JP2000126914A - チャック - Google Patents
チャックInfo
- Publication number
- JP2000126914A JP2000126914A JP11300151A JP30015199A JP2000126914A JP 2000126914 A JP2000126914 A JP 2000126914A JP 11300151 A JP11300151 A JP 11300151A JP 30015199 A JP30015199 A JP 30015199A JP 2000126914 A JP2000126914 A JP 2000126914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jaw
- connecting member
- mounting
- chuck
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/1627—Details of the jaws
- B23B31/16279—Fixation on the master jaw
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/107—Retention by laterally-acting detents, e.g. pins, screws, wedges; Retention by loose elements, e.g. balls
- B23B31/1075—Retention by screws
- B23B31/1077—Retention by screws acting on a floating pin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/32—Chucks with jaws carried by diaphragm
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/19—Radially reciprocating jaws
- Y10T279/1986—Jaws
- Y10T279/1993—Jaws with means to facilitate jaw removal
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/34—Accessory or component
- Y10T279/3462—Jaw insert
- Y10T279/3468—Machinable jaw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】チャックにおいて、ベースジョーおよび載置ジ
ョーの協働する部材を経済的に製造し加工できるばかり
でなく、チャックの締付けジョーを短時間で交換できる
ように構成する。 【解決手段】各ベースジョー（１１）に、載置ジョー
（２１）の方向へ突出し且つ載置ジョー（２１）に穿設
された受容穴（２２）に係合する連結部材（１２）が設
けられている。載置ジョー（２１）は、該載置ジョー
（２１）と連結部材（１２）内に配置されその軸線方向
に作用する高速締付け装置（３１）によりベースジョー
（１１）または連結部材（１２）に締付け固定可能であ
る。
ョーの協働する部材を経済的に製造し加工できるばかり
でなく、チャックの締付けジョーを短時間で交換できる
ように構成する。 【解決手段】各ベースジョー（１１）に、載置ジョー
（２１）の方向へ突出し且つ載置ジョー（２１）に穿設
された受容穴（２２）に係合する連結部材（１２）が設
けられている。載置ジョー（２１）は、該載置ジョー
（２１）と連結部材（１２）内に配置されその軸線方向
に作用する高速締付け装置（３１）によりベースジョー
（１１）または連結部材（１２）に締付け固定可能であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャック本体に半
径方向の溝内を移動可能に挿着される駆動可能なベース
ジョーと、このベースジョーにそれぞれ着脱可能に装着
される、工作物を保持するための載置ジョーとを備えた
チャックに関するものである。
径方向の溝内を移動可能に挿着される駆動可能なベース
ジョーと、このベースジョーにそれぞれ着脱可能に装着
される、工作物を保持するための載置ジョーとを備えた
チャックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】チャックの載置ジョーは、種々の作業工
程に対し設計され、締付け固定される工作物の径に整合
せしめられることが多いが、この種の載置ジョーは、該載
置ジョーとベースジョーとに互いに係合するように十字
状に配置された板と溝を介してベースジョーで回転方向
および半径方向に支持され、ねじを用いてベースジョー
に固定される。この種の結合は実際にその優れた性能が
