,複数の車輪ブレーキ(B1 〜B4 に連なる複
    数の出力油路(91 〜94 )を接続する複数の第2接続
    口(281 〜284 と,複数のトラクション制御用
    電磁弁(20 1 ,202 ,221 ,222 を装着す
    る複数の第1弁装着孔(291 〜29 4 )と,複数のア
    ンチロック制御用常開型電磁弁(51 〜54 )を装着す
    る複数の第2弁装着孔(301 〜304 )と,複数のア
    ンチロック制御用常閉型電磁弁(61 〜64 )を装着す
    る複数の第3弁装着孔(311 〜314 )と,油圧ポン
    プ(11,112 )を装着するポンプ装着孔(381
    382 )とを開口するように設けると共に,上記油圧ポ
    ンプ(311 〜314 )を駆動する電動モータ(41)
    を取付け,トラクション制御時には,油圧ポンプ(1
    1,112 )がマスタシリンダ(M)の作動油をトラク
    ション制御用電磁弁(221 ,222 )を通して吸入
    し,アンチロック制御用常開型電磁弁(51 〜54 )を
    通して吐出して駆動車輪に対応する車輪ブレーキ
    (B1 ,B3 )に供給し,アンチロック制御時には,油
    圧ポンプ(11,112 )が車輪ブレーキ(B1
    4 )の作動油をアンチロック制御用常閉型電磁弁(6
    1 〜64 )を通して吸入し,トラクション制御用電磁弁
    (201 ,202 )を通して吐出してマスタシリンダ
    (M)側へ還流させるようにした,車両のブレーキ制御
    用モジュレータにおいて,モジュレータボディ(16)
    の上面に第1,第2接続口(281 〜284 )を設け,
    またモジュレータボディ(16)の正面には,横一列に
    並ぶ第1弁装着孔(291 〜294 )と,その下方で横
    一列に並ぶ第2弁装着孔(301 〜304)と,またそ
    の下方で横一列に並ぶ第3弁装着孔(311 〜314
    とを設け,第2弁装着孔(301 〜304 )及び第3弁
    装着孔(311 〜314 )の中間部にポンプ装着孔(3
    1 ,382 )を配置し,モジュレータボディ(16)
    の背面に電動モータ(41)を取付けたことを特徴とす
    る,車両のブレーキ制御用モジュレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両のブレーキ制御用モ
    ジュレータにおいて,各複数の第1弁装着孔(291
    294 )及び第2弁装着孔(301 〜304)とを相互
    にジグザグ状に配置したことを特徴とする,車両のブレ
    ーキ制御用モジュレータ。
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