JP2000123983A - 閉ループ/調光の安定制御用集積回路 - Google Patents

閉ループ/調光の安定制御用集積回路

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JP2000123983A
JP2000123983A JP3026598A JP3026598A JP2000123983A JP 2000123983 A JP2000123983 A JP 2000123983A JP 3026598 A JP3026598 A JP 3026598A JP 3026598 A JP3026598 A JP 3026598A JP 2000123983 A JP2000123983 A JP 2000123983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トーテムポールまたは半ブリッジ構造に接続
された2個のMOSゲート電力半導体たとえば電力MO
SFETまたはIGBTを駆動するための新規なモノリ
シック電子安定制御IC。 【解決手段】 有利にも、本発明はプログラム可能な予
熱時間および電流、プログラム可能な寿命保護、ランプ
・フォールト保護、過温保護を提供する。本発明の第1
の実施例は多ランプ構成を目的とした閉ループ安定制御
ICで、3個の電流検出入力とプログラム可能なランプ
電力を有する。閉ループ制御は位相制御を介して、また
はさらに詳しく説明すれば、蛍光ランプを駆動する共振
型出力段の周囲のフェーズ・ロック・ループ(PLL)
を介して実現される。本発明の第2の実施例は第1の実
施例と同様のアーキテクチャを有し、幾つかの変更点に
より調光して低い光量レベルに下げられるようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMOSゲート・デバ
イス用のゲート駆動回路に関し、さらに詳しくはMOS
ゲート・デバイス用のモノリシック・ゲート駆動回路、
特にランプ安定回路で使用する回路に関する。
【0002】
【関連技術の説明】ガス放電回路用の電子安定器は、こ
れまで使用されていた電力バイポーラ・スイッチング・
デバイスに置き換わる電力MOSFETスイッチング・
デバイスと絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ(I
GBT)が利用可能になったため最近では広範に使用さ
れるようになって来た。モノリシック・ゲート駆動回
路、たとえばインターナショナル整流器コーポレーショ
ン(International RectifierCorporation )で販売し
ており米国特許第5,545,955号に開示されてい
るIR2155などは、電子安定器内の電力MOSFE
TまたはIGBTを駆動するように工夫されている。I
R2155ゲート駆動ICは一般的なDIPまたはSO
ICパッケージにパッケージ化されており内部レベルシ
フト回路、過小電圧ロックアウト回路、デッドタイム遅
延回路、および追加の論理回路および入力を含み、その
ため駆動回路は外部抵抗RT およびCT によって決定さ
れる周波数で自己発振できる点で従来の回路に対して顕
著な利点を提供する。
【0003】IR2155は従来の安定制御回路に対し
て広範な改良を提供しているが、開ループ・システムで
ある。更に、プログラム可能な予熱または寿命機能を有
しておらず、ランプ・フォールト、過温保護、または調
光制御も有していない。
【0004】
【発明の要約】本発明は一方が「低位側スイッチ」と呼
ばれ他方が「高位側スイッチ」と呼ばれる二つのスイッ
チがトーテムポールまたは半ブリッジ構造で接続されて
いる電力MOSFETまたはIGBTなどの2個のMO
Sゲート電力半導体を駆動できるような新規なモノリシ
ック電子安定制御ICを提供する。有利にも、本発明は
プログラム可能な予熱時間および電流、プログラム可能
な寿命保護、ランプ・フォールト保護、過温保護を提供
する。
【0005】本発明の第1の実施例は多ランプ構成を目
的とした閉ループ安定制御ICで、3つの電流検出入力
とプログラム可能なランプ電力を備える。本発明の本実
施例の安定制御ICは1本、2本(並列または直列)、
3本(並列)、または4本(直並列)のランプを駆動で
きる。本実施例では調光が可能だが、超低光量レベル
(−10%)まで落すのはランプ製造上の許容範囲から
推奨されない。
【0006】本発明における閉ループ制御は位相制御に
より、または、さらに詳しくは、蛍光ランプを駆動する
共振型出力段付近のフェーズ・ロック・ループ(PL
L)により実現される。多数のランプを調整する場合、
電力を多く消費するランプがマスターとなり、これによ
り寿命検出と安定器シャットダウンが簡単に出来る。
【0007】本発明の第2の実施例は第1の実施例と同
様のアーキテクチャを有しており、調光して低い光量レ
ベルまで下げられるようにある程度の変更が行なわれて
いる。第2の実施例はアナログ制御用調光インタフェー
ス、ランプ輝度0から5VDC、最小および最大輝度設
定を含む。これにより特定の種類のランプの調光範囲
を、たとえば10%から100%輝度まで変更できるよ
うになり、0ボルトが10%に対応し5Vが100%に
対応する。本発明の第2の実施例は一つの電流検出入力
だけ有し、これによって1本または2本(直列)のラン
プを駆動できる。
【0008】第1と第2の実施例双方とも、VCO、プ
ログラム可能な予熱時間、プログラム可能な予熱電流、
過電流保護、追加のシャットダウン入力、および完全な
高位側および低位側半ブリッジ駆動回路を含む。
【0009】本発明のその他の特徴および利点は添付の
図面を参照する本発明の以下の説明から明らかになろ
う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下は本発明の安定IC制御装置
の2つの実施例のアーキテクチャ全体の詳細な機能的説
明である。
【0011】第1の実施例は多ランプ構成に適した安定
制御ICである。第2の実施例は低光量レベル調光に特
に好適な安定制御ICである。
【0012】まず図1および図2を参照すると、それぞ
れ本発明の第1と第2の実施例の閉ループ安定ICにつ
いて代表的な接続模式図が図示してある。各々の場合
で、安定ICは「トーテムポール」すなわち半ブリッジ
回路で接続された2個の電力MOSFETまたはIGB
T20および21を制御する。電力MOSFET/IG
BT20と21は、本発明の安定制御ICによって駆動
され、後述するピンHOとLoからのゲート信号を介し
て交互に導通する。
【0013】MOSFET/IGBT20および21に