証明されているが、しかしばねロックを形成する部材を
ベースジョーと載置ジョーとに加工するのは非常に時間
がかかり、寸法正確な製造を必要とするので高価であ
る。さらに、載置ジョーの交換には多大な時間を要し、す
なわち工具が通常のごとく水平方向に指向されている場
合、個々の固定ねじを別個にはずしていき、載置ジョーを
交換後新たに締めなおさねばならないのが欠点である。
また、載置ジョーの締付け面および（または）接触面が
締付けねじおよびこれを受容する穴によって損傷するこ
ともある。
程に対し設計され、締付け固定される工作物の径に整合
せしめられることが多いが、この種の載置ジョーは、該載
置ジョーとベースジョーとに互いに係合するように十字
状に配置された板と溝を介してベースジョーで回転方向
および半径方向に支持され、ねじを用いてベースジョー
に固定される。この種の結合は実際にその優れた性能が
証明されているが、しかしばねロックを形成する部材を
ベースジョーと載置ジョーとに加工するのは非常に時間
がかかり、寸法正確な製造を必要とするので高価であ
る。さらに、載置ジョーの交換には多大な時間を要し、す
なわち工具が通常のごとく水平方向に指向されている場
合、個々の固定ねじを別個にはずしていき、載置ジョーを
交換後新たに締めなおさねばならないのが欠点である。
また、載置ジョーの締付け面および（または）接触面が
締付けねじおよびこれを受容する穴によって損傷するこ
ともある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた種類のチャックのベースジョーおよ
び載置ジョーにおいて、ベースジョーおよび載置ジョー
の協働する部材を経済的に製造し加工できるばかりでな
く、チャックの締付けジョーを短時間で交換できるよう
に構成することである。さらに、このために必要な時間
を短縮すること、それにもかかわらずベースジョーへの
際ジョーの確実な固定を常に簡単な操作で保証すること
をも課題とする。
題は、冒頭で述べた種類のチャックのベースジョーおよ
び載置ジョーにおいて、ベースジョーおよび載置ジョー
の協働する部材を経済的に製造し加工できるばかりでな
く、チャックの締付けジョーを短時間で交換できるよう
に構成することである。さらに、このために必要な時間
を短縮すること、それにもかかわらずベースジョーへの
際ジョーの確実な固定を常に簡単な操作で保証すること
をも課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、各ベースジョーに、載置ジョーの方向へ突出
し且つ載置ジョーに穿設された受容穴に係合する連結部
材が設けられていること、載置ジョーが、該載置ジョーと
連結部材内に配置されその軸線方向に作用する高速締付
け装置によりベースジョーまたは連結部材に締付け固定
可能であることを特徴とするものである。
決するため、各ベースジョーに、載置ジョーの方向へ突出
し且つ載置ジョーに穿設された受容穴に係合する連結部
材が設けられていること、載置ジョーが、該載置ジョーと
連結部材内に配置されその軸線方向に作用する高速締付
け装置によりベースジョーまたは連結部材に締付け固定
可能であることを特徴とするものである。
【０００５】この場合、載置ジョーが、有利にはその外側
縁領域に配置される側部案内板により形成されるベース
ジョー受容穴を備え、ベースジョーの連結部材が筒状の
差込部材として形成され、載置ジョーの受容穴が袋穴と
して形成されているのが合目的である。
縁領域に配置される側部案内板により形成されるベース
ジョー受容穴を備え、ベースジョーの連結部材が筒状の
差込部材として形成され、載置ジョーの受容穴が袋穴と
して形成されているのが合目的である。
【０００６】高速締付け装置はそれぞれ、連結部材の半
径方向の穴内を制限的に移動可能に保持され、端部に内
側円錐部または外側円錐部を有している振り子ピンと、
互いに直径方向に対向する載置ジョーのねじ穴で案内さ
れる２つの保持ねじであって、振り子ピンの内側円錐部
または外側円錐部に対応する外側円錐部または内側円錐
部と、載置ジョーの押圧を生じさせるように振り子ピン
に対して軸線がずれている軸線ずれ部とを備えた前記２
つの保持ねじとを有しているのが有利である。さらに、
たとえば頭上作業の場合、高速締付け装置を解除した後、
載置ジョーが連結部材でその位置を維持するように、載
置ジョーがそれぞれ、連結部材に穿設された周回する溝
に係合するばねロックを備えているのが好ましい。
径方向の穴内を制限的に移動可能に保持され、端部に内
側円錐部または外側円錐部を有している振り子ピンと、
互いに直径方向に対向する載置ジョーのねじ穴で案内さ
れる２つの保持ねじであって、振り子ピンの内側円錐部
または外側円錐部に対応する外側円錐部または内側円錐
部と、載置ジョーの押圧を生じさせるように振り子ピン
に対して軸線がずれている軸線ずれ部とを備えた前記２
つの保持ねじとを有しているのが有利である。さらに、
たとえば頭上作業の場合、高速締付け装置を解除した後、
載置ジョーが連結部材でその位置を維持するように、載
置ジョーがそれぞれ、連結部材に穿設された周回する溝
に係合するばねロックを備えているのが好ましい。
【０００７】
【発明の効果】チャックのベースジョーと載置ジョーを
本発明にしたがって構成することにより、両ジョーの間
に確実で高負荷可能な結合が与えられ、この結合は経済
的に達成でき、しかも短時間で且つ簡単に達成でき、解除
可能である。すなわちベースジョーの連結部材と載置ジ
ョーの受容穴とは寸法正確に簡単に加工でき、高速締付
け装置もほとんどの場合上側から接近することができ
る。したがって載置ジョーの交換を難なく実現できる。
本発明にしたがって構成することにより、両ジョーの間
に確実で高負荷可能な結合が与えられ、この結合は経済
的に達成でき、しかも短時間で且つ簡単に達成でき、解除
可能である。すなわちベースジョーの連結部材と載置ジ
ョーの受容穴とは寸法正確に簡単に加工でき、高速締付
け装置もほとんどの場合上側から接近することができ
る。したがって載置ジョーの交換を難なく実現できる。
【０００８】すなわちジョー交換の場合には、たとえば
半径方向外側からチャック本体内へ挿入可能な六角スパ
ナを用いて高速締付け装置だけを解除すればよく、載置
ジョーはチャック本体の軸線方向へ移動させることによ
り連結部材から引き出される。別様に構成された載置ジ
ョーを連結部材に嵌合させ、高速締付け装置はたとえば
回転運動により再び操作すれば、ジョーの交換は終了す
る。
半径方向外側からチャック本体内へ挿入可能な六角スパ
ナを用いて高速締付け装置だけを解除すればよく、載置
ジョーはチャック本体の軸線方向へ移動させることによ
り連結部材から引き出される。別様に構成された載置ジ
ョーを連結部材に嵌合させ、高速締付け装置はたとえば
回転運動により再び操作すれば、ジョーの交換は終了す
る。
【０００９】この場合、本発明にしたがって構成された
高速締付け装置により、ベースジョーと載置ジョーとは
それぞれ締付け固定された部材を形成し、したがって両
部材の間に高度な剛性が保証され、両ジョーの間に不純
物が侵入することはない。
高速締付け装置により、ベースジョーと載置ジョーとは
それぞれ締付け固定された部材を形成し、したがって両
部材の間に高度な剛性が保証され、両ジョーの間に不純
物が侵入することはない。
【００１０】さらに、筒状の差込部材として構成され
た、ベースジョーの連結部材と、これに付設される、載置
ジョーに穿設された穴とは、簡単に且つ経済的に寸法正
確に製造でき、高速締付け装置を信頼性のある部材から
形成できるという利点がある。したがって低コストの製
造が可能であり、特に、これらの信頼性のある部材を予め
製造し、軸受けで保持させることができ、載置ジョーだけ
をその都度締付け固定される工作物に整合させればよ
い。したがって短期間の納入準備が保証されている。本
発明にしたがって提案されたチャックは構成が簡潔で、
工作物を再現可能に正確に締付け固定できるばかりでな
く、載置ジョーを簡単に交換できるので、別様に構成され
た工作物への適合も容易に実現できる。
た、ベースジョーの連結部材と、これに付設される、載置
ジョーに穿設された穴とは、簡単に且つ経済的に寸法正
確に製造でき、高速締付け装置を信頼性のある部材から
形成できるという利点がある。したがって低コストの製
造が可能であり、特に、これらの信頼性のある部材を予め
製造し、軸受けで保持させることができ、載置ジョーだけ
をその都度締付け固定される工作物に整合させればよ
い。したがって短期間の納入準備が保証されている。本
発明にしたがって提案されたチャックは構成が簡潔で、
工作物を再現可能に正確に締付け固定できるばかりでな
く、載置ジョーを簡単に交換できるので、別様に構成され
た工作物への適合も容易に実現できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図面には本発明の１実施形態が図
示されている。以下これについて詳細に説明する。
示されている。以下これについて詳細に説明する。
【００１２】図１に図示したチャック１は、二点鎖線で
示した工作物１０を締付け固定するために用いられ、チ
ャック本体２のなかで半径方向の溝３内を移動可能に挿
着されたベースジョー１１と、このベースジョー１１に
交換可能に固定される載置ジョー２１とを有している。
溝３内で案内されるチャック１のベースジョー１１は、
種々の態様で、たとえば手動またはサーボ装置を用いて
くさびフックまたはくさび棒を介して駆動され、したが
ってチャック１を開閉させるために半径方向へ位置調整
することができる。
示した工作物１０を締付け固定するために用いられ、チ
ャック本体２のなかで半径方向の溝３内を移動可能に挿
着されたベースジョー１１と、このベースジョー１１に
交換可能に固定される載置ジョー２１とを有している。
溝３内で案内されるチャック１のベースジョー１１は、