よって供給される電力で駆動される出力回路は、少なく
とも1本のガス放電管、代表的には蛍光ランプ24を含
み、これはキャパシタ26と並列に、かつ、インダクタ
28と直列に接続されて通常のランプ共振回路を形成す
る。
【0014】本発明の2つの実施例の各々のアーキテク
チャ全体の説明を以下に提供し、その後に各々の実施例
における個々の回路ブロックの詳細な説明を行なう。
【0015】アーキテクチャ全体 − 第1の実施例 図1において参照番号30で識別される本発明の第1の
実施例の安定駆動ICは、16ピンDIPまたはSOI
Cパッケージに内蔵され、以下のようなピン配置を有す
る: VCC − 論理および内部ゲート駆動供給電圧。1
5.6V内部ツェナーダイオードがVCCとGNDの間
の電圧をクランプする。公称立ち上がりおよび立ち下が
り過小電圧ロックアウト閾値はそれぞれTBDとTBD
である。ICが過小電圧ロックアウト・モードに入った
場合、総静止電流は代表的には150μA未満で、高電
圧スタートアップ抵抗の電力消費要件を減少させる。V
CCは低ESR/ESLキャパシタで出来るだけIC端
子に近くなるようにGNDへバイパスさせるべきであ
る。このバイパス・キャパシタの値についての経験則と
しては、その最小値を駆動しようとする電力トランジス
タの総入力キャパシタンス(Ciss)の値の少なくと
も2500倍に保持する。
【0016】IREF − 基準電流設定。外部抵抗が
ICのすべてのプログラム可能な入力について内部電流
基準を設定する。
【0017】TPH − 予熱タイミング・ピン。内部
基準電流が4V閾値まで外部キャパシタを充電すること
で予熱時間を決定する。
【0018】IPH − 予熱電流設定。外部抵抗を通
る内部基準電流が閉ループ・ピーク予熱電流調整の基準
を設定する。
【0019】VCO − 電圧制御発振回路入力。外部
キャパシタが予熱電流とランプ電力調整についての点灯
ランプ時間およびループ補償を設定する。
【0020】PLAMP − ランプ電力設定。外部抵
抗を通る内部基準電流が閉ループ・ランプ電力調整の基
準を設定する。
【0021】EOL − 寿命設定。外部抵抗を通る内
部基準電流が寿命時にランプ電圧において最大限許容さ
れる増分に対応する最大VCO周波数シャットダウン閾
値を設定する。動作時間と共にランプ電圧が増加する
と、調整ループは、最大設定を超えて半ブリッジ回路が
停止するまで、周波数を増加させてランプにおける一定
電力を維持する。
【0022】COM IC − 電力および信号アー
ス。低電力制御回路および低位側ゲート駆動回路出力段
のアース双方がこのピンに戻る。COMピンは単一の独
立した配線を用いて低位側電力MOSFETのソースに
接続し検出タイミング・コンポーネント電流に干渉する
大電流アース・ループの可能性を回避する。更に、タイ
ミング・コンポーネントおよびVCCデカップリング・
キャパシタのアース復帰パスは直接IC COMピンへ
接続し、基板上のその他のアース線への独立した配線ま
たはジャンパを経由しない。
【0023】VB − 高位側ゲート駆動浮動給電。こ
れは高位側レベルシフトおよびゲート駆動論理回路のた
めの電力供給ピンである。通常の場合VCCからの簡単
なチャージポンプを用いて高位側回路へ電力を供給す
る。高電圧高速復帰ダイオード(いわゆるブートストラ
ップ・ダイオード)をVCC(アノード)とVB(カソ
ード)の間に接続し、またキャパシタ(いわゆるブート
ストラップ・キャパシタ)をVBとVSピンの間に接続
する。低位側電力MOSFETまたはIGBTがオンの
時、ブートストラップ・キャパシタはブートストラップ
・ダイオードを用いてVCCからCOMへのデカップリ
ング・キャパシタから充電される。高位側電力MOSF
ETまたはIGBTがオンになると、ブートストラップ
・ダイオードに逆バイアスがかかり、VBノードは高位
側電力MOSFETまたはIGBTのソース電位以上に
浮遊する。VBは低ESR/ESLキャパシタでICピ
ンに出来るだけ近くなるようにVSへバイアスすべきで
ある。このキャパシタの値についての経験値としては、
その最小値を駆動しようとする電力トランジスタの総入
力キャパシタンス(Ciss)の少なくとも50倍に維
持する。
【0024】HO − 高位側ゲート駆動出力。このピ
ンは高位側電力MOSFETまたはIGBTのゲートへ
接続される。半ブリッジの出力に存在する高dV/dt
状態のため電力トランジスタ・ミラー電流が(即ちゲー
トからドレインへの電流が)0.5Aを超える場合、ゲ
ート抵抗を使用して電力段からICをバッファすること
が推奨される。
【0025】VS − 高電圧浮動供給復帰。高位側ゲ
ート駆動回路および論理回路がこのピンに戻る。VSピ
ンは高位側電力MOSFETまたはIGBTのソースへ
直接接続すべきである。さらに、半ブリッジ出力トラン
ジスタは相互に出来るだけ近くなるように配置し、これ
らの間の直列インダクタンスを最小限に押えるべきであ
る。
【0026】LO − 低位側ゲート駆動出力。このピ
ンは低位側電力MOSFETまたはIGBTのゲートへ
接続される。半ブリッジの出力に存在する高dV/dt
条件のため電力トランジスタ・ミラー電流が(即ちゲー
トからドレインへの電流が)0.5Aを超える場合、ゲ
ート抵抗を使用して電力段からICをバッファすること
が推奨される。
【0027】CS1 − 汎用電流検出入力。外部検出
抵抗を通って流れHOまたはLOゲート駆動出力のオン
時間の間にプラスになっている負荷電流により発生する
電圧を検出する。ランプの存在を検出するための低位閾
値と電流限界を検出するための高位閾値を持つコンパレ
ータも含む。また予熱電流調整のためとランプ電力調整
のための電流検出も実行する。
【0028】CS2 − 第2電流検出入力。外部検出
抵抗を通って流れHOゲート駆動出力のオン時間の間に
プラスになっている負荷電流により発生する電圧を検出
する。ランプの存在を検出するための低位閾値と電流限
界を検出するための高位閾値を持つウィンドウ・コンパ
レータを含む。
【0029】CS3 − 第3電流検出入力。外部検出
抵抗を通って流れHOゲート駆動出力のオン時間の間に
プラスになっている負荷電流により発生する電圧を検出
する。ランプの存在を検出するための低位閾値と電流限
界のための高位閾値を持つウィンドウ・コンパレータを
含む。
【0030】SD − シャットダウン・ピン。このピ
ンは半ブリッジ駆動回路を停止させ、またゲート駆動出
力HOおよびLOを両方ともオフにし(アクティブ・ロ
ー)、安定IC制御装置を省電力モードにするために使