種々の態様で、たとえば手動またはサーボ装置を用いて
くさびフックまたはくさび棒を介して駆動され、したが
ってチャック１を開閉させるために半径方向へ位置調整
することができる。
【００１３】載置ジョー２１をベースジョー１１と着脱
可能に結合させることができるように、ベースジョー１
１にはそれぞれ筒状の差込部材１３として形成される連
結部材１２が形成され、載置ジョー２１には、連結部材
１２が係合する袋穴２３の形状の受容穴２２が穿設され
ている。連結部材１２の軸線方向に作用する高速締付け
装置３１を用いると、載置ジョー２１を連結部材１２に
より、よってベースジョー１１により固定可能である。
可能に結合させることができるように、ベースジョー１
１にはそれぞれ筒状の差込部材１３として形成される連
結部材１２が形成され、載置ジョー２１には、連結部材
１２が係合する袋穴２３の形状の受容穴２２が穿設され
ている。連結部材１２の軸線方向に作用する高速締付け
装置３１を用いると、載置ジョー２１を連結部材１２に
より、よってベースジョー１１により固定可能である。
【００１４】高速締付け装置３１は、半径方向に制限的
に移動可能な振り子ピン３２と２つの保持ねじ３７,３
８により形成されている。振り子ピン３２と２つの保持
ねじ３７,３８は、連結部材１２の軸線方向に作用する
力を生じさせるため、取り付け状態において軸線がずれ
るように配置されている。このため振り子ピン３２は、
連結部材１２に穿設された穴１４に挿着され、これに対
して保持ねじ３７または３８は載置ジョー２１に穿設さ
れるねじ穴２６または２７にねじ込まれている。さらに
振り子ピン３２はそれぞれ内側円錐部３３と外側円錐部
３４とを備えている。内側円錐部３３と外側円錐部３４
は、保持ねじ３７または３８に加工された外側円錐部３
９または内側円錐部４０とそれぞれ協働する。振り子ピ
ン３２を連結部材１２で保持するため、連結部材１２に
はねじ穴１５が形成され、振り子ピン３２には、ねじ穴
１５にねじ込まれるピン３６が係合する長穴３５が設け
られている。
に移動可能な振り子ピン３２と２つの保持ねじ３７,３
８により形成されている。振り子ピン３２と２つの保持
ねじ３７,３８は、連結部材１２の軸線方向に作用する
力を生じさせるため、取り付け状態において軸線がずれ
るように配置されている。このため振り子ピン３２は、
連結部材１２に穿設された穴１４に挿着され、これに対
して保持ねじ３７または３８は載置ジョー２１に穿設さ
れるねじ穴２６または２７にねじ込まれている。さらに
振り子ピン３２はそれぞれ内側円錐部３３と外側円錐部
３４とを備えている。内側円錐部３３と外側円錐部３４
は、保持ねじ３７または３８に加工された外側円錐部３
９または内側円錐部４０とそれぞれ協働する。振り子ピ
ン３２を連結部材１２で保持するため、連結部材１２に
はねじ穴１５が形成され、振り子ピン３２には、ねじ穴
１５にねじ込まれるピン３６が係合する長穴３５が設け
られている。
【００１５】高速締付け装置３１は次のように作用す
る。保持ねじ３７をたとえば六角スパナを用いて振り子
ピン３２の内側円錐部３３のなかにねじ込むことによっ
て、振り子ピン３２はその外側円錐部３４により保持ね
じ３８の内側円錐部４０で支持され、その結果斜面によ
り連結部材１２の軸線方向の力が発生し、載置ジョー２
１がベースジョー１１に対して押圧される。しかしこの
ための前提は、振り子ピン３２が保持ねじ３７と３８に
対してわずかに量aだけ軸線がずれていることである。
これを実現するため、載置ジョー２１をベースジョー１
１の付設の面に取り付ける際、振り子ピン３２を受容し
ている穴１４の軸線が保持ねじ３７と３８をねじ込むね
じ穴２６と２７の軸線に対してずれるようにする。その
結果、それぞれほぼ直径方向に対向している保持ねじ３
７と３８の半部分が振り子ピン３２に当接することによ
り、載置ジョー２１の軸線方向の移動が実現されて締付
け力が発生する。
る。保持ねじ３７をたとえば六角スパナを用いて振り子
ピン３２の内側円錐部３３のなかにねじ込むことによっ
て、振り子ピン３２はその外側円錐部３４により保持ね
じ３８の内側円錐部４０で支持され、その結果斜面によ
り連結部材１２の軸線方向の力が発生し、載置ジョー２
１がベースジョー１１に対して押圧される。しかしこの
ための前提は、振り子ピン３２が保持ねじ３７と３８に
対してわずかに量aだけ軸線がずれていることである。
これを実現するため、載置ジョー２１をベースジョー１
１の付設の面に取り付ける際、振り子ピン３２を受容し
ている穴１４の軸線が保持ねじ３７と３８をねじ込むね
じ穴２６と２７の軸線に対してずれるようにする。その
結果、それぞれほぼ直径方向に対向している保持ねじ３
７と３８の半部分が振り子ピン３２に当接することによ
り、載置ジョー２１の軸線方向の移動が実現されて締付
け力が発生する。
【００１６】保持ねじ３７を緩めて、保持ねじ３７が連
結部材１２に係合しないようにすると、載置ジョー２１