用される。立ち上がりシャットダウン・ピン閾値電圧は
2.5Vであり、約0.1Vのヒステリシスを含んでお
り耐雑音性を増加させている。シャットダウン機能はラ
ッチされず、SDコンパレータの出力がCSラッチをリ
セットするので、SDピン電圧が入力閾値以下に復帰す
るとICは予熱シーケンスを再開する。
【0031】ここで図3を参照すると、安定IC30の
アーキテクチャ全体のブロック図が図示してある。動作
において、電圧制御発振回路(VCO)32が半ブリッ
ジ駆動回路の動作周波数を設定する。VCO32の入力
にかかる電圧は「調整」ブロック34で調節され、この
ブロックは基準位相と共振ランプ出力段の一つのインダ
クタ電流の位相との間の誤差にしたがってVCO32の
入力にあるキャパシタ(図示せず)へ電流を供給または
分流する。インダクタ電流は、(図2の代表的な接続図
に図示してあるように)電流検出入力の(CS1、CS
2、またはCS3)の一つで、ランプ・フィラメントと
アースの間、および/または低位側半ブリッジMOSF
ET21とアースの間に検出抵抗(RCS)36を挿入
することにより発生する電圧によって検出される。この
電圧のゼロ交差で位相を判定し、これが位相制御ブロッ
ク38へフィードバックされ、ここで基準位相から減算
されて調整用にERRORパルスを発生する。
【0032】予熱中(通常の予熱、点灯、および動作状
態を示す図4タイミング図を参照のこと)、調整ブロッ
ク34はプログラム可能な予熱電流基準入力IPHに対
してサイクル毎ピーク負荷電流を調整するために使用す
る。予熱論理はブロック40に含まれる―予熱時間はピ
ンTPHで外部キャパシタを充電する内部電流により発
生する線形ランピング電圧(linear ramping voltage)に
よって決定される。ランプが点灯しない場合、安定器は
図5のタイミング図に図示してあるように動作停止す
る。
【0033】ランプ電力は、ピンPLAMPで外部抵抗
を通って流れる内部電流によって発生し、位相制御ブロ
ック38での基準位相を設定する電圧で設定される。ピ
ンEOLで外部抵抗を通る内部電流が電圧を発生し、こ
れがVCO電圧と比較された場合に、最大周波数シャッ
トダウンをプログラムする。ランプの1本または2本以
上が保護論理40によって検出されるように寿命に達し
た場合、位相制御ブロック38が周波数を増加させて最
大周波数FMAXに達し安定器が安全にシャットダウン
されるまで電力を一定に保とうとする。
【0034】シャットダウン・ピンSDは論理入力外部
シャットダウン・オプションを提供する。このピンが2
ボルト以上に引き上げられると、安定器は「ラッチされ
ない」状態でオフに保持される。また2ボルト以下に引
き下げられると、予熱シーケンスが予熱論理42を介し
てリセットされ、安定器がまた始動する。これによっ
て、入力主電圧を安定器へリサイクルすることなく、ラ
ンプの着脱によりフォールト状態が発生した後で安定器
の自動再起動が出来るようになる。
【0035】図6〜図9は本発明の第1の実施例の安定
制御ICでの各種多ランプ構成を示す―図6は2並列構
成、図7は2直列構成、図8は3並列構成、図9は直並
列構成である。多ランプ構成での検出抵抗RCS1〜R
CS3はランプ・カソードとアースの間に配置される。
同様に、図1の単ランプ構成でのRCS36をこの別の
位置に挿入しても良い。
【0036】多ランプ構成において、1本のランプを取
り外すか、またはフィラメントが断線した場合、他のラ
ンプは動作し続ける。ランプを交換し動作中に挿入しな
おした場合、安定器はシャットダウンして予熱シーケン
スがリセットされ、全部のランプが予熱されて再点灯す
る。
【0037】本発明の安定制御ICは、回路ブロック4
4に図示してあるように、省電力スタートアップ、ツェ
ナー・クランプVCC、過温シャットダウン、過小電圧
ロックアウトも含む。過小電圧ロックアウト(UVL
O)は雑音ヒステリシスおよびオフライン給電を点灯お
よび消灯閾値に提供する。
【0038】アーキテクチャ全体 − 第2の実施例 本発明の安定IC制御装置の第2の実施例のアーキテク
チャ全体は、調光して超低光量レベルまで下げる業務用
に特に設計されている点で、第1の実施例と異なってい
る。
【0039】図2に図示してあり参照番号50で識別さ
れる第2の実施例のチップは、第1の実施例と同一の多
くのピン配置を有しており、調光機能に関連して次の点
で異なっている。
【0040】VCO − 電圧制御発振回路入力。外部
キャパシタが点灯ランプ時間と予熱電流調整のループ補
償だけでなく、調光のための位相制御も設定する。
【0041】DIM − 調光制御入力。ランプ電力設
定に対応する0〜5VDC外部制御電圧。
【0042】MAX − 最大ランプ電力。外部抵抗を
通る内部基準電流が5VDC調光制御入力電圧に対応す
る最大ランプ電力を設定する。
【0043】MIN − 最小ランプ電力。外部抵抗を
通る内部基準電流が0VDC調光制御入力電圧に対応す
る最小ランプ電力を設定する。
【0044】CS − 電流検出入力。外部検出抵抗を
通って流れ、LOゲート駆動出力のオン時間の間にプラ
スになっている負荷電流で発生する電圧を検出する。電
流限界のための高位閾値のあるコンパレータを含む。ま
た予熱電流調整のためと位相制御(調光)のために電流
検出を行なう。
【0045】FB − ループ補償。調光中の安定した
フィードバックループのための外部補償ネットワーク。
ピンFBとピンVCOの間の抵抗は500Ω〜10KΩ
の間の値を有する。
【0046】図10に図示してある本発明の第2の実施
例のブロック図をここで参照すると、最小および最大調
節によるランプ輝度の0〜5VDCアナログ制御ができ
る調光インタフェース52が提供される。どの輝度設定
でもランプ点灯をシミュレートするため、点灯検出ブロ
ック54はランプ点灯を表わすインダクタ電流(ピンC
Sで低位側半ブリッジMOSFETのソースで測定す
る)の位相変化を検出する。これが調整ブロック16に
対して、ランプがうまく点灯したことを伝え、ループを
閉じ調光インタフェース52によって生成された基準位
相に対するインダクタ電流の位相を調整させる。
【0047】ランプのイオン化時間が一定である(−1
ms)ため、ランプはループほど速く応答できず、その
ためVCO電圧のオーバシュートが発生し、これにより
ランプが点灯直後に消灯することがある。これを防止す
るため、内部スイッチS1を設けてDIM入力をTPH
ピンに接続し、点灯中に4から5ボルトの間にランプア
ップさせる。
【0048】図2の代表的な接続図ならびに図11,図
12のタイミング図(それぞれ通常動作とランプが点灯
に失敗した場合の動作を示す)を参照してさらに詳しく
説明すると、ピンTPHに接続してあるキャパシタ58
が予熱中に内部電流供給源を介して充電する。キャパシ
タ58にかかる電圧が4Vの内部閾値に達した時点で、
予熱が終了する。図11の参照を続けると、キャパシタ
58は4Vを超えて充電を続け、ランプが点灯し、点灯
検出ブロック54が点灯を検出する。この時点で、チッ
プの回路がスイッチS1(図10)を閉じ、DIMピン
の電圧はユーザが設定した電圧までキャパシタ58と抵
抗56の値で決定される指数関数レートで放電する。し
たがってキャパシタ58と抵抗56によって形成される
時定数はプログラム可能であり、異なるランプ種類で点
灯から調光設定までの「遷移」時間を設計者が調節でき
るようになる。キャパシタ58は代表的には最大値1μ
Fを有しまた抵抗56は所望する遷移時間によって1K
Ω〜100KΩの間の代表値を有する。
【0049】図3および図10のブロック図に図示した
顕著な回路ブロックの詳細な説明を以下に提供する。
【0050】1.過電流保護回路 電子安定器ランプ共振出力段において過剰で危険な高電
圧が蛍光ランプに現われるのを防止するため何らかの形
の電流制限を有する必要がある。高電圧は動作停止した
ランプ(カソードは無傷だがガスがないか管体が破損し
た)を点灯させようとすることで発生する場合がある。
これらの電圧と関連する電流は、器具のランプ・ソケッ
トからランプを取り外すまたは挿入する際に蛍光ランプ
に触る人に対して有害で、また安定器のランプ共振出力
段を含む電力コンポーネントの絶対最大電圧および電流
定格を超過することもある。
【0051】本発明の双方の実施例は保護論理ブロック
40内部で生成される内部閾値によって定義される過電
流保護を有している。保護はピンCS(第1の実施例で
はピンCS1、CS2、CS3)を介して低抵抗外部電
流検出抵抗の両端に発生する電圧と内部閾値とを比較す
る。外部電流検出抵抗RCSは(たとえば図1と図2に
図示してあるように)低位側半ブリッジ・スイッチとア
ースの間に配置されるか、または(たとえば図6および
図8に図示してあるように)低位側ランプ・フィラメン
トとアースの間に配置される。
【0052】検出抵抗RCSの両端にかかる電圧が内部
閾値を超える場合、ピーク出力電流は第1に、位相制御
38への信号を介して閾値を超える度にVCOキャパシ
タへ電流パルスを注入することにより、閾値に調整また
は制限される。(VCOが動作するように設計されてい
る方向が任意である、―即ち、VCOキャパシタが電流
パルスによって充電されるのではなく、放電されるよう
に回路が設計できることには注意する)。これはピンT
PH電圧が5Vに充電されるまで続き、ランプを点灯さ
せることができる。次に閾値を超えた時には、安定IC
はラッチオフされ、半ブリッジ・スイッチが3状態にな
り、安定器をシャットダウンする。
【0053】SDピンまたはVCCにかかる電圧のサイ
クリングでICをリセットし、予熱シーケンスをもう一
度開始させる。動作中または調光中、過電流閾値を用い
て、ランプを取り外した場合に発生することがあり、ラ
ンプ存在検出回路の後述の部分で更に詳細に説明するよ
うに、半ブリッジにおける非ゼロ電圧を検出することが
出来る。
【0054】本発明の過電流保護回路は、電流の検出、
基準閾値に対する電流の調整、および半ブリッジ・スイ
ッチの3状態化を坦務するもので、図15に図示してあ
り、これに対応するタイミング図が図14(A)の適当
な負荷電流と整列させて図14(B)に図示してある。
共振出力段(図13)の転移機能のボード線図は、電流
限界と併せて、安定器の動作点を示す。図13に図示し
てあるように、電流は半ブリッジ・スイッチが3状態
(両方ともオフ)になる前の一定時間にわたって閾値に
制限される。安定器がシャットダウンするまでのある程
度の時間にわたって電流を維持することでランプに点灯
する時間を与えられる。
【0055】図15をもう一度参照して、過電流保護回
路についてここで詳細に説明する。本回路はRCS両端
にかかる総負荷電流に比例した電圧と一定の閾値VIMAX
を比較する。VRCS がVIMAXを超える場合、COMP1
(FB)の出力は高値になりスイッチS1へパルスを送
出する。これによってS1が閉じ、電流供給源Ilから
キャパシタCVCO へ電流を充電することが出来る。した
がってCVCO にかかる電流は増加し、これによりランプ
共振段(VS)を駆動する半ブリッジ信号の出力周波数
も増加する。これによりQの高い伝達関数(図13)に
沿って動作点は右に移動し、総負荷電流は最大限界以下
に減少する。
【0056】スイッチS1がもう一度開くと、電流供給
源I2がCVCO を放電させることで周波数を減少させ、
また限界を超えるまで負荷電流(Il)をもう一度増加
させる。この、電流を制限させる「そっと押す(nudgin
g )」効果は、CPH(VCPH )にかかる電圧が閾値V
OCENに達するまで続き、COMP2(3状態)の出力が
高値になり半ブリッジ駆動回路が停止して半ブリッジ・
トランジスタ・スイッチ20および21が3状態となる
(両方ともオフ)。
【0057】同じ回路がランプ・フィラメントを通って
流れるピーク予熱電流を調整するために用いられる。ピ
ーク電流基準閾値はスイッチS2を介して最初にはV
IPH (図15)へ接続されており、キャパシタCPHに
かかる電圧が閾値電圧VOCP を超えるまでこの値に総ピ
ーク負荷電流を調整している。この時点で、予熱期間が
終了し(図14(A)および図14(B)を参照)、コ
ンパレータCOMP3の出力がスイッチS2を「高位」
ポジションへ(S2では「1」として示してある)動か
し、調整閾値をもっと高い値VIMAXへシフトする。電流
供給源I2は線形的にキャパシタCVCO を放電させ、ラ
ンプがうまく点灯するまで、またはVIMAXに達するまで
のどちらかでQの高い共振出力段(図13)の共振周波
数に向かって周波数をランプ状に減少させる。図16は
図15の過電流制御回路のタイミング図である。
【0058】本発明の第1の実施例は高位側閾値だけで
はなく、200mVの低位側閾値も含み、これを用いて
共振動作付近またはそれ以下および動作中のランプ挿入
を検出している。
【0059】2.ランプ存在検出回路 本発明の両方の実施例は、(1)蛍光ランプ(または蛍
光ランプ群)がスタートアップ前にランプ共振回路に挿
入されたか、また(2)蛍光ランプが安定器動作中に取
り外されたか、を検出するためのランプ存在検出回路を
含む。この回路は安定器の損傷、特にランプがない状態
で安定器が動作し続けた場合に発生することのあるMO