を軸線方向に移動することによってベースジョー１１か
らはずして交換することができる。
結部材１２に係合しないようにすると、載置ジョー２１
を軸線方向に移動することによってベースジョー１１か
らはずして交換することができる。
【００１７】載置ジョー２１の回動を阻止するため、載
置ジョー２１には、ベースジョー１１が係合する受容溝
２４が設けられている。さらに、特に図２からわかるよ
うに、載置ジョー２１の縁領域には２つの案内板２５が
載置ジョーに一体成形されている。
置ジョー２１には、ベースジョー１１が係合する受容溝
２４が設けられている。さらに、特に図２からわかるよ
うに、載置ジョー２１の縁領域には２つの案内板２５が
載置ジョーに一体成形されている。
【００１８】さらに載置ジョー２１は、ねじ穴２８に挿
着されるばねロック２９を備えている。ばねロック２９
は、連結部材１２に形成された周回する溝１６に係合す
る。したがって、高速締付け装置２１を解除した場合、お
よびチャック１を鉛直方向に取り付けた場合も、載置ジ
ョー２１は連結部材１２で保持され、ばねロック２９の
保持力を克服したときだけ載置ジョー２１を取り外すこ
とができる。
着されるばねロック２９を備えている。ばねロック２９
は、連結部材１２に形成された周回する溝１６に係合す
る。したがって、高速締付け装置２１を解除した場合、お
よびチャック１を鉛直方向に取り付けた場合も、載置ジ
ョー２１は連結部材１２で保持され、ばねロック２９の
保持力を克服したときだけ載置ジョー２１を取り外すこ
とができる。
【図１】工作物を締付け固定したチャックの軸断面図で
ある。
ある。
【図２】図１のチャックに設けられたベースジョーを載
置ジョーとともに図示した斜視図である。
置ジョーとともに図示した斜視図である。
１ チャック ２ チャック本体 ３ 溝 １０ 工作物 １１ ベースジョー １２ 連結部材 ２１ 載置ジョー ２２ 受容穴 ３１ 高速締付け装置
Claims (5)
- 【請求項１】チャック本体（２）に半径方向の溝（３）
内を移動可能に挿着される駆動可能なベースジョー（１
１）と、このベースジョー（１１）にそれぞれ着脱可能
に装着される、工作物（１０）を保持するための載置ジ
ョー（２１）とを備えたチャックにおいて、各ベースジ
ョー（１１）に、載置ジョー（２１）の方向へ突出し且
つ載置ジョー（２１）に穿設された受容穴（２２）に係
合する連結部材（１２）が設けられていること、載置ジ
ョー（２１）が、該載置ジョー（２１）と連結部材（１
２）内に配置されその軸線方向に作用する高速締付け装
置（３１）によりベースジョー（１１）または連結部材
（１２）に締付け固定可能であることを特徴とするチャ
ック。 - 【請求項２】載置ジョー（２１）が、有利にはその外側
縁領域に配置される側部案内板（２５）により形成され
るベースジョー（１１）受容穴（２４）を備えているこ
とを特徴とする、請求項１に記載のチャック。 - 【請求項３】ベースジョー（１１）の連結部材（１２）
が筒状の差込部材（１３）として形成され、載置ジョー
（２１）の受容穴（２２）が袋穴（２３）として形成さ
れていることを特徴とする、請求項１または２に記載の
チャック。 - 【請求項４】高速締付け装置（３１）がそれぞれ、連結
部材（１２）の半径方向の穴（１４）内を制限的に移動
可能に保持され、端部に内側円錐部（３３）または外側
円錐部（３４）を有している振り子ピン（３２）と、互
いに直径方向に対向する載置ジョー（２１）のねじ穴
（２６または２７）で案内される２つの保持ねじ（３
７,３８）であって、振り子ピン（３２）の内側円錐部
（３３）または外側円錐部（３４）に対応する外側円錐
部（３９）または内側円錐部（４０）と、載置ジョー
（２１）の押圧を生じさせるように振り子ピン（３２）
に対して軸線がずれている軸線ずれ部（a）とを備えた
前記２つの保持ねじ（３７,３８）とを有していること
を特徴とする、請求項１から３までのいずれか一つに記
載のチャック。 - 【請求項５】載置ジョー（２１）がそれぞれ、連結部材
（１２）に穿設された周回する溝（１６）に係合するば
ねロック（２９）を備えていることを特徴とする、請求
項１から４までのいずれか一つに記載のチャック。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19849104 | 1998-10-24 | ||
| DE19849104:2 | 1999-04-28 | ||
| DE19919403A DE19919403A1 (de) | 1998-10-24 | 1999-04-28 | Spannfutter |