SFET/IGBT20および21の損傷を防止する。
損傷は緩衝キャパシタ(snubber capacitor) 64(図1
および図2参照)の充電または放電から発生する大電流
によって起こる。ランプがない場合、キャパシタ64の
電流方向を反転する負荷電流がなく、また非ゼロ電圧切
り替え状態がMOSFET/IGBT20および21に
発生し、これによってMOSFET/IGBT20およ
び21の最終的な熱破壊が発生する。
【0060】本発明のランプ存在検出回路は、保護論理
ブロック40内部に含まれており、半ブリッジの低位側
MOSFET/IGBT21のソースと直列に配置され
ピーク電流検出に関連してすでに説明したのと同じ検出
抵抗RCSを使用する。抵抗RCSを通って流れる電流
は、MOSFET/IGBT21の投入時に発生する大
電流「スパイク」("spikes")を除けば、ランプを挿入せ
ずに半ブリッジが動作している場合にはゼロになる。
【0061】半ブリッジが動作している間にランプが挿
入された場合、電流はMOSFET/IGBT21がオ
ンの時にだけ存在する抵抗RCSを通って流れ、総ラン
プ回路電流(IL1)の部分的に線形な部分であり、また
総ランプ回路電流(IL1)から90度位相シフトしてい
る(図18参照)。抵抗RCS両端に得られた電圧は直
流閾値電圧「th」(COMP1)(図17)と比較さ
れ、RCSにかかる電圧が「Vth」より大きければ出
力がデジタル「高値」になりRCSにかかる電圧が「V
th」より小さければデジタル「低値」になる。
【0062】ゆっくりとした電流の立ち上がり端が測定
されるため、抵抗RCS両端にかかる電圧が“Vth”
を越えはじめる時にコンパレータ出力が「チャタリン
グ」することが考えられる。この「チャタリング」また
はその他の何らかの望ましくない信号、たとえば投入
「スパイク」や測定点(RCSにかかる電圧)に存在し
得る高周波大電流雑音などを防止するため、コンパレー
タCOMP1の出力をMOSFET M2のターンオフ
縁と同期させる。これはD型フリップフロップ(DFF
1、図17)で実現され、フリップフロップのクロック
信号(CLK2)はプラスに向かう縁がMOSFET/
IGBT21のゲートからソースへの電圧のマイナスに
向かう縁を発生する駆動回路論理の制御信号(信号「L
O」として図18に示してある)で、MOSFET/I
GBT21のターンオフを表わす。言い換えれば、MO
SFET/IGBT21が「オフ」になる直前に測定を
行なう。CLK2信号から実際のMOSFET/IGB
T21のターンオフまでの伝播遅延によってDFF1
(またはCOMP1の出力)をクロックするのに必要と
される時間が得られ、一方で考えられるあらゆるターン
オフ干渉から影響されない。
【0063】DFF1の出力(LAMPIN)は、ラン
プが取り付けられているとデジタル「高値」に、ランプ
が外されているとデジタル「低値」になり、バースト論
理ブロック(図17)への入力となる。バースト論理ブ
ロックは更に詳細に図19に回路を図示してある。この
バースト論理ブロックはタイマー・ブロックへ「スター
ト」および「リセット」信号を出力し、タイマー・ブロ
ックがさらに駆動回路論理ブロックへ信号「イネーブ
ル」('Enable')を出力する。バースト論理およびタイマ
ーは、約16Hzのインターバルが達成されるまで
【0064】
【外1】
【0065】が5回分周されるように相互に機能する。
この時点で、「イネーブル」は「高値」になり、駆動回
路論理に半ブリッジ駆動回路を駆動させさらにはMOS
FET/IGBT20および21を駆動することが出来
るようになる。信号「CLK1」の次の縁(約250H
z後)で、「Setdet」が「高値」になり、バース
ト論理に「Lampin」を読み込むように指示する。
「Lampin」が「高値」の場合、ランプ存在が検出
されシステムは動作を続ける。「スタート」信号は「高
値」になり「Setdet」と「イネーブル」信号を両
方とも「高値」にラッチしてタイマー・ブロックの予熱
インターバルが開始する(タイマー回路については図2
0参照)。「Setdet」信号が「高値」なる時に
「Lampin」が逆に「低値」であれば、「リセッ
ト」信号が高値になってタイマーをリセットする。タイ
マーがリセットされると「イネーブル」が「低値」にな
り半ブリッジ駆動回路がオフになるので、MOSFET
/IGBT20および21をオフにする。「イネーブ
ル」が「低値」になると、「Setdet」のラッチも
開放するので、これも低値になる。
【0066】「Setdet」が低値になる場合、「リ
セット」も低値になり、16Hzのインターバルがもう
一度達成され「Lampin」を読み込むまでタイマー
はカウントをもう一度開始する。この、待機−イネーブ
ル−測定−待機の「バースト」モード処理はランプが挿
入されるまで続く。更に、ランプが検出された時には
「Setdet」が「高値」にラッチされるため、動作
中のどの時点でもランプを取り外して「Lampin」
信号が「低値」になると「イネーブル」が「低値」にな
ってMOSFET/IGBT20および21はオフにな
り、「バースト」モードが始まる。
【0067】ランプ共振回路においてランプ・カソード
が直列接続してあるため、カソードのどちらか(または
両方)が動作中に断線した場合、ランプ存在検出回路は
「Lampin」信号を「低値」として読み込み、新し
いランプが挿入されるまでバーストモードに入る。更
に、「整流作用」として知られているランプの寿命現象
が発生し、一方のカソードが断線しているが他方のカソ
ードが放射し続けている場合、抵抗「RCS」を流れる
電流は非対称で「Vth」以下になるので、MOSFE
T/IGBT20および21がオフになりシステムはバ
ーストモードに移行する。
【0068】3.多ランプ存在検出回路 多蛍光ランプを駆動するのに適した本発明の安定駆動I
Cの第1の実施例は有利にも多ランプ存在検出回路を含
む。
【0069】多ランプ存在検出回路はここのランプ各々
の存在を検出してそれらの一つにおけるランプ電力を調
整する。調整済みランプが動作中に取り外された場合、
回路は次に利用できるランプを探して調整する。取り外
されたランプが動作中に再挿入された場合、安定制御回
路は半ブリッジ・トランジスタ・スイッチ20および2
1を停止させ、再開する前に予熱シーケンスをリセット
する。全てのランプがランプ共振出力回路から取り外さ
れた場合(図6〜図9参照)、半ブリッジ駆動回路30
が停止し半ブリッジ・スイッチ20および21が両方と
もオフになる。
【0070】図22を参照すると(この図は図8の3並