| DE19919403:3 | 1999-04-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000126914A true JP2000126914A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=26049734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11300151A Pending JP2000126914A (ja) | 1998-10-24 | 1999-10-21 | チャック |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6241261B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000126914A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030072A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Howa Mach Ltd | ドローダウンチャック |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3706295B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2005-10-12 | 矢崎総業株式会社 | ゴム栓挿入装置 |
| US7042615B2 (en) | 2002-05-17 | 2006-05-09 | The Regents Of The University Of California | Electrochromic devices based on lithium insertion |
| DE102005031142A1 (de) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Forkardt Deutschland Gmbh | Spannvorrichtung, Grundbacken und Aufsatzbacken dafür |
| US8152175B1 (en) | 2006-12-22 | 2012-04-10 | Maro Scott J | Jaw assembly |
| US8534677B2 (en) * | 2007-02-27 | 2013-09-17 | Forkardt Inc. | Work-holding chuck with quick-release jaws |
| US8528914B2 (en) | 2007-02-27 | 2013-09-10 | Forkardt Inc. | Quick-release jaws with single-piece bearing chuck |
| US7594665B2 (en) * | 2007-02-27 | 2009-09-29 | Illinois Tool Works Inc. | Quick-release jaws with a single-piece bearing chuck |
| US8668504B2 (en) | 2011-07-05 | 2014-03-11 | Dave Smith Chevrolet Oldsmobile Pontiac Cadillac, Inc. | Threadless light bulb socket |
| US9478929B2 (en) | 2014-06-23 | 2016-10-25 | Ken Smith | Light bulb receptacles and light bulb sockets |
| SE538603C2 (sv) * | 2015-04-21 | 2016-09-27 | Karl Ragnar Svensson Bo | Chuck arrangement |
| CN110586974A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-20 | 海宁奥通汽车零件有限公司 | 一种自适应锥角卡盘 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2533770A1 (de) * | 1975-07-29 | 1977-02-03 | Roehm Guenter H | Spannfutter mit radial verstellbaren spannbacken |
| US4083624A (en) * | 1977-01-19 | 1978-04-11 | Henry Timmer | Terminal clamp |
| DE2711904C3 (de) * | 1977-03-18 | 1981-08-13 | Röhm, Günter Horst, 7927 Sontheim | Spannfutter für Drehmaschinen |
| DE3337047A1 (de) * | 1983-10-12 | 1985-05-02 | SMW Schneider & Weißhaupt GmbH, 7996 Meckenbeuren | Einrichtung zur koppelung eines aufsatzspannbackens mit einem grundbacken eines spannfutters |