列ランプ構成に対応する)、検出抵抗(RCS1、RC
S2、RCS3)は各々のランプ・フィラメントとアー
スの間に配置されて各々のランプ共振回路の総電流を検
出する。いずれかのランプ・フィラメントが取り外され
た場合にはそのパスにある検出抵抗にかかる電圧
RCS1、VRCS2、VRCS3がゼロになる。各々の電流検出
入力と低閾値電圧(Vth1 )をコンパレータ70,7
1,72で比較し、D型フリップフロップ73,74,
75をHIN(図23の回路図と図24および図25の
タイミング図を参照)でクロックすることによりゲート
駆動信号HOが高位側半ブリッジ・スイッチ20をオフ
にする直前に測定することにより、各々のランプ共振回
路の回路が完全であり、したがって全てのランプ・カソ
ードが無傷であり回路に挿入されていることを表わす信
号が生成される。
【0071】上位側半ブリッジ・スイッチ20がオフに
なる時に各々の検出抵抗を通って電流が流れる方向がピ
ークにあるので各々の電流検出入力はHINでクロック
される。これはスイッチング期間の間の他の時刻に存在
するかも知れないその他の全ての望ましくない電流スパ
イクおよび/または雑音を抑圧する。
【0072】D型フリップフロップ73,74,75か
らのQ出力は互いに(NORゲート76で)NORが取
られて信号LMPNを形成し、この信号はすべてのラン
プ共振回路が完全な回路を有していない(すべてのラン
プが取り外されているか、または、すべてのランプが破
損したカソードを有する)場合にのみ「高値」になり、
安定制御は半ブリッジ・スイッチ20および21をオフ
にラッチする。単一のランプが取り外されて再挿入され
た場合、ランプが再挿入された時点で適当なパルス・ジ
ェネレータがリセット・パルスLIDO(動作中ランプ
挿入:Lamp Inserted During Operation)を与え安定制
御は半ブリッジ・スイッチをオフにし、予熱シーケンス
をリセットし、安定制御を再起動する。これは挿入され
たランプの「ハード点灯」を防止するためと、ランプが
再挿入された時に形成されたQの高い直列LC回路の共
振周波数より動作周波数が低い結果として半ブリッジ・
トランジスタ・スイッチ20および21が損傷する可能
性を防止するためである。
【0073】ランプ電力調整として、総負荷電流のゼロ
交差(ZX)が良好なランプを挿入したランプ共振回路
の一つから要求される。調整しつつあるランプが取り外
された場合、ランプの存在を表わす信号によって(即ち
D型フリップフロップ73,74によって)制御される
電圧制御スイッチ(S1およびS2)が「ランプ検索回
路」を形成し、この回路は排除処理を用いて調整するた
めに次に利用可能なランプを見つけ出す。全てのランプ
が存在している場合には、CS1に接続されたランプが
調整される。CS1にランプが接続されていない場合に
は、CS2のゼロ交差が調整される。CS1とCS2の
両方にランプが接続されていない場合には、CS3のゼ
ロ交差を調整する(以下の真理値表を参照):
【0074】
【表1】
【0075】スイッチS1とS2を図26(A)に図示
したように3入力ORゲートで置き換えることが可能で
ある。この構造では、半ブリッジ電圧に関して最小限の
位相シフトによる共振出力段ランプの位相測定(ゼロ交
差検出)は信号ZXのパルス幅を判定する(図26
(B)参照)。これは、もっとも電力を多く消費するラ
ンプがマスターとなって調整される一方で、他のランプ
はスレーブとなってこれに従属することを表わしてい
る。これによってマスター・ランプが取り外された場合
に次に利用できるランプへジャンプする必要が排除され
回路が簡略化される。
【0076】4.予熱電流制御回路 蛍光ランプ寿命を長くする鍵がランプを点灯する前に正
しい放射温度までランプ・カソードを正しく予熱するこ
とであることが周知になっている。これは通常、回路が
ランプ・カソードを通って流れる所望の電流に対応する
周波数で駆動されるような在来の共振回路(図27)に
より実現されている。この電流は、
【0077】
【外2】
【0078】にわたって流れる。この周波数は他の回路
コンポーネントたとえば共振インダクタ(L)または共
振キャパシタ(C)での許容範囲とは無関係に固定され
ているのが普通である。そのため大量の安定器を製造す
る場合、コンポーネント許容範囲を考慮するようにまた
全ての販売される安定器で長いランプ寿命が得られるこ
とを補償するように予熱周波数設定に微調整を行なわな
ければならない。
【0079】微調整の時間のかかる手順を回避するに
は、予熱周波数を連続的に調整しつつ予熱電流を一定に
維持する閉ループ方式を用いることができる。さらに、
ループを閉じることで厳しい許容範囲仕様を要求する開
ループ回路より大きな許容範囲で簡単な発振回路が出来
る。
【0080】ループを閉じるには、カソード電流の測定
値を「フィードバック」しこれを電流設定または「基
準」に対して比較することが必要である。結果は一般に
「誤差」と呼ばれ、これを用いて基準がフィードバック
と等しくなり誤差がゼロになるまでシステムを調節す
る。システムは外部的な影響たとえばコンポーネントの
許容範囲、電圧変動や温度などに依存しなくなる。
【0081】本発明の電子安定器用の閉ループ予熱電流
制御回路(本発明の両方の実施例で使用されている)は
前述した同一の古典的アプローチを使用しているが、本
実施および制御回路は新規かつユニークである。予熱カ
ソード電流はRCS両端の電圧降下(VFB)としてMO
SFET/IGBT21のソースで検出される(図28
参照)。この信号は総ランプ共振回路電流(IL )で、
共振回路を通って流れる電流(IL )の方向に対する検
出抵抗RCSを通って流れる電流の方向のために90度
だけ位相がシフトしている(図29)。
【0082】電圧VFBをコンパレータ「COMP1」を
通る基準電圧「REF」と比較し、出力「ERROR」
は「VFB」と「REF」の間の関連誤差である。得られ
た関連誤差「パルス」である「ERROR」は、定電流
源CHARGEとIREF DISCHARGEによりキャ
パシタC2を充電または放電する(「VFB」が大きいか
または小さいかによって変化する)でMOSFET78
および79から構成される増幅器を駆動する。キャパシ
タC2に得られた電圧「VVCO 」は、一定のデューティ
・サイクル(duty cycle)50%の時に「VFB」が「RE
F」より大きいかまたは小さいかによって、電圧制御発
振回路をもっと高いまたはもっと低い周波数に調節す
る。
【0083】得られた信号を用いて所望の周波数で「半
ブリッジ駆動回路」を駆動し、この回路がMOSFET
/IGBT20および21を駆動する。得られた高電圧
方形波電圧「VS」(図29)はランプ共振出力回路へ
の入力となり、この回路は電圧「VS」の周波数および
振幅の関数である電流を出力する。
【0084】注意すべき重要なことは、総ランプ共振回
路電流(IL )がランプ・カソードおよびキャパシタC
(図28)を流れる電流に等しいことである。これは、
予熱中に、ランプがまだ点灯しておらず回路は低ダンプ
直列RCL構成で、ランプ・カソードがLおよびCと直
列に接続されていることによる。
【0085】電流を調整するもっと古典的なアプローチ
はトランスで負荷における電流を検出し、出力を全波整
流し、整流した電圧をローパスフィルタに通して電流の
直流電圧表現を得ることであろう。限定されたバンド幅
の誤差増幅器および任意の補償ネットワークを介して、
この直流電圧を直流基準電圧に加算する。得られた誤差
がVCOを調整する。しかしこの方法はコンポーネント
点数が多く、トランス電圧の整流(ならびに整流ダイオ
ード両端の電圧降下対温度)が誤差をもたらすことのあ
るような非線形動作である。本発明の電流制御回路は測
定および加算動作を大幅に簡略化し、コンポーネントが
少なく、線形である。
【0086】要約すると、本発明の予熱電流制御回路は
単純に基準誤差への電流を直接時間に変換する。この時
間はどの程度長く定電流がキャパシタへまたはキャパシ
タから流れるかを制御する。キャパシタC2で得られた
電圧はすでに積分された形を取っており、即ち:
【0087】
【数1】
【0088】この全てが、サンプル・コンパレータと、
2個のMOSFETと、2個の電流供給源で実現され、
本発明の集積回路へ容易に実装される。
【0089】5.アナログ調光インタフェース回路 調光可能な電子安定器、たとえば本発明の第2の実施例
などでは、複数安定器で均一な輝度が達成されるように
最小および最大輝度設定を許容可能な許容範囲内にまで
トリム(trim)する必要がある。これは、ランプどうし
の小さな輝度偏差が人間の目で簡単に検出できる低い輝
度レベルで特に必要なことである。
【0090】本発明の調光インタフェース回路はアナロ
グ入力制御電圧を微調整のためのプログラム可能なオフ
セットおよび利得調整でアナログ出力基準電圧へ変換す
る。ある種の蛍光ランプは用途によっては他の蛍光ラン
プより低い光量レベルに調光するため、本発明の調光イ
ンタフェースではあらゆる最小および最大輝度レベル
(またはランプ電力)への汎用微調整を行なって全ての
種類のランプに対応できる。
【0091】本発明の調光インタフェース回路は有利に
も、MINおよびMAX設定の独立制御を提供する。図
30を参照すると、入力電圧はDIMノードにあってオ
ペアンプ80がDIM入力電圧へのマイナス(−)端子
を調整する。RMAX およびQ1がDIM電圧を電流I
DIM =VDIM /RMAX に変換する。RMAX を調節するこ
とでVDIM からIDIM への変換の利得を調節することに
なる。
【0092】第2の電圧制御電流源はオペアンプ81、
Q2、RMIN およびVREF1で与えられる。ここでRMIN
(VREF1一定として)がIMIN の利得を制御する。I
DIM およびIMIN はノードΣで互いに加算されて、数式
を得る:
【0093】
【数2】
【0094】したがって利得およびオフセットの独立制
御が得られる(図31)。
【0095】得られた電流はR3を通って流れる前に
【0096】
【外3】
【0097】集積回路に本発明の回路を実装する際に、
R3が外部抵抗であれば回路は完成し温度の影響による
許容範囲は受け入れられるものとなる。プログラム可能
な抵抗RMAX およびRMIN を除いて電流が全てICに対
して内部的なものであるとすれば、R3の抵抗は温度で
劇的に変化する必要がなく、また、たとえば、追加の単
位利得バッファ(オペアンプ83、Q5、R4)および
電流ミラー(R5、R6、Q6、Q7、およびR7、R
8、Q8、Q9)は更なる変換を実現するように実装で
きる(図2)。
【0098】本発明の回路の新規性は各々が電圧と抵抗
によって制御される2つの独立した電流を加算して、次
の形の終端アナログ関数を形成することにある:
【0099】
【数3】y=ms+b R3がICの内部にあれば、ゼロ温度係数を有する必要
があり終端基準は温度で変化しないことになる。
【0100】本発明はこれの特定の実施例に関連して説
明したが、その他多くの変化および変更ならびにその他
の用途が当該技術の熟練者には明らかになるであろう。
したがって本発明は本明細書の特定の開示によって制限
されるべきではなく、むしろ添付の請求項によって制限
されるのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一ランプ構成における本発明の第1の実施例
の安定IC駆動回路の代表的接続図である。
【図2】単一ランプ構成における本発明の第2の実施例
の安定IC駆動回路の代表的接続図である。
【図3】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例について通常の予熱、点
灯、および動作状態の間に、VCOピンにかかる電圧、
TPHピンにかかる電圧、および負荷電流の包絡線を示
すタイミング図である。
【図5】本発明の第1の実施例について非点灯状態の間
にVCOピンにかかる電圧、TPHピンにかかる電圧、
および負荷電流の包絡線を示すタイミング波形図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例についての多ランプ・フ
ックアップ構成図である。
【図7】本発明の第1の実施例についての多ランプ・フ
ックアップ構成図である。
【図8】本発明の第1の実施例についての多ランプ・フ
ックアップ構成図である。
【図9】本発明の第1の実施例についての多ランプ・フ
ックアップ構成図である。
【図10】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施例について通常の予熱、
点灯、および調光状態の間に、VCOピンにかかる電
圧、TPHピンにかかる電圧、および負荷電流の包絡線
を示すタイミング図である。
【図12】本発明の第2の実施例について非点灯状態の
間にVCOピンにかかる電圧、TPHピンにかかる電
圧、および負荷電流の包絡線を示すタイミング波形図で
ある。
【図13】予熱、点灯、および動作運転状態の間の安定
器出力段の伝達関数のボード線図である。
【図14】図14(A)はランプが点灯しない間の負荷
電流(IL )を示す図であり、図14(B)は本発明の
制御回路の予熱中のタイミング図である。