| US4667971A (en) * | 1985-06-06 | 1987-05-26 | Buck Chuck Company | Fast change top jaw system |
| DE4029625C1 (ja) * | 1990-09-19 | 1992-03-12 | Smw Schneider & Weisshaupt Gmbh, 7996 Meckenbeuren, De | |
| US5330205A (en) * | 1993-11-04 | 1994-07-19 | Buck Chuck Company | Power chuck with quick change top jaw |
-
1999
- 1999-10-20 US US09/421,485 patent/US6241261B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-21 JP JP11300151A patent/JP2000126914A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030072A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Howa Mach Ltd | ドローダウンチャック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6241261B1 (en) | 2001-06-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4564614B2 (ja) | ダイヤフラムチャック | |
| JP3690987B2 (ja) | ワークチャッキング装置 | |
| US5516173A (en) | Gripper | |
| US5363733A (en) | Quick release saw blade chuck and saw including the same | |
| JP2000126914A (ja) | チャック | |
| US7506877B1 (en) | Bit or tool extension and method of making same | |
| HU188534B (en) | Connection arrangement for modular tool systems | |
| JP4972362B2 (ja) | ダイヤフラムチャック | |
| US7396196B2 (en) | Cutting machining tool | |
| US20100308546A1 (en) | Device for Holding Tools on Machine Tools | |
| JPH01140902A (ja) | アタツチメント、バイトホルダ及びバイトのテーパ端面に適用する、特に７／２４番円錐のテーパシヤンクをもつ取付装置 | |
| JPH02243209A (ja) | 工作機械主軸用工具アダプタ | |
| CA2142447A1 (en) | Clamping device for connecting machine spindles with tool holders | |
| US8272646B2 (en) | Quick change jaw system for chucks | |
| NO860241L (no) | Verktoeyholder. | |
| US6053670A (en) | Frictionally clamped tool and holder | |
| US5244322A (en) | Clamping device for individual tools | |
| US5348319A (en) | Chuck utilizing cam | |
| JP2628676B2 (ja) | シャフトを備えた電極を保持する装置 | |
| US20070084539A1 (en) | Quick change device for the oscillating tool of a vibration welding machine | |
| JP3337215B2 (ja) | 切削機械加工用工具 | |
| KR20090093941A (ko) | 공구 홀더 | |
| JP4757304B2 (ja) | チャック及び回転式方向合わせ装置 | |
| JP4339637B2 (ja) | 偏心チャック | |
| GB2175227A (en) | Device for clamping tools to a tool holder of a machine-tool |