【図15】本発明の閉ループ過電流制御回路を示す図で
ある。
【図16】本発明の過電流制御回路のタイミング図であ
る。
【図17】本発明のランプ存在検出回路のブロック図で
ある。
【図18】ランプ存在検出回路のタイミング波形図であ
る。
【図19】ランプ存在検出回路のバースト論理について
の回路図と付随する真理値表である。
【図20】ランプ存在検出回路のタイマー回路図を示
す。
【図21】ランプ存在検出回路のタイミング図である。
【図22】3並列ランプ構成と安定駆動回路に関連して
多ランプ存在検出回路を示す模式図である。
【図23】多ランプ検出回路の詳細を示す図である。
【図24】多ランプ存在検出回路のタイミング図であ
る。
【図25】多ランプ存在検出回路のタイミング図である
(図24の続き)。
【図26】図26(A)および図26(B)は2個のス
イッチがORゲートで置き換えられている多ランプ存在
検出回路についての別の回路図とタイミング図を示す。
【図27】従来のランプ共振回路を示す図である。
【図28】本発明の閉ループ予熱電流制御回路を示す図
である。
【図29】本発明の閉ループ予熱電流制御回路のタイミ
ング図を示す。
【図30】本発明のアナログ調光インタフェース回路を
示す図である。
【図31】本発明の調光インタフェース回路の伝達関数
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/070,484 (32)優先日 平成10年1月5日(1998.1.5) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 トーマス ジェイ.リバリッチ アメリカ合衆国 92651 カリフォルニア 州 ラグナ ビーチ サウス コースト ハイウエイ 2470 アパートメント ディ ー Fターム(参考) 3K072 AA02 AB02 AB03 AB04 BA03 DB01 DB03 DC02 DD04 EA01 EA02 EB01 EB05 EB06 GA03 GB12 GC04 HB03 3K098 CC24 CC44 DD22 DD37 DD43 DD46 EE14 EE16 FF14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振電流を供給して蛍光ランプに給電す
    るための半ブリッジ構造に接続してある第1と第2のM
    OSゲート電力トランジスタを駆動するための集積回路
    であって、前記集積回路は前記蛍光ランプに付属する共
    振回路とフェーズ・ロック・ループを形成するための回
    路を含み、前記フェーズ・ロック・ループ回路は、 前記ランプ共振回路を通って流れる電流の位相を決定す
    るための手段と、 前記ランプ共振回路電流の前記位相を調整し、これによ
    ってランプ電力を調整するための手段とを備えることを
    特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路において、前
    記共振回路電流の前記位相は前記集積回路の外部にある
    前記ランプ共振回路の検出抵抗両端での電圧を検出する
    ことにより決定されることを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の集積回路において、前
    記第1と第2のMOSゲート・トランジスタは高位側と
    低位側トランジスタを備え、前記検出抵抗は前記低位側
    トランジスタとアースの間に配置されることを特徴とす
    る集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の集積回路において、前
    記検出抵抗は前記蛍光ランプとアースの間に配置される
    ことを特徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の集積回
    路において、前記集積回路は前記検出抵抗両端の前記電
    圧を基準電圧と比較するためのコンパレータを備える過
    電流保護回路を含むことを特徴とする集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の集積回路において、前
    記集積回路は前記半ブリッジ回路を停止する前に前記ラ
    ンプ共振回路を通って流れる前記電流をあらかじめ定め
    られた時間にわたってあらかじめ定められたレベルに制
    限するための回路を含むことを特徴とする集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項3または請求項4に記載の集積回
    路において、前記集積回路は前記検出抵抗両端の前記電
    圧を基準電圧と比較するためのコンパレータを備えるラ
    ンプ存在検出回路を含み、前記ランプ存在検出回路は: (i) 駆動されているすべての蛍光ランプが、取り外
    されたか、または、破損したカソードを有する場合に前
    記半ブリッジ駆動回路を停止するための手段と、 (ii) 動作中の前記ランプ共振回路へのランプの挿
    入時に前記蛍光ランプの予熱シーケンスをリセットする
    ための手段と、 (iii) 調整されている蛍光ランプが取り外された
    場合に別の蛍光ランプを調整するための手段とを含むこ
    とを特徴とする集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項3または請求項4に記載の集積回
    路において、前記集積回路は前記検出抵抗両端の前記電
    圧を基準電圧と比較するためのコンパレータを備える予
    熱電流制御回路を含むことを特徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の集積回路において、前
    記集積回路はプログラム可能な調光制御回路を含むこと
    を特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の集積回路において、
    前記プログラム可能な調光制御回路は、それぞれが電圧
    と抵抗によって制御される2種類の独立した電流を付加
    して、y=mx+bの形の終端アナログ関数を形成し、
    前記プログラム可能な調光回路により最小および最大蛍
    光ランプ電力設定の独立した抵抗調節ができるようにし
    てあることを特徴とする集積回路。
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